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福岡女子大学広報 NO.87(Summer)

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福岡女子大学広報 NO.87(Summer)
87
No.
Summer
2014
理事長・学長あいさつ - - - - - - - --------------- 2
イングリッシュ・ビレッジ - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - 6
環境事務次官講演 - - - - - - - - - - - - ------------ 10
入学式 - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - --------------- 3
アジア高校生招へいプログラム - - - - - - - - - - - - 6
オープンキャンパス告知 - - - - - ------------- 10
新入生あいさつ - - - - - - - - - - - - - --------------- 3
体育祭 ---- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - 7
科学研究費 - - - - - - - - - - - - - - - - - - - ------------ 11
WJC留学生あいさつ - - - - - - - --------------- 3
サークル紹介 - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - 7
マスメディア掲載 - - - - - - - - - - - - ------------- 11
開学記念式典 - - - - - - - - - - - - - - - --------------- 4
日中韓三カ国環境大臣会合 - - - - - - - - - - - - - - - - 7
人事消息 - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - ------------- 11
新キャンパス完成 - - - - - - - - - - - --------------- 5
研究室紹介 - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - 8
交換留学 - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - --------------- 6
受賞報告 --- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - 10
教職員・学生が一丸となって
福岡女子大学の国際的存在感を高めよう
理事長・学長
梶山 千里
本学は、最近の 9 年間に、公立大学法人化、学部改組という過去に経験したこ
とのない大きな変革を行い、新しい歴史の頁を開きつつあります。国際化教育という
視点に立ち、現在 102 名の留学生がキャンパス内で日本人学生と寮で同居しなが
ら教育を受けるという、創立 91 年間で最も国際色の強い時を迎えています。本学
にとってこの激動の時期を、教育・研究と、社会・国際貢献の活動を拡充・充実
させるための好機と捉え、国内外で知名度を上げ存在感を確実なものにするために、
教職員一丸となって建学の精神に則った目標に立ち向かわなければなりません。
本学の「新しい教育理念」は、「リーダーシップを持ち、国際的に活躍できる人
材育成」と「地域社会の学術、文化、生活への貢献」です。教育の成果をあげる
ために、教員は、学生に対して徹底した人材育成を行うという強い使命感と責任感
が必要となります。
学生に対する社会人・国際人としての素養の発揮のための人材育成は、教室と
いう場での授業だけでなく、授業時間外でも指導できる教育制度を大学として確立
しなければなりません。さらに地域社会と連携したインターンシップ教育、コミュニケー
ション学習や外国滞在実習などの実践教育は、国際的センスとバランスを身につけ、
世界で活躍できる人材育成に不可欠です。
大学の「新しい教育理念」を基盤として、教職員が人材育成の責務を充分に果
たすことができるよう、学長として大学組織・制度の改善を着実に進めていきます。
02 ︱ Fukuoka Women’
s University
「福岡女子大学第65回・
大学院第22回入学式」を挙行しました。
平成26年4月4日(金)に、福岡女子大学第65回・大
学院第22回入学式が挙行され、国際文理学部247名、
大学院12名の合わせて259名が入学しました。
式では、梶山学長が式辞を述べ、来賓の小川洋 福岡
県知事と松尾統章 福岡県議会議長(代理 長裕海県議
会議員)から祝辞をいただきました。その後、入学生を
代表して池口舞さん(食・健康学科)が入学生宣誓を
し、在学生を代表して中尾ロシオさん(国際教養学科3
年)が歓迎の辞を述べました。
平成26年度入学式記念講話
