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土台・柱には、檜の芯持材(含水率20%以下の乾燥材)を採用します。 檜
構造材 檜芯持材 ◆土台・柱には、檜の芯持材(含水率20%以下の乾燥材)を採用します。 ◆檜は一般の木材と比べて腐朽やカビ被害による経年劣化が少なく、またシロアリその他の虫害にも強いため、柱や土台 に最適な材料です。 ◆一本の木から、一本しか取れない芯持ち材は、垂直荷重に強く、耐久性にも非常に優れています。 強度・ 強度・耐久性 4寸角の檜の芯持材は樹齢60年~65年の1本の木から1本しかとれない大変貴重なものです。 檜は成長が遅い分目が詰まっていて比重が大きく強固になります。 一般的に使われている杉は、檜のほぼ半分の年数で4寸の柱が取れるほど成長に違いがあります。 樹齢60年の檜は、その後60年以上、柱として力強く生き続けます。 健康 木の木目の間隔や濃淡の変化は、人の感覚に心地よい刺激を与えてくれると考えられています。 木材は紫外線領域の光をほとんど吸収します。単に反射光が目に対して刺激が少ないだけではなく、木の暖色 が心理的にも暖かみを感じさせてくれるのです。 快適な 快適な湿度空間 木材は高すぎる湿気を吸収し、湿度が低くなると水分を吐き出して快適な湿度空間を作り出す働きがあります。 構造躯体に使用することは快適な住環境を守る上で大変効果的といえます。 特に梅雨の時期に多くなる湿気が原因となる結露やカビなどからも家を守ってくれます。 一般に3.5寸(10.5cm)角の杉の柱1本分には、ビール瓶2.5本分の水分が含まれていて、そのうち0.5本~1本分 を出し入れして湿度を自動調節しています。 抗菌性 檜の抽出成分には、ダニの嫌う成分が含まれており、大幅にダニの数を少なくすることができます 抗菌、抗ダニ、防臭などの働きがある成分「フィットンチット」「ヒノキオール」「アルファピネン」「カジノール」 等を持っています。 耐火性 木は鉄やアルミニウムよりも耐火性に優れています。 鉄やアルミニウム熱が加わると比較的低い温度でも急速に強度を失いますが、木材は表面の燃え跡が炭化層 になり、断熱材の役割を果たすので、それ以降は火の回りが遅くなります。