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新旧対照表 [PDFファイル/164KB]

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新旧対照表 [PDFファイル/164KB]
給水装置工事設計施行基準・解説 新旧対照表
改正
現行
給水装置工事設計施行基準・解説
給水装置工事設計施行基準・解説
平成16年10月1日
平成17年 4月1日(一部改正)
平成18年 4月1日(一部改正)
平成18年10月1日(一部改正)
平成19年 4月1日(一部改正)
平成21年 4月1日(一部改正)
平成22年 4月1日(一部改正)
平成23年 4月1日(一部改正)
平成23年 7月1日(一部改正)
平成24年 1月4日(一部改正)
平成25年 4月1日(一部改正)
平成25年10月1日(一部改正)
神奈川県県営上水道条例第15条第2項に定める工法、工期その他の条件及び、
第16条に定める給水管、給水用具の構造、材質の指定については、本基準書の
設計施行基準による。
また、この基準書は、水道法、条例等の改正およびその他の要因により適宜改
正しますので、内容については最寄りの営業所に確認をとるようにしてください。
神奈川県企業庁企業局
平成16年10月1日
平成17年 4月1日(一部改正)
平成18年 4月1日(一部改正)
平成18年10月1日(一部改正)
平成19年 4月1日(一部改正)
平成21年 4月1日(一部改正)
平成22年 4月1日(一部改正)
平成23年 4月1日(一部改正)
平成23年 7月1日(一部改正)
平成24年 1月4日(一部改正)
平成25年 4月1日(一部改正)
神奈川県県営上水道条例第15条第2項に定める工法、工期その他の条件及び、
第16条に定める給水管、給水用具の構造、材質の指定については、本基準書の
設計施行基準による。
また、この基準書は、水道法、条例等の改正およびその他の要因により適宜改
正しますので、内容については最寄りの営業所に確認をとるようにしてください。
神奈川県企業庁企業局
給水装置工事設計施行基準・解説 新旧対照表
改正
現行
を十分に遂行できるようにしなければならない。
を十分に遂行できるようにしなければならない。
2.について;適切に作業を行うことができる技能を有する者の判断を客観的に行うための例
示として、次に掲げるものがある。
2.について;適切に作業を行うことができる技能を有する者の判断を客観的に行うための例
示として、次に掲げるものがある。
(1)県営水道の配管技能者制度(昭和 48 年から平成 9 年)による、配管技能者の資格を有
する者
(1)県営水道の配管技能者制度(昭和 48 年から平成 9 年)による、配管技能者の資格を有
する者
(2)職業能力開発促進法(昭和 44 年法律第 64 号)第 44 条に規定する配管技能士
(2)職業能力開発促進法(昭和 44 年法律第 64 号)第 44 条に規定する配管技能士
(3)職業能力開発促進法第 24 条に規定する都道府県知事の認定を受けた職業訓練校の配管
科の課程の修了者
(3)職業能力開発促進法第 24 条に規定する都道府県知事の認定を受けた職業訓練校の配管
科の課程の修了者
(4)公益財団法人給水工事技術振興財団が実施する配管技能の習得に係る講習の課程を修了
した者
(4)財団法人給水工事技術振興財団が実施する配管技能の習得に係る講習の課程を修了した
者
なお、いずれの場合も、配水管への分水栓の取り付け、配水管のせん孔、給水管の接合等
の経験を有していること。
なお、いずれの場合も、配水管への分水栓の取り付け、配水管のせん孔、給水管の接合等
の経験を有していること。
3.について;本管からの給水管の取り出し部から水道メーターまでの給水管の施行について
は、構造及び材質基準に基づく給水装置の使用規制とは異なり、漏水時、災害時等の緊急工
事を円滑かつ効率的に行うために、水道水の供給を受けるものとの契約内容として供給規程
に位置づけられるものであるので、管理者の指定したものを使用すること。
3.について;本管からの給水管の取り出し部から水道メーターまでの給水管の施行について
は、構造及び材質基準に基づく給水装置の使用規制とは異なり、漏水時、災害時等の緊急工
事を円滑かつ効率的に行うために、水道水の供給を受けるものとの契約内容として供給規程
に位置づけられるものであるので、管理者の指定したものを使用すること。
4.について;工事事業者は主任技術者の職務が円滑に遂行できるように支援しなければなら
ない。一方、主任技術者は常に技術の研鑽に努めること等によって、技術の向上を図らなけ
ればならない。
4.について;工事事業者は主任技術者の職務が円滑に遂行できるように支援しなければなら
