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施工管理基準(品質) 参考

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施工管理基準(品質) 参考
Ⅱ
品 質 管 理 基 準 および 規 格 値
2-1
品
質
管
理
1目的
土木工事の施工に当たっては、設計図書や特記仕様書並びに土木工事共通仕様書、また各種指針・要網
に明示されている材料の形状寸法、品質、規格等を十分満足し、かつ経済的に作り出す為の管理を行う必
要がある。本基準は、それらの目的に合致した品質管理の為の基本事項を示したものである。
2品質管理基準及び規格値
目
次
1セメント・コンクリート
(転圧コンクリート・コンクリートダム・覆工コンクリート・吹付けコンクリートを除く) ························ Ⅱ-1
2ガス圧接 ······························································································· Ⅱ-9
3既製杭工 ······························································································ Ⅱ-11
4下層路盤 ······························································································ Ⅱ-13
5上層路盤 ······························································································ Ⅱ-14
6アスファルト安定処理路盤 ·············································································· Ⅱ-16
7セメント安定処理路盤 ·················································································· Ⅱ-16
8アスファルト舗装 ······················································································ Ⅱ-17
9転圧コンクリート ······················································································ Ⅱ-21
10 グースアスファルト舗装 ················································································ Ⅱ-25
11 路床安定処理工 ························································································ Ⅱ-27
12 表層安定処理工(表層混合処理) ········································································ Ⅱ-29
13 固結工 ································································································ Ⅱ-30
14 アンカー工 ···························································································· Ⅱ-30
15 補強土壁工 ···························································································· Ⅱ-31
16 吹付工 ································································································ Ⅱ-32
17 現場吹付法枠工 ························································································ Ⅱ-36
18 河川土工 ······························································································ Ⅱ-40
19 海岸土工 ······························································································ Ⅱ-42
20 砂防土工 ······························································································ Ⅱ-44
21 道路土工 ······························································································ Ⅱ-45
22 捨石工 ································································································ Ⅱ-49
23 コンクリートダム ······················································································ Ⅱ-49
24 覆工コンクリート(NATM ············································································ Ⅱ-55
25 吹付けコンクリート(NATM) ········································································ Ⅱ-61
26 ロックボルト(NATM) ·············································································· Ⅱ-66
27 路上再生路盤工 ························································································ Ⅱ-66
28 路上表層再生工 ························································································ Ⅱ-68
29 排水性舗装工・透水性舗装工 ············································································ Ⅱ-70
30 プラント再生舗装工 ···················································································· Ⅱ-73
31 工場製作工 ···························································································· Ⅱ-76
32 ガス切断工 ···························································································· Ⅱ-76
33 溶接工 ································································································ Ⅱ-77
[参考資料] ロックボルトの引き抜試験····································································· Ⅱ-82
注) なお、各表の右欄の「試験成績表等による確認」に「○」がついているものは、試験成績書やミルシート等によって品
質を確保できる項目であるが、必要に応じて現場検収を実施する。空欄の項目については、必ず現場検収を実施する
品質管理基準および規格値
品質管理基準および規格値
品質管理基準及び規格値
工種 種別
必須
材料
その他
1セメント・コンクリート(転圧コンクリート・コンクリートダム・覆工コンクリート・吹付けコンクリートを除く)
試験
区分
試
験 項
目
試
験 方 法
規
格
値
試
アルカリ骨材反応対 「アルカリ骨材反応抑制 「アルカリ骨材反応抑制対策につい
策
対策について」(平成1 て」(平成14年7月31日付け国官
4年7月31日付け国官 技第112号、国港環第35号、国空
技第112号、国港環第 建第78号)
35号、国空建第78号)
骨材のふるい分け試 JIS A 1102
設計図書による。
験
JIS A 5005
JIS A 5011-1~4
JIS A 5021
骨材の密度及び吸水 JIS A 1109
絶乾密度:2.5以上
率試験
JIS A 1110
細骨材の吸水率:3.5%以下
JIS A 5005
粗骨材の吸水率:3.0%以下
(砕石および砕砂、高炉スラグ骨材、
JIS A 5011-1~4
フェロニッケルスラグ細骨材、銅スラ
JIS A 5021
グ細骨材の規格値については摘要を
参照)
粗骨材のすりへり試 JIS A 1121
験
JIS A 5005
40%以下、舗装コンクリートは35%以
下
ただし、積雪寒冷地の舗装コンクリー
トの場合は25%以下
骨材の微粒分量試験 JIS A 1103
JIS A 5005
JIS A 5308
粗骨材
砕石 3.0%以下(ただし、粒形判定
実績率が58%以上の場合は5.0%以
下)スラグ粗骨材 5.0%以下
それ以外(砂利等) 1.0%以下
細骨材
砕砂 9.0%以下(ただし、すりへり
作用を受ける場合は5.0%以下)
砕砂(粘土、シルト等を含まない場合)
7.0%(ただし、すりへり作用を受ける
場合は5.0%以下)
スラグ細骨材 7.0%以下(ただし、
すりへり作用を受ける場合は5.0%以
下)それ以外(砂等) 5.0%以下(た
だし、すりへり作用を受ける場合は
3.0%以下)
Ⅱ-1
験 基
準
摘
要
試験成績表等
による確認
骨材試験を行う場合は、工事開始前、工事中1回/
6月以上および産地が変わった場合。
○
工事開始前、工事中1回/月以上および産地が変わ
った場合。
工事開始前、工事中1回/月以上および産地が変わ JIS A 5005(砕石及び砕砂)
った場合。
JIS A 5011-1(高炉スラグ骨材)
JIS A 5011-2(フェロニッケルスラ
グ細骨材))
JIS A 5011-3(銅スラグ細骨材)
JIS A 5011-4(電気炉酸化スラグ細
骨材)
JIS A 5021(コンクリート用再生骨材H)
工事開始前、工事中1回/年以上および産地が変わ
った場合。
○
○
○
工事開始前、工事中1回/月以上および産地が変わ
った場合。
(山砂の場合は、工事中1回/週以上)
○
品質管理基準および規格値
工種 種別
その他
材料
1セメント・コンクリート(転圧コンクリート・コンクリートダム・覆工コンクリート・吹付けコンクリートを除く)
試験
区分
試
品質管理基準および規格値
験 項
目
試
験 方 法
砂の有機不純物試験 JIS A 1105
規
格
値
試
験 基
準
摘
要
標準色より淡いこと。濃い場合でも圧
縮強度が90%以上の場合は使用でき
る。
工事開始前、工事中1回/年以上および産地が変わ 濃い場合は、JIS A 1142「有機不純
った場合。
物を含む細骨材のモルタル圧縮強度に
よる試験方法による。
モルタルの圧縮強度 JIS A 1142
による砂の試験
圧縮強度の90%以上
試料となる砂の上部における溶液の色が標準色液
の色より濃い場合。
骨材中の粘土塊量の JIS A 1137
試験
細骨材:1.0%以下
粗骨材:0.25%以下
工事開始前、工事中1回/月以上および産地が変わ
った場合。
硫酸ナトリウムによ JIS A 1122
る骨材の安定性試験 JIS A 5005
細骨材:10%以下
粗骨材:12%以下
工事開始前、工事中1回/6ヶ月以上および産地が 寒冷地で凍結のおそれのある地点
変わった場合。
に適用する。
セメントの物理試験 JIS R 5201
JIS R 5210(ポルトランドセメント)
JIS R 5211(高炉セメント)
JIS R 5212(シリカセメント)
JIS R 5213(フライアッシュセメント)
JIS R 5214(エコセメント)
工事開始前、工事中1回/月以上
JIS R 5210(ポルトランドセメント)
JIS R 5211(高炉セメント)
JIS R 5212(シリカセメント)
JIS R 5213(フライアッシュセメント)
JIS R 5214(エコセメント)
工事開始前、工事中1回/月以上
ポルトランドセメン JIS R 5202
トの化学分析
試験成績表等
による確認
○
○
○
○
○
○
Ⅱ-2
品質管理基準および規格値
工種 種別
その他
材料
試
験 項
目
試
験 方 法
練混ぜ水の水質試験 上水道水及び上水道
水以外の水の場合:
JIS A 5308付属書 C
回収水の場合:
JIS A 5308付属書 C
規
格
値
試
験 基
準
摘
要
懸濁物質の量:2g/ℓ 以下
溶解性蒸発残留物の量
:1g/ℓ 以下
塩化物イオン量:200ppm以下
セメントの凝結時間の差:始発は30
分以内、終結は60分以内
モルタルの圧縮強度比:材齢7および
28日で90%以上
工事開始前および工事中1回/年以上および水質 上水道を使用してる場合は試験に
が変わった場合。
換え、上水道を使用してることを示
す資料による確認を行う。
塩化物イオン量:200ppm以下
セメントの凝結時間の差
:始発は30分以内、終結は60分以内
モルタルの圧縮強度比
:材齢7および28日で90%以上
工事開始前および工事中1回/年以上および水質 その原水は、上水道水および上水道
水以外の水の規定に適合しなけれ
が変わった場合。
ばならない。
試験成績表等
による確認
○
○
その他
製造(プラント)
1セメント・コンクリート(転圧コンクリート・コンクリートダム・覆工コンクリート・吹付けコンクリートを除く)
試験
区分
品質管理基準および規格値
計量設備の計量精度
水:±1%以内
セメント:±1%以内
骨 材:±3%以内
混和材:±2%以内
(高炉スラグ微粉末の場合は±1%
以内)
混和剤:±3%以内
工事開始前および工事中1回/年以上および水質 レディーミクストコンクリートの
が変わった場合。
場合、印字記録により確認を行う。
○
Ⅱ-3
品質管理基準および規格値
工種 種別
その他
製造(プラント)
1セメント・コンクリート(転圧コンクリート・コンクリートダム・覆工コンクリート・吹付けコンクリートを除く)
試験
区分
試
品質管理基準および規格値
験 項
目
試
験 方 法
ミキサの練混ぜ性能 バッチミキサの場合:
試験
JIS A 1119
JIS A 8603 -1
JIS A 8603 -2
連続ミキサの場合:
土木学会基準
JSCE-I 502
細骨材の表面水率試 JIS A 1111
験
規
格
値
試
験 基
準
コンクリートの練混ぜ量
公称容量の場合:
コンクリート中のモルタル単位容積
質量差
:0.8%以下
コンクリート中の単位粗骨材量の
差:5%以下
圧縮強度平均値からの差:7.5%以
下
空気量平均値からの差
:10%以下
スランプ平均値からの差:15%以下
公称容量の1/2の場合:
コンクリート中のモルタル単位容積
質量差
:0.8%以下
コンクリート中の単位粗骨材量の
差:5%以下
工事開始前および工事中1回/年以上。
コンクリート中のモルタル単位容積
質量差:0.8%以下
コンクリート中の単位粗骨材量の
差:5%以下
圧縮強度差:7.5%以下
空気量差:1%以下
スランプ差:3cm以下
工事開始前および工事中1回/年以上。
設計図書による
2回/日以上
摘
要
試験成績表等
による確認
・小規模工種で1工種当りの総使用
量が50m3未満の場合は1工種1
回以上。またレディーミクストコ
ンクリート工場(JISマーク表示
認証工場)の品質証明書等のみと
することができる。
○
・小規模工種で1工種当りの総使用
量が50m3未満の場合は1工種1
回以上。またレディーミクストコ
ンクリート工場(JISマーク表示
認証工場)の品質証明書等のみと
することができる。
○
レディーミクストコンクリート以
外の場合に適用する。
○
粗骨材の表面水率試 JIS A 1125
験
設計図書による
1回/日以上
レディーミクストコンクリート以
外の場合に適用する。
○
Ⅱ-4
品質管理基準および規格値
工種 種別
必須
施工
1セメント・コンクリート(転圧コンクリート・コンクリートダム・覆工コンクリート・吹付けコンクリートを除く)
試験
区分
試
品質管理基準および規格値
験 項
目
試
験 方 法
規
格
値
試
塩化物総量規制
「コンクリートの耐久性 原則0.3kg/m3以下
向上」
単位水量測定
「レディミクストコンク 1)測定した単位水量が、配合設計±
リートの品質確保につい 15kg/m3の範囲にある場合はそのまま
て」
施工してよい。
2)測定した単位水量が、配合設計±
15を超え±20kg/m3の範囲にある場合
は、水量変動の原因を調査し、生コン
製造者に改善を指示し、その運搬車の
生コンは打設する。その後、配合設計
±15kg/m3以内で安定するまで、運搬
車の3台毎に1回、単位水量の測定を行
う。
3)配合設計±20kg/m3の指示値を越え
る場合は、生コンを打込まずに、持ち
帰らせ、水量変動の原因を調査し、生
コン製造業者に改善を指示しなけれ
ばならない。その後の全運搬車の測定
を行い、
配合設計±20kg/m3以内になることを
確認する。
更に、配合設計±15kg/m3以内で安定
するまで、運搬車の3台毎に1回、単位
水量の測定を行う。なお、管理値また
は指示値を超える場合は1回に限り試
験を実施することができる。再試験を
実施したい場合は2回の測定結果のう
ち、配合設計との差の絶対値の小さい
方で評価してよい。
Ⅱ-5
験 基
準
摘
要
コンクリートの打設が午前と午後にまたがる場合 ・小規模工種で1工種当りの総使用
は、午前に1回コンクリート打設前に行い、その試 量が50m3未満の場合は1工種1回
験結果が塩化物総量の規制値の1/2以下の場合は、 以上。またレディーミクストコンク
午後の試験を省略することができる。(1試験の測 リート工場(JISマーク表示認証工
定回数は3回とする)試験の判定は3回の測定値の 場)の品質証明書等のみとすること
平均値。
ができる。
・骨材に海砂を使用する場合は、
「海砂の塩化物イオンが含有率試
験方法」(JSCE-C 502、503)または
設計図書の規定により行う。
・用心鉄筋等を有さない無筋構造物
の場合は省略できる。
100m3/日以上(コンクリート種別ごと)の場合; 示方配合の単位水量の上限値は、粗
2回/日(午前1回、午後1回)、または構造物の 骨材の最大寸法が20mm~25
重要度と工事の規模に応じて100~150m3ご mmの場合は175kg/m3、4
とに1回、および荷卸し時に品質変化が認められた 0mmの場合は165kg/m3を
ときとし測定回数は多い方を採用する。
基本とする。
試験成績表等
による確認
品質管理基準および規格値
工種 種別
必須
施工
試
験 項
スランプ試験
目
試
験 方 法
JIS A 1101
規
格
値
試
スランプ5cm以上8cm未満:許容差±
1.5cm
スランプ8cm以上18cm以下:許容差±
2.5cm
(コンクリート舗装の場合)
スランプ2.5cm:許容値±1.0cm
(道路橋床版の場合)
スランプ8cmを標準とする。
その他
1セメント・コンクリート(転圧コンクリート・コンクリートダム・覆工コンクリート・吹付けコンクリートを除く)
試験
区分
品質管理基準および規格値
験 基
準
摘
要
・小規模工種で1工種当りの総使用
・荷卸し時
量が50m3未満の場合は1工種1
1回/日または構造物の重要度と工事の規模に応
回以上。またレディーミクストコ
じて20~150m3ごとに1回、および荷卸し時に品質
変化が認められた時。ただし、道路橋鉄筋コンクリ ンクリート工場(JISマーク表示
認証工場)の品質証明書等のみと
ート床版にレディーミクストコンクリートを用い
することができる。
る場合は原則として全車測定を行う。
・道路橋床版の場合、全車試験を行うが、スランプ
試験の結果が安定し良好な場合はその後スランプ
試験の頻度について監督職員と協議し低減するこ
とができる。
コンクリートの圧縮 JIS A 1108
強度試験
一回(供試体3本の平均値)の試験結
果は指定した呼び強度の値の85%以
上、かつ3回の試験結果の平均値は指
定した呼び強度以上。
(1回の試験結果は、3個の供試体の試
験値の平均値)
・荷卸し時
1回/日または構造物の重要度と工事の規模に応
じて20~150m3ごとに1回
なお、テストピースは打設場所で採取し、1回につ
き6本(σ7・・・3本、σ28・・・3本)とする。
・早強セメントを使用する場合には、必要に応じて
1回につき3本(σ3)を採取する。
小規模工種で1工種当りの総使用
量が50m3未満の場合は1工種1回
以上。またレディーミクストコンク
リート工場(JISマーク表示認証工
場)の品質証明書等のみとすること
ができる。
空気量測定
±1.5%(許容差)
・荷卸し時
1回/日または構造物の重要度と工事の規模に応
じて20~150m3ごとに1回、および荷卸し時に品質
変化が認められた時。
小規模工種で1工種当りの総使用
量が50m3未満の場合は1工種1回
以上。またレディーミクストコンク
リート工場(JISマーク表示認証工
場)の品質証明書等のみとすること
ができる。
コンクリートの曲げ JIS A 1106
強度試験
一回(供試体3本の平均値)の試験結
果は指定した呼び強度の値の85%以
上、かつ3回の試験結果の平均値は指
定した呼び強度以上。
コンクリート舗装の場合に適用し、打設日1日につ
き2回(午前・午後)の割りで行う。なおテストピ
ースは打設場所で採取し、1回につき原則として3
個とする。
小規模工種で1工種当りの総使用
量が50m3未満の場合は1工種1回
以上。またレディーミクストコンク
リート工場(JISマーク表示認証工
場)の品質証明書等のみとすること
ができる。
コンクリート舗装の場合には、曲げ
