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会議録 - 燕市

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会議録 - 燕市
平成26年度
第1回
燕市国民健康保険運営協議会
会
議
録
平成26年度 第1回 燕市国民健康保険運営協議会 会議録(要旨)
1.日
時:平成26年8月28日(木)
2.場
所:燕市役所
3.次
第:(1)開会
午後1時30分~午後2時50分
2階 201会議室
(2)委嘱状交付
(机上配布)
(3)自己紹介
(4)副市長あいさつ
(5)会長及び会長代理の選任
(会長・小澤委員、会長代理・吉田委員)
(6)会長及び会長代理あいさつ
(副市長退席)
(7)議事録署名委員の選任
(橋詰委員)
(8)議題
①
平成25年度燕市国民健康保険特別会計決算について
②
その他
(9)閉会
4.出席委員:被保険者代表:大岩委員、清野委員、今井委員、髙橋委員
保険医・保険薬剤師代表:田宮委員、野神委員、篠原委員、外石委員
公益代表:吉田委員、小澤委員、広瀬委員、三浦委員
被用者保険等保険者代表:川村委員、髙橋委員、橋詰委員
5.欠席委員:なし
6.事 務 局:南波副市長、田野市民生活部長、小林健康福祉部長、保険年金課:小林課長、
市川主任、髙口主事、税務課:熊谷課長、小柳係長
収納課:鈴木課長、健康づくり課:石田課長
7.報道機関:三条新聞
8.傍 聴 者:1名
会長
次第の8であります、議題に移らせていただきます。
議題の①、平成 25 年度燕市国民健康保険特別会計決算について事務局より説明願います。
事務局
<資料の確認後 資料1・2により決算報告、説明>
会長
説明が終わりました。ご質疑、ご意見等ございましたらお願いいたします。
1
委員
実質収支の赤字の部分は減ったとはいうものの、国保税を上げても依然として改善はされてい
ないということなんですね?2年間の値上げで、このままでいくとどうなるのかちょっと心配
なもので。
事務局
最後の方で歳入歳出の差引を申し上げましたけれども、税金と 25 年度だけの収入と前年度の繰
越金や基金からの繰り入れを踏まえますと、純然たる 25 年度の歳入歳出の差引では、やはりマ
イナス 5,060,000 円という状況でございました。26 年度は、ということになりますと、3 月か
らの会計でございますので、今後の見通しはもう少し経ちましたら分かると思います。先ほど
言いました通り、今回は 160,000,000 円ほど 26 年度へ繰り越して、その中で今運営をしている
わけです。毎月積み立ててシミュレーションは常にしておりますけれども、予算通り運営でき
ていると思います。予算も医療費も 2.5%増加を見越しておりますので、詳細につきましては、
またの機会にご報告させて頂きたいと思います。
委員
ちょっとお聞きします。まず前期高齢者に関わります公金はここに記載されていますが、前期
高齢者の医療費というのは把握されていらっしゃいますか?それともう1点、健康保険料の滞
納額は毎年発生をしているわけですが、今現在の滞納額を、未だ回収されてない過去の分も含
めてどれくらいあるのか教えていただきたいと思います。
事務局
私の方から。滞納繰越分という形で、25 年度の最終という形で 448,080,100 円というのが調定
額になっております。前年比でマイナス 1,300,000 円ですね。
委員
これは 25 年度の滞納額という意味ですか?これ以前の年度の分は?
事務局
これは総計です。要は税ですので過去 5 年分になります。ただし差押え等をして、何かの抵当
を付けて一部分でも分納した場合はそのプラス 3 年という形の物件もあります。それと税額の
件ですが、課税上は 100 円単位、1000 円単位というのが基本になってきますが、督促手数料の
ところなどは 1 円単位まで表記されております。それは収納で頂きに行ったときに、丁度キリ
のいい数字ではなく、今回は 1,000 円、10,000 円、15,000 円あったからという形で、手持ちの
お金を全部頂いてきて各税に按分していくという形があるからです。ただし国保・介護の税を
優先して納めますので、その時頂いたお金の按分という形で円単位になりますし、そうすると
残ったところも円の端数が生じますので、それも記載しております。
2
事務局
前期高齢者の費用の方でございますが、決算についてはここに出ておりますけれども、その決
算額から前期高齢者がどのくらいの割合なのかということで宜しいでしょうか?人数的には
39.9%で約 4 割になりますが、費用の方になりますと 61.5%を占めております。
委員
そうしますと療養給付費の 61.5%が前期高齢者の医療費で合算されているのでしょうか?分か
りました。
会長
ほかに何かございますか。
委員
消費税が8%と上がる中で収納率が上がったということは良かったんですが、滞納による短期
証や資格証の比率は減っているのでしょうか?
