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あけましておめでとうございます。
トヨタ自動車安全衛生協力会 協力会ニュース 平成28年1月12日 ■新春特別号 あけましておめでとうございます。 平成二十八年 元旦 トヨタ自動車安全衛生協力会 三浦会長 サンエイ㈱ 吉田副会長 岡谷鋼機㈱ 上坂副会長 ㈱きんでん 豊田労働基準監督署 トヨタ自動車株式会社 高木署長様 牟田専務役員様 水谷次長様 安全健康推進部 小澤部長様 総務委員長・副委員長 監事 杉坂監事 ㈱竹中工務店 幸田監事 三機工業㈱ 戸田総務委員長 サンエイ㈱ 〔1/2〕 西崎総務副委員長 芝﨑総務副委員長 ㈱きんでん 岡谷鋼機㈱ 平成28年1月12日 各部会長 第一施設機械部会 第二施設機械部会 尾島部会長 岡田部会長 ㈱オチアイネクサス 井上部会長 川崎設備工業㈱ 土木建築部会 運輸納品部会 立松モールド工業㈱ 請負部会 春藤部会長 中日コプロ㈱ 第三施設機械部会 山内部会長 ㈱NIPPO 高原部会長 NPAエンジニアリング &メンテナンス㈱ 貴志部会長 ㈱かんでん エンジニアリング 伊藤部会長 愛知陸運㈱ 各分科会 分会長 ・ 特命理事 広報分科会 教材分科会 指導分科会 講習分科会 田原分会 宮田会長 ㈱ユーネットランス 井口会長 ㈱伊藤工務店 松澤会長 ㈱トーエネック 吉田会長 武田機工㈱ 石川分会長 トリニティ工業㈱ 栄豊会 和田特命理事 新明工業㈱ 協力会 事務局 協力会 顧問 トヨタ自動車㈱ 安全健康推進部 田畑主幹様 電気部会 商社部会 トヨタ自動車 安全衛生協力会 トヨタ自動車㈱ 調達企画部 石川PP様 本間GM様 青谷主幹様 〔2/2〕 松永専務理事 加地常務理事 トヨタ自動車安全衛生協力会 協力会ニュース 平成28年 3月 15日 運輸納品部会だより ■平成27年度『運輸納品部会 研修会』が開催されました 運輸納品部会第3回研修会が2月26日(金)に豊田市 高岡コミュニティセンターで開催されました。今回は来賓 にトヨタ自動車安全衛生協力会の加地常務理事をお迎え して安全講話、会員会社の三栄運輸㈱による安全活動 事例発表が行われ、後半には『ストレスチェックとは、そ の取組み方』の安全衛生講話が行われました。 日時 平成28年2月26日(金)13:30~16:00 場所 豊田市 高岡コミュニティセンター 3F研修室 出席者 トヨタ自動車安全衛生協力会 加地常務理事 愛知陸運㈱契約産業保健師 松井様 ㈱グッドライフデザイン 伊藤部会長以下 33名(24社) ≪議事≫ ≪部会長挨拶≫ 1.開会 2.部会長挨拶 3.来賓講話 4.安全活動事例発表 5.安全衛生講話 6.交通安全講話 7.連絡事項 8.閉会 司会進行 【梶室長】 ≪来賓講話≫ 運輸納品部会に関わる災害は 個別作業など、不安全作業を注 意される環境にないことを配慮し、 次年度も0災害を目指し取組んで いただきたい。 【加地常務理事】 また、リスクアセスメントの現状 の進め方と問題点更に、今後の 方向性など、講話いただきました。 ≪安全衛生講話≫ 『ストレスチェックとは、 その取組み方』 発表:㈱グッドライフデザイン健康 増進G 保健師 松井様 ストレスチェックは自身での未然 防止(一次)が大事。生き生き働 【保健師 松井様】 ける職場をと講話いただきました。 ≪閉会の挨拶≫ 加地常務理事様の説明にあり ました通り、運輸納品部会に関わ る災害は0件で推移しております。 『安全』については管理者から意 識、方向性の提示をし、一人ひと 名古屋東部陸運㈱ りに意識を持たせ安全への取組 【深津副部会長】 みを継続いただきたいと思います。 ≪研修会風景≫ 本日企画させていただきました研修プロ グラム内容を、持ち帰っていただきまして、 各社様ごと取組まれております活動にお役 立ていただければと思っております。 また、加地常務理事様より講話をいただ きます、トヨタ自動車様構内での出来事に ついて事務局からの書面事例展開内容に 状況説明を交えていただきながら、注意点 をお話いただきたく思っております。 愛知陸運㈱ 【伊藤部会長】 ≪安全事例発表≫ 三栄運輸㈱ 【宮崎様】 『当社の安全品質活動について』 発表:三栄運輸㈱ 安全推進委員 宮崎様 安全衛生基本方針の4本柱を基に安全 活動に取組まれており、IT機器にて、運行 管理・乗務員の健康管理など、情報を把握 し教育にも活用。最後に『安全は全てに優 先する』を深く意識し、安全職場を目指すと 発表いただきました。 ≪交通安全講話≫ 『高速道路における緊急三原則』 1.車内に残らない 2.路上に立たない 3.安全な場所に避難する 『覚低走行について』 一点を注視していると陥り易い覚低走行。居 愛知陸運㈱ 眠り運転に移行し重大事故に繋がるなど、参考 【深谷主査】 となるお話をいただきました。 ≪事務局連絡≫ 【後藤主任】 〔1/1〕 『協力会HPの一新及び27年度活動を終えて』 3月より協力会HP一新に伴う事前初期設定 のお願いと、平成27年度活動に感謝の意を表 されました。4月より部会長会社が替わり、早々 にパトロール活動も控えております。引き続き ご協力いただきたいと締めくくられました。 