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Page 1 762 新潟医学会雑誌 第108巻 第10号 平成6年10月 Oー54

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Page 1 762 新潟医学会雑誌 第108巻 第10号 平成6年10月 Oー54
7
62
新潟医学 会雑誌
第1
0
8巻 第 1
0号
0-54) 水 頭 症 を伴 った mi
dl
i
nedys
genes
i
sの
同胸 例
謂
要 義 :品田
春夏 儲
農産
0-56) 脳 室 ド レナ ー ジ ′
レー ト周 囲 の低吸収域 と
水頭症 の関遵 に つ い て
央病院 ∋
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酪
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i
nedys
g
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s
i
sの同胞内発生例
水頭症 を伴 'た m
を経験 したので 若干の文献的 考察を加 えて報告す る.
第
平成 6年 1
0月
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:・甘 I
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∴十
∴
く目的 ) われわItの施設で は破裂嚇動脈噛急性 期 の手
術に際 しては持続脳室 ドしナー ジを留置 している.術後,
1例は平成元年 4月に出生 した男児で, 口唇 口蓋瓢
多祉症 ,発達障害,頭囲拡大 が見 られ.頭部 CT では
園に低吸 収域
脳室拡 大,脳梁 欠乱
と水頭症 の関連 につ いて検討 した.く対 象\過 去十 年間
後頭蓋高森胸 を認めた.水頭症 が
進行 したため平成 2年 3月に脳室腹腔短絡術 を施行 した
(
LDA)が生 じることがあ り, この LDA
で破裂脳動脈痛 術後に脳室腹腔 シャン ト
(
VPS) を行 っ
1月 よ りてんかん発作
ところ水頭症 は改善 したが,同年1
た82例中,血管軍縮 や僻 内出血 によって前頭葉に異常 を
を生 じる様 にな i
)
. 平成4年 5月 に上気道 炎に伴 う高熱
来 した症例 を除 いた5
9例 に関 して検討 した.\結 果 \1
8
の摸. 全身軽挙 をお こ して心停 L
LL死亡 した.
例
第2例は平成 5年 9月に出生 した女児で,口蓋裂 Pi
etT e
(
31
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)で ドし十一 .
I,
し- 卜周囲の L
DA がふ L
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3
例は VPS i
こよって Ll
)
A が消失, 3例が改 善.
・
'
7
Cr,
2例 は不変 だ った. また PVl
ーを伴 って いた症 例 は 3
ト脳虫部形成 不全,
MRIで脳室拡大,脳梁 ・脳室中隔 ・′
例のんで ,c
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phy を行 った 4例 ではいづわ も
Rob
i
n症候群,発達障害,頭囲拡大が見 られ 頭部
後頭 蓋窟蕪胞 を認めた.水頭症 が進 行 したため平成 6年
2月に脳室腹腔短絡術 を施行 した.術後は,水頭症 の進
て
)
A がム L
L
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lなか ・
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た41
例 とは年齢差はなか 一
一
、
らわた.LI
行 は 見 られず,現在 当科外来で経過観察 中であ る.
刺に よって破綻 した上 衣か L
T
:
'
脳実質-の髄液 の流 入 を示
0 - 55) 定 位 脳 的 手 術 手持 に よ り, 精 神 神 経 症 状
の 改 善 が み られ た 巨 大 な透 明 中 隔 陛 お よ
び ベ ル ガ腔 の 1例
.'
