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JAVIS Appli - JAVIS:日本視覚障がい情報普及支援協会
JAVIS Appliで作成する音声コードは、 平成21年度厚生労働省自立支援機器開発プロジェクトにより開発した、 「携帯電話対応の新音声コード作成ソフト」です。 従来の音声コードと互換製品ですが、携帯電話対応には、読取精度をより良くす るため、本ソフトをご使用ください。 JAVIS Appli. Ver.1.0 音声コード作成ソフト 操作説明書 第 1.0 版 2010/07/14 特定非営利活動法人 日本視覚障がい情報普及支援協会 JAVIS Appli 操作説明書 目 次 1. 1-1 2. 2-1 2-2 2-3 2-4 2-5 2-6 2-7 2-8 はじめに ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3 基本機能 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3 画面構成 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 5 メイン画面 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 7 音声コード作成 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 12 シール作成 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 16 ハガキ機能 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 25 名刺機能 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 31 環境設定 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 43 辞書機能 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 48 デコード機能 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 49 ご案内 1.「JAVIS Appli Ver1.0」 音声コード作成ソフトは、下記の2種類があります。 (1)JAVIS Appli 無償版(当協会HPから無償ダウンロードで提供) (2)JAVIS Appli 有償版(音声確認機能搭載 CD-ROMで提供) ①PC/1台ライセンス 価格 4,200円(税込み) ②PC/50台ライセンス 価格 68,250円(税込み) 今後、新機能及びアップデートは、当協会HPよりダウンロードで行います。 従来、ご使用いただいている「音声コード作成ソフトの音声確認機能」も、共存して ご使用いいただけますので、JAVIS Appli無償版を使用されても音声確認機能を 利用することが可能です。 廣済堂 SP Code Maker Pro(有償用) 日本福祉サービス Tellme CAST(有償用) ご注意 1.Tellme CAST(有償版)は、JAVIS Appliの音声機能アイコンと連動されています。 2.SP Code Maker Proの音声確認機能は、JAVIS Appliと連動していませんので、 Micrsoft Wordにアドインされている SP Code Maker Proをご使用ください。 3.Tellme CAST(有償版)をアンインストールする場合 TellmeCAST のアンインストールは、コントロールパネルの「プログラムの追加と削除」から アンインストールは行えません。スタートメニューに登録される「Tellme CAST のアンインス トール」ショートカット、または「プログラムファイルのTellme CAST¥Officeにあるアンイ ンストール」で削除する方法をお勧めします。 Tellme CASTは、ソフトの不具合によりアンインストールしないことをお勧めいたします。 2 JAVIS Appli 操作説明書 1.はじめに JAVIS Appli.は活字文書読上装置及び音声コード対応携帯電話による、音声読 上げ可能な音声コードを、Microsoft Word 上で作成するためのアプリケーション です。この文書は JAVIS Appli.の操作方法について説明するものです。 1-1Ⅱ.基本機能 1.音声コード作成機能 Word 文書のテキストデータから音声コードを生成し、文書上の指定の位置に貼 付する機能です。 文書全体をまとめて男性の声、または女性の声でコード化する一括コード作成と、 1文ごとに声質を選んでコード化できる詳細設定があります。 2.シール印字機能 事前に生成した音声コードをシール用紙に配置する機能です。市販のタックシー ルに音声コードを印刷できます。 3.ハガキ印字機能 事前に作成した音声コードをハガキに配置する機能です。通常のハガキに印刷 する以外に、A4 4面版のハガキにも印刷できます。 4.名刺印字機能 入力した名刺情報を元に音声コード付き名刺イメージを作成する機能です。市販 の名刺用紙に印刷できます。名刺情報は Excel ファイルを介した入力も可能で す。 5.環境設定及び辞書機能 作成する音声コードのサイズや配置などのオプションを設定できます。 また、音声コード作成時に特定単語の読みを指定登録する辞書を登録する辞書 機能があります。 6.デコード機能 作成した音声コードの内容を確認できる機能です。 3 JAVIS Appli 操作説明書 JAVIS メニューの内容 トップメニュー サブメニュー 機能 ボタン 文書 開く 指定した Word 文書ファイルを開きます。 - 閉じる 開いている Word 文書を閉じます。 - 自動的に JAVIS.doc(新規画面)を開き ます。 Word 文書の内容を音声で読み上げるこ 音声 とができます。JAVIS Appli有償版が別 途必要となります。 表示 終了 JAVIS Appli.を終了します。 - メニューバー Microsoft Word のメニューバーの表示 - を On/Off します。 ツールバー Microsoft Word のツールバーの表示を - On/Off します。 コード作成 男性の声 編集中の Word 文書全体を男性の声の 設定で音声コードを作ります。 