強度試験を適用する。
コアによる強度試験 JIS A 1107
設計図書による。
品質に異常が認められた場合に行う。
コンクリートの洗い JIS A 1112
分析試験
設計図書による。
品質に異常が認められた場合に行う。
JIS A 1116
JIS A 1118
JIS A 1128
Ⅱ-6
試験成績表等
による確認
品質管理基準および規格値
工種 種別
必須
施工後試験
その他
1セメント・コンクリート(転圧コンクリート・コンクリートダム・覆工コンクリート・吹付けコンクリートを除く)
試験
区分
試
品質管理基準および規格値
験 項
ひび割れ調査
目
試
験 方 法
スケールによる測定
規
格
値
試
設計基準強度
コアによる強度試験 JIS A 1107
設計基準強度
準
摘
要
高さが、5m以上の鉄筋コンクリー
ト擁壁(ただし、プレキャスト製品
は除く。)、内空断面積が25m2以
上の鉄筋コンクリートカルバート
類、橋梁上・下部工(ただしいずれ
の工種についてもPCは除く。)お
よび高さが3m以上の堰・水門・樋
門を対象とし構造物躯体の地盤や
他の構造物との接触面を除く全表
面とする。
フーチング・底版等で竣工時に地
中、水中にある部位については竣工
前に調査する。
鉄筋コンクリート擁壁およびカルバート類につい 高さが、5m以上の鉄筋コンクリート
ては目地間、トンネルについては1打設分で行う。擁壁、内空断面積が25m2以上の鉄筋
その他の構造物については強度が同じブロックを1 コンクリートカルバート類、橋梁
構造物の単位とし、各単位につき3ヶ所の調査を実 上・下部工及び高さが3m以上の堰・
施。また、調査の結果、平均値が設計基準強度を下 水門・樋門を対象。
(ただしいづれ
回った場合と、1回の試験結果が設計基準強度の の工種についてもプレキャスト製
85%以下となった場合は、その箇所の周辺におい 品及びプレストレストコンクリー
トは対象としない。
)また、再調査
て、再調査を5ヶ所実施。
原則として材齢28日~91日の間に試験を行う。の平均強度が、所定の強度が得られ
ない場合、もしくは1ヶ所の強度が
設計基準強度の85%を下回った場
合は、コアによる強度試験を行う。
工期等により、基準期間内に調査を
行えない場合は監督職員と協議す
るものとする。
0.2mm
テストハンマーによ JSCE-G 504
る強度推定調査
験 基
本数
総延長
最大ひび割れ幅等
所定の強度が得られない箇所付近において、原位置 コアの採取位置、供試体の抜き取り
のコアを採取。
寸法等の決定に際しては、設置され
た鉄筋を損傷させないよう十分な
検討を行う。
圧縮強度試験の平均強度が所定の
強度が得られない場合、もしくは1
ヶ所の強度が設計基準強度の85%
を下回った場合は監督職員と協議
するものとする。
同左
同左
配筋状態およびかぶ 「非破壊試験によるコンクリ 同左
り
ート構造物中の配筋状態及
びかぶり測定要領(案)」
による
Ⅱ-7
試験成績表等
による確認
品質管理基準および規格値
工種 種別
その他
施工後試験
1セメント・コンクリート(転圧コンクリート・コンクリートダム・覆工コンクリート・吹付けコンクリートを除く)
試験
区分
試
品質管理基準および規格値
験 項
強度測定
目
試
験 方 法
規
格
値
試
「微破壊・非破壊試験に 同左
よるコンクリート構造物の強度
測定要領(案)」による
同左
Ⅱ-8
験 基
準
摘
同左
要
試験成績表等
による確認
品質管理基準および規格値
工種 種別
必須
施工前試験
2ガス圧接
試験
区分
試
品質管理基準および規格値
験 項
外観検査
目
試
験 方 法
・目視
圧接面の研磨状況
たれ下がり
焼き割れ
等
・ノギス等による計測
(詳細外観検査)
軸心の偏心
ふくらみ
ふくらみの長さ
圧接部のずれ
折れ曲がり
等
規
格
値
試
熱間押抜法以外の場合
①軸心の偏心が鉄筋径(径の異なる場
合は細いほうの鉄筋)の1/5以下。
②ふくらみは鉄筋径(径の異なる場合
は細いほうの鉄筋)の1.4倍以上。た
だし、SD490の場合は1.5倍以上。
③ふくらみの長さが鉄筋径の1.1倍以
上。ただし、SD490の場合は1.2倍以
上。
④ふくらみの頂点と圧接部のずれが
鉄筋径の1/4倍以下
⑤折れ曲がりの角度が2°以下。
⑥著しいたれ下がり、へこみ、焼き割
れ、折れ曲がりがない。
⑦その他有害と認められる欠陥があ
ってはならない。
熱間押抜法の場合
①ふくらみを押抜いた後の圧接面に
対応する位置の割れ、へこみがない
②ふくらみの長さが鉄筋径の1.1倍以
上。ただし、SD490の場合は1.2倍以
上
③鉄筋表面にオーバーヒートによる
表面不整があってはならない
④その他有害と認められる欠陥があ
ってはならない。
Ⅱ-9
験 基
準
摘
要
鉄筋メーカー、圧接作業班、鉄筋径毎に自動ガス圧 ・モデル供試体の作成は、実際の作
接の場合は各2本、手動ガス圧接の場合は各5本の 業と同一条件・同一材料で行う。
(1) 直 径 19mm 以 上 の 鉄 筋 ま た は
モデル供試体を作成し実施する。
SD490以外の鉄筋を圧接する場合
・手動ガス圧接および熱間押抜ガス
圧接を行う場合、材料、施工条件
などを特に確認する必要がある
場合には、施工前試験を行う。
・特に確認する必要がある場合と
は、施工実績の少ない材料を使用
する場合、過酷な気象条件・高所
などの作業環境下での施工条件、
圧接技量資格者の熟練度などの
確認が必要な場合などである。
・自動ガス圧接を行う場合には、装
置が正常で、かつ装置の設定条件
に誤りのないことを確認するた
め、施工前試験を行わなければな
らない。
(2)直径19mm以上の鉄筋または
SD490の鉄筋を圧接する場合
SD490を圧接する場合、手動ガス
圧接、自動ガス圧接、熱間押抜法
のいずれにおいても、施工前試験
を行わなければならない。
試験成績表等
による確認
品質管理基準および規格値
工種 種別
必須
施工後試験
2ガス圧接
試験
区分
試
品質管理基準および規格値
験 項
外観検査
目
試
験 方 法
・目視
圧接面の研磨状況
たれ下がり
焼き割れ
等
・ノギス等による計測
(詳細外観検査)
軸心の偏心
ふくらみ
ふくらみの長さ
圧接部のずれ
折れ曲がり
等
規
格
値
試
熱間押抜法以外の場合
①軸心の偏心が鉄筋径(径の異なる場
合は細いほうの鉄筋)の1/5以下。
②ふくらみは鉄筋径(径の異なる場合
は細いほうの鉄筋)の1.4倍以上。た
だし、SD490の場合は1.5倍以上。
③ふくらみの長さが鉄筋径の1.1倍以
上。ただし、SD490の場合は1.2倍以
上。
④ふくらみの頂点と圧接部のずれが
鉄筋径の1/4倍以下
⑤折れ曲がりの角度が2°以下。
⑥著しいたれ下がり、へこみ、焼き割
れ、折れ曲がりがない。
⑦その他有害と認められる欠陥があ
ってはならない。
熱間押抜法の場合
①ふくらみを押抜いた後の圧接面に
対応する位置の割れ、へこみがない
②ふくらみの長さが鉄筋径の1.1倍以
上。ただし、SD490の場合は1.2倍以
上
③鉄筋表面にオーバーヒートによる
表面不整があってはならない
④その他有害と認められる欠陥があ
ってはならない。
Ⅱ-10
験 基
準
摘
要
熱間押抜法以外の場合
・目視は全数実施する。
・特に必要と認められたものに対してのみ詳細外観 ・規格値を外れた場合は下記によ
検査を行う。
る。いずれの場合も監督職員の承
諾を得るものとし、処置後は外観
検査及び超音波探傷検査を行う。
・①は、圧接部を切り取って再圧接
する。
・②③は、再加熱し、圧力を加えて所
定のふくらみに修正する。
・④は、圧接部を切り取って再圧接
する。
・⑤は、再加熱して修正する。
・⑥は、圧雪部を切り取って再圧
接する。
熱間押抜法の場合
・規格値を外れた場合は下記によ
る。いずれの場合も監督職員の承
諾を得る。
・①②③は、再加熱、再加圧、押抜き
を行って修正し、修正後外観検査
を行う。
・④は、再加熱して修正し、修正後外
観検査を行う。
試験成績表等
による確認
品質管理基準および規格値
工種 種別
材料
必須
施工後試験
3既製杭工
必須
2ガス圧接
試験
区分
試
品質管理基準および規格値
験 項
超音波探傷検査
目
試
験 方 法
JIS Z 3062
外観検査(鋼管杭・ 目視
コンクリート杭・H
鋼杭)
規
格
値
試
験 基
準
摘
要
・各検査ロットごとに30箇所のランダ
ムサンプリングを行い超音波探傷
検査を行った結果、不合格箇所数が
1箇所以下の時はロットを合格と
し、2箇所以上のときはロットを不
合格とする。ただし、合否判定レベ
ルは基準レベルより24db感度を高
めたレベルとする。
超音波探傷検査は技取検査を原則とする。
規格値を外れた場合は、下記によ
抜取検査の場合は、各ロットの30箇所とし、1ロット る。
・不合格ロットの全数について超音
の大きさは200箇所程度を標準とする。
ただし、1作業班が1日に施工した箇所を1ロット 波深傷検査を実施し、その結果不
合格となった箇所は、監督職員の
とし、自動と手動は別ロットとする。
承認を得て、圧接部を切り取って
再圧接し、外観検査及び超音波探
傷検査を行う。
目視により使用上有害な欠陥(鋼管杭
は変形など、コンクリート杭はひび割
れや損傷など)がないこと。
設計図書による。
試験成績表等
による確認
○
必須
施工
外観検査(鋼管杭) JIS A 5525
【円周溶接部の目違い】
外径700mm未満:許容値2mm以下
外径700mm以上1016mm以下:許容値3
mm以下
外径1016mmを超え2000mm以下:許容値
4mm以下
Ⅱ-11
・外径700mm未満:上ぐいと下ぐい
の外周長の差で表し、その差を2
mm×π以下とする。
・外径700mm以上1016mm以下:上ぐ
いと下ぐいの外周長の差で表し、
その差を3mm×π以下とする。
・外径1016mmを超え2000mm以下:上
ぐいと下ぐいの外周長の差で表
し、その差を4mm×π以下とす
る。
品質管理基準および規格値
工種 種別
必須
施工
3既製杭工
試験
区分
試
品質管理基準および規格値
験 項
目
試
験 方 法
規
格
値
試
験 基
準
その他
鋼管杭・コンクリー JIS Z 2343ト杭・H鋼杭の現場溶 1,2,3,4,5,6
接
浸透深傷試験(溶剤
除去性染色浸透探傷
試験)
われおよび有害な欠陥がないこと。
原則として全溶接箇所で行う。
ただし、施工方法や施工順序等から全数量の実施が
困難な場合は監督員との協議により、現場状況に応
じた数量とすることができる。
なお、全溶接箇所の10%以上はJIS Z 2343-1,2,3,4,
5,6により定められた認定技術者が行うものと
する。試験箇所は杭の全周とする。
鋼管杭・H鋼杭の現場 JIS Z 3104
溶接
放射線透過試験
JIS Z 3104の1類から3類であること
原則として溶接20箇所毎に1箇所とするが、施工方
法や施工順序等から実施が困難な場合は現場状況
に応じた数量とする。なお、対象箇所では鋼管杭を
4方向から透過し、その撮影長は30cm/1方向とす
る。
(20箇所毎に1箇所とは、溶接を20箇所施工した毎
にその20箇所から任意の1箇所を試験することで
ある。)
鋼管杭の現場溶接
超音波探傷試験
JIS Z 3060の1類から3類であること
原則として溶接20箇所毎に1箇所とするが、施工方
法や施工順序等から実施が困難な場合は現場状況
に応じた数量とする。なお、対象箇所では鋼管杭を
4方向から深傷し、その深傷長は30cm/1方向とす
る。
(20箇所毎に1箇所とは、溶接を20箇所施工した毎
にその20箇所から任意の1箇所を試験することで
ある。)
鋼管杭・コンクリー 比重の測定による水セメ 設計図書による。
ント比の推定
ト杭
又、設計図書に記載されていない場合
(根固め)
は60%~70%(中掘り杭工法)、60%
(プレボーリング杭工法及び鋼管ソ
水セメント比試験
イルセメント杭工法)とする。
供試体の採取回数は一般に単杭では30本に1回、継
杭では20本に1回とし、採取本数は1回につき3本
とする。
JIS Z 3060
Ⅱ-12
摘
要
中堀工法等で、放射線透過試験が不
可能な場合は、放射線透過試験に替
えて超音波深傷試験とすることが
できる。
試験成績表等
による確認
品質管理基準および規格値
工種 種別
材料
必須
施工
4下層路盤
その他
3既製杭工
試験
区分
試
品質管理基準および規格値
験 項
目
試
験 方 法
規
格
値
試
験 基
準
摘
鋼管杭・コンクリー
ト杭
(根固め)
セメントミルクの圧
縮強度試験
セメントミルク工法に用 設計図書による。
いる根固め液及びくい周
固定液の圧縮強度試験
JIS A 1108
供試体の採取回数は一般に単杭では30本に1回、継 参考値:20N/mm2
杭では20本に1回とし、採取本数は1回につき3本
とすることが多い。
尚、供試体はセメントミルクの供試体の作成方法に
従って作成したφ5×10cmの円柱供試体によって
求めるものとする。
修正CBR試験
舗装調査・試験法便覧
[4]-5
施工前、材料変更時
骨材のふるい分け試 JIS A 1102
験
土の液性限界・塑性 JIS A 1205
限界試験
粒状路盤:修正CBR20%以上(クラッ
シャラン鉄鋼スラグは修正CBR30%以
上)
アスファルトコンクリート再生骨材
を含む再生クラッシャランを用いる
場合で、上層路盤、基層、表層の合計
厚が40㎝より小さい場合は30%以上
とする。
JIS A 5001
表2参照
塑性指数P.I.:6以下
施工前、材料変更時
施工前、材料変更時
○
・鉄鋼スラグには適用しない。
○
その他
1.5%以下
道路用スラグの呈色 JIS A 5015
判定試験
粗骨材のすりへり試 JIS A 1121
験
呈色なし
施工前、材料変更時
再生クラシャランに用いるセメント
コンクリート再生骨材は、すり減り量
が50%以下とする。
施工前、材料変更時
必須
施工
舗装調査・試験法便覧
[4]-185
試験成績表等
による確認
○
鉄鋼スラグの水浸膨 舗装調査・試験法便覧
張性試験
[4]-16
現場密度の測定
要
γ
X10
X6
砂置換法(JIS A1214) X3
施工前、材料変更時
砂置換法は、最大粒径が ただし歩道については
53mm以下の場合のみ適用 γ dmaxの89%以上
できる
Ⅱ-13
○
○
・再生クラシャランに適用する。
○
定期的または随時(1,000m2につき1個)。
dmaxの93%以上
95%以上
96%以上
97%以上
・CS:クラッシャラン鉄鋼スラグに
適用する。
・締固め度は、10個の測定値の平均
値X10が規格値を満足しなければ
ならない。また、10個の測定値が
得がたい場合は3個の測定値の
平均値X3が規格値を満足してい
なければならないが、X3が規格
値をはずれた場合は、さらに3
個のデータを加えた平均値X6が
規格値を満足していればよい。
品質管理基準および規格値
工種 種別
必須
施工
4下層路盤
試験
区分
試
品質管理基準および規格値
験 項
目
試
験 方 法
規
格
値
試
その他
5上層路盤
必
須
準
摘
要
プルーフローリング 舗装調査・試験法便覧
[4]-210
全幅、全区間で実施する。
・荷重車については、施工時に用い
た転圧機械と同等以上の締固効
果を持つローラやトラック等を
用いるものとする。
平板載荷試験
1,000m2につき2回の割で行う。
・セメントコンクリートの路盤に適
用する。
JIS A 1215
骨材のふるい分け試 JIS A 1102
験
材
料
験 基
異常が認められたとき。
土の液性限界・塑性 JIS A 1205
限界試験
塑性指数P.I.:6以下
異常が認められたとき。
含水比試験
JIS A 1203
設計図書による。
異常が認められたとき。
修正CBR試験
舗装調査・試験法便覧
[4]-5
修正CBR 80%以上
アスファルトコンクリート再生骨材
含む場合90%以上
40℃で行った場合80%
以上
施工前、材料変更時
修正CBR 80%以上
施工前、材料変更時
鉄鋼スラグの修正
CBR試験
舗装調査・試験法便覧
[4]-5
試験成績表等
による確認
○
骨材のふるい分け試 JIS A 1102
験
JIS A 5001
表2参照
施工前、材料変更時
土の液性限界・塑性 JIS A 1205
限界試験
塑性指数P.I.:4以下
施工前、材料変更時
鉄鋼スラグの呈色判 JIS A 5015
定試験
舗装調査・試験法便覧
[4]-10
呈色なし
・MS:粒度調整鉄鋼スラグおよび
HMS:水硬性粒度調整スラグに適
用する。
○
○
施工前、材料変更時
・ただし、鉄鋼スラグには適用しな
い。
○
・MS:粒度調整鉄鋼スラグおよび
HMS:水硬性粒度調整スラグに適
用する。
○
Ⅱ-14
品質管理基準および規格値
工種 種別
必須
材料
5上層路盤
試験
区分
その他
施
工
必
須
試
品質管理基準および規格値
験 項
目
試
験 方 法
規
格
値
鉄鋼スラグの水浸膨 舗装調査・試験法便覧
張性試験
[4]-16
1.5%以下
鉄鋼スラグの一軸圧 舗装調査・試験法便覧
縮試験
[4]-12
1.2Mpa以上(14日)
舗装調査・試験法便覧
鉄鋼スラグの単位容
[2]-106
積質量試験
1.50kg/ℓ 以上
粗骨材のすりへり試 JIS A 1121
験
50%以下
硫酸ナトリウムによ JIS A 1122
る骨材の安定性試験
20%以下
現場密度の測定
試
験 基
準
施工前、材料変更時
施工前、材料変更時
施工前、材料変更時
施工前、材料変更時
定期的または随時(1,000m2につき1個)
γ dmaxの93%以上
X10 95%以上
X6 95.5%以上
砂置換法(JIS A1214) X3 96.5%以上
ただし歩道については
砂置換法は、最大粒径が γ dmaxの89%以上
53mm以下の場合のみ適用
できる
舗装調査・試験法便覧
[4]-185
2.36mmふるい:±15%
以内
定期的または随時(1回~2回/日)
粒度(75μmフルイ)舗装調査・試験法便覧
[2]-14
75μmふるい:±6%
以内
定期的または随時(1回~2回/日)
その他
1,000m2につき2回の割で行う。
JIS A 1215
土の液性限界・塑性 JIS A 1205
限界試験
塑性指数P.I.:4以下
観察により異常が認められたとき。
含水比試験
設計図書による。
観察により異常が認められたとき。
JIS A 1203
要
・MS:粒度調整鉄鋼スラグおよび
HMS:水硬性粒度調整スラグに適
用する。
・HMS:水硬性粒度調整スラグに適
用する。
・MS:粒度調整鉄鋼スラグおよび
HMS:水硬性粒度調整スラグに適
用する。
・粒度調整およびセメントコンクリ
ート再生骨材を使用した再生粒
度調整に適用する。
施工前、材料変更時
粒度(2.36mmフルイ)舗装調査・試験法便覧
[2]-14
平板載荷試験
摘
Ⅱ-15
試験成績表等
による確認
○
○
○
○
○
・締固め度および粒度は、10個の測
定値の平均値X10が規格値を満足
しなければならない。また、10個
の測定値が得がたい場合は3個
の測定値の平均値X3が規格値を
満足していなければならないが、
X3が規格値をはずれた場合は、
さらに3個のデータを加えた平
均値X6が規格値を満足していれ
ばよい。
セメントコンクリートの路盤に適
用する。
品質管理基準および規格値
工種 種別
6アスファルト安定処理路盤
試験
区分
試
品質管理基準および規格値
験 項
目
試
験 方 法
規
格
値
試
験 基
準
摘
要
試験成績表等
による確認
アスファルト舗装に
準ずる
必須
材料
7セメント安定処理路盤
必須
施工
下層路盤:一軸圧縮強さ[7日間]0.98
Mpa以上。
上層路盤:一軸圧縮強さ[7日間]2.9
Mpa以上(アスファルト舗装)、2.0
Mpa以上(セメントコンクリート舗
装)。
施工前、材料変更時
骨材の修正CBR試験 舗装調査・試験法便覧
[4]-5
下層路盤:10%以上
上層路盤:20%以上
施工前、材料変更時
土の液性限界・塑性 JIS A 1205
限界試験
舗装調査・試験法便覧
[4]-103
下層路盤
塑性指数P.I.:9以下
上層路盤
塑性指数P.I.:9以下
施工前、材料変更時
粒度(2.36mmフルイ)JIS A 1102
2.36mmふるい:±15%以内
定期的または随時(1回~2回/日)
粒度(75μmフルイ)JIS A 1102
75μmふるい:±6%
以内
定期的または随時(1回~2回/日)
一軸圧縮試験
現場密度の測定
舗装調査・試験法便覧
[4]-38
・安定処理材に適用する。
○
最大乾燥密度の93%
以上。
X10 95%以上
砂置換法(JIS A1214) X6 95.5%以上
X3 96.5%以上
砂置換法は、最大粒径が ただし、歩道の基準密度については設
53mm以下の場合のみ適用 計図書による。
できる
舗装調査・試験法便覧
[4]-185
Ⅱ-16
定期的または随時(1,000m2につき1個)
・締固め度は、10個の測定値の平均
値X10が規格値を満足しなければ
ならない。また、10個の測定値が
得がたい場合は3個の測定値の
平均値X3が規格値を満足してい
なければならないが、X3が規格
値をはずれた場合は、さらに3個
のデータを加えた平均値X6が規
格値を満足していればよい。
品質管理基準および規格値
工種 種別
その他
セメント安定処理路盤
施工
7
試験
区分
試
品質管理基準および規格値
験 項
目
試
験 方 法
規
格
値
試
験 基
準
必須
材料
8アスファルト舗装
含水比試験
JIS A 1203
設計図書による。
観察により異常が認められたとき。
セメント量試験
舗装調査・試験法便覧
[4]-213,218
±1.2%以内
異常が認められたとき(1~2回/日)
骨材のふるい分け試 JIS A 1102
験
JIS A 5001 表2参照
施工前、材料変更時
骨材の密度及び吸水 JIS A 1109
率試験
JIS A 1110
表層・基層
表乾密度:2.45 g/cm2以上
吸 水 率:3.0%以下
施工前、材料変更時
骨材中の粘土塊量の JIS A 1137
試験
粘土、粘土塊量:0.25%以下
施工前、材料変更時
粗骨材の形状試験
細長、あるいは偏平な石片:10%以下
舗装調査・試験法便覧
[2]-45
摘
要
試験成績表等
による確認
○
○
○
施工前、材料変更時
○
その他
フィラーの粒度試験 JIS A 5008
便覧 表3.3.17による。
施工前、材料変更時
フィラーの水分試験 JIS A 5008
1%以下
施工前、材料変更時
フィラーの塑性指数 JIS A 1205
試験
フィラーのフロー試 舗装調査・試験法便覧
験
[2]-65
4以下
施工前、材料変更時
50%以下
施工前、材料変更時
フィラーの水浸膨張 舗装調査・試験法便覧
試験
[2]-59
3%以下
フィラーの剥離抵抗 舗装調査・試験法便覧
性試験
[2]-61
1/4以下
製鋼スラグの水浸膨 舗装調査・試験法便覧
[2]-77
張性試験
水浸膨張比:2.0%以下
製鋼スラグの比重及 JIS A 1110
び吸水率試験
SS
表乾密度:2.45 g/cm2以上
吸 水 率:3.0%以下
施工前、材料変更時
施工前、材料変更時
○
○
・火成岩類を粉砕した石粉を用いる
場合に適用する。
・火成岩類を粉砕した石粉を用いる
場合に適用する。
○
○
・火成岩類を粉砕した石粉を用いる
場合に適用する。
○
・火成岩類を粉砕した石粉を用いる
場合に適用する。
○
施工前、材料変更時