馬場明子氏「新しき伝統」
式の最後には本学卒業生であり、元TNCディレクター
本年度の入学式に、本学卒業生の馬場明子氏をお招きし、
「新しき
新入生たちは、国内外で活躍できる次代の女性リー
馬場氏は本学文学部国文学科を卒業後、テレビ西日本に入社、アナ
の馬場明子氏による記念講話が行われました。
ダーとなるための新たな生活のスタートを切りました。
伝統」と題した記念講話が行われました。
ウンサー、ディレクター、プロデューサーとして数々の番組に携わってこ
られました。テレビ西日本開局40周年記念作品「螢の木」では、文化庁
芸術祭優秀賞及び芸術選奨文部大臣新人賞などを受賞され、また、フ
ジテレビ系列九州8局共同制作ドキュメンタリーのプロデューサーを10
年間勤められるなど、ご活躍されました。
講話では、自分の判断に責任を持つこと、それができるようになるた
めには好き嫌いで決めずたくさんの経験をすることなど、現場での積み
重ねで学んだことをお話しいただきました。最後に、福岡女子大学創立
100周年のカウントダウンに向けた歴史を皆さんがしっかりと刻んでく
ださいと入学生を激励されました。
新 入 生 あ い さ つ
福岡女子大学に入学して
国際文理学部 食・健康学科 1年
池口 舞
私がこの福岡女子大学に入学して約1か月が過ぎまし
た。まだ1か月ではありますが、恵まれた環境の中で大変
充実した大学生活を送っています。大学の特徴の一つに
初年次1年間の全寮制教育があります。留学生を含む4人
で共同生活を送ることで自立性やコミュニケーション力は
もちろんのこと、異文化に対する理解力も養われます。実
際に共同生活を送る中で文化の違いに戸惑うこともあり
ますが、互いに理解しあい、一緒に料理をしたり語り合っ
たりと、楽しく充実した生活を送ることができています。
また福岡女子大学では英語教育を重視しており、これか
らのグローバル社会に必要な英語力を鍛えることができ
ます。これらは福岡女子大学なら
ではの貴重な経験です。大学生
活は限られた時間ではあります
が、様々なことに意欲的に取り
組み、心身ともに成長できる
有意義な4年間にしていき
たいと思います。
WJC留学生あいさつ
Year abroad in Fukuoka, Japan
WJC
留学生
マンチェスター大学 人文学部 3年
エグレ・リムクーナイテ
Before coming I was ready to not waste a second and make the
most out of my year abroad in Japan. I knew that culture-wise my
new life in Japan was going to be really different from anything I
had experienced but the friendliness and understanding of
everyone made settling in less overwhelming and I soon felt at
home. A combination of field trips, lectures and monthly meetings
with my host family kept me busy each day learning something
new about the unique traditions and culture of the country I am
interested in.
Being such a long time away from home has challenged me and
helped me grow as a person, too. Cultural exchange with other
WJC and FWU Japanese students has given me a new outlook on
different cultures, including my own too. However, the most
rewarding thing was to see my Japanese language skills improve!
I have experienced everything I have hoped for and so much
more. I have met a lot of wonderful
people and made friendships that I will
never forget. If anyone asks me what
my favourite memory from Japan
is, it s too difficult to answer!
Travelling to far-away places like
Yakushima, admiring Zen gardens
i n Ky o t o a n d e x p e r i e n c i n g
energetic atmosphere in Tokyo is
an inseparable part of my stay in
Japan.