女性の声 編集中の Word 文書全体を女性の声の 設定で音声コードを作ります。 詳細設定 詳細設定画面を開きます。文ごとに声質 (男・女) 情報を指定して音声コードを作ります。 シール - シール設定画面を開きます。事前に作成 した音声コードをタックシールに印刷でき ます。 ハガキ Postcard 事前に作成した音声コードをハガキに印 刷できます。 事前に作成した音声コードを A4 4面版 A4 - の用紙に印刷できます。 名刺 - 名刺設定画面を開きます。名刺情報を入 力して、音声コード付き名刺を印刷できま す。 環境設定 環境 環境設定画面を開きます。音声コードの サイズや配置ルール等を設定できます。 辞書 辞書設定画面を開きます。指定単語の読 みを登録できます。 デコード - デコード画面を開きます。選択ページの 音声コードの内容を表示します。 4 - JAVIS Appli 操作説明書 2.画面遷移図 <メイン> 2-1参照 <名刺> 2-5参照 <一括コード出力> <詳細設定> 2-2参照 Word 印刷イメージ <環境> 2-6参照 音声コード作成 <デコード> 2-8参照 <辞書> 2-7参照 <シール設定> 2-3参照 <ハガキ> Word 印刷イメージ Word 印刷イメージ Postcard、A4 2-4参照 5 JAVIS Appli 操作説明書 機能、または画面ごとの詳細説明 メイン画面 JAVIS Appli有償版で音声確認ができます。 Tellme CAST有償版の音声確認機能とも連携されています。 SP CodeMaker Proの 音声確認機能が使えます。 画面上部の赤枠部分 JAVIS メニュー、JAVIS ツールバーと呼びます。 各機能を呼び出すことができます。 画面下側の青枠部分 システムにインストールされている Microsoft Word を表示します。ここで文書の編 集ができます。 6 JAVIS Appli 操作説明書 2-1.メイン画面 (Microsoft Word 2007 の場合) (Microsoft Word 2003 の場合) 7 JAVIS Appli 操作説明書 画面説明 JAVIS メニュー JAVIS ツールバー Microsoft Word 表示領域 インストールされている Word を表示する。 JAVIS メニューの詳細 メニュー名称 サブメニュー名称 機能概要 文書 開く 保存されている Word 文書を開くことができる。 すでに開いていた文書は閉じられる。 開いている文書を閉じる。 文書を閉じた後、test.doc を開く。 JAVIS Appli有償版及び TellmeCAST(Full 版)がインスト ールされているときに利用できる。編集中文書の文字列を選 択した状態で実行すると、選択文字列の音声を確認できる。 JAVIS Appli無償版の場合、TellmeCAST(Full 版)がイン ストールされていないときは、この項目はグレイ表示になり、 実行できない。 閉じる 音声 表示 終了 JAVIS アプリケーションを終了する。 メニューバー チェックが付いていないとき Microsoft Word のメニューバー を非表示にする。デフォルトではチェックが付いている。 チェックが付いていないとき Microsoft Word のツールバーを 非表示にする。デフォルトではチェックが付いている。 開いている文書の全ページに対して男性の声による音声コ ードを作成する。 開いている文書の全ページに対して女性の声による音声コ ードを作成する。 詳細設定画面を開く。 詳細設定画面では文書に対して文書ごとに「男性の声」、「女 性の声」、「読まない」といった設定が可能。 事前にコード作成が必要。シール設定画面を開く。シール設 定画面では出力する用紙設定と、どの音声コードをシール用 紙に出力するかを選べる。 ツールバー コード作成 男性の声 女性の声 詳細設定 シール 8 JAVIS Appli 操作説明書 ハガキ 環境設定画面にて「複数コード出力」を選択しているとき、こ の項目はグレイ表示になり、実行できない。 事前にコード作成が必要。 作られている音声コードをハガキ用紙に対して出力する。 環境設定画面にて「複数コード出力」を選択しているとき、トッ プメニューの「ハガキ」がグレイ表示になり、この機能は実行で きない。 事前にコード作成が必要。 A4 用紙1枚をハガキ4枚分に見立てて音声コードを配置す る。 環境設定画面にて「複数コード出力」を選択しているとき、トッ プメニューの「ハガキ」がグレイ表示になり、この機能は実行で きない。 名刺設定画面を開く。 名刺情報を入力すると、名刺フォーマットに名刺情報と対応 する音声コードを配置する。 環境設定画面を表示する。 音声コードの種類等、音声コードのオプションを設定できる。 辞書設定画面を表示する。 コード作成の際に、指定した単語を指定する読みに置き換え る。 事前にコード作成が必要。 デコード画面を表示する。音声コードの内容と、コード作成を 行ったときの文書内容、コード作成のオプションを確認でき る。 PostCard A4 名刺 環境設定 環境 辞書 デコード JAVIS ツールバーの詳細 イメージ 名称 概要 - デザイン的に配置する。 JAVIS アプリケーションのウィンドウを拡大縮小して もサイズは変わらない。 メニューバーの「コード作成」→「男性の声」に対応 する。 男性の声 女性の声 メニューバーの「コード作成」→「女性の声」に対応 する。 詳細設定 メニューバーの「コード作成」→「詳細設定」に対応 する。 シール メニューバーの「シール」に対応する。 ハガキ メニューバーの「ハガキ」→「PostCard」に対応す る。 名刺 メニューバーの「名刺」に対応する。 音声 メニューバーの「文書」→「音声」に対応する。 TellmeCAST(Full 版)がインストールされていると 9 JAVIS Appli 操作説明書 き使用可能です。 環境 メニューバーの「環境設定」→「環境」に対応する。 デコード メニューバーの「デコード」に対応する。 JAVIS ロゴ デザイン的に配置する。 JAVIS アプリケーションのウィンドウを拡大縮小して もサイズは変わらない。 エラー等特殊な動作 タイミング 動作の説明 起動直後 Word モジュールが利用可能か確認する。 インストールされていない場合は以下のエラーメッセージを出 力後、JAVIS アプリケーションを終了する。 起動直後 TellmeCAST(Full 版)の音声確認モジュールが利用可能か 確認する。 