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帯広市地域雇用創造計画

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帯広市地域雇用創造計画
帯広市地域雇用創造計画
平成26年2月
帯
広
市
目
次
Ⅰ 自発雇用創造地域の区域
1 自発雇用創造地域の区域 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
2 要件該当区域であることの明示 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
Ⅱ 労働力の需給状況その他雇用の動向に関する事項
1 地域の概況 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
2 人口、労働力人口、就業構造等の動向 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
3 地域内の労働力需給状況等の雇用面における課題や雇用動向を踏まえた雇用開発
計画の方向性 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
Ⅲ 地域雇用開発の目標に関する事項
1 実践型地域雇用創造事業の実施に伴う雇用創出 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
(1)アウトプット指標 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
(2)アウトカム指標 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
(3)当該目標の設定の根拠・当該目標の把握の方法 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
2 実践型地域雇用創造事業以外の雇用創出事業の実施に伴う雇用創出 ‥‥‥‥‥
Ⅳ 地域の特性を生かして重点的に雇用機会の創出を図る事業の分野に関する事項
1 地域重点分野の設定 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
2 地域重点分野に係る市町村自らが当該分野において行う雇用機会の創出に関する
施策及び今後の見通し ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
Ⅴ 地域雇用創造協議会に関する事項
1 協議会の名称及び構成員等 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
2 活動内容 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
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9
Ⅵ 雇用の創造に資する方策その他当該自発雇用創造地域の地域雇用開発を促進するた
めの方策に関する事項
1 地域雇用開発の促進のための措置 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
9
2 地域雇用開発の促進に資する市の取組 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 17
Ⅶ 計画期間に関する事項 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 20
Ⅷ 自発雇用地域内において事業協同組合等が労働者の募集に従事しようとする場合に
あっては当該事業協同組合等に関する事項 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 20
目
次
Ⅰ 自発雇用創造地域の区域
1 自発雇用創造地域の区域 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
2 要件該当区域であることの明示 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
Ⅱ 労働力の需給状況その他雇用の動向に関する事項
1 地域の概況 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
2 人口、労働力人口、就業構造等の動向 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
3 地域内の労働力需給状況等の雇用面における課題や雇用動向を踏まえた雇用開発
計画の方向性 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
Ⅲ 地域雇用開発の目標に関する事項
1 実践型地域雇用創造事業の実施に伴う雇用創出 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
(1)アウトプット指標 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
(2)アウトカム指標 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
(3)当該目標の設定の根拠・当該目標の把握の方法 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
2 実践型地域雇用創造事業以外の雇用創出事業の実施に伴う雇用創出 ‥‥‥‥‥
Ⅳ 地域の特性を生かして重点的に雇用機会の創出を図る事業の分野に関する事項
1 地域重点分野の設定 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
2 地域重点分野に係る市町村自らが当該分野において行う雇用機会の創出に関する
施策及び今後の見通し ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
Ⅴ 地域雇用創造協議会に関する事項
1 協議会の名称及び構成員等 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
2 活動内容 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
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Ⅵ 雇用の創造に資する方策その他当該自発雇用創造地域の地域雇用開発を促進するた
めの方策に関する事項
1 地域雇用開発の促進のための措置 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
9
2 地域雇用開発の促進に資する市の取組 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 17
Ⅶ 計画期間に関する事項 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 20
Ⅷ 自発雇用地域内において事業協同組合等が労働者の募集に従事しようとする場合に
あっては当該事業協同組合等に関する事項 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 20
Ⅰ 自発雇用創造地域の区域
1 自発雇用創造地域の区域
北海道帯広市
2 要件該当区域であることの明示
帯広市は、帯広公共職業安定所管内に所在し、帯広公共職業安定所における最近3年間
及び最近1年間における有効求人倍率は、下表のとおりとなっており、一般において、当
該期間における全国の有効求人倍率を下回っており、要件を満たしている。
有効求職者数
