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資料2-2(PDF形式:19778KB)

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資料2-2(PDF形式:19778KB)
第 68 回都市景観審議会
資料 2(別添 2)
(案)
景観形成重要建築物等
保存活用計画
(別冊資料編)
<旧神戸生糸検査所>
平成 23 年
神戸市
月
資料 1
資料 2
旧神戸生糸検査所保存区分図
(仮称)デザイン・クリエイティブセンターKOBE 整備計画図
資料 3
防火及び避難安全性計画概要書
資料 4
耐震補強計画総括書
資料 1 旧神戸生糸検査所保存区分図
1
南立面図
保存部分
保全部分
北立面図
保存部分
保全部分
旧神戸生糸検査所保存区分図 立面図
2
Scale 1:400
北立面図
保存部分
保全部分
西立面図
東立面図
保存部分
旧神戸生糸検査所保存区分図 立面図
保全部分
Scale 1:400
3
東立面図
保存部分
保全部分
西立面図
南立面図
東立面図
保存部分
保全部分
旧神戸生糸検査所保存区分図 立面図
Scale 1:400
4
検査場
保存部分
保全部分
旧神戸生糸検査所保存区分図 1階平面図
Scale 1:400
5
その他
不詳
44,150
保存部分
保全部分
旧神戸生糸検査所保存区分図 2階平面図
Scale 1:400
6
その他
不詳
44,150
保存部分
保全部分
旧神戸生糸検査所保存区分図 3階平面図
Scale 1:400
7
その他
不詳
44,150
保存部分
保全部分
旧神戸生糸検査所保存区分図 4階平面図
Scale 1:400
8
その他
不詳
44,150
保存部分
保全部分
旧神戸生糸検査所保存区分図 屋上階平面図
9
Scale 1:400
その他
不詳
26,650
旧神戸生糸検査所保存区分図 地階平面図
Scale 1:400
※地下階については、現時点では活用予定がなく、今後の取り組みを踏まえて検討していくことから、
物理的に一旦閉塞し、現状のまま保存する
10
資料 2 (仮称)デザイン・クリエイティブセンターKOBE
整備計画図
11
(仮称)デザイン・クリエイティブセンターKOBE 整備計画 立面図
12
Scale 1:400
改修前 北立面図
改修後 北立面図
(仮称)デザイン・クリエイティブセンターKOBE 整備計画 立面図
13
Scale 1:400
改修前 北立面図
改修後 北立面図
(仮称)
デザイン・クリエイティブセンターKOBE 整備計画 立面図
Scale 1:400
14
(仮称)デザイン・クリエイティブセンターKOBE 整備計画 立面図
15
Scale 1:400
(仮称)デザイン・クリエイティブセンターKOBE 整備計画 立面図
16
Scale 1:400
(仮称)デザイン・クリエイティブセンターKOBE 整備計画 立面図
Scale 1:400
17
ガスメーター室
オイルタンク室
西北玄関
発電機室(1)
中央監視室
空調機械室
電気室
消火水槽室
受水槽室
守衛
室
物性
検査
室
便所
倉庫2
検査場
(守
衛
室)和
室
物性
検査
水分
検査
室前
室
室
守衛
室
発電機室(2)
水分
検査
室倉
庫
玄関
ホー
ル
EV裏
倉庫
給湯
室
残糸保管倉庫
危険物屋内貯蔵庫
便所
VOCチャンバー室
柱状・形状検査室
強力
フィラ
メン
ト検
伸度
査室
厚生
練減
室
抱合
検査
室
総荷事務室倉庫
倉庫1
林産試験片作成室
室倉
林産理化学検査室
総荷事務室
庫
便所
便所
練減
室前
室
VOC資材保管庫
練減
室
車庫
トラック通路
目視及び計量検査室
林産強度試験室
1
林産強度試験室
2
守衛室
Scale 1:400
(仮称)デザイン・クリエイティブセンターKOBE 整備計画
18
現況図 1階平面図
ガスメーター室
発電機室(1)
北玄関
PCB保管庫
電気室
空調機械室
中央監視室
消火水槽室
受水槽室
守衛
室
検査
cafe
楽屋(1)
倉庫(大)
(1)
ショッ
プ(物
販)
楽屋(2)
多目的ホール
ガーデンテラス
楽屋(3)
cafe
倉庫(大)
(2)
厨房
楽屋(4)
男子
便
所
女子
便所
情報
機械
発信
スペ
ース
室
多目的便所
休養
室
管理
