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729KB - 建設コンサルタンツ協会
平成18年度
電子納品における業務実態調査
~電子納品における苦労と工夫 ・ CAD図面納品の実態について~
本
編
平成 19 年 1 月
社団法人建設コンサルタンツ協会
情報部会 CALS/EC 委員会
目
次
第5回「電子納品実施状況調査」結果 ......................................................................................... 1
1.
電子納品のおける苦労・工夫の実態に関するアンケート ................................................. 5
1.1.
1.1.1.
回答者の年齢 ..........................................................................................................5
1.1.2.
回答者の職種 ..........................................................................................................5
1.2.
2.
回答者の基本属性 ..........................................................................................................5
電子納品実施状況 ..........................................................................................................6
1.2.1.
【作業性の問題】(CAD 図面作成作業) .....................................................................6
1.2.2.
【作業性の問題】(電子納品成果品作成作業等)......................................................14
1.2.3.
【情報共有の問題】 .................................................................................................20
2005 年度 CAD 図面納品の実態に関するアンケート...................................................... 23
2.1.
回答者の属性................................................................................................................23
2.1.1.
回答者の年齢 ........................................................................................................23
2.1.2.
回答者の職種 ........................................................................................................23
2.2.
CAD 図面納品業務実施状況 .........................................................................................24
第5回「電子納品実施状況調査」結果
1. はじめに
今年は「電子納品における苦労・工夫の実態について」と「2005 年度CAD図面納品の実態について」の
2種類のアンケートを行なう事としました。その為にアンケート構成と内容は次の様にしています。
Part1:回答者の基本属性 :必須項目としての回答者の基本属性
Part2:電子納品における苦労・工夫の実態について:電子納品全般に関する内容
Part3:2005 年度CAD図面納品の実態について
:CAD納品の実務に関する内容
会員からは次の3ケースの中から何れかのケースについての回答を得ています。
CASE-1:Part1+Part2+Part3 電子納品全般とCAD納品の実務に関する内容の両方
CASE-2:Part1+Part2
電子納品全般に関する内容のみ
CASE-3:Part1+Part3
CAD納品の実務に関する内容のみ
2. 本調査対象者
本部 CALS/EC 委員会参加企業と支部 CALS/EC 関連委員会参加企業に勤務し、国土交通省、地方公
共団体の電子納品に携わる技術者
3. アンケート方法
: Webアンケート方式
4. 実 施 期 間
: 平成18年 9 月~10 月
1
5. 電子納品における苦労・工夫の実態に関するアンケート
1) 目 的
昨年は電子納品による業務改善状況に対する意識調査と業務改善に対する阻害要因や良い工夫
を調査しました。平成18年度は昨年の調査結果の阻害要因を分析し、阻害要因に対して建設コンサ
ルタント技術者が実務で本当に苦労しているのは何か、苦労を改善する為にどの様な工夫をしている
かの具体的内容を調査し、会員の電子納品成果品の作成時、再利用時の効率化、高度化に寄与す
る事と、併せて発注者が進める電子納品普及活動の高度化に資する事を目的としています。
2) 回答企業数
3) 回答者数
: 57社
: 658人
4) アンケート内容
昨年度の「平成 17 年度 電子納品による業務プロセス改善状況調査」結果の業務改善に向けた阻
害要因分析結果をもとに、(1)作業性の問題(要領・基準の問題含む) (2)情報共有システムの問題と
し、以下の内容としました。尚、分析図にある各要因の先頭の記号は「同・付属資料」に依っています。
(1) 作業性の問題(要領・基準の問題含む)について
・変換した SXF ファイルのチェック方法に関する質問
・発注者から貸与された p21 形式 CAD ファイルの内容確認方法に関する質問
・CAD 図面の作成作業に関する質問
・電子納品成果品の作成作業に関する質問
・発注担当者との作業途中の図面確認方法に関する質問
・電子納品の業務完了検査方法に関する質問
(2) 情報共有システムの問題について
・電子納品成果ファイルの検索方法に関する質問
業務改善の阻害要因分析図
Ⅱ
Ⅱ
A9.CADデータフォーマッ
A9.CADデータフォーマッ
トの変換が完全ではない
トの変換が完全ではない
(SXF⇔dwg)
(SXF⇔dwg)
A2.図面、資料は、やはり
A2.図面、資料は、やはり
印刷してみる方が作業し
印刷してみる方が作業し
やすい
やすい
A4.CAD図面作成の
A4.CAD図面作成の
制限が多い(要領が詳
制限が多い(要領が詳
細まで規定)
細まで規定)
A8.CADデータフォーマットの
A8.CADデータフォーマットの
変換(dwg→SXFが必要
変換(dwg→SXFが必要
A13.発注者から、
A13.発注者から、
オリジナルデータ
オリジナルデータ
も要求される
も要求される
A3.発注者から、
A3.発注者から、
紙の成果品も要
紙の成果品も要
求される
求される
A16.CAD製図基準は
A16.CAD製図基準は
図面作成の実務では
図面作成の実務では
使いづらい
使いづらい
A1.要領に沿って成
A1.要領に沿って成
果品を作成する作
果品を作成する作
業が実務とは別に
業が実務とは別に
発生している
発生している
A15.電子納品要領が
A15.電子納品要領が
頻繁に更新される
頻繁に更新される
A14.発注者ごとに電子
A14.発注者ごとに電子
納品要領に違いがある
納品要領に違いがある
作業性の問題
納品要領等の問題
なかなか業務が
なかなか業務が
改善されない
改善されない
Ⅰ
Ⅰ
A12.メールサーバ容量
A12.メールサーバ容量
の制限などでファイル
の制限などでファイル
が送れないなどインフラ
が送れないなどインフラ
整備が遅れている
整備が遅れている
A6.過去の作成資料が
A6.過去の作成資料が
電子化されていない/
電子化されていない/
要領に合っていない
要領に合っていない
A10.電子納品のファイル
A10.電子納品のファイル
名から内容が判断できず
名から内容が判断できず
検索に時間がかかる
検索に時間がかかる
Ⅲ
Ⅲ
A11.パソコン操作に不
A11.パソコン操作に不
慣れな技術者がいる
慣れな技術者がいる
A5.情報共有システムの
A5.情報共有システムの
整備が不十分で成果を活
整備が不十分で成果を活
用出来ない
用出来ない
A7.電子納品の理解が不十
A7.電子納品の理解が不十
分(発注者、受注者とも)
分(発注者、受注者とも)
情報共有システムの問題
人(教育)の問題
2
6. 2005年度CAD図面納品の実態に関するアンケート
1) 目 的
建設コンサルタントが実施する設計業務の図面の電子納品の現状について、実態調査を行い、
今後の業務改善の基礎資料とします。
2) 回答企業数
: 52社
3) 回答者数
: 367人
4) アンケート内容
2005 年度に国土交通省業務において CAD 図面を電子納品した技術者に対して、担当した 1
つの 2005 年度国土交通省業務について、CAD 図面納品の実態に関してアンケートを行ってい
ます。
3
4
1. 電子納品のおける苦労・工夫の実態に関するアンケート
1.1.