(月平均)
有効求人数
(月平均)
有効求人倍率
(帯広所)
有効求人倍率
(全国)
平成23年
7,145
4,423
0.62
0.65
平成24年
6,586
4,999
0.76
0.80
般 平成25年
3年間平均
6,099
5,552
0.91
0.93
0.76
0.79
平成23年
4,776
2,541
0.53
0.52
平成24年
4,280
2,588
0.60
0.64
用 平成25年
3年間平均
3,886
3,016
0.78
0.74
0.64
0.63
一
常
-
-
-
-
Ⅱ 労働力の需給状況その他雇用の動向に関する事項
1 地域の概況
帯広市は、北海道の東部に位置し、総面積618.94k㎡を有し、人口約16万9千
人を擁する十勝の中心都市として発展をしてきた。大地を潤す十勝川や札内川の清らかな
水や、
年間2,000時間を超える全国有数の長さを誇る日照時間など豊かな自然の恵みを
受けて、寒冷な気象条件にありながらも恵まれた土地資源を活かした我が国最大の食料生
産を基盤に、周辺18町村とともに人口約35万人の一体的圏域を形成している。
帯広市は、農業を基幹とする第1次産業と、関連する食品加工・製造業や農業とともに
発展してきた農業機械産業、加えて公共投資による土木建設業といった第2次産業、また
十勝の中核都市であるという地勢から、卸小売・サービス業を中心とした第3次産業によ
り発展してきた。
こうした日本有数の農業地帯として発展してきた十勝の優位性を活かすべく、帯広市で
は周辺町村とともに「フードバレーとかち」を掲げ、農林漁業と食を中心に産業政策を進
めているなかで、ここ最近の地域経済は回復傾向にあり、平成25年の有効求人倍率も前
年を上回る数値で推移しているものの、一般有効求人倍率は全国平均を下回っている状況
が続いている。
また、事務職では求職者数の4分の1程度の求人数に留まっている一方、専門技術職や
サービスの分野では人手不足から求人が求職者数の2倍になるなど、職種間における求人
と求職の雇用のミスマッチが生じており、就職件数も前年より減少していることから、こ
のミスマッチの解消が雇用を拡大していくうえで課題となっている。
- 1 -
2 人口、労働力人口、就業構造等の動向
(1)労働力需給状況
ア 人口
本地域の平成22年国勢調査による人口は、168,057人で、平成17年と比較
して、2,523人(1.5%)の減少となっている。また、65歳以上の高齢者が人
口に占める割合を示す高齢化率は、22.3%(平成22年国勢調査)であり、道平均
よりも2.4ポイント下回っている。
イ 労働力人口
平成22年の国勢調査によると、本地域の労働力人口は84,534人で、平成17
年と比較すると、2.7%の減少となっており、年齢構成別では、65歳以上の高齢者
の割合が14.0ポイント増えているのに比べ、29歳以下の若年層の割合は15.2
ポイント減少し、高齢化が進行している。
ウ 就業構造
平成22年の国勢調査によると、本地域の就業者数は、79,662人で、平成17
年に比べ3.2%の減少となっている。
就業者数を産業別に見ると、第一次産業従事者が5.1%、第二次産業が19.0%、
第三次産業が75.9%となっており、道平均に比べ、第一次産業で2.6ポイント低
く、第二次産業で0.9ポイント、第三次産業で1.7ポイント高くなっている。
また、産業別従事者数の構成比率(大分類別)で見ると、卸売・小売業が20.4%
と最も高く、次いで医療・福祉の12.2%、建設業の10.3%などとなっている。
エ 求人求職の状況
本地域の平成24年度の新規求人数は、18,315人(月平均1,526人)とな
っており、産業別の新規求人構成比としては、医療・福祉が21.7%と最も高く、次
いで卸売・小売業が14.6%、宿泊業、飲食サービス業が12.4%などとなってい
る。また、建設業への新規求人割合は8.8%となっている。
また、ここ数年の新規求人数の動向としては、平成20年度には14,960人にま
で落ち込んだものの、その後増加が続いており、平成24年度では、12月までの累計
で前年対比15.8%増という状況となっている。
一方、新規求職者では、平成18年度の19,729人をピークに平成23年度まで
は若干の減少傾向にはあったが、平成24年度は前年度対比11.2%減の16,655
人と落ち込みが大きくなっている。
この結果、常用の有効求人倍率は、平成20年度の0.50を底に回復傾向にあり、
平成25年11月には1.01にまで上昇しているが、就職決定件数は平成24年度、
平成25年度と前年度対比で減少しており、新規求人数の増加が就職件数の増加に結び
ついていない状況となっている。
このような就業構造の下、本地域においては、雇用の場の創出、並びに企業ニーズに
応じた人材育成の必要性が高まっており、今後は下記の3のとおり、地域の特性を活か
した重点分野を設定し、本計画に盛り込んでいる実践型地域雇用創造事業をはじめとす
る各種施策の実施を通じ、地域における雇用機会の創出を図っていく。
- 2 -
3 地域内の労働力需給状況等の雇用面における課題や雇用動向を踏まえた雇用開発計画の
方向性
帯広市における有効求人倍率は全国平均を下回り、依然、厳しい雇用状況にあり、また、
企業側からは求人をしても人が集まらず、また求職者も自分の条件に合致する仕事がない
という雇用のミスマッチが生じており、こうした状況を改善するためにも、地域のニーズ
に対応できる人材の育成や雇用機会の拡大に積極的に取り組んでいく必要がある。
農業関係では、農家の経営規模拡大に伴い、農業後継者の経営ノウハウや労働環境を改
善するための人材確保が課題となっている。
また、
農畜産物の高付加価値化を進めるため、
観光農園や農家レストラン経営など、
新規創業による雇用の場の拡大が期待されているが、
そのためのノウハウを持った人材の確保・育成が必要となっている。
また、農業生産を支えている農業機械産業においては、今後の事業展開として海外市場
を視野に入れていく必要があり、海外等への販路拡大に向けた人材が求められている。
食関係においては、海外観光客にとって北海道における安全安心で美味しい「食」は大
きな魅力の一つであり、帯広市では「フードバレーとかち」を掲げ、食や農林漁業を中心
とした様々な施策を展開しているところであるが、帯広・十勝の食を国内外に発信してい
くためには、的確なマーケティングによる情報収集や、商品開発のための企画力、効果的
な販売手法、魅力あるデザインなど他の産業と連携しブランド形成を図ることが有効であ
り、これらを担う人材の育成が重要となっている。
また、観光関係では、帯広・十勝は空の玄関口であるとかち帯広空港を抱え、豊富な観
光資源(
「北の屋台、豚丼などの食観光、北海道遺産のばんえい競馬やモール温泉など)が
存在している。
海外観光客等の滞在型観光振興策をさらに推進するためには、地域全体のホスピタリテ
ィーの向上、ソーシャルネットワークを活用した帯広・十勝の魅力の情報発信力の強化な
ど、帯広・十勝型観光を提供できるグローバルな人材の育成が必要となっている。
こうしたことから、地域の基幹産業である農業を基盤に食料品製造業及び関連産業の振
興と食を中心とした観光産業の振興による雇用の場の創造を推進し、地域経済の活性化を
図る必要があり、地域雇用開発にあたっては次の分野において重点的な取組みを行うもの
である。
ア 農業分野
イ 食料品製造・小売分野
ウ 観光振興分野
- 3 -
Ⅲ 地域雇用開発の目標に関する事項
1 実践型地域雇用創造事業の実施に伴う雇用創出
(1)アウトプット指標
イ 雇用拡大メニュー(利用企業数)
① 1年度目
160社
② 2年度目
185社
③ 3年度目
185社
合計
530社
ロ 人材育成メニュー(利用者数)
① 1年度目
120名【地域求職者
② 2年度目
130名【地域求職者
③ 3年度目
130名【地域求職者
合計
380名【地域求職者
116人、在職者
4人】