03
開
学
記
念
式
典
開学記念式典第3回ホームカミングデーの開催
にて開催しました。
カミングデーを三部構成
ム
ー
ホ
回
3
第
・
典
式
念
学記
去る4月20日(日)に開
第1部
第2部
第一部開学記念式典では、梶山学長から質の良い教
育・研究、国際活動、地域・社会活動等の取組を更に進め
るとの決意表明をはじめ、
マリ・クリスティーヌ氏による記念
講演、佐々木俊介先生への名誉教授称号授与、顕著な成
果を上げられた本学の教員、学生への表彰状贈呈、学生
の活動報告などを行い、本学の取組状況などを多くの本
学関係者の皆様にお知らせすることができました。
のみやまこう いち
また、引き続き第二部として許山孝一画伯の寄贈絵画
除幕式を実施しました。
マリ・クリスティーヌ国連ハビタット親善大使記念講演
「国際社会に生きる女性たち」
我が国の女性の管理職比率は11%と国際的にみると極端に低い
状況に対し、豊かな社会を築くためには女性の力を活用することが重
要であることや、
ボランティア等として世界の貧困地域でみた現状など
のご講演をいただき、本学の理念でもある国際的感性を持ち、国際的
リーダーとして活躍できる人材を輩出することの課題や取組を考えるに
あたって示唆に富んだ講演となりました。
第3部
懇談会及び
第1期工事完了記念パーティー
開学記念式典第三部では、同窓生や恩師との旧
交を深める懇談会に併せて、新校舎(図書館棟・新
研究棟・スポーツキューブ・地域連携センター)の第
1期工事完了記念パーティーを催しました。
パーティーでは、本学食・健康学科早渕教授(研
究室)
と西鉄グランドホテルのコラボによる、健康に
良くておいしい減塩料理を提供させていただき、
200名を超える来賓・同窓生の皆様からも大変喜
ばれ、盛会のうちに終えることができました。
04 ︱ Fukuoka Women’
s University
新キャンパス(第1期工事)完成
平成22年から29年まで8年間をかけて整備予定の新キャンパスのうち、第1期工事が完了し、
研究棟、図書館棟、
スポーツキューブ・地域連携センターが完成しました。
今後は、第2期工事(平成26∼27年度)
で講義棟、第3期工事(平成27∼28年度)
で本部棟、
第4期工事(平成28∼29年度)
でグラウンド等を、順次整備していく予定です。
研究棟
キャンパ
ス全体
像
図書館棟
カフェ
体育館
図書館
ロビー絵画
スポーツキュー
ブ・
地域連携センタ
ー
ジム
05
国際交流の今
交換留学
留学先:コペンハーゲン大学(デンマーク) 留学期間:2012年8月∼2013年7月
There is always light behind the clouds.
国際文理学部 国際教養学科 4年 古賀
美乃里
コペンハーゲン大学での交換留学はあっという間で、笑って泣いて
悩んでいるうちに1年が過ぎていました。最初は意見が飛び交う授業
で、
日本の授業との違いにショックを受け、何よりも自分の英語力と専
イングリッシュ・ビレッジ
実施期間:2014年5月16日∼18日
イングリッシュ・ビレッジに参加して
国際文理学部 国際教養学科 2年 村上
ひかる
私は今回は2度目のイング
リッシュ・ビレッジへの参加でし
た。前回は入学してすぐの参加
で、留学生とあまり交流できず、
また周りの先輩方の英語力に
圧倒されていました。
しかし今回
は自分から留学生に話しかけた
り、
日本人同士でも英語でよく会話したり、
また講義の中でも発言す
アジア高校生研修
「アジア高校生招へいプログラム」に参加して
ベトナム国家大学ハノイ校附属外国語専門高校 チャン・
ミイン・チャウ
この3月、友達と一緒に福岡で忘れられない思い出を過ごしました。
ベトナムではあの時、
まだ夏になってきていませんでしたが、福岡より
ずっと暑かったです。飛行機を降りると、冷たい風が吹いてきました。
あっ!日本に着きました。
福岡に行って、経験したものは数えきれません。すしやラーメンやた
こやきなどの食べ物はベトナムで食べたことがありますが、
ここで食べ
たのは特別な感じがしました。景色もとてもきれいで、道に沿って両側
にずっと店がありました。友達は行ったところどこでも、写真を撮りまし
