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議事録 [PDFファイル/116KB]
平成 24 年度 1 大岡地域審議会 会議録(概要) 日時及び場所 平成24年11月22日(木)午後1時30分~ 大岡支所2階会議室1 2 出席者 委員 15 名 大岡支所 6 名 市関係者 1 名 3 会議事項 (1) 大岡地区実施事業進捗状況について(報告) 事務局の市民担当、産業振興担当、建設土木担当の各担当より資料1に基づいて 事業概要、事業実計画等について説明 遠藤委員:簡易水道事業に関してですが、今までの簡易水道の取水のレベルを引き上げる というところの具体的な内容はどういうことなのか。 事務局:主に水質管理の部分です。長野市の上水道レベルに統一する事と、会計が水道事 業とは別会計になっていました。それを大岡の簡易水道部分も含め、水道局事業 の会計に統合するという事です。 遠藤委員:簡易水道の残留塩素と、上水道の残留塩素のパーセントはどれくらい違うのか。 事務局:すいません、そこまでは存じません。調べてご報告いたします。 遠藤委員:大岡は米どころで、聖山の湧水で育った米を、聖山の湧水で炊いて食べている わけです。非常においしいです。残留塩素と言うのが今後、市水レベルに引き 上げることによって残留塩素が高くなる、あるいは塩素をもっとたくさん入れ るのかどうか、詳しく知りたい。 事務局:簡易水道と上水道水道の残留塩素等の規定はご説明できないので、後日調べまし てご報告いたします。 本間委員:統合された後、我々の大岡地区の水道料は上がるのか。この間、新聞にそのよ うな事が書いてあった気がしたが。 事務局:すでに、長野市の水道料金に統合されていて、同じ水道料金を使っています。 なお、長野市全体の水道料に関しましては、敷設替えが大量にあるということで、 今回の答申がありました。事業会計ということで、来年度に値上げが予定されて おります。それは、大岡も含めた長野市全域が上がるという事で、大岡もすでに 水道料金は長野市の料金体系と同じになっています。 西山委員:土木の方で、田野口線の地質調査は、どのような調査なのか教えていただきた い。市民担当の方は、山留の資料があって、去年の事業費、決算額から言った のでしょうが、今年の予算が少し多いが、何か予定があって多くなっているの だろうが、それは何か。 事務局:田野口小田原線の地質調査についてご説明します。道路を改良して新しく作るとき に、その沿線上で何箇所か専門の調査会社の方に調査を依頼しまして、ポイント をいくつかボーリング等しまして、その所の岩盤層がどうなっているのか調査を します。それによりまして、道路の構造をどのようにしていくのが一番良いのか、 というのを決定するための基礎資料ということで調査します。基盤が軟弱でした らきちんとした対応をしなければいけないですし、また水抜きをやるとか、そう いうこともあるかもしれないし、岩が近くにあるとすれば構造物もそういらない 構造になる可能性もありますので、そういうような地中の状態を確認する調査と なります。 西山委員:その調査はすでに終わっていますよね。 事務局:今年の分の予算ということで回答をいただいているので、ちょっと終わっている かどうかは分かりません。 西山委員:あそこをまっすぐするという意味で調査しているわけじゃないのか? 事務局:設計の方をどういうような見込みでやっているかというのは、今、大岡支所の方 ではつかんでいませんが、道が曲がっていて、道をまっすぐにするときに、そこ にどういう構造物にするのかという場合に土質調査をすることがあります。今の 現況と今描いている設計がどうなるのかというのかは分かりませんし、土質調査 をしてから詳細設計になっていきます。 事務局:山村留学の増分については、委託料の増に伴う分です。委託に関しては、昨年度 までは随意契約で1社に限定していました。以前から話があったのですが、1 社だ けでは具合が悪いと言う事で、今年度の契約からプロポーザル方式という、 「山村 留学と言う事業があるのだけれど、金額的に安く、中身をより濃く、やっていた だけないか。」提案型で募集しました。契約の形が変更になっているのが一点。 その契約変更に伴って、市でやっていた一部の業務を委託先の仕事として移すこ とになり、その分も委託料の増の要因になっている。この二点で、主にソフト部 分で委託料が増えている。 西山委員:委託期間に変わりはないのか、これからも。 事務局:変わりありません。 西山委員:それは何年ですか。3年ですか。 事務局:1年です。今のところ1年契約になっています。 西山委員:ということは、来年はどうなりますか。 事務局:また業者選定という形になると思います。 西山委員:それはいつ頃ですか。 事務局:年明けすぐになると思います。 西山委員:3年程度の長期契約のほうが、計画が立てやすい。今のように「後3ヶ月であ なた終わりよ。」という事になってくると、子供達が来るかどうか分からない。 新しい業者がそれをやると、3ヶ月間で子供たちを募集する事ができるのかど うか。