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(事務局提出資料)(PDF形式:424KB)

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(事務局提出資料)(PDF形式:424KB)
資料6
これまでの議論を受けて
(選択肢の議論に関する国民からの御意見について⑩)
基本問題委員会における伴委員からの御意見概要
○第15回(3月14日)
この選択肢の議論について、ニコニコ動画を通じて一般の市民が見ている。どのよう
なリアクションが来ているのか関心がある。是非その意見を配布して欲しい。
平成24年6月
資源エネルギー庁
選択肢の議論に関する国民からの御意見(1)
(資源エネルギー庁の「新しいエネルギー基本計画に向けた意見募集」にお寄せ頂いた御意見から、該当する御意見を抜粋)
1.年齢:
60代
2.性別:
男性
3.職業:
会社員
4.都道府県:
中華人民共和国
5.御意見の内容:
①意見:2030年を見越した電源構成の選択肢から原子力発電約35%を切り捨てたことに強く抗議する。こ
の案をもう一度復活させるべきである。
②理由:現在の政府が「脱原子力依存」という目標を掲げていることは知っている。現行の計画に比べて原
子力計画を10%も減少させる案を何故切り捨てるのかが理解できない。中国に比べて風力発電において
も太陽光発電においても、相当程度に高額でなければ事業に取り組めないのが現状である。NEDOで30
年間にわたって多額の予算を使ってきてもこの状態である。2030年に我が国のエネルギー確保というこ
とを考えるとあまりにも選択枝しか残さないようなやり方にははんたいである。石油エネルギーが断たれる
ということで戦争までおこし、多くの中国人などを殺した日本が、十分な見通しもないままに、重要なエネル
ギー源をあっさりと捨てる姿には、日本をよく知る中国人達ですら驚いているものが多い。こんなに簡単に
エネルギー源を捨てられるのに多くの国民や中国人達を殺した日本の行動は何であったのですか。現在
の子供たちのエネルギーを奪うような行動はやめるべきである。
1
選択肢の議論に関する国民からの御意見(2)
(資源エネルギー庁の「新しいエネルギー基本計画に向けた意見募集」にお寄せ頂いた御意見から、該当する御意見を抜粋)
1.年齢:
40代
2.性別:
男性
3.職業:
-
4.都道府県:
三重県
5.御意見の内容:
これまでの議論を受けての意見
第25回基本問題委員会を拝見しました。
福島原発事故を受けての基本問題委員会ではないですか?現在の政府方針は、原発の依存度をなくすこと。福島原発事
故のような事故を減らすこと。ですよね。また政府高官の発言は、原発の40年廃炉と新規増設の禁止。となると、自然減少
による2030年時点で15%の原発および2050年での原発全廃か、積極的に2030年までに原発を全廃するしかないと思います
。もしくは、政府が国策としての原発を放棄し市場原理にまかせるか。
資料25-3-2のP32-33にある選択肢3及び4(20%-35%原発維持)は原則から外れると考えます。ですので、P32-33の削除を
要求します。原則を曲げた提案を出すことで、マスコミがミスリードの報道を行なっています。正しく報道をしていただくために
も、20%-35%原発維持の提案を破棄することを提案します。
また、P31選択肢2の2030年で再検討を行う案は、問題の先送りと受け取られますので反対します。
また、エネルギーミックスがどうして電源構成の種類のみにこだわるのかわかりません。なぜ、1次エネルギーの自給率を
上げる議論や1次エネルギー構成の変更を議論しないのでしょうか?
