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計測標準フォーラム 「第20回 日本NCSLI技術フォーラム」 プログラム
「第20回 日本NCSLI技術フォーラム」 プログラム 計測標準フォーラム 場所:東京都大田区産業プラザPiO 会場:4Fコンベンションホール 開催日: 受付開始: 2011年(平成23年)11月4日(金) 9:00 1F 大展示場 10:05-10:55 基 調 講 演 NMIJ 計量標準セミナー招待講演 「将来のエネルギー供給システムを考える -スマートグリッドとは何か-」 安芸 裕久 、(独)産業技術総合研究所 エネルギー技術研究部門 エネルギーネットワークグループ長 後援: 計測標準フォーラム,(独)産業技術総合研究所 会場:2F小展示場 ※会場が異なりますのでご注意下さい 挨 拶 11:00-11:05 早川和己 日本NCSLI会長 / (株)TFF フルーク社 講 演 11:05-11:30 講演[1] 日本NCSLI20周年にあたって NCSLI-Japan 20th Anniversary 早川 和己 Kazumi HAYAKAWA / 東郷 孝志 Takashi TOGO 日本NCSLインターナショナル NCSLI-Japan 日本NCSLIの生い立ちと50年の歴史を持つNCSL Internationalの歴史を振り返ってNCSLIとNCSLI-Jを紹介する。 11:30-12:00 講演[2] 放射線測定器の校正と不確かさ Calibration and Uncertainty of Radiation Meter 高島 誠 Makoto TAKASHIMA (一般財団法人)日本品質保証機構 JQA 福島第一原子力発電所の放射線事故を受けて、産業界だけでなく一般公衆の間でも放射線計測への関心が高まっている。放射線計測には放射線測定 器を用いる必要があるが、信頼性のある測定結果を得るためには正しく校正された測定器を用いることが重要である。本講演では放射線測定の原理・放 射線測定器の校正および不確かさについて紹介する。 12:00-12:30 講演[3] 気体流量におけるe-トレースの実証実験 ~ e-トレースによる製造工程の効率化 ~ Demonstration of e-Trace in gas flow measurement ~ Efficiency of manufacturing process with e-Trace ~ 古屋 宏樹 Kouki FURUYA (株)金門製作所 Kimmon Manufacturing Co., Ltd. 金門製作所校正サービスセンターは、計量法 トレーサビリティ制度(JCSS)に基づく気体流量のMRA-JCSS認定事業者である。azbilグループにおける流量 計の検査ラインに使用している基準器及び標準メータのトレーサビリティを確保するため、定期的に当センターへ輸送し、JCSS校正を実施している。しか し、輸送によるトラブルや校正値の再現性、製造工程のタイムロスというリスクが生じる。本発表は、JCSS校正された仲介用の標準メータと計測システムを 工場へ持ち込み、製造現場用基準器及び標準メータを取り外すことなくオンライン状態で、社内ネットワークを利用して遠隔校正を行う校正技術(e-トレー ス)の確立を目的として、実証実験を行った結果について発表する。 12:30-12:35 12:35-14:00 14:00-14:30 日本NCSLI 総会 休憩 (昼食) 展示会 講演[4] 角度誤差を検出できる自己校正機能付ロータリエンコーダ (SelfA) Self-Calibratable Rotary encoder (SelfA) 渡部 司 Tsukasa WATANABE (独)産業技術総合研究所 計測標準研究部門 NMIJ/AIST 角度位置決めに広く用いられているロータリエンコーダには、高い分解能に見合う高精度化が欠かせない。しかし装置に組み込む時の軸偏心や、測定環 境下でのゆがみなどの要因による角度誤差のため使用時の角度精度を保証することは一般的に困難である。自己校正機能付ロータリエンコーダは、比 較的簡単な構造にもかかわらず、様々な角度誤差要因を検出することが可能で、0.1秒の測定不確かさを実現する新しいエンコーダである。 14:30-15:00 講演[5] 超高安定標準抵抗器の開発 Development of ultrastable or ultra-stable resistance standard 熊谷 誠弥 Masaya KUMAGAI アルファ・エレクトロニクス(株) Alpha Electronics Corp. 標準抵抗器に使用される抵抗体を新たに開発し従来の標準抵抗器では実現困難とされた製作初年度からの抵抗値変動0.2ppm/year以下を実現。ここで は製作した標準抵抗器の基本構造・諸特性の評価結果、今後の展望について述べる。 15:00-15:30 15:30-16:00 休憩 展示会 講演[6] 計測器管理業務における情報共有 Information sharing in measuring instruments and adminstrative apparatus operation 石井 光夫 Mitsuo ISHII (株)メット・キャル Met/ Cal Co.,Ltd 計測器等の管理業務に長年携わり経験した事を中心に計測器の管理及び校正業務に役立つと思われる情報共有について紹介する。特に米国における 計測器管理体制の現状と経済性などを重視した状況について解説する。併せて日本における情報公開制度の活用方法を具体例をもって説明する。ま た、将来在るべき効果のある情報共有の姿を希望などを含め紹介する。 16:00-16:30 講演[7] DMM&キャリブレータ校正自動化推進 ~ JCSS認定範囲拡大に向けた取り組みと、新たな校正サービス開始 ~ Approach to the expansion of our scope of accreditation and will start new calibration services 荻村 洋 Hiroshi OGIMURA オリックス・レンテック(株) ORIX Rentec Corporation オリックス・レンテック(株)計測標準センターでは、JCSS校正の普及と校正作業効率化及びヒューマンエラー低減のために自動化を推進している。本講演 では、キャリブレータとDMMの校正の自動化、更にはこれらを完全にトレースしたシステムを構築したのでその紹介をする。 16:30-17:00 講演[8] JCSS登録(認定)取得への取り組み A constant challenge to obtain JCSS accreditation 山崎 陽生 Akiu YAMAZAKI アジレント・テクノロジー・インターナショナル(株) Agilent Technologies International Japan, Ltd. 弊社標準室は平成7年に直流電圧、抵抗等においてJCSS認定を取得して以来、範囲の拡張、不確かさの改善に取り組んできた。単純化したトレーサビリ ティ体系による説明と技術的妥当性の説明により取り組んだ事例について紹介する。 17:15-18:45 懇親会