ない。一方、主任技術者は常に技術の研鑽に努めること等によって、技術の向上を図らなけ
ればならない。
6.について;給水装置工事の記録として作成する事項は次に掲げるものとする。
6.について;給水装置工事の記録として作成する事項は次に掲げるものとする。
(1)施主の氏名又は名称
(1)施主の氏名又は名称
(2)施行の場所
(2)施行の場所
(3)施行完了年月日
(3)施行完了年月日
(4)給水装置工事主任技術者の氏名
(4)給水装置工事主任技術者の氏名
(5)竣工図
(5)竣工図
(6)給水装置工事に使用した給水管及び給水用具に関する事項
(6)給水装置工事に使用した給水管及び給水用具に関する事項
(7)構造及び材質基準に適合していることの確認方法及びその結果
(7)構造及び材質基準に適合していることの確認方法及びその結果
「第2章」―5
「第2章」―5
給水装置工事設計施行基準・解説 新旧対照表
改正
3・12
事前協議
3・12
給水装置工事を申し込もうとする際に、以下の各号に該当する場合は、あらかじめ「県営水道給
水関係事前協議書」により営業所と協議をしなければならない。
1.給水需要量が多い場合
2.3階直結直圧式給水により給水を希望する場合
3.直結増圧式給水により給水を希望する場合
4.新規に開発事業等を計画して行政機関の許可を取る場合
5.配水管布設改良促進工事の適用要件を満たし、これを希望する場合
6.特別給水装置工事(管理者施行)となる場合
7.その他、営業所長が特に協議を必要と認める場合
[解
現行
説]
事前協議
給水装置工事を申し込もうとする際に、以下の各号に該当する場合は、あらかじめ「県営水道給
水関係事前協議書」により営業所と協議をしなければならない。
1.給水需要量が多い場合
2.3階直結直圧式給水により給水を希望する場合
3.直結増圧式給水により給水を希望する場合
4.新規に開発事業等を計画して行政機関の許可を取る場合
5.配水管布設改良促進工事の適用要件を満たし、これを希望する場合
6.特別給水装置工事(管理者施行)となる場合
7.その他、営業所長が特に協議を必要と認める場合
[解
説]
1.について;当該給水装置工事の実施により、周囲の管網に影響を与えると想定される場合
は、必要に応じて行うこと。
1.について;当該給水装置工事の実施により、周囲の管網に影響を与えると想定される場合
は、必要に応じて行うこと。
ただし、営業所長は、次の各号に該当すると認められる場合には、給水要望内容(計画給
水戸数、使用見込水量、給水開始時期、開発許可の有無等)について調査し、その結果を
記載のうえ、局長に協議しなければならない。
ただし、営業所長は、次の各号に該当すると認められる場合には、給水要望内容(計画給
水戸数、使用見込水量、給水開始時期、開発許可の有無等)について調査し、その結果を
記載のうえ、局長に協議しなければならない。
(1)計画1日最大使用水量が 300 ㎥以上の場合
(1)計画1日最大使用水量が 300 ㎥以上の場合
(2)申込み使用水量を給水することにより、水量不足、水圧低下等、付近の給水に著しく
影響を及ぼすおそれのある場合
(2)申込み使用水量を給水することにより、水量不足、水圧低下等、付近の給水に著しく
影響を及ぼすおそれのある場合
(3)給水装置工事が2営業所以上にまたがる場合
(3)給水装置工事が2営業所以上にまたがる場合
この場合、主たる工事を行う地区を管轄する営業所長が協議を行う。
(4)その他営業所長が特に協議を必要と認める場合
2.について;適用範囲については3・6・2「適用範囲」を参照のこと。
ただし、3階直結直圧式給水可能区域内の一戸建て専用住宅で、本管口径がφ100mm 以
上の場合は、事前協議を省略することができる。
この場合、主たる工事を行う地区を管轄する営業所長が協議を行う。
(4)その他営業所長が特に協議を必要と認める場合
2.について;適用範囲については3・6・2「3階直結直圧式給水」を参照のこと。
ただし、3階直結直圧式給水可能区域内の一戸建て専用住宅で、本管口径がφ100mm 以
上の場合は、事前協議を省略することができる。
3.について;適用範囲については3・7「直結増圧式給水」を参照のこと。
3.について;適用範囲については3・7「直結増圧式給水」を参照のこと。
5.について;適用範囲については1・3「管理者の施行」を参照のこと。詳細は、配水管布
設・改良促進工事執行要領による。
5.について;適用範囲については1・3「管理者の施行」を参照のこと。詳細は、配水管布
設・改良促進工事執行要領による。
6.について;適用範囲については1・3「管理者の施行」を参照のこと。詳細は、特別給水
装置工事執行要領による。
6.について;適用範囲については1・3「管理者の施行」を参照のこと。詳細は、特別給水
装置工事執行要領による。
「第3章」―65
「第3章」―65
給水装置工事設計施行基準・解説 新旧対照表