2
選択肢の議論に関する国民からの御意見(3)
(資源エネルギー庁の「新しいエネルギー基本計画に向けた意見募集」にお寄せ頂いた御意見から、該当する御意見を抜粋)
1.年齢:
60代
2.性別:
男性
3.職業:
定年退職者
4.都道府県:
兵庫県
5.御意見の内容:
これまでの議論を受けての意見
第25回基本問題委員会を拝見しました。
2030年時点原発比率35%案はエネ庁官僚と三村委員長、原発推進委員たちの意向が強い中、反対意見の強さに押されてやむ
なく、参考案に格下げになりました。小生からみれば、これは参考案として残すこと自体があったはならないことで、本来削除が当たり
前のものでしたB福島原発(人災)事故を教訓にするなら、最も重視しなければならないのは、事故発生時のリスクの影響のおおきさ
である。「最悪の場合、国家機能が崩壊するあるいは世界中に大きな悪影響を与える、あるいは未来世代にまでおおきな悪影響を与
える。このような底なし
の大きなリスクを抱えた発電方式は、そもそも選択不可能であり、選択肢の候補としても存在しえないものである。今の自分の贅沢な
生活や今の経済を重視して原発を選択することは、生命や地球に対する冒涜である。我々世代の許されざる我儘である。
小生は、2030年時点で原発0%が最も望ましい選択肢だと考えます。政府には大飯原発再稼働問題にみられるように、安全対策
の実施が不十分な中で、電力需要不足を心配しての稼働強要などは、愚の骨頂であり、断じて容認できません。安全確保こそが最重
要であり、需要不ォなどの当面の課題は我慢すべきことであり、我慢すべきです。
原子力村の解体はもとより、発想電分離など自由化を徹底して、自由競争させ、分散電源多様化を行わせ、電力料金の低廉化と電
力の安定確保を実現すべきと考えます。
3
選択肢の議論に関する国民からの御意見(4)
(資源エネルギー庁の「新しいエネルギー基本計画に向けた意見募集」にお寄せ頂いた御意見から、該当する御意見を抜粋)
1.団体名:
国際環境NGO FoE Japan
2.御意見の内容:
福島原発事故の結果を踏まえてエネルギー政策を見直し、大前提として「脱原発依存」に合意する以上、できるかぎり早期に原発ゼロを達成することを今、政
策として掲げ(原案の選択肢2)、そのための具体的な方法や道のりについて議論すべきである。
●理由:
・経済、産業の維持を重視する意見もみられるが、省エネルギーと再生可能エネルギー技術分野にこそ、日本の技術力を生かして世界に存在感を示すことの
できる可能性がある。原子力の温存をやめることを明確に示し、これら分野の技術発展、展開に注力すべきである。
・選択肢3は、現在の延長で原発を使い続け、2030年以降の方針も保留するという選択肢であり、現体制を温存し、省エネルギー・再生可能エネルギーへの
大きな方向性転換につながらない可能性がある。
・原発の新規増設および40年以上の運転を前提としなければ達成できない選択肢4、5については、ともに「脱原発依存」の方向に沿わないものであり、提示
するべきでない。
・原発は莫大な国庫負担(=国民負担)によってのみ成り立つ発電方法である。選択肢1は、社会的コストを事業者に負わせるというものであり、その場合原
発は経済的に見合わないことは明らかである。しかし、市場にまかせるという姿勢では不十分であり、いつまでに脱原発を実現するという政治的意思を示す
必要がある。
・脱原発を決定してもなお、使用済み核燃料の管理・処分、福島第一原子力発電所ほか全国の原発の廃炉にむけて多数の未解決の課題が残る。放射能汚
染による被害、事故を二度と繰り返さずに早急にこれらの課題と向き合うためにも、できる限り早期の脱原発決定が不可欠である。
以上の理由より、早期に原発ゼロを目指す意思を国民に明確に示し、制度改革を進めていく必要があると考える。
なお、エネルギー政策見直しに関して欠かせない視点として、以下の5点を提示する。
1.福島原発事故をふまえた原子力政策の見直し
2.エネルギーの供給・需要構造の見直しと省エネルギー
3.エネルギーの民主化による「エネルギー自立社会」へ
4.国際社会における立場と役割
5.エネルギー政策見直しに福島の声、市民の声を
http://www.foejapan.org/energy/news/120524.html
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