た。
まるで町の全部を写真に入れたかのようです。
ところで、
この旅行の目的は観光ではなく、外国語専門高等学校を
代表して、福岡女子大と交流することでした。春休みなのに、先生たち
が大学へ来て、私たちに日本語と日本文化を教えてくれました。
もう3
年間日本語を勉強していますが、
日本語を使う自信をもっていなかった
です。和田先生のおかげで、
もっと自然に日本語で話せました。先生は
いつもやさしくて、親切で、私たちに日本語の愛をつたえてくれました。
それに、太田先生の授業で漫画やアイドルなどの日本文化に関する
知識も得ました。少なかったけれど、先生たちの授業が忘れられないと
思います。
06 ︱ Fukuoka Women’
s University
門知識の乏しさに落ち込みました。意見は言え
ず、
レポートや演習も周りの留学生の倍の時
間、回数がかかる、
そんな自分が情けない毎日。
とにかく何度も先生や友達に質問をし、納得い
くまで書き直しました。反面、
ランチやパーティ、
旅行など
「英語」
というツールでの様々な国の
友達との楽しい時間、
ベビーシッター先の子供
たちとのキラキラした時間、
そして友好的で温かいデンマークの人々と
の交流、全てが私の留学生活をhappyにしてくれました。振り返ってみ
ると一度も帰国したいと思ったことはなく、
これはいかに留学生活が濃
く、充実したものであったかの証拠であると思います。今後も留学から
学んだハングリー精神で様々なことに取り組んでいきたいと思います。
ることができました。自分の成長も感じた一方、
周りの留学生、
日本人学生のレベルの高さに
も驚かされました。特に留学生たちは母語が英
語ではないのに日常会話から講義のトピックま
で難なく話していて、
また、世界のクイズを解い
たときにとても教養があるなと感じました。私は
秋から韓国の梨花女子大学校に交換留学生
として留学しますが、
やはり留学先でも世界各国から意識の高い学生
が集まり、英語でコミュニケーションをとることになると思います。留学
に行く前になんとなく雰囲気を想像することができ、
良い経験になりま
した。
あと3か月間しっかり語学力、人間力を磨いていきたいです。
期間:2014年3月8日∼17日
ベトナムへ帰った後、福岡で過ごした時間の
思い出は今でもまだ心に浮かんでいます。福岡
の名所の中で太宰府が一番きれいだと思いま
す。太宰府で白い梅の花びらと桜の花びらが
風に舞って、湖の上に浮かびました。
その美しさ
は夢のようでした。いつかまた女子大で勉強し
たいです。
福岡女子大にいた10日間、皆が、特にサポーターたちが私たちを
スーパーや本屋などへ案内して、一緒にカレーを食べて、焼きそばを
作って、
いろいろ助けてくれました。皆の愛情、
どうもありがとう。
福岡を知るのに10日間では足りませんでしたが、町が本当に心から
好きです。
もう少しこの町にいたら、部屋の窓から桜が咲くのが見えた
のに。日本でしたいことはまだたくさんあります。
もう一度福岡へ、特に
女子大へ来たいです。
きっと来ますよ!
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活
動
報
告
体育祭を終えて
国際文理学部 国際教養学科 3年
稲垣 千紘
今年の体育祭は5月15日(木)に開催されました。当日は心配していた雨も降らず、スムー
ズに進行することができました。今年は、去年とは変更した点が多く、準備の時点で大変な
こともありましたが、当日の予想以上の盛り上がりに感激しました。
競技は、バレーボール、応援合戦、綱取り合戦のみになりました。
しかし、その分参加者全
員が楽しめるように、試合数を増やすなど工夫をしました。バレーボールでは先生チームや
留学生チーム、気合十分の自由参加チームの活躍、またブロック全員での応援など見所が
満載でした。応援合戦では、各ブロックの練習の成果が発揮され、綱取り合戦では、普段と
は違う生徒の闘志が各所に見られました。
最後に、至らぬ点も多かったと思いますが、支えてくれた委員会のメンバー、学生支援班
の田中さん、金崎先生、そして参加してくださったみなさんのおかげで無事に体育祭を終え
