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JPN4410 高木 祐輔/金谷 俊輝 中央大学ヨット部

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JPN4410 高木 祐輔/金谷 俊輝 中央大学ヨット部
全日本470感想
4410
高木・金谷ペア
① 大会出発前の状況・心境・目標
この全日本470選手権大会に出場するのは、2回目で毎年かなりレベルの高いレガッ
タになるため、海面の情報や癖についても事前に高松出身のセーラーに聞いて回るとい
うことを大会開始1週間前まで行っていました。大会が始まる前の週に明治大学の艇と
私たち中央大学の艇をトレーラーに積み込みましたが、私たちのチームの心はまだまだ
積込みができる状態ではありませんでした。行く前から大会の雰囲気にのまれているよ
うなそんな感じでした。
さて迎えた移動日!!計測が行われる前日の朝 5 時半というまだ日も昇ってないよう
な状態で、トレーラー付きの中央大学の車は高松を目指して出発しました。箱根新道を
通りながらみた朝日を受けながら輝く富士は「綺麗・・・」の一言につきますね^^
車内は明治の「成田・横田」組と中央の「高木・金谷」組との2チームがおり、もちろ
ん道中の会話は途切れることを知らずといった具合でした!2チームともとりあえず、
「ゴールドフリートに残ること!!」を目標にしていたのと同時にお互いに「こいつら
のペアには死んでも負けん」なーんて思っていたのではないかと wwwww
②現地到着後の状況
現地に到着して思ったのは、海を見て唖然・・・・。潮の流れが目に見えてわかる海
面で「海面が生き物みたい・・・」とクルーとつぶやいたのは初めてでした。船降ろし
は、心優しい愛知学院大学のみなさんが手伝ってくれました^^もちろんその際に「貸
し1で」というのは挨拶みたいなものですよね。船降ろしや艇の組み立て、ハーバー手
続きをすましたところで、四国在住の中央大学 OB の方がお見えになり挨拶をすまし、
宿舎へ。
③大会計測
今回の大会では、計測用紙をネットから印刷して持参しなければならないところを忘
れてしまい大慌て!関西学院大学の方に予備の用紙を頂き、無事に計測を通すことがで
きました。でも、今回の計測は艇体重量を測る以外は簡略的で少し驚きました。前回の
全日本470ではフォアステイの長さ等に関して、ほとんどの学生が規則に違反し計測
日をまたいでまで厳格な計測が行われたのと比較すると拍子抜けしたような計測とな
った。
④各レース展開
・天候(風速なども含む)
大会期間中、一日ほど雨に見舞われたが、ほとんど晴れていてセーリングする
には良い天候でした。ただ、高松は予想通り微風で出艇を延期する日々でし
たが、出艇となったら切り替えて行動できたのでよかったと思う。海上に出
てみたら意外と風があることが多く、あれほどハーネスを使うことになると
は思わなかった。
・コース
潮の影響がとても強く、風が強いというわけではなかったので、コースをひく
のはかなり苦戦した。ときにはブローを拾いに、ときには潮上に向かい、と
頭がパンクしかけた。しかし、それは他のチームも同じだったので、必死に
コースをひいた。またマーク回航時にはとても緊張した場面が多かった。潮
に流されているのをもろに感じながらの回航であったがゆえにマークすれす
れであったりときにはマークタッチも。。。ただ、あれほど潮が強い海面での
レースはたびたびあるものではないので、非常に勉強になった。
⑤レセプションについて
こんなに近くにあのオリンピックに出た選手がいると思うと少しドキドキもしたけれど
も、話を聞いていて普通の人と同じだと思ったら少しホッとした。オリンピック選手のイ
メージが変わった瞬間であった。貴重な話を聞くことができてよかった!
またビンゴ大会が開催されたが、まさか自分が景品を手に入れられるとは思わなかった。
景品としては(
(お菓子の詰め合わせ))をいただきました。レースで使う予定だった「運」
をここで使いきってしまったのかもしれない。しかしせっかく一列揃えた以上は沢山列を
つくり、オリンピックで使用したシングレットが欲しかった。なかなか楽しめたレセプシ
ョンであった。
⑥目標達成の有無
今回の最低目標である、ゴールドフリートに残ることができたが、残ってからの戦いが
まったくできていなかった。今回の反省をしっかり活かしていきたいと思っている。
(うどん以外の名産物の発見を行うことができた)
⑦大会の印象
遅い時間帯まで風待ちをしたり、遅い時間帯でレースをスタートしたりと少々安全面に
おいて不安を抱かせるようなレースになったが、いい風が入ってくるまで陸待機にしたり
と良い判断の場面も多々あった。レースが終わった後の、うどんの配給などもほかの地域
ではないような工夫だったのでよかったと思う。
⑧今後、470協会に求めるもの
学生支援金をもっと多くの学生に使えるようにできればいいと思う。また、今回の大会
のように、オリンピックセーラーの艇を見て、触って、気軽に質問ができる環境を作って
いただけるとよりレベルの高いレースを行うことができると思う。
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