トヨタ自動車安全衛生協力会 1/2 協力会ニュース 平成28年 4月 20日 指導分科会だより ■平成28年度『パワーアップ研修会』が開催されました 日時 :平成28年3月25日(金) 14:00~16:30 場所 :刈谷市北部生涯学習センター「かきつばた」 出席者 :協力会パトロール員・その他 参加総数134名 《研修会風景》 ◎開会の辞 ご来賓のご紹介 平成28年度 パワーアップ研修会 次第 1 開会の辞 ご来賓のご紹介 2 指導分科会 会長挨拶 3 ご来賓挨拶 4 協力会 専務理事挨拶 5 平成28年度 指導分科会活動報告 6 平成29年度 指導分科会活動計画 7 協力会パトロール員の心得と記録方法 安全衛生旗に一礼 8 パトロール予定等の説明 指導分科会 柏原 委員 9 パトロール員事前申請ツール入力の説明 10 質疑応答 (休憩) 11 安全 講話 【管理者の本気度で職場が変わる】 ~トヨタの安全文化構築活動~ 12 総評 13 閉会の辞 ◎指導分科会 松澤会長挨拶 指導分科会 松澤 会長 ご来賓 田畑 主幹様 松永 専務理事 戸田 総務委員長 前田 副会長 松澤 会長 本日は指導分科会パワーアップ研修会にご参集いただき、誠にありがとうございます。安全衛生 協力会及び指導分科会活動においてもご理解とご支援をいただきまして、感謝申し上げます。 昨年度は災害発生状況及び構内パトロール指摘状況共に、前年度に比べ大幅に減少しており ます。皆様のご指導の成果の現れであり、安全基準のレベルアップを感じます。しかしながら、災 害0件という目標には未達であり、安全活動に終わりは無いと思っております。構内作業で自分の 仲間をケガさせないため、継続的な活動をお願いいたします。指導分科会のスタンスは“会員会 社と共に会員会社の目線”で災害の未然防止活動に取組む、にあります。今回の研修会を契機 に皆様が大活躍され、そのお力をお貸しいただけるようお願いし挨拶とさせていただきます。 ◎ご来賓挨拶 トヨタ自動車㈱ 安全健康推進部 田畑 主幹様 日頃は構内工事及び安全活動に絶大なるご理解とご協力をいただきまして、誠にありがとうござ います。 一昨年前より工事会員の充実を進めており、しっかりした仕事を進めるためには事前打合せや 調整が必要で、特に仕事は『段取り八分、仕事二分』と言われるように仕事の良し悪しは段取りで 決まるほど。先ずは計画部署を中心に働きかけ、計画者に対する教育の充実を図る中で人の育 成を進めております。また、連休工事などで貴重な“現場の生の声”をいただきながら、共に工事 管理に繋げ最終的には“やり易い仕事”良い仕事をやるためにどうやっていくのかという目的に向 かい取組んで参りたいと思いますので、今後もご指導ご支援宜しくお願い申し上げます。 ◎協力会 松永専務理事 挨拶 協力会 松永 専務理事 日頃はトヨタ構内における安全管理に皆様のお力をお貸しいただきまして、誠にありがとうござ います。昨年と比べますと災害は減っております。また、日頃からパトロール実施並びに構内安全 作業や安全工事においても、お力添えをいただきありがとうございます。 災害は減少傾向にあるものの、無くなったわけではありません。どうにか0件にしていきたいと 思っております。中でもSTOP6と称される重点災害は死亡災害に繋がるもので、無くす必要があ ります。また、歩行・移動災害が減りません。少しの注意や気付きで減らすことができますので 我々の方向として、重点災害と行動災害の低減・撲滅を目指していきたいと思っております。 2/2 平成28年 4月 20日 ◎指導分科会 副会長・各委員より報告 ◇平成27年度 活動報告 1. 活動目標 2. 活動内容 3. 反省及び課題 (詳細別紙にて報告) ◇平成28年度 活動計画 ◇協力会パトロール員の心得と記録方法 1. 指導分科会 市川 委員 活動目標:会員会社 と一体となって『自主 自立 型安全考動』に より災害の未然防止 に繋がる指導・支援 活動を実践する 指導分科会 2. 活動内容 前田 副会長 (詳細別紙にて報告) ◇パトロールの予定等について説明 ◇パトロール員事前申請ツール入力の説明 1. 協力会パトロール 持込電動工具類 一斉点検予定 2. 部会パトロール計画 3. パトロール編成表 (詳細別紙にて報告) 指導分科会 杉山 委員 指導分科会 井辺 委員 1. 2. 3. 4. 心得:トヨタ自動車安全 衛生協力会の指導者と して誇りと自覚を持って 行動する 服装 準備 点検 記録と報告 (詳細別紙にて報告) 1. 安全パトロール員の方の入・出門方法 2. パトロール申請⇒入門⇒退門 3. 事前申請ツール記入例(画面イメージ1~3) 4. ファイル保存のイメージ 1)事前面会申請書(メール添付用) 2)事前面会申請書(印刷用) 指導分科会 5. 承認行為後のメール自動送信連絡【例】 堀田 委員 6. お願い事項 (詳細別紙にて報告) ◎安全講和【管理者の本気度で職場が変わる】 ~トヨタの安全文化構築活動~ 昭和三十年代の法順守の取組みから再発防止の取組みへ更に、未然防止 の取組みへと活動が移り変わり、災害が減少してきましたが、まだ発生はして います。災害は結果ではなくプロセスが重要で、これを潰していくための未然 防止活動“STOP6”重点災害防止活動として取組みその結果、重点災害は減 少するも全災害は下げ止まりになってしまった。そこで一旦立ち止まり、振り 返って身の丈を知り、足許固めを進めることで全災害を減らしていく流れになり、 安全文化構築開始のきっかけとなりました。 トヨタ自動車㈱ トップの意識改革と現場第一線の意識改革、二つの方向から変えていき安 安全健康推進部 全最優先に対する“こだわり”を持った活動を通じ、意識改革を図りました。 田畑 主幹様 現在の取組みは、『場づくり』『作業づくり』『人づくり』これらがしっかり出来て いる職場に災害は無いことから、目指す姿は 改善モ デル職場活動 何人たりとも構内で重大災害を発生させないために 『何人たりとも構内で災害を発生させない』とし、 ◆場: 1.