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営業プロセス革新のためのAutodesk ソリューションと海外事例

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営業プロセス革新のためのAutodesk ソリューションと海外事例
営業プロセス革新のためのAutodesk ソリューションと海外事例
オートデスク株式会社
製造営業本部
© 2012 Autodesk
受注型製造業の置かれている状況
• 個別受注で製品を設計製作することが多い。
• 納期が短縮化されている。
• 製品価格の低価格化要求が強くなっている。
• 海外メーカも含め競争が激化している。
• ビジネスがグローバル化している。
• 複数の企業と協業が始まっている。
• 競合メーカのプレゼン品質が向上してきた。
© 2012 Autodesk
受注型製造業 課題の確認
 装置が複雑化し、2D図面だけでは説明できない。
 3Dデータでの製品プレゼンテーションが広まってきている。
 顧客から3Dデータでのプレゼンテーションをリクエストされる。
 カタログを製品の種類だけ作ることができない。
 製品展示会に新製品の完成を間に合わせるのが大変である。
 展示会に製品説明用に実機を送るのにコストがかかる。
© 2012 Autodesk
営業プロセスの現状とあるべき姿
実機の完成までカタログができない
図面でプレゼンテーション:詳細がわかりにくい
図面で承認:顧客と誤解が生じ後々問題に
見積が遅く不正確
わかりにくい製品図
2D主体
引合い
提案
見積
設計
調達
製造
据付
調整
保守
販促
展示
3D主体
見積が早く正確
3Dで承認。コミュニケーションが良好
3Dプレゼンテーションで製品の特徴を正確に説明
カタログを早期に作成し、活用可能
© 2012 Autodesk
わかりやすい製品図
1) 装置のプレゼンテーション
課題
2D図面ではイメージが伝えにくく、詳細な説明が行えないことが多い。
目指す姿
3Dデータを活用し、顧客と完成イメージを共有する。
© 2012 Autodesk
2) 装置内部構造の説明
課題
装置内部の構造や機構は2D図面でわかりづらい。
目指す姿
3Dデータを活用し、内部構造等の適切な説明が行える。
© 2012 Autodesk
3) シーケンスの説明
課題
装置の動きやシーケンスを顧客に説明することが難しい。
目指す姿
3Dデータを利用してシーケンス等を顧客と事前に綿密な確認ができる。
© 2012 Autodesk
4) 機器設置イメージの共有
課題
2D図面や3D CADデータだけでは完成イメージがわかりにくい。
目指す姿
装置を工場に据え付けた際にどうなるかというイメージを明確に持つことができる。
© 2012 Autodesk
5) 正確な見積提出
課題
顧客要求を反映した見積の作成に時間がかかる。
目指す姿
顧客と完成イメージを共有しながら、正確な見積を素早く作成する仕組みをつくる。
© 2012 Autodesk
6) メンテナンス性の確認
課題
2D図面では全体像が把握しにくく、実機をイメージすることが難しい。
目指す姿
完成後のイメージを正確に理解してもらい、どのようなメンテナンス性が確保されているか
も確認できる。
© 2012 Autodesk
7) 製品カタログの充実
課題
製品カタログを作成するには実機の写真が必要になり、容易に作成することが
できない。
目指す姿
製品が完成していない段階であっても、完成イメージを作り、カタログとして用意
して早期に営業活動を開始する。
© 2012 Autodesk
8) 展示会用プレゼンテーション
課題
展示会などに装置を出品する際には、展示会までに装置を開発、完成させなけれ
ばならない。また、様々なバリエーションを展示会で展示することができない。
目指す姿
開発中の製品については、実物がなくとも製品の説明が適切に行え、製品の特長
を明確に説明できる。
© 2012 Autodesk
海外顧客事例 – Feige Filling GmbH
© 2012 Autodesk
課題
ターンキー サービスの会社を目
指して、工場全体の 3Dデータを
でロードして把握できるソリュー
ションを探していた。
顧客要求や仕様ごとにモデルを
作成していた。
Germany
現地での測定にコストがかかって
おり、ミスも誘発していた。
Image(s) area
Image Area
結果
 2D/3D を行き来して工場を完成させら
れる。まるでバーチャル工場見学をしてい
るように。
 クラウドを通して、顧客担当者とのデータ
交換およびフィードバックがリアルタイムでで
きるように。また、クラウド経由で顧客に
データを自ら活用してもらえる。
 3D スキャナを使って顧客の現状を測定。
コスト高でミスの起きやすいマニュアル測定
から解放。
なぜ Autodesk?

20年来のAutodeskのユーザ
として、Factory Design
Suite 既存のデータが活用で
き、最も相性がいいと思った。

簡単で楽しく作業できる。

標準モデルをライブラリとして整
備でき、パラメトリックに利用で
きる。
「Factory Design Suite のおかげで、弊社
の競合力が著しく上がりました。
このソフトウェアは、現在も非常に役立っ
ていますが、将来の弊社の市場優位性
への投資とも考えています。
Factory Design Suite を使って楽しく仕事
ができます」
Joerg Duus
Head of Design Engineering
Images courtesy of Feige Filling GmbH.
© 2012 Autodesk
課題
常に大規模な他社相手と競合
状態。
プロジェクトでは、ますます激しい
時間との戦い。
Germany
プロジェクトのレビューがコミュニ
ケーションの壁になりがち。
結果
• 非常に大きな塗装工程プロジェクト
を勝ち取った。
• プロジェクトは 50% 早く完了し、
エネルギー消費も 40% 削減できた。
• 会社として利益増に貢献。
• 顧客から新たなプロジェクトを獲得。
• 大規模な競合相手から業務提携
の申込みに発展した。
なぜ Autodesk?
Factory Design Suite が最
も価格性能比がよかった。
レイアウト計画とプロジェクト レ
ビューが一つの製品で可能だっ
た。
Bild
© 2012 Autodesk
Erhardt +Abt
課題
Automatisierungstechnik
入札の段階で、顧客からより
ビジュアルなレイアウトを要求
される。
Germany
技術商談のために、データを
再利用できるマスター ライブラ
リが必要とされていた。
結果
 レイアウト アセット ライブラリを整備し
たことで、無駄な業務が削減できた。
 Factory Design Suite には建築
に特化した機能が含まれており、建
築的要素の設計において時間が
セーブできた。
 全体的な設計時間の短縮に貢献し
た。
なぜ Autodesk?

