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平成28年度・後学期 E230-01 ロボットプログラミングⅡ
平成28年度 学習支援計画書 再生紙を使用しています。 授業科目区分 科 目 名 単 位 科目コード ロボットプログラミングⅡ Robot Programming II 専門教育課程 専門科目 専門 担当教員名 研究室 開講時期 履 修 方 法 6期(後学期) 2 内線電話番号 E230-01 修学規程第4条を参照 電子メールID オフィスアワー 授 業 科 目 の 学 習 教 育 目 標 キーワード 学習教育目標 1 ロボットプログラミング 最近のシミュレーション技術の発展により、ロボットにおいてもシミュレータを使い動作を 2 車輪型ロボット 確認することが一般的になった。本講義では、まず、代表的なロボットである車輪型、腕型 3 ロボットアーム 、脚型ロボットを動作させるロボット工学の理論を学び理解する。次に、それを実現するコ 4 脚型ロボット ンピュータプログラムを学びプログラミングのスキルを向上する。最後に、シミュレータの 5 ROS,C++ 仮想空間上のロボットにC++言語で実装し、理論と実践の融合を目指す。 授業の概要および学習上の助言 ロボット工学の基礎とそのプログラミングを関連づけて学ぶ、世界的に見てもユニークな講義である。ロボット工学の基礎や プログラムは他の科目でも重複する部分がある。その部分の予習や復習、あるいはプログラミングなどは練習を積み重ねるこ とにより初めて身に付く。理論と実践のハブとなる講義であり、継続して学習することが重要となる。なお、知能ロボットで はブログラムが大規模になるため基盤ソフトウェアとしてROS(Robot Operating System)とC++言語が非常に良く使わ れているため、 あわせて学習する。 項目 1.開発環境、ROSのインストール 2.C++言語 3.車輪型ロボット 4.ロボットアーム 5.4脚ロボット 6.プログラム演習 【教科書および参考書・リザーブドブック】 教科書:やさしいC++ 第4版[ソフトバンク クリエイティブ] 参考書:指定なし リザーブドブック:指定なし 履修に必要な予備知識や技能 C言語. 学科教育目標 (記号表記) № 学生が達成すべき行動目標 ① K ② K 資料の例程度のプログラムを理解し、プログラムを作成できる。 ③ K 簡単なロボットプログラムを作成できる。 ④ K タッチタイプを1分間に200打鍵以上できる。 資料の理論を理解できる。 ⑤ ⑥ 達 成 度 評 価 評価方法 指標と評価割合 総合評価割合 試 験 クイズ 小テスト 成果発表 レポート (口頭・実技) 作 品 ポートフォリオ その他 合 計 総合力指標 0 20 70 0 0 0 10 100 知識を取り込む力 0 20 0 0 0 0 0 20 思考・推論・創造する力 0 0 60 0 0 0 0 60 コラボレーションとリーダーシップ 0 0 0 0 0 0 0 0 発表・表現・伝達する力 0 0 10 0 0 0 0 10 学習に取組む姿勢・意欲 0 0 0 0 0 0 10 10 ※総合力指標で示す数値内訳は、授業運営上のおおよその目安を示したものです。 1 E230-01 評価の要点 評 価 方 法 行動目標 ① 評 価 の 実 施 方 法 と 注 意 点 ② 試 験 ③ ④ ⑤ ⑥ ① ② クイズ 小テスト ③ ④ ⑤ ⑥ レポート ① レ シミュレータ上の次のロボットに、ロボット工学の基礎をプログラミングする。 ② レ 1.車輪型ロボット(デッドレコニング,自己位置推定等) ③ レ 2.腕型ロボット(運動学,逆運動学,PID制御) ④ 3.脚型ロボット(補講制御) ⑤ ⑥ ① ② 成果発表 (口頭・実技) ③ ④ ⑤ ⑥ ① ② 作 品 ③ ④ ⑤ ⑥ ① ② ポートフォリオ ③ ④ ⑤ ⑥ その他 ① タッチタイプはコンピュータリテラシーの最も基本であり、コンピュータプログラムをするうえでは必要 ② 不可欠な技能である。