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感染性胃腸炎の予防 ひびやあかぎれの季節です

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感染性胃腸炎の予防 ひびやあかぎれの季節です
平成27年11月20日
長岡市立上通小学校
№9
感染性胃腸炎の予防
冬期間は、ノロウイルス等を原因とする感染性胃腸炎が流行する傾向があります。今年
度は、新しい型のウイルスを原因とする感染性胃腸炎の大流行が予想されています。学校
での、集団感染が発生することも想定されます。ノロウイルスの潜伏期間は1~3日で、
吐き気や腹痛、下痢などの症状が出ます。高齢者や乳児などでは重症化することがありま
す。ウイルス自体に効く薬はなく、水分を補給して脱水症状を防ぎ休養する等の対症療法
になります。感染力が強いため出席停止になります。ご家庭においても注意され、おかし
いと思われるときには早めの受診をお願いします。
感染予防対策について
・ 日常的な手洗い、うがいを励行しましょう。
・ 嘔吐物は、マスクとゴム手袋をして、ペーパータオルなどで吐物が周
囲に広がらないように包み込み、ビニール袋に密閉して捨てましょう。
・ 吐物や便を始末したタオルや雑巾は、塩素系漂白剤に 10 分以上つけ置きしてから洗
いましょう。(ノロウイルスには、アルコール系の消毒薬は効果がないとされていま
す。85 度以上で 1 分以上加熱すると死滅します。熱湯やアイロンは効果的です。)
・ 吐物や便で汚れた床は、塩素系漂白剤を含ませた布で 10 分以上被い消毒しましょう。
・ 有病者の汚物が付いた着衣などは、塩素系漂白剤に 10 分間漬け置きし(色落ち注意)
他のものと区別して洗濯した後、十分にすすぎましょう。(家庭用の次亜塩素酸ナト
リウムを含む塩素系漂白剤の使用に当たっては「使用上の注意」を確認しましょう。)
・ 調理の前、食事の前、用便後は、必ず石けんで手を洗いましょう。
嘔吐エチケット
まだ大丈夫と思っても吐き気は突然強くなることがあり、床などに嘔吐し
てしまう場合もあります。そのような場合には、すぐに塩素消毒してもノロ
ウイルスが拡散し、他の人に感染を広げやすくなります。
そのため、少しでも吐き気を感じたら、いつ嘔吐がきても対処できるよう
ポリ袋をポケットに入れておきましょう。登校時は、ランドセルにポリ袋を入れておき急
な吐き気を感じたらすぐ出してポケットに入れておくようにお願いします。特にバス通学
のお子さんは、エチケット袋のご用意をお願いします。
ひびやあかぎれの季節です
乾燥肌の季節になりました。耳が切れたり、手指のささむけができるお
子さんは、入浴後や手洗いの後では、保湿クリーム等を付けてお肌をケア
しましょう。ハンドクリームを学校に持参させ、手洗い後に付けることも
できます。
性に関する学習の実施について
学校では11月から12月にかけて、性に関する学習を実施します。
自分の体の成長や、性について正しく理解することにより、自己肯定
感を高めるとともに、自他の生命を大切にする態度を育成したいと思
います。ご家庭でもこの機会に、家族の協力やお子さんが誕生したと
きの思い出等について、話していただけるとありがたいです。
学年別テーマと指導内容
学年
1年
テーマ
からだをきれいに
主な指導内容
・からだのつくり
・各部位の名称
・からだの汚れ
・からだの清潔、入浴の仕方
2年
わたしの誕生
・赤ちゃんの部屋
・赤ちゃんの育つ様子
・生まれるときの様子 ・家族の喜び
(生活科で2月に実施)
・大切な命
3年
男の子、女の子、体のつく ・男の子のからだ
・女の子のからだ
りと働き
・性器の働き
・男の子も女の子も大切な友達
4年
私たちの成長
・体の発育と二次性徴
・体の中と外の変化
・発育の男女差、個人差
5年
新しい生命のはじまり
・受精の仕組みと胎児の成長
・羊水、へその緒、胎盤の働きと出産
・家族の思いと喜び
・命の尊さ
6年
エイズについて知ろう
・感染経路、特徴
・生活の中で自分が気をつけること。
(血液の
処置の仕方や、病気の人への思いやり)
「インフルエンザ」予防接種はお早めに
寒さを感じる日も増えて、インフルエンザが流行する季節が迫ってきました。予防
接種を受けることにより、発症や重篤化を防ぐことができます。13歳未満の子ども
は2回の接種が必要で、予防効果が期待できるのは、予防接種から2週間後~5カ月
間と言われています。流行期前に早めに受けさせましょう。
なお、インフルエンザは学校保健安全法により出席停止となります。回復後の登校
には「登校許可証明書」が必要です。医師よりインフルエンザと診断された場合は、
学校にお知らせください。「登校許可証明書」をお渡しします。(学校ホームページか
らプリントアウトしていただくこともできます。)回復後に登校する際は、医師から登
校許可証明を受けて、ご提出をお願いします。
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