改正
現行
6.給水装置記号
記号は、次のとおりとする。
(1) 弁栓類、その他
表4−2−3 弁栓類等の記号
名
称
仕 切 弁
図示記号
名
称
タイ トン 受口
6.給水装置記号
記号は、次のとおりとする。
(1) 弁栓類、その他
表4−2−3 弁栓類等の記号
バタ フラ イ弁
ソ フ ト
シール弁
受挿ソフト
シール弁
B
S
S
メ カ 受口
N S受口
排 水 弁
埋設 用青 銅仕
切弁 及び スリ
ースバルブ
止水栓及び
メー タバ ルブ
逆 止 弁
S
メカ ニカ ル形 タ イ ト ン 形
特 殊 押 輪 特 殊 押 輪
称
メカニカル
短管1号
称
不断水式
取
出
メカニカル
短管2号
継
減 圧 弁
防 護 管
(さや管)
片落ち管
管の交差
定水位弁
電 磁 弁
単口 双口
給水口付
空 気 弁
T
公
私
地上式単口
及 び 屋内
設
地上式双口
消
火
地下式単口
名
名
地下式双口
S
S
タイ トン 受口
メ カ 受口
N S受口
メカ ニカ ル形 タ イ ト ン 形
特 殊 押 輪 特 殊 押 輪
不断水式
取
出
防 護 管
(さや管)
片落ち管
管の交差
排 水 弁
埋設 用青 銅仕
切弁 及び スリ
ースバルブ
止水栓及び
メー タバ ルブ
逆 止 弁
S
メカニカル
短管1号
メカニカル
短管2号
継
輪
称
真空 破壊 装置 水 撃 防 止 器
A
称
減 圧 弁
定水位弁
称
電 磁 弁
定 流 量 弁 ( 器 ) 水道メーター 浄(活)水器
T
L
単口 双口
給水口付
空 気 弁
公
私
地上式単口
及 び 屋内
M
設
地上式双口
消
火
地下式単口
栓
地下式双口
図示記号
一般器具
(給水栓類)
直結機器
(2) 給水栓類
表4−2−4 給水栓類の記号
シャワー
ヘ ッ ド
フラッシュ
バ ル ブ
ボ ー ル
タ ッ プ
スプリンク
ラーヘッド
種
類
一般器具
(給水栓類)
直結機器
シャワー
ヘ ッ ド
フラッシュ
バ ル ブ
ボ ー ル
タ ッ プ
スプリンク
ラーヘッド
図示記号
受 水 槽
高置水槽
ポ ン プ
集中検針装置
増 圧 設 備
P
「第4章」―14
(注)ア.混合水栓の記号は、
とする。
イ.混合水栓を設置している湯沸器の記号は、
とする。
ウ.直結機器等は、引き出し線により名称を記入すること。
エ.浄水器一体型混合水栓は、引き出し線により「浄水器一体型」を記入すること。
オ.タンクレス洗浄便座の記号は、
とし「タンクレス洗浄便座」を記入すること。
(3) 受水槽類等の記号
表4−2−5
名
称
受 水 槽
高置水槽
ポ ン プ
集中検針装置
増 圧 設 備
検針装置
検針装置
図示記号
B
空 気 弁
(注)ア.混合水栓の記号は、
とする。
イ.混合水栓を設置している湯沸器の記号は、
とする。
ウ.直結機器等は、引き出し線により名称を記入すること。
エ.浄水器一体型混合水栓は、引き出し線により「浄水器一体型」を記入すること。
オ.タンクレス洗浄便座の記号は、
とし「タンクレス洗浄便座」を記入すること。
カ.貯湯湯沸器(エコキュート等)は、引き出し線により「給湯器(貯湯)
」を記入する
こと。
(3) 受水槽類等の記号
表4−2−5
称
称
栓
図示記号
名
受挿ソフト
シール弁
図示記号
M
(2) 給水栓類
表4−2−4 給水栓類の記号
類
ソ フ ト
シール弁
図示記号
図示記号
種
名
真空 破壊 装置 水 撃 防 止 器
定 流 量 弁 ( 器 ) 水道メーター 浄(活)水器
L
空 気 弁
称
名
輪
A
図示記号
名
バタ フラ イ弁
仕 切 弁
図示記号
図示記号
名
称
図示記号
図示記号
名
名
P
図示記号
P
「第4章」―14
P
給水装置工事設計施行基準・解説 新旧対照表
改正
現行
3.について(侵食防止)
3.について(侵食防止)
1)侵食(腐食)は、金属が環境により化学的に侵食される現象であり、漏えい電流等による電食
1)侵食(腐食)は、金属が環境により化学的に侵食される現象であり、漏えい電流等による電食
(電気侵食)と、漏えい電流等の影響は存在しないが、腐食電池が形成される自然侵食がある。
(電気侵食)と、漏えい電流等の影響は存在しないが、腐食電池が形成される自然侵食がある。
2)防食工の区分
2)防食工の区分
防食箇所
防食方法
防食箇所
防食方法
防食処理鋼管
防食テープ
防食処理鋼管
防食テープ
割T字管
防食ゴム
割T字管
防食ゴム
サドル付分水栓
ポリエチレンフィルム又は防食ゴム
サドル付分水栓
ポリエチレンフィルム又は防食ゴム
ダクタイル鋳鉄管
ポリエチレンスリーブ
ダクタイル鋳鉄管
ポリエチレンスリーブ
ステンレス鋼管
ステンレス鋼管
*使用にあたってはポリエチレンスリーブ、防食ゴム、防食テープ仕様書を
参照のこと。
*使用にあたってはポリエチレンスリーブ、防食ゴム、防食テープ仕様書を
参照のこと。