'
'
,
∴
宮森網
子
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1
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漕 曽 雷撃志通園)
症 例は 6才男児.歩行の不安定, 自閉 傾 向,情動行動
の表 出お よび食欲,排浬.睡眠 の不規 則性 な どの症状 で
発症 し,CT,MRIで 3×3×5c
m と巨大 な透 明中隔
0571 Ext
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obeepi
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y の手 術症
例 の検 討
大西
寛明 ・1
1
1
本
江守
岡田
巧 ・塚 田
篤信
浅 ノ川総 合 病 院
セ ン タ祐・
- 脳神経 一
((
金沢 )
脳神経 外科
克之
( 同
神経 内科1
側頭 葉て んかんに比較 して前頭葉など側頭葉外に焦点
腔(
CSP)とベル ガ陛 (CV) を認 めた.定位脳 的燕胞
を有す るてんかんの手術成績は不良 とされている.今回,
一 腹腔短絡術 を行 い,術後 CT,MRIで腔の縮 小 を認
当セ ン タ- におけ る e
xt
r
a
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・
a
ll
ob epi
l
eps
y6
め るとと もに,上記症状 の著明な改善 を認めた.特 に術
手術症例の検討 をお こな った.症 例は男性 3例,女.
性3
前 MRI矢状断 で.燕 胞 に よ り圧迫 され 円周状 に伸 び
例.1
2
歳かL
T
)
42歳 , 平均 2
3,
8歳 であ る, 画像診断 で は
きった脳梁 が術後 旺迫 が解除 され
さらに脳梁周囲の脳
C
T で 3例. MRlで 4
例
,PET で 3例 にそttぞ Il焦
・
椴に拡大 した (
二
SP と
親戚 へのE
E迫 も解除 されて いた.-
CV の手術適応 i
こついては,脳旺克進症状 例 と されてい
なか った 2例は蝶形骨誘導 を含めた c
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るが.本例の よ うに歩行の不安定, 自閉傾 向.情動行動
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1
gS で も焦 点 の推 定 が で きず, 阜竿 頭 に よ る
の表出お よび食欲,排推,睡眠の不規則性 などの症状 で
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r
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esに よ ってお よその焦点部位
発症 した例 も手術適応 とな りうる.拡大 した (
二
SP と CV
の周歯髄組織 (
大脳辺縁 系など)-の圧迫が これ t
T
'の精
を特 定 した 後 . 他 の 4例 と 同様 . 開 頭 に よ る gr
i
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s を設置 した.全 例 に焦点 切除 術, ・
'
7ち l例
神神経症状 発現の一義的原因 と考 え r
)わた.
に脳梁離断術, 1例に mul
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(
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lを
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s 3例 .血管 腫 2例, 肉芽腫
加えた.病母所見は g
1例であ った.術後 1年以上の経過観察 をお こな った 5
学
会
記
7
63
事
例では発作消失 ・
4例. 発作減 少 1例で. 合併症 を認めな
出血 2f
札 脳挫 傷 1例.転移性脳腫壌 1胤
か った.
例であ り.糖尿病 の既往 を 1例 に.感染症 合併 を 2例に
神経謬腫 1
認めた.NHC 発症 前 に原疾患 i
こ対す る治療 と して.浸
透圧利尿剤の使用 を 5例, ステロ (ドc
T
)
使用を 4例 ,I
VH
施行を 5例i
こ行い. 5例 とも水分 ′
ミラン スが脱 水傾 向i
こ
0-581 脳 梁 幹 離 断 徴 候 と して C
'
)左 石手 間 部 位 官
対応障 害 の確 立
_
∴
石井
正三
尾金
一民 鳩 山
( 同
二
-
歯神経外科)
徹 撰 者 東 学 脳 神 経)
i
_して 大 敵輸液. l
pン
陥一
一て いた. NHC に対す る治療 (
シ.
こ
しりン療 法 等を行 った.その結果 4例 は予後良好 だ っ
たが. 1例は死亡 した.NHC の臨床症状 は 多彩で意識
障害 とともに種 々の神経症状 を望す ると され るが,原疾
患 に よる神経症状 のため,NHC の発見 が遅 れ ることが
あ る.治療 の過 程 で医原性 に NHC を引 き起 こす可能
此 れ迄我 々は.特殊 な機器 を用 いず t
eds
i
d
e で出 来
性 があ ることを念頭 にお き,浸透圧利尿剤長期使 用例で
る脳梁離断徴候の検出法 について研究 し,すでに左右手
は常 に水分 パ ラソス等全身状瀞 の綿密 な把握 と十分 な管
間の部位覚情報 が脱穀幹 を通過 してい る可能性 につ き報
理 が必要 であ る. また,原疾患 では説 明のつかない神経
告 した1
、
. その後 更に症 例 を追 加 し. 上述所 見を確認 し
症状 の悪 化をふた場 合には. NHC の 合併 を考慮 i
こ入れ
5才.女性で左側脳
た(
T
)で報告 す る.第 1例は既報告 の3
た早期 の対応 が必要 と思 われた.
