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「創業促進補助金活用事例」全体版(PDF形式/1597KB)

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「創業促進補助金活用事例」全体版(PDF形式/1597KB)
創業促進補助金
活用事例
すべての女子にときめきを!
岩館 空さん 株式会社 ときめきサプリ 代表取締役/CEO
地域の方々の支えで頑張れた!日本で一番の電子機器メーカーを目指す
内山 英義さん 株式会社 カムイ電子 代表取締役
牧場を、手のひらに。
小林 晋也さん 株式会社 ファームノート 代表取締役
くらしを豊かにするモノづくり。
近藤 俊介さん シロロデザインスタジオ
「いただきます」の前にできること、すべて。
田口 忠臣さん 株式会社 ハルカムイ 代表取締役
すべての女子にときめきを!
株式会社 ときめきサプリ
http://tokimeki-suppli.com/
【会社概要】
住 所
設 立
資本金
創業者
:
:
:
:
北海道札幌市中央区大通り西8丁目2番地39
平成25年8月
1,500万円 、従業員数:5名(平成26年5月時点)
代表取締役/CEO 岩館 空
【事業概要】
インターネットによる情報発信サービスのほか、各種ITソリューションの
企画提案・開発等を行う。同社の主力サービスである「イケメン店員MAP」は、
ユーザーからの口コミ情報を基に取材し、無料スマホアプリとWEBサービス
によりイケメン店員とともに店舗を紹介。「会いに行けるイケメン」情報が
簡単に入手できることから女性ユーザーの圧倒的な支持を得て、月間20万PV
を誇る。また、キュレーション・メディア「キュンコレ」では、ときめく
「モノ・コト・ヒト」に関する記事を紹介している。
代表取締役
岩館
空さん
【創業のきっかけ】
女性は、学生、社会人、主婦、母と役割が増えれば増えるほど人生の選択肢も増え、悩みや葛藤
を抱えて過ごすことが多い。特に、20代後半から30代にかけては、選ばなかった役割を持つ他人と
自分とを常に比較してしまう傾向があることから、他人軸ではなく自分軸で幸せを見つけることが
必要と感じた。そこで自分の幸せを見つけるきっかけになるようなサービスを展開しようと決断し、
株式会社ときめきサプリを設立した。
~ 創業者の思い ~
「お肌も心もカピカピになりがちなガンバリ女子にトキメキと心のうるおいをお届けするサービ
スは絶対必要だと思った。」(創業者 岩館氏)
【創業促進補助金の活用】
補助金は、主にサービス開発費として活用した。WEBサイトの初期においては、サイトの1日も早
いサービスの充実がカギとなるため、補助金により少ない負担で対応をとることが可能となった。
【今後の目標/挑戦したいこと】
同社では、ときめく動画コンテンツの提供を開始。同コンテンツでは、イケメン俳優やイケメン
ミュージシャンを起用したドラマやムービーを配信。ユーザーは、コンテンツ内のストーリーでイ
ケメンとの架空のコミュニケーションで擬似恋愛などが体験できる仕組み。創業者の岩館氏は「ド
ラマやライブなど拡がりのある事業展開ができるようにしたい。」と語る。
【イケメン店員MAP、キュンコレ】
認定支援機関 :(株)北洋銀行
女性の「ときめき」を引き出し、ビ
ジネスに繋げるアイデアが豊富!「創
業補助金」申請、創業資金のサポート
を実施しました。注目の「女性起業
家」。今後の活躍に期待!
地域の方々の支えで頑張れた!
日本で一番の電子機器メーカーを目指す
株式会社 カムイ電子
http://www.kamui-denshi.com/
【会社概要】
住 所
設 立
資本金
創業者
:
:
:
:
北海道登別市千歳町2丁目10-3
平成25年6月
250万円 、従業員数 : 18名(平成26年4月時点)
代表取締役 内山 英義
【事業概要】
同社の主力である高密度表面実装等各種プリント基板の実装のほか、ソフト
ウェア設計・開発、一般電子機器の組立・配線・試験、試作品の製作等。電子
機器受託生産を主とし、用途・機能・生産において、多品種・少量受注・短納
期など顧客のオーダーに全てに対応可能。高い技術力で確かな品質を確保。
代表取締役
顧客満足度・信頼度ともに地域ナンバーワンを誇る。
内山英義さん
【創業のきっかけ】
平成25年6月、登別市にあった(株)大和電機北海道が関連会社の影響を受け経営破綻。このとき、
同社の社員であった内山氏は、これまで同社と取引のあった地元企業の要望を受け、同社が長年
培ってきた技術力を活かすこと、かつての従業員を雇用することは、地域への恩返しに繋がると一
念発起し、新会社・(株)カムイ電子を設立した。
~ 創業者の思い ~
「前社が破綻してから今まで、登別市をはじめ地元経済界や地域の方々に支えてもらった。今の
会社を継続させ、これからも地域と共に頑張っていきたい。」(創業者 内山氏)
【創業促進補助金の活用】
補助金は、主に人件費で活用した。設立より1年経過した頃から、当初の倍の従業員を雇用する
ことができた。ほかに金融機関の融資が受けられたことなど、補助金の活用と併せて総合的なサ
ポートが受けられた。平成26年4月には、従業員の賃上げを実施することができた。
【今後の目標/挑戦したいこと】
同社では今後、ソフトウェア分野にも力を入れていく。現在、来客対応システムを開発中。同シ
ステムは、会社の受付窓口に人がいなくても、来客は、窓口に設置されているタッチパネル式のパ
ソコン画面に触れるだけで社内パソコンに通知が届く仕組み。創業者の内山氏は「このシステムを
製品化させ、設計・開発から自社商品として一貫して完成させ、販売していきたい。」と語る。
【表面実装ライン】
【製品基板】
認定支援機関 :(株)北洋銀行
当行では、地域から強い要望があっ
た「新会社設立」をサポートしました。
事業計画策定、「創業補助金」申請、
創業資金融資など、きめ細やかに対応
しました。地域発「ものづくりベン
チャー」の成長に期待!