回答者の基本属性
1.1.1. 回答者の年齢
【質問 1-2】 あなたの現在の年齢
95
20歳代
401
30歳代
132
40歳代
30
50歳代以上
0
50
100
150
200
250
300
350
400
450
20 歳代
30 歳代
40 歳代
50 歳代以上
合計
回答件数
95
401
132
30
658
比率
14.4%
60.9%
20.1%
4.6%
100.0%
1.1.2. 回答者の職種
【質問 1-3】 あなたの主たる職種
336
道路系
136
河川系
6
公園系
22
港湾・空港系
158
その他
0
50
100
150
200
250
300
350
道路系
河川系
公園系
港湾・
空港系
その他
合計
回答件数
336
136
6
22
158
658
比率
51.1%
20.7%
0.9%
3.3%
24.0%
100.0%
注) 【質問 1-1】は所属会社名に関する質問なので除く
5
1.2.
電子納品実施状況
各設問に対する回答の状況を集計した結果をここに示す。
1.2.1. 【作業性の問題】(CAD 図面作成作業)
【質問 2-1】
作成した SXF ファイルの変換に関して、苦労していることは何ですか。(複数選択可)
a.
CAD データファイルのフォーマット変換が完全でない。
b.
CAD ソフト固有の機能を使用していると p21 へ変換できない。
c.
SXF ファイルの変換ミスをしていないかチェックするため作業効率が悪い。
d.
その他(具体的内容)
43.2%
a
29.0%
b
52.6%
c
d
0%
17.3%
10%
20%
30%
40%
50%
60%
70%
80%
90%
100%
a
b
c
d
総回答件数
回答件数
284
191
346
114
658
比率
43.2%
29.0%
52.6%
17.3%
―
その他(具体的内容)には下記のような意見があった。
・
ファイルサイズが大きくなりすぎて処理できない場合がある (同種意見:13 件)
・
SXF に変換するためにオリジナル CAD ファイルを修正する等の別途作業が発生している
(同種意見:13 件)
・
SXF ファイルへの変換に時間がかかる (同種意見:10 件)
6
【質問 2-2】
変換した SXF ファイルをどのようにチェックしていますか。(複数選択可)
a.
オリジナルファイルと SXF 変換後のファイルをブラウザで表示し、目視でチェックして
いる。
b.
オリジナルファイルと SXF 変換後のファイルを紙に印刷し、目視でチェックしている。
c.
変換が正しく行われているかをチェックするプログラムを利用し、チェックしている。
d.
変換は正しく行われていると考え、チェックしていない。
e.
その他(具体的内容)
31.5%
a
26.6%
b
35.4%
c
d
e
0%
13.2%
7.6%
10%
20%
30%
40%
50%
60%
70%
80%
90%
100%
a
b
c
d
e
総回答件数
回答件数
207
175
233
87
50
658
比率
31.5%
26.6%
35.4%
13.2%
7.6%
―
その他(具体的内容)には下記のような意見があった。
・
SXF 変換後のファイルを印刷又はブラウザで表示し見た目だけをチェックしている
(同種意見:4 件)
・
外注または社内専門部署にチェックをお願いしている (同種意見:2 件)
・
変換エラーの発生しそうな図面や機能のみチェックを行っている (同種意見:2 件)
7
【質問 2-3】
貸与された CAD ファイル(p21)の内容を確認する際、苦労していることは何ですか。
(複数選択可)
a.
p21 のファイルサイズが大きすぎて作業できない場合がある。
b.
p21 だけでは、オリジナルとの見読性が確保されているのか判らない。
c.
紙かオリジナルで対比検証する必要があり効率が悪い。
d.
SXF ブラウザだけでは、レイヤと線種・線太さ・線色など属性内容の確認ができない。
e.
その他(具体的内容)
40.6%
a
37.4%
b
28.1%
c
33.3%
d
e
0%
12.8%
10%
20%
30%
40%
50%
60%
70%
80%
90%
100%
a
b
c
d
e
総回答件数
回答件数
267
246
185
219
84
658
比率
40.6%
37.4%
28.1%
33.3%
12.8%
―
その他(具体的内容)には下記のような意見があった。
・
貸与された CAD ファイル(p21)を作業用のファイルフォーマットに変換する作業
が発生する (同種意見:13 件)
・
ファイル名が日本語表記でないため、検索するのに時間がかかる (同種意見:7 件)
・
貸与された資料が基準に即していなかったり、完全ではないため利用できないことが
ある (同種意見:4 件)
8
【質問 2-4】
貸与された CAD ファイル(p21)の内容を確認する際、工夫していることは何ですか。
(複数選択可)
a.
SXF ブラウザで目視確認し、不完全な箇所は発注者に再修正してもらい、再貸与を
受けている。
b.
SXF ブラウザと自社 CAD で目視し、同一性を確認している。
c.
発注者には CAD(p21)ファイルと併せて PDF も貸与して貰い、自社 CAD と PDF で
同一性を確認している。
d.
発注者にオリジナルファイルの貸与も求め、双方の内容を確認している。
e.
SXF ブラウザから紙に印刷し、判読不明箇所のみチェックしている。
f.