この技能を向上させるために、タッチタイプの試験を行う。1分間に200打鍵以 上が目標である。 ③ ④ レ ⑤ ⑥ 具体的な達成の目安 理想的な達成レベルの目安 ロボット工学において基本的な理論を全て理解し、ロボットシ ミュレータ上のロボットにその知識を用い、効率的なプログラ ムを作成できる. 標準的な達成レベルの目安 ロボット工学において基本的な理論を何か一つでも理解し、ロ ボットシミュレータ上のロボットにその知識を用い動作可能な プログラムを作成できる. 2 E230-01 授業明細表 CLIP学習プロセスについて 一般に、授業あるいは課外での学習では:「知識などを取り込む」→「知識などをいろいろな角度から、場合によってはチーム活動として、考え、 推論し、創造する」→「修得した内容を表現、発表、伝達する」→「総合的に評価を受ける、GoodWork!」:のようなプロセス(一部あ るいは全体)を繰り返し行いながら、応用力のある知識やスキルを身につけていくことが重要です。このような学習プロセスを大事に行動ください。 ※学習課題の時間欄には、指定された学習課題に要する標準的な時間を記載してあります。日々の自学自習時間全体としては、各授業に応じた時間 (例えば2単位16週科目の場合、予習2時間・復習2時間/週)を取るよう努めてください。詳しくは教員の指導に従って下さい。 回数 学習内容 日付 1週 授業の運営方法 座学,演習 復習:講義内容 予習:次回までに参考資料を元に 開発環境をインストールする 360 ROS:ROSの概要 開発環境のインストール 同上 復習:開発環境のインストールが 授業中終わらない場合は、次週ま でに済ませておくこと。 270 C言語とC++言語の違い ROS:入出力 同上 復習:講義内容 予習:教科書 Lesson12 クラスの基本 270 教科書 C++:Lesson12 クラスの基本 ROS:PublisherとSubscriber 同上 復習:講義内容 予習:教科書 Lesson12 クラスの基本 Lesson13 クラスの機能 270 教科書 C++:Lesson13 クラスの機能 ROS:サービス 復習:講義内容 予習: 復讐:講義内容 予習:ROSのActionLib 360 ROS:ActionLib プログラミング演習 同上 復習:講義内容 予習:教科書 Lesson 14 新しいクラス 270 教科書 C++:Lesson 14 新しいクラス プログラミング演習 同上 復習:講義内容 予習:地図生成、自己位置推定、 ナビゲーション 270 ROS:地図生成、自己位置推定、ナビゲーション 同上 復習:講義内容 予習: 車輪型ロボット:座標変換、自己 位置推定 360 車輪型ロボット:座標変換、自己位置推定 同上 復習:講義内容 予習:画像処理 270 ROS:画像処理 同上 復習:講義内容 予習: ロボットアーム 運動学 270 ロボットアーム:運動学 同上 復習:授業の内容 予習:逆運動学 270 ロボットアーム:逆運動学 同上 復習:授業の内容 予習:サンプルコードを事前に読 む 360 ロボットアーム:制御 同上 復習:授業の内容 予習:サンプルコードを事前に読 む 360 脚ロボット 座学 復習:授業の内容 予習:プチプロジェクトの内容を 考える 360 総合演習:プチプロジェクト プチプロジェクトのコンピュ ータによる実装 同上 270 プチプロジェクト発表会 自己点検授業,授業アンケート 座学 なし 0 / 3週 / 4週 / 5週 / 6週 / 7週 / 8週 / 9週 時間(分)※ オリエンテーション:授業内容の説明 / 2週 学習課題(予習・復習) / 10週 / 11週 / 12週 / 13週 / 14週 / 15週 / 16週 / 3