124人、在職者
6人】
124人、在職者
6人】
364人、在職者 16人】
ハ 就職促進メニュー
① 1年度目
80名【地域求職者
80人、在職者
② 2年度目
110名【地域求職者 110人、在職者
③ 3年度目
110名【地域求職者 110人、在職者
合計
300名【地域求職者 300人、在職者
人】
人】
人】
人】
(アウトプット指標の内訳)
160社
185社
アウトプット
3年度目
185社
30社
45社
45社
30社
30社
30社
15社
15社
60社
60社
60社
180社 各年度
①首都圏をターゲットとした商品開発・販路開拓・マーケティングセミナー
40社
40社
40社
120社 食関連企業の約6%
②首都圏をターゲットとした企業経営戦略セミナー
20社
20社
20社
60社 食関連企業の約3%
20社
30社
30社
80社 各年度
20社
30社
30社
80社 食関連企業の約5%
10社
10社
10社
30社 各年度
①創業支援・新分野進出セミナー
10社
10社
10社
(5)雇用創出実践メニュー公開セミナー
40社
40社
40社
120社 各年度食関連企業の約3%
120社 観光関連企業の約2%
1年度目
イ 雇用拡大メニュー
(1)十勝の農業を強化するための人材定着セミナー
①農業分野のための労務管理、人材育成、採用戦略セミナー
2年度目
②農業経営者のための経営理念、経営方針、経営計画作成セミナー
(2)首都圏等へ向けた食関連商品開発・販路開拓・経営戦略セミナー
(3)海外展開に向けた企業実践セミナー
①海外展開に挑戦する企業実践・事例研究セミナー
(4)十勝の地域資源を生かした創業支援・新分野進出セミナー
①雇用創出実践メニュー公開セミナー
ロ 人材育成メニュー
(1)十勝を生かすマーケティング講座
①地域発信型マーケティング講座
地域求職者
①商品企画開発・販売戦略講座
②商品を魅力的に伝えるPOP&チラシ作成・カメラ講座
地域求職者
①食品加工技術習得講座
30社 農家数2%
30社 過去の類似事業実績
40社
40社
40社
130人
130人
20人
20人
20人
20人 地域求職者
20人 地域求職者
20人 地域求職者
在職者
在職者
在職者
380社
60人 各年度
30人
90人 各年度
18人 地域求職者
18人 地域求職者
18人 地域求職者
54人 事務的職業、販売の職業
2人 在職者
地域求職者
8人 地域求職者
8人 地域求職者
8人 地域求職者
在職者
2人 在職者
0人
2人 在職者
10人
2人 在職者
10人
地域求職者
8人 地域求職者
8人 地域求職者
在職者
在職者
2人 在職者
2人 在職者
40人
20人 地域求職者
20人 地域求職者
在職者
在職者
20人 地域求職者
20人 地域求職者
20人 地域求職者
在職者
在職者
在職者
30人
在職者
30人
16人 過去の類似事業実績
4人
60人 事務的職業、販売の職業
0人 月間有効求職者数の約2%
60人 同上
0人 月間有効求職者数の約2%
90人 各年度
30人 地域求職者
30人 地域求職者
30人 地域求職者
在職者
在職者
在職者
- 4 -
6人 月間有効求職者数の約1%
120人 各年度
在職者
30人
地域求職者
40人
20人 地域求職者
在職者
(5)十勝発信IT活用講座
40人
6人 月間有効求職者数の約2%
24人 同上
20人 各年度
地域求職者
②海外販路開拓のための提案営業・プレゼン技術向上・販売力強化講座 地域求職者
0人 月間有効求職者数の約2%
30人
2人 在職者
地域求職者
60人 事務的職業、販売の職業
30人
在職者
①WEB活用情報発信・販路拡大講座
90社 農家数の約4%
2人 在職者
(4)十勝型グローバル人材育成講座
①外国人をお迎えするための接客対応講座
120社 各年度
在職者
(3)十勝農業・食品関連産業で働くための人材育成講座
アウトプット指標設定の根拠
530社
120人
在職者
(2)商品開発基礎・演習講座
合計
90人 事務的職業、販売の職業
0人 月間有効求職者数の約3%
ハ 就職促進メニュー
①合同企業面接会の開催
地域求職者
80人
110人
110人
300人 各年度
80人 地域求職者
110人 地域求職者
110人 地域求職者
300人 過去の類似事業実績
在職者
0人 在職者
0人 在職者
0人 在職者
0人
イ 雇用拡大メニュー
合
計
ロ 人材育成メニュー
地域求職者
在職者
ハ 就職促進メニュー
地域求職者
在職者
160社
185社
185社
530社
120人
116人
4人
80人
80人 地域求職者
0人 在職者
130人
124人
6人
110人
110人 地域求職者
0人 在職者
130人
124人
6人
110人
110人 地域求職者
0人 在職者
380人
364人
16人
300人
300人
0人
(2)アウトカム指標
① 1年度目
63人(常雇 39人、常雇以外
② 2年度目
75人(常雇 49人、常雇以外
③ 3年度目
75人(常雇 49人、常雇以外
合計
213人(常雇137人、常雇以外
23人、創業者
25人、創業者
25人、創業者
73人、創業者
1人)
1人)
1人)
3人)
(アウトカム指標の内訳)
アウトカム
1年度目
2年度目
3年度目
アウトカム指標設定
の根拠
合計
イ 雇用拡大メニュー
(1)十勝の農業を強化するための人材定着セミナー
①農業分野のための労務管理、人材育成、採用戦略セミナー
②農業経営者のための経営理念、経営方針、経営計画作成セミナー
(2)首都圏等へ向けた食関連商品開発・販路開拓・経営戦略セミナー
①首都圏をターゲットとした商品開発・販路開拓・マーケティングセミナー
②首都圏をターゲットとした企業経営戦略セミナー
3人
5人
5人
常雇
1人 常雇
1人 常雇
1人 常雇
3人 アウトプットの10%
常雇以外
2人 常雇以外
2人 常雇以外
2人 常雇以外
6人
創業者
0人 創業者
0人 創業者
0人 創業者
0人
常雇
常雇
2人 常雇
2人 常雇
4人 アウトプットの約10%
常雇以外
常雇以外
0人 常雇以外
0人 常雇以外
0人
創業者
創業者
0人 創業者
0人 創業者
常雇
6人
2人 常雇
6人
2人 常雇
6人
2人 常雇
常雇以外
2人 常雇以外
2人 常雇以外
2人 常雇以外
6人
創業者
常雇
0人 創業者
1人 常雇
0人 創業者
1人 常雇
0人 創業者
1人 常雇
0人
3人 アウトプットの10%
常雇以外
1人 常雇以外
1人 常雇以外
1人 常雇以外
3人
創業者
0人 創業者
2人
0人 創業者
3人
0人 創業者
3人
0人
8人
常雇
1人 常雇
2人 常雇
2人 常雇
5人 アウトプットの10%
常雇以外
1人 常雇以外
1人 常雇以外
1人 常雇以外
3人
創業者
0人 創業者
0人 創業者
0人 創業者
0人
常雇
1人
0人 常雇
1人
0人 常雇
1人
0人 常雇
3人
0人 アウトプットの10%
常雇以外
0人 常雇以外
0人 常雇以外
0人 常雇以外
0人
創業者
1人 創業者
1人
1人 創業者
1人
1人 創業者
1人
3人
3人
常雇
0人 常雇
1人 常雇
1人 常雇
2人 アウトプットの3%
常雇以外
創業者
1人 常雇以外
0人 創業者
0人 常雇以外
0人 創業者
0人 常雇以外
0人 創業者
1人
0人
常雇
6人
4人 常雇
6人
4人 常雇
6人
4人 常雇
常雇以外
2人 常雇以外
2人 常雇以外
2人 常雇以外
創業者
0人 創業者
8人
0人 創業者
8人
0人 創業者
8人
0人
24人
常雇
4人 常雇
4人 常雇
4人 常雇
12人 アウトプットの30%
常雇以外
2人 常雇以外
2人 常雇以外
2人 常雇以外
6人
創業者
0人 創業者
0人 創業者
0人 創業者
0人
常雇
常雇以外
1人 常雇
1人 常雇以外
1人 常雇
1人 常雇以外
1人 常雇
1人 常雇以外
3人 アウトプットの20%
