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授業科目 生 薬 学 担当教員 正山 征洋 展開方法 講 義 単位数 2単位
授業科目 生 薬 学 展開方法 講 義 単位数 担当教員 2単位 正山 開講年次・時期 征洋 2年・前期 必 修 授業の一般目標及びテーマ 生薬の起源、薬学の歴史的な背景等を学習し、医薬品として生薬が担って来た役割を認識することを目標とする。 また、局方収載生薬や麻薬等関連生薬の中から選ばれた約 100 種の生薬に関して、基原植物の学名、使用部位、産地、 薬効成分、配合漢方薬等の生薬に関する基礎知識を学習し、それらを医療の場で活用出来る知識を修得することを目標 とする。 授 業 の 概 要 講義を主体とし、プリントや副読本を用いて講義を進める。また、植物の形態等の解説はパワーポイントを用いて、 さらに生薬の標本も供覧し理解度を深める。 評価の方法・試験の実施要領 定期試験と小テストの成績および出席状況から総合的に評価する。 教 科 書 ・ 参 考 書 教科書:日本薬学会編、「薬学生・薬剤師のための知っておきたい生薬100」、東京化学同人(2600 円) 副読本・参考書:カラーグラフィック薬用植物(第3版)、滝戸・指田編、廣川書店(4200 円) 準備学習・学生に期待すること・オフィスアワー 教科書や配布資料、板書した内容等によりまとめをつくり予習や復習に努めて欲しい。授業中、授業後の質問は出来 るだけ活発に行なって欲しいが、時間的に制約があるので、出来るだけ19:00以降研究室まで出かけて質問を行い、 完全に理解するよう努めてほしい。 № * テ ー マ 授 業 の 内 容 ( 到 達 目 標 ) 到達目標番号* 1 生薬学の基礎 1 天然薬物の種類、中国、ヨーロッパ、日本における医薬の歴史 299-300 2 生薬学の基礎 2 薬学の歴史とその役割、世界における生薬の流通 301/1127 3 花部を用いる生薬 茵ⶪ蒿、紅花、サフラン、シナカ、辛ⲟ、丁子等の基原植物、 薬用部位、産地、薬効等を概説する。まとめ。 303-4 4 根を用いる生薬1 黄耆、黄Ⱜ、遠志、葛根、甘草、桔梗等の基原植物、薬用部位、 303-4 産地、薬効等を概説する。まとめ。 5 根を用いる生薬2 地黄、芍薬、当帰、吐根、人参等の基原植物、薬用部位、産地、 薬効等を概説する。まとめ。 6 果実・種子を用いる生薬 茴香、杏仁、茣茱Ⲇ、コルヒクム、山梔子、山椒、大麻等の基原 303-4 植物、薬用部位、産地、薬効等を概説する。まとめ。 7 根茎を用いる生薬1 黄連、生姜、川キュウ、竜胆、大黄等の基原植物、 薬用部位、産地、薬効等を概説する。まとめ。 8 根茎を用いる生薬2 半夏、白朮、附子等の基原植物、薬用部位、産地、薬効等を概説。 303-4 9 葉や全草を用いる生薬 ゲンノショウコ、コカヨウ、センナ、センブリ等の基原植物、 薬用部位、産地、薬効等を概説する。まとめ。 10 樹皮を用いる生薬 黄柏、キナ、桂皮、厚朴等の基原植物、薬用部位、産地、薬効等 303-4 を概説する。まとめ。 11 動物・鉱物生薬 熊胆、牛黄、竜骨、牡蠣等動物生薬、鉱物生薬を講義する。 12 法的に規制される生薬 アヘン、コカヨウ、大麻等の基原植物、薬用部位、産地、薬効等 303-4/1058 を概説する。アヘン法、麻薬取締法、大麻取締法を概説する。 13 医薬品抽出原料生薬1 ジギタリス、ラウオルフィア等の医薬品原料生薬を概説。 306/321 14 医薬品抽出原料生薬2 ロートコン、キジュ、ニチニチソウ等の医薬品原料生薬を概説。 306/321 15 まとめ 本講義のまとめと補足事項を講義する。 16 定期試験 筆記試験 到達目標番号と到達目標の対応は、巻末のコアカリ SBO 番号/項目対応表を参照して下さい。 303-4 303-4 303-4 307