利用不可の場合は JAVIS メニューの「文書」→「音声」を使用 不可にする。 JAVIS ツールバーの「音声」も使用不可にする。 環境設定画面にて「複数コード出力」を選択しているときは JAVIS メニューの「シール」、「ハガキ」を使用不可にする。 JAVIS ツールバーの「シール」、「ハガキ」も使用不可にする。 JAVIS アプリケーションのインストールファイルに含まれる test.doc を初期画面として開く。 文書を開く前に、その文書が使用中か確認する。使用されて いて使えない場合は以下のメッセージを出力する。 起動直後 起動時 文書を開くとき 音声コード作成後にユーザーの編集作業により 音声コードが移動したとき 音声コード作成後に文書の編集を行うとき、特にバックスペー スを使い文章を削除すると、文章と一緒にイメージである音声 コードも一緒に移動する。この移動により音声コードの配置ペ ージが変わった時に以下のメッセージを出力する。 10 JAVIS Appli 操作説明書 編集中文書の保存を行わずに、ファイルを閉じよ うとしたり、Javis アプリケーションを終了しようとし たとき 開いている文書を保存するかどうか確認するために以下のメッ セージを表示する。 「はい」が選択されたとき、文書を保存して処理を続行する。 「いいえ」が選択されたとき、文書変更は破棄されて処理を続 行する。 「キャンセル」が選択されたときは「ファイルを閉じる」、または 「Javis アプリケーションを終了する」という動作を取りやめる。 11 JAVIS Appli 操作説明書 2-2.音声コード作成 音声コードの作成方法は一括コード作成と、詳細設定の2種類あります。 一括コード作成は Word 文書全体を男性、または女性の声のいずれか一方でまと めてコード化する機能です。詳細設定は Word 文書の文章ごとに声の種類を選 択できます。 一括コード作成の手順 1. 音声コードを付与したい Word 文書を開きます。 2. 作りたい音質に応じて、「男性の声」ボタン、または「女性の声」ボタンをクリ ックします。もしくはメニューの「コード作成」から「男性の声」、または「女性 の声」をクリックします。 3. ページごとに1つの音声コード(環境設定により変わります)を作ります。正 常に音声コード作成が終了した場合は下記の完了メッセージを表示しま す。 12 JAVIS Appli 操作説明書 詳細設定画面 ①男声 ⑧ ページ 情報 ③全て男声 ②女声 ⑤読まない ④全て女声 ⑥改段落付加 ⑦音声コード対象表示 ⑨作成 ⑩キャンセル 詳細設定の手順 1. 音声コードを付与したい Word 文書を開きます。 2. 「詳細設定」ボタン、またはメニューの「コード作成」から「詳細設定」をクリッ クします。 3. 詳細設定画面を表示します。 4. 文書は文章ごとにリスト化されています。「Shift + クリック」で連続した文を、 「Ctrl + クリック」で任意の複数文を選択できます。 5. 文章ごとに「男声」、「女声」、「この行は読まない」、「改段落の付加」の設 定が可能です。「全て男声」、「全て女声」をクリックすると表示されている全 ての文章を男性の声、または女性の声に設定します。 6. 4、5の操作を繰り返して読上げ方法を設定します。設定が終了したら「作 成」ボタンをクリックすると、そのときの設定で音声コードを作成します。音 声コードを正常に作成できた場合は一括コード作成のときと同様に完了メ ッセージを表示します。 13 JAVIS Appli 操作説明書 番号 名前 概要 ① 男声 ⑦で選択している文章に対して男声を設定する。 ② 女声 ⑦で選択している文章に対して女声を設定する。 ③ 全て男声 すべての文章を男声に設定する。 ④ 全て女声 すべての文章を女声に設定する。 ⑤ 読まない ⑦で選択している文章を読み上げの対象外とする。 ⑥ 改段落付加 ⑦で選択している文章に改段落を付加する。 ⑦ コード対象表示 音声コード作成の対象となる文章をすべて表示する。 ⑧ ページ情報 ⑨ 作成 ページ数分のアイコンを表示する。 アイコンクリックでそのページの文章に移動する。 ⑦の設定内容で音声コードを作成する。 設定内容は Word データとして保持する。 ⑩ キャンセル 音声コードを作らず、詳細設定画面を終了する。 エラー等特殊な動作 タイミング 動作の説明 音声コード作成時 音声コードの作成が成功したときは以下のメッセージを出力する。 音声コード作成時 音声コード作成の際、コードに収まりきらない文章が指定されたときは以下のメッ セージを表示する。 音声コード作成時 (詳細設定のみ) 文章を次のページに移動する、または文章そのものを短く区切るといった対応が 必要となる。 詳細設定画面の設定内容は Word ファイルに埋め込むことが可能だが、保存は ユーザーが行う必要がある。このことを警告するために以下のメッセージを出力 する。 14 JAVIS Appli 操作説明書 詳細設定画面の設定内容は Word 文書に保存することが可能です。 詳細設定画面を終了したあとに、Word 文書を保存すると詳細設定の内容も保存 します。 15 JAVIS Appli 操作説明書 2-3.シール作成 シール作成機能は市販のタックシールのレイアウトとなるよう音声コードを配置す る機能です。事前に一括コード作成、または詳細設定により、音声コードの準備が 必要です。 シール作成の手順 1. 音声コードを付与した Word 文書を開きます。 2. JAVIS メニューの「シール」、または JAVIS ツールバーの「シール」ボタン をクリックします。 3. シール設定画面が表示されますので用紙設定と、印刷する音声コードの 選択を行います。 4. 設定後、OK ボタンをクリックするとシール印字用の Word 文書を新規ウィ ンドウで表示します。 機能概要 事前に作成した音声コードのうち指定した音声コードを、選択したラベル(シール)台 紙に配置した Word 文書を生成する機能。 生成した Word 文書は別の Word ウィンドウで表示する。 16 JAVIS Appli 操作説明書 画面(開発画面のため、実際の画面とは異なる場合があります) ① ラベル名リスト ② 削除ボタン ③ ラベル名 ④ 上余白 ⑤ 左余白 ⑥ ラベル高さ ⑦ ラベル幅 ⑧ 縦方向間隔 ⑨ 横方向間隔 ⑩ 列数 ⑪ 行数 ⑫ 用紙サイズ ⑬ 登録ボタン ⑭ 全ページ ⑮ 指定ページ ⑰ OK ボタン ⑯ 指定ページリスト ⑱ キャンセルボタン 17 JAVIS Appli 操作説明書 用紙設定について 上余白 ラベルの幅 横余白 横方向の間隔 縦方向の間隔 ラベルの高さ 18 JAVIS Appli 操作説明書 音声コード選択について 全ページを選択した場合、元の Word 文書に含まれるすべてのページの音声コ ードをシールに1枚ずつ配置します。