ギャラリースペース
多目的便所
事務
所
倉庫
女子便所
ギャラリースペース
ギャラリースペース
ギャラリースペース
ギャラリースペース
練習室
staff用MWC
男子便所
staff用WWC
インフォメーション
ぷら
っと
ギャ
ラリ
ー
倉庫
ぷらっとルーム(2)
(共同制作室)
ぷらっとギャラリー
ぷらっとルーム(1)
(休憩スペース)
倉庫
Scale 1:400
19
(仮称)デザイン・クリエイティブセンターKOBE 整備計画
改修後 1階平面図
44,150
倉庫
便所
倉庫
節検査室
Scale 1:400
(仮称)デザイン・クリエイティブセンターKOBE 整備計画
現況図 2階平面図
20
情
(生 報発信
ス
糸検
査所 ペース
展示
ゾー
ン)
ワークスペース
ワークスペース
ワークスペース
ワークスペース
コミュ
ニケ
スペ ーション
ース
男子
便
所
ワークスペース
ワークスペース
女子
便所
倉庫
空調
44,150
外部吹抜
機械
室
倉庫
空調機械室
ワークスペース
ワークスペース
倉庫
ワークスペース
コミュニケーション
スペース
ワークスペース
ワークスペース ワークスペース
倉庫
洗浄室
ライ
ブラ
リー
女子便所
倉庫
倉庫
倉庫
倉庫
女子便所
男子便所
前室
倉庫
倉庫
男子便所
倉庫
コミュニケーション
スペース
ワークスペース
コミュニケーション
スペース
空調機械室
コミュニケーション
スペース
ワークスペース
ワークスペース
Scale 1:400
(仮称)デザイン・クリエイティブセンターKOBE 整備計画
21
改修後 2階平面図
44,150
Scale 1:400
(仮称)デザイン・クリエイティブセンターKOBE 整備計画
現況図 3階平面図
22
44,150
Scale 1:400
(仮称)デザイン・クリエイティブセンターKOBE 整備計画
改修後 3階平面図
23
44,150
Scale 1:400
(仮称)デザイン・クリエイティブセンターKOBE 整備計画
現況図 4階平面図
24
44,150
Scale 1:400
(仮称)デザイン・クリエイティブセンターKOBE 整備計画
改修後 4階平面図
25
26
資料 3 防火及び避難安全性計画概要書
27
28
(1) 異種用途区画
防災計画概要
新館1階多目的ホール(集会場)と美術館・博物館、物販店舗、飲食、事務所用途エリアと区画は、
耐火構造の床若しくは壁又は、特定防火設備で区画する。
1
防災計画上の特徴
(2) 面積区画
本計画建物は、美術館・博物館、集会場、事務所、物販・店舗、飲食の複合用途から成り立ってお
り、フロアーによって明確に用途は区分されている。
面積区画 1500 ㎡以内ごとに耐火構造の床若しくは壁又は、特定防火設備にて区画する。
消防法上の項判定として
・1項
集会場、3項
物販・店舗、4項
飲食、8項
美術館、博物館、15項
(3) 水平区画
事務所
(1)火災予防
DS、PS、EPSは水平区画を基準とする。
火災被害防止のもっとも根本的な対策は、火災そのものの発生を防ぐことにある。従って、管理運
(4) 竪穴区画
営計画において、施設管理者による火気使用の禁止、全館禁煙等の利用制限を行うとともに、巡回監
視による早期発見の初期消火体制を充実させる。また、喫煙場所は、屋外設置とし消火器の増設を行
水平区画の不可能なエレベーターシャフトは竪穴区画とし、屋内階段出入口は防火設備で区画する。
うものとする。
(2)延焼防止
(5) 防煙区画
水平区画及び竪穴区画を設け他階への延焼を防止する。
500 ㎡以内ごとに防煙区画を設ける。ただし、新館1階多目的ホールについては、告示第 1436
(3)避難経路
号第2号の規定によるものとする。旧館については、天井仕上材を撤去し、高い天井高を確保し、蓄
本計画では地上階に屋内階段を旧館2ヶ所、新館3ヶ所設置している。地下階についてはすべての
煙スペースも十分に確保する。又、カフェ厨房となる、火気使用室については、神戸市火災予防条例
階段を耐火壁で閉塞し、使用できない対応としている。これにより、非火災階・避難階へと迅速に避
に従い対応する。
難できるように計画している。
(350kW 以下のため防火区画は不要)
(4)防災設備
安全避難を確保する為には、早期発見、迅速な情報の伝達システムを有していることが求められる。
5
従って、本計画では全体に自動火災報知設備を設置している。