© 2012 Autodesk
Factory Design Suite で
は、顧客とのデータ交換は
Autodesk フォーマットで行え
る。

自社のライブラリをセットアップ
するのが容易。

AutoCAD Architecture
のような業務に特化した効率
的なツールが搭載されている。
「Factory Design Suiteのおかげ
で、技術提案の際に時間短縮に貢
献し、無駄な作業をせずに済んだ」
Robert Bartsch
CAD Administration / Engineering
課題
Germany
Image(s) area
Image Area
結果
顧客の既存 2D 図面の参照
や再利用のニーズに加え、レイ
アウトの 3D 化を希望する顧客
が増加している。
 設備設計やレイアウト計画においてミスを
完全に排除。
Rolec 社の提案内容を顧客に
わかりやすく伝えるため、リアルな
ビジュアル イメージが必要。
 希望通りのレイアウトが設計されたことを視
覚的に検証可能。
 レイアウト設計にてパラメトリック 3D モデ
ルを活用して、30% の時間短縮を実現。
 顧客とのコミュニケーションが円滑になり、
購買意思がより確実なものに。
なぜ Autodesk?

顧客のシステムやデータ形式と
の互換性

工場レイアウト計画の容易性

設備ライブラリと個別の設計を
自由に組合せられる柔軟性
「 ... Factory Design Suite を使って、
プランニング段階でのミスをなくすこ
とができた。また、お客様にプロジェ
クト内容を正確にお伝えでき、我々
が提案している醸造装置に共感い
ただくことに役立った ...」
Maximilian Neuhauser
Engineering
© 2012 Autodesk
Lödige
Industries
Germany
課題
入札の段階で顧客に 3D
レイアウトを要求される。
レイアウト設計には、エンジニ
アリングとは別のシステムニー
ズが必要で、今までそのよう
なシステムはなかった。
結果
 レイアウトの段階で干渉をチェックで
きると、現場で干渉が見つかること
をなくすことができる。
 入札時に 3D レイアウトという、より
高品質の情報を使用したことにより、
顧客との関係が向上した。
 最新のビジュアル情報と追加サービ
スにより、競合他社よりも先行。
Image(s) area
Image Area
© 2012 Autodesk
なぜ Autodesk?

2D でのレイアウト設計は
AutoCAD で実施してお
り、FDS で既存のソリュー
ションを補える。
「Factory Design Suite の、特に
Navisworks のおかげで、巨大なデー
タセットを何の問題もなく読み込むこ
とができる」

2D データの再利用性と、
ライブラリ構築が容易なこ
とが決断のカギとなった。
Jurij Loginov
Mechanical Integration

Revit を含むあらゆるデー
タの集約が可能なこと。
課題
顧客は、よりリアルな 3D によるレ
イアウトを要求した。
Maschinenbau und
Konstruktion GmbH
Elmshorn
www.muk-elmshorn.de
Bild
3D レイアウトを活用すれば入札で
勝てる可能性が高まることはわかっ
ていた。
工場ラインは、試験設備での実機
検証の後に顧客に引き渡されるが、
3D でレイアウトを計画すれば試験
設備に適合できる。
なぜ Autodesk?


Bild
© 2012 Autodesk
技術部門は Inventor を使っ
て3Dで業務を遂行しており、す
でに 3D のメリットは享受してい
た。それを延長してレイアウトに
も適用するタイミングであった。
MUK 社は Autodesk 製品
を使用している他社ともネットワ
ークがあり、シームレスなコラボレ
ーションが不可欠。MUK 社に
とって、Autodesk は信頼でき
るパートナーであった。
結果
設備のコンポーネントをドラッグ&ドロップす
るだけで簡単に 3D レイアウトを作成でき
た。
設備データの再利用性と詳細度の調節
は必要不可欠だった。
関係会社とのネットワークをうまく活用して、
Factory Design Suite にすぐに活用で
きるレイアウトのアセットを提供してもらえれ
ば、プロセス全体をさらに改善できるチャン
スがある。
Factory Design Suiteは、AutoCAD
や Inventor に非常に近く、今まで培っ
てきた意識やノウハウを活用できる。
Frank Rohde
Design Engineer
まとめ
1. わかりやすいプレゼンテーションを実施することにより

顧客に製品の特徴を正確に理解していただく

顧客のニーズを引き出し、見積に反映する
2. 3Dデータを活用し

早い段階でカタログを製作する

装置のシーケンスを早い段階で確認する

展示会で利用し、製品内部や機能の説明に役立てる

顧客の工場をデジタルデータ化し、さらに次の提案につなげる
© 2012 Autodesk
次のビジネス機会を創出
引合い
提案・見積
販促・展示
保守
設計
据付・調整
© 2012
Autodesk
画像提供:
Adept
Airmotive
調達・製造
© 2012 Autodesk
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