3人
創業者
0人 創業者
0人 創業者
0人 創業者
0人
0人
4人
4人
8人
(3)海外展開に向けた企業実践セミナー
①海外展開に挑戦する企業実践・事例研究セミナー
(4)十勝の地域資源を生かした創業支援・新分野進出セミナー
①創業支援・新分野進出セミナー
(5)雇用創出実践メニュー公開セミナー
①雇用創出実践メニュー公開セミナー
13人
0人
18人
6人 アウトプットの10%
ロ 人材育成メニュー
(1)十勝を生かすマーケティング講座
①地域発信型マーケティング講座
(2)商品開発基礎・演習講座
①商品企画開発・販売戦略講座
②商品を魅力的に伝えるPOP&チラシ作成・カメラ講座
(3)十勝農業・食品関連産業で働くための人材育成講座
①食品加工技術習得講座
18人
12人 アウトプットの30%
6人
常雇
常雇
2人 常雇
2人 常雇
4人 アウトプットの40%
常雇以外
常雇以外
2人 常雇以外
2人 常雇以外
4人
創業者
創業者
0人 創業者
0人 創業者
0人
- 5 -
(4)十勝型グローバル人材育成講座
①外国人をお迎えするための接客対応講座
②海外販路開拓のための提案営業・プレゼン技術向上・販売力強化講座
(5)十勝発信IT活用講座
①WEB活用情報発信・販路拡大講座
常雇
常雇以外
創業者
12人
3人
3人
0人
3人
3人
0人
9人
6人
3人
0人
常雇
常雇以外
創業者
10人
8人 常雇
2人 常雇以外
0人 創業者
15人
12人 常雇
3人 常雇以外
0人 創業者
15人
12人 常雇
3人 常雇以外
0人 創業者
3人
3人
0人
2人
2人
0人
13人
5人
7人
1人
35人
21人
14人
0人
10人
8人
2人
0人
5人
5人
0人
3人
3人
0人
2人
2人
0人
16人
9人
6人
1人
39人
23人
16人
0人
15人
12人
3人
0人
5人
5人
0人
3人
3人
0人
2人
2人
0人
16人
9人
6人
1人
39人
23人
16人
0人
15人
12人
3人
0人
5人
5人
0人
常雇
常雇以外
創業者
常雇
常雇以外
創業者
ハ 就職促進メニュー
①合同企業面接会の開催
ニ 雇用創出実践メニュー
(1)マーケット対応型商品開発事業
常雇
常雇以外
(2)外国人観光客を対象とした十勝の魅力発信モデルツアー造成事業
常雇
常雇以外
イ 雇用拡大メニュー
常雇
常雇以外
創業者
ロ 人材育成メニュー
合
計
常雇
常雇以外
創業者
ハ 就職促進メニュー
常雇
常雇以外
創業者
ニ 雇用創出実践メニュー
常雇
常雇以外
常雇
常雇以外
創業者
常雇
常雇以外
創業者
常雇
常雇以外
創業者
常雇
常雇以外
常雇
常雇以外
常雇
常雇以外
創業者
常雇
常雇以外
創業者
常雇
常雇以外
創業者
常雇
常雇以外
12人
3人
3人
0人
3人
3人
0人
9人
6人
3人
0人
常雇
常雇以外
創業者
常雇
常雇以外
創業者
常雇
常雇以外
創業者
常雇
常雇以外
常雇
常雇以外
常雇
常雇以外
創業者
常雇
常雇以外
創業者
常雇
常雇以外
創業者
常雇
常雇以外
12人
3人
3人
0人
3人
3人
0人
9人
6人
3人
0人
常雇
常雇以外
創業者
常雇
常雇以外
創業者
常雇
常雇以外
創業者
常雇
常雇以外
常雇
常雇以外
常雇
常雇以外
創業者
常雇
常雇以外
創業者
常雇
常雇以外
創業者
常雇
常雇以外
36人
9人 アウトプットの30%
9人
0人
9人 アウトプットの30%
9人
0人
27人
18人 アウトプットの30%
9人
0人
40人
32人 アウトプットの約13%
8人
0人
9人
9人
0人
6人
6人
0人
45人
23人
19人
3人
113人
67人
46人
0人
40人
32人
8人
0人
15人
15人
0人
(3)当該目標設定の根拠・当該目標の把握方法
① アウトプット指標設定の根拠
基本的に個別事業で設定した数値の積上げであるが、利用企業数は、地域内に所在する
地域重点分野に該当する事業所2,155社のうち、約24.6%の530社を目標とし
て設定している。
また、利用求職者数は、地域を管轄する帯広公共職業安定所の平成25年新規求職者数
(常用)16,051人のうち、約4.2%の680人を目標として設定している。
② アウトカム指標設定の根拠
基本的に個別事業で設定した数値の積上げであるが、トータルとしては、地域を管轄す
る帯広公共職業安定所の平成25年常用労働者就職件数4,471件のうち、約4.8%
の213人を目標として設定している。
③ 地域求職者の主な就職予定先
〈農業分野〉
農業者、農業法人
〈食料品製造・小売分野〉食品製造業、食品販売関連企業、
〈観光振興分野〉
観光関連企業(ホテル、観光施設、飲食店等)
④ 地域求職者等の主な創業分野
飲食サービス業や食料品製造業などへの誘導を目標とする。
- 6 -
⑤ アウトカムのデータ把握方法
すべての事業において、事業利用者へのアンケート調査を定期的に行い、目標値への達
成度を把握する。
※ なお、アウトプット・アウトカムの目標数値については、計画期間内における毎年度の
「実践型地域雇用創造事業・事業実施計画」及び「実践型地域雇用創造事業 事業実施委
託契約」において計画するアウトプット・アウトカムの目標数値の本計画期間内合計値が
変更された場合は、変更後のアウトプット・アウトカムの目標数値を本計画変更後のアウ
トプット・アウトカムの目標数値と見なし、本計画の変更手続きは経ないこととする。
2 実践型地域雇用創造事業以外の雇用創出事業の実施に伴う雇用創出
上記1の実践型地域雇用創造事業の実施に伴う雇用創出のほか、本地域においては、後
述の
「Ⅵ 雇用の創造に資する方策その他当該自発雇用創造地域の地域雇用開発を促進する
ための方策」の「2 地域雇用開発の促進に資する市の取組」の各種事業を通じ、地域産業
の活性化及び新産業の創出を促進するとともに、地域内の雇用機会の増大を図り、計画期
間において、地域内の新規雇用創出数を150人以上とすることを目標とする。
なお、通年雇用促進支援事業では80人の季節労働者の通年雇用化を目指す。
(平成25
年度)
Ⅳ 地域の特性を生かして重点的に雇用機会の創出を図る事業の分野に関する事項
1 地域重点分野の設定
① 農業分野
② 食料品製造・小売分野
③ 観光振興分野
2 地域重点分野に係る市町村自らが当該分野において行う雇用機会の創出に関する施策及
び今後の見通し
① 農業分野
本市の基幹産業である農業は、恵まれた気象条件の下、安定的な農業産出額で推移し、
今後とも地域経済の下支えをしていくと期待されているが、農家戸数は逓減傾向が続く一
方で、一戸当たりの耕地面積が拡大しており、従来の家族経営から企業経営的な手法で大
規模化を図る農業者も増え、また6次産業化への取り組みとして生産した農産物を自ら加
工し、販売をする意欲的な農業者も増えてきていることから農業分野における雇用は今後
増加することが期待される。
また、農業生産を支えている農機具メーカーは、販路拡大に向け、他地域への事業展開
を積極的に進めており、平成26年には東アジア最大規模の国際農業機械展の開催が帯広
市で予定されているなど、海外市場にも視野を広げているところであり、こうした流れに
よって雇用の場の拡大が期待される。
また、北海道フード・コンプレックス国際戦略総合特区の事業として、農業用車両検査
の期間伸長など、地域独自の優遇策を展開しているところである。
- 7 -
② 食料品製造・小売分野
帯広市の製造品出荷額の49.1%(十勝では68.8%)を占める食料品製造業は、
本市で生産される良質で安全・安心な作物や素材を原材料にしており、農業を軸としたこ
れらの産業の発展は地域経済の活性化と雇用増には欠かせないものである。
また、十勝で生産される豊富な農産物は、そのほとんどが原材料のまま本州に出荷され
ていることから、産地加工型の食品加工を増やすことで、付加価値をあげ、地域経済の活
性化につながるものである。
