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国民保護 - 神奈川県
資料2 国民保護 平成26 平成 26年3月 年3月 神奈川県安全防災局 国民保護とは? 武力攻撃や大規模テロなどから国民の生命、身 体、財産を守るためのしくみ。 万が一武力攻撃等の事態が起こった場合には、 国、県、市町村などが協力して、迅速に避難誘導や 救援を行う。 【国民保護計画策定経過】 市町村 国民保護計画 H17.3 神奈川県 国民保護計画 国の基本指針 国民保護法 H16.6 H18.3 ∼H19.3 1 (計画策定完了時期) 県:平成18年3月 市町村:平成19年3月 都道府県国民保護協議会の概要 所掌事務(法第37条) 国民保護 協議会 答申 ・ 知事の諮問に応じて、都道府県 区域の国民保護のための措置に 関する重要事項を審議する ・ その重要事項について、知事に 意見を述べる 諮問 協議会の組織(法第38条) 都道府県 知事 ・ 会長は都道府県知事 ・ 委員は条文に掲げられている 者から知事が任命する(副知事、 指定地方公共機関地方公共機関 の役員、専門家等) ・委員の任期は2年 2 武力攻撃事態の4類型 着上陸侵攻 ゲリラ・特殊部隊によ る攻撃 弾道ミサイル攻撃 航空機攻撃 緊急対処事態の4類型 石油コンビナート施 設等に対する攻撃 大規模集客施設や ターミナル駅等に対 する攻撃 核物質入り爆弾等に よる放射能の拡散等 3 航空機等による 自爆テロ ○地下鉄サリン事件 1995年3月20日 新興宗教団体オウム真理教により東京都 内の営団地下鉄(現:東京メトロ)丸ノ内線、日比谷線、千代田 線の地下鉄車内で、化学兵器として使用される毒物であるサリ ンが散布された。(死者12名 ンが散布された。( 死者12名 負傷者5,510名 負傷者5,510名) ) ※ 1972年 あさま山荘事件、1973年 三菱重工ビル爆破事件 ○スペイン列車爆破事件 2004年3月11日 スペイン マドリードにおいて、テロリスト(29名 起訴)により、通勤通学のラッシュ時の3つの駅を運行する通勤列車 4本で計10個の爆弾が爆発。スペイン 4本で計10個の爆弾が爆発。スペイン総選挙の3日前に発生。政権 総選挙の3日前に発生。政権 交代。( 交代 。(死者191名、負傷者約1,800名以上 死者191名、負傷者約1,800名以上)) ○ロンドン地下鉄等爆破事件 2005年7月7日、英国ロンドン市内中心部において、地下鉄等4ヶ所 で同時爆発テロが発生。死者56名、負傷者は700名以上 で同時爆発テロが発生。 死者56名、負傷者は700名以上。 。イギリスを ホスト国とするG8 ホスト国とする G8サミットの時期と重なる サミットの時期と重なる。 。 ○ボストン・マラソン爆発事件 2013年4月13日、第117回ボストンマラソンのレース中 に、ゴール付近の広場で2度爆発が起きた。 (死者3名 負傷者200名以上) 負傷者200名以上) 4 国民保護措置の3つの柱 警報の伝達 住民の避難 避難の実施 収容施設の供与 避難住民の救援 医療の提供 武力攻撃災害への 対処 警戒区域の設定 原子炉の運転停止 消火、救助 5 等 等 国、都道府県及び市町村の役割 警報発令・避難指示 国 【警報の発令・通知】 【避難措置の指示】 ○住民の避難が必 要な地域 ○住民の避難先とな る地域 ○住民の避難に関し て関係機関が講じる べき措置の概要 救援 被害の最小化 都道府県 【警報の通知】 【避難の指示】 (国の指示に加え) ○主要な避難の経路 ○避難のための交通 手段 ○その他避難の方法 市町村 【警報の伝達】 【避難住民の誘導】 ○避難実施要領の作 成 (要領の中身) ・具体的な避難の方法 ・誘導の方法等 国の指示に基づき、県は、市町村として救援を実施。 県は、国、市町村、施設管理者などと連携して、武力攻撃等 による被害をできるだけ小さくするよう対処します。 6