今、小学校も中学校もそうですけど、山留の子供さん達がいなかったら、 学校そのものが大変だと思う。今後、大岡に居住する人達を多くする方法を市 長にも訴えているので、その点を見直すことは出来ないのか。 事務局:学校教育課と検討してみます。市の契約は単年度会計で、原則、単年契約です。 指定管理等は複数年契約となっているものもありますので、学校教育課と協議し ていきたいと思います。 会長:山村留学は運営より募集のほうが大変だ。1月から3月までと言うと、生徒の募集 ができなくなるから、その点教育委員会も踏まえて、早めにやっていただきたい。 (2) その他 建設部が、大岡支所に配置している土木技術職員を、信州新町支所への集約を検 討していることについて、第 24 回都市内分権審議会等の資料により、事務局が 説明 中村委員:大岡は過疎地でありますし、本庁からも大分離れております。新町が一番近い ですが、土木や建設は非常に重要な問題だと思っている。私としては新町へ行 くのではなく、技術職員の向上を目指していただいて、ぜひ残していただきた い、というのが私たちの希望だと思う。何かあったときに新町まで話しに行け ということになれば、過疎と高齢化で区長になる人達も負担だ。ぜひ残す方向 で検討していただきたい。 遠藤委員:新町に担当職員を移すという事ですが、大岡の聖山の地形がどのような地形な のか、その特徴を良く理解していないのではないか、と思う。つまり、大岡で 大雨が降って、一番最初に通れなくなるのはどこなのか、みんな犀川から上が ってくる道ですよ。つまり、新町に担当職員が災害時に追いついたとしても、 異常な大雨が降った場合、上まで上がって来られなくなるという計算が入って ないのではないか、と思うので、一度白紙に戻していただいて、きちんと地形 とか災害の規模とか、そういうものに合った計画にしないかぎり、とても大岡 に住んでいる者としては了承できない。 横山委員:建設土木職員、大岡3人、新町9人、中条5人、戸隠6人、鬼無里3人。これ を統合して、どういう意味があるのかが理解できない。例えば、技術職のとこ ろが大岡はひとりですけど、何が良いのだろうか。むしろ大岡にもう少し多く 配置したほうが機動的に対応できるのではないか。今現在だと配置がどのよう な考え方をしているのか分かりませんし、とにかく統合する事にどんな理由が あるのか、ほとんど理解できない。やはり、きちっと大岡に人を配置してほし い。 市河委員:大岡地区には急傾斜の地域が非常に多くて、その上、地すべり危険地域も非常 に多い。そのため、土木担当職員の方にはぜひそんなことを理解しておいてい ただかなければ困る。遠藤さんの話にもありましたが、平成16年の10月の 豪雨の時に、犀川が氾濫しまして、新町消防署の職員も消防署へ行くことが出 来なくて、大岡支所へ詰めて、指示を出したりした前例があります。そんな事 で、下から上ってくるのはとても無理。篠ノ井の方から消防署の職員の皆さん が飛んできたのですが、大岡までは来られたけれども、新町の方へはとても行 く事が出来なかった。署長も大岡へ来て、大岡の役場から指示をした事もあり ました。土木職員につきましては現状維持で、先程増やして欲しいという話も ありましたけど、最低でも現状維持で、大岡の危険の多い地域を守ってほしい。 市川会長:大岡は急傾斜、地すべり指定が約80%で大変危険な地域である。よく信更地 区の灰原の災害が話題になりますが、34災、36災の災害については隣の家 にも行けない大水でした。灰原もそうですが、34災、36災は集中豪雨でご ざいます。浅刈の地区では2軒が流された経緯がございます。また、下の方で は女蔵里地籍が思いがけない大雨で流出した経緯もございます。したがいまし て、急傾斜地は想像もつかないような災害もある。急傾斜地、地すべり指定地 域にはご配慮いただきたいものでございます。高齢者の話にもありましたが、 宿日直もなくなりまして、行政に頼る訳にいきません。土木職員がいると安心 して住むことが出来るので、現状通りでお願いしたい。地域事情として大岡だ けがターゲットになっているのですが、30分で新町に行けるが、他の地区で も30分で行けるのが2ヶ所3ヶ所とある。なぜ大岡だけターゲットになった のか分かりませんが、こういう急傾斜地、高齢者でもありますし、頼るところ は行政の支所です。改革もけっこうではございますが、小さい所をターゲット にしないで、大きな所もそうですが、住民の事を考えて行政対応していただき たい。 事務局:本日いただきましたご意見、建設部に伝えて、検討したい。 事務局:横山さんの質問の件で補足して説明したい。合併支所の建設土木の技術職員は、 各支所2名ずつおります。支所によって職員の合計がだいぶ違うということで、 事務職員が信州新町と戸隠支所が多いのは、国土調査をしておりまして、その職 員という事で何名か配置しております。また、支所によっては事務職員の仕事の ボリュームが違いますので、その分が配置になって表れています。土木技術職員 についてはふたりという事で、支所によって違いはそう大きくはありません。