その他(具体的内容)
6.2%
a
24.2%
b
17.9%
c
33.9%
d
15.5%
e
12.2%
f
0%
10%
20%
30%
40%
50%
60%
70%
80%
90%
a
b
c
d
e
f
総回答件数
回答件数
41
159
118
223
102
80
658
比率
6.2%
24.2%
17.9%
33.9%
15.5%
12.2%
―
その他(具体的内容)には下記のような意見があった。
・
SXF ファイルではなくオリジナルの CAD ファイルを利用してチェックを行っている
(同種意見:8 件)
・
100%
発注者が保有する印刷した図面を貸与してもらっている (同種意見:5 件)
9
【質問 2-5】
CAD 図面を作成する作業で、苦労していることは何ですか。(複数選択可)
a.
CAD による図面作成は操作が難しく非効率である。
b.
PC の画面上では、図面全体が見えないため作業効率が悪く、結局印刷することが
多い。
c.
CAD により作成した図面は最新版管理が煩雑である。
d.
CAD 製図基準(案)に示されているレイヤ分けが的確でないため、作図することに苦
労する。
e.
文字の制限、線種、レイヤ名の制限など、CAD 図面作成の制限が多い。
f.
CAD 製図基準には側道・取付け道路などの図面種類が少ないため、基準に合致し
ない図面を作成するときに苦労する。(具体的対象図面)
g.
発注者側で p21 を利用できる体制ができていない。
h.
図面のチェックをする際、CAD 図面上に直接朱が入れられないので苦労する。
i.
その他(具体的内容)
a 4.0%
32.7%
b
17.2%
c
53.2%
d
64.1%
e
16.6%
f
33.6%
g
h
i
0%
9.3%
7.8%
10%
20%
30%
40%
50%
60%
70%
80%
90%
100%
a
b
c
d
e
回答件数
26
215
113
350
422
比率
4.0%
32.7%
17.2%
53.2%
64.1%
f
g
h
i
総回答件数
回答件数
109
221
61
51
658
比率
16.6%
33.6%
9.3%
7.8%
―
10
f.CAD 製図基準には側道・取付け道路などの図面種類が少ないため、基準に合致しない図面
を作成するときに苦労する。(具体的対象図面)には下記のような意見があった。
・
複数の図面が一体となっている図面 (同種意見:4件)
・
(道路系)スノーシェッド関係の図面,ボックスカルバート関係の図面,暗渠工詳細図,暗渠
詳細図,下水道関連図面,求積図,交差点計画図,高欄,坂路詳細図,施工順序図,取り付け
道路詳細図,小構造物配筋図,消融雪設備設計図,照明,伸縮装置,水路展開図,断面修復
工,中性化対策工,展開図,排水系統図,排水詳細図,排水装置,舗装詳細図,舗装平面図,
補修補強図面,擁壁構造図,擁壁展開図,擁壁配筋図,落橋防止,路面等高図測量平面図,
橋梁耐震補強関連の図面等
・
(港湾・空港系)港湾の付帯施設,浮桟橋の上屋
その他(具体的内容)には下記のような意見があった。
・
貸与されたデータが不完全であったり、基準に即していない場合があり、別途作業が発生
している (同種意見:3 件)
・
CAD 基準に即した図面だと見栄えが悪く、協議に利用できないため、別途協議用の図面
を作成する必要がある (同種意見:2 件)
11
【質問 2-6】
CAD 図面を作成する作業で、工夫していることは何ですか。(複数選択可)
a.
CAD オペレータが図面作成を行うこととし、技術者は紙に赤書きをして指示を行って
いる。
b.
CAD オペレータが図面作成を行うこととし、技術者は CAD の赤書き機能を使用して
指示を行っている。
c.
独自のテンプレートを作成している。(具体的対象図面)
d.
独自の CAD 図面作成ガイドラインを作成している。(具体的対象図面)
e.
作成した CAD 図面は印刷し、チェックマーク、修正指示を記入し、照査記録としてい
る。
f.
CAD 図面を管理(最新版の識別など)するため、運用ルールを決めている。
g.
その他(具体的内容)
48.5%
a
b 5.0%
c 4.9%
d
3.5%
33.6%
e
15.3%
f
g
0%
7.3%
10%
20%
30%
40%
50%
60%
70%
80%
90%
a
b
c
d
回答件数
319
33
32
23
比率
48.5%
5.0%
4.9%
3.5%
e
f
g
総回答件数
回答件数
221
101
48
658
比率
33.6%
15.3%
7.3%
―
12
100%
c.独自のテンプレートを作成している(具体的対象図面)には下記のような意見があった。
・
橋梁一般図、構造図、道路平面図、縦断図、横断図、地質断面図、地質平面図、小構造物、交通
安全施設等
・
CAD 製図基準の図面種類毎にテンプレートを作成している。
・
全てを対象にした共通のテンプレートを作成している。
d.独自の CAD 図面作成ガイドラインを作成している(具体的対象図面)には下記のような意見があった。
・
橋梁一般図、構造図、道路平面図、縦断図、横断図、全体一般図、施工要領図、配筋図等
・
図面全般
・
社内で凡例(対比表)を作成し、レイヤの種類・線種・文字サイズ等の統一を図っています。
その他(具体的内容)には下記のような意見があった。
・
図面作成途中から電子納品を意識して作業を進めている (同種意見:6 件)
・
技術者自らが CAD ソフトを利用し作業を行うことで効率化を図っている (同種意見:4 件)
・
図面作成後、レイヤの変更等の基準に即した形に変更を行っている (同種意見:3 件)
13
1.2.2. 【作業性の問題】(電子納品成果品作成作業等)
【質問 2-7】
電子納品成果品の作成作業で、苦労していることは何ですか。(複数選択可)
a.
要領に沿って電子納品成果を作成する作業が別に発生するため時間・手間がかか
る。
b.
電子納品要領が頻繁に改定されて対応が負担である。
c.
発注者ごとに手引やガイドラインと称し、ルールが異なり、対応が負担である。
d.
発注者側が、要領・基準を理解しておらず、チェックシステムでのエラー0 のみを求
めてくる。
e.
