...

小 鹿 野 町 鳥 獣 被 害 防 止 計 画

by user

on
Category: Documents
26

views

Report

Comments

Transcript

小 鹿 野 町 鳥 獣 被 害 防 止 計 画
(別記様式第1号)
計画作成年度
計画主体
平成20年度
小鹿野町
小鹿野町鳥獣被害防止計画
<連絡先>
担 当 部 署 名
所
在
地
電 話 番 号
F A X 番 号
メールアドレス
(注)1
小鹿野町産業観光課
秩父郡小鹿野町両神薄2906
0494-79-1101
0494-79-1200
[email protected]
共同で作成する場合は、すべての計画主体を掲げるとともに、代表となる計画
主体には(代表)と記入する。
2
被害防止計画の作成に当たっては、別添留意事項を参照の上、記入等すること。
1.対象鳥獣の種類、被害防止計画の期間及び対象地域
対象鳥獣
サル、イノシシ、シカ、ハクビシン、アライグマ、クマ、カラス
計画期間
平成20年度~平成22年度
対象地域
小鹿野町
(注)1 計画期間は、3年程度とする。
2 対象地域は、単独で又は共同で被害防止計画作成する全ての市町村
名を記入する。
2.鳥獣による農林水産業等に係る被害の防止に関する基本的な方針
(1)被害の現状(平成19年度)
鳥獣の種類
被害の現状
品 目
被害数値
万円
ha
サル
シイタケ、野菜、果樹
134
1.4
イノシシ
野菜、いも類
461
1.4
シカ
豆類
7
0.4
ハクビシン
野菜、果樹
195
0.4
クマ
果樹、養蜂
10
0.1
(注) 主な鳥獣による被害品目、被害金額、被害面積(被害面積については
水産業に係る被害を除く。)等を記入する。
(2)被害の傾向
原木シイタケ、柿、野菜などに対するサルの被害が年々拡大している。
年間を通じて出没しており、作付意欲の低下や耕作放棄地の増加を招き、
出荷量も減少している。また、通学路にサルが現れるなど、児童・生徒が
危険に晒されているほか、民家への侵入等が多発し、人的被害の発生が懸
念されている。
そのほか、イノシシの被害は減少傾向にあるものの、播種期および収穫
期の被害は継続している。ハクビシン、カラスによる被害も多く、シカ
による作物の食害が増加傾向にある。農地では、鳥獣の好物であるトウ
モロコシやサツマイモを見つけるのが難しいほど農家では作付自体をあ
きらめている。
(注)1 近年の被害の傾向(生息状況、被害の発生時期、被害の発生場所、
被害地域の増減傾向等)等について記入する。
2 被害状況がわかるようなデータ及び地図等があれば添付する。
(3)被害の軽減目標
指標
現状値(平成19年度) 目標値(平成22年度)
被害金額
807万円
400万円
被害面積
3.7ha
2.0ha
(注)1 被害金額、被害面積等の現状値及び計画期間の最終年度における目
標値を記入する。
2 複数の指標を目標として設定することも可能。
(4)従来講じてきた被害防止対策
従来講じてきた
被害防止対策
捕獲等に関 ・有害鳥獣捕獲
する取組
課題
・地元猟友会に捕獲を委託して いるが、
人数、機材等が不十分であり強化が必要
である。
・捕獲後の埋設等に労力を要するため、
検討が必要である。
防護柵の設 ・防護柵の設置(約13km) ・防護柵の維持管理が不十分である。
置等に関す ・町単による電気柵等の ・耕作放棄地や放任果樹の解消、緩衝地帯
る取組
補助
の設置が急務である。
追い払い等 ・個人による対応
に対する取 ・猟友会へ依頼
組
・専門家による研修
・高齢化等による追い払い活動の不備
・群で来るので個人での対応は困難、遠
くへは行かず、他の農地へ移動
・被害後の追い払いとなっている。
・高齢者、女性、子供等では不可能
(注)1 計画対象地域における、直近3ヶ年程度に講じた被害防止対策と課
題について記入する。
2 「捕獲等に関する取組」については、捕獲体制の整備、捕獲機材の
導入、捕獲鳥獣の処理方法等について記入する。
3 「防護柵の設置等に関する取組」については、侵入防止柵の設置・
管理、緩衝帯の設置、追上げ・追払い活動、放任果樹の除去等につい
て記入する。
(5)今後の取組方針
・人里に慣らさない、農地に依存させない集落環境の整備
・集落住民に対する野生動物の知識向上
・適切かつ効果的な捕獲
・特定鳥獣保護管理計画に基づく野生鳥獣と自然環境の適切な保護管理
・外来生物法を踏まえたアライグマの捕獲
(注) 被害の現状、従来講じてきた被害防止対策等を踏まえ、被害軽減目標
を達成するために必要な被害防止対策の取組方針について記入する。
3.対象鳥獣の捕獲等に関する事項
(1)対象鳥獣の捕獲体制
西秩父猟友会への委託を基本としつつ、町職員、農業共済職員、狩猟者、
農業者等による鳥獣被害対策実施隊の設置を検討し、新たな被害対策の担
い手を育成する。
(注)1 鳥獣被害対策実施隊のうち対象鳥獣捕獲員の指名又は任命、狩猟者
団体への委託等による対象鳥獣の捕獲体制を記入するとともに、捕獲
に関わる者のそれぞれの取組内容や役割について記入する。
2 対象鳥獣捕獲員を指名又は任命する場合は、その構成等が分かる資
料があれば添付する。
(2)その他捕獲に関する取組
年度
対象鳥獣
取 組 内 容