3)建築物の部分を貫通して配管する場合は、管の損傷及び腐食防止のため、配管スリーブ等を設
けること。
3)建築物の部分を貫通して配管する場合は、管の損傷及び腐食防止のため、配管スリーブ等を設
けること。
4)異種金属管の接合にあっては、必要に応じて絶縁継手を使用すること。
4)異種金属管の接合にあっては、必要に応じて絶縁継手を使用すること。
5)金属管をやむを得ず軌道近くに布設するときは、状況を十分調査の上あらかじめ電食防止上適
5)金属管をやむを得ず軌道近くに布設するときは、状況を十分調査の上あらかじめ電食防止上適
切な措置をとること。
切な措置をとること。
6)管を腐食性の強い土壌、酸又は塩水等の浸食を受けるおそれのある地帯に布設するときは、状
6)管を腐食性の強い土壌、酸又は塩水等の浸食を受けるおそれのある地帯に布設するときは、状
況を十分調査の上、管種の選定を慎重に行うほか、あらかじめ防食上適切な措置をすること。
況を十分調査の上、管種の選定を慎重に行うほか、あらかじめ防食上適切な措置をすること。
7)侵食の種類・形態・防食方法等については、
「参考資料」参照。
4.について(逆流防止)
7)侵食の種類・形態・防食方法等については、
「参考資料」参照。
4.について(逆流防止)
1)給水装置は、通常有圧で給水しているため外部から水が流入することはないが、断水、漏水等
1)給水装置は、通常有圧で給水しているため外部から水が流入することはないが、断水、漏水等
により、逆圧又は負圧が生じた場合、逆サイホン作用等により水が逆流し、当該需要者はもちろ
により、逆圧又は負圧が生じた場合、逆サイホン作用等により水が逆流し、当該需要者はもちろ
ん、他の需要者に衛生上の危害を及ぼすおそれがある。このため水が逆流するおそれがある箇所
ん、他の需要者に衛生上の危害を及ぼすおそれがある。このため水が逆流するおそれがある箇所
ごとに、吐水口空間(「参考資料」参照)の確保、逆流防止性能を有する給水用具の設置、又は
ごとに、吐水口空間(「参考資料」参照)の確保、逆流防止性能を有する給水用具の設置、又は
負圧破壊性能を有する給水用具の設置のいずれかの措置を講じなければならない。
負圧破壊性能を有する給水用具の設置のいずれかの措置を講じなければならない。
2)受水槽、流し、洗面器、浴槽、ロータンク等に給水する場合は給水栓の吐水口と水受け容器の
2)受水槽、流し、洗面器、浴槽、ロータンク等に給水する場合は給水栓の吐水口と水受け容器の
越流面との間に必要な吐水口空間を確保する。この吐水口空間は、ボールタップ付きのロータン
越流面との間に必要な吐水口空間を確保する。この吐水口空間は、ボールタップ付きのロータン
クのように給水用具の内部で確保されていてもよい。
クのように給水用具の内部で確保されていてもよい。
(規定の吐水口空間)
(規定の吐水口空間)
呼び径が 25mm 以下のものについては、次表による。
呼び径の区分
近接壁から吐水口の中心
までの水平距離 B1
13mm 以下
13mm を超え 20mm 以下
20mm を超え 25mm 以下
25mm 以上
40mm 以上
50mm 以上
「第5章」―25
越流面から吐水口の最下端
までの垂直距離 A
25mm 以上
40mm 以上
50mm 以上
呼び径が 25mm 以下のものについては、次表による。
呼び径の区分
近接壁から吐水口の中心
までの水平距離 B1
13mm 以下
13mm を超え 20mm 以下
20mm を超え 25mm 以下
25mm 以上
40mm 以上
50mm 以上
「第5章」―25
越流面から吐水口の中心
までの垂直距離 A
25mm 以上
40mm 以上
50mm 以上
給水装置工事設計施行基準・解説 新旧対照表
改正
現行
①浴槽に給水する場合は、越流面から吐水口の最下端までの垂直距離は 50mm 未満であってはな
らない。
①浴槽に給水する場合は、越流面から吐水口の中心までの垂直距離は 50mm 未満であってはなら
ない。
②プール等水面が特に波立ちやすい水槽並びに、事業活動に伴い洗剤又は薬品を使う水槽及び容
②プール等水面が特に波立ちやすい水槽並びに、事業活動に伴い洗剤又は薬品を使う水槽及び容
器に給水する場合には、越流面から吐水口の最下端までの垂直距離は 200 mm 未満であっては
器に給水する場合には、越流面から吐水口の中心までの垂直距離は 200 mm 未満であってはな
ならない。
らない。
③上記①及び②は、給水用具の内部の吐水口空間には適用しない。
呼び径が 25mm を超える場合にあっては、次表による。
③上記①及び②は、給水用具の内部の吐水口空間には適用しない。
呼び径が 25mm を超える場合にあっては、次表による。
越流面からの吐水口の
壁からの離れ B2
区分
近接壁の影響がない場合
越流面からの吐水口の
最下端までの垂直距離 A
区分
1.7d’+5mm 以上