元の Word 文書に含まれる音声コードが、シ ール用紙1枚分のシール数を超える場合は複数ページとなります。 指定ページを選択した場合、元の Word 文書の指定ページの音声コードをシー ル用紙1枚分に複製して配置します。 2列4行のシール用紙に対して全ページを選択した場合の配置例 1ページ目 1 2 3 4 5 6 7 8 2ページ目 9 10 2列4行のシール用紙に対して指定ページを選択した場合の配置例 1 1 1 1 1 1 1 1 19 JAVIS Appli 操作説明書 番号 名前 概要 ① ラベル名リスト ② 削除 登録済みの用紙名を表示するリスト。 選択すると用紙の詳細情報を③~⑫に表示する。 ここで選択されている用紙を使って音声コードの配置を行う。 ①のリストで選択されている用紙をリストから削除する。 ①のリストで選択されている用紙がないときは、このボタンを使用不可にする。 ③ ラベル名 ここに指定する名称が用紙名として保存される。 ④ 上余白 ⑤ 左余白 ⑥ ラベル高さ ⑦ ラベル幅 ⑧ 縦方向間隔 ⑨ 横方向間隔 ⑩ 列数 ⑪ 行数 ⑫ 用紙サイズ ⑬ 登録 ⑭ 全ページ ⑮ 指定ページ ⑯ 指定ページリスト ⑰ OK ⑫で指定する出力用紙の上側の余白サイズを mm 単位で指定する。 半角数字、ピリオドのみ入力可能。 デフォルト値として0を設定する。 ⑫で指定する出力用紙の左側の余白サイズを mm 単位で指定する。 半角数字、ピリオドのみ入力可能。 デフォルト値として0を設定する。 ラベル(シール)1枚分の高さを mm 単位で指定する。 半角数字、ピリオドのみ入力可能。 デフォルト値として0を設定する。ただし、実際の最小値は<音声コードの高さの半 分>+25mm となる。 ラベル(シール)1枚分の幅を mm 単位で指定する。 半角数字、ピリオドのみ入力可能。 デフォルト値として0を設定する。ただし、実際の最小値は<音声コードの幅の半 分>+25mm となる。 ラベル(シール)同士の縦方向の間隔を mm 単位で指定する。 半角数字、ピリオドのみ入力可能。 デフォルト値として0を設定する。 ラベル(シール)同士の横方向の間隔を mm 単位で指定する。 半角数字、ピリオドのみ入力可能。 デフォルト値として0を設定する。 ラベル(シール)の用紙1枚あたりの列数を指定する。 半角数字のみ入力可能。 デフォルト値として1を設定する。 ラベル(シール)の用紙1枚あたりの行数を指定する。 半角数字のみ入力可能。 デフォルト値として1を設定する。 ラベル(シール)が設定された出力用紙の全体サイズを選択する。 現行バージョンでは A4 縦(210mm x 297mm)、または A4 横(297mm x 210mm)のみ選択できる。 デフォルトは A4 縦とする。 ③~⑫で指定された用紙情報を保存し、③のラベル名を①のラベル名リストに追 加する。③のラベル名が空白のときは、このボタンを使用不可にする。 シールに配置する音声コードとして、事前に作成された音声コードすべてを使用 する。 事前に作成された音声コードの数だけシールに配置する。 シールに配置する音声コードとして、事前に作成された音声コードのうち、選択し たページの音声コードのみを使用する。 出力用紙1枚分のシールすべてに、選択した音声コードを配置する。 ⑮指定ページを選択したときに追加設定する項目。ここで設定したページの音声 コードをシールに配置する。 ⑭全ページが選択されていると使用不可にする。 これがクリックされたとき、①で指定しているラベル(シール)台紙に対して、⑭~⑯ で指定した音声コードを配置した、Word 文書を生成する。 ⑱ キャンセル シール設定画面を閉じる。 20 JAVIS Appli 操作説明書 エラー等特殊な動作 タイミング 動作の説明 シール機能実行直後 事前に音声コードが作成済みか確認する。音声コードが文書に配置されていな いときは以下のメッセージを出力し、機能実行をキャンセルする。 シール機能実行直後 音声コードが「自動モード」、または「自動改ページ挿入」設定で作成されたもの か確認する。「複数コード出力」にて作成された音声コードの場合は以下のメッ セージを出力し、機能実行をキャンセルする。 登録ボタンクリック時 登録しようとしているシール用紙のラベル名が、登録ラベルリストに含まれている とき、以下のメッセージを出力し、シール用紙の登録を行わない。 登録ボタンクリック時 登録しようとしているシール用紙の設定において、指定した列数が多すぎるため に出力用紙の幅を超えてしまう場合、以下のメッセージを出力し、シール用紙の 登録を行わない。 登録ボタンクリック時 登録しようとしているシール用紙の設定において、指定した行数が多すぎるため に出力用紙の高さを超えてしまう場合、以下のメッセージを出力し、シール用紙 の登録を行わない。 21 JAVIS Appli 操作説明書 登録ボタンクリック時 シール用紙登録のチェックに何も問題がなかったとき、以下のメッセージを出力 する。「はい」が選択されたとき用紙情報を保存し、ラベルリストに追加する。「い いえ」が選択されたときは何もしない。 削除ボタンクリック時 以下のメッセージを出力し、「はい」が選択されたときラベルリストから選択ラベル を削除する。「いいえ」が選択されたときは何もしない。 OK ボタンクリック時 選択されたシール用紙のシールサイズが小さすぎるために音声コードを配置す るスペースが確保できないとき、以下のメッセージを出力する。 22 JAVIS Appli 操作説明書 生成される Word 文書のイメージ(全ページを選択したとき) コードが配置されるシール数は、元々の文書の音声コード数になる。 23 JAVIS Appli 操作説明書 生成される Word 文書のイメージ(指定ページを選択したとき) 指定用紙の全シールに対して、指定ページの音声コードを配置する。 24 JAVIS Appli 操作説明書 2-4.ハガキ機能 機能概要 事前に作成した音声コードをハガキ用紙、またはハガキ4枚綴りの A4 用紙に配置し た Word 文書を生成する機能。 生成した Word 文書は別の Word ウィンドウで表示する。 