明るくきれいな職場づくり 明るくきれいな 職場づくり (1)現場作業環境改善のやりきり 決意を新たに活動をしております。“安全”に特 (2)後戻りしない仕組みづくり 効薬は無く、長い年月を掛け継続的に取組む必 ◆作業: 2.ハイリスク作業に対するルールの統一化 ぶれない安全活動 (1)高所作業 要があります。また、常に4Sをしていることで異 (2)重量物 常に気付き易くなり、コミュニケーションをとるこ ◆人: 3.保全作業管理 とで相手を気遣い、信頼関係が生まれ、ルール コミュニケーション 4.仕入先工事管理 (1)入場時の安全教育受講確認 を守る環境が整っていきます。組織≒家族“風 (2)工事ラップ調整 通しの良い職場づくり”を目指し取組んでおりま 5.構内請負・ 委託への支援 ・困りごとの吸い上げ改善 す。との講話をいただきした。 ◎総評 戸田 総務委員長 日頃はパトロール員の皆様、連休等、本来休日のところパトロールいただきまして、誠にあり がとうございます。 今年度、皆様のご努力のおかげで、災害が非常に減りました。何処に災害が残っているかと 言うと、歩行災害・行動災害の割合が多くなっています。今後のパトロールにおいては重点項 目はもちろんのこと、ルール以前の不安全行動にも目を向けていただいて“自分の子ども”が やっていたらといった気持ちで不安全行動を見逃さないよう、観ていただきたい。また、通路の 確保・物の見方・立ち位置なども併せて確認いただければ行動災害も無くせるのでは、と思い ます。来年度も皆様のご協力をいただきまして災害ゼロとなるよう、お願いいたします。 ト ヨタ 自動車 安全 衛 生協 力会 1 / 4 ページ 協力会ニュース 平成28年4月21日 ■第56回定期総会が開催されました 4月7日(木)豊田市民文化会館大ホールにて、会員会社519社(委任状含む)1,232名が集い開催されました。 来賓には愛知労働局 藤澤局長様、三好安全課長様、豊田労働基準監督署 桑原署長様、水谷副署長様、 トヨタ自動車㈱からは牟田専務役員様はじめ関係職制の方々、ならびに栄豊会、協豊会代表者の方々の ご臨席を賜りました。 第一部 議案審議 ◎議案審議 1部 司会担当 尾島会長 会計監査報告 杉坂 監事 議案審議 議長 三浦会長 1号議案報告 西崎 総務副委員長 議長の進行のもと、第1号議案から第3号議案までが審議され、 会員会社賛成多数によって承認されました。 2号議案・3号議案提案 戸田 総務委員長 第二部 来賓挨拶・安全表彰 ◎会長挨拶 当協力会は、人間尊重を第一に「安全な作業は、作業の入り口である」の理念のもと、客先 との現地・現物の事前確認・リスクアセスメント等の労働災害未然防止活動に取組み、 「重大災害ゼロ」「休業災害ゼロ」また、全災害は前年度実績の半減を目線とし目指します。 昨年度の災害内容より、作業者が慎重に作業を進めていれば防ぐことができる行動 災害に対し「自分の身は自分で守る」「守れる人づくり指導」を進め「安全はすべてに優先 する」ことを理解していただき、ご協力をお願いします。 ◎来賓挨拶 愛知労働局 藤澤 局長様 トヨタ自動車㈱ 牟田 専務役員様 日頃より行政活動にご協力いただき誠にありがとうございます。昨年の愛知での全国産業 安全衛生大会では、多大なご協力をいただきまして、ありがとうございました。 28年度は人材確保が難しい年と思われる中で我々としては「雇用施策実施方針」で全員 参加社会と働き方改革、全ての人の労働環境の改善に取り組みます。労働災害の更なる 減少への取組み、健康メンタルにも気をつけた疾病防止、化学物質に対するリスク アセスメントなど引き続きトップの率先活動を続けて、安全の維持に努めていただきますよう、 よろしくお願いします。 昨年春期連休工事以降、困りごとやトヨタに対しての要望をヒアリングしております。来る 連休工事においても皆様より忌憚のないご意見を頂きながら更に改善をしていきます。 この春期連休工事は冬同様に非常に多くの方が従事されることが予想されております。 作業責任者の皆様は無理な作業環境での仕事になっていないかを確認し、作業者の方と コミュニケーションをとって体調管理にも気配りをお願いします。 現場で働く皆様が「安全と健康は何事にも優先する」との思いを常に持ち、この連休工事を 無事故、無災害で終われますようくれぐれもお願いします。 2 / 4 ページ ◎安全衛生表彰 ◆ トヨタ自動車安全衛生協力会 『優良安全監督者賞』表彰 ・他の模範となるような優秀な 安全改善活動をした監督者 ≪受賞者≫ ○㈱大橋プレス機械 ○㈱彩裕 ○富士電設㈱ ○豊徳工業㈱ ○佐藤工業㈱ ○佐藤工業㈱ ○㈱大崎 大橋 正紀 殿 松原 澄知 殿 山田 正俊 殿 鈴木 裕次郎 殿 佐藤 昌夫 殿 佐藤 隆 殿 千野 幸雄 殿 ◆トヨタ自動車㈱ 『構内工事プロジェクト安全』表彰 ≪受賞会社≫ ○㈱ジェイテクト 殿 上郷進化版小規模ライン搬入・据付工事 ○㈱ジェイピーシー 殿 衣浦第1工場702K切替工事(前期) ○明和工業㈱ 殿 衣浦第1工場702K切替工事(後期) ◆ トヨタ自動車㈱ 『功労賞』表彰 ≪受賞会社≫ ○岡谷鋼機㈱ 吉田 文彦 殿 トヨタ自動車安全協力会 平成25年~27年度 副会長 協力会に長年ご尽力頂き発展に 寄与された功績が認められました。 ◎トヨタ自動車㈱からお願い事項 仕入先様へのお願い 1.2015年冬期連休工事の生の声に対する対応 工事安全管理の充実に向けて、これからも取組んでいきます (1)引き続き、皆様からの生の声をお願いします (2)生の声を確実に展開するため、工事名、場所、計画部署の明記 トヨタ自動車㈱ 田畑主幹様 2.