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能力評価システムパンフレット

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能力評価システムパンフレット
全国森林組合連合会
経営
業
な林 めの
た
新
のた
革
改
業を
事
支援 ませんか
し
活用
能力評価システム導入
支援事業のご案内
林野庁補助事業
平成 26 年3月現在
能力評価システムとは
経営者と従業員が
(ものさし)
適正な評価を通じて
従業員のキャリアアップと
厳しい経営環境の中、林業の事業
体には 様 々な経 営 課 題 が あります
が、これらの課題を克服していくた
経営理念の実現を目指す
めには、経営理念を明確にし、この
仕組みです。
理念を実現できる人材の育成が不可
欠です。
このためには従業員に対して、経
営理念や方針とそれらに基づいた仕
事を実現できる人材像を明らかにす
ることにより、従 業員一人一人の役
割を明確に示し、役割の達成度合い
や職業能力を公正かつ客観的に評価
し、処 遇等 へ結びつけるといった、
従業員のモチベーションを高める仕
組みづくりが必要となります。
わが国の林業は、木材価格の低迷などによる採
算性の悪化といった厳しい経営環境にあるほか、
林業従業者数も長期的に減少・高齢化の傾向で
推移している状況にあることから、日本の林業の
再生や持続的発展を図るためには担い手の確保・
育成は喫緊の課題となっています。
このような現状課題を踏まえ、今後各事業体が
林業の再生や経営の安定を図るためには、林業に
新たに就業した方の定着を図るとともに、林業の
する傾向にあります。
仕事に意欲をもって取り組む人材の育成に積極的
に取り組んでいく必要があるといえます。
6
6
27
2
28
Q A
?
&
能力評価システムの導入に
このような疑問をお持ちではないでしょうか?
Q1
A
評価は単なる査定のために行うものでなく、従業員の仕事への意欲
能力評価システムは
従業員の給与を決める
ために行うのですか?
を高めるために行うものです。能力評価システムは従業員にどのよう
に仕事を行ってほしいのかをその役割や成果期待をわかりやすく示し、
各人の仕事への考え方や行動を事業体の目標に向けて束ねていくもの
です。そしてその仕事ぶりが業績や収益に結びついたら、その成果を
報酬などで従業員の処遇に反映することにより、従業員の仕事への意
欲や動機付けはより高まり、事業体は確実に発展していくといえます。
Q2
A
確かに現状では仕事は上手く回っている事業体もあるかもしれませ
仕事は現在順調に
進んでいますが、
能力評価システムは
何を目指して整備する
のでしょうか?
Q3
ん。しかし、林業を取り巻く経営環境は今後急速に変化していくと思
われます。そのためにも、将来の経営ビジョンを描きながら経営方針
や理念を明確にし、継続的に人材を育成しなければなりません。能力
評価システムは、経営環境の変化に柔軟に対応でき、絶えず現状に問
題意識をもち創意工夫しながら仕事に取り組む人材の育成をめざして
います。
A
人材の定着のためには、労働条件の改善とともに、働く人のモチベ
能力評価システムを導入して
本当に若い人は定着
するのでしょうか?
ーションを高める工夫が必要です。自らの仕事ぶりを客観的な評価基
準に基づき公正に評価することにより、自分の仕事ぶりに満足したり、
自らの課題に気づき課題を克服するために自己研鑽に励むことにより、
仕事へのモチベーションは高まります。「目標」を「評価」する取組に
よって仕事に「やりがい」をもってもらうのが本制度の目的です。
Q4
A
「評価」は、評価者から評価基準を押しつけたり、他人と比較して評
評価に従業員が
納得するのか心配ですが、
どのように
行うのですか?
価したり、評価者の感情で行うと職場がギスギスしたり、従業員の納
得も得られません。あらかじめ、従業員の現状と将来を見据えて、従
業員と評価者とで評価の基準を話し合って決め、従業員本人が「自分
の目標」として意識することが重要です。評価では、「自分の目標」の
達成度合いを自ら振り返るとともに、評価者からは設定した評価基準
に照らし合わせて期待どおりの役割や仕事ができているのか、事実に
基づいて本人に伝え、今後の目標と方向性について話し合うことにより、
はじめて評価結果に納得が得られます。従業員が納得する評価基準の
作成と、評価を行いその評価結果を伝える評価者の研修は不可欠とい
えます。
〈お問い合わせ先〉
一般社団法人 全国林業改良普及協会 〒107-0052 東京都港区赤坂1-9-13 三会堂ビル
電話 03-3583-8461 FAX 03-3583-8465
http://www.ringyou.or.jp
本事業は林野庁補助事業「緑の雇用」現場技能者育成対策事業の一環として実施主体である全国森林組合
連合会からその業務の一部を委託され全国林業改良普及協会が行っています。
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