ハガキ機能の手順 1. 音声コードを付与した Word 文書を開きます。 2. JAVIS メニューの「ハガキ」をクリックし、続けて使用する用紙によりサブメ ニューの「Postcard」、または「A4」をクリックします。ハガキ用紙に出力す る場合は JAVIS ツールバーの「ハガキ」ボタンのクリックでもよい。 3. ハガキ印字用の Word 文書を新規ウィンドウで表示します。 音声コードの配置について ハガキ用紙の場合 1枚のハガキ片面に4ページ分の音声コードを配置できます。元の Word 文書が 8ページを超える場合は、下の図の1ページ目、2ページ目のコード配置を繰り 返します。 ○ハガキ4面用紙は、当協会で提供できます。 100枚セット 価格 1,000円(送料別) 25 JAVIS Appli 操作説明書 エラー等特殊な動作 タイミング 動作の説明 ハガキ機能実行直後 事前に音声コードが作成済みか確認する。音声コードが文書に配置されてい ないときは以下のメッセージを出力し、機能実行をキャンセルする。 ハガキ機能実行直後 音声コードが「自動モード」、または「自動改ページ挿入」設定で作成されたも のか確認する。「複数コード出力」にて作成された音声コードの場合は以下の メッセージを出力し、機能実行をキャンセルする。 26 JAVIS Appli 操作説明書 音声コード配置イメージ PostCard 選択時 ハガキ1枚目(表面) ハガキ2枚目(裏面) ③ ④ ⑥ ⑦ ② ① ⑤ ⑧ 音声コードは数値で示された順に配置する。 9番目の音声コードは①の位置に戻る。 A4 選択時 A4 1 枚目 ③ ④ ⑥ ⑦ ② ① ⑤ ⑧ ③ ④ ⑥ ⑦ ② ① ⑤ ⑧ 音声コードは数値で示された順に配置する。 PostCard との違いは上下2か所に配置していく点。 27 JAVIS Appli 操作説明書 生成される Word 文書のイメージ(PostCard 選択) ハガキ1枚に4ページ分の音声コードを出力する。 28 JAVIS Appli 操作説明書 生成される Word 文書のイメージ(A4 選択) 1枚の A4 用紙の左側に1~4ページの音声コードを配置し、右側に5~8ページの音 声コードを配置する。元々の音声コードが9ページ以上ある場合は2枚目の A4 用紙に 出力する。 29 JAVIS Appli 操作説明書 30 JAVIS Appli 操作説明書 2-5.名刺機能 機能概要 直接入力、または Excel ファイルを介した名刺情報を使い、音声コードを作成する。名 刺情報、および音声コードは選択された名刺用紙に配置する。 なお、現行バージョンでは名刺用紙のフォーマットは固定とする。 名刺作成の手順 1. JAVIS メニューの「名刺」、または JAVIS ツールバーの「名刺」ボタンをクリ ックします。 2. 名刺設定画面が表示されますので、用紙設定、コード設定、名刺情報を 入力します。 3. 「作成」ボタンをクリックすると名刺情報がレイアウトされた Word 文書を新 規ウィンドウで表示します。 名刺設定画面の内容 名刺設定画面は「用紙設定」、「コード設定」、「Excel 入力」、「新規入力」の4種 類のタブで構成されています。「Excel 入力」と「新規入力」は、「コード設定」の設 定内容に応じてどちらか一方が表示されます。 31 JAVIS Appli 操作説明書 用紙設定画面 ①メーカー名リスト ②製品名リスト ③削除 ④製品名 ⑤上余白 ⑥左余白 ⑦名刺高さ ⑧名刺幅 ⑨列数 ⑩行数 ⑪用紙サイズ ⑫登録 ⑬作成 ⑭キャンセル 番号 名前 概要 ① メーカー名リスト ② 製品名リスト ③ 削除 リスト内容は固定で「エーワン」、「ヒサゴ」、「コクヨ」、「ユーザー定義サイズ」を保持 する。「ユーザー定義サイズ」を選択しているとき、ユーザーが定義する名刺用紙を 登録できる。 メーカー名に「エーワン」、「ヒサゴ」、「コクヨ」を選択するとき、それぞれのメーカー の一般的な名刺用紙フォーマットを持つ。現行バージョンでは各1種類のみ保持 する。 メーカー名に「ユーザー定義サイズ」を選択するとき、ユーザーが定義する名刺用 紙を選択できる。 選択している名刺用紙情報を④~⑪項目に表示する。 メーカー名に「ユーザー定義サイズ」を選択しており、かつ「製品名リスト」で有効な データを選択しているときに実行可能。 実行した場合、②で選択されている用紙を削除する。 ④ 製品名 この項目で指定する名称が製品名リストに登録される。 ⑤ 上余白 ⑪で指定する用紙に対して上側の余白サイズを mm 単位で指定する。 半角数字、ピリオドのみ入力可能。 デフォルト値として0を設定する。 32 JAVIS Appli 操作説明書 ⑥ 左余白 ⑦ 名刺高さ ⑧ 名刺幅 ⑨ 列数 ⑩ 行数 ⑪ 用紙サイズ ⑫ 登録 ⑬ 作成 ⑭ キャンセル ⑪で指定する用紙に対して左側の余白サイズを mm 単位で指定する。 半角数字、ピリオドのみ入力可能。 デフォルト値として0を設定する。 名刺1枚分の高さを mm 単位で指定する。 半角数字、ピリオドのみ入力可能。 デフォルト値として0を設定する。 ただし、実際の最小値は現行バージョンで名刺フォーマットとして用意している 55mm となる。 名刺1枚分の高さを mm 単位で指定する。 半角数字、ピリオドのみ入力可能。 デフォルト値として0を設定する。 ただし、実際の最小値は現行バージョンで名刺フォーマットとして用意している 91mm となる。 用紙1枚あたりの名刺の列数を指定する。 半角数字のみ入力可能。 デフォルト値として1を設定する。 用紙1枚あたりの名刺の行数を指定する。 半角数字のみ入力可能。 デフォルト値として1を設定する。 名刺が設定された出力用紙の全体サイズを選択する。 現行バージョンでは A4 縦(210mm x 297mm)のみ選択できる。 ④~⑪で指定された用紙情報を保存し、④の製品名を②の製品名リストに登録す る。①のメーカー名リストが「ユーザー定義サイズ」になっており、かつ、④の製品名 が入力されているときに使用できる。 クリックされたとき、他のタブの項目をチェックし、問題がなければ名刺データを配 置した Word 文書を生成する。 名刺設定画面を閉じる。 エラー等特殊な動作 タイミング 動作の内容 登録ボタンクリック時 登録しようとしている名刺用紙の設定において、指定した列数、または行数が 多すぎるために出力用紙サイズを超えてしまう場合、以下のメッセージを出力 し、名刺用紙の登録を行わない。 