...

野田村災害公営住宅に係る事業関係者説明会 次 第 1. 開 会 2. 挨 拶

by user

on
Category: Documents
2

views

Report

Comments

Transcript

野田村災害公営住宅に係る事業関係者説明会 次 第 1. 開 会 2. 挨 拶
野田村災害公営住宅に係る事業関係者説明会
日
会
次
1. 開
会
2. 挨
拶
3. 議
題
時:平成 24 年 11 月 25 日(日)
午前 10 時 00 分~(城内高台団地)
午後 1時 30 分~(城内高台以外)
場:野田村役場 2階会議室
第
(1) 災害公営住宅の間取りの考え方について
・ 村建設の災害公営住宅の間取りの考え方
・ 県整備災害公営住宅の間取り等紹介
(2) 災害公営住宅の家賃・払下げについて
・ 各住戸別の目安となる家賃を提示
・ 6年目以降の払下げについて
(3) その他
・ 意向調査の実施について
・ 質疑応答
・ 盛岡財務事務所説明「個人債務者の私的ガイドライン」
4. 閉
会
(村整備)
災害公営住宅の間取り
の考え方について
村建設の災害公営住宅 間取りの考え方について
1. 村建設の災害公営
村建設の災害公営住宅プランの種類
住宅プランの種類
以下の6プランの中から、お好みの住宅をお聞かせください。
1.広さが異なる A・B・C タイプから選択してください。
タイプ
2.「廊下なし
廊下なし」
廊下あり」の
」の2タイプ
2タイプから選択してください。
廊下なし
」、「廊下あり
」の
2タイプ
廊下なし
A1 型
廊下あり
A2 型
廊下なし
B 1型
廊下あり
B2 型
廊下なし
C1 型
廊下あり
C2 型
A タイプ(2DK)
タイプ(2DK)
約 55 ㎡
B タイプ(2
タイプ(2L
(2LDK)
約 65 ㎡
C タイプ(
タイプ(3LDK)
約 75 ㎡
この 6 プランの中からお選びいただきます。
(参考
高台団地の住宅配置)
※城内高台団地に災害公営住宅を建
てた場合の配置計画です。
実際には、自主再建の住宅も混合し
て配置します。
1
2. 災害公営住宅「廊下なし
災害公営住宅「廊下なし」
廊下なし」、「廊下あり」
廊下あり」の2タイプ
の2タイプ
参考 C1 型
※家具は配置の一例を示したもので、実際に住宅に付帯しているものではありません。
生活の中心
必ず居間を通って個室に向かうことができます。
廊下が無い分、食堂・居間の面積を広くすることができます。
参考 C2 型
生活の中心
玄関と個室を廊下で繋ぐため、居間を通らなくても、個室に向かう
ことができます。
廊下がある分、食堂・居間の面積は狭くなります。
2
外構計画
車3台分の駐車スペース、広さ 1 坪程度の外部物置を配置する予定です。
参考 C1 型
外部物置
(広さ 1 坪程度)
3台分の駐車スペース
3
3. 住宅プラン
A1 型
[廊下なし]
廊下なし]
A2型
[廊下あり]
廊下あり]
縮尺 1/100
■間取り
■延床面積
2DK
約 55 ㎡(約 17 坪)
■間取り
■延床面積
2DK
約 55 ㎡(約 17 坪)
4
B1型
[廊下なし]
廊下なし]
B 2型
[廊下あり]
廊下あり]
■間取り
■延床面積
2LDK
約 65 ㎡(約 20 坪)
■間取り
■延床面積
2LDK
約 65 ㎡(約 20 坪)
5
C1型
[廊下なし]
廊下なし]
C2型
[廊下あり]
廊下あり]
■間取り
■延床面積
3LDK
■間取り
約 75 ㎡(約 23 坪)
■延床面積
3LDK
約 75 ㎡(約 23 坪)
6
(県整備)
災害公営住宅の間取り等
25 地割団地(久慈工業高校通り)完成イメージ図
県建設の災害公営住宅について
2戸が連なった住宅となっています。
2階建
■間取り
■延床面積
3DK
約 75 ㎡(約 23 坪)
2階平面図
1 階平面図
7
■間取り
■延床面積
平屋
3DK
約 70 ㎡(約 21 坪)
【位置図】
25地割団地
21地割団地
8
●25 地割団地
完成予定時期
入居予定時期
H25 年