高品質な農畜産物の安定供給とそれらの高付加価値化を進めるにあたっては、本市の大
多数をしめる中小・零細企業の企業力の向上が必要であり、そのためには首都圏、道央等
の大消費地の求めるニーズを的確に捉えるための新たなマーケティング戦略や、そのニー
ズに対応する新商品・新技術の開発を行う技術者の育成と確保が求められている。
また、北海道フード・コンプレックス国際戦略総合特区の事業として、健康食品に含ま
れる機能性成分に関する表示について規制を緩和する「北海道食品機能性表示制度」が始
まっており、このことにより他地域と差別化を図った商品の開発並びに販路拡大が見込ま
れることから、雇用拡大が期待できる。
③ 観光振興分野
帯広・十勝は自然を生かした豊富な観光資源(ばんえい競馬、モール温泉等)がありな
がら、その情報発信が十分になされず、通過型の観光客が多いのが現状である。
北海道は海外からの関心度も高く、外国人観光客数は東日本大震災の影響で一時落ち込
んだものの、最近の円安傾向等により、観光客増加が見込まれる中で、地域の特性を活か
した自然の中での体験等による滞在型の観光を展開しながら、海外からの観光客への周知
を図っていく必要がある。
また、そのためにも観光業界のみならず、帯広市全体でのホスピタリティーの向上や営
業力の強化、接客業のスキルアップ等を進めていく必要があり、そのための人材の育成は
欠かせない。
Ⅴ 地域雇用創造協議会に関する事項
1 協議会の名称及び構成員等
地域雇用開発促進法(昭和62年法律第23号)第2条第3項第4号に規定する協議会
として、平成17年2月25日に本地域の経済団体等の連携により、産業振興と雇用の創
出を図る目的で設置された「帯広地域雇用創出促進協議会」を同法に規定する地域雇用創
造協議会とする。
なお、帯広地域雇用創出促進協議会の構成員は、次のとおりである。
① 帯広市
② 北海道十勝総合振興局
③ 帯広商工会議所
④ 北海道商工会連合会十勝支所
⑤ 北海道中小企業団体中央会十勝支部
⑥ 北海道中小企業家同友会とかち支部
⑦ 公益財団法人とかち財団
⑧ 有識者 帯広大谷短期大学教授 津久井 寛
- 8 -
2 活動内容
平成18年度から3年間、国委託事業である「地域提案型雇用創造促進事業(パッケー
ジ事業)
」
、平成21年から3年間、
「地域雇用創造推進事業(新パッケージ事業)
」
、平成2
3年度から3年間、
「地域雇用創造実現事業」の受託機関として雇用創出に向けての各種事
業を実施している。
Ⅵ 雇用の創造に資する方策その他当該自発雇用創造地域の地域雇用開発を促進するための方
策に関する事項
1 地域雇用開発の促進のための措置
(1)通年雇用促進支援事業の実施
本市には3,148名の季節労働者がいる。
(平成24年度ハローワーク帯広調)
短期特例一時金の削減、冬期雇用援護制度の廃止に伴い、季節労働者の通年雇用化に
向け、国からの受託事業である「通年雇用促進支援事業」を実施し、季節労働者の通年
雇用化に資する各種事業を行う。
実施団体:帯広・南十勝通年雇用促進協議会
(帯広市・中札内村・更別村・大樹町・広尾町の各地域の行政機関と経済
団体、季節労働者に知見を有する団体等で構成)
実施期間:平成19年10月~平成27年3月(予定)
(2)企業立地促進法に基づく各種支援制度の活用
平成20年2月26日に、帯広市、音更町、幕別町、池田町、本別町、浦幌町、広尾
町の1市6町で構成する「帯広十勝地域産業活性化協議会」が設立され、以降同法に基
づく基本計画を策定し、平成20年12月16日付けで国の同意を得たところである。
集積する業種は、①地域資源関連産業、②機械・金属関連産業、③環境・リサイクル
関連産業の3業種を対象として、同法に基づく各種支援制度を活用する。
現在、
平成26年度の更新に向け、
新たに十勝全域を対象とした計画を申請している。
計画期間:平成20年12月~平成25年度
(3)北海道フード・コンプレックス国際戦略総合特区環境モデル都市の認定
北海道、札幌市、江別市、函館市、帯広市ほか十勝18町村北海道経済連合会が共同
で提案し、採択を受けた。
食料供給基地である北海道ならではの「食の総合産業」を確立し、農水産品・食品製
造業の国際競争力を確保することで、
成長著しい東アジアの食市場の獲得を目指すもの。
計画期間:平成23年12月~
(4)実践型地域雇用創造事業の活用
① 雇用拡大メニュー
ア 十勝の農業を強化するための人材定着セミナー
帯広・十勝地域の大規模農業においては、家族経営から法人化し社員を雇用する組
織化が進められており、グローバル化を図っていくうえでも社員の労務管理や会社経
営についての知識習得は重要となっている。そのため組織化において、効果的な求人
方法や面接などの人材採用からはじまり、社内のメンタルヘルスを含めた社員が働き
- 9 -
やすい環境づくり、労務管理についてのセミナー、並びに海外展開等の戦略などを含
めた企業経営を学ぶセミナーを行う。
事業実施期間:平成26年度~平成28年度
事業実施主体:帯広地域雇用創出促進協議会
イ 首都圏等へ向けた食関連商品開発・販路開拓・経営戦略セミナー
帯広・十勝地域の豊富な食関連資源を生かした商品開発を進めるための先進事
例やデザイン等の価値を高める手法、健康や安心安全などトレンド等を学ぶとと
もに、首都圏等への販路開拓のための経営戦略やマーケティング手法などを学ぶ
セミナーを行う。また、6次産業化による多角化、高付加価値農業を目指す農業
者や農業・食関連企業を対象として、先進的取り組みから経営戦略を学ぶセミナ
ーを行う
事業実施期間:平成26年度~平成28年度
事業実施主体:帯広地域雇用創出促進協議会
ウ 海外展開に向けた企業実践セミナー
帯広・十勝の企業が、海外進出、輸出など、企業の国際化を目指すにあたり、
海外の商慣習などの基礎的な内容から輸出入業者に商品を渡すまでの手続きな
どの実務、並びに先駆的企業の実践などを学ぶことで、海外進出を目指す企業の
育成やきっかけづくりとするためのセミナーを開催する。
事業実施期間:平成26年度~平成28年度
事業実施主体:帯広地域雇用創出促進協議会
エ 十勝の地域資源を生かした創業支援・新分野進出セミナー
帯広・十勝地域の観光や食品関連の創業希望者や第2創業、新規就農希望者及
び新分野進出を検討している企業等を対象として、創業や新規就農、新分野進出
のための基礎知識から心構え、経営戦略、事業計画書作成等を学ぶセミナー・演
習を行う。
事業実施期間:平成26年度~平成28年度
事業実施主体:帯広地域雇用創出促進協議会
② 人材育成メニュー
ア 十勝を生かすマーケティング講座
帯広・十勝地域は、全国、海外から農業および食文化、観光などを中心とした
認知度が急速に高まっている中、食品製造販売や観光分野などにおいて積極的に
商品開発、観光客受入などに対応していくために、マーケティングに関する基礎
的手法を理解し、かつ実践できる人材が企業で求められている。そこでマーケテ
ィングの基礎的知識の習得および事例研究等の演習などを行う。
事業実施期間:平成26年度~平成28年度
事業実施主体:帯広地域雇用創出促進協議会
イ 商品開発基礎・演習講座
帯広・十勝地域は従来、農業を中心とした原料供給から高付加価値商品の製造
- 10 -
販売へと取り組むことによる地域経済活性化を目指している。そこで、商品開発
における企画や販売・広告宣伝等の講義・演習を行う。
また、帯広・十勝地域の抱えている課題として、食品関連産業や観光産業にお
いて、
「食べて美味しい」
「来たら楽しい・満足」な商品・メニューがあるにも関
わらず、それらを魅力的に伝えられない現状がある。それらをより魅力的・効果
的に伝えるためのPOPやチラシの企画制作、商品・風景等の撮影技術を学ぶ講
義・演習を行う。
事業実施期間:平成26年度~平成28年度
事業実施主体:帯広地域雇用創出促進協議会
ウ 十勝農業・食品関連産業で働くための人材育成講座
帯広・十勝地域の地域資源である農畜産、酪農業の高付加価値のために、チー