近接壁の影響がない場合
壁からの離れ B2
最下端までの垂直距離 A
1.7d’+5mm 以上
近接壁の影響
近接壁 1 面
3d 以下
3.0d’以上
近接壁の影響
近接壁 1 面
3d 以下
3.0d’以上
がある場合
の場合
3d を超え 5d 以下
2.0d’+5mm 以上
がある場合
の場合
3d を超え 5d 以下
2.0d’+5mm 以上
5d を超えるもの
1.7d’+5mm 以上
5d を超えるもの
1.7d’+5mm 以上
近接壁 2 面
4d 以下
3.5d’以上
近接壁 2 面
4d 以下
3.5d’以上
の場合
4d を超え 6d 以下
3.0d’以上
の場合
4d を超え 6d 以下
3.0d’以上
6d を超え 7d 以下
2.0d’+5mm 以上
6d を超え 7d 以下
2.0d’+5mm 以上
7d を超えるもの
1.7d’+5mm 以上
7d を超えるもの
1.7d’+5mm 以上
①d:吐水口の内径(mm)d’:有効開口の内径(mm)
①d:吐水口の内径(mm)d’:有効開口の内径(mm)
②吐水口の断面が長方形の場合は長辺を d とする。
②吐水口の断面が長方形の場合は長辺を d とする。
③越流面より少しでも高い壁がある場合は近接壁とみなす。
③越流面より少しでも高い壁がある場合は近接壁とみなす。
④浴槽に給水する給水装置(吐水口一体型給水用具を除く。
)において、算定された越流面から吐
④浴槽に給水する給水装置(吐水口一体型給水用具を除く。
)において、算定された越流面から吐
水口の最下端までの垂直距離が 50mm 未満の場合にあっては、当該距離は 50mm 以上とする。
水口の最下端までの垂直距離が 50mm 未満の場合にあっては、当該距離は 50mm 以上とする。
⑤プール等の水面が特に波立ちやすい水槽並びに事業活動に伴い洗剤又は薬品を入れる水槽及び
⑤プール等の水面が特に波立ちやすい水槽並びに事業活動に伴い洗剤又は薬品を入れる水槽及び
容器に給水する給水装置(吐水口一体型給水用具を除く。)において、算定された越流面から吐
容器に給水する給水装置(吐水口一体型給水用具を除く。)において、算定された越流面から吐
水口の最下端までの垂直距離は 200mm 未満の場合にあっては、当該距離は 200mm 以上とす
水口の最下端までの垂直距離は 200mm 未満の場合にあっては、当該距離は 200mm 以上とす
る。
る。
図5−7−3 洗面器等の場合
「第5章」―26
図5−7−3 洗面器等の場合
「第5章」―26
給水装置工事設計施行基準・解説 新旧対照表
改正
現行
図5−7−4 水槽等の場合
図5−7−4 水槽等の場合
吐水口から越流面までAの設定
吐水口から越流面までAの設定
25mm 以下の場合
吐水口の最下端から越流面までの垂直距離
25mm 以下の場合
吐水口の中心から越流面までの垂直距離
25mm を超える場合
吐水口の最下端から越流面までの垂直距離
25mm を超える場合
吐水口の最下端から越流面までの垂直距離
壁からの離れBの設定
壁からの離れBの設定
25mm 以下の場合
B1
近接壁から吐水口の中心
25mm 以下の場合
B1
近接壁から吐水口の中心
25mm を超える場合
B2
近接壁から吐水口の最下端の壁側の外表面
25mm を超える場合
B2
近接壁から吐水口の最下端の壁側の外表面
「第5章」―27
「第5章」―27
給水装置工事設計施行基準・解説 新旧対照表
改正
1・6
共同住宅などの給水事務取扱い要綱別紙 1 に定める共同住宅などの装置基準
現行
1・6
共同住宅等の給水業務取扱要綱別紙1に定める共同住宅等の装置基準
共同住宅等の給水事務取扱要綱(平成 18 年3月 31 日企水経第 104 号)により共同住宅に係わる各戸
共同住宅等の給水業務取扱要綱(平成 18 年3月 31 日企水経第 104 号)により共同住宅に係わる各戸
検針及び収納の取扱を受けようとするときは、この基準に定めるもののほか、この要綱別紙1に定め
検針及び収納の取扱を受けようとするときは、この基準に定めるもののほか、この要綱別紙1に定め
る共同住宅等の装置基準に適合するものでなければならないので、事前に管理者と協議すること。
る共同住宅等の装置基準に適合するものでなければならないので、事前に管理者と協議すること。
[解 説]
共同住宅等の給水事務取扱要綱別紙1によるものとする。
[解 説]
共同住宅等の給水業務取扱要綱別紙1によるものとする。
関係法令には、次のものがある。
1.受水槽以下の設計
(1) 建築基準法第 36 条
(2) 建築基準法施行令第 129 条の2の5
(3) 昭和 50 年建設省告示第 1597 号
(改正平成 12 年建設省告示第 1406 号)
(4) 給排水設備技術基準解説
2.受水槽以下の管理
(1) 水道法、同施行令、同施行細則