H25 年
3 月中
4 月~
●21 地割団地
完成予定時期
入居予定時期
H25 年
H25 年
秋ごろ
秋ごろ
災害公営住宅の家賃
1 年目の目安額
災害公営住宅の家賃(1
災害公営住宅の家賃(1 年目の目安額)
●災害公営住宅の家賃とは
災害公営住宅の家賃は、入居者全員の年間総所得金額の合計から所定の額を控除し、政令
月収を求め計算されます。
家賃は入居者の収入額や収入種別、世帯構成により異なります。
家賃は、以下の手順により計算します。
1. 政令月収の確認
1-1 入居者の年間所得の確認
入居者の年間所得の確認
災害公営住宅に入居する世帯全員の所得を確認します。
ア.給与所得
イ.年金所得
(10~12 ページ)
ウ.事業所得
1-2 控除額の確認
入居世帯の年間所得から差し引く控除額を計算します。
(13 ページ)
1-3 政令月収の算定
政令月収 =(入居者全員の年間所得
(入居者全員の年間所得合計
の年間所得合計-
合計-控除額合計
控除額合計)÷
合計)÷12
)÷12
(14 ページ)
2. 住宅タイプ別の家賃の算定
災害公営住宅の家賃は、住戸タイプによって異なります。
そのため、住宅タイプ別に、月額家賃を計算します。
(15 ページ)
1-1 入居世帯の年間所得の確認
●所得の確認 自分の所得はどれになりますか?
自分の所得はどれになりますか?
ア.給与所得
ア.給与所得
給料、賃金、ボーナスな
どの所得です。たとえば、
会社員、店員、パート、事
業専従者などの所得をいい
ます。
ページをご覧ください。
10 ページ
イ.年金所得
イ.年金所得
厚生年金、国民年金、共
済年金など所得です。
11 ページをご覧くださ
ページ
い。
ウ.事業所得
ウ.事業所得
事業所得、利子所得、不
動産所得、雑所得などの所
得です。たとえば、自営業、
外交員などの所得をいい
ます。
ページをご覧くださ
12 ページ
い。
※所得の種類が複数ある方は、それぞれの所得ごとに計算してください。
9
ア.給与所得の
ア.給与所得の場合
給与所得の場合
給与所得の方は下記の【給与所得の源泉徴収票】で、所得金額が確認できます。
【給与所得の源泉徴収票】
(1年間の所得金額)
(14 ページへ)
※上記以外の方や源泉徴収票を紛失等により見当たらない場合には下記の計算式で計算
して下さい。
年間総収入額とは、給与所得控除をする前のもので、ボーナス、残業手当などすべて
含んだ金額です。ただし、通勤手当(非課税分)などの非課税所得および一時的な収入
は所得となりません。
年間総収入額の範囲
年間所得の計算式
0円以上
~
650,999 円まで 年間所得金額
は
0円
651,000 円以上
~
1,618,999 円まで 年間総収入額
1,619,000 円以上
~
1,619,999 円まで 年間所得金額
は
969,000 円
1,620,000 円以上
~
1,621,999 円まで 年間所得金額
は
970,000 円
1,622,000 円以上
~
1,623,999 円まで 年間所得金額
は
972,000 円
1,624,000 円以上
~
1,627,999 円まで 年間所得金額
は
974,000 円
1,628,000 円以上
~
1,803,999 円まで 4,000 円単位で
×0.6
円
1,804,000 円以上
~
3,603,999 円まで 1,000 円未満を
×0.7-180,000 円
円
3,604,000 円以上
~
6,599,999 円まで 切捨てた金額
×0.8-540,000 円
円
6,600,000 円以上
~
9,999,999 円まで 年間総収入額
×0.9-1,200,000 円
円
-650,000 円
円
(14 ページへ)
(1年間の所得金額)
÷4,000 円 =
×4,000 =
(14 ページへ)
↑年間総収入
↑小数点以下切捨
(1年間の所得金額)
※1,628,000 円~6,599,999 円に該当する方は 4,000 円単位で端数整理します。
10
イ.年金所得の
イ.年金所得の場合