運搬車両から産業車両を降ろす時のお願い 運搬車両から産業車両を降ろす時の『新たな運用ルール』の設定 (1)適用範囲 ・産業車両を自走させて降ろし・積込みするもの(ウィンチ使用を含む) (2)対応方法(2016年4月29日より運用開始) ・荷台にそのまま自走出来る運搬車両を使用 ・板足場が荷台の幅と同じ車両 ・2本橋足場を使用する場合は、誘導員を配置する 3 / 4 ページ ◎協力会からお願い事項 春期連休工事に際してのお願い (1)通常時の工事と同様に、 計画時にはトヨタ計画担当者と十分に打合せ・調整すること (2)「変化点」が生じた時は、 作業を止め、作業責任者・工事責任者に報告することを徹底 指導分科会 松澤 分科会長 (3)災害発生時は、 適切な処置と遅滞なく元請会社・トヨタ関係者に一報すること 第三部 特別講演 演題:天空の戦場を生き抜く!現役とび職人のマインドセット 日々、危険な高所で作業するとび職人は、 どのようにして『安全面を保ち続けているのか』について講話いただきました。 安全を確保するためには、全てのことをやり尽くす。 それが『とびの安全のかたち』である。 現役とび職人で親方でもある 多胡 弘明 氏 一瞬の判断ミスで命を落とす現場で生死の境目は、 “自分の意志で生きる”を知っているか・知らないか! にあるとご紹介されました。 私たち安全衛生の管理者及びリーダーに、大いに参考となる内容となり、最後に会場に響き渡る 現場さながらの大声で『ご安全に!!』と締めくくられました。 ◆総会や意見交換会の運営を支えていただいたスタッフのみな 2部3部 司会担当 高見さん 駐車場安全誘導の皆さん 会場入口風景 来賓受付の皆さん リハーサル風景 一般受付の皆さん 4 / 4 ページ ■定期総会終了後『意見交換会』が開催されました ◆開催場所:名鉄トヨタホテル 愛知労働局、トヨタ自動車㈱より多くの来賓を迎え、会員各会社の代表の皆様で155名が集いました。 司会進行役 芝﨑 総務副委員長 主催者代表挨拶 上坂 副会長 皆様の力を結集して協力会活動という大きな力として 発揮すれば、大きな成果を勝ち得るものと思います。 引き続きご支援ご協力お願いしますと、ご挨拶されました。 ◆トヨタ自動車㈱より『記念品贈呈』 長年、総務副委員長として 協力会に、ご尽力いただきました。 トヨタ自動車㈱ 牟田 専務役員様 岡谷鋼機㈱ 西崎 様 ◆トヨタ自動車安全衛生協力会より『感謝状贈呈』 協力会の理事を連続3期(6年)以上歴任され 協力会の発展に寄与されました。 ㈱井高 清水 様 皆様のお力添えをお借りして、 第12次労働災害計画の目標を 達成したいと思いますと、 挨拶されました。 愛知労働局 安全課長 三好様 三浦会長 岡谷鋼機㈱ 西崎 様 作業される方の意識が高ければ 安全が保たれることを実感しますと 挨拶され、『災害無しでヨシ!!』 と締められました。 中締めの挨拶 小山 副会長 トヨタ⾃動⾞安全衛⽣協⼒会 平成28年5月16日 平成28年度 役員 ㈱かんでん エンジニアリング 貴志 秀 生 認 NPAエンジニアリング &メンテナンス㈱ 髙原 豊 明治電気工業㈱ 丹羽 三栄工業㈱ 尾藤 繁樹 名古屋 東部陸運㈱ 深津 一利 正 ㈱竹中工務店 杉坂 中日コプロ㈱ 春藤 尚弘 加 地 昌彦 松永 欽一 常務理事 岡谷鋼機㈱ 阿部 賢一 三機工業㈱ 尾藤 克則 立松 モールド工業㈱ 岡田 新治 ㈱オチアイ ネクサス 満 運輸納品部会長 トヨタ T&S建設㈱ 川崎設備工業㈱ 土木建築部会長 井上 請負部会長 小林 靖佳 ㈱きんでん 芝﨑 菊男 サンエイ㈱ 戸田 桂 第三施設機械部会長 中根 安司 トヨタ T&S建設㈱ 小山 裕康 ㈱きんでん 上坂 隆勇 サンエイ㈱ 第二施設機械部会長 監 事 三浦 康男 ◆ 協力会事務局 ◆ ◆ 分科会長 ◆ 栄豊会特命理事 田原分会長 電気 部会長 商社部会長 第一施設機械部会長 吉 田 雅信 武田機工㈱ 専務理事 松澤 良人 ㈱トーエネック 講習分科会長 山内 洋志 ㈱NIPPO 指導分科会長 宮田 祐二 ㈱ユーネットランス 教材分科会長 広報分科会長 総務副委員長 総務副委員長 総務委員長 特別号 協⼒会ニュース 監 事 副会長 副会長 会 長 1 / 1 ページ ◆役 員◆ ◆ 部会・分会長・特命理事 ◆ ■ 退任役員 (前役員職記載) 教材分科会長 ㈱伊藤工務店 総務副委員長 岡谷鋼機㈱ 和田 浩二 栄豊会特命理事 新明工業㈱ 井口 利雄 西崎 彰良 杉坂 伊藤 正彦 運輸納品部会長 愛知陸運㈱ 石川 磯治 トリニティ工業㈱ 田原分会長 副会長 岡谷鋼機㈱ 正 監事 ㈱竹中工務店 吉 田 文彦 土木建築部会長 ㈱NIPPO 山内 洋志 トヨタ自動 車安全衛 生協力会 協力会ニュース 平成28年7月1日 講習分科会だより ■平成28年度 第1回講習分科会合同会議が開催されました 4月21日(木)に豊田商工会議所において、新しい委員 の紹介を含め、今年度の実施計画、検討事項等について 議論されました。 日 時 : 4月21日(木) 14:00~16:30 場 所 : 豊田商工会議所 特別会議室403 出席者 :トヨタ自動車㈱安全健康推進部 石川PP様 トヨタ自動車安全衛生協力会 松永専務理事 加地常務理事 小林総務副委員長、吉田分科会長 以下25名(23社) 《次第・内容》 【第1部】 (講師会専任講師による会議) 《合同会議風景》 1.分科会長挨拶 2.リスクアセスメントの見直しについて 3.制御盤内サービスコンセントの取扱いについて ・先に開催された講師養成講座での質問事項について事務局よりの回答を説明 ・審議の結果事務局回答にて標準化委員会に諮ることとなった 4.