牧場を、手のひらに。
株式会社 ファームノート
http://farmnote.jp/
【会社概要】
住 所
設 立
資本金
創業者
:
:
:
:
北海道帯広市西16条南1丁目2番地
平成25年11月
1,000万円、従業員数:8名(平成26年12月)
代表取締役 小林晋也
【事業概要】
酪農・畜産業界向けに特化したクラウドサービスの提供を行う。同社が開発
したスマートフォンアプリ「Farmnote」は、牛の個体管理や活動・繁殖・疾病
履歴等の情報をタッチ操作で登録し、牛や牧場環境の状況を可視化させること
に成功。このアプリを導入することで、家畜情報の一元的管理、分析が可能と
なり、いつでも・どこでもリアルタイムで家畜情報を把握することができる。
同社のサービスは、これまでの酪農・畜産経営を一変させ、大きなイノベー 代表取締役
ションをもたらしたことから、ユーザーや業界から高い評価を得ている。
小林晋也さん
【創業のきっかけ】
国内で農業改革が議論される中、創業者の小林氏は、幼少時、農業を営む祖父の傍らで手伝いを
していた経験と過去にソフトウェア会社に勤務した経験から、十勝地域や社会のために何ができる
だろうと考え、これまで培ったIT技術や知識を活かすことで畜産農家の負担を軽減し、経営効率を
高めることができれば十勝も北海道も日本も世界も救われるとの思いから、畜産農家の市場に挑戦
するため、株式会社ファームノートを設立した。
~ 創業者の思い ~
「子供の頃、日々感じていたこの土の匂いを絶やさないために。革新的な技術を皆様にご提案し
て、少しでも農業の力になれればと思っています。」(創業者 小林氏)
【創業促進補助金の活用】
補助金は、主にFarmnoteの開発人件費として活用したが、法人設立から間もない事業に対して高
い評価と支援を頂けたことが、これからの事業展開の大きな自信になった。
【今後の目標/挑戦したいこと】
同社では今後、Farmnoteの世界展開を進めるため、多言語対応、外部システムや様々な農業ア
プリケーションとの連携を実現させるとともに、経営管理・人事管理機能の充実、併せてアジア
圏へ販路を拡大すべく営業強化を図る。日本が誇る飼養技術によって世界の酪農にイノベーショ
ンをもたらす。創業者の小林氏は「Farmnoteの現在は描いているビジョンの5%程度でしかなく、
今後はFarmnoteで牧場経営のあり方に破壊的イノベーションを提供することを使命としていま
す。」と語る。
【スマートフォンアプリ「Farmnote」】
認定支援機関 :(株)北洋銀行
スマホで牧場運営を効率化!十勝の
酪農家の声を反映し開発。「創業補助
金」申請、創業資金のサポートを実施
しました。十勝から世界へ、酪農イノ
ベーションを期待!