年金所得の場合
年金所得の方は、下記の【年金所得者の源泉徴収票】で、赤枠内の「支払金額」を基に計
算をします。
【年金所得者の源泉徴収票】
※下記の計算式で計算し所得金額になおします。
年齢
年間の年金総額の範囲
0円以上
~
1,200,001 円以上 ~
年間所得の計算式
1,200,000 円まで 年間所得金額
3,299,999 円まで 年間年金総額
は
—
0円
1,200,000 円
円
65 歳
3,300,000 円以上
~
4,099,999 円まで 年間年金総額 ×0.75- 375,000 円
円
4,100,000 円以上
~
7,699,999 円まで 年間年金総額 ×0.85- 785,000 円
円
7,700,000 円以上
~
年間年金総額 ×0.95-1,555,000 円
円
0円以上
~
1,200,000 円まで 年間所得金額
は
1,200,001 円以上
~
3,299,999 円まで 年間年金総額
—
700,000 円
円
3,300,000 円以上
~
4,099,999 円まで 年間年金総額 ×0.75 -375,000 円
円
4,100,000 円以上
~
7,699,999 円まで 年間年金総額 ×0.85 -785,000 円
円
7,700,000 円以上
~
以上
(14 ページへ)
0円
(1年間の所得金額)
65 歳
未満
年間年金総額 ×0.95 -1,555,000 円
円
※ただし、下記の年金に該当する場合は所得の対象となりません。
●障害の名称のつく年金
障害基礎年金・障害厚生年金・障害年金・障害共済年金
●遺族の名称がつく年金
非課税のため算定の
遺族基礎年金・遺族厚生年金・遺族年金・遺族共済年金
対象になりません。
●母子の名称がつく年金
(一年間の所得
母子年金・準母子年金
●その他の年金
遺児年金・寡婦年金・老齢福祉年金
11
0 円)
ウ.事業所得の
ウ.事業所得の場合
事業所得の場合
事業所得の方は、下記の【事業所得者の確定申告】で、所得金額が確認できます。
【事業所得者の確定申告】
(14 ページへ)
(1年間の所得金額)
12
1-2 控除額の確認
●控除額の確認
●控除額の確認
下記の「控除の種類」に複数あてはまる場合には、それぞれの特別控除額の合計を算出し
ます。
控除の種類
内
容
控除額
特別控除 ①
所得のある人が寡婦、または寡夫である。
・申込者本人または同居親族で、夫(妻)と
寡婦・寡夫控除
27 万円
死別または離婚し、その後婚姻をしていない
男性(女性)
扶養親族及び控除対象配偶者で 70 歳以上の
老人扶養控除等
1人
10 万円
1人
25 万円
1人
27 万円
1人
40 万円
1人
38 万円
1人
38 万円
人
特定扶養控除
扶養親族のうち 16 歳以上 23 歳未満の人
申込者及び扶養親族並びに同居親族の中に
障がいがある方がいる場合
・身体障がい者手帳 3~6 級の人
障がい者控除
特別控除 ②
・療育手帳(知的障がい者)B1,B2 の人
・精神障がい者保健福祉手帳
・戦傷病者手帳
2 級等
第 4 項症~第 4 目症等
申込者及び扶養親族並びに同居親族の中に
重度の障がいがある方がいる場合
・身体障がい者手帳 1~2 級の人
特別障がい者控除
・療育手帳(知的障がい者)A1,A2 の人
・精神障がい者保健福祉手帳
・戦傷病者手帳
1 級等
特別項症~第 3 症
・被爆者健康手帳
一一一一般控除
同居控除
申込者以外で住宅に入居する人
住宅には一緒に入居しないが所得税法上扶
扶養控除
養親族になっている人
13
計
1-3 政令月収の算定
●政令月収の算定
10~12 ページで計算した入居世帯全員の年間所得の合計から、13 ページで計算した
控除額の合計を差し引き、入居世帯の政令月収を計算します。
【記入例】
記入例】
入居者の名前
所得金額
—
特別控除①
P10~12 で算出した所得額-P13 の該当控除額
野田
太郎
850,000 円-0 円
850,000 円
野田
花子
750,000 円-0 円
750,000 円