「作業責任者専門講師」更新教育受講者への事前アンケートについて ・アンケート記載項目の変更について意見交換 ・次回、講師会会議において修正案を提示することとなった 【第2部】(講師、運営委員会合同会議) 1.役員・来賓挨拶 2.新任役員・理事の紹介 3.今年度「講座・教育」計画について(詳しくは協力会ホームページをご覧ください) 《分科会長挨拶》 ・作業者一人一人が安全の意識を高めないと事故災害は無くなりません ・トヨタ構内で仕事をされる全作業員に対して、安全意識を高める 講習分科会活動にする ・教育の中身を更に充実させたい ・今後も当分科会皆様のお力添えをお願いします。 武田機工㈱ 吉田分科会長 《リスクアセスメントの見直しについて》 ・工事作業におけるリスクアセスメントは工場の組立作業のように毎日繰り返す 作業は少なくそれぞれ環境が異なる一品一様にする ・都度、現場特有の危険性・有害性を特定したうえで実施しなければならない トヨタ自動車 安全衛生協力会 松永専務理事 ・上記を踏まえ、リスクアセスメントの見直しを進めるにあたり講師会専任講師の 意見を集約し、今後は標準化委員会プロジェクトにて検討することとなった。 〔1/2〕 平成28年7月1日 《役員挨拶》 ・今年度より総務副委員長を仰せつかりました。 ・今後の講習分科会をより充実させて行きたいと思います。 ・皆様が安全という意識を直接作業者さんへ伝えることが一つの大切な コミュニケーションである ・決められたルールを守れば必ず安全に繋がっていく トヨタT&S建設㈱ 小林総務副委員長 《来賓挨拶》 ・工事に関して過去の重大災害からルールを定めたりシステム変更してきました。 ・教本や講師の方々からタイムリーに展開され大変感謝しております。 ・『何人たりとも構内で事故、怪我を起こさせない』 ・安全を皆様で守って行く強い気持を持ち続けて下さい トヨタ自動車㈱ 石川PP 《平成28年度講習分科会 役員・理事・運営委員・特別講師のみなさん》 平成28年度もよろしくお願いします ■ 新任役員・委員のご紹介 委員 総務副委員長 小 林 靖 佳 ト土 ヨ木 タ建 T築 &部 S会 建 設 ㈱ 委員 第 宮C K 澤D一 施 彰 〔2/2〕 ㈱ 設 機 械 部 会 第 森エ ス 川バ一 施 ン 紳ス設 機 介㈱械 部 会 . トヨタ自動車安全衛生協力会 〔1/3〕 協力会ニュース 平成28年 7月 25日 ■平成28年度『夏期安全衛生大会』が開催されました 7月7日(木)に豊田市民文化会館大ホールにおいて、豊田労働基準監督署の桑原署長様、水谷副署長様、 トヨタ自動車㈱からは牟田専務役員様をはじめ関係職制の方々、並びに栄豊会、協豊会代表者にご臨席を賜り、 ご鞭撻、表彰及びご講演をいただきました。 日 時 : 7月7日(木) 14:00~16:00 場 所 : 豊田市民文化会館 大ホール 出席者 :1098名(392社/571社) 安全衛生旗に拝礼 司会担当 古閑部会長代行 【第1部】 会長・来賓挨拶 今年度の目標を「重大災害・ゼロ、休業災害・ゼロ」とし活動に取り組んでおりますが、 現在の災害発生状態では重大災害に繋がりかねない危機的状況と考え、この状況を 打破する為に「災害発生に伴う安全対策強化」のお願いを発行させていただきました。 トヨタ自動車 安全衛生協力会 三浦 会長 夏期連休工事においては「全ての作業に対するリスクアセスメントの実施」「各作業の 安全確認の徹底」と、猛暑を踏まえ「作業者の体調管理と熱中症予防対策」を含め 会社トップが主体となった「更なる災害撲滅への対応」を実施いただきますよう お願いします。 豊田署管内の労働災害は2016年5月現在増加傾向にある。 特に建設業においては、愛知県全体で減少しているのに豊田署管内では増加している。 各社様それぞれの災害防止対策を見直し、そして必ずそれを実行して下さい。 熱中症対策に関しては、多くは症状が出て様子を見ている間に重症化していることから 少しでも異変を感じた段階でためらわず、受診することを呼び掛けていただきたい。 豊田労働基準監督署 桑原 署長様 1月初旬より二度、三度の生産変動が発生し、皆様にはたび重なるご心配と ご苦労をおかけしましたことをお詫び申し上げるとともに、多大なご支援を いただきましたこと厚く御礼申し上げます。 トヨタ自動車㈱ 牟田 専務役員様 冬に続き春の連休工事では災害ゼロで終える事が出来ました。工事の安全は少し ずつ向上していると感じていますが、安心して工事を実施して頂く為には更に改善が 必要と考えます。 夏期連休工事では暑い中の工事となるので作業者の方とコミュニケーションを とり体調管理への気配りをお願いします。「安全と健康は何事にも優先する」との 強い気持ちを持ち連休工事を無事故・無災害で終えられるようにお願いします。 〔2/3〕 平成28年 7月 25日 安全表彰 【トヨタ自動車安全衛生協力会 無災害継続会社表彰】 (平成10年度起点、平成27年度末までを対象) トヨタ自動車安全衛生協力会より『安全優秀賞』・『安全奨励賞』の表彰があり、無災害延べ労働時間の 多い8社と無災害継続年数の長い会社12社が各部会ごとに選ばれ三浦会長より賞状が授与されました。 1.安全優秀賞(無災害継続延べ労働時間) ◇第一施設機械部会 ・和合精機株式会社 ・株式会社高津製作所 ◇第二施設機械部会 ・株式会社シンテックホズミ ◇第三施設機械部会 ・株式会社豊通マシナリー 2.