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.
.術前は d
i
s
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室腫壕 例. 脳梁斡切開 によ り腫壕摘 .
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ome は認め t
、
I
lなか、
たが術後左右手間
部 位
覚 対
応
障
害
のみ 2ケ月間残存.第 2例 は5
8才,男性
で左前大脳動脈閉 塞例. 発症 後 7ケ月間 同症状 を認 む.
第 3例は4L
4
才.女性で破裂 左脳梁 間阿動脈癖例. 発症後
1ケ月間 同症 状 を認 む. いず れ も MRlで脳梁幹 のん
の障害 を認 め.膨 大部は温存 されてし、
る.上述 3症例 の
経験 よ り, こか迄脳梁幹は切断 して も無症状 と言われて
S-1) M ont
I
・
eal方 式 改 法 に よ る難 治 性 側 頭葉て
ん か ん の手 術
旭)
L
l
医科大学
脳神経外科
難治性側頭葉てんかんに対する側頭薬切除術は.Fこ
1
1
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チ
≡.
'
・
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・ I・ .、 .
I
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Prの提唱 した前側頭 薬 の en bl
oer
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.
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on が広 く
きたが. 少な くと も左 右手間 部位覚情報は同部を通過 し
お こなわれているが,側頭薬内側部の海 馬 お よび海馬奪
そL
T
)
損傷 に よ り症状 も出現 し・
r
lる事が判明 した.但 し永
回L
T
)
切除が深 部での手術操作 とな り煩雑 であ る.一
一万,
続性障害 では無い よ うであ る.
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e の 01
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ヽ
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rは. 前側
宏 e
tal
: 脳神経 外
頭葉切除後 に,海馬 お よび海馬努回 を含めた側頭 葉内側
科優 の為のベ ッ ドサイ ドを
こおける半球間離断徽俵 の
構造の切除 を行 う万 が安全であ ることを強調 してい る.
見方.脳神経 外科速報.3:6
7
3・
、67
8,1
9
9
3.
我 々は、Mo
nt
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l方式 の手術法 に加 えて,術中皮質脳
1
1尾 田宣仁 ,石井正三 .真鍋
波 によるてんかん焦点 の同定 とそのてんかん焦点 の切除
を 目的 と した手術を行 っている.手術の適 応の決定 には,
旭 川医 科大学 の pr
es
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ocol
0-591
) 非 ケ トン性 高 浸 透 圧性糖 尿病 性 昏 睡 を 来
た した 5症 例 の 検 討
加藤
俊 --・佐藤
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進
に従 って行 った.原R帰二して. てんかん焦点側 の決定 に
際 して は -vi
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eのんを両側に利 入し.i
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∴∴
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∴ :
L
脳神経 外科の周術斯管理 を行 う際,非 ナ トン性 高浸透
r
ecol
・
di
l
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g は行 わ な い 方 針 で 検 討 した
.
麻 酔 に は.
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1
a
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a の 変法 を用 い,術 中脳波記録時 に
伴性糖尿病性昏睡 汀1F NHC)を合併す ることは稀 で
L
L 覚醒 に近 い状態 に まで.麻酔深度 を浅 くした.手術
はな く,患者の予後 を も左右す る注意すべ き重要 な病態
成績 に〟
.
)
いて も報告す る.
の 1つであ る.
過 去 7年間 に 当村で経験 した 5例の Nr
I
C、につ いて
検討 を行 一
一
)たので報告す る患 者年齢 は20歳か t
、
〕
7
7歳 (
普
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