その他(具体的内容)
81.3%
a
41.5%
b
45.6%
c
42.9%
d
e
0%
7.0%
10%
20%
30%
40%
50%
60%
70%
80%
90%
100%
a
b
c
d
e
総回答件数
回答件数
535
273
300
282
46
658
比率
81.3%
41.5%
45.6%
42.9%
7.0%
―
その他(具体的内容)には下記のような意見があった。
・
電子納品が実施される以前のデータの電子化を求められる (同種意見:3 件)
・
オリジナルCADデータの納品を電子納品成果とは別に求められる (同種意見:3 件)
・
電子納品成果とは別に紙の図面、報告書の提出を求められる (同種意見:3 件)
・
要領や納品メディアによるファイルサイズの制限により、ファイルを分割する作業に手間がか
かる (同種意見:3 件)
14
【質問 2-8】
電子納品成果品の作成作業で、工夫していることは何ですか。(複数選択可)
a.
報告書の雛型を定めて、社内で共有して効率化を図っている。
b.
数量計算書のテンプレートを作成して効率化を図っている。
c.
既存業務成果の利活用により効率化を図っている。
d.
電子納品作成を社内の専門家が対応している。
e.
その他(具体的内容)
33.1%
a
b
15.8%
56.1%
c
19.3%
d
e
0%
8.7%
10%
20%
30%
40%
50%
60%
70%
80%
90%
100%
a
b
c
d
e
総回答件数
回答件数
218
104
369
127
57
658
比率
33.1%
15.8%
56.1%
19.3%
8.7%
―
その他(具体的内容)には下記のような意見があった。
・
外部の業者に委託している (同種意見:18 件)
・
電子納品支援ソフトを使用し効率化を図っている (同種意見:8 件)
・
社内でデータ管理のルールを決めて情報の共有化を図っている (同種意見:5 件)
・
社内で電子納品に対応できる人材を育成している (同種意見:4 件)
・
報告書の作成と中から電子納品を意識し作業を進めている (同種意見:2 件)
15
【質問 2-9】
発注担当者との作業途中の図面確認方法で、苦労していることは何ですか。(複数選択可)
a.
発注担当者が CAD を使えないので紙印刷して確認しなければならない。
b.
word や excel を利用した確認部分の資料の作成に手間がかかる。
c.
その他(具体的内容)
56.7%
a
26.1%
b
11.9%
c
0%
10%
20%
30%
40%
50%
60%
70%
80%
90%
100%
a
b
c
総回答件数
回答件数
373
172
78
658
比率
56.7%
26.1%
11.9%
―
その他(具体的内容)には下記のような意見があった。
・
確認用の pdf ファイル等電子データの資料を作成するのに手間がかかる (同種意見:16 件)
・
データ量が大きくなるため、メールで送信できない (同種意見:6 件)
・
中間報告成果も基準に即していることを求められる (同種意見:2 件)
16
【質問 2-10】
発注担当者との作業途中の図面確認方法で、工夫していることは何ですか。(複数選択可)
a.
CAD 上で確実に指示が分かるように朱書き機能のついた CAD などの利用をお願い
している。
b.
word や excel を利用して確認部分の資料を作成し確認している。
c.
PDF データを送付し、電話で確認している。
d.
Fax を送付し、電話で確認している。
e.
その他(具体的内容)
3.5%
a
24.8%
b
80.4%
c
14.6%
d
e
0%
5.5%
10%
20%
30%
40%
50%
60%
70%
80%
90%
100%
a
b
c
d
e
総回答件数
回答件数
23
163
529
96
36
658
比率
3.5%
24.8%
80.4%
14.6%
5.5%
―
その他(具体的内容)には下記のような意見があった。
・
pdf や docuworks を利用してデータを送っている (同種意見:9 件)
・
pdf や docuworks を利用しメモ書きを加えた資料を作成し送付している (同種意見:3 件)
17
【質問 2-11】
電子納品の業務完了検査方法で、苦労していることは何ですか。(複数選択可)
a.
発注者によっては独自に CAD チェックシステムを導入しており対応が負担である。
b.
紙の納品も求められ、検査時には紙で実施している。
c.
紙のように差換えができないので、CD 作成の手間が余計にかかる。
d.
CD が複数枚になる場合取扱いにくい。
e.
その他(具体的内容)
20.5%
a
81.3%
b
48.6%
c
28.7%
d
e
0%
3.2%
10%
20%
30%
40%
50%
60%
70%
80%
90%
100%
a
b
c
d
e
総回答件数
回答件数
135
535
320
189
21
658
比率
20.5%
81.3%
48.6%
28.7%
3.2%
―
その他(具体的内容)には下記のような意見があった。
・
パソコン持ち出しが原則禁止されており、発注者にモバイルの準備をお願いする必要がある
・
検査時に受注者側でパソコンを用意するのは負担である
・
国交省電子納品チェックシステムのチェックに時間がかかる
・
チェックシステムで容量が大きいデータをチェックした場合パソコンが固まることがある
18
【質問 2-12】
電子納品の業務完了検査方法で、工夫(実施中、未実施を問わず)は何ですか。
(複数選択可)
a.
検査時に紙は縮小印刷で対応する。
b.
検査時はラベル面印字無しの CD-RW で受検し、納品時に CD-R にて納品する。
c.
発注者に確認の上 DVD-R にて納品し、枚数を軽減する。
d.
図面を SXF ブラウザで確認するとき、併せて発注者が紙印刷をして対応する。
e.
検査時に紙は縮小印刷で対応し、かつ CD-R はテクリスと同様に後で提出する。
f.
その他(具体的内容)
55.0%
a
b
16.1%
c
15.7%
6.1%
d
41.0%
e
f 4.6%
0%
10%
20%
30%
40%
50%
60%
70%
80%
100%
a
b
c
d
e
f
総回答件数
回答件数
362
106
103
40
270
30
658
比率
55.0%
16.1%
15.7%
6.1%
41.0%
4.6%
―
その他(具体的内容)には下記のような意見があった。
・
90%
別途説明用の資料を作成し内容説明を行っている (同種意見:3 件)
19
1.2.3. 【情報共有の問題】
【質問 2-13】
電子納品成果より必要なファイルを探す際、苦労していることは何ですか。(複数選択可)
a.