排煙計画
排煙設備は自然排煙によるものとする。なお、中廊下共用部については、現状排煙に有効な開口
また、建築基準法及び消防法の各関係法令に従って、防災設備を設置する。
部がないため、廊下と一体となったロビー(休憩)スペースを設け、排煙に有効な開口部を設置するも
のとする。
2
敷地と道路
敷地の位置:神戸市中央区小野浜町1
6
道路幅員:国道174号線26m(東側)
消火設備
消防法に基づき、屋内消化栓(1号消火栓)および消火器等を設置する。なお、旧館3階内装制限
管理事務所は、旧館1階に設け、旧館西側出入口、新館インフォメーション側の出入口を進入路とし
不適合室については、各室任意設置するものとする。
て確保する。
消防隊は、西側前面道路、南側敷地内空地より消防活動を行う。
7
管理・運営
旧館1階に管理事務所を配置し、防災施設等の管理および各防災設備は、管理事務所において、
3
避難階の位置
一元管理を行う。
避難階は1階とし、旧館屋内階段(中央階段、南階段)、新館屋内階段(西階段・北東階段・南東
階段)より建物外に避難できる計画とする。
8 建築基準法不適合箇所の取り扱い
旧館中央階段の幅員(1,060<1,200)が不足しているが、1,060 の階段が同一の階段室に二つあ
4
防火区画・防煙区画
るため、二つの階段の幅員を足し合わせて、建築基準法最低必要幅員を大きく上回った幅員があり、安
全上支障ない階段となっている。また、旧館3階ワークショップルームセミナールーム(2)、(3)及
防火区画は各階毎に水平区画と竪穴区画を基本としている。なお、防火区画を貫通する配管類(電
び(5)の木製腰壁部分が H=1,315 となっており、内装制限規制に不適合となるが、階避難安全検証
線を含む)は全て建築基準法施行令に従い施工する。
法により安全性を確保している。
29
30
資料 4 耐震補強計画総括書
31
■ 耐震安全性について
3.耐震改修の概要
1.既存建物の構造概要について
本整備計画にて改修を行なう内容のうち、耐震改修に係る主な項目は次の内容となっている。
既存部分の構造概要及び原設計資料の有無は以下の通りとなっている。
①:仕上げ荷重等の低減(屋上保護コンクリートの撤去等)
②:部分的な増築及び減築(渡り廊下の増築、外部鉄骨階段・ガーデンテラス部分の減築など)
③:耐震補強(耐震壁の新設・増打ち補強、柱の側面増打、Exp.J 改修など)
④:基礎の安全性確保(液状化対策による)
改修整備計画の中では、耐震補強による他は建物重量の増が生じない計画として、積載荷重の増加がな
いことを確認し、屋上の防水保護コンクリートの撤去等による固定荷重の低減と合わせて、増築・減築を
含め建物全体としての重量の増加がない改修計画としている。
外部鉄骨階段撤去の
上、バルコニー新設
ガーデンテラス上
部のスラブ撤去
(減築)
渡り廊下の一部拡幅
(着色部を増築)
2.既存建物調査について
既存建物の調査は、過去に複数回にわたり行なわれている。本整備計画にあたって主に参考とした調査
報告書は、
「平成17年度神戸センター総合耐震診断業務
築事務所)」
、
「旧神戸生糸検査所耐震診断業務
現地調査報告書(平成18年3月
現地調査報告書(平成 22 年 3 月
増築・減築関係)
(株)東畑建
(株)東畑建築事務
所)」である。また、その他の参考報告書として「旧神戸生糸検査所建物調査業務報告書(2008,12,20
4.耐震安全性の性能目標について
旧神戸生糸検査所整備方針のなかで、建物全体の安全性の目標として「安全確保水準」を目指すことと
庁舎外壁
している。これは地震時に許容される被害程度として「大地震動時に倒壊せず、中地震動時に機能が維持
(株)竹中工務店)」の他、残存する過去の設計図書等を参考とした。こ
できる」区分となる。この耐震性能は現行の建築基準法で想定されている耐震性能と、ほぼ同等の目標性
日建設計、日建設計コンストラクション・マネジメント)」、「農林水産省神戸農林規格検査所
等調査工事(昭和 57 年 3 月
改修計画図(2階
れらにて、基本的な構造寸法、鉄筋探査・斫り調査及び、コンクリート強度・中性化試験等の調査結果が
能と考えられる。
既存建物部分の耐震安全性の確認方法は、財団法人日本建築防災協会の基準に準拠した耐震診断にて検
報告されている。
上記の参考資料に加え、ボーリング調査、基礎部分の目視調査(杭のIT試験、配筋調査等を含む)、
