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なぜ子供たちはリーダーシップを発揮できたのか
(社)日本能率協会 法人会員向け講演会 ANA624 JMAマネジメント講演会 JMAマネジメント講演会は、社団法人日本能率協会(JMA)が会員サービスの一環として、情報提供を行なう講演会です。 今回は、2011 年 3 月 11 日東日本大震災での実際の出来事から“人材育成”の成果の一例をご紹介し、産業界として参考に すべき点がないかとの思いで開催します。岩手県釜石市では市内の小中学生99.8%が巨大津波の難を逃れ生存するこ とが出来ました。いわゆる“釜石の奇跡”と呼ばれるこの出来事は日本国民に驚きを与えましたが、この結果には釜石市が 防災教育を通じ「社会対応力」の育成に力を注いできた背景があります。この日、釜石の子供たちが、親や先生の指示を受 けずとも自律的に取った行動、すなわち「社会対応力」に基づいた行動とは、我々日本能率協会をはじめ昨今の企業人教育 が標榜する「リーダーシップ行動」と同等に思えてなりません。何故、多くの子供たちが「想定外」の状況下、「自己の責任で 状況判断し、決断し、率先行動し、周囲に影響を与え、そして結果を出すこと」が出来たのか。実際、釜石市で防災教育に携 わってきた群馬大学大学院 片田敏孝教授に、その教育訓練手法、小中学生に何を教え、彼らをどうやって自律型人材に 変革したのかにつき活動成果の一端を紹介いただき、教育が持つ可能性を講演いただきます。 日本人が決して忘れてはならない歴史的教訓として、企業人リーダーシップ教育にもヒントとなり得る側面がないか 是非この機会に関係各位の積極的なご参加を賜りたく、ご案内申しあげます。 【テーマ】 『“釜石の奇跡”にみる教育の原点 ~なぜ子供たちはリーダーシップを発揮できたのか~』 【日時・会場】 ・日 時 : 2011年9月20日(火) ・会 場 : 社団法人日本能率協会 【参加対象】 15:00~17:00 (受付 14:30~) 研修室 <東京都港区芝公園> 企業各社の経営者・役員・幹部/人事・人材開発担当部門関係者 など (定員 60 名。 会場の都合により、定員に達し次第、締め切らせていただきます。) 【参 加 料】 【プログラム】 法人会員(無料) / 会員外有料(\15,750) (プログラムの内容は都合により変更される場合がございますので、予めご承知おきください。) 15:00~15:05 主催挨拶 15:05~16:30 講演 ① ② ③ ④ 2011 年 3 月 11 日に釜石市内小中学生がとった行動 なぜ子供たちは「リーダーシップ」を発揮できたのか 結果を出す教育訓練手法とは 企業人教育が参考とすべき点とは 16:30~16:50 質疑応答・まとめ 16:50~17:00 社団法人日本能率協会からのお知らせ 「リーダーシップ・チャレンジワークショップ」のご案内 【講師紹介】 群馬大学 広域首都圏防災研究センター長・教授 片田 敏孝 氏 群馬大学大学院工学研究科 社会環境デザイン工学専攻教授および広域首都圏防災研究セン ター長 災害に強い社会の実現のために住民に着目した防災に関する研究を行い、災害に係る行政対応 や住民の意識・行動に関する問題点・課題を提示する調査研究、危機管理計画策定及び防災教育のため の災害総合シナリオシミュレータの開発、住民の災害情報理解特性を踏まえたハザードマップの開発研 究、全国各地における住民とのワークショップを通じた地域防災力の向上に資する効果的なコミュニケー ション・デザインに関する研究等を行っている。