(2) 建築物における衛生的環境の確保に関する法律、同施行令、同施行規則
(3) 神奈川県水道法施行細則
(4) 小規模水道及び小規模受水槽水道における安全で衛生的な飲料水の確保に関する条例
(平成 7 年 3 月 14 日条例 7 号)
(5) 小規模水道及び小規模受水槽水道の衛生に関する各市が定めた条例
関係法令には、次のものがある。
1.受水槽以下の設計
(1) 建築基準法第 36 条
(2) 建築基準法施行令第 129 条の2の5
(3) 昭和 50 年建設省告示第 1597 号
(改正平成 12 年建設省告示第 1406 号)
(4) 給排水設備技術基準解説
2.受水槽以下の管理
(1) 水道法、同施行令、同施行細則
(2) 建築物における衛生的環境の確保に関する法律、同施行令、同施行規則
(3) 神奈川県水道法施行細則
(4) 小規模水道及び小規模受水槽水道における安全で衛生的な飲料水の確保に関する条例
(平成 7 年 3 月 14 日条例 7 号)
(5) 相模原市小規模水道及び小規模受水槽水道における安全で衛生的な飲料水の確保に関する条
例 (平成 11 年 12 月 22 日条例第 42 号)
(6) 藤沢市小規模水道及び小規模受水槽水道における安全で衛生的な飲料水の確保に関する条例
(平成 17 年 12 月 14 日条例第 35 号)
「参考資料」−5
「参考資料」−5
給水装置工事設計施行基準・解説 新旧対照表
改正
(4)
現行
量水器前後の配管
a 量水器に接続する給水管は、ポリエチレン粉体ライニング鉛管ユニット、防食処理鋼
管(VLGP、PLGP)、またはステンレス鋼鋼管(波状管)又はメーターユニットであること。
b
(4)
量水器前後の配管
a 量水器に接続する給水管は、ポリエチレン粉体ライニング鉛管ユニット、防食処理鋼
管(VLGP、PLGP)、またはステンレス鋼鋼管(波状管)又はメーターユニットであること。
量水器上流側にメータバルブを、下流側の操作性のよい場所にメータバルブ、スリースバルブ
b
又は逆止弁を設置すること。ただし、直結式給水方式にあっては、給水装置工事設計施行基準・
解説によること。
c 量水器前後の水平区間は給水装置工事設計施行基準・解説と同様に、量水器上流側で
管口径の5倍以上、下流側で管口径の3倍以上設けること。
ただし、管理者が指定したメーターユニットを設置した場合は、この限りではない。
※量水器との接続にあたっては、ねじ山の相違に十分注意すること。
(5)
1
その他、給水装置工事設計施行基準・解説によること。
また、受水槽式にあっては、受水槽以下装置に設置する量水器仕様に準じて設置すること。
受水槽以下装置に設置する量水器仕様
量水器は、次の規格であること。
量水器上流側にメータバルブを、下流側の操作性のよい場所にメータバルブ、スリースバルブ
又は逆止弁を設置すること。
c
(5)
1
量水器前後の水平区間は給水装置工事設計施行基準・解説と同様に、量水器上流側で
管口径の5倍以上、下流側で管口径の3倍以上設けること。
ただし、管理者が指定したメーターユニットを設置した場合は、この限りではない。
※量水器との接続にあたっては、ねじ山の相違に十分注意すること。
その他、給水装置工事設計施行基準・解説によること。
また、受水槽式にあっては、受水槽以下装置に設置する量水器仕様に準じて設置すること。
受水槽以下装置に設置する量水器仕様
量水器は、次の規格であること。
(単位 : mm)
規
格
(単位 : mm)
ね じ 数
L
h
規
D
ね じ 数
L
(山/インチ)
口 径
格
h
D
(山/インチ)
口 径
φ13
165
23
25.8
14
φ13
165
23
25.8
14
φ20
190
35
33.0
14
φ20
190
35
33.0
14
φ25
225
35
39.0
14
φ25
225
35
39.0
14
「参考資料」−10
「参考資料」−10
給水装置工事設計施行基準・解説 新旧対照表
改正
現行
第19条 知事は、小規模水道の布設又は管理の適正を確保するために必要があると認めるときは、
小規模水道の設置者から小規模水道の工事の施工状況若しくは管理の実施状況について必要な
報告を求め、又は当該職員をして小規模水道の工事現場、小規模水道施設のある場所若しくは設
置者の事務所に立ち入らせ、工事の施工状況、小規模水道施設、水質若しくは必要な関係書類を
検査させることができる。
2 知事は、小規模受水槽水道の管理の適正を確保するために必要があると認めるときは、小規模
受水槽水道の設置者から小規模受水槽水道の管理について必要な報告を求め、又は当該職員をし
て小規模受水槽水道の用に供する施設のある場所若しくは設置者の事務所に立ち入らせ、その施
設、水質若しくは必要な関係書類を検査させることができる。
3 前2項の規定により立入検査を行う場合には、当該職員は、その身分を示す証明書を携帯し、