ズ・乳製品やハム・ソーセージ等の肉製品に関する食品加工技術を習得する講
義・実習を行う。乳製品については、チーズバットや保温器具等を用いて実際に
チーズを作成する実習や微生物検査実習などを実施、肉製品については、ハム・
ソーセージや缶詰製造などについて試験製造設備(スライサー・チョッパー、塩
漬・燻製設備等)を用いて製造を行う実習などを実施する。
事業実施期間:平成27年度~平成28年度
事業実施主体:帯広地域雇用創出促進協議会(再委託予定)
エ 十勝型グローバル人材育成講座
帯広・十勝地域は、外国人観光客の増加や食品を中心とした海外への販路開拓
を行う企業・農業者が増えている中、企業のグローバル化に対応できる人材を求
めている。そこで、十勝地域の得意とする「食品・観光・農業」分野におけるグ
ローバル人材となるための基礎的知識習得、実践力を高めるための演習等を行う。
事業実施期間:平成26年度~平成28年度
事業実施主体:帯広地域雇用創出促進協議会
オ 十勝発信IT活用講座
外国人へ帯広・十勝地域を魅力的・効果的に伝えるためのインターネットを活
用した手法を学ぶ講義・演習を行う。
事業実施期間:平成26年度~平成28年度
事業実施主体:帯広地域雇用創出促進協議会
③ 就職促進メニュー
ア 帯広・十勝就職マッチング事業
帯広・十勝地域の高等教育機関(大学・短大・専門学校等)が少なく、高校卒
業時に多くの進学者は十勝管外へ出て、そのまま戻らない傾向が強い。そこで、
地域外への人材流出を抑えるためのマッチングの場、及び管外流出した人材への
管内企業への就職推進を図るための合同企業面接会等の事業を行う。
事業実施期間:平成26年度~平成28年度
事業実施主体:帯広地域雇用創出促進協議会
- 11 -
イ 情報発信事業
ホームページにより、地域内の事業所、求職者等へのセミナー情報提供などを
行う。
事業実施機関:平成26年度~平成28年度
事業実施主体:帯広地域雇用創出促進協議会
④ 雇用創出実践メニュー
(1)マーケット対応型商品開発事業
イ 事業内容
帯広市の製造品出荷額の49.1%は食料品製造業が占めているものの、十勝で生
産される豊富な農産物の多くが原材料のまま本州に出荷されており、産地加工型の食
品加工を増やし、付加価値の向上を図ることが、地域経済の活性化、雇用の拡大には
欠かせない。
そこで、首都圏等の買い手側のニーズ調査を行った上で十勝の一次産品を活用した
商品開発(マーケットイン型)を行う。商品開発にあたっては、開発する商品に応じ
て十勝管内の食品製造業者と連携を図り、必要な設備を賃借することにより、実践支
援員が開発を行うものとし、ファブレス(工場を持たない)な手法を用いることで、
多様な商品開発を可能とさせる。
開発商品カテゴリーは3つ。1. 業務用加工商品、2. 機能性商品、3.土産品・ギ
フト品。
1. 「業務用加工商品」では、じゃがいも、豆など農産物の一次加工品(ボイル、ピ
ューレなど)や、畜産/水産品も活用したスープベースなどを開発する。今までは産
地で行っていなかった下処理作業などの一次加工を行うことで、生産物の付加価値化
と、新たな雇用創出を目指す。
商品開発後にノウハウの提供を受けた地域企業の商品の販路は、一次加工品を扱っ
たメニュー展開をしながら、国産食材にもこだわりっている、中規模(5~20店程
度)
のチェーン展開をしているレストランなどの外食業やホテルなどを想定している。
2. 「機能性商品」は、低糖質メニュー/商品の素材として注目の大豆粉・小豆粉な
ど「豆粉」や薬膳料理などでも多用されている「長いも」
「ごぼう」
「ゆり根」
「黒にん
にく」などを活用した菓子類やスープなどを想定している。
商品開発後にノウハウの提供を受けた地域企業の商品の販路は、リトルワールド
(株)が運営するインターネットサイト「食のプレミア」や、2014年4月に札幌
でオープン予定の北海道物産ショップ、無農薬野菜や無添加の加工品などを販売する
大阪のスーパーなどで一般消費者を対象に販売することを想定している。
3.「十勝産素材を利用した土産品・ギフト品」は、国内、国外から十勝/北海道への
観光客向けの観光土産品、通販やネット、カタログでの販売を想定したギフト商品を
開発する。実現事業での市場調査の中でのヒアリングで、
「十勝」のイメージとして、
チーズや乳製品、スイーツを挙げる消費者や業者は多く、需要も見込まれるため、小
麦や豆類などの農産物と乳製品を活用したスイーツ/菓子類の開発を想定している。
流通面での制約を考慮し、温度帯はお土産品として購入しやすい「常温品で賞味期限
が長め(6 ヶ月以上)の商品[例:十勝産野菜の甘納豆、など]」
、
「冷凍品でも、解凍
後の賞味期限が3日程度の商品[例:十勝産小麦粉の黒豆ガトーショコラ、など]」2
- 12 -
パターンで検討する。
商品開発後にノウハウの提供を受けた地域企業の商品の販路は、観光客や一般消費
者をターゲットに卸商社や、通販会社(ネット含む)
、小売店を想定している。今後増
えると予想される外国人観光客へもアピールできる商品の開発や、販売先と一体とな
ったコラボ商品の開発を検討する。
商品開発事業の主な行程は以下①~⑤のとおり。
①国内・国外ニーズ調査
小売店、量販店、百貨店、通販、メーカー、外食、卸商社などを対象に、ニーズ
調査を行う。一般消費者向け商品・業務用商品などの商品化可能性を探り、マーケ
ット対応型の商品開発につなげるためのデータとする。調査場所は首都圏を中心と
した国内とともに、今後販路拡大の可能性が高い国外を対象とする。国外に関する
調査については、近年十勝への観光入込客数が増加している、シンガポール、タイ、
台湾、香港の4カ国について、関連団体や国内在住の外国人等を対象に実施予定。
②開発商品「試食・評価会」
(十勝開催)
商品を魅力的に磨きあげることを目的に、商品の客観的な評価を得るための「試
食・評価会」を実施する。開発商品の試食だけではなく、他社商品・競合商品など
との食べくらべを行い、秀でている点や欠点を客観的に把握し、商品の改良や販売
につなげる。
③開発商品「試食・評価会」
(首都圏、関西圏開催)
大消費地において、食関連業のバイヤーや関係者などを招待し、開発商品の試
食・評価会を開催する。商品開発後、民間事業者へ移管し、実際販売につなげるた
めのデータとして、販売価格や取引条件などのヒアリングも行う。
④首都圏展示会への開発商品出展(FOODEX JAPAN 等)
食品展示会「FOODEX JAPAN」などに出展し、開発商品の試食提供によるマーケテ
ィングリサーチを行う。買い手との新たなつながりを得ることで、今後の販売につ
なげていく。出展にあたっては、一般社団法人とかち財団と帯広信用金庫が旗振り
役となり、十勝の生産者事業者が共同出展している「北海道・十勝物産館」などへ
の出展を想定している。
⑤実践事業成果物公開セミナー
開発した商品について、地元企業での製造、販売に向けて、製造レシピ等ととも
に、商品開発に至ったプロセスやニーズ等を公開する。
なお、事業終了後における地域への波及効果としては、開発した商品の販売収益の
増はもとより、以下のような事業化や起業等につなげたり、若しくはとかち財団、同
友会とかち支部など地域の既存団体内に事業移管し、地域PB商品開発、販売部門と
して事業を展開するなどして、雇用の拡大を目指す。
<成果物>
(1) 地域資源を活用した開発商品の製造レシピ/マニュアル(3カテゴリー×各2~3種=8商品)
・身近な素材がニーズとマッチした新たな商品になる、という商品開発プロセスも
含めて公開することで、地域資源の再発見再認識を促し、新商品開発や販路拡大
を波及的に活性化させる。
- 13 -
・事業成果物の製造方法/レシピの公開と併せてニーズ調査により把握した市場調
査レポートを地域企業に提供することにより、地域事業者/生産者の売り上げ拡
大及び雇用創出につなげる。
事業実施期間:平成26年度~平成28年度
事業実施主体:帯広地域雇用創出促進協議会
