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電子メール① 「情報モラル」学習指導案
電子メール① 「情報モラル」学習指導案 1.本時の目標 電子メールで,自分の気持ちを正確に伝えるためにはどのようなことに注意すれば よいかを考える。また,トラブルになったときの対処方法を知る。 2.本時の展開(25分) 学習活動 1 2 3 4 主な発問と指導・支援 指導上の留意点・資料 よくない電子メー ・今までにもらった電子メールで ・どんな点が困ったのか, ルについて考える 困ったり,不愉快に感じたメー ル 不愉快に感じたのか発表 はどんなものでしたか。 させる。具体的な内容 を 拾い上げてみる。 よい電子メールに ・今までにもらった電子メールで ・気持ちよくメール交換が ついて考える。 うれしかったり,気持ちよく読 め できるのはなぜか,よく な るメールはどんなものでした か。 いメールとの違いを挙 げ ・直接会って話をするときとの違 てみる。 電子メールを送る いを考えて,電子メールを送る と ・相手の顔が見えないから ときに大切にする きに大切にすることは何でし ょ 相手の表情を想像して書 ことは何かを考え うか。 くこと,一度送ったメー る。 ルは取り戻せないので, 発 言責任があることに気 づ かせる。 ・書き方次第では,信用を なくすことを知り,必ず 見 直す習慣をつけること が 大切であることに気づ か ・自分の気持ちが十分伝わらず, せる。 トラブルになった 相手が誤解してトラブルになっ ・誤解を取り除くために, ときの対処の方法 たときにはどうしたらよいでし まず自分の方からあやま を考える。 ょうか。 ることに気づかせる。 ・インターネット社会も現 実の社会と同じように迷 惑行為はいけないことを わからせる ・自分で解決できないとき は,親や先生に相談して 正 しい解決方法を考える こ とに気づかせる。 3.評価 電子メールを送るときは,受け取る人の表情を想像しながら,その人の気持ちを考えて, 文を工夫したりする,そして,必ず見直すことが大切であることに気づいたか。また, ト ラブルになったときの対処方法を知ったか。 4.板書計画 ・よくない電子メールとは, わかりにくい件名がついている,乱暴な言葉遣い,攻撃する言葉,汚い言葉,傷つく 言葉,何を伝えたいのかわからない,まとめていない,だらだら長い,一文が長い, 内容がわかりにくい,たくさんで読みにくい,字の間違いが多い,誰からきたかわか らない,など ・よい電子メールとは, わかりやすい件名がついている,ていねいな言葉遣い,内容がわかりやすい,まとめ てあって読みやすい,段落ごとに一行あいている,区切りのところで改行,読みやす いように工夫してある,字に間違いがない,相手がはっきりわかる,など ・電子メールを送るときの注意とは, ①顔が見えないけれど必ず相手がいる。だから,相手の気持ちをよく考えて書く。 ②書き方次第で気持ちの伝わり方が変わる。だから,言葉使いをよく考えて書く。 ③一度送ると戻せないから必ず内容や電子メールアドレスの見直しをする。 ④文字だけのやりとりであるので話し言葉,書き言葉の違いに注意して書く。 ⑤個人情報の流出には十分注意する。(他人の情報は書かない) ・トラブルになったら, ①誤解を取り除くために,自分の方からあやまる。 ②自分で解決できないときは,親や先生に相談する。 参考事項 ※現実の社会において犯罪や社会的非難の対象となる行為は,インターネットの「匿名性」 や「仮面性」を持ったて世界でも,決して特別ではなく,絶対にしてはいけません。 ※電子メールは「匿名性」や「仮面性」を持っているが,誰彼なしにメールを出すのでな く相手を選んでやりとりをしよう。 参考資料 電子メールと手紙,電話の比較 電子メール 手紙 電話 即時性 ○ △ ◎ 感情の伝わり △ ○ ◎ 手軽さ ○ △ ◎ 拘束性 ○ ◎ △ 一斉同報 ◎ ○ × ワークシート 年 組 番 よくない電子メールとは・・・ 名前 よい電子メールとは・・・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 電子メールは,一度送ると取り戻すことができません 電子メールを送るときの注意とは, ① ② ③ トラブルになったら, ① ②