サル、イノシシ、シカ、ハクビシン
20
箱わな等の整備、捕獲者の育成
クマ、アライグマ、カラス
サル、イノシシ、シカ、ハクビシン
箱わな等の整備、捕獲者の育成、研修会の開催
21 クマ、アライグマ、カラス
サル、イノシシ、シカ、ハクビシン
箱わな等の整備、捕獲者の育成、研修会の開催
22 クマ、アライグマ、カラス
(注) 捕獲機材の導入、鳥獣を捕獲する担い手の育成・確保等について記入
する。
(3)対象鳥獣の捕獲計画
捕獲計画数等の設定の考え方
県鳥獣保護事業計画との整合性を図りながら、有害鳥獣捕獲を基本とし て、
必要最小限の捕獲を実施する。アライグマについては、外来生物法に基づく
捕獲計画を踏まえた捕獲を実施する。
(注) 近年の対象鳥獣の捕獲実績、生息状況等を踏まえ、捕獲計画数等の設
定の考え方について記入する。
捕獲計画数等
対象鳥獣
20年度
21年度
22年度
サル
必要最小限
必要最小限
必要最小限
イノシシ
必要最小限
必要最小限
必要最小限
シカ
必要最小限
必要最小限
必要最小限
ハクビシン
必要最小限
必要最小限
必要最小限
カラス
必要最小限
必要最小限
必要最小限
(注)
対象鳥獣の捕獲計画数、個体数密度等を記入する。
捕獲等の取組内容
捕 獲 手 段:銃、箱わな、くくりわな
実施予定時期:通年
捕獲予定場所:長若地区、両神地区、小鹿野地区
(注)1 わな等の捕獲手段、捕獲の実施予定時期、捕獲予定場所等について
記入する。
2 捕獲等の実施予定場所を記した図面等を作成している場合は添付す
る。
(4)許可権限委譲事項
対象地域
小鹿野町 委譲済み
対象鳥獣
(注)1 都道府県知事から市町村長に対する有害鳥獣捕獲等の許可権限の委
譲を希望する場合は、捕獲許可権限の委譲を希望する対象鳥獣の種類
を記入する(鳥獣による農林水産業等に係る被害の防止のための特別
措置に関する法律(平成19年法律第134号。以下「法」という。)第4
条第3項)。
2 対象地域については、複数市町村が捕獲許可権限の委譲を希望する
場合は、該当する全ての市町村名を記入する。
4.防護柵の設置その他の対象鳥獣の捕獲以外の被害防止施策に関する事項
(1)侵入防止柵の整備計画
対象鳥獣
整備内容
20年度
21年度
22年度
サル
イノシシ
-
-
-
電気1km、ネット0.5km 電気1km、ネット0.5km 電気1km、ネット0.5km
シカ
ネット0.5km
ネット0.5km
ネット0.5km
ハクビシン
電気1km
電気1km
電気1km
アライグマ
-
-
-
クマ
-
-
-
(注)1 設置する柵の種類、設置規模等について記入する。
2 侵入防止柵の設置予定場所を記した図面等を作成している場合は添
付する。
(2)その他被害防止に関する取組
年度
対象鳥獣
取組内容
追い払い隊の育成、放任果樹の除去、緩衝帯の設置
サル、イノシシ、シカ、
20
ハクビシン
サル、イノシシ、シカ、 追い払い隊の育成、放任果樹の除去、緩衝帯の設置
21
ハクビシン
サル、イノシシ、シカ、 追い払い隊の育成、放任果樹の除去、緩衝帯の設置
22
ハクビシン
(注) 侵入防止柵の管理、緩衝帯の設置、里地里山の整備、追上げ・追払い
活動、放任果樹の除去等について記入する。
5.被害防止施策の実施体制に関する事項
(1)被害防止対策協議会に関する事項
被害防止対策協議会の名称
小鹿野町鳥獣害対策協議会
構成機関の名称
役割
長若地域自然休養村協議会
事業の推進
長若地区自治会
住民への意識高揚
西秩父猟友会
対策協力
小鹿野町議会(地元議員)
事業の推進協力
小鹿野町農業委員
農作物の保護
JAちちぶ
資材提供等
小鹿野町産業観光課
事務局
秩父農林振興センター
助言
(注)1 関係機関等で構成する被害防止対策協議会を設置している場合は、
その名称を記入するとともに、構成機関欄には、当該協議会を構成す
る関係機関等の名称を記入する。
2 役割欄には、各構成機関等が果たすべき役割を記入する。
(2)関係機関に関する事項
関係機関の名称
役割
埼玉県農林総合研究センター 野生鳥獣管理防止対策の助言指導
(注)1 関係機関欄には、対策協議会の構成機関以外の関係機関等の名称を
記入する。
2 役割欄には、各関係機関等が果たすべき役割を記入する。
3 被害防止対策協議会及びその他の関係機関からなる連携体制が分か
る体制図等があれば添付する。
(3)鳥獣被害対策実施隊に関する事項
(注) 法第9条に基づく鳥獣被害対策実施隊を設置している場合は、その規
模、構成等を記入するとともに、実施体制がわかる体制図等があれば添
付する。
(4)その他被害防止施策の実施体制に関する事項
地区ごとでの追い払い体制、緩衝帯等の整備
住民の安全対策の推進
(注)
その他被害防止施策の実施体制に関する事項について記載する。
6.捕獲等をした対象鳥獣の処理に関する事項
捕獲現場での埋設を基本としつつ、焼却処分の検討を行う。
(注) 肉としての利活用、鳥獣の保護管理に関する学術研究への利用、適切
な処理施設での焼却、捕獲現場での埋設等、捕獲等をした鳥獣の処理方
法について記入する。
7.その他被害防止施策の実施に関し必要な事項
地域住民の安全を守るための研修会の実施
情報の周知徹底
(注)
その他被害防止施策の実施に関し必要な事項について記入する。
Fly UP