○
施工前、材料変更時
○
Ⅱ-17
品質管理基準および規格値
工種 種別
その他
材料
8アスファルト舗装
試験
区分
試
品質管理基準および規格値
験 項
目
試
験 方 法
規
格
値
試
粗骨材のすりへり試 JIS A 1121
験
すり減り量
砕石:30%以下
CSS :50%以下
SS :30%以下
施工前、材料変更時
硫酸ナトリウムによ JIS A 1122
る骨材の安定性試験
損失量:12%以下
施工前、材料変更時
粗骨材中の軟石量試 JIS A 1126
験
軟石量:5%以下
針入度試験
舗装施工便覧参照
・舗装用石油アスファルト:表3.3.1
・ポリマー改質アスファルト:表3.3.3
・セミブローンアスファルト:表3.3.4
JIS K 2207
験 基
準
摘
要
試験成績表等
による確認
○
○
施工前、材料変更時
○
施工前、材料変更時
○
軟化点試験
JIS K 2207
舗装施工便覧参照
・舗装用石油アスファルト:表3.3.1
・ポリマー改質アスファルト:表3.3.3
施工前、材料変更時
○
伸度試験
JIS K 2207
舗装施工便覧参照
・舗装用石油アスファルト:表3.3.1
・ポリマー改質アスファルト:表3.3.3
施工前、材料変更時
○
トルエン可溶分試験 JIS K 2207
舗装施工便覧参照
・舗装用石油アスファルト:表3.3.1
・セミブローンアスファルト:表3.3.4
施工前、材料変更時
○
Ⅱ-18
品質管理基準および規格値
工種 種別
その他
材料
8アスファルト舗装
試験
区分
試
品質管理基準および規格値
験 項
引火点試験
薄膜加熱試験
目
試
JIS
JIS
JIS
JIS
K
K
K
K
験 方 法
2265-1
2265-2
2265-3
2265-4
JIS K 2207
蒸発後の針入度比試 JIS K 2207
験
密度試験
高温動粘度試験
60℃粘度試験
JIS K 2207
舗装調査・試験法便覧
[2]-180
舗装調査・試験法便覧
[2]-192
規
格
値
試
舗装施工便覧参照
参照
・舗装用石油アスファルト:表3.3.1
・ポリマー改質アスファルト:表3.3.3
・セミブローンアスファルト:表3.3.4
施工前、材料変更時
舗装施工便覧参照
参照
・舗装用石油アスファルト:表3.3.1
・ポリマー改質アスファルト:表3.3.3
・セミブローンアスファルト:表3.3.4
施工前、材料変更時
舗装施工便覧参照
参照
・舗装用石油アスファルト:表3.3.1
施工前、材料変更時
舗装施工便覧参照
参照
・舗装用石油アスファルト:表3.3.1
・ポリマー改質アスファルト:表3.3.3
・セミブローンアスファルト:表3.3.4
施工前、材料変更時
舗装施工便覧参照
参照
・セミブローンアスファルト:表3.3.4
施工前、材料変更時
舗装施工便覧参照
・セミブローンアスファルト:表3.3.4
施工前、材料変更時
験 基
準
摘
要
試験成績表等
による確認
○
○
○
○
○
○
Ⅱ-19
品質管理基準および規格値
工種 種別
その他
材料
必須
プラント
8アスファルト舗装
試験
区分
試
品質管理基準および規格値
験 項
目
試
験 方 法
規
格
値
試
験 基
準
摘
要
タフネス・テナシテ 舗装調査・試験法便覧
ィ試験
[2]-244
舗装施工便覧参照
参照
・ポリマー改質アスファルト:表3.3.3
施工前、材料変更時
粒度(2.36mmフルイ)舗装調査・試験法便覧
[2]-14
2.36mmふるい:±12%以内基準粒度
定期的または随時
75μmふるい:±5%以内基準粒度
印字記録の場合:全数または抽出ふるい分け試験1
~2回/日
定期的または随時
アスファルト量±0.9%以内
印字記録の場合:全数または抽出ふるい分け試験1
~2回/日
定期的または随時
温度測定(アスファ 温度計による。
ルト・骨材・混合物)
配合設計で決定した混合温度。
印字記録の場合:全数または抽出ふるい分け試験1
~2回/日
随時
水浸ホイールトラッ 舗装調査・試験法便覧
キング試験
[3]-57
設計図書による
ホイールトラッキン 舗装調査・試験法便覧
グ試験
[3]-39
設計図書による
舗装調査・試験法便覧
[3]-17
設計図書による
舗装調査・試験法便覧
[3]-91
基準密度の94%以上。
X10 96%以上
X6 96%以上
X3 96.5%以上
歩道については基準密度の90%以上
または、設計図書による
定期的または随時(1,000m2につき1個)。
・橋面舗装はコア採取しないでAs
合材量(プラント出荷数量)と舗
設面積および厚さでの密度管理、
または転圧回数による管理を行
う。
110℃以上
随時
測定値の記録は、1日4回(午前・
午後各2回)。
粒度(75μmフルイ)舗装調査・試験法便覧
[2]-14
アスファルト量抽出 舗装調査・試験法便覧
粒度分析試験
[4]-238
その他
ラベリング試験
必須
舗設現場
現場密度の測定
温度測定(初期締固 温度計による。
め前)
その他
舗装調査・試験法便覧
[1]-84
○
○
○
○
○
設計図書による
設計図書による
設計図書による
外観検査(混合物) 目視
すべり抵抗試験
試験成績表等
による確認
随時
設計図書による
舗設車線毎200m毎に1回
Ⅱ-20
アスファルト混合物の耐剥離性
の確認
○
アスファルト混合物の耐流動性
の確認
○
アスファルト混合物の耐摩耗性
の確認
○
品質管理基準および規格値
工種 種別
必須
材料
9転圧コンクリート
試験
区分
試
品質管理基準および規格値
験 項
目
試
験 方 法
規
格
値
試
コンシステンシーVC
試験
験 基
準
その他
舗装施工便覧8-3-3
による。
目標値
修正VC値:50秒
マーシャル突き固め 転圧コンクリート舗装技 舗装施工便覧8-3-3
試験
術指針(案)
による。
※いずれか1方法
目標値
締固め率:96%
ランマー突き固め試
舗装施工便覧8-3-3
験
による。
目標値
締固め率:97%
当初
含水比試験
JIS A 1203
設計図書による。
当初
コンクリートの曲げ
強度試験
骨材のふるい分け試
験
骨材の単位容積質量
試験
骨材の密度及び吸水
率試験
粗骨材のすりへり試
験
JIS A 1106
設計図書による。
2回/日(午前・午後)で、3本1組/回。
JIS A 1102
舗装施工便覧 細骨材表-3.3.20、
粗骨材表-3.3.22
設計図書による。
細骨材300m3、粗骨材500m3ごとに1回、あるいは1
回/日。
細骨材300m3、粗骨材500m3ごとに1回、あるいは1
回/日。
工事開始前、材料の変更時
JIS A 1104
JIS A 1109
JIS A 1110
JIS A 1121
骨材の微粉分量試験 JIS A 1103
JIS A 5005
JIS A 5308
粗骨材中の軟石量試 JIS A 1126
験
摘
要
試験成績表等
による確認
当初
当初
設計図書による。
35%以下
積雪寒冷地25%以下
工事開始前、材料の変更時
粗骨材
砕石 3.0%以下(ただし、粒形判定
実績率が 58%以上の場合は 5.0%以
下)
スラグ粗骨材 5.0%以下
それ以外(砂利等) 1.0%以下
細骨材
砕砂、スラグ細骨材 5.0%以下
それ以外(砂等) 3.0%以下(ただ
し、砕砂で粘土、シルト等を含まない
場合は 5.0%以下)
軟石量:5%以下
工事開始前、材料の変更時
含水比は、品質管理試験としてコン
システンシー試験がやむえずおこ
なえない場合に適用する。なお測定
方法は試験の迅速性から付録7に
示した直火法によるのが望ましい。
○
○
○
ホワイトベースに使用する場合:
40%以下
○
○
工事開始前、材料の変更時
観察で問題なければ省略できる。
○
Ⅱ-21
品質管理基準および規格値
工種 種別
その他
材料
9転圧コンクリート
試験
区分
試
品質管理基準および規格値
験 項
目
試
験 方 法
砂の有機不純物試験 JIS A 1105
モルタルの圧縮強度
による砂の試験
骨材中の粘土塊量の
試験
骨材中の比重1.95の
液体に浮く粒子の試
験
硫酸ナトリウムによ
る骨材の安定性試験
セメントの物理試験
規
格
値
試
験 基
準
摘
要
標準色より淡いこと。濃い場合でも圧
縮強度が90%以上の場合は使用でき
る。
工事開始前、材料の変更時
JIS A 1142
圧縮強度の90%以上
JIS A 1137
細骨材:1.0%以下
粗骨材:0.25%以下
0.5%以下
試料となる砂の上部における溶液の色が標準色液
の色より濃い場合。
工事開始前、材料の変更時
観察で問題なければ省略できる。
JIS A 1141
濃い場合は、JIS A 1142「有機不純
物を含む細骨材のモルタル圧縮強度に
よる試験方法」による。
試験成績表等
による確認
○
○
○
工事開始前、材料の変更時
○
JIS A 1122
JIS A 5005
JIS R 5201
ポルトランドセメン JIS R 5202
トの化学分析
細骨材:10%未満
粗骨材:12%以下
JIS R 5210(ポルトランドセメント)
JIS R 5211(高炉セメント)
JIS R 5212(シリカセメント)
JIS R 5213(フライアッシュセメント)
JIS R 5214(エコセメント)
JIS R 5210(ポルトランドセメント)
JIS R 5211(高炉セメント)
JIS R 5212(シリカセメント)
JIS R 5213(フライアッシュセメント)
JIS R 5214(エコセメント)
練混ぜ水の水質試験 上水道水及び上水道水以 懸濁物質の量:2g/ℓ 以下
溶解性蒸発残留物の量
外の水の場合:
:1g/ℓ 以下
JIS A 5308付属書 C
塩化物イオン量:200ppm以下
セメントの凝結時間の差:始発は30
分以内、終結は60分以内
モルタルの圧縮強度比:材齢7および
28日で90%以上
回収水の場合:
塩化物イオン量:200ppm以下
JIS A 5308付属書 C
セメントの凝結時間の差:始発は30
分以内、終結は60分以内
モルタルの圧縮強度比
:材齢7および28日で90%以上
工事開始前、材料の変更時
寒冷地で凍結のおそれのある地点
に適用する。
○
工事開始前、工事中1回/月以上
○
工事開始前、工事中1回/月以上
○
工事開始前および工事中1回/年以上および水質 上水道を使用してる場合は試験に
が変わった場合。
換え、上水道を使用してることを示
す資料による確認を行う。
○
工事開始前および工事中1回/年以上および水質 その原水は、上水道水および上水道
水以外の水の規定に適合しなけれ
が変わった場合。
ばならない。
○
Ⅱ-22
品質管理基準および規格値
工種 種別
その他
製造(プラント)
9転圧コンクリート
試験
区分
試
品質管理基準および規格値
験 項
目
試
験 方 法
計量設備の計量精度
ミキサの練混ぜ性能 バッチミキサの場合:
試験
JIS A 1119
JIS A 8603-1
JIS A 8603-2
連続ミキサの場合:
土木学会規準
JSCE-I 502
細骨材の表面水率試 JIS A 1111
験
規
格
値
試
験 基
準
水:±1%以内
セメント:±1%以内
骨 材:±3%以内
混和材:±2%以内
(高炉スラグ微粉末の場合は±1%
以内)
混和剤:±3%以内
設計図書による。
コンクリートの練混ぜ量
公称容量の場合:
コンクリート中のモルタル単位容
積質量差:0.8%以下
コンクリート中の単位粗骨材量の
差:5%以下
圧縮強度平均値からの差:7.5%以
下
空気量平均値からの差:10%以下
スランプ平均値からの差:15%以下
公称容量の1/2の場合:
コンクリート中のモルタル単位容積
質量差
:0.8%以下
コンクリート中の単位粗骨材量の
差:5%以下
コンクリート中のモルタル単位容積
質量差:0.8%以下
コンクリート中の単位粗骨材量の
差:5%以下
圧縮強度差:7.5%以下
空気量差:1%以下
スランプ差:3cm以下
工事開始前および工事中1回/年以上。
設計図書による
2回/日以上
摘
要
試験成績表等
による確認
レディーミクストコンクリートの
場合、印字記録により確認を行う。
○
・小規模工種で1工種当りの総使用
量が50m3未満の場合は1工種1
回以上。またレディーミクストコ
ンクリート工場(JISマーク表示
認証工場)の品質証明書等のみと
することができる。
○
工事開始前および工事中1回/年以上。
・小規模工種で1工種当りの総使用
量が50m3未満の場合は1工種1
回以上。またレディーミクストコ
ンクリート工場(JISマーク表示
認証工場)の品質証明書等のみと
することができる。
○
レディーミクスコンクリート以外
の場合に適用する。
○
粗骨材の表面水率試 JIS A 1125
験
設計図書による
1回/日以上
レディーミクスコンクリート以外
の場合に適用する。
○
Ⅱ-23
品質管理基準および規格値
工種 種別
必須
施工
9転圧コンクリート
試験
区分
試
品質管理基準および規格値
験 項
目
試
験 方 法
規
格
値
試
験 基
準
コンシステンシーVC
試験
修正VC値の±10秒
1日2回(午前・午後)以上、その他コンシステン
シーの変動が認められる場合などに随時実施する。
だだし運搬車ごとに目視観察を行う。
マーシャル突き固め 舗装調査・試験法便覧
試験
[3]-290
※いずれか1方法
目標値の±1.5%
1日2回(午前・午後)以上、その他コンシステン
シーの変動が認められる場合などに随時実施する。
だだし運搬車ごとに目視観察を行う。
ランマー突き固め試
験
目標値の±1.5%
1日2回(午前・午後)以上、その他コンシステン
シーの変動が認められる場合などに随時実施する。
だだし運搬車ごとに目視観察を行う。
コンクリートの曲げ JIS A 1106
強度試験
・試験回数が7回以上(1回は3個以
上の供試体の平均値)の場合は、全
部の試験値の平均値が所定の合格
判断強度を上まわらなければなら
ない。
・試験回数が7回未満となる場合は、
①1回の試験結果は配合基準強度の
85%以上
②3回の試験結果の平均値は配合基
準強度以上
2回/日(午前・午後)で、3本1組/回(材令28
日)。
温度測定(コンクリ 温度計による。
ート)
現場密度の測定
RI水分密度計
2回/日(午前・午後)以上
基準密度の95.5%以上。
40mに1回(横断方向に3箇所)
1,000m2に1個の割合でコアーを採取して測定
コアによる密度測定 舗装調査・試験法便覧
[3]-300
Ⅱ-24
摘
要
試験成績表等
による確認
品質管理基準および規格値
工種 種別
必須
材料
グースアスファルト舗装
10
試験
区分
試
品質管理基準および規格値
験 項
目
試
験 方 法
規
格
値
試
骨材のふるい分け試 JIS A 1102
験
JIS A 5001 表2参照
骨材の密度及び吸水 JIS A 1109
率試験
JIS A 1110
表層・基層
表乾密度:2.45 g/cm3以上
吸 水 率:3.0%以下
施工前、材料変更時
骨材中の粘土塊量の JIS A 1137
試験
粘土、粘土塊量:0.25%以下
施工前、材料変更時
粗骨材の形状試験
細長、あるいは偏平な石片:10%以下
舗装調査・試験法便覧
[2]-45
施工前、材料変更時
○
その他
1%以下
施工前、材料変更時
粗骨材のすりへり試 JIS A 1121
験
30%以下
施工前、材料変更時
硫酸ナトリウムによ JIS A 1122
る骨材の安定性試験
損失量:12%以下
粗骨材中の軟石量試 JIS A 1126
験
軟石量:5%以下
針入度試験
15~30(1/10mm)
JIS K 2207
試験成績表等
による確認
○
フィラーの水分試験 JIS A 5008
伸度試験
要
○
施工前、材料変更時
JIS K 2207
摘
○
便覧 表3.3.17による。
軟化点試験
準
施工前、材料変更時
フィラーの粒度試験 JIS A 5008
JIS K 2207
験 基
○
○
○
施工前、材料変更時
○
施工前、材料変更時
○
施工前、材料変更時
58~68℃
施工前、材料変更時
10cm以上(25℃)
施工前、材料変更時
・規格値は、石油アスファルト(針
入度20~40)にトリニダットレイ
クアスファルトを混合したもの
の性状値である。
・規格値は、石油アスファルト(針
入度20~40)にトリニダットレイ
クアスファルトを混合したもの
の性状値である。
○
○
・規格値は、石油アスファルト(針
入度20~40)にトリニダットレイ
クアスファルトを混合したもの
の性状値である。
○
Ⅱ-25
品質管理基準および規格値
工種 種別
その他
材料
0 グースアスファルト舗装
1
試験
区分
試
品質管理基準および規格値
験 項
目
試
験 方 法
トルエン可溶分試験 JIS K 2207
引火点試験
JIS
JIS
JIS
JIS
K
K
K
K
2265-1
2265-2
2265-3
2265-4
蒸発質量変化率試験 JIS K 2207
密度試験
必須
プラント
貫入試験40℃
JIS K 2207
舗装調査・試験法便覧
[3]-315
規
格
値
試
86~91%
験 基
準
施工前、材料変更時
240℃以上
施工前、材料変更時
0.5%以下
施工前、材料変更時
1.07~1.13g/cm3
施工前、材料変更時
摘
要
・規格値は、石油アスファルト(針
入度20~40)にトリニダットレイ
クアスファルトを混合したもの
の性状値である。
・規格値は、石油アスファルト(針
入度20~40)にトリニダットレイ
クアスファルトを混合したもの
の性状値である。
・規格値は、石油アスファルト(針
入度20~40)にトリニダットレイ
クアスファルトを混合したもの
の性状値である。
・規格値は、石油アスファルト(針
入度20~40)にトリニダットレイ
クアスファルトを混合したもの
の性状値である。
試験成績表等
による確認
○
○
○
○
貫入量(40℃)目標値
表層:1~4mm
基層:1~6mm
配合毎に各1回。ただし、同一配合の合材100t未満
の場合も実施する。
リュエル流動性試験 舗装調査・試験法便覧
240℃
[3]-320
3~20秒(目標値)
配合毎に各1回。ただし、同一配合の合材100t未満
の場合も実施する。
○
ホイールトラッキン 舗装調査・試験法便覧
グ試験
[3]-39
300以上
配合毎に各1回。ただし、同一配合の合材100t未満
の場合も実施する。
○
曲げ試験
破断ひずみ(-10℃、50mm/min)
8.0×10-3
以上
配合毎に各1回。ただし、同一配合の合材100t未満
の場合も実施する。
○
2.36mmふるい:±12%以内基準粒度
定期的または随時
舗装調査・試験法便覧
[3]-69
粒度(2.36mmフルイ)舗装調査・試験法便覧
[2]-14
○
印字記録の場合:全数または抽出ふるい分け試験1
~2回/日
○
Ⅱ-26
品質管理基準および規格値
工種 種別
必須
プラント
0 グースアスファルト舗装
1
試験
区分
試
品質管理基準および規格値
験 項
目
試
験 方 法
粒度(75μmフルイ)舗装調査・試験法便覧
[2]-14
規
格
値
試
75μmふるい:±5%以内基準粒度
験 基
準
摘
要
試験成績表等
による確認
定期的または随時
印字記録の場合:全数または抽出ふるい分け試験1
~2回/日
○
アスファルト量抽出 舗装調査・試験法便覧
粒度分析試験
[4]-238
アスファルト量:±0.9%以内
定期的または随時
印字記録の場合:全数または抽出ふるい分け試験1
~2回/日
○
温度測定(アスファ 温度計による。
ルト・骨材・混合物)
舗設現場
必須
材料
必須
路床安定処理工
11
アスファルト:220℃以下
石 粉:常温~150℃
随時
○
温度測定(初期締固 温度計による。
め前)
随時
土の締固め試験
JIS A 1210
設計図書による。
当初および土質の変化したとき。
CBR試験
舗装調査・試験法便覧
[4]-155, [4]-158
設計図書による。
当初および土質の変化したとき。
Ⅱ-27
測定値の記録は、1日4回(午前・
午後各2回)
品質管理基準および規格値
工種 種別
必須
施工
1 路床安定処理工
1
試験
区分
試
品質管理基準および規格値
験 項
目
現場密度の測定
※右記試験方法(3
種類)のいずれかを
実施する。
試
験 方 法
最大粒径≦53mm:
砂置換法(JIS A 1214)
最大粒径>53mm:
突砂法(舗装調査・試験法
便覧 [4]-185)
RI計器を用いた盛土の締
固め管理要領(案)
規
格
値
試
験 基
準
摘
要
500m3につき1回の割合で行う。ただし、1500m3未
満の工事は1工事当たり3回以上。
最大乾燥密度の90%
以上。
または、設計図書による
1管理単位の現場乾燥密度の平均
値が最大乾燥密度の90%以上。
または、設計図書による。
「TS・GNSSを用いた盛土 施工範囲を小分割した管理ブロック
の締固め管理要領」によ の全てが規定回数だけ締め固められ
る
たことを確認する。ただし、路肩から
1m以内と締固め機械が近寄れない
構造物周辺は除く。
プルーフローリング 舗装調査・試験法便覧
[4]-210
その他
平板載荷試験
JIS A 1215
現場CBR試験
JIS A 1222
設計図書による。
含水比試験
JIS A 1203
設計図書による。
たわみ量
舗装調査・試験法便覧 設計図書による。
[1]-227(ベンゲルマンビ
ーム)
1日の1層あたりの施工面積を基準とする。管理単 ・最大粒径<100mmの場合に適用す
位の面積は1,500m2を標準とし、1日の施工面積
る。
が2,000m2以上の場合、その施工面積を2管理単位 ・左記の規格値を満たしていても、
以上に分割するものとする。1管理単位あたりの測 規格値を著しく下回っている点
定点数の目安を下表に示す。
が存在した場合は、監督職員との
・500m2未満:5点
協議の上で、(再)転圧を行うも
・500m2以上1000m2未満:10点
のとする。
・1000m2以上2000m2未満:15点
1.盛土を管理する単位(以下「管理単位」)に分
割して管理単位毎に管理を行う。
2.管理単位は築堤、路体路床とも1日の1層当た
りの施工面積は1,500m2を標準とす2,000m2以上
の場合、その施工面積を2管理単位以上に分割する
ものとする。
3.1日の施工が複数層に及ぶ場合でも1管理単位
を複数層にまたがらせることはしないものとする。
4.土取り場の状況や土質状況が変わる場合には、
新規の管理単位として取り扱うものとする。
路床仕上げ後、全幅,全区間で実施する。
荷重車については、施工時に用い
た転圧機械と同等以上の締固効
果を持つローラやトラック等を
用いるものとする。
延長40mにつき1箇所の割で行う。
・確認試験である。
・セメントコンクリートの路盤に適
用する。
各車線ごとに延長40mにつき1回の割で行う。
500m3につき1回の割合で行う。ただし、1,500m3未
満の工事は1工事当たり3回以上。
プルーフローリングでの不良個所について実施
Ⅱ-28
試験成績表等
による確認
品質管理基準および規格値
工種 種別
その他
材料
必須
施工
表層安定処理工(表層混合処理)
12
試験
区分
試
品質管理基準および規格値
験 項
目
試
験 方 法
規
格
値
試
設計図書による。
験 基
準
当初および土質の変化したとき。
摘
要
土の一軸圧縮試験
JIS A 1216
現場密度の測定
※右記試験方法(3
種類)のいずれかを
実施する。
最大乾燥密度の90%以上。
最大粒径≦53mm:
