Comments
Description
Transcript
平成24年度当初予算概要
平成24年度当初予算概要 1.一般会計予算額 1,387.2億円(H23 1,396.5) △9.3億円 △0.7% 子ども手当制度変更(△22.0 億円)、教育施設整備の前倒し実施 (△14.7 億円)を勘案すると対前年度の実質伸び率は +2.0% (1)歳入関係 (単位 億円) 24 年度 23 年度 市税収入 501.3 507.0 △5.7 △1.1% 地方交付税 164.4 164.3 +0.1 +0.1% 市債発行額 139.7 133.4 +6.3 +4.7% うち臨時財政対策債 63.5 56.3 +7.2 +12.8% うち通常債 76.2 77.1 △0.9 △1.2% 13.3 5.6 +7.7 +137.5% 8.3 5.0 +3.3 +66.0% 基金繰入金 うち財政調整基金繰入金 ※市債依存度 うち通常債の市債依存度 (2)歳出関係 対前年 伸び率 10.1%(前年度 9.6%) 5.5%(前年度 5.5%) (単位 億円) 24 年度 23 年度 234.4 239.2 △4.8 △2.0% うち退職手当 25.9 25.2 +0.7 +2.9% 退職手当除き 208.5 214.0 △5.5 △2.6% 公債費 150.0 148.6 +1.4 +1.0% 投資的経費 200.5 204.4 △3.9 △1.9% うち補助 107.1 111.2 △4.1 △3.7% うち単独 88.7 89.2 △0.5 △0.5% 人件費 対前年 伸び率 ※(1)(2)表は、億円単位であることから、適宜端数調整しています (3)基金残高、市債残高(24 年度末見込) ・財政調整基金 80.3 億円 ( 23 88.6 億円) △8.3 億円 ・基金合計 156.3 億円 ( 23 173.9 億円) △17.6 億円 ・市債残高 1,436.3 億円 ( 23 1,424.1 億円) +12.2 億円 うち通常債 987.2 億円 ( 23 1,021.5 億円) △34.3 億円 1 2.予算編成の基本方針 平成24年度予算は、新しい価値観のもと、力強く大きな第一歩を踏み出 すため、3つの理念と6つの道筋に沿って積極的な予算となるよう編成して いる。 3.政策目標 明日の前橋を切りひらき、県都前橋を再生するため、産業や人材を育み、 人が住みやすく自然に優しい文化豊かな街づくりを進める。 4.主な予算の内容 (1)地域活動の積極的な支援 ・市民の皆さんの要望や意見にスピーディーに応えるため、大胡・宮城・ 粕川・富士見の各支所機能(裁量と権限)を拡充し、地域における活動 の積極的な支援に取り組む。 ・自治会への一括交付金制度の導入に向けた段階的な取り組みを進める。 *新規 地域対策事業 400万円 新規 東公民館整備事業 500万円 充実 行政事務連絡交付金の拡充 2億2,682万円 (2)群馬県、近隣市町村との協力 ・新市建設・基本計画幹線道路の整備促進のほか、ソフト分野においても 県や近隣市町村と連携して事業を展開していく。 *新規 駒寄スマートIC周辺道路整備 5,400万円 (3)年間1,000人の雇用創出 ・公共事業などの多くを市内企業に発注し、市内経済の循環と雇用の創出 を図るほか、農業の6次産業化・ブランド化等を進め、新しい価値を創 造するための事業に取り組む。 *新規 障害者等雇用助成金の交付 500万円 充実 環境配慮型企業支援事業 2億5,000万円 充実 道水路補修改良費 13億6,010万円 充実 耐震・エコ・子育て住宅改修の支援 4,290万円 新規 農産物加工品の創出支援 362万円 2 (4)交流の街の実現 ・中心市街地で市民が自由にイベントを行うための公共施設の有効活用や 全市域デマンド化(乗合タクシー)の検討を進める。 さらに、首都圏バックアップ機能の招致を進める施策を展開していく。 *新規 全市域デマンド化の実証実験 2,382万円 新規 まちなか活性化の支援 1,000万円 新規 首都圏バックアップ機能の誘致 3,000万円 (5)老後の不安と子育ての負担の軽減 ・がん検診等の完全無料化や特定ワクチン接種の促進、不妊治療の拡充や 子育て家庭の負担軽減策の充実などにより、子育ての不安解消に努める とともに、元気な高齢者が地域で活躍できる場の創出と、高齢者福祉や 及び障害者支援策の充実を推進する。 *新規 がん検診の完全無料化分 7,000万円 新規 第3子以降学校給食費の無料化分 2,500万円 新規 エリアマネージャ制度の導入 44万円 充実 単位老人クラブ補助 3,383万円 充実 障害者相談支援事業 5,419万円 (6)人材育成の強化と教育環境の充実 ・学習環境の向上策として、学校支援員の全校配置や前橋マイタウンティ ーチャー等の拡充などにより、教員支援の人的配置を大幅に充実すると ともに、教育、就労、市内定住を関連付ける仕組みを検討し、前橋で教 育を受けた人材が前橋で活躍する社会を目指した各種事業に取り組む。 *充実 学校支援員の増員配置等 4億100万円 新規 地域課題共同研究費交付金 3,000万円 (7)分野横断的な体制のプロジェクトチームの設置 ・重点施策をスピード感をもって推進するため、庁内に分野横断的なプロ ジェクトチームを16チーム設置し、様々な政策課題に取り組んでいく。 3