(2)外国人観光客を対象とした十勝の魅力発信モデルツアー造成事業
イ 事業内容
これまで帯広市における観光客の誘致策として、首都圏へのPRキャンペーンやア
ジアに向けた観光プロモーションなどを実施してきた。
こうした観光客の地域経済への波及効果を上げていくためには、当地域での滞在期
間をいかに延長してもらうかが課題となっており、そのためには、地域の特色を生か
した体験型観光の構築が有効である。
国内観光客向けには、北海道ガーデン街道やとかちロングトレイル、スイーツめぐ
り、各種アウトドア等、関係団体や民間企業等で受入側の取り組みが進められている
ところであるが、外国人観光客向けについては、平成25年度にイベント的に招聘事
業を行っているものの、ビジネスモデルを意識した体験型観光コースの開発には手が
ついていない状況にある。
海外からみた十勝の魅力としては、当地域の特色である「広大な畑」が観光資源と
なり、その場で最も旬な食材の収穫体験やその場で調理して食べるといった当地域な
らではの体験型旅行商品の開発が有効なものと考える。
北海道における外国人観光客数は、平成23年度は東日本大震災の影響で落ち込ん
だものの、近年の海外における日本食ブームなどを背景に増加傾向にあるなかで、道
内の地域別にみると、道央圏、道北圏等への比率が大きく、十勝圏への来客数は、ま
だまだ少ない状況にある。
訪日外国人宿泊客数(延べ人数)
北海道
前年対比
道央圏
前年対比
道南圏
前年対比
道北圏
前年対比
十勝圏
前年対比
(単位:人)
平成 21 年度
平成 22 年度
平成 23 年度
平成 24 年度
1,979,321
2,365,161
1,652,744
2,501,105
94.8%
119.5%
69.9%
151.3%
1,417,650
1,686,333
1,158,309
1,785,870
92.5%
119.0%
68.7%
154.2%
148,769
179,233
130,831
208,150
216.2%
120.5%
73.0%
159.1%
215,826
264,757
182,725
251,041
86.3%
122.7%
69.0%
137.4%
80,989
113,073
96,051
116,370
75.0%
139.6%
84.9%
121.2%
北海道観光局 訪日外国人宿泊客数調より
- 14 -
H24 構成割合
100.0%
71.4%
8.3%
10.0%
4.7%
十勝圏における国別訪日外国人宿泊客数(延べ人数)
アジア
前年対比
中 国
前年対比
韓 国
前年対比
台 湾
前年対比
香 港
前年対比
シンガポール
前年対比
ヨーロッパ
前年対比
北米
前年対比
オーストラリア
前年対比
その他
前年対比
計
前年対比
平成 21 年度
73,983
4,272
3,190
42,383
14,205
7,882
471
662
4,186
1,687
80,989
平成 22 年度
98,463
133.1%
8,263
193.4%
5,238
164.2%
39,211
92.5%
23,464
165.2%
16,001
203.0%
956
203.0%
980
148.0%
9,076
216.8%
3,598
213.3%
113,073
139.6%
平成 23 年度
86,073
87.4%
6,066
73.4%
3,187
60.8%
37,315
95.2%
20,781
88.6%
13,021
81.4%
856
89.5%
782
79.8%
5,195
57.2%
3,145
87.4%
96,051
84.9%
(単位:人)
平成 24 年度 H24 構成割合
102,007
87.7%
118.5%
6,917
5.9%
114.0%
2,615
2.2%
82.1%
49,955
42.9%
133.9%
21,445
18.4%
103.2%
15,525
13.3%
119.2%
549
0.5%
64.1%
897
0.8%
114.7%
10,651
9.2%
205.0%
2,266
1.9%
72.1%
116,370
100.0%
121.2%
北海道観光局 訪日外国人宿泊客数調より
こうした状況のもと、外国人観光客数の中でも比率が高く、積極的にプロモーショ
ン等を実施しているアジア圏の観光客を対象として、十勝生産者の想いや食材の理解
を深めるためのツアープログラム、及び農業王国十勝ならではの付加価値をつけた場
所や食べ物の旬を楽しむ農業体験プログラムとあわせて、十勝の観光地や施設などを
めぐる体験滞在型のモデルツアー(1日、半日)の造成を行う。
地域の特性を生かした収穫体験などを行う場合、一度に多人数の受け入れができる
ものは内容が限定されてしまうため、まずは、1団体20人程度の海外富裕層をター
ゲットとして、様々なアイデアを凝らした「おもてなし」を提供するモデルツアーを
造成し、そのツアーを基礎として廉価版のコースに広げていくことを目指す。
また、地域の受け入れ態勢が整っていない現状を踏まえ、受け入れに協力的な企業
の開拓を進め、地域企業と海外からの観光客の双方にとって魅力的なツアー内容とな
るようにコーディネートを行う。
外国人観光客対象の体験ツアーは、英語等による説明資料の準備や、宗教に配慮し
た食事内容など、細かな対応が必要となり、国内向けツアーより開発に手間がかかる
ところであるが、モデルツアーとして一度構築がなされれば、地域での普及が容易と
なることが見込まれるなど今後の発展性が大きく、また、外国人観光客については、
国内観光客よりも旅行中の消費額も高額となることから、地域経済への波及効果が高
いことが見込まれる。
そうした体験型観光を組み入れ、単に「見る」だけではなく、
「触れる」
、
「味わう」
、
「知る」
、
「聞く」など、五感で体感し、農業、食について学ぶとともに、四季がはっ
きりとした十勝の魅力を伝えながら、地元の人との触れ合いを感じられる内容とする
ことによって、
一度きりではなく何回も足を運びたくなるようなプログラムを提供し、
- 15 -
リピーターを増加させることで、安定した外国人観光客数を確保し、それに伴う地域
の受け入れ態勢を強化することにより、地域における雇用増につなげる。
費目別消費額単価
消費額単価(円)
費 目
道 民
来道者
訪日外国人来
道者
交通費
3,313
18,674
39,307
宿泊費
2,259
17,863
22,344
飲食費
1,793
10,612
16,528
土産・買い物代
4,430
18,012
36,536
入場料・施設利用料
593
2,416
3,964
その他の支出
882
2,092
3,448
13,270
69,669
122,127
合 計
第5回北海道観光産業経済効果調査より
注1)道民は旅行会社収入(その他の支出)を含む。来道者及び訪日外国人来道者は旅行会社収入を含まない。
注2)道民の消費額構成比及び消費額単価は、全ての旅行タイプを含んだもの。
<事業実施スキーム>
事業実施にあたっては、海外旅行代理店(アジア)と連携をしながら、一般のツア
ー参加者からモニターツアーの参加者を募り、その生の声を吸い上げながら、外国人
観光客が再び十勝を訪れたくなる内容としていくことで、ツアー造成を進めていく。
一般市民への周知にあたっては、複数の海外旅行代理店へPRを行うとともに、海
外でのフリーペーパー(和テンション等)により、参加者を募る。
【スキームイメージ】
帯広地域雇用創出促進協議会
①農業体験や雪原体験等の十勝で魅力あるモデルツアーを造成
②ツアーを海外旅行代理店にPR(特定の旅行代理店の利益享受とならないよう複数社に周知する。)
海外のフリーペーパー等を通じて、モデルツアー実施を海外の一般市民に周知
アジア海外旅行代理店A
アジア海外旅行代理店B
アジア海外旅行代理店C
北海道フリープラン販売
道東フリープラン販売
十勝フリープラン販売
③十勝モデルツアーを
③十勝モデルツアーを