砂置換法(JIS A 1214) または、設計図書による
最大粒径>53mm:
突砂法(舗装調査・試験法
便覧 [4]-185)
500m3につき1回の割で行う。
ただし、1500m3未満の工事は1工事当り3回以上。
RI計器を用いた盛土の締 設計図書による。
固め管理要領(案)
1日の1層あたりの施工面積を基準とする。管理単 ・最大粒径<100mmの場合に適用す
位の面積は1,500m2を標準とし、1日の施工面積
る。
が2,000m2以上の場合、その施工面積を2管理単位 ・左記の規格値を満たしていても、
以上に分割するものとする。1管理単位あたりの測 規格値を著しく下回っている点
定点数の目安を下表に示す。
が存在した場合は、監督職員との
・500m2未満:5点
協議の上で、(再)転圧を行うも
・500m2以上1000m2未満:10点
のとする。
・1000m2以上2000m2未満:15点
1.盛土を管理する単位(以下「管理単位」)に分
割して管理単位毎に管理を行う。
2.管理単位は築堤、路体路床とも1日の1層当た
りの施工面積は1,500m2を標準とす2,000m2以上
の場合、その施工面積を2管理単位以上に分割する
ものとする。
3.1日の施工が複数層に及ぶ場合でも1管理単位
を複数層にまたがらせることはしないものとする。
4.土取り場の状況や土質状況が変わる場合には、
新規の管理単位として取り扱うものとする。
路床仕上げ後、全幅,全区間で実施する。
荷重車については、施工時に用い
た転圧機械と同等以上の締固効
果を持つローラやトラック等を
用いるものとする。
「TS・GNSSを用いた盛土 施工範囲を小分割した管理ブロック
の締固め管理要領」によ の全てが規定回数だけ締め固められ
る
たことを確認する。ただし、路肩から
1m以内と締固め機械が近寄れない
構造物周辺は除く。
プルーフローリング 舗装調査・試験法便覧
[4]-210
その他
平板載荷試験
JIS A 1215
現場CBR試験
JIS A 1222
各車線ごとに延長40mにつき1回の割で行う。
設計図書による。
各車線ごとに延長40mにつき1回の割で行う。
Ⅱ-29
配合を定めるための試験である。
試験成績表等
による確認
品質管理基準および規格値
工種 種別
その他
施工
2
1 表層安定処理工(表層混合処理
必須
材料
固結工
13
試験
区分
試
品質管理基準および規格値
験 項
目
試
験 方 法
規
格
値
試
準
摘
要
含水比試験
JIS A 1203
たわみ量
舗装調査・試験法便覧 設計図書による。
[1]-227
(ベンゲルマンビーム)
プルーフローリングでの不良箇所について実施
土の一軸圧縮試験
JIS A 1216
当初及び土質の変化したとき。
配合を定めるための試験である。
当初及び土質の変化したとき。
配合を定めるための試験である。
設計図書による。
500m3につき1回の割合で行う。ただし、1,500m3未
満の工事は1工事当たり3回以上。
設計図書による。
なお、1回の試験とは3個の供試体の
試験値の平均値で表したもの
ゲルタイム試験
必須
施工
必須
施工
アンカー工
14
験 基
土の一軸圧縮試験
JIS A 1216
①各供試体の試験結果は改良地盤設
計強度の85%以上。
②1回の試験結果は改良地盤設計強
度以上。
なお、1回の試験とは3個の供試体
の試験値の平均値で表したもの
改良体500本未満は3本、500本以上は250本増える
ごとに1本追加する。試験は1本の改良体につい
て、上、中、下それぞれ1回、計3回とする。ただし、
1本の改良体で設計強度を変えている場合は、各設
計強度毎に3回とする。
現場の条件、規模等により上記によりがたい場合は
監督職員の指示による。
2回(午前・午後)/日
その他
モルタルの圧縮強度 JIS A 1108
試験
設計図書による。
モルタルのフロー値 JIS R 5201
試験
設計図書による。
練りまぜ開始前に試験は2回行い、その平均値をフ
ロー値とする。
多サイクル確認試験 グラウンドアンカー設
計・施工基準、同解説
(JGS4101-2012)
設計アンカー力に対して十分に安全
であること。
・施工数量の5%かつ3本以上。
ただし、モルタルの必要強度の確認
・初期荷重は、計画最大試験荷重の約0.1倍とし、引 後に実施すること。
き抜き試験に準じた方法で載荷と徐荷を繰り返す。
1サイクル確認試験 グラウンドアンカー設
計・施工基準、同解説
(JGS4101-2012)
設計アンカー力に対して十分に安全
であること。
・多サイクル確認試験に用いたアンカーを除くすべ ただし、モルタルの必要強度の確認
て。
後に実施すること。
・初期荷重は、計画最大試験荷重の約0.1倍とし、計
画最大試験荷重まで載荷した後、初期荷重まで徐荷
する1サイクル方式とする。
その他の確認試験
所定の緊張力が導入されていること。
グラウンドアンカー設
計・施工基準、同解説
(JGS4101-2012
Ⅱ-30
・定着時緊張力確認試験
・残存引張力確認試験
・リフトオンテスト
等があり、多サイクル確認試験、1
サイクル確認試験の試験結果をも
とに、監督職員と協議し行う必要性
の有無を判断する。
試験成績表等
による確認
品質管理基準および規格値
工種 種別
必須
材料
補強土壁工
15
試験
区分
試
品質管理基準および規格値
験 項
目
試
験 方 法
規
格
値
試
設計図書による。
験 基
準
その他
必須
施工
土の締固め試験
JIS A 1210
外観検査(ストリッ
プ、鋼製壁面材、コン
クリート製壁面材
等)
コンクリート製壁面
材のコンクリート強
度試験
補強土壁工法各設計・施 補強土壁工法各設計・施工マニュアル
による。
工マニュアルによる。
補強土壁工法各設計・施工マニュアルによる。
補強土壁工法各設計・施 補強土壁工法各設計・施工マニュアル
による。
工マニュアルによる。
補強土壁工法各設計・施工マニュアルによる。
土の粒度試験
補強土壁工法各設計・施 補強土壁工法各設計・施工マニュアル
による。
工マニュアルによる。
設計図書による。
現場密度の測定
※右記試験方法(3
種類)のいずれかを
実施する。
最大粒径≦53mm:
砂置換法(JIS A 1214)
最大粒径>53mm:
突砂法(舗装調査・試験法
便覧 [4]-185)
摘
要
試験成績表等
による確認
当初および土質の変化時。
次の密度への締固めが可能な範囲の含
水比において、最大乾燥密度の95%以上
(締固め試験(JIS A 1210)A・B法)も
しくは90%以上(締固め試験(JIS A 1210)
C・D・E法)
ただし、JIS A 1210 C・D・E法での管理
は、標準の施工仕様よりも締固めエネル
ギーの大きな転圧方法(例えば、標準よ
りも転圧力の大きな機械を使用する場
合や1層あたりの仕上り厚を薄くする
場合)に適用する。
または、設計図書による。
Ⅱ-31
○
500m3につき1回の割合で行う。ただし、1,500m3未
満の工事は1工事当たり3回以上。
1回の試験につき3孔で測定し、3孔の最低値で判定
を行う。
品質管理基準および規格値
工種 種別
必須
必須
材料
吹付工
16
材料
補強土壁工
15
試験
区分
試
品質管理基準および規格値
験 項
目
試
験 方 法
規
格
値
試
「RI計器を用いた盛土の 次の密度への締固めが可能な範囲
締固め管理要領(案)」 の含水比において、1管理単位の現
場乾燥密度の平均値が最大乾燥度
密度の97%以上(締固め試験(JIS A
1210)A・B法)もしくは92%以上(締
固め試験(JIS A 1210)C・D・E法)。
ただし、JIS A 1210 C・D・E法での
管理は、標準の施工仕様よりも締固
めエネルギーの大きな転圧方法(例
えば、標準よりも転圧力の大きな機
械を使用する場合や1層あたりの
仕上り厚を薄くする場
合)に適用する。
または、設計図書による。
「TS・GNSSを用いた盛土 施工範囲を小分割した管理ブロック
の締固め管理要領」によ の全てが規定回数だけ締め固められ
る
たことを確認する。ただし、路肩から
1m以内と締固め機械が近寄れない
構造物周辺は除く。
アルカリ骨材反応対 「アルカリ骨材反応抑制 「アルカリ骨材反応抑制対策につい
策
対策について」(平成1 て」(平成14年7月31日付け国官
4年7月31日付け国官 技第112号、国港環第35号、国空
技第112号、国港環第 建第78号)
35号、国空建第78号)
験 基
準
路体・路床とも、1日の1層あたりの施工面積を基
準とする。管理単位の面積は1,500m2を標準とし、
1日の施工面積が2,000m2以上の場合、その施工面
積を2管理単位以上に分割するものとする。1管理
単位あたりの測定点数の目安を下表に示す。
・500m2未満:5点
・500m2以上1000m2未満:10点
・1000m2以上2000m2未満:15点
摘
要
試験成績表等
による確認
・最大粒径<100mmの場合に適用す
る。
・左記の規格値を満たしていても、
規格値を著しく下回っている点が
存在した場合は、監督職員と協議の
上で、(再)転圧を行うものとする。
1.盛土を管理する単位(以下「管理単位」)に分
割して管理単位毎に管理を行う。
2.管理単位は築堤、路体路床とも1日の1層当た
りの施工面積は1,500m2を標準とす2,000m2以上
の場合、その施工面積を2管理単位以上に分割する
ものとする。
3.1日の施工が複数層に及ぶ場合でも1管理単位
を複数層にまたがらせることはしないものとする。
4.土取り場の状況や土質状況が変わる場合には、
新規の管理単位として取り扱うものとする。
骨材試験を行う場合は、工事開始前、工事中1回/
6月以上および産地が変わった場合。
○
Ⅱ-32
品質管理基準および規格値
工種 種別
その他
材料
吹付工
16
試験
区分
試
品質管理基準および規格値
験 項
目
試
験 方 法
規
格
値
試
骨材のふるい分け試 JIS A
験
JIS A
JIS A
JIS A
1102
5005
5011-1~4
5021
設計図書による。
骨材の密度及び吸水 JIS A
率試験
JIS A
JIS A
JIS A
JIS A
1109
1110
5005
5011-1~4
5021
絶乾密度:2.5以上
細骨材の吸水率:3.5%以下
粗骨材の吸水率:3.0%以下
(砕石および砕砂、高炉スラグ骨材、
フェロニッケルスラグ細骨材、銅スラ
グ細骨材の規格値については摘要を
参照)
骨材の微粒分量試験 JIS A 1103
JIS A 5005
JIS A 5308
験 基
準
摘
要
工事開始前、工事中1回/月以上および産地が変わ
った場合。
粗骨材
砕石 3.0%以下(ただし、粒形判定
実績率が58%以上の場合は5.0%以
下)スラグ粗骨材 5.0%以下
それ以外(砂利等) 1.0%以下
細骨材
砕砂 9.0%以下(ただし、すりへり
作用
を受ける場合は5.0%以下)
砕砂(粘土、シルト等を含まない場合)
7.0%(ただし、すりへり作用を受ける
場合は5.0%以下)
スラグ細骨材 7.0%以下(ただし、
すりへり作用を受ける場合は5.0%以
下)それ以外(砂等) 5.0%以下(た
だし、すりへり作用を受ける場合は
3.0%以下)
Ⅱ-33
工事開始前、工事中1回/月以上および産地が変わ JIS A 5005(砕石及び砕砂)
った場合。
JIS A 5011-1(高炉スラグ骨材)
JIS A 5011-2(フェロニッケルスラ
グ細骨材))
JIS A 5011-3(銅スラグ細骨材)
JIS A 5011-4(電気炉酸化スラグ細
骨材)
JIS A 5021(コンクリート用再生骨材H)
工事開始前、工事中1回/月以上および産地が変わ
った場合。
(山砂の場合は、工事中1回/週以上)
試験成績表等
による確認
○
○
○
品質管理基準および規格値
工種 種別
その他
材料
吹付工
16
試験
区分
試
品質管理基準および規格値
験 項
目
試
験 方 法
砂の有機不純物試験 JIS A 1105
モルタルの圧縮強度
による砂の試験
骨材中の粘土塊量の
試験
硫酸ナトリウムによ
る骨材の安定性試験
規
格
値
試
験 基
準
摘
要
標準色より淡いこと。濃い場合でも圧
縮強度が90%以上の場合は使用でき
る。
工事開始前、工事中1回/年以上および産地が変わ 濃い場合は、JIS A 1142「有機不純
った場合。
物を含む細骨材のモルタル圧縮強度に
よる試験方法による。
JIS A 1142
圧縮強度の90%以上
JIS A 1137
細骨材:1.0%以下
粗骨材:0.25%以下
細骨材:10%以下
粗骨材:12%以下
試料となる砂の上部における溶液の色が標準色液
の色より濃い場合。
工事開始前、工事中1回/月以上および産地が変わ
った場合。
工事開始前、工事中1回/6ヶ月以上および産地が 寒冷地で凍結のおそれのある地点
変わった場合。
に適用する。
JIS A 1122
JIS A 5005
セメントの物理試験 JIS R 5201
ポルトランドセメン JIS R 5202
トの化学分析
練混ぜ水の水質試験 上水道水及び上水道
水以外の水の場合:
JIS A 5308付属書 C
回収水の場合:
JIS A 5308付属書 C
JIS R 5210(ポルトランドセメント)
JIS R 5211(高炉セメント)
JIS R 5212(シリカセメント)
JIS R 5213(フライアッシュセメント)
JIS R 5214(エコセメント)
工事開始前、工事中1回/月以上
JIS R 5210(ポルトランドセメント)
JIS R 5211(高炉セメント)
JIS R 5212(シリカセメント)
JIS R 5213(フライアッシュセメント)
JIS R 5214(エコセメント)
工事開始前、工事中1回/月以上
懸濁物質の量:2g/ℓ 以下
溶解性蒸発残留物の量
:1g/ℓ 以下
塩化物イオン量:200ppm以下
セメントの凝結時間の差:始発は30
分以内、終結は60分以内
モルタルの圧縮強度比:材齢7および
28日で90%以上
塩化物イオン量:200ppm以下
セメントの凝結時間の差
:始発は30分以内、終結は60分以内
モルタルの圧縮強度比
:材齢7および28日で90%以上
工事開始前および工事中1回/年以上および水質 上水道を使用してる場合は試験に
が変わった場合。
換え、上水道を使用してることを示
す資料による確認を行う。
試験成績表等
による確認
○
○
○
○
○
○
○
工事開始前および工事中1回/年以上および水質 その原水は、上水道水および上水道
水以外の水の規定に適合しなけれ
が変わった場合。
ばならない。
○
Ⅱ-34
品質管理基準および規格値
工種 種別
必須
製造(プラント)
吹付工
16
試験
区分
試
品質管理基準および規格値
験 項
目
試
験 方 法
規
格
値
試
験 基
準
摘
要
その他
細骨材の表面水率試 JIS A 1111
験
設計図書による
2回/日以上
レディーミクストコンクリート以
外の場合に適用する。
粗骨材の表面水率試 JIS A 1125
験
設計図書による
1回/日以上
レディーミクストコンクリート以
外の場合に適用する。
計量設備の計量精度
水:±1%以内
セメント:±1%以内
骨 材:±3%以内
混和材:±2%以内
(高炉スラグ微粉末の場合は±1%
以内)
混和剤:±3%以内
コンクリートの練混ぜ量
公称容量の場合
コンクリート中のモルタル単位容積
質量差:0.8%以下
コンクリート中の単位粗骨材量の
差:5%以下
圧縮強度平均値からの差:7.5%以
下
空気量平均値からの差
:10%以下
スランプ平均値からの差:15%以下
公称容量の 1/2 の場合
コンクリート中のモルタル単位容積
質量差
:0.8%以下
コンクリート中の単位粗骨材量の
差:5%以下
工事開始前、工事中1回/6ヶ月以上
・レディーミクストコンクリートの
場合、印字記録により確認を行う。
・急結剤は適用外。
ミキサの練混ぜ性能 バッチミキサの場合:
試験
JIS A 1119
JIS A 8603-1
JIS A 8603-2
連続ミキサの場合:
土木学会規準
JSCE-I 502
コンクリート中のモルタル単位容積
質量差:0.8%以下
コンクリート中の単位粗骨材量の
差:5%以下
圧縮強度差:7.5%以下
空気量差:1%以下
スランプ差:3cm以下
Ⅱ-35
試験成績表等
による確認
○
工事開始前および工事中1回/年以上。
・小規模工種で1工種当りの総使用
量が50m3未満の場合は1工種1
回以上。またレディーミクストコ
ンクリート工場(JISマーク表示
認証工場)の品質証明書等のみと
することができる。
○
工事開始前および工事中1回/年以上。
・小規模工種で1工種当りの総使用
量が50m3未満の場合は1工種1回
以上。またレディーミクストコンク
リート工場(JIS表示認可工場)の
品質証明書等のみとすることがで
きる。
○
品質管理基準および規格値
工種 種別
その他
施工
吹付工
16
試験
区分
試
品質管理基準および規格値
験 項
目
試
験 方 法
格
塩化物総量規制
「コンクリートの耐久性 原則0.3kg/m3以下
向上」
スランプ試験
(モルタル除く)
JIS A 1101
値
試
スランプ5cm以上8cm未満 :許容差
±1.5cm
スランプ8cm以上18cm以下:許容差±
2.5cm
必須
その他
コンクリートの圧縮 JIS A 1108
強度試験
土木学会基準
JSCE F561-2005
3本の強度の平均値が材令28日で設
計強度以上とする。
空気量測定
±1.5%(許容差)
JIS A 1116
JIS A 1118
JIS A 1128
コアによる強度試験 JIS A 1107
必須
材料
現場吹付法枠工
17
規
設計図書による。
験 基
準
その他
骨材試験を行う場合は、工事開始前、工事中1回/
6月以上および産地が変わった場合。
骨材のふるい分け試 JIS A
験
JIS A
JIS A
JIS A
工事開始前、工事中1回/月以上および産地が変わ
った場合。
設計図書による。
要
試験成績表等
による確認
コンクリートの打設が午前と午後にまたがる場合 ・小規模工種で1工種当りの総使用
は、午前に1回コンクリート打設前に行い、その試 量が50m3未満の場合は1工種1回
験結果が塩化物総量の規制値の1/2以下の場合は、 以上。またレディーミクストコンク
午後の試験を省略することができる。(1試験の測 リート工場(JIS表示認可工場)の
定回数は3回とする)試験の判定は3回の測定値の 品質証明書等のみとすることがで
平均値。
きる。
・骨材に海砂を使用する場合は、
「海砂の塩化物イオンが含有率試
験方法」(JSCE-C 502、503)または
設計図書の規定により行う。
・用心鉄筋等を有さない無筋構造物
の場合は省略
できる。
・荷卸し時
・小規模工種で1工種当りの総使用
1回/日または構造物の重要度と工事の規模に応 量が50m3未満の場合は1工種1回
じて20~150m3ごとに1回、および荷卸し時に品質 以上。またレディーミクストコンク
変化が認められた時。
リート工場(JISマーク表示認証工
場)の品質証明書等のみとすること
ができる。
吹付1日につき1回行う。
・小規模工種で1工種当りの総使用
なお、テストピースは現場に配置された型枠に工事 量が50m3未満の場合は1工種1回
で使用するのと同じコンクリート(モルタル)を吹 以上。またレディーミクストコンク
付け、現場で28日養生し、直径50mmのコアーを切取り リート工場(JISマーク表示認証工
キャッピングを行う。原則として1回に3本とす 場)の品質証明書等のみとすること
る。
ができる。
・小規模工種で1工種当りの総使用
・荷卸し時
量が50m3未満の場合は1工種1
1回/日または構造物の重要度と工事の規模に応
3
回以上。またレディーミクストコ
じて20~150m ごとに1回、および荷卸し時に品質
変化が認められた時。
ンクリート工場(JISマーク表示
認証工場)の品質証明書等のみと
することができる。
品質に異常が認められた場合に行う。
アルカリ骨材反応対 「アルカリ骨材反応抑制 「アルカリ骨材反応抑制対策につい
策
対策について」(平成1 て」(平成14年7月31日付け国官
4年7月31日付け国官 技第112号、国港環第35号、国空
技第112号、国港環第 建第78号)
35号、国空建第78号)
1102
5005
5011-1~4
5021
摘
○
○
Ⅱ-36
品質管理基準および規格値
工種 種別
その他
材料
現場吹付法枠工
17
試験
区分
試
品質管理基準および規格値
験 項
目
試
骨材の密度及び吸水 JIS A
率試験
JIS A
JIS A
JIS A
JIS A
験 方 法
1109
1110
5005
5011-1~4
5021
骨材の微粒分量試験 JIS A 1103
JIS A 5005
JIS A 5308
砂の有機不純物試験 JIS A 1105
規
格
値
試
絶乾密度:2.5以上
細骨材の吸水率:3.5%以下
粗骨材の吸水率:3.0%以下
(砕石および砕砂、高炉スラグ骨材、
フェロニッケルスラグ細骨材、銅スラ
グ細骨材の規格値については摘要を
参照)
粗骨材
砕石 3.0%以下(ただし、粒形判定
実績率が58%以上の場合は5.0%以
下)スラグ粗骨材 5.0%以下
それ以外(砂利等) 1.0%以下
細骨材
砕砂 9.0%以下(ただし、すりへり
作用
を受ける場合は5.0%以下)
砕砂(粘土、シルト等を含まない場合)
7.0%(ただし、すりへり作用を受ける
場合は5.0%以下)
スラグ細骨材 7.0%以下(ただし、
すりへり作用を受ける場合は5.0%以
下)それ以外(砂等) 5.0%以下(た
だし、すりへり作用を受ける場合は
3.0%以下)
標準色より淡いこと。濃い場合でも圧
縮強度が90%以上の場合は使用でき
る。
モルタルの圧縮強度 JIS A 1142
による砂の試験
圧縮強度の90%以上
骨材中の粘土塊量の JIS A 1137
試験
細骨材:1.0%以下
粗骨材:0.25%以下
験 基
準
摘
要
工事開始前、工事中1回/月以上および産地が変わ JIS A 5005(砕石及び砕砂)
った場合。
JIS A 5011-1(高炉スラグ骨材)
JIS A 5011-2(フェロニッケルスラ
グ細骨材))
JIS A 5011-3(銅スラグ細骨材)
JIS A 5011-4(電気炉酸化スラグ細
骨材)
JIS A 5021(コンクリート用再生骨材H)
工事開始前、工事中1回/月以上および産地が変わ
った場合。
(山砂の場合は、工事中1回/週以上)
試験成績表等
による確認
○
○
工事開始前、工事中1回/年以上および産地が変わ 濃い場合は、JIS A 1142「有機不純
った場合。
物を含む細骨材のモルタル圧縮強度に
よる試験方法」による。
試料となる砂の上部における溶液の色が標準色液
の色より濃い場合。
○
○
工事開始前、工事中1回/月以上および産地が変わ
った場合。
○
硫酸ナトリウムによ JIS A 1122
る骨材の安定性試験 JIS A 5005
工事開始前、工事中1回/6ヶ月以上および産地が 寒冷地で凍結のおそれのある地点
変わった場合。
に適用する。
細骨材:10%以下
粗骨材:12%以下
○
Ⅱ-37
品質管理基準および規格値
工種 種別
その他
材料
現場吹付法枠工
17
試験
区分
試
品質管理基準および規格値
験 項
目
試
験 方 法
セメントの物理試験 JIS R 5201
ポルトランドセメン JIS R 5202
トの化学分析