登録ボタンクリック時 登録しようとしている名刺用紙の製品名が、製品名リストに含まれているとき、以 下のメッセージを出力し、名刺用紙の登録を行わない。 33 JAVIS Appli 操作説明書 登録ボタンクリック時 名刺用紙登録のチェックに何も問題がなかったとき、以下のメッセージを出力 する。「はい」が選択されたとき、名刺用紙設定を保存し、製品名リストに追加す る。「いいえ」が選択されたときは何もしない。 削除ボタンクリック時 以下のメッセージを出力し、「はい」が選択されたとき製品名リストから選択して いる製品名を削除する。「いいえ」が選択されたときは何もしない。 34 JAVIS Appli 操作説明書 音声コード設定画面 ①Excel 取込 ②新規入力 ③男性の声 ④女性の声 ⑤作成 ⑥キャンセル 番号 名前 概要 ① Excel 取込 名刺情報を Excel ファイルから取り込む方法を選択する。 ② 新規入力 名刺情報を新規入力タブにより入力する方法を選択する。 ③ 男性の声 作成する音声コードを「男性の声」に設定する。 ④ 女性の声 作成する音声コードを「女性の声」に設定する。 ⑤ 作成 用紙設定タブの作成ボタンと共通。 ⑥ キャンセル 用紙設定タブのキャンセルボタンと共通。 動作内容 タイミング 動作の内容 名刺機能実行時 システムに Excel がインストールされていない場合、Excel 取込を使用不可に する。 Excel 取込タブを表示する。 新規入力タブを非表示にする。 Excel 取込タブを非表示にする。 新規入力タブを表示する。 Excel 取込選択時 新規入力選択時 35 JAVIS Appli 操作説明書 男性の声選択時 女性の声選択時 音声コードの声質を「男性の声」に設定する。 なお名刺の音声コードは、コードサイズ「S」、誤り訂正「中」となる。 音声コードの声質を「女性の声」に設定する。 なお名刺の音声コードは、コードサイズ「S」、誤り訂正「中」となる。 Excel 取込画面 ①取込元ファイル ②参照 ③データ選択リスト ④更新 ⑤作成 ⑥キャンセル 番号 名前 概要 ① 取込元ファイル 名刺情報取込用 Excel ファイルのパスを指定する。 ② 参照 ③ データ選択リスト ④ 更新 クリックされたとき、Excel ファイルを開くためのダイアログを表示する。 このダイアログを使うことで①項の入力が可能。 ①項の取込元ファイルを設定したあと、④更新のクリックにより、このリストの内容を 更新する。このリストにて選択した行の名刺情報が、名刺作成用のソースとなる。 クリックされたとき、①で指定される名刺情報取込用 Excel ファイルの内容を参照し て、使用可能な「氏名(表示)」項目を③項のデータ選択リストに表示する。 ⑤ 作成 用紙設定タブの作成ボタンと共通 ⑥ キャンセル 用紙設定タブのキャンセルボタンと共通 36 JAVIS Appli 操作説明書 エラー等特殊な動作 タイミング 動作の内容 参照ボタンクリック時 更新ボタンクリック時 データ取込用 Excel ファイルのパス入力を支援するために、ファイルを開くダイ アログを表示する。 取込用ファイルに指定された Excel ファイルの内容を参照して、「氏名(表示)」 情報をデータ選択リストに登録する。 取込用ファイル項目が空白の場合、以下のエラーメッセージを表示する。 更新ボタンクリック時 指定されたファイルが存在しない場合、または指定されたファイルのフォーマット が想定の形式でない場合、以下のエラーメッセージを表示する。 更新ボタンクリック時 取込用ファイルの形式が正しくても「氏名(表示)」項目が1件も登録されていない 場合は、以下のエラーメッセージを表示する。 作成ボタンクリック時 コード設定タブのデータ入力方法にて「Excel ファイルからデータを取り込む」を 選択しているとき、取込元ファイルが選択されていない、またはデータ選択にて 名刺出力するデータが選択されていないとき、以下のメッセージを表示する。 37 JAVIS Appli 操作説明書 取込用ファイルのフォーマット 1行目はヘッダ行のデータ名称を入力、2行目以降にデータを入力設定する。 列名 データ名称 入力方法 A 氏名(表示) 名刺に表示する氏名を入力する。 氏名(読み)が入力されていないとき、この項目を読み上げる。 入力必須項目。 B 氏名(読み) 読上げに使用する氏名を入力する。 C 社名(表示) 名刺に表示する社名を入力する。 社名(読み)が入力されていないとき、この項目を読み上げる。 D 社名(読み) 読上げに使用する社名を入力する。 E 所属(表示) 名刺に表示する所属を入力する。 所属(読み)が入力されていないとき、この項目を読み上げる。 F 所属(読み) 読上げに使用する所属を入力する。 G 役職(表示) 名刺に表示する役職を入力する。 役職(読み)が入力されていないとき、この項目を読み上げる。 H 役職(読み) 読上げに使用する役職を入力する。 I 郵便番号 J 住所(表示) 郵便番号を半角数字7ケタ以内、または半角ハイフンを含む8桁以内で入力す る。 数字4桁以上、かつ、半角ハイフンが含まれないとき、4桁目に半角ハイフンを 挿入して表示に使用する。 名刺に表示する住所を入力する。 住所(読み)が入力されていないとき、この項目を読み上げる。 K 住所(読み) 読上げに使用する住所を入力する。 L 建物名(表示) 名刺に表示する建物名を入力する。 建物名(読み)が入力されていないとき、この項目を読み上げる。 M 建物名(読み) 読上げに使用する建物名を入力する。 N 電話番号 O FAX 番号 P メールアドレス Q URL 名刺に表示する電話番号を半角数字、半角記号(ハイフン、カッコ)を使い入 力する。 読上げの際、記号は読上げ対象外となる。 名刺に表示する FAX 番号を半角数字、半角記号(ハイフン、カッコ)を使い入 力する。 読上げの際、記号は読上げ対象外となる。 名刺に表示するメールアドレスを入力する。 読上げの際、アルファベットは1文字ずつ読上げ、ピリオドは「ドット」と読み上げ る。 名刺に表示する URL を入力する。 読上げの際、アルファベットは1文字ずつ読上げ、ピリオドは「ドット」と読み上げ る。 日本語 URL は考慮しない。 38 JAVIS Appli 操作説明書 新規入力画面 ①氏名(表示) ②氏名(読み) ③社名(表示) ④社名(読み) ⑤所属(表示) ⑥所属(読み) ⑦役職(表示) ⑧役職(読み) ⑨郵便番号上3桁 ⑩郵便番号下4桁 ⑪住所(表示) ⑫住所(読み) ⑬建物名(表示) ⑭建物名(読み) ⑲作成 ⑮電話番号 ⑳キャンセル ⑯FAX 番号 ⑰メールアドレス ⑱URL 番号 名前 概要 ① 氏名(表示) ② 氏名(読み) 表示用の氏名を入力する。 