1,600,000
合
計
【A】
円
特別控除②の合計金額【B】
一般控除
0円
の合計金額【C】
380,000 円
入居世帯の所得額合計【D】
1,220,000
【D】=(【A】-【B】-【C】)
円
政令月収【D÷12】
101,667 円
【計算シート】
入居者の名前
所得金額
—
特別控除①
-
-
-
-
-
合
計
【A】
特別控除②の合計金額【B】
一般控除
の合計金額【C】
入居世帯の所得額合計【D】
【D】=(【A】-【B】-【C】)
政令月収【D÷12】
上記の【計算シート】で算出した政令月収を 15 ページの住宅タイプ別家賃早見表と照ら
し合わせてください。
14
2.住宅タイプ別の月額家賃(目安)の算定
●住宅タイプ別家賃(目安)
14 ページで算出した、政令月収の結果を下記にあてはめ、月額の家賃を確認します。
※この計算で算出した家賃はあくまで目安の家賃です。入居する際は再度、計算し直
しますので、実際に入居する際の家賃とは異なる場合があります。
【住宅タイプ別家賃早見表】
C タイプ
県
約 55 ㎡
約 65 ㎡
約 75 ㎡
約 75 ㎡
県 平屋
約 70 ㎡
0円
約
4,000 円
約
5,000 円
約
約
6,000 円
約
6,000 円
1 円 ~ 40,000 円
約
7,000 円
約
9,000 円
約 10,000 円
約 10,000 円
約
9,000 円
2階
6,000 円
約 12,000 円
約 14,000 円
約 14,000 円
約 13,000 円
60,001 円 ~ 80,000 円
約 13,000 円
約 16,000 円
約 18,000 円
約 18,000 円
約 17,000 円
約 14,000 円
約 17,000 円
約 19,000 円
約 19,000 円
約 18,000 円
104,001 円 ~ 123,000 円
約 16,000 円
約 19,000 円
約 22,000 円
約 22,000 円
約 21,000 円
123,001 円 ~ 139,000 円
約 19,000 円
約 22,000 円
約 26,000 円
約 26,000 円
約 24,000 円
139,001 円 ~ 158,000 円
約 21,000 円
約 25,000 円
約 29,000 円
約 29,000 円
約 27,000 円
158,001 円 ~ 186,000 円
約 24,000 円
約 29,000 円
約 33,000 円
約 33,000 円
約 31,000 円
186,001 円 ~ 214,000 円
約 28,000 円
約 33,000 円
約 38,000 円
約 38,000 円
約 36,000 円
214,001 円 ~ 259,000 円
約 33,000 円
約 39,000 円
約 45,000 円
約 45,000 円
約 42,000 円
259,001 円以上
約 38,000 円
約 45,000 円
約 52,000 円
約 52,000 円
約 48,000 円
80,001 円
~104,000 円
0円
●東日本大震災特別家賃低減事業とは
野田村では、「東日本大震災特別家賃低減事業」を活用し、政令月収 80,000 円以下
(上記、表の赤枠内)の入居者の家賃を 10 年間引下げます。
期間は10年間ですが、6 年目以降は段階的に家賃が引き上げとなり、11 年目以降
は本来入居者の家賃となります。
下記イメージ図参照
(イメージ図)
11 年目以降家賃
段階的に本来家賃へ移行
10 年目家賃
本来の入居
本来の入居
8-9 年目家賃
者家賃
6-7 年目家賃
1-5 年目家賃
1 年目
2 年目 3 年目 4 年目 5 年目 6 年目 7 年目
8 年目 9 年目
15
10 年目
11 年目以降
収入超過者
約 10,000 円
本来入居者
40,001 円 ~ 60,000 円
東日本大震災
B タイプ
特別家賃低減
A タイプ
政令月収
最後に
●収入超過者の方は.
●収入超過者の方は...