練混ぜ水の水質試験 上水道水及び上水道
水以外の水の場合:
JIS A 5308付属書 C
回収水の場合:
JIS A 5308付属書 C
必須
製造
現場吹付法枠工
17
細骨材の表面水率試 JIS A 1111
験
規
格
値
試
験 基
準
JIS R 5210(ポルトランドセメント)
JIS R 5211(高炉セメント)
JIS R 5212(シリカセメント)
JIS R 5213(フライアッシュセメント)
R 5214(エコセメント)
工事開始前、工事中1回/月以上
JIS R 5210(ポルトランドセメント)
JIS R 5211(高炉セメント)
JIS R 5212(シリカセメント)
JIS R 5213(フライアッシュセメント)
R 5214(エコセメント)
懸濁物質の量:2g/ℓ 以下
溶解性蒸発残留物の量
:1g/ℓ 以下
塩化物イオン量:200ppm以下
セメントの凝結時間の差:始発は30
分以内、終結は60分以内
モルタルの圧縮強度比:材齢7および
28日で90%以上
塩化物イオン量:200ppm以下
セメントの凝結時間の差
:始発は30分以内、終結は60分以内
モルタルの圧縮強度比
:材齢7および28日で90%以上
設計図書による
工事開始前、工事中1回/月以上
その他
粗骨材の表面水率試 JIS A 1125
験
設計図書による
計量設備の計量精度
水:±1%以内
セメント:±1%以内
骨 材:±3%以内
混和材:±2%以内
(高炉スラグ微粉末の場合は±1%
以内)
混和剤:±3%以内
摘
要
試験成績表等
による確認
○
○
工事開始前および工事中1回/年以上および水質 上水道を使用してる場合は試験に
が変わった場合。
換え、上水道を使用してることを示
す資料による確認を行う。
○
工事開始前および工事中1回/年以上および水質 その原水は、上水道水および上水道
水以外の水の規定に適合しなけれ
が変わった場合。
ばならない。
2回/日以上
1回/日以上
設計図書による。
レディーミクストコンクリート以
外の場合に適用する。
レディーミクストコンクリート以
外の場合に適用する。
○
○
○
・レディーミクストコンクリートの
場合、印字記録により確認を行う。
○
Ⅱ-38
品質管理基準および規格値
工種 種別
その他
製造
現場吹付法枠工
17
試験
区分
試
品質管理基準および規格値
験 項
目
試
験 方 法
ミキサの練混ぜ性能 バッチミキサの場合:
試験
JIS A 1119
JIS A 8603-1
JIS A 8603-2
連続ミキサの場合:
土木学会基準
JSCE-I 502
その他
施工
スランプ試験
(モルタル除く)
JIS A 1101
必須
コンクリートの圧縮 JIS A 1107
JIS A 1108
強度試験
土木学会規準
JSCE F561-2005
規
格
値
試
験 基
準
工事開始前および工事中1回/年以上。
コンクリートの練混ぜ量
公称容量の場合
コンクリート中のモルタル単位容積
質量差
:0.8%以下
コンクリート中の単位粗骨材量の
差:5%以下
圧縮強度平均値からの差:7.5%以
下
空気量平均値からの差
:10%以下
スランプ平均値からの差:15%以下
公称容量の 1/2 の場合
コンクリート中のモルタル単位容積
質量差
:0.8%以下
コンクリート中の単位粗骨材量の
差:5%以下
コンクリート中のモルタル単位容積
質量差:0.8%以下
コンクリート中の単位粗骨材量の
差:5%以下
圧縮強度差:7.5%以下
空気量差:1%以下
スランプ差:3cm以下
スランプ5cm以上8cm未満 :許容差
±1.5cm
スランプ8cm以上18cm以下:許容差±
2.5cm
設計図書による
Ⅱ-39
摘
要
試験成績表等
による確認
・小規模工種で1工種当りの総使用
量が50m3未満の場合は1工種1
回以上。またレディーミクストコ
ンクリート工場(JISマーク表示
認証工場)の品質証明書等のみと
することができる。
○
工事開始前および工事中1回/年以上。
・荷卸し時
1回/日または構造物の重要度と工事の規模に応
じて20~150m3ごとに1回、および荷卸し時に品質
変化が認められた時。
・小規模工種で1工種当りの総使用
量が50m3未満の場合は1工種1
回以上。またレディーミクストコ
ンクリート工場(JISマーク表示
認証工場)の品質証明書等のみと
することができる。
・小規模工種で1工種当りの総使用
量が50m3未満の場合は1工種1回
以上。またレディーミクストコンク
リート工場(JISマーク表示認証工
場)の品質証明書等のみとすること
ができる。
1回6本 吹付1日につき1回行う。
・参考値::18N/mm2以上
なお、テストピースは現場に配置された型枠に工事
(材令28日)
で使用するのと同じコンクリート(モルタル)を吹 ・小規模工種で1工種当りの総使用
付け、現場で7日間および28日間放置後、φ5cmの
量が50m3未満の場合は1工種1
コアーを切り取りキャッピングを行う。1回に6本 回以上。またレディーミクストコ
(σ7…3本、σ28…3本、)とする。
ンクリート工場(JISマーク表示
認証工場)の品質証明書等のみと
することができる。
○
品質管理基準および規格値
工種 種別
その他
施工
現場吹付法枠工
17
試験
区分
試
品質管理基準および規格値
験 項
目
試
験 方 法
規
格
塩化物総量規制
「コンクリートの耐久性 原則0.3kg/m3以下
向上」
空気量測定
JIS A 1116
JIS A 1118
JIS A 1128
値
試
準
摘
要
コンクリートの打設が午前と午後にまたがる場合 ・小規模工種で1工種当りの総使用
量が50m3未満の場合は1工種1
は、午前に1回コンクリート打設前に行い、その試
回以上。またレディーミクストコ
験結果が塩化物総量の規制値の1/2以下の場合は、
午後の試験を省略することができる。(1試験の測 ンクリート工場(JISマーク表示
認証工場)の品質証明書等のみと
定回数は3回)試験の判定は3回の測定値の平均
することができる。
値。
・骨材に海砂を使用する場合は、
「海砂の塩化物イオン含有率試
験方法」(JSCE-C502,503)また
は設計図書の規定により行う。
・荷卸し時
・小規模工種で1工種当りの総使用
1回/日または構造物の重要度と工事の規模に応
量が50m3未満の場合は1工種1
じて20~150m3ごとに1回、および荷卸し時に品質
回以上。またレディーミクストコ
変化が認められた時。
ンクリート工場(JISマーク表示
認証工場)の品質証明書等のみと
することができる。
設計図書による。
±1.5%(許容差)
ロックボルトの引抜 参考資料「ロックボルト 引抜き耐力の80%程度以上。
き試験
の引抜試験」による
コアによる強度試験 JIS A 1107
設計図書による。
品質に異常が認められた場合に行う。
必須
土の締固め試験
JIS A 1210
設計図書による。
当初および土質の変化した時。
その他
材料
河川土工
18
験 基
土の粒度試験
JIS A 1204
設計図書による。
当初および土質の変化した時。
土粒子の密度試験
JIS A 1202
設計図書による。
当初および土質の変化した時。
土の含水比試験
JIS A 1203
設計図書による。
当初および土質の変化した時。
土の液性限界・塑性 JIS A 1205
限界試験
土の一軸圧縮試験 JIS A 1216
設計図書による。
当初および土質の変化した時。
設計図書による。
必要に応じて。
土の三軸圧縮試験
地盤材料試験の方法と解 設計図書による。
説
必要に応じて。
土の圧密試験
JIS A 1217
設計図書による。
必要に応じて。
土のせん断試験
地盤材料試験の方法と解 設計図書による。
説
必要に応じて。
土の透水試験
JIS A 1218
必要に応じて。
設計図書による。
Ⅱ-40
試験成績表等
による確認
品質管理基準および規格値
工種 種別
必須
施工
河川土工
18
試験
区分
試
品質管理基準および規格値
験 項
目
現場密度の測定
※右記試験方法
(3種類)のいずれか
を実施する。
試
験 方 法
規
格
値
試
験 基
準
最大乾燥密度の90%以上。
ただし、上記により難い場合は、飽和
度または空気間隙率の規定によるこ
とができる。
【砂質土(25%≦75μmふるい通過分<
50%)】
空気間隙率VaがVa≦15%
【粘性土(50%≦75μmふるい通過分)
】
飽和度Srが85%≦Sr≦95%または空気
間隙率Vaが2%≦Va≦10%
または、設計図書による。
「RI計器を用いた盛土の 最大乾燥密度の90%以上。
締固め管理要領(案)」に ただし、上記により難い場合は、飽和
度または空気間隙率の規定によるこ
よる。
とができる。
【砂質土(25%≦75μmふるい通過分<
50%)】
空気間隙率VaがVa≦15%
【粘性土(50%≦75μmふるい通過分)
】
飽和度Srが85%≦Sr≦95%または空気
間隙率Vaが2%≦Va≦10%
または、設計図書による。
築堤は、1,000m3に1回の割合、または堤体延長20
mに3回の割合の内、測定頻度の高い方で実施す
る。
1回の試験につき3孔で測定し、3孔の平均値で判定
を行う。
「TS・GNSSを用いた盛土 1管理単位の現場乾燥密度の平均値が
の締固め管理要領」によ 最大乾燥度密度の92%以上。
る
ただし、上記により難い場合は、飽和
度または空気間隙率の規定によるこ
とができる。
【砂質土(25%≦75μmふるい通過分<
50%)】
空気間隙率VaがVa≦15%
【粘性土(50%≦75μmふるい通過分)
】
飽和度Srが85%≦Sr≦95%または空気
間隙率Vaが2%≦Va≦10%
または、設計図書による。
1.盛土を管理する単位(以下「管理単位」)に分
割して管理単位毎に管理を行う。
2.1日の施工が複数層に及ぶ場合でも1管理単位
を複数層にまたがらせることはしないものとする。
3.土取り場の状況や土質状況が変わる場合には、
新規の管理単位として取り扱うものとする。
最大粒径≦53mm:
砂置換法(JIS A 1214)
最大粒径>53mm:
突砂法(舗装調査・試験法
便覧 [4]-185)
Ⅱ-41
摘
要
築堤は、1日の1層あたりの施工面積を基準とす ・最大粒径<100mmの場合に適用す
る。管理単位の面積は1,500m2を標準とし、1日の
る。
施工面積が2,000m2以上の場合、その施工面積を2 ・左記の規格値を満たしていても、
管理単位以上に分割するものとする。1管理単位あ 規格値を著しく下回っている点
たりの測定点数の目安を下表に示す。
が存在した場合は、監督職員と協
・500m2未満:5点
議の上で、(再)転圧を行うもの
・500m2以上1000m2未満:10点
とする。
・1000m2以上2000m2未満:15点
試験成績表等
による確認
品質管理基準および規格値
工種 種別
その他
必須
材料
その他
海岸土工
19
施工
河川土工
18
試験
区分
試
品質管理基準および規格値
験 項
目
試
験 方 法
規
格
値
試
験 基
準
土の含水比試験
JIS A 1203
設計図書による。
含水比の変化が認められたとき。
コーン指数の測定
舗装調査・試験法便覧
[1]-216
設計図書による。
トラフィカビリティが悪いとき。
土の締固め試験
JIS A 1210
設計図書による。
当初および土質の変化時。
土の粒度試験
JIS A 1204
設計図書による。
当初および土質の変化時。
土粒子の密度試験
JIS A 1202
設計図書による。
当初および土質の変化した時。
土の含水比試験
JIS A 1203
設計図書による。
当初および土質の変化した時。
土の液性限界・塑性 JIS A 1205
限界試験
設計図書による。
当初および土質の変化した時。
土の一軸圧縮試験
JIS A 1216
設計図書による。
必要に応じて。
土の三軸圧縮試験
地盤材料試験の方法と解 設計図書による。
説
必要に応じて。
土の圧密試験
JIS A 1217
設計図書による。
必要に応じて。
土のせん断試験
地盤材料試験の方法と解 設計図書による。
説
必要に応じて。
土の透水試験
JIS A 1218
設計図書による。
Ⅱ-42
摘
要
試験成績表等
による確認
品質管理基準および規格値
工種 種別
必須
施工
海岸土工
19
試験
区分
試
品質管理基準および規格値
験 項
目
試
験 方 法
規
格
値
試
験 基
準
摘
要
その他
最大乾燥密度の85%以上。
最大粒径≦53mm:
砂置換法(JIS A 1214) または、設計図書による。
最大粒径>53mm:
突砂法(舗装調査・試験法
便覧 [4]-185)
築堤は、1,000m3に1回の割合、または堤体延長20
mに3回の割合の内、測定頻度の高い方で実施す
る。
左記の規格値を満たしていても、規
格値を著しく下回っている点が存
在した場合は、監督職員と協議の上
で、(再)転圧を行うものとする。
または、
1管理単位の現場乾燥密度の平均値
「RI計器を用いた盛土の が最大乾燥密度の90%以上。
締固め管理要領(案)」に または、設計図書による。
よる。
築堤は、1日の1層あたりの施工面積を基準とす
る。管理単位の面積は1,500m2を標準とし、1日の
施工面積が2,000m2以上の場合、その施工面積を2
管理単位以上に分割するものとする。1管理単位あ
たりの測定点数の目安を下表に示す。
・500m2未満:5点
・500m2以上1000m2未満:10点
・1000m2以上2000m2未満:15点
・最大粒径<100mmの場合に適用す
る。
・左記の規格値を満たしていても、
規格値を著しく下回っている点が
存在した場合は、監督職員と協議の
上で、(再)転圧を行うものとする。
または、
施工範囲を小分割した管理ブロック
「TS・GNSSを用いた盛土 全てが規定回数だけ締め固められた
の締固め管理要領」によ ことを確認する。
る
1.盛土を管理する単位(以下「管理単位」)に分
割して管理単位毎に管理を行う。
2.1日の施工が複数層に及ぶ場合でも1管理単位
を複数層にまたがらせることはしないものとする。
3.土取り場の状況や土質状況が変わる場合には、
新規の管理単位として取り扱うものとする。
土の含水比試験
JIS A 1203
設計図書による。
含水比の変化が認められたとき。
コーン指数の測定
舗装調査・試験法便覧
[1]-216
設計図書による。
トラフィカビリティが悪いとき。
現場密度の測定
※右記試験方法
(3種類)のいずれか
を実施する。
Ⅱ-43
試験成績表等
による確認
品質管理基準および規格値
工種 種別
必須
材料
砂防土工
20
試験
区分
試
品質管理基準および規格値
験 項
目
試
験 方 法
規
格
値
試
験 基
準
摘
要
必須
施工
土の締固め試験
JIS A 1210
現場密度の測定
※右記試験方法
(3種類)のいずれか
を実施する。
最大乾燥密度の85%以上。または設計
最大粒径≦53mm:
砂置換法(JIS A 1214) 図書に示された値。
最大粒径>53mm:
突砂法(舗装調査・試験法
便覧 [4]-185)
築堤は、1,000m3に1回の割合、または堤体延長20
mに3回の割合の内、測定頻度の高い方で実施す
る。
「RI計器を用いた盛土の 1管理単位の現場乾燥密度の平均値
締固め管理要領(案)」に が最大乾燥密度の90%以上。
よる。
または、設計図書による。
1日の1層あたりの施工面積を基準とする。管理単 ・最大粒径<100mmの場合に適用す
位の面積は1,500m2を標準とし、1日の施工面積
る。
が2,000m2以上の場合、その施工面積を2管理単位 ・左記の規格値を満たしていても、
以上に分割するものとする。1管理単位あたりの測 規格値を著しく下回っている点
定点数の目安を下表に示す。
が存在した場合は、監督職員と協
・500m2未満:5点
議の上で、(再)転圧を行うもの
・500m2以上1000m2未満:10点
とする。
・1000m2以上2000m2未満:15点
1.盛土を管理する単位(以下「管理単位」)に分
割して管理単位毎に管理を行う。
2.1日の施工が複数層に及ぶ場合でも1管理単位
を複数層にまたがらせることはしないものとする。
3.土取り場の状況や土質状況が変わる場合には、
新規の管理単位として取り扱うものとする。
設計図書による。
当初および土質の変化時。
「TS・GNSSを用いた盛土 施工範囲を小分割した管理ブロック
の締固め管理要領」によ の全てが規定回数だけ締め固められ
る
たことを確認する。
Ⅱ-44
監督職員との協議の上で、(再)転
圧を行うものとする。
試験成績表等
による確認
品質管理基準および規格値
工種 種別
必須
材料
道路土工
21
試験
区分
試
品質管理基準および規格値
験 項
目
試
験 方 法
規
格
値
試
験 基
準
その他
土の締固め試験
JIS A 1210
設計図書による。
当初および土質の変化した時(材料が岩砕の場合は
除く)。
ただし、法面、路肩部の土量は除く。
CBR試験
(路床)
JIS A 1211
設計図書による。
当初および土質の変化した時。
(材料が岩砕の場合は除く)
土の粒度試験
JIS A 1204
設計図書による。
当初および土質の変化した時。
土粒子の密度試験
JIS A 1202
設計図書による。
当初および土質の変化した時。
土の含水比試験
JIS A 1203
設計図書による。
・路体:当初および土質の変化した時。
・路床:含水比の変化が認められた時。
土の液性限界・塑性 JIS A 1205
限界試験
設計図書による。
当初および土質の変化した時。
土の一軸圧縮試験
JIS A 1216
設計図書による。
当初および土質の変化した時。
土の三軸圧縮試験
地盤材料試験の方法と解 設計図書による。
説
当初および土質の変化した時。
土の圧密試験
JIS A 1217
設計図書による。
当初および土質の変化した時。
土のせん断試験
地盤材料試験の方法と解 設計図書による。
説
当初および土質の変化した時。
土の透水試験
JIS A 1218
当初および土質の変化した時。
設計図書による。
Ⅱ-45
摘
要
試験成績表等
による確認
品質管理基準および規格値
工種 種別
必須
施工
1 道路土工
2
試験
区分
試
品質管理基準および規格値
験 項
目
現場密度の測定
※右記試験方法(3
種類)のいずれかを
実施する。
試
験 方 法
規
格
値
試
【砂質土】
最大粒径≦53mm:
砂置換法(JIS A 1214) ・路体:次の密度への締固めが可能な
最大粒径>53mm:
範囲の含水比において、最大乾燥密度
突砂法(舗装調査・試験法 の90%以上(締固め試験(JIS A 1210)
便覧 [4]-185)
A・B法)。
・路床及び構造物取付け部:次の密度
への締固めが可能な範囲の含水比に
おいて、最大乾燥密度の95%以上(締
固め試験(JIS A 1210)A・B法)もし
くは90%以上(締固め試験(JIS A 1210)
C・D・E法)
ただし、JIS A 1210 C・D・E法での管
理は、標準の施工仕様よりも締固めエ
ネルギーの大きな転圧方法(例えば、
標準よりも転圧力の大きな機械を使
用する場合や1層あたりの仕上り厚
を薄くする場合)に適用する。
【粘性土】
・路体:自然含水比またはトラフィカ
ビリティーが確保できる含水比にお
いて、空気間隙率Vaが2%≦Va≦10%ま
たは飽和度Srが85%≦Sr≦95%。
・路床及び構造物取付け部:トラフィ
カビリティーが確保できる含水比に
おいて、空気間隙率Vaが
2%≦Va≦8%ただし、締固め管理が可能
な場合は、砂質土の基準を適用するこ
とができる。
その他、設計図書による。
Ⅱ-46
験 基
準
路体の場合、1,000m3につき1回の割合で行う。
ただし、5,000m3未満の工事は、1工事当たり3回以
上。
路床及び構造物取りつけ部の場合、500m3につき1
回の割合で行う。
ただし、1,500m3未満の工事は1工事当たり3回以上。
1回の試験につき3孔で測定し、3孔の最低値で判定
を行う。
摘
要
試験成績表等
による確認
品質管理基準および規格値
工種 種別
必須
施工
1 道路土工
2
試験
区分
試
品質管理基準および規格値
験 項
目
現場密度の測定
※右記試験方法(3
種類)のいずれかを
実施する。
試
験 方 法
または、
「RI計器を用いた盛土の
締固め管理要領(案)」に
よる。
規
格
値
試
【砂質土】
・路体:次の密度への締固めが可能な
範囲の含水比において、1管理単位の
現場乾燥密度の平均値が最大乾燥度
密度の92%以上(締固め試験(JIS A
1210)A・B法)。
・路床及び構造物取付け部:次の密度
への締固めが可能な範囲の含水比に
おいて、1管理単位の現場乾燥密度の
平均値が最大乾燥度密度の97%以上
(締固め試験(JIS A 1210)A・B法)
もしくは92%以上(締固め試験(JIS A
1210)C・D・E法)。
ただし、JIS A 1210 C・D・E法での管
理は、標準の施工仕様よりも締固めエ
ネルギーの大きな転圧方法(例えば、
標準よりも転圧力の大きな機械を使
用する場合や1層あたりの仕上り厚
を薄くする場合)に適用する。
【粘性土】
・路体、路床及び構造物取付け部:自
然含水比またはトラフィカビリティ
ーが確保できる含水比において、1管
理単位の現場空気間隙率の平均値が
8%以下。
ただし、締固め管理が可能な場合は、
砂質土の基準を適用することができ
る。
または、設計図書による。
Ⅱ-47
験 基
準
摘
要
路体・路床とも1日の1層あたりの施工面積を基準 ・最大粒径<100mmの場合に適用す
とする。管理単位の面積は1,500m2を標準とし、1
る。
日の施工面積が2,000m2以上の場合、その施工面積 ・左記の規格値を満たしていても、
を2管理単位以上に分割するものとする。1管理単 規格値を著しく下回っている点
位あたりの測定点数の目安を下表に示す。
が存在した場合は、監督職員と協
・500m2未満:5点
議の上で、(再)転圧を行うもの
・500m2以上1000m2未満:10点
とする。
・1000m2以上2000m2未満:15点
試験成績表等
による確認
品質管理基準および規格値
工種 種別
試
験 項
目
必須
施工
1 道路土工
2
試験
区分
品質管理基準および規格値
試
験 方 法
規
格
値
試
または、
施工範囲を小分割した管理ブロック
「TS・GNSSを用いた盛土 の全てが規定回数だけ締め固められ
の締固め管理要領」によ たことを確認する。
る
験 基
準
摘
要
1.盛土を管理する単位(以下「管理単位」)に分
割して管理単位毎に管理を行う。
2.1日の施工が複数層に及ぶ場合でも1管理単位
を複数層にまたがらせることはしないものとする。
3.土取り場の状況や土質状況が変わる場合には、
新規の管理単位として取り扱うものとする。
その他
プルーフローリング 舗装調査・試験法便覧
[4]-210
路床仕上げ後全幅、全区間について実施する。
荷重車については、施工時に用い
ただし、現道打換工事、仮設用道路維持工事は除く。 た転圧機械と同等以上の締固効
果を持つローラやトラック等を
用いるものとする。
平板載荷試験
JIS A 1215
各車線ごとに延長40mについて1箇所の割で行う。 ・セメントコンクリートの路盤に適
用する。
現場CBR試験
JIS A 1222
設計図書による。
各車線ごとに延長40mについて1回の割で行う。
含水比試験
JIS A 1203
設計図書による。