共有サーバやデータベースが整備されておらず、電子納品成果ファイルが散在して
いる。
b.
ファイル名からその内容が判断できず、検索に時間が掛かる。
c.
PDF とオリジナルファイルの対応関係が判り難いため、オリジナルファイルを探すの
に苦労する。
d.
ファイルが最新版かどうか分からないので、確認するのに苦労する。
e.
ファイルが分割されているので、参照したい内容が含まれているファイルを探すのに
苦労する。
f.
管理ファイルの内容を見ても、構造物の諸元など必要な検索項目が不足しているの
で、類似業務成果を探すのに時間が掛かる。
g.
記入されているキーワードが少ないので、ヒット率が低く探すのに時間が掛かる。
h.
その他(具体的内容)
18.1%
a
73.3%
b
51.1%
c
25.1%
d
33.1%
e
16.3%
f
g
h
0%
5.8%
3.0%
10%
20%
30%
40%
50%
60%
70%
80%
90%
100%
a
b
c
d
回答件数
119
482
336
165
比率
18.1%
73.3%
51.1%
25.1%
e
f
g
h
総回答件数
回答件数
218
107
38
20
658
比率
33.1%
16.3%
5.8%
3.0%
―
その他(具体的内容)には下記のような意見があった。
・
共有システムは整備されているが有効に利用されていない (同種意見:2 件)
・
必要なオリジナルデータが無かったり、内容が異なっていることがある (同種意見:2 件)
20
【質問 2-14】
電子納品成果より必要なファイルを探す際、実務で工夫していることは何ですか。
(複数選択可)
a.
ファイル名と内容を対比できる検索リストを作成している。
b.
納品ファイル作成前の日本語名ファイルを残している。
c.
管理ファイルのキーワードによる検索リストを作成している。
d.
テクリスの分類項目による検索リストを作成している。
e.
業務の対象地域(境界座標)を利用し、場所による検索リストを作成している。
f.
独自に業務内容を表す項目で検索リストを作成している。(具体的な検索項目につ
いて記述してください)
g.
PDF とオリジナルファイルの対応表を作成している。
h.
報告書一覧、図面一覧が表示され、項目をクリックすると該当ファイルが開くスタイル
シートを作成している。
i.
その他(具体的内容)
18.5%
a
58.7%
b
c 4.3%
2.9%
d
e
f
g
1.5%
0.8%
11.7%
h
6.5%
i
5.8%
0%
10%
20%
30%
40%
50%
60%
70%
80%
90%
100%
a
b
c
d
e
回答件数
122
386
28
19
10
比率
18.5%
58.7%
4.3%
2.9%
1.5%
f
g
h
i
総回答件数
回答件数
5
77
43
38
658
比率
0.8%
11.7%
6.5%
5.8%
―
21
f.独自に業務内容を表す項目で検索リストを作成している。(具体的な検索項目について記述してくださ
い)には下記のような意見があった。
・
全ての業務に社内管理業務番号(6桁の英数字)を付与しており、フォルダー名に使用して管理し
ている。また、具体的な業務プロフィールは別途 DB により管理されており、社内管理業務番号さえ
判れば目的のファイルを検索できる。
その他(具体的内容)には下記のような意見があった。
・
印刷した報告書を利用して検索している (同種意見:3 件)
22
2. 2005 年度 CAD 図面納品の実態に関するアンケート
2.1.
回答者の属性
2.1.1. 回答者の年齢
【質問 1-2】 あなたの現在の年齢
60
20歳代
226
30歳代
73
40歳代
8
50歳代以上
0
50
100
150
200
250
20 歳代
30 歳代
40 歳代
50 歳代以上
合計
回答件数
60
226
73
8
367
比率
16.3%
61.6%
19.9%
2.2%
100.0%
・回答者の年齢構成は、30代が最も多く次いで40代、20代となっている。
2.1.2. 回答者の職種
【質問 1-3】 あなたの主たる職種
211
道路系
77
河川系
公園系
2
港湾・空港系
10
67
その他
0
50
100
150
200
250
道路系
河川系
公園系
港湾・
空港系
その他
合計
回答件数
211
77
2
10
67
367
比率
57.5%
21.0%
0.5%
2.7%
18.3%
100.0%
・道路系技術者が最も多く 57.5%を占め、次いで河川系 21.0%となっている。
注) 【質問 1-1】は所属会社名に関する質問なので除く
23
2.2.