関係者に提出しなければならない。
4 第1項又は第2項の規定による立入検査の権限は、犯罪検査のために認められたものと解釈し
てはならない。
第19条 知事は、小規模水道の布設又は管理の適正を確保するために必要があると認めるときは、
小規模水道の設置者から小規模水道の工事の施工状況若しくは管理の実施状況について必要な
報告を求め、又は当該職員をして小規模水道の工事現場、小規模水道施設のある場所若しくは設
置者の事務所に立ち入らせ、工事の施工状況、小規模水道施設、水質若しくは必要な関係書類を
検査させることができる。
2 知事は、小規模受水槽水道の管理の適正を確保するために必要があると認めるときは、小規模
受水槽水道の設置者から小規模受水槽水道の管理について必要な報告を求め、又は当該職員をし
て小規模受水槽水道の用に供する施設のある場所若しくは設置者の事務所に立ち入らせ、その施
設、水質若しくは必要な関係書類を検査させることができる。
3 前2項の規定により立入検査を行う場合には、当該職員は、その身分を示す証明書を携帯し、
関係者に提出しなければならない。
4 第1項又は第2項の規定による立入検査の権限は、犯罪検査のために認められたものと解釈し
てはならない。
第5章 雑則
(地位の承継の届出)
第20条 相続、合併、分割、譲渡その他の事由により、小規模水道又は小規模受水槽水道の所有
権その他施設の管理に関する権原を取得し、設置者の地位を承継した者は、当該承継の日から起
算して30日以内に、規則で定めるところにより、その旨を知事に届け出なければならない。
一部改正(平成13年条例19号)
(適用除外)
第21条 この条例は、市の区域内においては適用しない。
一部改正(平成25年条例33号)
(委任)
第22条 この条例の施行に関し必要な事項は、規則で定める。
第6章 罰則
第23条 第13条第1項の規定に違反した者は、10万円以下の罰金に処する。
第24条 次の各号のいずれかに該当する者は、5万円以下の罰金に処する。
(1)第5条の規定による確認を受けないで工事に着手した者
(2)第16条第2項の規定に違反した者
(3)第17条第2項又は第3項の規定による命令に違反した者
(4)第18条の規定による給水停止命令に違反した者
第25条 第19条第1項又は第2項の規定による報告をせず、若しくは虚偽の報告をし、又は当
該職員の検査を拒み、妨げ、若しくは忌避した者は、2万円以下の罰金に処する。
第26条 法人の代表者又は法人若しくは人の代理人、使用人その他の従業者が、その法人又は人
の業務に関して前3条の違反行為をしたときは、行為者を罰するほか、その法人又は人に対して
も、各本状の刑を科する。
附則
(施行期日)
第5章 雑則
(地位の承継の届出)
第20条 相続、合併、分割、譲渡その他の事由により、小規模水道又は小規模受水槽水道の所有
権その他施設の管理に関する権原を取得し、設置者の地位を承継した者は、当該承継の日から起
算して30日以内に、規則で定めるところにより、その旨を知事に届け出なければならない。
一部改正(平成13年条例19号)
(適用除外)
第21条 この条例は、横浜市、川崎市、横須賀市及び相模原市の区域内においては適用しない。
一部改正(平成11年条例51号)
(委任)
第22条 この条例の施行に関し必要な事項は、規則で定める。
第6章 罰則
第23条 第13条第1項の規定に違反した者は、10万円以下の罰金に処する。
第24条 次の各号のいずれかに該当する者は、5万円以下の罰金に処する。
(1)第5条の規定による確認を受けないで工事に着手した者
(2)第16条第2項の規定に違反した者
(3)第17条第2項又は第3項の規定による命令に違反した者
(4)第18条の規定による給水停止命令に違反した者
第25条 第19条第1項又は第2項の規定による報告をせず、若しくは虚偽の報告をし、又は当
該職員の検査を拒み、妨げ、若しくは忌避した者は、2万円以下の罰金に処する。
第26条 法人の代表者又は法人若しくは人の代理人、使用人その他の従業者が、その法人又は人
の業務に関して前3条の違反行為をしたときは、行為者を罰するほか、その法人又は人に対して
も、各本状の刑を科する。
附則
(施行期日)
「参考資料」−118
「参考資料」−118
給水装置工事設計施行基準・解説 新旧対照表
改正
1
この条例は、平成7年7月1日から施行する。
附則(平成11年12月24日条例第51号)
1 この条例は、平成12年4月1日から施行する。
2 この条例の施行前にした行為に対する罰則の適用については、なお従前の例による。
附則(平成13年3月27日条例第19号)
この条例は、平成13年4月1日から施行する。
附則(平成17年12月27日条例第111号)
1 この条例は、平成18年4月1日から施行する。
2 この条例の施行前にした行為に対する罰則の適用については、なお従前の例による。
