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小学生版 1・2・3年生ブックリスト №36 2008.10.27 たのしい本がいっぱい… 2007 年1月∼12 月までの1年間に、 図書館に入った本の中から 14 冊を選んで紹介します。 編集・発行 富山市立図書館 富山市丸の内1-4-50 TEL 432-7272 しっぽ! 竹下 文子 作 学習研究社 朝おきると、ゆうとのおしりに、ふさふ さした大きなリスのしっぽがはえていま した。学校にむかってあるいていくと、な ん人ものしっぽやつのがはえた人たちに 出あいました。ともだちのあすかちゃんは きっとげんいんがあるはずだといいます。 ゆうとはきのう、こうへいくんとけんかし たことを思い出しました。 おまけのじかん あまん きみこ 作 ポプラ社 きょうは、いもうとのマミちゃんのおた んじょう日です。でも、おかあさんのしご とがいそがしくて、おたんじょう会はあす になりそうです。なきやまないいもうとの ために、ぜんやさいをしてなぐさめること にしました。そのとき、どこからか、すて きなピアノの音がながれてきました。それ は楽しいおまけのじかんの始まりでした。 1 カバロ−の大きな口 戸田 和代 作 ポプラ社 「カバローっていやーなやつさ」しげみ の向こうからこんな声がきこえてきます。 かばのカバローは、大きな口で、森の動物 たちのひみつをぺらぺらしゃべってしま うからです。カバローは、おしゃべりをが まんできるように、いくつかのほうほうを ためしてみましたが、うまくいきません。 でも、カバローの楽しい話をこころまちに しているどうぶつもいたのです。 わらいボ−ル 赤羽 じゅんこ 作 あかね書房 ゆうやは、学校でにんじゃのらくがきを 見つけました。すると、そこからもくもく とけむりがあがり、あらわれたのは、おん なにんじゃのくるみまる。たけづつをさし だし「きれいないろのわらいごえをあつめ てくれ」とたのみます。ゆうやは、すがた かくしのじゅつをおそわって、友だちのわ らいごえを、こっそりあつめはじめました。 2 かわいいこねこをもらってください なりゆき わかこ 作 ポプラ社 ちいちゃんは、カラスにおそわれじっと している子ネコをひろいました。しかし、 おうちはアパートなのでかうことができ ません。ちいちゃんはおかあさんといっし ょに、だれかもらってくれる人はいないか とさがしますが、なかなかみつかりません。 そのうち、おおやさんに、もらいてがみつ からなければ、ほけんじょへつれていくと いわれてしまいます。 せかいでいちばんママがすき あいはら ひろゆき 作 教育画劇 とつぜんママがにゅういんすることに なり、ゆうたは、とてもしんぱいです。け れど、いもうとにばかりやさしくするママ に、おもわず「だいきらい」といって、み おくりもしませんでした。ある日、パパと おみまいにいくことになりました。ゆうた はママが元気になるように、かぞく4人が わらっている絵をかきはじめました。 3 お皿のボタン たかどの ほうこ 作・絵 偕成社 高はし家の、かざりだなにある白いお皿 には、色やかたちがばらばらのボタンが入 れてあります。大じょゆうのぶたいいしょ ふじん うからとれたボタンのホワイト婦人、金ボ タンの船長、パトカーにのったのがじまん のくるみぼたんのうぐいすばあさんなど。 ゆめやぼうけんでいっぱいのボタンたちの じんせいが、にぎやかにかたられています。 ぼ う け ん 子ネズミ チヨロの冒険 さくらい ともか 作 偕成社 子ネズミのチヨロは、はじめて1人でと おくへおつかいにいきます。母さんは、ほ そながくて、クネッとして、目がピカッと 光ったり、口がもえ上がったりする、おそ ろしいヘビに気をつけるようにいいまし た。へびって、なんなの?チヨロは森のこ みちで、シャクトリむしやミミズ、まほう のつえ、そして、とうとうほんとうのへび にであいました。 4 か 3年2組は牛を飼います 木村 セツ子 作 文研出版 まゆの小学校では「ものをそだてること をとおしていろいろなことを学ぶ」という とりくみがあります。今年 、まゆのクラス か では,牛を飼うことになり、生まれたばか りの子牛がやってきました。動物がだいす きなナオヤは大はしゃぎですが、まゆは、 こわくて近づくことも出来ません。 こ と し おまじないつかい なかがわ ちひろ 作 理論社 どんな時もおまじないを口にする、ゆら ちゃんのおかあさんは、クラスメイトに ま じ ょ 「魔女じゃないの」といわれています。じ せ ん ぞ だい だい つは、ゆらちゃんの家は先祖代々つづく 「おまじないつかい」だったのです。ゆら ちゃんのおまじないつかいになるための レッスンがはじまりました。それは、心を たね こめてちいさな種をそだてることでした。 5 おはようスーちゃん ジョ−ン・G.ロビンソン 中川 李枝子 訳 作 アリス館 ス−ちゃんは小さな女の子です。ある日、 にんぎょうのセモリナのたんじょうパー ティをひらこうと、たいせつなお皿の上に うえきばちをひっくりかえして、どろのケ −キを作りました。ところが、うちのなか はどろだらけ。おもわぬことをかんがえつ くスーちゃんのたのしいおはなしが9つ のっています。 はたらきもののナマケモノ 斉藤 洋 作 理論社 日曜日の朝、ぼくのへやに、けむくじゃ らなおかしなものがあらわれました。はた らきものだというミユビナマケモノは、日 曜日ごとにあらわれては、目にもとまらぬ はやさでうごき、へやにてつぼうを作った り、クロスをなおしたり、なんでもしてく れます。しばらくすると、ミユビのともだ ちのオオアリクイまでもやってきました。 6 ふたりでおるすばん いとう ひろし 作 徳間書店 おとうとは、いつもうるさくて、しょく じどきには、あらしがふきあれたようです。 ある日、ふたりきりでおるすばんをするこ とになりました。そこで、すこしこわがら せてやろうと、わたしは『七ひきのこやぎ』 をよんでやりました。よみおわったちょう どその時、「ピンポーン」とチャイムの音 がなりひびきました。 のうじょう ワビシ−ネ農場のふしぎなガチョウ ディック・キング=スミス 三原 泉 訳 作 あすなろ書房 ワビシ−ネ農場のスカンピンさんは、何 をやってもうまくいかず、びんぼうでした。 ある日、スカンピンさんは、ガチョウが金 色のたまごをだいているのを見つけてび っくり。かえったひなは、ぜんしん金色で ウレシ−ナと名づけられ、なでた人は幸せ なきもちになりました。それからは、ワビ シ−ネ農場につぎつぎと、こううんがまい こみました。 7