路体の場合、1,000m3につき1回の割合で行う。た
だし、5,000m3未満の工事は、1工事当たり3回以上。
路床の場合、500m3につき1回の割合で行う。ただし、
1,500m3未満の工事は1工事当たり3回以上。
コーン指数の測定
舗装調査・試験法便覧
[1]-216
設計図書による。
必要に応じて実施。
(例)トラフィカビリティが悪いとき。
たわみ量
舗装調査・試験法便覧
[1]-227
設計図書による。
プルーフローリングでの不良個所について実施
(ベンゲルマンビーム)
Ⅱ-48
試験成績表等
による確認
品質管理基準および規格値
工種 種別
必須
材料
捨石工
22
試験
区分
試
品質管理基準および規格値
験 項
岩石の見掛比重
岩石の吸水率
岩石の圧縮強さ
その他
必須
材料
コンクリートダム
23
岩石の形状
目
試
験 方 法
JIS A 5006
JIS A 5006
JIS A 5006
JIS A 5006
規
格
値
試
設計図書による。
験 基
準
原則として産地毎に当初および岩質の変化時。
設計図書による。
原則として産地毎に当初および岩質の変化時。
設計図書による。
原則として産地毎に当初および岩質の変化時。
うすっぺらなもの、細長いものであっ
てはならない。
5,000m3につき1回の割で行う。
ただし、5,000m3以下のものは1工事2回実施す
る。
摘
要
・500m3以下は監督職員承諾を得て
省略できる。
・参考値:
・硬 石:約2.7~2.5g/cm3
・準硬石:約2.5~2g/cm3
・軟 石:約2g/cm3未満
・500m3以下は監督職員承諾を得て
省略できる。
・参考値:
・硬 石:5%未満
・準硬石:5%以上15%未満
・軟 石:15%以上
・500m3以下は監督職員承諾を得て
省略できる。
・参考値:
・硬 石:4903N/cm2以上
・準硬石:980.66N/cm2以上
4903N/cm2 未満
・軟 石:980.66N/cm2未満
500m3以下は監督職員承諾を得て
省略できる。
その他
アルカリ骨材反応対 「アルカリ骨材反応抑制 「アルカリ骨材反応抑制対策につい
策
対策について」(平成1 て」(平成14年7月31日付け国官
4年7月31日付け国官 技第112号、国港環第35号、国空
技第112号、国港環第 建第78号)
35号、国空建第78号)
骨材試験を行う場合は、工事開始前、工事中1回/
6月以上および産地が変わった場合。
骨材の密度及び吸水 JIS A
率試験
JIS A
JIS A
JIS A
JIS A
工事開始前、工事中1回/月以上および産地が変わ JIS A 5005(砕砂及び砕石)
った場合。
JIS A 5011-1(高炉スラグ骨材)
JIS A 5011-2(フェロニッケルスラ
グ細骨材)
JIS A 5011-3(銅スラグ細骨材)
JIS A 5011-4(電気炉酸化スラグ細
骨材)
JIS A 5021(コンクリート用再生骨材H)
1109
1110
5005
5011-1~4
5021
絶乾密度:2.5以上
吸水率:平成2007年制定コンクリート
標準示方書ダムコンクリート編によ
る。
Ⅱ-49
試験成績表等
による確認
○
○
○
○
○
○
品質管理基準および規格値
工種 種別
その他
材料
3 コンクリートダム
2
試験
区分
試
品質管理基準および規格値
験 項
目
試
験 方 法
規
格
値
試
験 基
準
摘
要
試験成績表等
による確認
骨材のふるい分け試 JIS A 1102
験
JIS A 5005
JIS A 5021
設計図書による。
セメントの物理試験 JIS R 5201
JIS R 5210(ポルトランドセメント)
JIS R 5211(高炉セメント)
JIS R 5212(シリカセメント)
JIS R 5213(フライアッシュセメント)
JIS R 5214(エコセメント)
工事開始前、工事中1回/月以上
JIS R 5210(ポルトランドセメント)
JIS R 5211(高炉セメント)
JIS R 5212(シリカセメント)
JIS R 5213(フライアッシュセメント)
JIS R 5214(エコセメント)
工事開始前、工事中1回/月以上
標準色より淡いこと。濃い場合でも圧
縮強度が90%以上の場合は使用でき
る。
工事開始前、工事中1回/年以上および産地が変わ 濃い場合は、JIS A 1142「有機不純
った場合。
物を含む細骨材のモルタル圧縮強度に
よる試験方法」による。
○
モルタルの圧縮強度 JIS A 1142
による砂の試験
圧縮強度の90%以上
試料となる砂の上部における溶液の色が標準色液
の色より濃い場合。
○
骨材の微粒分量試験 JIS A 1103
粗骨材:1.0%以下(ただし、砕石で
失われるものが砕石粉の場合は 1.5%
以下)
細骨材:5.0%以下(ただし、すりへ
り作用を受ける場合は 3.0%以下、砕
砂で粘土、シルト等を含まない場合は
7.0%以下
ポルトランドセメン JIS R 5202
トの化学分析
砂の有機不純物試験 JIS A 1105
工事開始前、工事中1回/月以上および産地が変わ
った場合。
○
○
○
工事開始前、工事中1回/月以上および産地が変わ
った場合。
(山砂の場合は、工事中1回/週以上)
○
Ⅱ-50
品質管理基準および規格値
工種 種別
その他
材料
3 コンクリートダム
2
試験
区分
試
品質管理基準および規格値
験 項
目
粗骨材中の軟石量試
験
骨材中の粘土塊量の
試験
硫酸ナトリウムによ
る骨材の安定性試験
試
験 方 法
規
格
JIS A 1126
軟石量:5%以下
JIS A 1137
細骨材:1.0%以下
粗骨材:0.25%以下
細骨材:10%以下
粗骨材:12%以下
JIS A 1122
JIS A 5005
値
試
験 基
準
摘
要
工事開始前、工事中1回/月以上およ産地びが変わ
った場合。
工事開始前、工事中1回/月以上および産地が変わ
った場合。
工事開始前、工事中1回/年以上および産地が変わ 寒冷地で凍結のおそれのある地点
った場合。
に適用する。
粗骨材のすりへり試 JIS A 1121
験
40%以下
練混ぜ水の水質試験 上水道水及び上水道
水以外の水の場合:
JIS A 5308付属書 C
懸濁物質の量:2g/ℓ 以下
溶解性蒸発残留物の量
:1g/ℓ 以下
塩化物イオン量:200ppm以下
セメントの凝結時間の差:始発は30
分以内、終結は60分以内
モルタルの圧縮強度比:材齢7および
28日で90%以上
工事開始前および工事中1回/年以上および水質 上水道を使用してる場合は試験に
が変わった場合。
換え、上水道を使用してることを示
す資料による確認を行う。
塩化物イオン量:200ppm以下
セメントの凝結時間の差
:始発は30分以内、終結は60分以内
モルタルの圧縮強度比
:材齢7および28日で90%以上
工事開始前および工事中1回/年以上および水質 その原水は、上水道水および上水道
水以外の水の規定に適合しなけれ
が変わった場合。
ばならない。
回収水の場合:
JIS A 5308付属書 C
工事開始前、工事中1回/年以上および産地が変わ
った場合。
試験成績表等
による確認
○
○
○
○
○
○
Ⅱ-51
品質管理基準および規格値
工種 種別
その他
製造(プラント)
3 コンクリートダム
2
試験
区分
試
品質管理基準および規格値
験 項
目
試
験 方 法
計量設備の計量精度
ミキサの練混ぜ性能 バッチミキサの場合:
試験
JIS A 1119
JIS A 8603-1
JIS A 8603-2
規
格
値
試
水:±1%以内
セメント:±1%以内
骨 材:±3%以内
混和材:±2%以内
(高炉スラグ微粉末の場合は±1%
以内)
混和剤:±3%以内
コンクリートの練混ぜ量
験 基
準
設計図書による。
摘
要
試験成績表等
による確認
・レディーミクストコンクリートの
場合、印字記録により確認を行う。
○
工事開始前および工事中1回/年以上。
公称容量の場合
コンクリート中のモルタル単位容積
質量差
:0.8%以下
コンクリート中の単位粗骨材量の
差:5%以下
圧縮強度平均値からの差:7.5%以
下
空気量平均値からの差
:10%以下
スランプ平均値からの差:15%以下
○
公称容量の1/2の場合
コンクリート中のモルタル単位容積
質量差
:0.8%以下
コンクリート中の単位粗骨材量の
差:5%以下
連続ミキサの場合:
土木学会基準
JSCE-I 502
細骨材の表面水率試 JIS A 1111
験
粗骨材の表面水率試 JIS A 1125
験
コンクリート中のモルタル単位容積
質量差:0.8%以下
コンクリート中の単位粗骨材量の
差:5%以下
圧縮強度差:7.5%以下
空気量差:1%以下
スランプ差:3cm以下
設計図書による
設計図書による
工事開始前および工事中1回/年以上。
○
2回/日以上
1回/日以上
レディーミクストコンクリート以
外の場合に適用する。
○
レディーミクストコンクリート以
外の場合に適用する。
○
Ⅱ-52
品質管理基準および規格値
工種 種別
必須
施工
3 コンクリートダム
2
試験
区分
試
品質管理基準および規格値
験 項
目
試
験 方 法
規
格
塩化物総量規制
「コンクリートの耐久性 原則0.3kg/m3以下
向上」
単位水量測定
「レディミクストコ
ンクリートの品質確
保について」
値
試
1)測定した単位水量が、配合設計±
15kg/m3の範囲にある場合はそのまま
施工してよい。
2)測定した単位水量が、配合設計±
15を超え±20kg/m3の範囲にある場合
は、水量変動の原因を調査し、生コン
製造者に改善を指示し、その運搬車の
生コンは打設する。その後、配合設計
±15kg/m3以内で安定するまで、運搬
車の3台毎に1回、単位水量の測定を行
う。
3)配合設計±20kg/m3の指示値を越え
る場合は、生コンを打込まずに、持ち
帰らせ、水量変動の原因を調査し、生
コン製造業者に改善を指示しなけれ
ばならない。その後の全運搬車の測定
を行い、
配合設計±20kg/m3以内になることを
確認する。
更に、配合設計±15kg/m3以内で安定
するまで、運搬車の3台毎に1回、単位
水量の測定を行う。なお、管理値また
は指示値を超える場合は1回に限り試
験を実施することができる。再試験を
実施したい場合は2回の測定結果のう
ち、配合設計との差の絶対値の小さい
方で評価してよい。
Ⅱ-53
験 基
準
摘
要
コンクリートの打設が午前と午後にまたがる場合 ・小規模工種で1工種当りの総使用
は、午前に1回コンクリート打設前に行い、その試 量が50m3未満の場合は1工種1回
験結果が塩化物総量の規制値の1/2以下の場合は、 以上。またレディーミクストコンク
午後の試験を省略することができる。(1試験の測 リート工場(JIS表示認可工場)の
定回数は3回とする)試験の判定は3回の測定値の 品質証明書等のみとすることがで
平均値。
きる。
・骨材に海砂を使用する場合は、
「海砂の塩化物イオンが含有率試
験方法」(JSCE-I 502、503)または
設計図書の規定により行う。
100m3/日以上(コンクリート種別ごと)の場合; 示方配合の単位水量の上限値は、粗
2回/日(午前1回、午後1回)、または構造物の 骨材の最大寸法が20mm~25
重要度と工事の規模に応じて100~150m3ご mmの場合は175kg/m3、4
とに1回、および荷卸し時に品質変化が認められた 0mmの場合は165kg/m3を
ときとし測定回数は多い方を採用する。
基本とす
る。
試験成績表等
による確認
品質管理基準および規格値
工種 種別
必須
施工
3 コンクリートダム
2
試験
区分
試
品質管理基準および規格値
験 項
目
試
験 方 法
規
格
値
試
験 基
準
スランプ試験
JIS A 1101
スランプ5cm以上8cm未満 :許容差
±1.5cm
スランプ8cm以上18cm以下:許容差±
2.5cm
・荷卸し時
1回/日または構造物の重要度と工事の規模に応
じて20~150m3ごとに1回、および荷卸し時に品質
変化が認められた時。
空気量測定
JIS A 1116
JIS A 1118
JIS A 1128
±1.5%(許容差)
・荷卸し時
1回/日または構造物の重要度と工事の規模に応
じて20~150m3ごとに1回、および荷卸し時に品質
変化が認められた時。
(a)圧縮強度の試験値が、設計基準強
度の80%を1/20以上の確率で下回
らない。
(b)圧縮強度の試験値が、設計基準強
度を1/4以上の確率で下回らない。
1回3ヶ
1.1ブロック1リフトのコンクリート量500m3未
満の場合1ブロック1リフト当り1回の割で行
う。なお、1ブロック1リフトのコンクリート量
が150m3以下の場合および数種のコンクリート
配合から構成される場合は監督職員と協議する
ものとする。
2.1ブロック1リフトコンクリート量500m3以上
の場合1ブロック1リフト当り2回の割で行う。
なお、数種のコンクリート配合から構成される場
合は監督職員と協議するものとする。
3.ピア、埋設物周辺および減勢工などのコンクリ
ートは、打設日1日につき2回の割で行う。
4.上記に示す基準は、コンクリートの品質が安定
した場合の標準を示すものであり、打ち込み初期
段階においては、2~3時間に1回の割合で行
う。
コンクリートの圧縮 JIS A 1108
強度試験
温度測定(気温・コ 温度計による。
ンクリート)
その他
コンクリートの単位
容積質量試験
コンクリートの洗い
分析試験
コンクリートのブリ
ージング試験
コンクリートの引張
強度試験
コンクリートの曲げ
強度試験
摘
・小規模工種で1工種当りの総使用
量が50m3未満の場合は1工種1回以
上。またレディーミクストコンクリ
ート工場(JISマーク表示認証工場)
の品質証明書等のみとすることが
できる。
・小規模工種で1工種当りの総使用
量が50m3未満の場合は1工種1回以
上。またレディーミクストコンクリ
ート工場(JISマーク表示認証工場)
の品質証明書等のみとすることが
できる。
・小規模工種で1工種当りの総使用
量が50m3未満の場合は1工種1回以
上。またレディーミクストコンクリ
ート工場(JISマーク表示認証工場)
の品質証明書等のみとすることが
できる。
1回 供試体作成時各ブロック打込み開始時終了
時。
JIS A 1116
設計図書による
JIS A 1112
設計図書による。
JIS A 1123
設計図書による。
JIS A 1113
設計図書による。
JIS A 1106
設計図書による。
1回2ヶ 当初および品質に異常が認められる場合 参考値:2.3t/m3以上
に行う。
1回 当初および品質に異常が認められる場合に行
う。
1回1ヶ 当初および品質に異常が認められる場合
に行う。
1回3ヶ 当初および品質に異常が認められる場合
に行う。
1回3ヶ 当初および品質に異常が認められる場合
に行う。
Ⅱ-54
要
試験成績表等
による確認
品質管理基準および規格値
工種 種別
必須
材料
その他
覆工コンクリート(NATM)
24
試験
区分
試
品質管理基準および規格値
験 項
目
試
験 方 法
規
格
値
試
アルカリ骨材反応対 「アルカリ骨材反応抑制 「アルカリ骨材反応抑制対策につい
策
対策について」(平成1 て」(平成14年7月31日付け国官
4年7月31日付け国官 技第112号、国港環第35号、国空
技第112号、国港環第 建第78号)
35号、国空建第78号)
骨材のふるい分け試 JIS A 1102
設計図書による。
験
JIS A 5005
JIS A 5011-1~4
JIS A 5021
骨材の密度及び吸水 JIS A 1109
絶乾密度:2.5以上
率試験
細骨材の吸水率:3.5%以下
JIS A 1110
JIS A 5005
粗骨材の吸水率:3.0%以下
(砕石および砕砂、高炉スラグ骨材、
JIS A 5011-1~4
フェロニッケルスラグ細骨材、銅スラ
JIS A 5021
グ細骨材の規格値については摘要を
参照)
粗骨材のすりへり試 JIS A 1121
験
JIS A 5005
40%以下
骨材の微粒分量試験 JIS A 1103
JIS A 5005
JIS A 5308
粗骨材
砕石 3.0%以下(ただし、粒形判定
実績率が58%以上の場合は5.0%以
下)スラグ粗骨材 5.0%以下
それ以外(砂利等) 1.0%以下
細骨材
砕砂 9.0%以下(ただし、すりへり
作用を受ける場合は5.0%以下)
砕砂(粘土、シルト等を含まない場合)
7.0%(ただし、すりへり作用を受ける
場合は5.0%以下)
スラグ細骨材 7.0%以下(ただし、
すりへり作用を受ける場合は5.0%以
下)それ以外(砂等) 5.0%以下(た
だし、すりへり作用を受ける場合は
3.0%以下)
Ⅱ-55
験 基
準
摘
要
試験成績表等
による確認
骨材試験を行う場合は、工事開始前、工事中1回/
6月以上および産地が変わった場合。
○
工事開始前、工事中1回/月以上および産地が変わ
った場合。
工事開始前、工事中1回/月以上および産地が変わ JIS A 5005(砕石及び砕砂)
った場合。
JIS A 5011-1(高炉スラグ骨材)
JIS A 5011-2(フェロニッケルスラ
グ細骨材))
JIS A 5011-3(銅スラグ細骨材)
JIS A 5011-4(電気炉酸化スラグ細
骨材)
JIS A 5021(コンクリート用再生骨材H)
工事開始前、工事中1回/年以上および産地が変わ
った場合。
○
○
○
工事開始前、工事中1回/月以上および産地が変わ
った場合。
(山砂の場合は、工事中1回/週以上)
○
品質管理基準および規格値
工種 種別
その他
材料
覆工コンクリート(NATM)
24
試験
区分
試
品質管理基準および規格値
験 項
目
試
験 方 法
砂の有機不純物試験 JIS A 1105
モルタルの圧縮強度 JIS A 1142
による砂の試験
骨材中の粘土塊量の JIS A 1137
試験
硫酸ナトリウムによ JIS A 1122
る骨材の安定性試験 JIS A 5005
規
格
値
試
験 基
準
摘
要
細骨材:1.0%以下
粗骨材:0.25%以下
工事開始前、工事中1回/年月以上および産地が変 濃い場合は、JIS A 1142「有機不純
わった場合。
物を含む細骨材のモルタル圧縮強度に
よる試験方法」による。
試料となる砂の上部における溶液の色が標準色液
の色より濃い場合。
工事開始前、工事中1回/月以上および産地が変わ
った場合。
細骨材:10%以下
粗骨材:12%以下
工事開始前、工事中1回/6ヶ月以上および産地が 寒冷地で凍結のおそれのある地点
変わった場合。
に適用する。
標準色より淡いこと。濃い場合でも圧
縮強度が90%以上の場合は使用でき
る。
圧縮強度の90%以上
試験成績表等
による確認
○
○
○
○
セメントの物理試験 JIS R 5201
ポルトランドセメン JIS R 5202
トの化学分析
練混ぜ水の水質試験 上水道水及び上水道
水以外の水の場合:
JIS A 5308付属書 C
回収水の場合:
JIS A 5308付属書 C
JIS R 5210(ポルトランドセメント)
JIS R 5211(高炉セメント)
JIS R 5212(シリカセメント)
JIS R 5213(フライアッシュセメント)
JIS R 5214(エコセメント)
工事開始前、工事中1回/月以上
JIS R 5210(ポルトランドセメント)
JIS R 5211(高炉セメント)
JIS R 5212(シリカセメント)
JIS R 5213(フライアッシュセメント)
JIS R 5214(エコセメント)
工事開始前、工事中1回/月以上
懸濁物質の量:2g/ℓ 以下
溶解性蒸発残留物の量
:1g/ℓ 以下
塩化物イオン量:200ppm以下
セメントの凝結時間の差:始発は30
分以内、終結は60分以内
モルタルの圧縮強度比:材齢7および
28日で90%以上
工事開始前および工事中1回/年以上および水質 上水道を使用してる場合は試験に
が変わった場合。
換え、上水道を使用してることを示
す資料による確認を行う。
塩化物イオン量:200ppm以下
セメントの凝結時間の差
:始発は30分以内、終結は60分以内
モルタルの圧縮強度比
:材齢7および28日で90%以上
工事開始前および工事中1回/年以上および水質 その原水は、上水道水および上水道
水以外の水の規定に適合しなけれ
が変わった場合。
ばならない。
○
○
○
○
Ⅱ-56
品質管理基準および規格値
工種 種別
その他
製造(プラント)
4 覆工コンクリート(NATM)
2
試験
区分
試
品質管理基準および規格値
験 項
目
試
験 方 法
計量設備の計量精度
ミキサの練混ぜ性能 バッチミキサの場合:
試験
JIS A 1119
JIS A 8603-1
JIS A 8603-2
規
格
値
試
験 基
準
水:±1%以内
セメント:±1%以内
骨 材:±3%以内
混和材:±2%以内
(高炉スラグ微粉末の場合は±1%
以内)
混和剤:±3%以内
工事開始前、工事中1回/6ヶ月以上
コンクリートの練混ぜ量
工事開始前および工事中1回/年以上。
摘
要
試験成績表等
による確認
・レディーミクストコンクリートの
場合、印字記録により確認を行う。
○
公称容量の場合
コンクリート中のモルタル単位容積
質量差
:0.8%以下
コンクリート中の単位粗骨材量の
差:5%以下
圧縮強度平均値からの差:7.5%以
下
空気量平均値からの差
:10%以下
スランプ平均値からの差:15%以下
○
公称容量の1/2の場合
コンクリート中のモルタル単位容積
質量差
:0.8%以下
コンクリート中の単位粗骨材量の
差:5%以下
連続ミキサの場合:
土木学会基準
JSCE-I 502
コンクリート中のモルタル単位容積
質量差:0.8%以下
コンクリート中の単位粗骨材量の
差:5%以下
圧縮強度差:7.5%以下
空気量差:1%以下
スランプ差:3cm以下
Ⅱ-57
工事開始前および工事中1回/年以上。
○
品質管理基準および規格値
工種 種別
その他
必須
製造(プラント) 施工
4 覆工コンクリート(NATM)
2
試験
区分
試
品質管理基準および規格値
験 項
目
試
験 方 法
規
格
値
試
験 基
準
細骨材の表面水率試 JIS A 1111
験
設計図書による
粗骨材の表面水率試 JIS A 1125
験
設計図書による
スランプ試験
JIS A 1101
スランプ5cm以上8cm未満 :許容差
±1.5cm
スランプ8cm以上18cm以下:許容差±
2.5cm
・荷卸し時
1回/日または構造物の重要度と工事の規模に応
じて20~150m3ごとに1回、および荷卸し時に品質
変化が認められた時。
単位水量測定
「レディミクストコ
ンクリートの品質確
保について」
1)測定した単位水量が、配合設計±
15kg/m3の範囲にある場合はそのまま
施工してよい。
2)測定した単位水量が、配合設計±
15を超え±20kg/m3の範囲にある場合
は、水量変動の原因を調査し、生コン
製造者に改善を指示し、その運搬車の
生コンは打設する。その後、配合設計
±15kg/m3以内で安定するまで、運搬
車の3台毎に1回、単位水量の測定を行
う。
3)配合設計±20kg/m3の指示値を越え
る場合は、生コンを打込まずに、持ち
帰らせ、水量変動の原因を調査し、生
コン製造業者に改善を指示しなけれ
ばならない。その後の全運搬車の測定
を行い、
配合設計±20kg/m3以内になることを
確認する。
更に、配合設計±15kg/m3以内で安定