CAD 図面納品業務実施状況
【質問 3-1】 地方整備局はどこですか。
15
北海道開発局
18
東北地方整備局
51
関東地方整備局
38
北陸地方整備局
43
中部地方整備局
26
近畿地方整備局
45
中国地方整備局
78
四国地方整備局
35
九州地方整備局
内閣府沖縄総合事務局
その他(独立法人等)
0
回答件数
比率
回答件数
比率
4
14
10
北海道
開発局
15
4.1%
中国地方
整備局
45
12.3%
20
東北地方
整備局
18
4.9%
四国地方
整備局
78
21.3%
30
40
関東地方
整備局
51
13.9%
九州地方
整備局
35
9.5%
24
北陸地方
整備局
38
10.4%
内閣府沖縄
総合事務局
4
1.1%
50
60
中部地方
整備局
43
11.7%
その他
(独立法人等)
14
3.8%
70
近畿地方
整備局
26
7.1%
合計
367
100.0%
80
【質問 3-2】 工種はどれですか。(複数選択可)
171
道路
35
歩道
42
平面交差点
立体交差点 15
7
道路休憩施設
35
一般構造図
7
地下横断歩道
共同溝
0
電線共同溝
17
地下駐車場
0
10
山岳トンネル
シールドトンネル
開削トンネル
1
3
92
橋梁
36
護岸
26
樋門・樋管、堰、水門、排水機場
床止
4
30
堤防、護岸、胸壁
突堤
0
離岸堤、人工リーフ、消破堤
3
高潮・津波防波堤
1
人口岬
1
人口海岸
1
付帯設備
3
砂防ダム及び床固め工
20
流路工
5
土石流及び流木対策
4
10
護岸工
山腹工
3
8
重力式コンクリートダム
ゾーン型フィルダム
0
宅地開発
1
公園(基盤設備)
7
下水道(管路)
5
地質
22
その他(追加工種)
0
29
50
100
150
25
200
250
300
350
道路
歩道
平面交差点
立体交差点
道路休憩施設
回答件数
171
35
42
15
7
比率
46.6%
9.5%
11.4%
4.1%
1.9%
一般構造図
地下横断歩道
共同溝
電線共同溝
地下駐車場
回答件数
35
7
0
17
0
比率
9.5%
1.9%
0.0%
4.6%
0.0%
山岳トンネル
シールド
トンネル
開削トンネル
橋梁
護岸
10
1
3
92
36
回答件数
2.7%
0.3%
0.8%
25.1%
9.8%
樋門・樋管、
堰、水門、排
水機場
床止
堤防、護岸、
胸壁
突堤
離岸堤、人工
リーフ、消破堤
回答件数
26
4
30
0
3
比率
7.1%
1.1%
8.2%
0.0%
0.8%
高潮・
津波防波堤
人口岬
人口海岸
付帯設備
砂防ダム
及び床固め工
回答件数
1
1
1
3
20
比率
0.3%
0.3%
0.3%
0.8%
5.4%
流路工
土石流
及び流木対策
護岸工
山腹工
重力式コンクリ
ートダム
5
4
10
3
8
1.4%
比率
回答件数
1.1%
2.7%
0.8%
2.2%
ゾーン型
フィルダム
宅地開発
公園(基盤設
備)
下水道(管路)
地質
回答件数
0
1
7
5
22
比率
0.0%
0.3%
1.9%
1.4%
6.0%
その他
(追加工種)
回答者数
回答件数
29
367
比率
7.9%
―
比率
※ 複数回答のため、回答総数と回答者数は一致しない。
・工種別では道路もしくは橋梁が 71.7%を占める。
・工種群では、道路~一般構造までの道路群で 83.1%を占める。
26
【質問 3-3】
測量や CAD データ等の電子データの貸与は、ありましたか?また、貸与されたデータ
およびフォーマットは何でしたか。(複数選択可)
a.
電子貸与データなし
b.
電子貸与データあり(測量 DM データ、測量拡張 DM データ)
c.
電子貸与データあり(予備設計等の CAD オリジナルデータ(DWG 等))
d.
電子貸与データあり(予備設計等の CAD データ(SXF))
e.
電子貸与データあり(その他、イメージデータ等)
27.2%
a
19.6%
b
43.6%
c
34.1%
d
e
7.4%
0%
10%
20%
30%
40%
50%
60%
70%
90%
100%
a
b
c
d
e
回答者数
回答件数
100
72
160
125
27
367
比率
27.2%
19.6%
43.6%
34.1%
7.4%
―
※ 複数回答のため、回答総数と回答者数は一致しない。
1)
80%
その他のデータフォーマットの集計
拡張子
回答件数
pdf
4
dxf
3
tiff
3
dwg
2
jpg
2
ai
1
csv
1
dm
1
doc
1
dvv
1
p21
1
sxf
1
27
2)
複数組み合わせの集計
選択数
選択肢の組み合わせ
回答件数
比率
4
bとcとdとe
2
0.5%
3
bとcとd
15
4.1%
3
bとcとe
0
0.0%
3
bとdとe
2
0.5%
3
cとdとe
4
1.1%
2
bとc
10
2.7%
2
bとd
8
2.2%
bとc 10
2
bとe
2
0.5%
bとd 8
2
cとd
44
12.0%
bとe 2
2
cとe
5
1.4%
cとd
2
dとe
1
0.3%
cとe 5
1
a
94
25.6%
dとe 1
1
b
33
9.0%
a
1
c
78
21.3%
b
1
d
46
12.5%
c
1
e
9
2.5%
d
0
未選択
8
2.2%
e 9
無効回答 ※
6
1.6%
合 計
367
100.0%
bとcとdとe 2
bとcとd 15
bとcとe 0
bとdとe 2
cとdとe 4
44
94
33
78
46
未選択 8
0
20
40
60
80
100
※ 無効回答とは、「a.電子貸与データなし」とそれ以外の選択肢を同時に選択した回答を指す。
・
貸与無しが約 1/4 程度ある。
・
貸与ありの場合、CAD オリジナルデータ(DWG)のみが 21.3%を占め、一部でもオリジナルが
混在しているものを合計すると 43.6%にオリジナルデータが見られるなど、貸与データの SXF
化は低い状況にある。
28
【質問 3-4】
作成した CAD 図面は、CAD 製図基準(案)に準拠していますか。
a.
CAD 製図基準(案)に準拠している
b.
CAD 製図基準(案)に準拠していない
a.CAD製図基準
(案)に準拠してい
る
11.4%
88.6%
b.CAD製図基準
(案)に準拠してい
ない
a
b
合 計
回答件数
325
42
367
比率
88.6%
11.4%
100.0%
・ CAD 製図基準(案)に準拠していないものが 10%もある。
29
【質問 3-5】
「電子納品に関する手引き」の扱いはどうでしたか。
a.
手引きを優先するように求められた
b.
記載のない点は、手引きを優先するように求められた
c.
手引きを優先するように求められてはいない
a.手引きを優先す
るように求められ
た
28.6%
6.8%
b.記載のない点
は、手引きを優先
するように求めら
れた
64.6%
c.手引きを優先す
るように求められ
てはいない
a
b
c
合 計
回答件数
237
25
105
367
比率
64.6%
6.8%
28.6%
100.0%
・ 65%近くが手引きを優先する指示があったが、指示のないものも 30%近くある。
30
【質問 3-6】
34 工種+地質以外の場合、追加工種に関する協議を行いましたか。
a.
34 工種+地質以外なので、協議を行った
b.
34 工種+地質以外であるが、協議を行わなかった
c.
