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小林人Vol54 こばやしママン (PDFファイル/1.02メガバイト)
5 Ogawa farm で販売。また、裏面ははがきになっており、パウダーととも てきた料理はお手のもの。 5 野菜パウダー。こばやしママンの商品として フ ァ ー ム ワ ガ オ にメッセージを送ることができる。 (問:Ogawa farm ℡ 27‐3814) チーズなどをふんだんに使用。 4 アイデアがまとまると調理に。長年培っ 子どもから大人まで盛況だった。 3「イタリアンコロッケ」 。宮崎和牛や 食と水の宝庫「小林市」 。 雄 大 な 自 然 の 中 で 育 っ た、 小林の農畜産物の魅力を発 信しようとしている人たち がいる。 女性の活力推進グループ 「こばやしママン」 。 農家を中心とした女性お よそ 人からなるグループ で平成 年2月に発足。目 20 ち こ 8 月 と 月 に は、 市 内 で「ママンマルシェ」を開 力的にしているのだ。 生かして農畜産物をより魅 さ ん は 話 す。 「人の力」を ば」と考案者の瀬戸山正 子 せ と や ま しょうこ も美味しく食べてもらえれ る。 「野菜嫌いの子どもで 粉末にした野菜を使用す ばやしの宝物クッキー」 は、 は」の工夫。試作品の「こ また、彼女たちの作る商 品 の 魅 力 は、 「主婦ならで で夢が叶いそう」と話す。 た。このグループのおかげ ていたが踏み出せなかっ 6次産業化をしたいと思っ 美 智 子 さ ん は、 「 今 ま で、 み ある。お茶を栽培する川原 かわはら 加工場の設置などの課題が では、本業とのバランスや 6次産業化は簡単なこと ではない。1つの農家だけ りに取り組んでいる。 合わせ、魅力的な商品づく それぞれのアイデアを繋ぎ 月 1 回、 定 例 会 議 を 行 い、 し、 販売する 「6次産業化」 。 ている農畜産作物を加工 指すのは、自分たちが育て 26 く原動力となるだろう。 まちをもっと元気にしてい る。そしてその力は、この たちにも勇気を与えてい 彼女たちの姿は、同じ女性 とからコツコツと取り組む 要になっている。小さなこ 人口減少が社会問題の 今、女性の力はますます必 楽しい」と笑顔を見せる。 る。新たな発見は、とても お客さんから学ぶこともあ 作物の美味しい調理法など 培する小原みほさんは「農 こ ば る らではだ。梨・ぶどうを栽 ション能力の高さは女性な た。 笑 顔 と コ ミ ュ ニ ケ ー ある商品の課題などを探っ 話の中から、自分たちの今 こに訪れたお客さんとの会 品の振る舞いを行った。そ 催し、農作物の販売や試作 10 フ ァ ー ム ワ ガ オ 6 月1回の定例会議の様子。それぞれが作った試作品を持ち寄ることも。 こばやしびと Vol.53 3 6 18 14 2015.12 15 KOBAYASHI やかな色合いにしている。 2 市役所前で初めて開催した 「ママンマルシェ」 。 小人 2 小林の農畜産物の魅力を伝え 女性の力でまちを元気に 4 女性の活力推進グループ Photo1 試作品の「こばやしの宝物クッキー」 。お茶やトマトなどを使い鮮 林 1