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緊急非常事態宣言緊急非常事態宣言 !!高齢者 の 交通事故が多発 高 齢
20 4,000 2,000 0 年 高齢者の交通事故が多発 30 10 0 緊急非常事態宣言 6,000 公共交通機関が十分に発達していない地方において、自動車は日常生活に不 き、個々の状態に応じた安全 ートル圏内で起こっています。 ているのかを自覚していただ ほ と ん ど が 自 宅 か ら 1キ ロ メ 運転の方法を身に付けましょ 40 可欠なものです。しかし今、高齢者が関わる交通事故が全国で多発しており、 数が全体的に減少する中で、 戦後生まれのいわゆる﹁団 高齢者講習が義務付け から停止しようと考えること ﹁通り慣れた道だから大丈 う。 8,000 50 西脇市でも対策が必要となっています。先月には、西脇警察署と西脇多可交通 ヵ月半 年の高齢者の死者数は 察署と西脇多可交通安全協会 塊の世代﹂が次々に高齢期を このことから、高齢者の交 響します。特に、交差点付近 年の道路交通法改正 時間 程度受けていただきます。 が ﹁ 判 断 ﹂、 ③ 停 止 す る た め 夫﹂という油断が、認知や判 運転免許の返納も検討を 事故を起こしてしまうと、 52.7% (過去最悪) 安全協会が ﹁高齢者交通事故多発緊急非常事態﹂ を宣言しました。一人ひとりが 月下旬から 高齢者を取り巻く交通環境を理解し、思いやりを持った運転を心がけましょう。 今年 平成 過半数を占め、 の間に、西脇警察署管内︵西 去最高を記録しました。人口 %と過 脇市および多可町︶で 高齢者は7・5人に上ってお ・ 死亡事故が発生しました。い 万人当たりで比較すると、 り、他の年齢層の3・5倍に 件の 歳以上の高齢者が自 動車等を運転中のことでした。 ずれも また、 月時点で比較すると、 なっています。 る背景には、少子高齢化の急 高齢者の死者数が増えてい 社会全体で交通安全対策を 昨年の人身事故発生件数は 169件でしたが、今年はす でに200件を超えており、 年 月6日速報値︶ 。 異例のペースで増加していま す ︵平成 日に﹁高齢者交通 迎えており、わが国の高齢者 速な進行があります。 は、 人口は、ピークとなる平成 この事態を受けて、西脇警 事故多発緊急非常事態宣言﹂ 年に3, 400万人を超え、 月 を発表しました。 * * * %を占めると予測 全人口の 通安全対策は、早急に社会全 されています。 おける交通事故の死亡件数と 体で取り組むべき課題である 年に 高齢者が占める割合をまとめ と言えます。 年から たものです。取り締まりの強 これは、平成 下のグラフをご覧ください。 化や厳罰化で交通事故発生件 高齢者の交通事故問題につ は、歩行者や進入してくる自 体調が悪いときは、無理せず運転を控えて いて、西脇警察署の宮崎正一 動車などに同時に注意を払わ 平成 なければならず、高齢者にと 歳以上の方には高齢者 っては対応が難しい場所です。 講習が義務付けられました。 交差点付近で事故が多発する 自動車の操作を誤ったりして、 体検査、運転実習等を 対向車や歩行者を見逃したり、 高齢者講習では、講義や身 で、 * * * 作﹂で成り立っています。 号が赤に変わったとき、①信 例えば、運転中に前方の信 にブレーキを踏むのが﹁操 断を鈍らせ、とっさに的確な 号が赤に変わったと認識する 高齢者講習の機会を利用し のはこのためです。 こ と が ﹁ 認 知 ﹂、 ② 赤 信 号 だ 高齢運転者による事故は、 て、加齢に伴う身体機能の低 加齢に伴う身体機能の衰え 操作ができないことで事故に 下が自分の運転にどう影響し は、安全運転に必要な認知・ つながっています。 作﹂です。 判断・操作の能力に大きく影 家族をはじめ多くの人々を辛 い目に遭わせてしまいます。 家族から﹁運転が心配だ﹂と 言われたら、自分の行動を振 り返りながら話し合い、運転 免許を自主的に返納すること も検討してください。お問い 合わせは西脇警察署まで︵☎ ︲0110︶。 意力が低下しがちです。体調 が悪いときは決して無理をせ 25 年 年 24 23 年 22 年 21 年 年 20 19 年 18 年 52 運 転 は 、﹁ 認 知 ・ 判 断 ・ 操 交通課長に伺いました。 29 2 広報にしわき 平成26年8月号 広報にしわき 平成26年8月号 3 (警察庁「平成25年中の交通死亡事故の特徴及び道路交通法違反取締状況について」から作成) 高齢運転者標識 25 高齢者が占める割合 (%) 交通事故死亡者数 (人) 平 15 17 年 16 年 15 成 65 26 人 10,000 6月30日、西脇自動車教習所で高齢運転者を対象に シルバードライバーズスクールが開催されました。 西脇自動車教習所の協力のもと、参加者は自動車の 運転実技を行った後、同乗していた指導員からアドバ イスを受けました。鹿野町老人クラブの岸本滋会長は 「左右の安全確認や急ブレーキ、一時停止など基本的 動作が思っていたよりできなかった。学んだことを家 族と話し合って、日々の安全運転に生かしたい」と話 しました。 高齢運転者が自ら安全運転を心掛ける必要がある一 方で、周囲の運転者にもできることがあります。 70歳以上の高齢運転者は、自動車の前面と後面に 「高齢運転者標識」を表示して運転するよう努めなけ ればならないとされています。この標識を付けた自動 車に幅寄せや割込みをすると、処罰の対象になります (やむを得ない場合を除く)。 また、高齢運転者の中には「相手が止まってくれ る」といった勝手な思い込みなどによって、周囲の運 転者にとって予想外の行動をする方 もあります。高齢運転者標識が貼ら れた自動車を見たら、十分に車間距 離をとり、思いやりを持った運転を 心がけましょう。 13 % 60 25 70 ず、運転を控えてください。 32 !! 10 22 夏本番を迎え、暑さから注 西脇警察署 宮崎正一交通課長 西脇多可シルバードライバーズスクールが開催 高齢運転者に思いやりを 運転指導を受ける高齢運転者