34 工種+地質以外ではないので、協議を行わなかった
a.34工種+地質以外なので、
協議を行った
31.0%
44.8%
b.34工種+地質以外である
が、協議を行わなかった
24.1%
c.34工種+地質以外ではない
ので、協議を行わなかった
a
b
c
合計
回答件数
13
7
9
29
比 率
44.8%
24.1%
31.0%
100.0%
※ 質問 3-2 で追加工種を選択した回答についてのみ集計を行った
・ 34 工種+地質以外であるのに、協議を行わなかったものが 55.1%もある。
31
【質問 3-7】
CAD 製図基準(案)以外のファイル名やレイヤ名に関する協議を行いましたか。
a.
基準(案)以外のファイル名やレイヤ名が存在したので、協議を行った
b.
基準(案)以外のファイル名やレイヤ名が存在したが、協議を行わなかった
c.
基準(案)以外のファイル名やレイヤ名が存在しないので、協議を行わなかった
a.基準(案)以外の
ファイル名やレイ
ヤ名が存在した
ので、協議を行っ
た
32.7%
40.3%
b.基準(案)以外の
ファイル名やレイ
ヤ名が存在した
が、協議を行わな
かった
27.0%
c.基準(案)以外の
ファイル名やレイ
ヤ名が存在しない
ので、協議を行わ
なかった
a
b
c
合 計
回答件数
120
99
148
367
比率
32.7%
27.0%
40.3%
100.0%
・ 27.0%が CAD 製図基準(案)以外のファイル名やレイヤ名に関して事前協議を行っていない。
・ 6 割近く(32.7%+27.0%=59.7%)が CAD 製図基準(案)以外のファイル名やレイヤ名を必要とし
ている。
32
【質問 3-8】
CAD 図面の納品フォーマットは何ですか?電子納品の CD-R 以外にも提出したフォー
マットも含めて複数回答してください。(複数選択可)
a.
SXF(P21)
b.
SXF(SFC)
c.
DWG
d.
DXF
e.
その他
80.4%
a
18.0%
b
45.0%
c
d
e
0%
14.2%
1.6%
10%
20%
30%
40%
50%
60%
70%
90%
100%
a
b
c
d
e
回答者数
回答件数
295
66
165
52
6
367
比率
80.4%
18.0%
45.0%
14.2%
1.6%
―
※ 複数回答のため、回答総数と回答者数は一致しない。
1)
80%
その他のデータフォーマットの集計
拡張子
回答件数
bfo
3
pdf
2
cad 図面の提出なし
1
33
2)
複数組み合わせの集計
選択数
選択肢の組み合わせ
回答件数
比率
4
aとbとcとd
8
2.2%
3
aとbとc
2
0.5%
3
aとbとd
3
0.8%
3
aとbとe
1
0.3%
3
aとcとd
13
3.5%
3
aとcとe
3
0.8%
aとcとe 3
3
bとcとd
3
0.8%
bとcとd 3
2
aとb
19
5.2%
2
aとc
104
28.3%
2
aとd
10
2.7%
aとd 10
2
bとc
9
2.5%
bとc 9
2
bとd
3
0.8%
bとd 3
2
cとd
6
1.6%
cとd 6
1
a
132
36.0%
a
1
b
18
4.9%
b 18
1
c
17
4.6%
c 17
1
d
6
1.6%
d6
1
e
2
0.5%
e2
0
未選択
8
2.2%
367
100.0%
合 計
aとbとcとd 8
aとbとc 2
aとbとd 3
aとbとe 1
aとcとd 13
aとb 19
aとc
104
132
未選択 8
0
50
100
150
※ 回答件数がゼロ件のものは除外した。
・ CAD 図面を複数のフォーマットで提出している場合が半数ある。
・ P21 と SFC をあわせると 98.4%であり、何らかの形で SXF では納品している模様。DWG の納品
が約半数あることから、SXF+オリジナルデータという構造が窺われる。
・ a+c の回答数が多いことに注目すべきであり、データの二重納品の実態がある。
34
【質問 3-9】
質問 3-8 で SXF(P21)以外も提出した場合、ファイル名、レイヤ名等は CAD 製図基準
(案)に準拠していますか。
a.
CAD 製図基準(案)に準拠している
b.
CAD 製図基準(案)に準拠していない
a.CAD製図基準
(案)に準拠してい
る
26.4%
73.6%
b.CAD製図基準
(案)に準拠してい
ない
a
b
合 計
回答件数
53
19
72
比率
73.6%
26.4%
100.0%
※ 質問 3-8 で SXF(p21)の答えを含んでいない回答のみ集計した。
・ SXF(P21)以外の提出物でも CAD 製図基準(案)に準拠しているものが 73.6%ある。
35
【質問 3-10】
納品前に市販の CAD チェックソフトを使用したチェックを行いましたか、また使用し
たソフト名は何ですか?
a.
チェックを行った
b.
チェックを行わなかった
a.チェックを行った
45.2%
54.8%
b.チェックを行わな
かった
a
b
合 計
回答件数
166
201
367
比率
45.2%
54.8%
100.0%
・ 45.2%が納品前に国土交通省チェックシステム以外に市販 CAD チェックソフトを利用し、CAD 図面の
チェックを行っている。
36
【質問 3-11】
国土交通省のチェックシステムによるチェック結果リストも CD-R と同時に納めましたか。
a.
指示があったので、納めた
b.
指示がなかったが、納めた
c.
納めなかった
a.指示があったの
で、納めた
23.7%
40.3%
b.指示がなかった
が、納めた
36.0%
c.納めなかった
a
b
c
合 計
回答件数
148
132
87
367
比率
40.3%
36.0%
23.7%
100.0%
・ 国土交通省チェックシステムによるチェックリストの納入割合は 80%近くを占めており、チェック
の実施状況は概ね良好と考えられる。
・ 国土交通省の場合は、チェックリスト納品は制度化されておらず、電子媒体納品書にチェックシス
テムのバージョン、チェック年月日を記述するということのみが定められているのみである。しか
しながら、多くの回答者が、結果リストを納めたと回答していることから、現実の運用はリスト納
品という形で進められていると考えられる。因みに多くの都道府県では、確認手段としてリスト納
品を制度化しているようである。
37
【質問 3-12】
納品後に、国土交通省のチェックシステム以外の市販の CAD チェックソフトによる、発注者側
でのチェックが行われましたか。
a.
チェックが行われた
b.
