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第四回機械器具・機械工具基礎知識セミナー 第四回機械器具・機械工具
11 月 24 日 第四回機械器具・機械工具基礎知識セミナー 彦根営業所 戸田智也 日時:平成 27 年 11 月 17 日(火) 15:30~18:00 場所:OKK 株式会社 本社・猪名川製造所 会議室 参加者:渡邊社員、題府社員、湊社員、榎並社員、 三木社員、瀬崎社員、中井社員、戸田(計 8 名) スケジュール:15:30~16:40 自己紹介、他社交流(Joyful 喜一 HD 田中社長) 16:50~18:00 工作機械とその周辺機器(西川産業 西川社長) 〈内容〉 Joyful 喜一 HD 田中社長 予定の作業工具の基礎知識というよりはワールドカフェ方式というグループワークのよ うな座り方で、 「①楽しむこと②横の繋がりを持つこと③積極性を伸ばすこと」を目的とし、 自己紹介や仕事について等を話し合った。 工作機械とその周辺機器(西川産業 西川社長) ・工作機械 1、旋削加工用の主な機械 汎用旋盤(普通旋盤)・・・個人の技能に依存し、大量生産には不向き。 NC 旋盤・・・個人の技能に依存せず、一人で複数台の機会を担当することも可能。 複合加工機・・・NC 旋盤とマシニングセンタの機能を合わせたもの。 そのため、この機械ですべての加工を終わらすことも可能。 2、フライス加工用の主な機械 フライス盤・・・汎用旋盤と同様に個人の技能に依存し、大量生産には不向き。 立型・横型マシニングセンタ・・・フライス盤に ATC と NC 装置を付けたもの。 フライス盤と比較すると 3~5 倍の生産性向上が可能。 門型マシニングセンタ・・・機械本体及び、ワークが非常に大きいタイプ。 (5 面加工機) そのため、価格も他と比べて高い。 3、研削加工用の主な機械 平面研削盤・・・主にワークの平面部分を研削するもの。 形式の違いにより横軸形、立軸形、門形などがある。 円筒研削盤・・・主に円筒状のワークを研削するもの。 芯なし研削盤・・・円筒状のワークを 2 つの砥石車で研削するもの。 同じ径のものを大量に研削するのに適している。 内面研削盤・・・円筒やリング状のワークの内側を研削するもの。 4、放電加工用の主な機械 形彫り放電加工機・・・ワークの硬度に制約がないため超硬や難削材の加工に適している。 ワイヤ放電加工機・・・加工中の工具の取替えなしに、複雑な曲線状の加工も可能。 5、その他の加工用の主な機械 ボール盤・・・穴あけのみを目的とした機械で、卓上・直立・ラジアル(大形ワーク用)ボ ール盤という種類がある。 レーザー加工機・・・レーザーを利用した加工機で、ほとんどの種類の材料の加工が可能。 また、多肢にわたる加工方法に適している。 工作機械用周辺機器 1、 チャック・・・主に旋削加工をする場合に、ワークを締め付けて使用する保持具。 2、 回転センター・・・旋盤・測定機器に使用し、主に長いワークを支えるための保持具。 3、 ツールホルダー・・・工作機械の主軸に付けられ、加工工具を保持する装置。 〈所感〉 今回 4 回目の機械工具基礎知識セミナーに参加しました。 前半は Joyful 喜一 HD の田中社長の講義でした。予定では作業工具ということだったの ですが、今回は普段と違いグループワークのような講義でした。西川以外の同じ業界の人 達と自己紹介などをしました。山善や日伝、トラスコの他に様々な会社の人達と交流でき ました。このように同じ業界の他社の人達と交流ができるのは大変貴重な体験だったと思 うので参加してよかったと思います。 後半は西川社長による工作機械とその周辺機器を教えていただきました。内容としては、 以前勉強したこともありましたが知らないこともあったので大変勉強になりました。それ は、放電加工機やレーザー加工機です。名前は聞いたことがあったのですが、実際にどう いう構造なのか、どういったワークのどのような加工ができるのかなど基礎知識ではあり ますが理解できたように思います。 このような工作機械を拡販するには知識もお客様の信頼もまだまだですが、日々の活動 を通して少しずつではありますが積み重ねていきたいと思います。 以上