するまで、運搬車の3台毎に1回、単位
水量の測定を行う。なお、管理値また
は指示値を超える場合は1回に限り試
験を実施することができる。再試験を
実施したい場合は2回の測定結果のう
ち、配合設計との差の絶対値の小さい
方で評価してよい。
100m3/日以上(コンクリート種別ごと)の場合;
2回/日(午前1回、午後1回)、または構造物の
重要度と工事の規模に応じて100~150m3ご
とに1回、および荷卸し時に品質変化が認められた
ときとし測定回数は多い方を採用する。
2回/日以上
1回/日以上
Ⅱ-58
摘
要
試験成績表等
による確認
レディーミクストコンクリート以
外の場合に適用する。
○
レディーミクストコンクリート以
外の場合に適用する。
○
示方配合の単位水量の上限値は、粗
骨材の最大寸法が20mm~25
mmの場合は175kg/m3、4
0mmの場合は165kg/m3を
基本とする。
品質管理基準および規格値
工種 種別
必須
施工
4 覆工コンクリート(NATM)
2
試験
区分
試
品質管理基準および規格値
験 項
目
試
験 方 法
コンクリートの圧縮 JIS A 1108
強度試験
規
格
値
試
1回の試験結果は呼び強度の値の85%
以上、かつ3回の試験結果の平均値は
呼び強度以上。(1回の試験結果は、3
個の供試体の試験値の平均値)
験 基
準
要
・荷卸し時
1回/日または構造物の重要度と工事の規模に応じ
て20から150m3ごとに1回、および荷卸し時に品質変
化が認められた時。
なお、テストピースは打設場所で採取し1回につき
6個(σ7…3本、σ28…3本)とする。
その他
塩化物総量規制
「コンクリートの耐久性 原則0.3kg/m3以下
向上」
コンクリートの打設が午前と午後にまたがる場合
は、午前に1回コンクリート打設前に行い、その試
験結果が塩化物総量の規制値の1/2以下の場合は、
午後の試験を省略することができる。(1試験の測
定回数は3回とする)試験の判定は3回の測定値の
平均値。
空気量測定
JIS A 1116
JIS A 1118
JIS A 1128
±1.5%(許容差)
・荷卸し時
1回/日または構造物の重要度と工事の規模に応
じて20~150m3ごとに1回、および荷卸し時に品質
変化が認められた時。
コアによる強度試験 JIS A 1107
設計図書による。
品質に異常が認められた場合に行う。
コンクリートの洗い JIS A 1112
分析試験
設計図書による。
1回 品質に異常が認められた場合に行う。
Ⅱ-59
摘
・骨材に海砂を使用する場合は、
「海砂の塩化物イオンが含有率試
験方法」(JSCE-I 502、503)または
設計図書の規定により行う。
試験成績表等
による確認
品質管理基準および規格値
工種 種別
必須
施工後試験
4 覆工コンクリート(NATM)
2
試験
区分
試
品質管理基準および規格値
験 項
ひび割れ調査
目
試
験 方 法
規
格
値
試
験 基
準
その他
0.2mm
本数
総延長
最大ひび割れ幅等
テストハンマーによ JSCE-G 504
る強度推定調査
設計基準強度
強度が同じブロックを1構造物の単位とし、各単位
につき3カ所の調査を実施。また、調査の結果、平
均値が設計基準強度を下回った場合と、1回の試験
結果が設計基準強度の85%以下となった場合は、そ
の箇所の周辺において、再調査を5ヶ所実施。
材齢28日~91日の間に試験を行う。
コアによる強度試験 JIS A 1107
設計基準強度
スケールによる測定
摘
要
再調査の平均強度が、所定の強度が
得られない場合、もしくは1カ所の
強度が設計強度の 85%を下回った場
合は、コアによる強度試験を行う。
工期等により、基準期間内に調査を
行えない場合は監督職員と協議す
るものとする。
所定の強度を得られない箇所付近において、原位置 コア採取位置、供試体の抜き取り寸
のコアを採取。
法等の決定に際しては、設置された
鉄筋を損傷させないよう十分な検
討を行う。
圧縮強度試験の平均強度が所定の
強度が得られない場合、もしくは1
カ所の強度が設計強度の85%を下回
った場合は、監督職員その他計強度
の85%を下回った場合は、監督職員
と協議するものとする。
Ⅱ-60
試験成績表等
による確認
品質管理基準および規格値
工種 種別
必須
材料
その他
吹付けコンクリート(NATM)
25
試験
区分
試
品質管理基準および規格値
験 項
目
試
験 方 法
規
格
値
試
験 基
準
摘
要
試験成績表等
による確認
アルカリ骨材反応対 「アルカリ骨材反応抑制 「アルカリ骨材反応抑制対策につい
策
対策について」(平成1 て」(平成14年7月31日付け国官
4年7月31日付け国官 技第112号、国港環第35号、国空
技第112号、国港環第 建第78号)
35号、国空建第78号)
骨材試験を行う場合は、工事開始前、工事中1回/
6月以上および産地が変わった場合。
骨材のふるい分け試 JIS A 1102
験
設計図書による。
細骨材は採取箇所または、品質の変更があるごとに
1回。
ただし、覆工コンクリートと同一材料の場合は省略
できる。粗骨材は採取箇所または、品質の変更があ
るごとに1回。
骨材の単位容積質量 JIS A 1104
試験
設計図書による。
細骨材は採取箇所または、品質の変更があるごとに
1回。
ただし、覆工コンクリートと同一材料の場合は省略
できる。粗骨材は採取箇所または、品質の変更があ
るごとに1回。
○
細骨材は採取箇所または、品質の変更があるごとに
1回。
ただし、覆工コンクリートと同一材料の場合は省略
できる。粗骨材は採取箇所または、品質の変更があ
るごとに1回。
○
骨材の密度及び吸水 JIS A 1109
率試験
JIS A 1110
絶乾密度:2.5以上
細骨材の吸水率:3.5%以下
粗骨材の吸水率:3.0%以下
Ⅱ-61
○
品質管理基準および規格値
工種 種別
その他
材料
吹付けコンクリート(NATM)
25
試験
区分
試
品質管理基準および規格値
験 項
目
試
験 方 法
骨材の微粒分量試験 JIS A 1103
JIS A 5005
JIS A 5308
規
格
値
試
粗骨材
砕石 3.0%以下(ただし、粒形判定
実績率が58%以上の場合は5.0%以
下)スラグ粗骨材 5.0%以下
それ以外(砂利等) 1.0%以下
細骨材
砕砂 9.0%以下(ただし、すりへり
作用を受ける場合は5.0%以下)砕砂
(粘土、シルト等を含まない場合)
7.0%(ただし、すりへり作用を受ける
場合は5.0%以下)
スラグ細骨材 7.0%以下(ただし、
すりへり作用を受ける場合は5.0%以
下)
それ以外(砂等) 5.0%以下(ただ
し、すりへり作用を受ける場合は
3.0%以下
験 基
準
摘
要
試験成績表等
による確認
細骨材は採取箇所または、品質の変更があるごとに
1回。
ただし、覆工コンクリートと同一材料の場合は省略
できる。粗骨材は採取箇所または、品質の変更があ
るごとに1回。
○
Ⅱ-62
品質管理基準および規格値
工種 種別
その他
材料
吹付けコンクリート(NATM)
25
試験
区分
試
品質管理基準および規格値
験 項
目
試
験 方 法
砂の有機不純物試験 JIS A 1105
規
格
値
試
験 基
準
摘
要
標準色より淡いこと。濃い場合でも圧
縮強度が90%以上の場合は使用でき
る。
細骨材は採取箇所または、品質の変更があるごとに 濃い場合は、JIS A 1142「有機不純
1回。
物を含む細骨材のモルタル圧縮強度に
ただし、覆工コンクリートと同一材料の場合は省略 よる試験方法」による。
できる。粗骨材は採取箇所または、品質の変更があ
るごとに1回。
モルタルの圧縮強度 JIS A 1142
による砂の試験
圧縮強度の90%以上
試料となる砂の上部における溶液の色が標準色液
の色より濃い場合。
骨材中の粘土塊量の JIS A 1137
試験
細骨材:1.0%以下
粗骨材:0.25%以下
硫酸ナトリウムによ JIS A 1122
る骨材の安定性試験
細骨材は採取箇所または、品質の変更があるごとに
1回。
ただし、覆工コンクリートと同一材料の場合は省略
できる。粗骨材は採取箇所または、品質の変更があ
るごとに1回。
細骨材は採取箇所または、品質の変更があるごとに 寒冷地で凍結のおそれのある地点
1回。
に適用する。
ただし、覆工コンクリートと同一材料の場合は省略
できる。粗骨材は採取箇所または、品質の変更があ
るごとに1回。
粗骨材は採取箇所または、品質の変更があるごとに
1回。
細骨材:10%以下
粗骨材:12%以下
粗骨材の粒形判定実 JIS A 5005
績率試験
55%以上
セメントの物理試験 JIS R 5201
JIS R 5210(ポルトランドセメント)
JIS R 5211(高炉セメント)
JIS R 5212(シリカセメント)
JIS R 5213(フライアッシュセメント)
JIS R 5214(エコセメント)
JIS R 5210(ポルトランドセメント)
JIS R 5211(高炉セメント)
JIS R 5212(シリカセメント)
JIS R 5213(フライアッシュセメント)
JIS R 5214(エコセメント)
懸濁物質の量:2g/ℓ 以下
溶解性蒸発残留物の量
:1g/ℓ 以下
塩化物イオン量:200ppm以下
セメントの凝結時間の差:始発は30
分以内、終結は60分以内
モルタルの圧縮強度比:材齢7および
28日で90%以上
塩化物イオン量:200ppm以下
セメントの凝結時間の差
:始発は30分以内、終結は60分以内
モルタルの圧縮強度比
:材齢7および28日で90%以上
ポルトランドセメン JIS R 5202
トの化学分析
練混ぜ水の水質試験 上水道水及び上水道
水以外の水の場合:
JIS A 5308付属書 C
回収水の場合:
JIS A 5308付属書 C
Ⅱ-63
試験成績表等
による確認
○
○
○
○
工事開始前、工事中1回/月以上
○
工事開始前、工事中1回/月以上
○
工事開始前および工事中1回/年以上および水質 上水道を使用してる場合は試験に
が変わった場合。
換え、上水道を使用してることを示
す資料による確認を行う。
○
工事開始前および工事中1回/年以上および水質 その原水は、上水道水および上水道
水以外の水の規定に適合しなけれ
が変わった場合。
ばならない。
○
品質管理基準および規格値
工種 種別
その他
製造(プラント)
5 吹付けコンクリート(NATM)
2
試験
区分
試
品質管理基準および規格値
験 項
目
試
験 方 法
計量設備の計量精度
ミキサの練混ぜ性能 バッチミキサの場合:
試験
JIS A 1119
JIS A 8603-1
JIS A 8603-2
連続ミキサの場合:
土木学会基準
JSCE-I 502
細骨材の表面水率試 JIS A 1111
験
規
格
値
試
水:±1%以内
セメント:±1%以内
骨 材:±3%以内
混和材:±2%以内
(高炉スラグ微粉末の場合は±1%
以内)
混和剤:±3%以内
コンクリートの練混ぜ量
験 基
準
設計図書による。
摘
要
・レディーミクストコンクリートの
場合、印字記録により確認を行う。
○
工事開始前および工事中1回/年以上。
公称容量の場合
コンクリート中のモルタル単位容積
質量差
:0.8%以下
コンクリート中の単位粗骨材量の
差:5%以下
圧縮強度平均値からの差:7.5%以
下
空気量平均値からの差
:10%以下
スランプ平均値からの差:15%以下
公称容量の1/2の場合
コンクリート中のモルタル単位容積
質量差
:0.8%以下
コンクリート中の単位粗骨材量の
差:5%以下
コンクリート中のモルタル単位容積
質量差:0.8%以下
コンクリート中の単位粗骨材量の
差:5%以下
圧縮強度差:7.5%以下
空気量差:1%以下
スランプ差:3cm以下
設計図書による
試験成績表等
による確認
○
工事開始前および工事中1回/年以上。
○
2回/日以上
レディーミクストコンクリート以
外の場合に適用する。
○
粗骨材の表面水率試 JIS A 1125
験
設計図書による
1回/日以上。
レディーミクストコンクリート以
外の場合に適用する。
○
Ⅱ-64
品質管理基準および規格値
工種 種別
必須
施工
5 吹付けコンクリート(NATM)
2
試験
区分
試
品質管理基準および規格値
験 項
塩化物総量規制
目
試
験 方 法
規
格
値
試
「コンクリートの耐久性 原則0.3kg/m3以下
向上」
験 基
準
コンクリートの打設が午前と午後にまたがる場合
は、午前に1回コンクリート打設前に行い、その試
験結果が塩化物総量の規制値の1/2以下の場合は、
午後の試験を省略することができる。(1試験の測
定回数は3回とする)試験の判定は3回の測定値の
平均値。
その他
コンクリートの圧縮 JIS A 1108
強度試験
土木学会規準
JSCE F561-2005
1回の試験結果は指定した呼び強度の
85%以上であること。
3回の試験結果の平均値は、指定した
呼び強度以上であること。
(1回の試験結果は、3個の供試体の試
験値の平均値)
トンネル施工長40m毎に1回
材命7日、28日
(2×3=6供試体)
なお、テストピースは現場に配置された型枠に工事
で使用するのと同じコンクリート(モルタル)を吹
付け、現場で7日間および28日間放置後、φ5cmの
コアーを切り取りキャッピングを行う。1回に6本
(σ7…3本、σ28…3本、)とする。
スランプ試験
JIS A 1101
空気量測定
JIS A 1116
JIS A 1118
JIS A 1128
スランプ5cm以上8cm未満 :許容差
±1.5cm
スランプ8cm以上18cm以下:許容差±
2.5cm
±1.5%(許容差)
・荷卸し時
1回/日または構造物の重要度と工事の規模に応
じて20~150m3ごとに1回、および荷卸し時に品質
変化が認められた時。
・荷卸し時
1回/日または構造物の重要度と工事の規模に応
じて20~150m3ごとに1回、および荷卸し時に品質
変化が認められた時。
設計図書による。
品質に異常が認められた場合に行う。
コアによる強度試験 JIS A 1107
Ⅱ-65
摘
要
・骨材に海砂を使用する場合は、
「海砂の塩化物イオンが含有率試
験方法」(JSCE-I 502、503)または
設計図書の規定により行う。
試験成績表等
による確認
品質管理基準および規格値
工種 種別
その他
必須
施工
必須
材料
路上再生路盤工
27
材料
ロックボルト(NATM)
26
試験
区分
試
品質管理基準および規格値
験 項
目
試
験 方 法
規
格
値
試
験 基
準
外観検査(ロックボ ・目視
ルト)
・寸法計測
設計図書による。
モルタルの圧縮強度 JIS A 1108
試験
設計図書による。
1)施工開始前に1回
2)施工中は、トンネル施工延長50mごとに1回
3)製造工場または品質の変更があるごとに1回
モルタルのフロー値 JIS R 5201
試験
設計図書による。
1)施工開始前に1回
2)施工中または必要の都度
3)製造工場または品質の変更があるごとに1回
要
試験成績表等
による確認
材質は製造会社の試験による。
○
ロックボルトの引抜 参考資料「ロックボルト 引抜き耐力の80%程度以上。
き試験
の引抜試験」による
または、設計図書による。
掘削の初期段階は20mごとに、その後は50mごとに
実施、1断面当たり3本均等に行う(ただし、坑口部
では両側壁各1本)。
修正CBR試験
舗装調査・試験法便覧
[4]-5
修正CBR20%以上
施工前、材料変更時
土の粒度試験
JIS A 1204
舗装再生便覧参照参照
資表-3.2.8 路上再生路盤骨材の望ま
しい粒度範囲による
当初および材料の変化時
土の含水比試験
JIS A 1203
設計図書による。
当初および材料の変化時
塑性指数P.I.:9以下
当初および材料の変化時
土の液性限界・塑性 JIS A 1205
限界試験
摘
Ⅱ-66
品質管理基準および規格値
工種 種別
その他
材料
路上再生路盤工
27
試験
区分
試
品質管理基準および規格値
験 項
目
試
験 方 法
セメントの物理試験 JIS R 5201
ポルトランドセメン JIS R 5202
トの化学分析
必須
施工
現場密度の測定
舗装調査・試験法便覧
[4]-185
砂置換法(JIS A
1214)
規
格
値
試
験 基
準
JIS R 5210(ポルトランドセメント)
JIS R 5211(高炉セメント)
JIS R 5212(シリカセメント)
JIS R 5213(フライアッシュセメント)
JIS R 5214(エコセメント)
工事開始前、工事中1回/月以上
JIS R 5210(ポルトランドセメント)
JIS R 5211(高炉セメント)
JIS R 5212(シリカセメント)
JIS R 5213(フライアッシュセメント)
JIS R 5214(エコセメント)
工事開始前、工事中1回/月以上
基準密度の93%以上。
・締固め度は、個々の測定値が基準密度
の93%以上を満足するものとし、かつ平均
値について以下を満足するものとする。
・締固め度は、10個の測定値の平均値X10
が規格値を満足するものとする。また、
10個の測定値が得がたい場合は3個の測定
値の平均値X3が規格値を満足するものと
するが、X3が規格値をはずれた場合は、
さらに3個のデータを加えた平均値X6が規
格値を満足していればよい。
・1工事あたり3,000㎡を超える場合は、
10,000㎡以下を1ロットとし、1ロットあ
たり10個(10孔)で測定する。
(例)
3,001~10,000㎡:10個
10,001㎡以上の場合、10,000㎡毎に10
個追加し、測定箇所が均等になるように
設定すること。
例えば12,000㎡の場合:6,000㎡/1ロッ
ト毎に10個、合計20個
なお、1工事あたり3,000㎡以下の場合
(維持工事を除く)は、1工事あたり3個
(3孔)以上で測定する。
X10 95%以上
X6 95.5%以上
X3 96.5%以上
砂置換法は、最大
粒径が 53mm 以下の
場合のみ適用できる
Ⅱ-67
摘
要
試験成績表等
による確認
○
○
品質管理基準および規格値
工種 種別
必須
必須
材料
路上表層再生工
28
施工
路上再生路盤工
27
試験
区分
試
品質管理基準および規格値
験 項
目
土の一軸圧縮試験
試
験 方 法
規
格
値
試
験 基
舗装調査・試験法便覧
[4]-68
設計図書による。
当初および材料の変化時
CAEの一軸圧縮試験 舗装調査・試験法便覧
[4]-69
設計図書による。
当初および材料の変化時
含水比試験
設計図書による。
1~2回/日
JIS A 1203
準
摘
要
試験成績表等
による確認
CAEの一軸圧縮試験とは、路上再生
アスファルト乳剤安定処理路盤材
料の一軸圧縮試験を指す。
旧アスファルト針入 JIS K 2207
度
当初および材料の変化時
十分なデータがある場合や事前調
査時のデータが利用できる場合に
はそれらを用いてもよい。
十分なデータがある場合や事前調
査時のデータが利用できる場合に
はそれらを用いてもよい。
旧アスファルトの軟 JIS K 2207
化点
当初および材料の変化時
既設表層混合物の密 舗装調査・試験法便覧
度試験
[3]-91
当初および材料の変化時
十分なデータがある場合や事前調
査時のデータが利用できる場合に
はそれらを用いてもよい。
既設表層混合物の最 舗装調査・試験法便覧
大比重試験
[4]-229
当初および材料の変化時
十分なデータがある場合や事前調
査時のデータが利用できる場合に
はそれらを用いてもよい。
既設表層混合物のア 舗装調査・試験法便覧
スファルト量抽出粒 [4]-238
度分析試験
当初および材料の変化時
十分なデータがある場合や事前調
査時のデータが利用できる場合に
はそれらを用いてもよい。
既設表層混合物のふ 舗装調査・試験法便覧
るい分け試験
[2]-14
当初および材料の変化時
十分なデータがある場合や事前調
査時のデータが利用できる場合に
はそれらを用いてもよい。
新規アスファルト混 「アスファルト舗装」に 「アスファルト舗装」に準じる。
合物
準じる。
当初および材料の変化時
○
Ⅱ-68
品質管理基準および規格値
工種 種別
必須
施工
路上表層再生工
28
試験
区分
試
品質管理基準および規格値
験 項
現場密度の測定
目
試
験 方 法
舗装調査・試験法便覧
[3]-91
規
格
値
試
基準密度の96%以上
X10 95%以上
X6 95.5%以上
X3 96.5%以上
験 基
準
摘
要
・締固め度は、個々の測定値が基準密度
の96%以上を満足するものとし、かつ平均
値について以下を満足するものとする。
・締固め度は、10個の測定値の平均値X10
が規格値を満足するものとする。また、
10個の測定値が得がたい場合は3個の測定
値の平均値X3が規格値を満足するものと
するが、X3が規格値をはずれた場合は、
さらに3個のデータを加えた平均値X6が規
格値を満足していればよい。
・1工事あたり3,000㎡を超える場合は、
10,000㎡以下を1ロットとし、1ロットあ
たり10個(10孔)で測定する。
(例)
3,001~10,000㎡:10個
10,001㎡以上の場合、10,000㎡毎に10
個追加し、測定箇所が均等になるように
設定すること。
例えば12,000㎡の場合:6,000㎡/1ロッ
ト毎に10個、合計20個
なお、1工事あたり3,000㎡以下の場合
(維持工事を除く)は、1工事あたり3個
(3孔)以上で測定する。
空隙率による管理でもよい。
測定値の記録は、1日4回(午前・
午後各2回)
その他
温度測定
温度計による。
110℃以上
随時
かきほぐし深さ
「舗装再生便覧」付
録-8に準じる。
-0.7cm以内
1,000m2毎
粒度(2.36mmフルイ)舗装調査・試験法便覧
[2]-14
2.36mmふるい:±12%以内
適宜
目標値を設定した場合のみ実施す
る。
粒度(75μmフルイ)舗装調査・試験法便覧
[2]-14
75μmふるい:±5%
以内
適宜
目標値を設定した場合のみ実施す
る。
アスファルト量抽出 舗装調査・試験法便覧
粒度分析試験
[4]-238
アスファルト量:±0.9%以内
適宜
目標値を設定した場合のみ実施す
る。
Ⅱ-69
試験成績表等
による確認
品質管理基準および規格値
工種 種別
必須
材料
排水性舗装工・透水性舗装工
29
試験
区分
試
品質管理基準および規格値
験 項
目
試
験 方 法
規
格
値
試
骨材のふるい分け試 JIS A 1102
験
「舗装施工便覧」 3-3-2(3)
による。
施工前、材料変更時
骨材の密度及び吸水 JIS A 1109
率試験
JIS A 1110
砕石・玉砕、製鋼スラグ(SS)
表乾密度:2.45 g/cm2以上
吸 水 率:3.0%以下
施工前、材料変更時
骨材中の粘土塊量の JIS A 1137
試験
粘土、粘土塊量:0.25%以下
施工前、材料変更時
粗骨材の形状試験
細長、あるいは偏平な石片:10%以下
施工前、材料変更時
舗装調査・試験法便覧
[2]-45
フィラーの粒度試験 JIS A 5008
フィラーの水分試験 JIS A 5008
験 基
準
摘
要
試験成績表等
による確認
○
○
○
○
「舗装施工便覧」 3-3-2(4)
による。
施工前、材料変更時
1%以下
施工前、材料変更時
○
○
その他
フィラーの塑性指数 JIS A 1205
試験
4以下
フィラーのフロー試 舗装調査・試験法便覧
験
[2]-65
50%以下
