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JLAU スケッチ講座 Vol.3 基礎編 活動レポート
一般社団法人 ランドスケープアーキテクト連盟 JLAU スケッチ講座 Vol.3 基礎編 活動レポート 造園 CPD 認定プログラム 2.5 単位(認定番号 15-0292) 八木健一さんを講師に向かえ、ランドスケープ技術者に欠かせない景観スケッチの技術を基礎から学ぶ 全4回のスケッチ講座基礎編を開催しました。今回は学生3名・社会人11名が参加しました。 第1・2回は、モチーフやくだもの、バラの花などを使い、目の前にあるものを正確に捉えて描く練習や 水彩色鉛筆の使い方などを学びました。それらを踏まえ、第3・4回では実際に外に出て風景を描く講習 を行いました。第 3 回は日比谷公園の第二花壇・大噴水・小音楽堂の風景、第 4 回は同じく日比谷公園の 鶴の噴水池と紅葉の風景をスケッチしました。第 4 回終了時に、4 回すべてに参加した 5 名の方には、基 礎編の修了証を授与しました。 講座概要 第1回:2015 年 11 月 7 日(土) 13:30 ∼ 16:30 3 名 東銀座レンタルスペース 第2回:2015 年 11 月 14 日(土) 13:30 ∼ 16:30 4 名 東銀座レンタルスペース 第3回:2015 年 11 月 21 日(土) 13:30 ∼ 16:30 4 名 日比谷公園 第二花壇 第4回:2015 年 11 月 28 日(土) 13:30 ∼ 16:30 4 名 日比谷公園 鶴の噴水池 ■第1回講座 風景スケッチのポイントやプロセスの解説の後、立体モチーフ(立方体、直方体、円柱)やペットボト ル、テイクアウト用のコーヒーカップなどを用いて、見たものを正しく描くための鉛筆の使い方、角度や 比率の合わせ方などを練習しました。 ▲ 立体モチーフのスケッチの様子 ▲ ペットボトルやコーヒーカップのスケッチの様子 ■第2回講座 水彩色鉛筆の使い方(色の濃淡の付け方、色の混ぜ方など)を練習した後、くだもの(りんご、かき、 バナナ)とバラを鉛筆で下書きし、水彩色鉛筆を用いて着色しました。 ▲ くだもののスケッチの様子 ▲ バラのスケッチの成果 ■第3回講座 第 1 回、第 2 回のスケッチの基礎を踏まえて、日比谷公園の第二花壇から見た大噴水と小音楽堂の風景 をスケッチしました。構図を決め、鉛筆で下書きし、水彩色鉛筆でデッサンする練習をしました。筆使い をていねいに行うことで、樹木のもこもこ感を出す方法を学びました。 ▲ スケッチを描くポイント解説の様子 ▲ 室内での仕上げと講評会の様子 ■第4回講座 日比谷公園の鶴の噴水池と紅葉の風景のスケッチを行いました。今回は水面の表現、噴水の水のライン の表現方法のテクニックを詳しく学びました。 ▲ 風景スケッチの様子 ▲カッターナイフを使って水のラインを表現する方法の解説 ■参加者の感想など 楽しかった、回数がちょうどよかった、気持ちのよい季節できれいな紅葉を見ながらスケッチできてよかっ た、講師の先生が実演してくれるのがよかった、だいぶ上達することができた、といった感想がありました。 参加者自身が回を重ねる毎に上達していく手ごたえを感じていたのではないかと思います。これからも続 けたいという声も多く聞かれました。楽しく充実したスケッチ講座となりました。 ▲ 第 3 回講座で ▲ 第 4 回講座で スケッチした風景 スケッチした風景