③十勝モデルツアーを
オプションツアーとして紹介
オプションツアーとして紹介
オプションツアーとして紹介
④A社のツアーを購入した参加
④B社のツアーを購入した参加
④C社のツアーを購入した参加
者が、十勝でのモデ ルツアー
者が、十勝でのモデ ルツアー
者が、十勝でのモデ ルツアー
(無料)を申込
(無料)を申込
(無料)を申込
⑤十勝・帯広滞在期間中にモデルツアー参加(参加費無料)
⑥アンケート等により事業効果等を検証 → 事業内容の改良等を行う。
- 16 -
【事業費区分イメージ】
アジアの海外旅行代理店 → 北海道旅行フリープラン等を販売
参加者はオプションツアー(無料)として申込み
<委託事業費対象>
(航空運賃、宿泊費、食費、他地域での
(帯広地域雇用創出促進協議会)
ツアー費用等は通常どおり参加者負担)
十勝滞在中のモデルツアー体験実施
ホテル~体験観光~ホテル
参加者負担なし
なお、モデルツアー実施におけるアジア旅行代理店との金銭的やり取りはなく、
旅行代理店に対しては、チラシ等を置いてもらう等のPRを実施する。
<事業アドバイザーについて>
事業の実施にあたっては、上記のように一般のツアー観光客のなかからモデルツア
ーの参加者を募る必要があり、海外旅行代理店との連携が欠かせないことから、海外
関係者との協力関係を構築しているアドバイザーの協力を得ながら実施する。
また、地域の受け入れ先開発等、メニュー造成において、外国人観光客が満足でき
る対応を行うには、食事やおもてなしについてのノウハウも必要となることから、こ
れについてもアドバイザーの助言を受けながら事業を実施する。
<事業波及効果>
事業実施の中で得たノウハウ等については、雇用拡大メニューのセミナー等におい
て、広く周知を図り、地域旅行代理店等において、十勝の体験ツアーの事業化を促す
など、地域企業に還元していく。
事業実施期間:平成26年度~平成28年度
事業実施主体:帯広地域雇用創出促進協議会
※ なお、本計画に盛り込まれた上記「
(4)実践型地域雇用創造事業の活用」の本事業構想・
施策の展開にあたっては、別途、実践型地域雇用創造事業の事業構想として選抜されるこ
とが必要である。
2 地域雇用開発の促進に資する市の取組
(1)農業分野
① 十勝産農畜水産物・加工品の販路拡大事業
事業内容:十勝管内の食材情報をまとめ、首都圏ホテルや外食産業に対して、調理
方法と併せて十勝産食材の提案等を行い、販路拡大を図る。
事業実施主体:帯広市
事業規模:2,866千円(平成25年度予算)
事業成果:十勝農産品等のPRおよび販路拡大を図った。
- 17 -
(2)食料品製造・小売分野
① ものづくり総合支援補助金
事業内容:新製品・新技術・新サービス開発事業、デザイン開発事業、販路開拓事
業、ソフトランディング、産学官・異業種による起業など先導的な取組
み及び新しい産業の創造を図るため、事業費の一部を補助する。
事業実施主体:帯広市
事業規模:6,230千円(平成25年度予算)
事業成果:顧客ニーズに応じた新製品の開発や販路拡大に取組み、成果として地元
中小企業の企業力の強化につなげている。
補助実績 平成24年度 9件 5,936千円
新製品開発4件、デザイン開発1件、販路拡大4件
② 市場開拓・販路拡大事業
事業内容:事業者が提案する海外ターゲット市場や事業展開手法に対する補助や、
HACCP認証につながる工場等の衛生水準向上に対し、支援する。
事業実施主体:帯広市
事業規模:2,835千円(平成25年度予算)
事業成果:帯広の食について、「OishiiJAPAN」出展によるビジネスマ
ッチング事業や、首都圏等の企業との個別マッチングを実施するほか、
海外展開へのHACCP認証に向けた企業の意識向上や衛生水準の向
上などを図った。
平成25年度実績見込み
海外販路支援補助
3件
HACCP補助金
3件
③ フードバレーとかち人材育成事業
事業内容:チャレンジ精神等を持って、企業経営、異業種参入、起業化などの企業
の発展を通じて地域の経済発展に寄与するようなリーダーシップを発
揮する人材を育成する。
事業実施主体:帯広市
事業規模:5,693千円(平成25年度予算)
事業成果:帯広畜産大学との共同事業として各種研修を実施し、人材育成を図って
いる。
平成24年度実績
新事業展開・プロジェクトマネジメントプログラム 18名終了
食品衛生スキルアッププログラム(4コース)
26名終了
自由選択講義プログラム(6講義)
延べ244名受講
④ 産業支援機能提供事業(十勝産業振興センター事業)
事業内容:農業や関連産業に関する先端技術の開発や情報の拠点をつくり、農業の
生産性を高め、関連産業を育成して地域産業の高度化・複合化を進める。
事業実施主体:公益財団法人とかち財団
事業規模:109,272千円(平成25年度予算・帯広市負担分)
- 18 -
事業成果:地域産業の総合的な振興と活力ある地域社会の形成、産学官の連携と産
業間や異業種の交流を促進し、広域的なネットワーク化を進めるととも
に、地場産業の高度化・複合化による内発的な産業振興の促進や、地元
企業からの技術相談等に対して指導助言等を行った。
⑤ 十勝海外ビジネス研究会
事業内容:海外に向けたビジネスを展開していくにあたって、必要な知識や海外の
現状等を知るための講演会等を開催している。
事業実施主体:帯広市
事業規模:100千円(平成25年度予算)
事業成果:平成23年度 5回開催 参加者 89名
平成24年度 3回開催 参加者 88名
(3)観光振興分野
① 「十勝」首都圏イメージアップキャンペーン事業
事業内容:首都圏における十勝のイメージアップ向上をはかるため、広告掲出等を
実施
事業実施主体:帯広市
事業規模:4,000千円(平成25年度予算)
事業成果:漫画やアニメで人気の「銀の匙」とコラボレーションを図り、JR山手
線における車内中吊り広告でのPRのほか、AIRDO機内のドリンク
サービスのコップへの広告等でPRを実施。
② 東アジア観光プロモーション事業
事業内容:シンガポール、台湾へのトップセールスや、招聘を実施。平成25年度
は網走市との広域連携により台湾インセンティブツアー、サイクリング
モニターツアーを招聘。
事業実施主体:とかち観光誘致空港利用推進協議会
事業規模:4,500千円(平成25年度帯広市予算)
事業成果:平成25年度
シンガポール
観光プロモーション事業、青年招聘事業
台湾
観光プロモーション事業、サイクリスト招聘事業、
旅行博覧会出展
中国
旅行エージェント招聘事業
香港
TV制作会社招聘事業
インドネシア
観光プロモーション事業
オーストラリア 旅行エージェント招聘事業
(4)緊急雇用対策事業
事業内容:地域の雇用環境が厳しいことから、季節労働者の就労対策や学卒未就職者の
就労支援事業、高校生の勤労観・職業観を醸成するインターンシップ事業な
ど「市単独の緊急雇用対策事業」を実施する。
事業実施主体:帯広市
- 19 -
事業規模:54,257千円(平成25年度)
事業成果:平成23年度 雇用延日数 2,683人日の雇用を創出
平成24年度 雇用延日数 2,531人日の雇用を創出
平成25年度 雇用延日数 2,783人日の雇用を目標
Ⅶ 計画期間に関する事項
厚生労働大臣の同意を得た日から平成29年3月31日までとする。
ただし、計画期間中における地域内の経済、雇用環境の変化や外的な状況の変化に対応す
るため、必要に応じて本計画の変更を検討することとする。
※ なお、本計画に盛り込まれた前述「Ⅵ 1(4)実践型地域雇用創造事業の活用」の本
事業構想・施策の展開にあたって、別途、実践型地域雇用創造事業の事業構想として選抜
された後は、本計画期間終了日については、当該事業の終了日までとする。
Ⅷ 自発雇用地域内において事業協同組合等が労働者の募集に従事しようとする場合であって
は当該事業協同組合等に関する事項
該当なし
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