ることができました。本当にありがとうございました。
充実した大学生活
国際文理学部 国際教養学科 3年 舞踏研究部福岡女子大学部長
中村 有希
私たちは、九州大学・福岡女子大学・西南学院大学の3大学合同で競技ダンスをしていま
す。競技ダンスとは、男性と女性がペアになって曲にのってダンスをして競い合う、いわば、
社交ダンスを競技化したスポーツです。全国の各大学に舞踏研究部はあり、九州大会をは
じめ、全国大会まであります。
ほとんどの人が、大学からのスタートですので、九州や全国のライバルたちに勝つために
練習を重ねて、結果を追求できるのが醍醐味かと思います。この部で競技ダンスに熱中す
ることで、それがきっと大学4年間のかけがえのない思い出になることでしょう。この4年間
で培った努力はきっと様々なところで活きてくるはずです。また、九州の他の競技ダンス部
と合同でイベントをするので交流が増え友達がいっぱいできます。
この部に入り、大学生活が非常に充実したものになっています。これからも精進して上へ
と突き進みたいと思います。
(第16回日中韓三カ国環境大臣会合)
TEMM16
に参加して
国際文理学部 環境科学科 3年
村田 晴奈
私は4月の下旬に韓国で行われたTEMM16ユースフォーラムに日本代表5人のうちの
1人として参加させて頂きました。参加決定時は、嬉しさよりも今のお互いの国の状況を
考えると不安でいっぱいでしたが、実際に参加するとそんな心配は一切不要でした。
フォーラムでは30年後の持続可能な社会を作る為の話し合いが行われ、活発で斬新な
意見が飛び交いとても収穫のあるものでした。素晴らしい発表は拍手でたたえ合い、和気
藹々とした雰囲気で会議が進められました。また日本の環境対策についての豊富な経験
やより多くの情報を求められました。
以前からボランティアで海岸清掃を行っていた私は、中国語やハングルで書かれたゴミ
を拾う度に、日中韓はこんなに近い国なのになぜお互い遠くに感じてしまうのだろうと
思っていました。
しかし、今回のフォーラム参加で近くて遠い国を今後近くてより親密な国
に変えていくのは私たち若者の使命だと強く実感させられました。
07
室へ
研究室
紹介
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研究
ようこそ今井
国際教 養
国際文理学部
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学科 日本言
教 授 今井 明
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理論と実践、方法論を充実
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08 ︱ Fukuoka Women’
s University
は、地球社会における共存
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JAYASENA Pathmasi
索できればと考えて
共生のための手がかりを模
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まざまな問いかけは、学
社会とは何かについてのさ
本当に安全で豊かな
点から行われるべきで
チといった総 合的な視
際的・問 題解 決型アプロー
なぜそうなるのかという政
切り取るのではなく、
す。地球社会の一面だけを
く掘り下げていくことを学
理解した上で、問題を深
治経済のしくみをきちんと
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んでもらいたいと思いま
ふまえ、実際の取り
験、英国や日本での経験を
の経
カで
ラン
リ
ス
郷の
故
に
解決可能性を地球規模
直面する様々な問題の
組みの中で現代世界が
っています。
おいて考え、研究活動を行
界面活性剤の
機能の基礎研
究
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や 状 態 を 大き
く変 化させる