事務局
資格証の交付世帯が減ったのかということで申し上げますと、平成 24 年度では 109 世帯 144
人だったのが、平成 25 年度では 98 世帯 136 人にて減少しました。ただし、短期証(3 ヶ月、6
ヶ月)につきましては、24 年度では 340 世帯 534 人だったのに対し 25 年度では 318 世帯 597
人となり、世帯は減りましたが人数は増えました。26 年 7 月 11 日にも審査会が開催されまし
たが、326 世帯 608 人に増加をしております。以上でございます。
委員
世帯の調査状況の中で子どもや高齢者への配慮を目指してもらいたいと思います。
事務局
それにつきましては、国からの通達もありまして、70 歳以上の高齢者や 18 歳未満のお子さま
については資格証の類は出しておりません。
会長
ほかにございませんでしょうか。
委員
被用者保険の立場から発言させていただきたいのですが、資料では歳入のところで国民健康保
険の決算額が 1,878,000,000 円ということになっております。国庫支出金が 1,815,000,000 円、
前期高齢者交付金が 2,182,000,000 円となっておりまして、県の支出金が 400,000,000 円とな
っております。このような項目からいきますと、前期高齢者の交付金が一番大きい金額なわけ
3
ですね。
この前期高齢者交付金というのは、私ども健康保険組合とか協会けんぽや共済組合の構成員が
お金を出し合って、国民健康保険に納付をしているわけです。これが年々増えてきておりまし
て、私どもの被用者保険の費用負担増加の大きな要因になっております。私どもの被保険加入
者への療養給付費も伸びているのは事実ですが、前期高齢者交付金への負担が年々増えており
まして、私たちの財政を圧迫している状況です。ご存じのとおり日本は少子高齢化社会ですか
ら、今後ますます社会保険料、医療費も増えていきます。現実に私どもの生活を見た場合に、
被用者保険というのはサラリーマンなどの勤め人が国保へお金を収めているわけですが、こう
いう費用が増えていきますと、加入者への負担もどんどん増加していく構造になっているとい
うことを、みなさんからご理解頂きたいと思いあえて発言をさせていただきました。
私ども健康保険組合としても、このまま放置できないということで国のほうに働きかけて、な
んとか財政を軽減してもらうように働きかけているのですが、一般的な方はなかなかここまで
分からないんです。こういう現実があるということ、負担が大きくなっているということを今
一度ご理解いただきたいと思います。
委員
国保も医療保険の部分で努力していらっしゃるんだと思います。特定健診の実施に関しまして
も一生懸命やっていらっしゃるようですけれども、今年度の実施方法などは昨年度とまったく
一緒なのですか。
事務局
昨年度は、新規事業で補正予算 84 万円を頂きまして、集団での特定健診終了後、追加検診を行
いました。ご承知の通り、平成 20 年に特定健診が始まりましてから年々受診率は低下をしてお
りました。そこで、なんとか受診率を上げたいということで、去年から初めて事業を行いまし
た。40 歳から 60 歳の比較的若い世代の受診率が非常に低いとのことで、3088 名の未受診の方
に受診勧奨を配布いたしました。広報にも周知をしまして 4 回の機会を設け、結果的には 118
名の方に新規受診をして頂きました。この 118 名という数が多いのか少ないのかという話です
が、やらないよりもやったほうが良かったなと私どもは思っております。その中に 25 年度まで
の未受診者が 78.8%いらっしゃいましたので、今回の機会を設けたということは非常に良かっ
たと思います。
新年度につきましては、10 月 1 日の広報にも記載する予定ですが、期間も早めに、また 4 回よ
りも多く行い、それに合わせて受診勧奨も出したいと思っております。今回は燕地区の労医協
で 10 月 25 日、11 月 4 日、11 月 5 日の 3 回、吉田地区の健診センターで 11 月 6 日、11 月 7
日、11 月 8 日の 3 回で計6回行う予定です。
今、私どもの市や国で盛んなのがデータを基に色々な事業を行うことです。健診の受診者が増
えるということは、その方たちのデータを得られるということになりますし、それが一番大事
なことじゃないかと思います。例えば、ジェネリックの医療費データベースを我々はチェック
しているのですが、受診の履歴のない方は、去年行った通り CKD の受診勧奨もできますし、ま
4
た慢性腎臓病等の防止ということで重症化予防という今年度の事業にも結び付けることができ
ます。できるだけ多くの市民の皆さんの健康状態をデータ化して色々な事業へ活用していく取