附則(平成20年7月22日条例第40号)
この条例は、公布の日から施行する。
附則(平成21年7月17日条例第56号)
この条例は、公布の日から施行する。
附則(平成22年3月30日条例第14号抄)
(施行期日)
1 この条例は、平成22年4月1日から施行する。
附則(平成25年1月11日条例第33号)
1 この条例は、平成25年4月1日から施行する。
2 この条例の施行前にした行為に対する罰則の適用については、なお従前の例による。
「参考資料」−119
現行
1
この条例は、平成7年7月1日から施行する。
附則(平成11年12月24日条例第51号)
1 この条例は、平成12年4月1日から施行する。
2 この条例の施行前にした行為に対する罰則の適用については、なお従前の例による。
附則(平成13年3月27日条例第19号)
この条例は、平成13年4月1日から施行する。
「参考資料」−119
給水装置工事設計施行基準・解説 新旧対照表
改正
6・1・3
吐水口空間について
現行
6・1・3
吐水口空間は、逆流防止のもっとも一般的で確実な手段である。
(1) 吐水口空間とは給水装置の吐水口の最下端から越流面までの垂直距離及び近接壁から吐水
口の中心までの水平距離をいう。
(2) 越流面とは洗面器等の場合は当該水受け容器の上端をいう。また、水槽等の場合は立取り出し
においては越流管の上端、横取り出しにおいては越流管の中心をいう。
(3) ボールタップの吐水口の切込み部分の断面積(バルブレバーの断面積を除く。)がシート断面積
より大きい場合には、切込み部分の上端を吐水口の位置とする。
(4) 確保すべき吐水口空間としては、
①
呼び径が25mm以下のものは、
「構造・材質基準に係る事項」の規定の吐水口空間による。
②
呼び径が25mmを超える場合は、「構造・材質基準に係る事項」の規定の吐水口空間による。
③ 呼び径が25mmを超える場合の吐水口空間(参考)
d’の0.7倍とした場合(小数点以下切り上げ)
種別
越流面の中心から吐水口の最下端までの垂直距
離 A 単位:mm 以上
壁との離れ B
呼び径(mm)
30
40
50
75
100
近接壁の影響が無い場合
41
53
65
95
124
近接壁の 近 接 壁 3d以下
63
84
105 158 210
影響があ 1 面 の 3dを超え5d以下
47
61
75
110 145
る場合
場合
5dを超えるもの
41
53
65
95
124
近 接 壁 4d以下
74
98
123 184 245
2 面 の 4dを超え6d以下
63
84
105 158 210
場合
6dを超え7d以下
47
61
75
110 145
7dをこえるもの
41
53
65
95
124
d:吐水口の内径(mm) d’:有効開口の内径(mm)
「参考資料」−132
吐水口空間について
吐水口空間は、逆流防止のもっとも一般的で確実な手段である。
(5) 吐水口空間とは給水装置の吐水口の中心(25mmを超えるものは吐水口の最下端)から
越流面までの垂直距離及び近接壁から吐水口の中心(25mmを超えるものは吐水口の最下
端)までの水平距離をいう。
(6) 越流面とは洗面器等の場合は当該水受け容器の上端をいう。また、水槽等の場合は立取り出し
においては越流管の上端、横取り出しにおいては越流管の中心をいう。
(7) ボールタップの吐水口の切込み部分の断面積(バルブレバーの断面積を除く。)がシート断面積
より大きい場合には、切込み部分の上端を吐水口の位置とする。
(8) 確保すべき吐水口空間としては、
④
呼び径が25mm以下のものは、
「構造・材質基準に係る事項」の規定の吐水口空間による。
⑤
呼び径が25mmを超える場合は、「構造・材質基準に係る事項」の規定の吐水口空間による。
⑥ 呼び径が25mmを超える場合の吐水口空間(参考)
d’の0.7倍とした場合(小数点以下切り上げ)
種別
越流面の中心から吐水口の最下端までの垂直距
離 A 単位:mm 以上
壁との離れ B
呼び径(mm)
30
40
50
75
100
近接壁の影響が無い場合
41
53
65
95
124
近接壁の 近 接 壁 3d以下
63
84
105 158 210
影響があ 1 面 の 3dを超え5d以下
47
61
75
110 145
る場合
場合
5dを超えるもの
41
53
65
95
124
近 接 壁 4d以下
74
98
123 184 245
2 面 の 4dを超え6d以下
63
84
105 158 210
場合
6dを超え7d以下
47
61
75
110 145
7dをこえるもの
41
53
65
95
124
d:吐水口の内径(mm) d’:有効開口の内径(mm)
「参考資料」−132
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