くらしを豊かにするモノづくり。
シロロデザインスタジオ
http://siroro.jp/
【会社概要】
住 所 : 北海道旭川市緑が丘東1条3丁目1番地6号
旭川リサーチセンター内
創 業 : 平成25年10月
創業者 : 近藤俊介
【事業概要】
日本有数の家具生産地である旭川において、地場産業の特性を活かし
た木製家具製品のデザイン・設計から企画提案・開発を行う。
近藤氏が手がけるデザインは、関東圏のインテリアショップや、建築
設計事務所からのオーダーが多く、高度な技術力を持つ地元家具メー
カーとの協力により、発注者のブランドでデザイン・設計、生産管理を
するODM(Original Design Manufacturer)製品において、高品質で優れた家
具として高く評価されている。また、市場における旭川家具のブラン
ディングや販売ルートの構築にも力を入れている。
創業者 近藤俊介さん
【創業のきっかけ】
かつて、旭川の家具メーカーは、国内トップクラスの高度な技術もあり、作れば売れることから、作
ることだけに専念できた時代が長く続いていたが、近年、家具製品の国内市場が縮小し、従来よりも積
極的に販路開拓を行う必要がでてきた。創業者の近藤氏は、旭川の家具メーカーや道外のデザイン事務
所において製品の設計・製造や企画開発に携わってきた経験を活かし、旭川ブランドが市場で存在感を
高め、地域を盛り上げていく一助となりたいとの思いからシロロデザインスタジオを設立した。
~ 創業者の思い ~
「家具メーカーと販売店を結びつけるデザイン・設計で旭川と市場を繋ぎ、永く愛着持たれる製品を
届ける役割を果たしていきたい。」(創業者 近藤氏)
【創業促進補助金の活用】
主にソフトウェア導入に活用。家具設計、デザインに必要なソフトを一度に導入することができたた
め、起業当初から幅広い受注に対応することができた。また、補助金の事業計画をまとめる過程が、自
らの仕事を再整理するとても良いきっかけとなった。
【今後の目標/挑戦したいこと】
今後は、旭川が誇る優れた生産技術と地域がもつポテンシャルの高さを強みに、全国に向けてODM製
品の受注拡大や新たな販路開拓に力を入れていく。創業者の近藤氏は「いずれは、海外メーカーとも協
力し、オリジナル製品のデザイン開発も進めていきたい。旭川ブランドの知名度を高め、地域の魅力を
国内外に発信していきたい。」と語る。
【 デザイン / オリジナルチェア 】
【 設計:特注壁面ボード 】
支援機関 :(一財)旭川産業創造プラザ
勤務時代から創業を将来の夢として知
識と技術を習得し、創業後も旭川家具が
目指すべき方向性を充分理解して事業に
取り組んでいます。今後の活躍に大きな
期待をしています。
「いただきます」の前にできること、すべて。
株式会社 ハルカムイ
https://www.facebook.com/harukamuy
【会社概要】
住 所
設 立
資本金
創業者
:
:
:
:
北海道旭川市緑が丘東1条3丁目1番地6号
平成26年5月
100万円 、従業員数:1名(平成27年1月時点)
代表取締役 田口忠臣
【事業概要】
地域の農産物を原材料とした加工品の商品企画、商品開発、販路拡大のコン
サルティングからプロモーションを行う。同社が商品化に関わった「黒米ビー
ル」や「黒米甘酒」「利尻昆布ドレッシング」等は、現在は旭川地域を中心に
販売されているが、道内及び道外にも徐々に販路を広げている。また、キルギ
ス共和国でのジャパンフードフェスティバルなど海外のイベントに参加し、
代表取締役
地域の食の魅力を発信するとともに、海外への販路開拓を目指している。
田口忠臣さん
【創業のきっかけ】
これまで、旭川を中心とした道北地域には、6次産業化の分野で商品企画からデザイン、プロ
モーション、販路開拓と一連でコンサルティングを行う事業者がいなかった。また、農家など生産
者と食品加工業者、販売事業者とのマッチングは行政が主体として行われ、事業の継続性などにお
いて課題を感じていた。商品開発からプロモーションまで一貫して行う事業は、ニーズの高まりと
ともに、地域のブランド化の推進に繋がると確信し、株式会社ハルカムイを設立した。
~ 創業者の思い ~
「道北地域の優れた農産物を原料にした加工品を開発から全てコンサルティングすることで地域
の魅力を全国・海外に発信し、地域のブランド化を進めていきたい。」(創業者 田口氏)
【創業促進補助金の活用】
補助金は、主に印刷やツール制作で活用。補助金でカバーでき負担が減少した。また、事業実施
には支援機関から様々なサポートが受けられた。
【今後の目標/挑戦したいこと】
同社では今後、地元で好評を博している「黒米ビール」をはじめ黒大豆を使った発泡酒、利尻昆
布を使ったドレッシングなどの販路拡大や、生産者と連携し扱う農産物の対象拡大と生産量の安定
確保に繋げていくほか、今後、新たな販路開拓が見込まれる海外に対し、積極的に道北地域の農産
物加工品の魅力を発信していく。創業者の田口氏は「地元では、加工品だけではなく料理レシピも
好評。これからも生産者や卸・販売者と共に地域ブランドの向上を図りたい。」と語る。
【黒米ビール】
【利尻昆布ドレッシング】
支援機関 :(一財)旭川産業創造プラザ
道北地域の豊富な農畜産物を活かした
商品開発と国内外への情報発信の一翼を
担っている㈱ハルカムイは、地域や企業
にとって頼りになる存在です。更なる活躍
を期待しています。
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