製鋼スラグの水侵膨 舗装調査・試験法便覧
張性試験
[2]-77
水侵膨張比:2.0%以下
粗骨材のすりへり試 JIS A 1121
験
砕石・玉砕、製鋼スラグ(SS)
:30%以
下
施工前、材料変更時
硫酸ナトリウムによ JIS A 1122
る骨材の安定性試験
損失量:12%以下
施工前、材料変更時
粗骨材中の軟石量試 JIS A 1126
験
軟石量:5%以下
針入度試験
40(1/10mm)以上
JIS K 2207
施工前、材料変更時
○
施工前、材料変更時
○
施工前、材料変更時
○
○
○
施工前、材料変更時
○
施工前、材料変更時
○
軟化点試験
JIS K 2207
80.0℃以上
施工前、材料変更時
○
伸度試験
JIS K 2207
50cm以上(15℃)
施工前、材料変更時
○
Ⅱ-70
品質管理基準および規格値
工種 種別
その他
材料
排水性舗装工・透水性舗装工
29
試験
区分
試
品質管理基準および規格値
験 項
引火点試験
目
試
JIS
JIS
JIS
JIS
薄膜加熱質量変化率 JIS
K
K
K
K
K
験 方 法
2265-1
2265-2
2265-3
2265-4
2207
規
格
値
試
260℃以上
準
要
試験成績表等
による確認
○
施工前、材料変更時
薄膜加熱針入度残留 JIS K 2207
率
65%以上
施工前、材料変更時
タフネス・テナシテ 舗装調査・試験法便覧
ィ試験
[2]-224
タフネス20N・m以上
○
○
施工前、材料変更時
○
JIS K 2207
施工前、材料変更時
プラント
必須
その他
粒度(2.36mmフルイ)舗装調査・試験法便覧
[2]-14
2.36mmふるい:±12%以内基準粒度
粒度(75μmフルイ)舗装調査・試験法便覧
[2]-14
75μmふるい:±5%以内基準粒度
アスファルト量抽出 舗装調査・試験法便覧
粒度分析試験
[4]-238
アスファルト量:±0.9%以内
定期的または随時
温度測定(アスファ 温度計による。
ルト・骨材・混合物)
配合設計で決定した混合温度。
印字記録の場合:全数または抽出ふるい分け試験1
~2回/日
随時
水浸ホイールトラッ 舗装調査・試験法便覧
キング試験
[3]-57
設計図書による。
ホイールトラッキン 舗装調査・試験法便覧
グ試験
[3]-39
設計図書による。
ラベリング試験
舗装調査・試験法便覧
[3]-17
設計図書による。
舗装調査・試験法便覧
[3]-111
設計図書による。
カンタブロ試験
摘
施工前、材料変更時
0.6%以下
密度試験
験 基
○
定期的または随時
印字記録の場合:全数または抽出ふるい分け試験1
~2回/日
○
定期的または随時
印字記録の場合:全数または抽出ふるい分け試験1
~2回/日
○
○
○
設計図書による。
設計図書による。
設計図書による。
設計図書による。
アスファルト混合物の耐剥離性の
確認
○
アスファルト混合物の耐流動性の
確認
○
アスファルト混合物の耐磨耗性の
確認
○
アスファルト混合物の骨材飛散抵
抗性の確認
○
Ⅱ-71
品質管理基準および規格値
工種 種別
必須
舗設現場
排水性舗装工・透水性舗装工
29
試験
区分
試
品質管理基準および規格値
験 項
目
試
験 方 法
規
格
値
試
温度測定(初期締固 温度計による。
め前)
140~160℃
随時
現場透水試験
舗装調査・試験法便覧
[1]-122
1,000m2ごと。
現場密度の測定
舗装調査・試験法便覧
[3]-97
X10 1000mℓ /15sec以上
X10 300mℓ /15sec以上
(歩道箇所)
基準密度の94%以上。
X10 96%以上
X6 96%以上
X3 96.5%以上
歩道については基準密度の90%以上
または、設計図書による
外観検査(混合物) 目視
Ⅱ-72
験 基
準
摘
要
測定値の記録は、1日4回(午前・
午後各2回)
定期的または随時(1,000m2につき1個)。
・締固め度は、個々の測定値が基準密度の94%以上
を満足するものとし、かつ平均値について以下を満
足するものとする。
・締固め度は、10個の測定値の平均値X10が規格値
を満足するものとする。また、10個の測定値が得が
たい場合は3個の測定値の平均値X3が規格値を満足
するものとするが、X3が規格値をはずれた場合は、
さらに3個のデータを加えた平均値X6が規格値を満
足していればよい。
・1工事あたり3,000㎡を超える場合は、10,000㎡以
下を1ロットとし、1ロットあたり10個(10孔)で測
定する。
(例)
3,001~10,000㎡:10個
10,001㎡以上の場合、10,000㎡毎に10個追加し、
測定箇所が均等になるように設定すること。
例えば12,000㎡の場合:6,000㎡/1ロット毎に10
個、合計20個
なお、1工事あたり3,000㎡以下の場合(維持工事
を除く)は、1工事あたり3個(3孔)以上で測定す
る。
随時
試験成績表等
による確認
品質管理基準および規格値
工種 種別
プラント再生舗装工
30
材
料
試験
区分
必
須
試
品質管理基準および規格値
験 項
目
試
験 方 法
規
格
値
試
再生骨材
舗装調査・試験法便覧
アスファルト抽出後 [2]-14
の骨材粒度
再生骨材
舗装調査・試験法便覧
旧アスファルト含有 [4]-238
量
験 基
準
摘
要
試験成績表等
による確認
再生骨材使用量500tごとに1回。
○
3.8%以上
再生骨材使用量500tごとに1回。
○
再生骨材
マーシャル安定度試験に 20(1/10mm)以上(25℃)
旧アスファルト針入 よる再生骨材の旧アスフ
度
ァルト性状判定方法
再生骨材
舗装再生便覧
洗い試験で失われる
量
再生アスファルト混 JIS K 2207
合物
再生混合物製造日ごとに1回。
1日の再生骨材使用量が500tを超える場合は2
回。
1日の再生骨材使用量が100t未満の場合は、再生
骨材を使用しない日を除いて2日に1回とする。
5%以下
再生骨材使用量500tごとに1回。
JIS K 2207石油アスファルト規格
○
洗い試験で失われる量とは、試料の
アスファルトコンクリート再生骨
材の水洗前の75μmふるいにとどま
るものと、水洗後の75μmふるいに
とどまるものを気乾もしくは60℃
以下の炉乾燥し、その質量の差から
もとめる。
○
2回以上および材料の変化
○
Ⅱ-73
品質管理基準および規格値
工種 種別
必須
プラント
0 プラント再生舗装工
3
試験
区分
試
品質管理基準および規格値
験 項
目
試
験 方 法
粒度(2.36mmフルイ)舗装調査・試験法便覧
[2]-14
粒度(75μmフルイ)舗装調査・試験法便覧
[2]-14
再生アスファルト量 舗装調査・試験法便覧
[4]-238
規
格
値
試
2.36mmふるい:±12%以内
再アス処理の場合、2.36mm:±15%以
内
印字記録による場合は、、舗装再生便
覧表-2.9.5による。
75μmふるい:±5%以内
再 ア ス 処 理 の 場 合 、75μm:±6%以
内
印字記録による場合は、舗装再生便覧
表-2.9.5による。
験 基
準
要
試験成績表等
による確認
抽出ふるい分け試験の場合:1~2回/日
定期的または随時
○
印字記録の場合:全数
抽出ふるい分け試験の場合:1~2回/日
定期的または随時
印字記録の場合:全数
その他
アスファルト量:±0.9%以内
再アス処理の場合、アスファルト
量:-1.2%以内
印字記録による場合は、舗装再生便覧
表-2.9.5による。
抽出ふるい分け試験の場合:1~2回/日
定期的または随時
水浸ホイールトラッ 舗装調査・試験法便覧
キング試験
[3]-57
設計図書による。
設計図書による。
ホイールトラッキン 舗装調査・試験法便覧
グ試験
[3]-39
設計図書による。
ラベリング試験
設計図書による。
舗装調査・試験法便覧
[3]-17
摘
○
○
印字記録の場合:全数
耐水性の確認
○
設計図書による。
耐流動性の確認
○
設計図書による。
耐磨耗性の確認
○
Ⅱ-74
品質管理基準および規格値
工種 種別
必須
舗設現場
0 プラント再生舗装工
3
試験
区分
試
品質管理基準および規格値
験 項
目
試
験 方 法
規
格
値
試
外観検査(混合物) 目視
随時
温度測定(初期締固 温度計による。
め前)
随時
現場密度の測定
舗装調査・試験法便覧
[3]-91
基準密度の94%以上。
X10 96%以上
X6 96%以上
X3 96.5%以上
再アス処理の場合、基準密度の93%以
上。
X10 95%以上
X6 95.5%以上
X3 96.5%以上
Ⅱ-75
験 基
準
摘
要
測定値の記録は、1日4回(午前・
午後各2回)
・締固め度は、個々の測定値が基準密度の94%以上
(再アスしょりの場合は基準密度の93%以上)を満
足するものとし、かつ平均値について以下を満足す
るものとする。
・締固め度は、10個の測定値の平均値X10が規格値
を満足するものとする。また、10個の測定値が得が
たい場合は3個の測定値の平均値X3が規格値を満足
するものとするが、X3が規格値をはずれた場合は、
さらに3個のデータを加えた平均値X6が規
格値を満足していればよい。
・1工事あたり3,000㎡を超える場合は、10,000㎡以
下を1ロットとし、1ロットあたり10個(10孔)で測
定する。
(例)
3,001~10,000㎡:10個
10,001㎡以上の場合、10,000㎡毎に10個追加し、
測定箇所が均等になるように設定すること。
例えば12,000㎡の場合:6,000㎡/1ロット毎に10
個、合計20個
なお、1工事あたり3,000㎡以下の場合(維持工事
を除く)は、1工
試験成績表等
による確認
品質管理基準および規格値
工種 種別
必須
必須
施工
ガス切断工
32
材料
工場製作工(鋼橋用鋼材)
31
試験
区分
試
品質管理基準および規格値
験 項
外観・規格
(主部材)
目
試
験 方 法
規
格
値
試
現物照合、帳票確認
験 基
準
摘
要
現物とミルシートの整合性が確認できること。
規格、品質がミルシートで確認できること。
○
その他
機械試験(JISマーク JISによる
表示品以外かつミル
シート照合不可な主
部材)
JISによる
JISによる
外観検査
(付属部材)
目視及び計測
JISによる
JISによる
表面粗さ
目視
主要部材:50μmRy以下
二次部材:100μmRy以下
最大表面粗さとは、JIS B 0601
(2001)に規定する最大高さ粗さRZ
とする。
ノッチ深さ
・目視
・計測
主要部材:ノッチがあってはならな
い。
二次部材:1mm以下。
ノッチ深さとは、ノッチ上縁から谷
までの深さを示す。
スラグ
目視
塊状のスラグが点在し、付着している
が、こん跡を残さず容易にはく離する
もの。
上縁の溶け
目視
わずかに丸みをおびているが、滑らか
な状態のもの。
平面度
目視
設計図書による(日本溶接協会規格
「ガス切断面の品質基準」に基づく)
ベベル精度
計測器による計測
設計図書による(日本溶接協会規格
「ガス切断面の品質基準」に基づく)
真直度
計測器による計測
設計図書による(日本溶接協会規格
「ガス切断面の品質基準」に基づく)
Ⅱ-76
試験成績表等
による確認
試験対象とする材料は監督職員と
協議のうえ選定する。
品質管理基準および規格値
工種 種別
必須
施工
溶接工
33
試験
区分
試
品質管理基準および規格値
験 項
目
試
験 方 法
引張試験:開先溶接 JIS Z 2241
型曲げ試験(19mm未 JIS Z 3122
満裏曲げ)(19mm以
上側曲げ)
:開先溶接
衝撃試験:開先溶接 JIS Z 2242
マクロ試験:開先溶 JIS G 0553に準じる。
接
規
格
値
試
験 基
準
摘
要
・溶接方法は「日本道路協会道路橋
示方書・同解説」Ⅱ鋼橋編18.4.4
溶接施工法 図-18.4.1開先溶接
施工試験方法による。
・なお、過去に同等もしくはそれ以
上の条件で溶接施工試験を行い、
かつ施工経験をもつ工場では、そ
の時の試験報告書を提出するこ
とにより溶接施工試験を省略す
ることができる。
試験片の形状:JIS Z 3122
・溶接方法は「日本道路協会道路橋
試験片の個数:2
示方書・同解説」Ⅱ鋼橋編18.4.4
溶接施工法 図-18.4.1開先溶接
施工試験方法による。
・なお、過去に同等もしくはそれ以
上の条件で溶接施工試験を行い、か
つ施工経験をもつ工場では、その時
の試験報告書を提出することによ
り溶接施工試験を省略することが
できる。
試験片の形状:JIS Z 2202 4号
・溶接方法は「日本道路協会道路橋
試験片の採取位置:
「日本道路協会道路橋示方書・ 示方書・同解説」Ⅱ鋼橋編18.4.4
同解説」Ⅱ鋼橋編18.4.4溶接施工法 図-18.4.2衝撃 溶接施工法 図-18.4.1開先溶接
試験片
施工試験方法による。
試験片の個数:各部位につき3
・なお、過去に同等もしくはそれ以
上の条件で溶接施工試験を行い、か
つ施工経験をもつ工場では、その時
の試験報告書を提出することによ
り溶接施工試験を省略することが
できる。
・溶接方法は「日本道路協会道路橋
試験片の個数:1
示方書・同解説」Ⅱ鋼橋編18.4.4
溶接施工法 図-18.4.1開先溶接
施工試験方法による。
・なお、過去に同等もしくはそれ以
上の条件で溶接施工試験を行い、か
つ施工経験をもつ工場では、その時
の試験報告書を提出することによ
り溶接施工試験を省略することが
できる。
試験成績表等
による確認
試験片の形状:JIS Z 3121 1号
試験片の個数:2
引張強さが母材の規格値以上。
亀裂が生じてはならない。
ただし、亀裂の発生原因がブローホー
ルあるいはスラグ巻き込みであるこ
とが確認され、かつ、亀裂の長さが3
mm以下の場合は許容するものとする。
溶着金属および溶接熱影響部で母材
の規格値以上(それぞれ3個の平均)。
欠陥があってはならない。
Ⅱ-77
○
○
○
○
品質管理基準および規格値
工種 種別
必須
施工
溶接工
33
試験
区分
試
品質管理基準および規格値
験 項
目
試
験 方 法
規
格
値
試
非破壊試験:開先溶 「日本道路協会道路橋示 「日本道路協会道路橋示方書・同解
方書・同解説」II鋼橋編 説」II鋼橋編18.4.6外部きず検
接
18.4.6外部きず検
査 18.4.7内部きず検査の規定によ
査 18.4.7内部きず検査 る
の規定によ
る
験 基
準
試験片の個数:試験片継手全長
摘
要
・溶接方法は「日本道路協会道路橋
示方書・同解説」Ⅱ鋼橋編18.4.4
溶接施工法 図-18.4.1開先溶接
施工試験方法による。
・なお、過去に同等もしくはそれ以
上の条件で溶接施工試験を行い、か
つ施工経験をもつ工場では、その時
の試験報告書を提出することによ
り溶接施工試験を省略することが
できる。
(非破壊試験を行う者の資格)
・磁粉探傷試験または浸透探傷試験
を行う者は、それぞれの試験の種類
に対応したJIS Z 2305(非破壊試験
-技術者の資格及び認証)に規定す
るレベル2以上の資格を有していな
ければならない。
・放射線透過試験を行う場合は、放
射線透過試験におけるレベル2以上
の資格とする。
・超音波自動探傷試験を行う場合
は、超音波探傷試験におけるレベル
3の資格とする。
・手探傷による超音波探傷試験を行
う場合は、超音波探傷試験における
レベル2以上の資格とする。
マクロ試験:すみ肉 JIS G 0553に準じ
溶接
る。
試験片の形状:「日本道路協会道路橋示方書・同解 ・溶接方法は「日本道路協会道路橋
説」Ⅱ鋼橋編18.4.4溶接 図-18.4.3すみ肉溶接試 示方書・同解説」Ⅱ鋼橋編18.4.4
験(マクロ試験)溶接方法および試験片の形状
溶接施工法 図-18.4.3すみ肉溶接
試験(マクロ試験)溶接方法及び試
試験片の個数:1
験片の形状による。
・なお、過去に同等もしくはそれ以
上の条件で溶接施工試験を行い、か
つ施工経験をもつ工場で
は、その時の試験報告書によって判
断し、溶接施工試験を省略すること
ができる。
欠陥があってはならない
Ⅱ-78
試験成績表等
による確認
○
○
品質管理基準および規格値
工種 種別
必須
施工
溶接工
33
試験
区分
試
品質管理基準および規格値
験 項
目
試
験 方 法
引張試験:スタッド JIS Z 2241
溶接
曲げ試験:スタッド JIS Z 3145
溶接
突合せ継手の内部欠 JIS Z 3104
JIS Z 3060
陥に対する検査
(割れ)
・目視
規
格
値
試
験 基
準
摘
要
降伏点は 235N/mm2以上、引張強さは
400~550N/mm2、伸びは20%以上とす
る。ただし溶接で切れてはいけない。
試験片の形状:JIS B 1198
試験片の個数:3
なお、過去に同等もしくはそれ上の
条件で溶接施工試験を行い、かつ施
工経験をもつ工場では、その時の試
験報告書によって判断し溶接施工
試験を省略することができる。
溶接部に亀裂を生じてはならない。
なお、過去に同等もしくはそれ上の
条件で溶接施工試験を行い、かつ施
工経験をもつ工場では、その時の試
験報告書によって判断し溶接施工
試験を省略することができる。
放射線透過試験の場合はJIS Z 3104による。
・「日本道路協会道路橋示方書・同
超音波探傷試験(手探傷)の場合はJIS Z3060によ 解説」II鋼橋編 表-解 18.4.5に各
る
継手の強度等級を満たす上での内
部きず寸法の許容値が示されてい
る。なお、表-解18.4.5に示さ
れていない継手の内部きず寸法の
許容値は、「鋼道路橋の疲労設計指
針H14.3」が参考にできる。
(非破壊試験を行う者の資格)
・放射線透過試験を行う場合は、放
射線透過試験におけるレベル2以上
の資格とする。
・超音波自動探傷試験を行う場合
は、超音波探傷試験におけるレベル
3の資格とする。
・手探傷による超音波探傷試験を行
う場合は、超音波探傷試験における
レベル2以上
の資格とする
検査体制、検査方法を明確にした上で目視検査す 磁粉探傷試験または浸透探傷試験
る。目視は全延長実施する。ただし、疑わしい場合 を行う者は、それぞれの試験の種類
は、磁粉探傷試験または浸透探傷試験を用いる
に対応したJISZ 2305(非破壊試験技術者の資格及び認証)に規定する
レベル2以上の資格を有し
ていなければならない。
試験成績表等
による確認
○
試験片の形状:JIS Z 3145
試験片の個数:3
試験で検出されたきず寸法は、設計上
許容される寸法以下でなければなら
ない。ただし、寸法によらず表面に開
口した割れ等の面状きずはあっては
ならない。なお、放射線透過試験によ
る場合において、板厚が25mm以下の試
験の結果については、以下を満たす場
合には合格としてよい。
・引張応力を受ける溶接部は、JIS Z
3104附属書4(透過写真によるきずの
像の分類方法)に示す2類以上とする。
・圧縮応力を受ける溶接部は、JIS Z
3104附属書4(透過写真によるきずの
像の
分類方法)に示す3類以上とする。
あってはならない
Ⅱ-79
○
○
品質管理基準および規格値
工種 種別
必須
施工
溶接工
33
試験
区分
試
品質管理基準および規格値
験 項
目
試
験 方 法
規
格
値
試
験 基
準
摘
要
形状
・目視
(ビード表面のピッ ・ノギス等による計測
ト)
主要部材の突合せ継手及び断面を構
成するT継手、角継手には、ビード表
面にピットがあってはならない。その
他のすみ肉溶接及び部分溶込み開先
溶接には、1継手につき3個または継
手長さ1mにつき3個までを許容する。
ただし、ピットの大きさが1mm以下の
場合は、3個を1個として計算する
検査体制、検査方法を明確にした上で、目視確認に
より疑わしい箇所を測定する。目視は全延長実施す
る。
外観形状検査
(ビード表面の凹
凸)
・目視
・ノギス等による計測
ビード表面の凹凸は、ビード長さ25mm
の範囲で3mm以下。
検査体制、検査方法を明確にした上で、目視確認に
より疑わしい箇所を測定する。目視は全延長実施す
る。
外観形状検査(アン ・目視
ダーカット)
・ノギス等による計測
「日本道路協会道路橋示方書・同解
説」II鋼橋編18.4.6外部きず検査の規
定による
外観検査(オーバー ・目視
ラップ)
あってはならない。
検査体制、検査方法を明確にした上で、目視確認に 「日本道路協会道路橋示方書・同解
より疑わしい箇所を測定する。目視は全延長実施す 説」II鋼橋編 表-解 18.4.4に各継
る。
手の強度等級を満たすうえでのア
ンダーカットの許容値が示されて
いる。表-解18.4.4に示されて
いない継手のアンダーカットの許
容値は、「鋼道路橋の疲労設計指針
H14.3」が参考にできる。
検査体制、検査方法を明確にした上で目視検査す
る。
外観形状検査
(すみ肉溶接サイ
ズ)
すみ肉溶接のサイズ及びのど厚は、指
定すみ肉サイズ及びのど厚を下回っ
てはならない。
だだし、1溶接線の両端各50mmを除く
部分では、溶接長さの10%までの範囲
で、サイズ及びのど厚ともに-1.0mm
の誤差を認める。
・目視
・ノギス等による計測
Ⅱ-80
検査体制、検査方法を明確にした上で、目視確認に
より疑わしい箇所を測定する。目視は全延長実施す
る。
試験成績表等
による確認
品質管理基準および規格値
工種 種別
必須
施工
溶接工
33
試験
区分
試
品質管理基準および規格値
験 項
目
試
験 方 法
規
格
値
試
験 基
準
その他
外観形状検査(余盛 ・目視
高さ)
・ノギス等による計測
設計図書による。
設計図書に特に仕上げの指定のない
開先溶接は,以下に示す範囲内の余盛
りは仕上げなくてよい。余盛高さが以
下に示す値を超える場合は、ビード形
状、特に止端部を滑らかに仕上げるも
のとする。
ビード幅(B[mm])余盛高さ(h[mm])
B<15 :
h≦3
15≦B<25 :
h≦4
25≦B
: h≦(4/25)・B
検査体制、検査方法を明確にした上で、目視確認に
より疑わしい箇所を測定する。目視は全延長実施す
る。
外観検査(アークス ・目視
タッド)
・ノギス等による計測
・余盛り形状の不整:余盛りは全周に
わたり包囲していなければならな
い。なお、余盛りは高さ1mm、幅
0.5mm以上
・クラックおよびスラグ巻込み:あっ
てはならない。
・アンダーカット:するどい切欠状の
アンダーカットがあってはならな
い。ただし、グラインダー仕上げ量
が0.5mm以内に納まるものは仕上げ
て合格とする。
・スタッドジベルの仕上り高さ:
(設
計値±2mm)をこえてはならない。
われなどの欠陥を生じないものを合
格。
検査体制、検査方法を明確にした上で、目視確認に
より疑わしい箇所を測定する。目視は全延長実施す
る。
ハンマー打撃試験
ハンマー打撃
Ⅱ-81
摘
要
外観検査の結果が不合格となったスタッドジベル ・余盛が包囲していないスタッドジ
について全数。
ベルは、その方向と反対の15°の
角度まで曲げるものとする。
外観検査の結果が合格のスタッドジベルの中から
1%について抜取り曲げ検査を行なうものとする。 ・15°曲げても欠陥の生じないもの
は、元に戻すことなく、曲げたまま
にしておくものとする。
試験成績表等
による確認
品質管理基準および規格値
品質管理基準および規格値
[参考資料] ロックボルトの引き抜試験
Ⅱ-82
品質管理基準および規格値
品質管理基準および規格値
Ⅱ-83
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