安全奨励賞(無災害継続年数) ◇第一施設機械部会 ・株式会社オティックス ・協伸工業株式会社 ・東芝エレベータ株式会社 中部支社 ◇第二施設機械部会 ・明和工業株式会社 ◇第三施設機械部会 ・株式会社コーアツ 名古屋支社 ・トキワエンジニアリング株式会社 ◇商社部会 ・岡谷鋼機株式会社 ◇電気部会 ・株式会社トーエネック ◇請負部会 ・株式会社マルトー ◇運輸納品部会 ・碧南運送株式会社 ◇商社部会 ・シマツ株式会社 ◇電気部会 ・株式会社ナ・デックス ・株式会社明和eテック ・株式会社安川電機 ◇請負部会 ・豊誠工業株式会社 ・豊徳工業株式会社 【トヨタ自動車㈱ 構内工事プロジェクト安全表彰】 (平成28年5月20日までの工事が対象) トヨタ自動車㈱より構内工事における 『プロジェクト議長会社』の安全表彰があり、 牟田専務役員様より賞状と盾が授与されました。 A表彰:協議会議長会社 ◇第三施設機械部会 ・株式会社豊通マシナリー プロジェクト名 : PT棟 第3期設備導入工事 工事期間 : H27.8.1~H28.3.31 担当部署 : 計測技術部 設備計画室 〔3/3〕 平成28年 7月 25日 夏期連休工事に際してのお願い トヨタ自動車からの報告とお願い トヨタ自動車㈱ 田畑 主幹様 1.春期連休工事に対する生の声 ラップ工事に対する仕入れ先からの要望にもある発注伝票の遅れで納期に影響が 出ていることが散見されているため今後は関連部署に対する是正を進めていきます 2.仕入れ先災害防止強化のお願い 今年度に入り、災害が頻発しており、準重大災害も発生する状況 2015年度の災害事例を振り返り、再発を防ぐため強い決意で取り組むこと 準備作業から片付けまで全体の作業を一体としたリスクアセスメントを実施すること 夏期連休工事に際してのお願い 指導分科会 松澤 分科会長 1.安全衛生協力会会長メッセージ (1)トヨタ構内ルールの徹底指導 (2)全ての作業に対するリスクアセスメントの実施 (3)次の行動に移る時の安全確認の徹底 2.最重点徹底事項 (1)工事計画時は、現地現物を確認しトヨタ計画担当者ときめ細かく打合せ (2)報告すべき変化点の具体的事項を双方で定め、関係者に通知・徹底 (3)「変化点」が生じた時は、作業を止め、作業責任者・工事責任者に報告することを徹底 (4)「ロックアウト」の確実な実施を徹底指導 (5)万全な熱中症予防対策の実施 【第2部】 講演 演題『管理者に求められるもの』 労働災害を防止するため管理者に見直していただきたい 「見る」「視る」「観る」についてご紹介くださいました。 1.実際に作業する現場(現場全体像)を良く『見る』 2.作業ルールに則って安全作業をしているか しっかり『視る』(注視) 3.注視内容をしっかり記録する『観る』 豊田労働基準監督署 署長 桑原 幸弘 様 自分の子供を指導するときはどうするかと投げかけられ 『安全はトップの言葉と振る舞いによって作られるもの』であると、 我身の引き締まる思いと責任の重さを感じさせられる言葉で締められました。 安全衛生に係る私たちにとって、大変意義のあるご講演となりました。 ◆大会を支えるスタッフの皆さん 駐車場整備係 来賓受付係 一般受付係 表彰アシスタント トヨタ自動 車安 全衛 生協 力会 協力会ニュース 平成28年10月3日 田原分会だより ■『第6回研修会』災害防止の勉強会が開催されました 今回の勉強会では8月16日に発生したベアリング治具落下による災害について再発防止対策・未然防止 活動改善案など、テーマに取り上げた災害について活発な意見交換を行い、全員で取り決めた内容を 認識し合いました。 日 時 : 9月8日(木) 15:00~16:00 場 所 : 緑が浜研修センター 出席者 : 尾藤分会長 以下9名(9社/9社) 《次第》 司会進行:諸戸副分会長 1.尾藤分会長挨拶 2.災害概要報告及び再発防止の説明 3.質疑応答 4.分科会取り決め事項 《研修会風景》 【災害概要】 プレス機のフライホイール用ベアリング治具の取り外し作業を片側3名配置して実施(1名はベアリング 保持、2名は外したベアリング治具を受ける役割分担であった)片側の治具取り外し作業中、2名で ベアリング治具を受けようとした際手が滑り右足甲の上に治具が落下し受傷した。 【再発防止対策】 1.(今回ケース)ベアリング治具に吊ボルト用のタップ加工を追加し、天井クレーン又は天井クレーンが 使えない場所では門型のチェーンブロックを設置して吊り降ろしする 2.天井クレーン又はチェーンブロックでベアリング治具を降ろす際は、万が一治具が落下しても作業者が 怪我をしない安全距離を取り、かつ誘導者を配置して常時監視する 【災害から学ぶこと、類似災害再発防止に向けて実施すること】 今回の災害より、重量物の取り扱いは、常に危険が存在する事を再認識し合いました。 ≪類似災害再発防止に向けて≫ 作業条件に関わる前提条件にてリスクの洗い出しを実施 ・計画部署との打ち合せ段階で、作業責任者が物の「不安全な状態」を確認し排除する ・作業中は、作業責任者が人の「不安全な行動」を確認し排除する リスクアセスメントの手法でリスク排除措置の手順を持って、類似災害の再発防止に取り組むよう お願いしました。 〔1/1〕 . トヨタ自動車安全衛生協力会 〔1/2〕 協力会ニュース 平成28年 10月 3日 ■第24回『トヨタ三協力会合同研修会』が開催されました 年に一度、トヨタ自動車、トヨタ自動車九州、トヨタ自動車北海道の各協力会がつどい合う研修会が、当協力会 主催のもと、トヨタ産業技術記念館にて開催されました。各協力会ごとに活動報告し、報告されたテーマについて グループに分かれ討議しました。研修会の締めくくりとして討議結果の発表と今後の三協力会の連携及び研鑽 について全員で確認し合いました。 