入力必須項目。 読み上げ用の氏名を入力する。 入力がないときは氏名(表示)を読み上げに使用する。 ③ 社名(表示) 表示用の社名を入力する。 ④ 社名(読み) 読み上げ用の社名を入力する。 入力がないときは社名(表示)を読み上げに使用する。 ⑤ 所属(表示) 表示用の所属を入力する。 ⑥ 所属(読み) 読上げ用の所属を入力する。 入力がないときは所属(表示)を読み上げに使用する。 39 JAVIS Appli 操作説明書 ⑦ 役職(表示) 表示用の役職を入力する。 ⑧ 役職(読み) ⑨ 郵便番号上 3 桁 ⑩ 郵便番号下 4 桁 読上げ用の役職を入力する。 入力がないときは役職(表示)を読み上げに使用する。 郵便番号の上3桁を入力する。 半角数字を3桁まで入力できる。 郵便番号の下4桁を入力する。 半角数字を4桁まで入力できる。 ⑪ 住所(表示) 表示用の住所を入力する。 ⑫ 住所(読み) 読上げ用の住所を入力する。 入力がないときは住所(表示)を読み上げに使用する。 ⑬ 建物名(表示) 表示用の建物名を入力する。 ⑭ 建物名(読み) ⑮ 電話番号 ⑯ FAX 番号 ⑰ メールアドレス ⑱ URL 読み上げ用の建物名を入力する。 入力がないときは建物名(表示)を読み上げに使用する。 電話番号を入力する。 半角数字、半角記号(ハイフン、カッコ)を使用できる。 読み上げの際、半角記号は読上げ対象外とする。 FAX 番号を入力する。 半角数字、半角記号(ハイフン、カッコ)を使用できる。 読み上げの際、半角記号は読上げ対象外とする。 メールアドレスを入力する。 読み上げの際、1文字ずつ読み上げを行う。ピリオドは「ドット」と読み上げる。 URL を入力する。 読上げの際、1文字ずつ読み上げを行う。ピリオドは「ドット」と読み上げる。 ⑲ 作成 用紙設定タブの作成ボタンと共通 ⑳ キャンセル 用紙設定タブのキャンセルボタンと共通 エラー等特殊な動作 タイミング 動作の内容 作成ボタンクリック時 氏名(表示)が入力されていないとき、以下のエラーメッセージを表示する。 作成ボタンクリック時 氏名(表示)以外の項目で未入力の項目があるとき以下の確認メッセージを表 示する。 40 JAVIS Appli 操作説明書 名刺イメージ出力例 データ入力例 名刺フォーマット 作成すると以下のようなレイアウトを作成します。 レイアウト表示後、文字の書体・大きさ・行間等を編集するとよりきれいなデザイン となります。 社名 氏名 所属 役職 〒 123-4567 住所 建物名 Tel :01-2345-6789 Fax :12-3456-7890 E-mail :[email protected] U R L :http://url.jp 41 JAVIS Appli 操作説明書 Word 表示 42 JAVIS Appli 操作説明書 2-6.環境設定 音声コードのオプションを設定できます。また、読上げ機による「読み」が正しくな い場合に単語の読みを指定できます。 環境設定の手順 1. JAVIS メニューの「環境設定」をクリックしてサブメニューの「環境」をクリック します。または JAVIS ツールバーの「環境設定」ボタンをクリックします。 2. 環境設定画面が表示されますので希望のオプションを選択します。 3. 「OK」ボタンをクリックすると設定が更新されて環境設定画面を終了します。 「デフォルト」ボタンをクリックすると環境設定画面の内容が初期値に戻りま す。「キャンセル」ボタンをクリックすると環境設定画面を終了しますが、設 定内容は保存されません。「適用」ボタンをクリックすると、その時点の設定 内容を保存します。 環境設定画面の内容 環境設定画面は「コード設定」、「画像とテキストの出力」、「ページ情報自動挿入」 の3種類のタブで構成されています。 43 JAVIS Appli 操作説明書 コード設定画面 ① コードサイズ ②誤り訂正 ③コードの配置 ④全文 ⑤選択範囲のみ ⑥自動モード ⑦自動改ページ ⑧複数コード出力 ⑫適用 ⑪キャンセル ⑩デフォルト ⑨OK 番号 名前 概要 ① コードサイズ ② 誤り訂正 ③ コードの配置 ④ 全文 ⑤ 選択範囲のみ ⑥ 自動モード 音声コードのサイズを選択する。 「XS」、「S」、「M」、「L」、「自動」から選択できる。 左から順にコードサイズは大きくなる。 デフォルト値は「M」。 「自動」を選択すると、音声コードの対象となる文章の量に応じたコードサイズが選 ばれる。 音声コードの誤り訂正符号の量を選択する。 「強」、「中」、「弱」から選択できる。 左から順に誤り訂正符号の量は少なくなる。 デフォルト値は「中」。 音声コードの配置場所を選択する。 「ページの右下」、「ページの左下」、「偶数ページは右下・奇数ページは左下」、 「偶数ページは左下・奇数ページは右下」から選択できる。 「複数コード出力」を選択したときは、「ページの右下、右上」、「ページの左下、左 上」、「偶数ページは右下、右上・奇数ページは左下、左上」、「偶数ページは左 下、左上・奇数ページは右下、右上」に選択肢が変わる。 デフォルト値は「ページの右下」。 音声コードの対象となる文章を、常に文書全体に設定する。 この項目がデフォルト値。 音声コードの対象となる文章を、選択中の文章のみに設定する。文章の選択がさ れていない状態で音声コード作成を実行した場合は、文書全体が音声コードの対 象となる。 ⑥~⑧のいずれかひとつを選択する。 44 JAVIS Appli 操作説明書 通常の音声コード出力モード。 この項目がデフォルト値。 ⑥~⑧のいずれかひとつを選択する。 音声コード作成時に、1コードに収まりきらない文章を次のページにするために、 自動的に改ページを挿入するモード。 ⑥~⑧のいずれかひとつを選択する。 1つのページに配置する音声コードを最大2個とすることで、ページあたりの格納 文字数を増やすモード。 ⑦ 自動改ページ ⑧ 複数コード出力 ⑨ OK すべての設定内容を保存して、環境設定を終了する。 ⑩ デフォルト コード設定タブの内容をデフォルト値に変更する。 ⑪ キャンセル 設定内容を破棄して、環境設定を終了する。 ⑫ 適用 その時点の設定内容を保存する。 