チェックは行われなかった(わからない)
a.チェックが行わ
れた
33.0%
67.0%
b.チェックは行わ
れなかった
a
b
合 計
回答件数
121
246
367
比率
33.0%
67.0%
100.0%
・ 回答の 33.0%で発注者側が市販の CAD チェックソフトによるチェックを行っている。
38
【質問 3-13】
質問 3-12 の発注者側で行われた市販の CAD チェックソフトによるエラーに対応する図面デ
ータの修正を行いましたか。
a.
エラーはなかった
b.
エラーに対応する図面データの修正を行った
c.
エラーに対応する図面データの修正を行わなかった
d.
エラーは出たが基準どおりなので図面データの修正は行わなかった
a.エラーはなかった
4.1%
1.7%
40.5%
b.エラーに対応する
図面データの修正
を行った
53.7%
c.エラーに対応する
図面データの修正
を行わなかった
d.エラーは出たが基
準どおりなので図面
データの修正は行
わなかった
a
b
c
d
合 計
回答件数
65
49
2
5
121
比率
53.7%
40.5%
1.7%
4.1%
100.0%
※ 質問 3-12 で「a チェックが行われた」を選択した回答のみを集計した。
・ 市販 CAD チェックソフトが出すエラーに対応して図面修正を行っているケースが 40.5%もある。
・ 半数は市販 CAD チェックソフトによりエラーが出ており、エラーの修正を行っているが、CAD チ
ェックソフトが公開されていないのは問題がある。
39
【質問 3-14】
納品図面とは別に、発注図の作成依頼がありましたか。
a.
依頼があった
b.
依頼はなかった
a.依頼があった
46.6%
53.4%
b.依頼はなかった
a
b
合 計
回答件数
171
196
367
比率
46.6%
53.4%
100.0%
・ 電子納品以外の発注図の作成依頼が約半数を占めている。
40
【質問 3-15】
質問 3-14 で発注図面を提出した際のフォーマットは何ですか?(複数選択可)
a.
SXF(P21)
b.
SXF(SFC)
c.
DWG
d.
DXF
e.
その他
28.9%
a
b
7.1%
31.3%
c
d
e
0%
7.4%
3.3%
10%
20%
30%
40%
50%
60%
70%
90%
100%
a
b
c
d
e
回答者数
回答件数
106
26
115
27
12
367
比率
28.9%
7.1%
31.3%
7.4%
3.3%
―
※ 複数回答のため、回答総数と回答者数は一致しない。
1)
80%
その他のデータフォーマットの集計
拡張子
回答件数
bfo
4
dvv
1
jpg
1
pdf
1
紙
1
41
2)
複数組み合わせの集計
選択数
選択肢の組み合わせ
回答件数
比率
4
aとbとcとd
1
0.3%
4
aとcとdとe
1
0.3%
3
aとbとd
1
0.3%
3
aとcとd
2
0.5%
3
aとcとe
1
0.3%
3
bとcとd
1
0.3%
3
cとdとe
1
0.3%
2
aとb
6
1.6%
2
aとc
27
7.4%
2
aとd
4
1.1%
2
aとe
2
0.5%
2
bとc
4
1.1%
2
bとd
1
0.3%
2
bとe
1
0.3%
2
cとd
9
2.5%
2
cとe
2
0.5%
1
a
61
16.6%
1
b
11
3.0%
1
c
66
18.0%
1
d
6
1.6%
1
e
4
1.1%
0
未選択
155
42.2%
367
100.0%
合 計
※
※ 回答件数がゼロ件のものは除外した。
・ 発注図は、P21 と DWG で作成し提出するケースが多い。
42
aとbとcとd 1
aとcとdとe 1
aとbとd 1
aとcとd 2
aとcとe 1
bとcとd 1
cとdとe 1
aとb 6
aとc
27
aとd 4
aとe 2
bとc 4
bとd 1
bとe 1
cとd 9
cとe 2
a
61
b 11
c
66
d6
e4
155
未選択
0
50
100
150
質問 3-3 と質問 3-4 のクロス集計
【質問 3-3】
測量や CAD データ等の電子データの貸与は、ありましたか?また、貸与されたデータ
およびフォーマットは何でしたか。(複数選択可)
a.
電子貸与データなし
b.
電子貸与データあり(測量 DM データ、測量拡張 DM データ)
c.
電子貸与データあり(予備設計等の CAD オリジナルデータ(DWG 等))
d.
電子貸与データあり(予備設計等の CAD データ(SXF))
e.
電子貸与データあり(その他、イメージデータ等)
【質問 3-4】
作成した CAD 図面は、CAD 製図基準(案)に準拠していますか。
a.
CAD 製図基準(案)に準拠している
b.
CAD 製図基準(案)に準拠していない
質問 3-4
選択肢
合計
a
b
全体
226
33
259
CAD 製図基準(案)に準拠した貸与データ
72
7
79
CAD 製図基準(案)に準拠していない貸与データ
61
17
78
その他
93
9
102
※ 【質問 3-3】の回答より、未選択もの、無効回答、および「a.電子貸与データなし」と回答したものを除いた回
答を以下の 3 つに分類し、【質問 3-4】とクロス集計を行った。
1. CAD 製図基準(案)に準拠した貸与データ:
「b. 電子貸与データあり(測量 DM データ、測量拡張 DM データ)」のみの回答、「d. 電子貸与デ
ータあり(予備設計等の CAD データ(SXF))」のみの回答、およびbとd2 つを選択した回答
2. CAD 製図基準(案)に準拠していない貸与データ:
「c. 電子貸与データあり(予備設計等の CAD オリジナルデータ(DWG 等))」のみの回答
3. その他:上記以外の回答
※ 無効回答とは、「a.電子貸与データなし」とそれ以外の選択肢を同時に選択した回答。
43
226
全体
33
80
CAD製図基準(案)に準拠した貸与データ
7
61
CAD製図基準(案)に準拠していない貸与データ
17
85
その他
0%
20%
40%
9
60%
80%
100%
・ 作成した CAD 図面が CAD 製図基準(案)に準拠していない理由としては、貸与データが CAD 製図
基準(案)に準拠していないからと思われる。
44
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