日 時 : 平成28年9月9日(金) 場 所 : トヨタ産業技術記念館 出席者 : 総員68名 TMK・TMH・TMC来賓 トヨタ自動車九州協力会 トヨタ自動車北海道協力会 トヨタ自動車協力会 9名 19名 10名 30名 【第1部 トヨタ産業技術記念館見学】 ご案内いただいた 飯島館長様 近代日本の発展を支えた基幹産業のひとつである繊維機械と、現代を開拓し続ける 自動車の技術の変遷について展示紹介されています。「研究と創造の精神」と 「モノづくり」の大切さを本物の機械の動態展示と多彩な実演を通じ学ぶことができました。 トヨタ産業技術記念館 【第2部 各協力会活動報告とテーマ別研修会】 繊維機械館 G型自動織機の集団運転の 実演 自動車館 トヨダスタンダードセダンAA型 ボデー試作の様子 会長・来賓挨拶 トヨタ自動車 安全衛生協力会 三浦 会長 4月の熊本震災、8月9月の北海道豪雨にて甚大な被害を受けられた方々、 また会員各社の皆様には改めてお見舞い申し上げます。 当研修会も24回目を迎え毎回さまざまなテーマでレベルアップを図って参りましたが 今回も更なる向上を目指すうえで、まずは基本に戻りルール違反を無くすため 『ロックアウト』『高所作業』『感電防止』の違反についてのテーマを取り上げました。 各会の安全衛生活動がすばらしい成果へ繋がることを祈念させて頂きます。 トヨタ自動車㈱ 安全健康推進部 小澤 部長様 夏期連休工事ではオールトヨタの中でTMCだけが工事災害を発生させて しまいました。無災害にするにはどうすれば良いのか苦労しております。 この研修会でTMH、TMKの良い活動を色々聞かせて頂き参考にできればと 思っております。また、困りごとを吸い上げる活動を1年以上行ってきましたが、 まだまだ計画部署に伝わっていないと感じており、今後より良くするためにも 忌憚のない意見をどんどん頂きたく思います。 〔2/2〕 平成28年 10月 3日 活動報告 安全パトロールによる指摘件数は減少傾向にあるものの、『感電防止』『高所作業』 『ロックアウト』に関しては依然指摘を受けているため、今後も継続して地道に愚直に 安全活動を進めていきたい。 トヨタ自動車九州 安全衛生協力会 山中 事務局長 また昨年度頻発した環境ヒヤリについても、ゼロ件を目標に掲げております。 ≪環境ヒヤリ撲滅に向けた未然防止活動≫ 1.環境も安全と同じくリスクアセスメントを実施する考え方を取り入れ未然防止活動する 2.環境カリキュラムを設定し、環境ヒヤリ撲滅を図る 設備・施設重点安全衛生パトロールでは連休工事に合わせ重点項目を絞り込み、 パトロールの着眼点を明確にし月例パトロールと合同実施の計画としました。 安全パトロールにてベテランが経験の浅い方を指導しレベルアップを図った トヨタ自動車北海道 安全衛生協力会 河瀬 副委員長 教育では昨年度、教育の受講希望が多く2度の追加教育を行いました。 ・作業責任者教育 ・全豊田感電防止教育 ・高所作業教育 これらは特に多く延べ受講者数も大幅増となり、講師不足問題から講師育成が必要 歩行災害が目立つ特徴にあり、重要指摘等も依然撲滅には至っていない現状にあります。 トヨタ自動車 安全衛生協力会 松永 専務理事 トップ自らが「危機感」を持ち、自社・関連協力会社の現場実態を確認していただきたい。 1.トヨタ構内ルールの徹底指導 ・トヨタ構内工事、作業の経験、頻度の少ない協力会社 ・目の届きにくい遠方の拠点、工事現場 2.全ての作業に対するRAの実施 ・準備作業、付帯作業、後片付けなどを含めた全ての作業 3.次の行動に移る時の安全確認の徹底 ・指差呼称、声掛けなど テーマ 「ロックアウト違反について」 テーマ 「高所作業ルール違反について」 テーマ 「感電防止違反について」 A班 報告内容 ・三協力会での情報を共有する ・TMC(教材・指導・講習の合同会議) ・TMK(教育で内容討議し、指導と確認) ・TMH(運営委員会で内容討議し確認) ・各社で意識向上教育の実施 ・実物ボード等で手法を訓練する B班 報告内容 ・計画部署、元請が綿密な打ち合せ ・を実施し、作業計画を立てる ・ルール違反を相互注意でき、 ・変化点を工責・作責へ伝えられる ・雰囲気づくりが必要 C班 報告内容 ・トヨタ独自のルールを周知させる ・道具の検討 ・ラベル貼付の意味の理解活動 ・体感訓練実施設備の検討 ・ルール順守が当たり前の文化を構築 意見交換会 トヨタ自動車㈱ 牟田 専務役員様 トヨタ三協力会合同研修会の参加者が 『ノリタケの森キルン』に集い意見交換会 を行いました。 来賓を代表してトヨタ自動車株式会社 牟田専務役員様よりご挨拶をいただき ました。 . トヨタ自動車安全衛生協力会 協力会ニュース 平成28年12月12日 平成28年度『優良企業見学会・安全祈願』が開催されました 11月11日(金)12日(土)にトヨタ自動車安全衛生協力会、三浦会長はじめ各部会長、理事など総勢32名が 参加して優良企業の見学会、安全祈願が行われました。 ■ 『DMG 森精機株式会社 伊賀事業所』様 今回、三重県伊賀市のDCM 森精機様での見学会となりました。 伊賀事業所はDMG 森精機㈱の最大生産拠点となり、業界でも国内最大 級となり東京ディズニーランドの1.2倍程の規模とのことでした。 生活に関るあらゆる部品や素材の加工に活躍する世界№1の最先端技 術の切削工作機械の総合メーカーです。 最先端技術を支える「安全衛生活動」のご報告と工場見学をさせて 頂きました。 伊賀事業所長 真鍋様(左写真)よりご挨拶と 事業所概要についてお話を頂きました。 ・所内には、組立・加工・鋳物等の工場を有し ほぼ内製生産できる能力を誇る。 ・安全については、業種違いもあり、自動車 業界との差はある。 視点の違いで、アドバイスを頂けたらと締め くくられました。 (総敷地面積578,000㎡) 安全衛生活動報告時の協力会の皆様 安全衛生グループ長 河野様(左写真)より 2002年OHSASの認証取得から現在までの 取組みと現状についてご報告頂きました。 ・基本となる「安全衛生手帳」の発行 ・保護具のルール化 ・安全道場の開設 ・高所作業の適性検査等 ・働く方々へ「ケガをしない・させない」ことへの拘りは同じでした。 お世話になりましたスタッフの皆様 今年の優良企業見学会は、前商社部会部会長 ㈱井高 清水様にご尽力頂きました。 ありがとうございました。 ■ 春日大社(奈良県奈良市)にて安全祈願がおこなわれました 朱色が栄える世界遺産となる社殿にて 協力会全会員の無事故・無災害を願い、 安全祈願を行いました。 〔1/1〕 トヨタ自動車安全衛生協力会 〔1/2〕 協力会ニュース 平成28年 12月 19日 ■第75回『全国産業安全衛生大会in仙台』が開催されました 東日本大震災発生から5年を経た節目の年に被災地仙台市を中心とした五つの会場にて全国から約1万500人が 集いました。 大会初日には中央労働災害防止協会長賞をトヨタ自動車㈱殿が受賞され牟田専務役員様が賞状を授与されました。 2日目以降は各会場に分かれて当協力会会員会社を含む13の分科会から安全衛生に関する研究及び大震災に 見舞われた教訓や復興に向けた取り組みなどが発表されました。 協力会からは加地常務理事をはじめ11人が参加し、今後の安全衛生活動に参考となる議題を拝聴することができ、 大変有意義な大会となりました。 日 場 場 場 場 場 場 時 : 10月19日(水)~21日(金) 所 : 仙台体育館 所 : 仙台国際センター 会議・展示 所 :仙台市繊細復興記念館 所 : 仙台市民会館 所 : 川内萩ホール 所 : 夢メッセみやぎ 本館(緑十字展)・西館 所 : 分科会メイン会場となった『仙台国際センター』 協力会参加者 緑十字展2016『働く人の安心づくりフェア』 in SENDAI 会場となった『夢メッセみやぎ』 トヨタ自動車㈱殿が中央労働災害防止協会会長賞を受賞 トヨタ自動車㈱殿が他の企業の模範となるレベルの高い安全衛生活動を継続し地域及び業界への貢献が認められ 10月19日大会初日の総合集会にて表彰を受けられました。 ≪自動車産業からの受賞歴≫ 1988年 日産自動車 2002年 ダイハツ工業 2016年 トヨタ自動車 表彰を受けられる牟田専務役員様 受賞された表彰状及びトロフィー 〔2/2〕 平成28年 12月 19日 トヨタ安全衛生協力会会員会社による分科会研究発表 ≪10月20日≫ ≪10月21日≫ 【安全管理活動分科会】 川崎重工業株式会社 (第2施設機械部会) 山田 崇司 様 「繰り返し作業における災害防止」 【機械・設備等の安全分科会】 川崎重工業株式会社 (第2施設機械部会) 足立 知幸 様 「終わりなきリスクアセスメントによる安全な職場づくり」 【労働衛生管理活動分科会】 古河電気工業株式会社 (電気部会) 加部 勇 様 「事業場における化学防護手袋の選択、着用、 保守管理等に関する実態調査結果」 【機械・設備等の安全分科会】 愛知製鋼株式会社 (第3施設機械部会) 山﨑 銀次郎 様 「やってみよう、やり切ろうを合言葉に進めた サンプル採取作業の安全化」 【安全管理活動分科会】 鹿島建設株式会社 (土木建築部会) 木村 剛 様 「災害廃棄物処理業務(石巻ブロック)における 安全対策と新規入職者への対応について」 【交通安全分科会】 サンエイ株式会社 (請負部会) 金札 拓郎 様 「法規を守った基本的な運転に立ち返る 『法規走行実技研修会』推進」 【交通安全分科会】 三栄工業株式会社 (請負部会) 神谷 有貴 様 「運転適性診断システムを活用した交通安全指導について」 分科会研修発表風景 今回の分科会研究発表は東日本大震災の被災地での 開催もあり、企業における防災及び震災対策と危機管理 の情報提供を通じ、安全・健康な職場づくりを支援すると 共に、労働安全衛生を通じた地域社会の復興にも 貢献する活動発表となりました。 東日本大震災被災地スタディツアー 10月21日にJR石巻駅から、石巻港を経て日本製紙石巻工場を巡り、震災当時から現在の復興の様子を 専門の『語り部』さんにガイドいただき、実際に見学しました。 【石巻駅】 ・駅前は震災後津波に襲われ2日ほど水が引かなく、救助は舟によるものであった 【石巻港】 ・殆どの住宅が津波に流され多くの犠牲者を出したが、隣町の保育園では開園以来月1回の避難訓練を ・実施しており、当日も園児も普段の訓練どおり裏山に登り犠牲者を出さなかった例もあった 【日本製紙石巻工場】 ・石巻の経済を牽引する基幹産業であったが震災による甚大な被害により、撤退か復興かを迫られる状況で ・あったが社長決断により復興に舵を切られ2年の歳月をかけ生産を軌道に乗せた ・全社を挙げ一丸となって復興へまい進することにより1ヶ月後にはボイラーに火が入り煙突より蒸気が出た ・ときは、石巻市民の復興に向けた大きな活力になったと述べられました ■協力会参加者の感想 震災から5年が経ち駅前から港周辺は地震や津波の 爪痕は殆ど見受けられないほど復興が進んでいます。 しかし津波に全て流されてしまった住宅跡地は見る影 もなく雑草が生い茂り、未だ手付かずの場所もある。 また、避難先からの帰還者の減少や工場は完成した が販路の確保ができないなど復興道半ばを実感する 東日本大震災被災地スタディツアーでした。 被災地の復興はまだまだ続く