物
質 は 一 般 的に
界 面 活 性 剤と
呼 ば れますが
、
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分 子 間 に 働く
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子 が 整 列して
集 合し、集 合 体
形 成 する特 徴
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機 能を発 揮し
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及びその 分 子
集 合 のメカニ
集 合 体の機 能
ズム
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究を行ってい
液 体の界 面や
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表 面で は 界 面
活 性 剤 分 子は
( 界 面 膜 )を
配 向して整 列
形 成します。形
し、分 子 の 膜
成され た 界 面
膜 の 作 用 で、
( シャボン 膜
薄い液 体の膜
など )が 安 定 に
存 在したり、油
が 微 小な 液 滴
となって水 の
国際文理学部
環境科学科
中 に 分 散( 乳
化)
したり、液 体 が
固体表
面を 濡らすよ
うになったり、
様々な 変 化
が 起こります。
このような 界
面活性剤の
機 能 は 、自 然
環 境 中 の 様々
な 現 象と関
係しているだけ
でなく、石 油 の
地 殻 から
の( 高 次 )回 収
、食 品 加 工 、医
薬 品の製
造 、生 活 用 品
の 開 発など 様
々な 分 野 で
活 用されてい
ます。
環境物質履
修コース
教 授 池田 宜
弘
細いガラス管の
中で形 成された
界面活性剤水
溶 液の
液 体 薄 膜(シャボ
ン膜 )
の観 察
進化遺伝学研
究室
国際文理学部
自 然 界 には
環境科学科
環境生命履修
コース
准教 授 猪股
伸幸
多 種 多 様な 生
物 が 存 在し、様
います。
々な 環 境 にう
これ は 進 化 の
まく適 応して
結 果 に 他 なり
ません 。そのし
に 、本 研 究 室
くみを 理 解 す
で は 、遺 伝 学
るため
、集 団 遺 伝 学
、分 子 進 化 学
手 法を使って
、分 子 生 物 学
研 究を行って
の
います。
フィールドで の
交 配 実 験 、遺
材 料 採 集 には
伝 子 組 換え実
じまり、
験 、D N A 配 列
データ解 析 、進
の 検 証などを
化モデル理 論
行 います。主な
研 究 材 料とし
て遺 伝 学 実 験
ショウジョウバ
に 利 点 がある
エを用いてい
ますが 、面 白け
れば 研 究 対 象
リで す。
これまでに 、ア
はなんでもア
ジア熱 帯 林 の
樹
木
種
フタバガキや
沿 岸 域 のマン
熱 帯・亜 熱 帯
グローブ 林など
の 樹 木 種も研
究 対 象にして
モンイトトンボ
きました。
、
メダカも研 究
アオ
対 象にしていま
す。現 在は 、
用いて、主に以
これらの 材 料
下の研 究 課 題
を
に取り組んで
います。
• 環境適応
の遺 伝 基 盤
• 重複遺伝
子の分 子 進 化
• 遺伝子発
現 調 節の進 化
• 生 物の分
子系統地理
食品学研究室紹介
康学科
国際文理学部 食・健
准教 授 石川 洋哉
2名 の学 生が日々研
現在 4年 生4 名、修士 学生
食 品学 研究 室で は、
り
れ、10名 弱の 人数とな
は3 年生 数名が配 属さ
究に励んでいます。秋に
わる食品 成分 の
「ヒトの 健康 維持 」に関
と
「 おいしさ」
ます。研究 室では、
研究を行ってお
する
手法を用 いて解析
(機 能)を種々の 分析
はたらき
「 香り」
く進めています。
業との連 携研 究も幅広
り、他大 学・研究 機関・企
グラフト
ロマ
ム」が付 帯したガスク
「におい嗅ぎ分 析システ
の分 析では、
として
可能
