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佐伯湾で発生した赤潮被害について(経過)

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佐伯湾で発生した赤潮被害について(経過)
佐伯湾で発生した赤潮被害について(経過)
7 月 15 日 佐伯湾の一部で赤潮の発生が確認される(水産試験場による調査)
赤潮プランクトン名 カレニア(ギムノデニウム)
・ミキモトイ
7 月 26 日 漁協より赤潮被害の第一報が入る
佐伯湾奥部 6件(海面養殖2、陸上養殖4)
ヒラメ、トラフグ、ブリ 3万尾以上(尾数判明分のみ)
7 月 27 日 赤潮の被害状況等についての詳細な情報収集を開始
7 月 27 日∼8 月 1 日
佐伯湾奥部から湾の中央部に向けて被害が拡大
湾奥部∼湾中央部 14件(海面養殖9、陸上養殖5)
ヒラメ、トラフグ、ブリ、ヒラマサなど 11万尾以上
(尾数判明分のみ)
8 月 2 日∼8 月 12 日
被害はさらに佐伯湾全域に拡大、正確な被害規模が徐々に明らかになる
佐伯湾全体
25件(海面養殖11、陸上養殖6、蓄養8)
ヒラメ、トラフグ、ブリ、ヒラマサ、マアジなど 24万尾以上
8月5日
塩月助役、大入島へ。被害を受けた漁業者を訪問。
8月8日
塩月助役、鶴見・米水津・蒲江方面へ。漁業関係者を訪問。
8 月 19 日 陸上養殖が公害被害救済制度の対象外となっているため、佐伯市長より
県知事あて、制度の見直しについての要望書を提出
8 月 31 日 佐伯市長および行政関係者、漁協支店運営委員長、被害を受けた漁業者
の三者で構成する陳情団が県庁を訪問。大分県農林水産部長と面会。赤潮
被害に対する救済措置について、佐伯市長および大分県漁業協同組合 県
南海区支店運営委員長会長の連名による要望書を大分県知事あて提出。
被害規模(8月31日現在)
被害業者
計 25経営体(海面養殖11、陸上養殖6、蓄養8)
魚種
ヒラメ、トラフグ、ブリ、ヒラマサ、カンパチ、マアジ、
マサバ、アワビ、サザエなど 14種
尾数
計 24万尾以上
被害金額
計 2億6千万円以上
その他
天然漁場のアワビ、サザエ等にも大規模被害が確認される。
被害規模については現在調査中。
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