り組みをこれからも進めていきたいと思っております。
会長
ほかに何かございませんでしょうか。熱心な回答を頂きましてありがとうございました。そ
れでは意見も無いようですので、議題の①、平成 25 年度燕市国民健康保険特別会計決算につ
いては、ご了承いただきたいと思いますが、よろしいでしょうか。
(委員、異議なしの声)
会長
それでは、議題の①、平成 25 年度燕市国民健康保険特別会計決算については、ご了承という
ことにさせていただきます。ありがとうございます。
次に議題の②その他について、事務局の方でありましたらお願いします。
事務局
<資料3により、平成 26 年度新規事業
胃がんリスク検診、糖尿病性腎症重症化予防
事業等について説明>
会長
説明が終わりました。ご質疑、ご意見がありましたらお願いいたします。
委員
特定健診の胃がんリスクを開始したことによって受診率があがったということは、市民にとっ
ても被保険者にとっても非常に良かったのではないかと思います。当然、最終的に病状が重く
なってからかかる医療費よりもかなり負担も少ないので。
委員
ひとつよろしいでしょうか。私がこの委員になった時にお話しした内容ですが、私は病気を発
症して薬を 4 錠飲んでいます。前回定期検診に行ったときに、主治医から「この薬はジェネリ
ックに変えてもいい」という指示がない薬品を、私が希望しないのに薬局の方で勝手に4錠全
て変えてしまった。私は薬局に不信感を持ちました。結果的に元の薬で出してもらいましたけ
れども、私は 10 年間同じ薬を飲んできて病気を発症しないで健康に生きているわけです。しか
も 70 歳になったおかげで1割負担になったので、薬代が大変安くなっていいなと思ってる矢先
に、もっと安くなるからジェネリックにいきなり変えるなんてこういう話あったようなもんじ
ゃないと思ったんですね。ジェネリック、ジェネリックと言われるけれども、実際に薬を使用
している身としては、同じ心理状態になった時に変えられるというのは非常に不安になるもの
5
です。こういう話もしておきたいなと思いまして。
委員
ちょっといいですか。実際に主治医が指示しなければ調剤薬局はジェネリックには変えません
よね?私の通っている調剤薬局はそうですけど。
委員
ジェネリックに変えてはいけない場合にはその項目にチェックを入れますが、そのチェックが
ない場合は薬局側が変えてしまうこともあります。
事務局
今先生がおっしゃったように、ジェネリック不可の場合はサインがしてあります。サインをし
ていないと、薬局で患者さんの説明と了解でもって変わることもあります。説明がないという
のは駄目ですよね。
委員
薬局によっては変える際に(主治医側に)わざわざ連絡をくださるところもあります。
「ジェネ
リックに変えたいというご希望があったので変えてもいいですか?」というご連絡を頂ける薬
局もありますが、先ほどの委員さんのところのように変えてしまう薬局もあると思います。
委員
ちなみに私はちゃんと意思の確認があったので、たまたま良心的な調剤薬局だったんでしょう
けど。私は一度ジェネリックを試してみるというのも一つの考えだとは思いますが、先ほどの
委員さんのようにこだわりがあって変えたくないというのであればやむを得ないと思います。
それでは色々な対応をする薬局があるということなのですね。
委員
私は薬局を 10 年間に 2 度ほど変えています。毎回 84 日分薬を処方されていますが、前に行っ
た薬局ではその薬が足りないということで、後日届けるという話でした。私は郵送するという
からきちんと包装してくれるのかと思っていたら、メール便で届けたもので呆れ返ったんです
よ。郵便ポストに入っていればまだしも、私にとって大事な薬が、風除室の扉のところに置い
てあった。だからすぐ、この薬局は駄目だと思って今の新しい薬局に行ったら、何も私に説明
しないでジェネリックに変えられたんです。だから明日定期検査に行って先生と話をして、ど
の薬局にするか相談しようと思っています。これからは出来るだけ大手の薬局さんに行こうと
思っていますが。そういう現状があります。
会長
他にございませんでしょうか。ご意見もないように思われますので、本日の議題は全て終了い
6
たしました。ご協力ありがとうございました。それでは進行を事務局にお返しいたします。
事務局
会長さん、審議・進行大変ありがとうございました。それでは次第の9番、閉会の挨拶でござ
います。吉田会長代理の方からお願いいたします。
会長代理
本日は大変長い間、皆様慎重に審議していただき無事に終了しました。今後ともよろしくお願
いします。どうもありがとうございました。
(閉会:午後2時50分)
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