特性 の評 価を
いて、様々な食 品の 香り
質量 分析システムを用
評
おい
車内 環境 の「に
にも各種 天然 物、家・
おり、最近 では 食品 以外
の
防」
また、最近「老 化予
にも取り組んでいます。
価」に関 する共同 研究
に関しては、様々な分 析
いる食品 の「抗 酸化 能」
観点 からも注目されて
め、国産オリーブ 関連
的に 評価 する研究を進
法により抗 酸化 能を多面
分の 抗酸 化
天然 物などのさまざまな成
インドネシア産 の果 物・
抽出 物、
能を明らかにしています。
09
受賞
報告
栄養健康科学科の学生が
全国栄養士養成施設協会
会長表彰を受賞
この賞は毎年、社団法人全国栄養士養成施設協会が栄養士課程または
管理栄養士課程を優秀な成績で卒業する学生を表彰しているものです。
昨年度
(平成25年度)
本学からは、栄養健康科学科4年の永田真優さん
が学内選考の結果、最優秀成績者として表彰者に選ばれました。第61回卒
業式が行われた3月22日
(土)
に、人間環境学部長、栄養健康科学科長、指
導教員列席のもと、表彰状伝達式を行い、今井副学長より表彰状が授与さ
れました。
環境事務次官の講演が行われました。
国際文理学部 環境科学科 准教授 岡山
俊直
平成26年5月27日、環境省から谷津龍太郎環境事務次官をお招きして、
『 環境政策の歴史
と未来』
という演題で講演をして頂きました。今回の講演は、福岡女子大学環境科学科が中心
となって環境省に働きかけて実現したもので、地域連携センター主催2014年度セミナーの一
環として行われました。
谷津龍太郎環境事務次官は、国内政策はもとより、環境に関する多くの国際会議に日本政
府代表として参加し、国際交渉にあたられてきました。
また現在、国連環境計画管理理事会副
議長を務められています。
当日は、本学学生のみならず地域の一般の方も含めて約180名の方々にお集まり頂きました。
環境庁の設置にさかのぼって日本の環境政策の歴史をご自身の経験を踏まえてお話頂くと共
に、東日本大震災後の環境省の取り組みや、気候変動問題、循環型社会及び自然共生社会
の実現に関する現在及び今後の環境政策について、大変有意義なお話を聞くことができまし
た。
OPEN CAMPUS
ンパス
ャ
キ
ン
オープ
会
&相談
学
見
ス
キャンパ
談会
相
試
入
オープンキャンパス 2014年8月3日(日)
〔キャンパス見学&相談会〕
2014年8月30日(土)
〔入試相談会〕
2014年10月4日(土)
〔キャンパス見学&相談会〕
2015年3月28日(土)
10 ︱ Fukuoka Women’
s University
本学では、次のようなスケジュールでイベントを行ないます。
学部・学科の説明会やキャンパスツアー、個別相談会などを実施予
定です。
本学の教職員や在学生スタッフと直接話をしたり、キャンパスの雰
囲気を肌で感じたりできる良い機会です。
お友達や保護者の方とぜひご参加ください。
平成26年度科学研究費助成事業(学術研究助成基金助成金)
教員氏名
基盤研究C一般 国際文理学部 食・健康学科
准教授
舟木 淳子
酸素を用いた調理によるテクスチャー改善の試みとその高齢者向け食品開発への応用
基金
基盤研究C一般 国際文理学部 国際教養学科
准教授
徐 阿貴
韓国の多文化主義と結婚移住女性の文化的権利ー政策・運動・主体
基金
基盤研究C一般 女性研究者支援室
教授
野依 智子
若年ホームレスの生活支援と就労意欲の醸成のためのシステム構築に関する研究
基金
基盤研究C一般 国際文理学部 食・健康学科
教授
濱田 俊
神経系進化における刺胞動物神経環の位置づけ:遺伝子発現解析によるアプローチ
基金
基盤研究C一般 国際文理学部 環境科学科
教授
吉村 利夫
使用済み紙おむつから高分子吸収材を回収・再生するための基礎研究
基金
基盤研究C一般 国際文理学部 食・健康学科
准教授
石川 洋哉
抗酸化成分の相互作用解析と食品機能活用への展開
基金
基盤研究C一般 国際文理学部 食・健康学科
准教授
水元 芳
肥満対策行動と
「将来の期待効用の現在価値」
との関連性の解明を目的とした指標開発
基金