収入超過者とは、政令月収が 158,001 円以上の方をいいます。
災害公営住宅は災害により住宅を失った方であれば、収入の条件やその他の条件にかか
わらず入居することが出来ますが、入居後は通常の公営住宅と同様に収入超過者の規定が
適用されます。
●収入超過者の取扱い
収入超過者の方が、3 年以上継続し入居している場合には家賃が割増されます。
●敷金について
●敷金について
入居時における敷金は家賃3か月分を徴収する予定となっております。
徴収した敷金は、入居者が退去した際に還付いたします。
16
災害公営住宅の払下げ額
6 年目の目安額
野田村災害公営住宅の
野田村災害公営住宅の払い下げ価格
災害公営住宅の払い下げ価格
(6 年目の目安額)
●災害公営住宅の払下げとは
災害公営住宅の払下げとは
災害公営住宅は、入居から5年を経過した後、希望者に対して村から払い下げることが
できます。
災害公営住宅の払い下げは「建物と土地のセット」、または「建物のみ」を予定してい
ます。
1. 住宅の払い下げ価格(目安)
住宅の払い下げ価格(目安)
建物の払い下げ価格(目安)は、建物完成時から払い下げ時までの使用による価値
の減少を考慮した価格を基準に、村が定める価格となります。
≪災害公営住宅払い下げ時までの使用による価値の減少を考慮した価格の求め方≫
住宅の払い下げ価格 = 推定再建築費 -( 年平均減価額 × 経過年数 )
【価格構成イメージ】
土地
建物
200 万円
1,000 万円
=1,200万円
払下げ価格 ……………
17
1,05
1,050万円
5 年
建物
約 850 万円
※建物は、残存価値 10%として、耐用
年数 30 年間の定額法で減価。
経過
5 年
200 万円
※土地は、減価し
ないため、購入時
と同額。
土地
経過
5 年
経過
耐用年数
30 年の内
5年経過
時の
概算価格
=1,050万円
(ア) Aタイプ住宅(面積 55 ㎡)の建物の払い下げ価格(入居6年目の目安額)
㎡)
① 推定再建築費
約 800 万円
② 年平均減価額
約 800 万円×減価率 0.9÷公営住宅の耐用年数 30 年 = 約 24 万円
③ 払い下げ価格
・入居6年目
入居6年目:約
800 万円 -(約 24 万円×既入居期間 5 年)
入居6年目
= 約 680 万円
・入居7年目:約 800 万円 -(約 24 万円×既入居期間 6 年)
= 約 660 万円
以降、払い下げる時期が1年遅くなるごとに、約 24 万円ずつ基準価格が
下がります。
(イ) Bタイプ住宅(面積
65 ㎡)の建物の払い下げ価格(入居6年目の目安額)
Bタイプ住宅(
㎡)
① 推定再建築費
約 950 万円
② 年平均減価額
約 950 万円×減価率 0.9÷公営住宅の耐用年数 30 年 = 約 29 万円
③ 払い下げ価格
・入居6年目
入居6年目:約
950 万円 -(約 29 万円×既入居期間 5 年)
入居6年目
= 約 810 万円
・入居7年目:約 950 万円 -(約 29 万円×既入居期間 6 年)
= 約 780 万円
以降、払い下げる時期が1年遅くなるごとに、約 29 万円ずつ基準価格が
下がります。
18
(ウ) Cタイプ住宅(面積 75 ㎡)の建物の払い下げ価格(入居6年目の目安額)
㎡)
① 推定再建築費
約 1,100 万円
② 年平均減価額
約 1,100 万円×減価率 0.9÷公営住宅の耐用年数 30 年 = 約 33 万円
③ 払い下げ価格
・入居6年目
入居6年目:約
1,100 万円 -(約 33 万円×既入居期間 5 年)
入居6年目
= 約 930 万円
・入居7年目:約 1,100 万円 -(約 33 万円×既入居期間 6 年)
= 約 900 万円
以降、払い下げる時期が1年遅くなるごとに、約 33 万円ずつ基準価格が
下がります。
2.土地の払い下げ価格(目安)
2.土地の払い下げ価格(目安)
土地の払い下げ価格は、払い下げ時点における不動産鑑定評価額となります。
仮に、坪あたりの土地価格を2万円とすると、公営住宅の各戸の敷地面積を約100
坪で整備する予定のため、払い下げ住宅の土地代は、200 万円になることが想定され
ます。
19
3.災害公営住宅の払い下げを受けた場合の
“家賃に代わる負担”について
払い下げを受けた場合、その建物および土地、または建物は、入居者個人の所有不動
産になります。
そのために、下記のような災害公営住宅家賃に代わる負担が発生します。
災害公営住宅家賃に代わる負担
払い下げ対象
① 建物および土地の取得に対する不動産取得税や不動産登記に
建物と土地
係る費用
② 建物および土地の所有に対する固定資産税
① 建物の取得に対する不動産取得税や不動産登記に係る費用
建物のみ
② 建物の所有に対する固定資産税
③ 村から土地を借りることに対する土地使用料
さらに、払い下げを受ける建物および土地、または、建物の払い下げ代金を、金融機
関等から融資を受ける場合には、金融機関に対する手数料や、融資金に対する金利負担
も、新たに発生します。
災害公営住宅の払い下げについては、払い下げ後(購入後)に必要となる「災害公営
住宅家賃に代わる費用負担」、また、「生活再建支援金等の支給を受けられる金額」も含
めて、ご判断いただくことになります。
20
Fly UP