外壁沈下レベル計測及びコンクリート強度調査(シュミットハンマーによる追加調査)ならびに文献調査、
討を行うものとして、上記に示す安全性の目標に対応した性能目標として、耐震診断法は第2次診断法と
して、Is 値≧0.6、q値≧1.0 を目指すものとする。
耐震診断及び補強計画については、耐震改修促進法に準拠して神戸市耐震改修計画判定委員会の評価を
現地の目視確認を行ない、整備計画の資料とした。
受けることとする。
32
5.建物の安全性について
1)既存建物部分
3)基礎部分の安全性ついて
既存建物部分の安全性は、財団法人日本建築防災協会の耐震診断基準により確認した。耐震診断の結果、
基礎部分については調査の結果、杭に損傷は無いものの、旧館、新館共に無筋の杭であることが判明し
不足する耐震性能については、旧館、新館共にそれぞれ補強を行い、性能を確保した。結果の概要を下記
たため、1)現状と補強後での軸力増加の確認、2)直接基礎と見なした場合の接地圧の確認、により安
に示す。
全性を確認し、神戸市耐震改修計画判定委員会に報告を行なった。
現状で不同沈下が見られる新館の4階建て範囲については、地震時における液状化の影響を軽減するた
めに、薬液注入による地盤改良を行なう。
4)液状化対策について
○液状化対策の性能目標について
整備方針(建物全体の安全性の目標として「安全確保水準」を目指す)に基づき、液状化対策を計画す
る際の性能目標は次の通りとする。
・中小地震時(250gal 程度)
:液状化が生じず、機能を維持できる
・大地震時
:液状化が生じる場合も、建物が倒壊しない
(350gal 程度)
具体的な数値目標としては、中小地震時でFL値>1.0、大地震時でPL値<20 とする。FL値は液状
化の有無を示す指標で、FL値>1.0 では液状化が発生しない。PL値は液状化の程度を示す指標で、P
L値<20 では液状化は中程度の影響となり、建物によっては影響が出る可能性はあるものの、大きな傾
きや大規模な損傷が生じない程度に留める。
○液状化対策の実施範囲について
液状化の対策工事範囲としては、整備方針に基づき次の通りとする。
・旧館:阪神淡路大震災後も不同沈下等の影響がないことから、範囲対象外とする
・新館(4階範囲):不同沈下が見られることから、薬液注入による液状化対策を行なう
・新館(低層範囲):建物倒壊のリスクは少なく、範囲対象外とする
また薬液注入による液状化対策工法は、対策対象範囲の全面にわたり改良を行なうことが原則となるが、
旧館
耐震補強概要
新館
本件では既存建物内での対策工事となることから、全面に対して施工することが困難であるため、平面的
耐震補強概要
な改良率を 70%程度として、改良地盤の目標性能に余裕をもたせることにより対応する。
なお、対策工事の対象地盤は、液状化判定で中小地震時に液状化可能性のある範囲とし、FL値<1.0
2)増築部分の安全性について
となる、沖積礫質層、沖積砂質層-1、沖積砂質層-2 とする。
本改修工事伴い、1)1階の旧館-新館接続部で、一部増築(渡り廊下の拡幅)を行ない、2)屋外鉄
骨階段を撤去し、鉄骨造のバルコニーを設る。1)については、1階床レベルではRC造の躯体にて旧館、
○薬液注入工事の工法・薬液について
新館に接続する。屋根(2階床)レベルはS造として荷重を軽減した上で、長期荷重は既存壁を介して1
薬液注入の工法については、NETIS(新技術情報提供システム/国土交通省)に登録された、浸透
階床に伝達し、地震荷重はブレースにて新館に伝達させる。2)については、旧館躯体から片持ち形状の
固化処理工法・超多点同時注入工法及びこれらと同等工法とする。これらの工法は、また注入する薬液は、
鉄骨材にて各階毎に床を支持する。各部材の安全性の確認方法は、長期荷重、短期荷重共に許容応力度設
いずれの工法においても恒久グラウト材として、活性シリカを主剤とした溶液型の長結タイプとする。
これらの工法・材料は他の薬液注入工法に比べて、対象地盤(砂層、砂礫層)に対する施工の確実性が
計にて検証し、架構については耐震診断に水平力を考慮することにより、それぞれ安全性を確認した。
高く、また長期にわたり安定した改良作用を見込むことが出来る。
33
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