画像とテキストの出力画面 ① 画像出力 ②テキスト出力 ③Word 文書と同 じ ④作成の都度指 定 ⑤指定フォルダ出 力 ⑥フォルダ指定 ⑦参照 ⑪適用 ⑧OK ⑨デフォルト ⑩キャンセル 番号 名前 概要 ① 画像出力 ② テキスト出力 チェックを付けると音声コード作成の際、音声コードをビットマップファイル形式で 出力できる。 デフォルトはオフ。 チェックを付けると音声コード作成の際、音声コードの対象となった文章をテキスト ファイル形式で出力できる。 デフォルトはオフ。 45 JAVIS Appli 操作説明書 ①または②にチェックを付けたとき有効になる。 ビットマップ、テキストファイルを Word 文書と同じフォルダに出力する。 ①または②にチェックを付けたとき有効になる。 音声コード作成の際に、ビットマップ、テキストファイルを出力するフォルダの選択 ダイアログを表示する。 ①または②にチェックを付けたとき有効になる。 ビットマップ、テキストファイルを指定フォルダに出力する。 ①または②にチェックを付けたとき有効になる。 ⑤の選択時に追加指定する。 ビットマップ、テキストファイルを出力するフォルダ。 Vista 環境にて実行した場合、そのフォルダに対する書き込み権限があるかどうか チェックする。 ③ Word 文書と同じ ④ 作成の都度指定 ⑤ 指定フォルダ ⑥ フォルダ指定 ⑦ 参照 ①または②にチェックを付けたとき有効になる。 ⑧ OK 全ての設定内容を保存して、環境設定を終了する。 ⑨ デフォルト 画像とテキストの出力タブの内容をデフォルト値に変更する。 ⑩ キャンセル 設定内容を破棄して、環境設定を終了する。 ⑪ 適用 その時点の設定内容を保存する。 46 JAVIS Appli 操作説明書 ページ情報自動挿入画面 ①コメント ②コメント詳細 ③男性の声 ④女性の声 ⑤先頭ページ ⑥文書名 ⑦ページ番号 ⑧ OK ⑨デフォルト ⑩キャンセル ⑪適用 番号 名前 概要 ① コメント ② コメント詳細 ③ 男性の声 ④ 女性の声 ⑤ 先頭ページ ⑥ 文書名 ⑦ ページ番号 チェックを付けると、音声コードにコメントを付与できる。 デフォルトはオフ。 ①にチェックを付けたとき有効。 全角半角問わず、20文字までのコメントを指定できる。 ①、⑥、⑦のいずれかにチェックを付けたとき有効。 ページ情報を男性の声で出力する。 ①、⑥、⑦のいずれかにチェックを付けたとき有効。 ページ情報を女性の声で出力する。 ①、⑥、⑦のいずれかにチェックを付けたとき有効。 ページ情報を先頭ページと同じ性質で出力する。 チェックを付けると、音声コードに文書名を付与する。 デフォルトはオフ。 チェックを付けると、音声コードにページ番号を付与する。 デフォルトはオフ。 ⑧ OK すべての設定内容を保存して、環境設定を終了する。 ⑨ デフォルト ページ情報自動挿入タブの内容をデフォルト値に変更する。 ⑩ キャンセル 設定内容を破棄して、環境設定を終了する。 ⑪ 適用 その時点の設定内容を保存する。 47 JAVIS Appli 操作説明書 2-7.辞書設定 機能概要 音声コード作成時に特定の単語を指定の読みに置き換えて、音声コードに埋め込む 機能。読み上げ装置による読みと、異なる読みを再生したいときに用いる。 辞書登録の手順 1. JAVIS メニューの「環境設定」をクリックして、サブメニューの「辞書」をクリッ クします。 2. 辞書設定画面が表示されます。 3. 「単語」と「読み」を入力して「登録」ボタンをクリックすると保存されます。 辞書設定画面 ①単語 ②読み ③登録 ④登録済みリスト ⑤OK ⑥削除 番号 名前 概要 ① 単語 読みを指定登録する対象となる単語を入力する。 ② 読み ①に対する読みを入力する。 ③ 登録 ①と②の組み合わせを登録する。 50 語まで登録可能。 ④ 登録済みリスト 登録された単語と読みを表示する。 ⑤ OK 登録単語を保存して、辞書設定を終了する。 ⑥ 削除 登録済みリストの行を選択した状態でクリックすると、その単語を登録済みリストから 削除する。 48 JAVIS Appli 操作説明書 2-8.デコード 機能概要 作成済み音声コードの内容を確認するための機能。音声コード作成時のオプション、 音声コード内容を確認できる。 作成した音声コードの内容を確認するウィンドウを表示します。再生する文章と 声の種類を確認できます。 デコード画面の表示方法 1. 音声コードを一括コード作成、または詳細設定により作成します。 2. デコード内容を表示したいページにカーソルを移動します。 3. JAVIS メニューの「デコード」、または JAVIS ツールバーの「デコード」ボタ ンをクリックします。 ①タイトル デコード画面の内容 声の種類を表示できます ②コード内容 ③コード対象文 左側の画面に音声コードの内容を表示します。右側の画面には Word 文書の内 容を表示します。 49 JAVIS Appli 操作説明書 動作環境 OS: 日本語 Microsoft Windows XP SP2 以降、または 日本語 Microsoft Windows Vista(64bit は対象外) Word バージョン: 日本語 Microsoft Word 2003、または日本語 Microsoft Word 2007 ハードディスク空き容量:5MB 以上 その他: 使用 OS が Microsoft Windows XP の場合、「Service Pack (SP) 2」、もしくは「.NET Framework ランタイム」のインストールが必要になる場合があります。 その場合、システムドライブに 280MB 以上の空き容量が必要です。 注意事項 •Word が起動している場合は、Word を終了してください。 •インストール作業は、Administrator 権限を持つユーザーで操作する必要があります。 インストール前の準備 【Windows XP の場合】 Service Pack (SP) 2 以降がインストールされていることを確認してください。確認方法は 「Ⅲ.Windows XP SP2 のインストール方法」を参照してください。 【Windows Vista の場合】 ユーザー・アカウント制御 (UAC)を有効にしてください。有効にする方法は「コントロー ルパネルからユーザー・アカウント制御を有効にする」を参照してください。 平成22年7月14日 発行 特定非営利活動法人 日本視覚障がい情報普及支援協会 〒169-0075 東京都新宿区高田馬場1-6-16 ユニオンビル703 電話 03-3208-5023 FAX 03-3208-5025 E-Mail: info@Javis.jp HP: www.javis.jp 50