基盤研究C一般 国際文理学部 学部共通教育機構(AEP) 講師
Holster, Trevor
Mobile system to monitor extensive reading
基金
基盤研究C一般 国際文理学部 国際教養学科
教授
岡 克彦
現代韓国における戸主制の廃止と
「性差」の法的構造の変容に関する実証的研究
本
基金
基盤研究C一般 国際文理学部 国際教養学科
教授
大住 圭介
グリーン経済のもとでの環境R&D政策と持続的成長
学
基金
基盤研究C一般 国際文理学部 環境科学科
准教授
松尾 亮太
ニューロンにおけるゲノム増幅機構の解明
基金
基盤研究C一般 国際文理学部 食・健康学科
教授
中村 強
NASH発症予防における希少糖D−アロースの投与効果および栄養療法の探索研究
基金
基盤研究C一般 国際文理学部 国際教養学科
教授
向井 剛
英国初期印刷本期における
『狐物語』の本文生成と受容に関する研究
基金
基盤研究C一般 国際文理学部 学部共通教育機構(AJP) 講師
吹原 豊
対話型アセスメントとPAC分析を援用した児童生徒のバイリンガリズムに関する研究
興
基金
基盤研究C一般 国際文理学部 環境科学科
助教
福田 裕美
食事誘発性熱産生を指標とした光と食事がサーカディアンリズムへ及ぼす影響の把握
会
研究種目
基金
基盤研究C一般 国際文理学部 環境科学科
教授
山田真知子
海の牧草スケレトネマの簡便で定量的な同定方法開発とそれを用いた生理生態特性の解明
基金
基盤研究C一般 国際文理学部 食・健康学科
准教授
高橋 徹
食後血糖制御に関わる小腸管腔内の自由水の生理作用解明に関する研究
基金
挑戦的萌芽研究 国際文理学部 環境科学科
学術研究員 重藤 麻美
基金
若手研究B
国際文理学部 環境科学科
講師
藤岡 薫
分子計算を利用した新しい計算体系の理論的解析
基金
若手研究B
国際文理学部 国際教養学科
准教授
御園 敬介
近世フランスを中心とした信の観念史的研究
基金
若手研究B
国際文理学部 国際教養学科
准教授
中村 大輔
都市の魅力度と社会的厚生関数についての分析
基金
若手研究B
国際文理学部 食・健康学科
講師
小林 弘司
C. jejuni の損傷,
VNC化および回復に関する基礎研究
基金
若手研究B
国際文理学部 国際教養学科
講師
渡邉 俊
日本中世前期朝廷・幕府の流刑と領域観に関する研究
基金
若手研究B
国際文理学部 環境科学科
講師
嶋田 大作
コモンズの環境保全機能を維持・再生するための費用負担構造の解明
基金
若手研究B
国際文理学部 環境科学科
講師
岩
海岸侵食に伴う漁村社会の生活・生業変容に関する研究
日
職
基金
所属
術
振
慎平
研究テーマ
味蕾および味覚障害におけるカドヘリンの関与
新聞で報道された福岡女子大学 平成26年3月∼平成26年5月
平成26年3月
創立90年講演会
(西日本3/1)
平成26年5月
女性活躍の場どう拡大
(西日本3/20)
平成26年4月
全国小さくても輝く自治体フォーラム
(大分合同5/25,5/29)
佐々木教授退職記念自選展
(西日本3/29)
公開講座のお知らせ(日経5/27)
研究棟など5施設 福岡女子大に完成
国連講演会のお知らせ(西日本5/30)
女性研究者支援室シンポジウムのお知らせ
(西日本4/4)
(西日本5/31)
国際学友寮なでしこ
(西日本4/17)
大学図書館 個性豊か
(西日本4/21)
人事消息
新任(平成26年4月1日付)
発令(平成26年4月1日付)
国際文理学部 教 授 チョウドリ・マハブブル・アロム
文学部長兼人間環境学部長
〃 准教授 文学研究科長
〃 助 教
徐 阿貴
福田 裕美
人間環境学研究科長
国際文理学部環境科学科長
国際文理学部食・健康学科長 文学研究科国文学専攻長
文学研究科英文学専攻長
人間環境学研究科環境理学専攻長
人間環境学研究科栄養健康科学専攻長
人間環境学研究科生活環境学専攻長
向井 剛
月野 文子
森田 健
藤岡 祐一
中村 強
矢野 準
徳永紀美子
佐藤 一紀
中村 強
大中 忠勝
11
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