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2013 年 ( ねん ) 8 月
永瀬 光(2013年7月) 着任してから、約1カ月がたちました。赤道直下のケニアですが、季節は乾季、寒いです!! 日中は太陽が出ていれば暑いくらいですが、朝晩はとても冷え込んでジャケットがないと凍えます。 こちらに来てから第1週目は、JICA オフィスにて治安対策のブリーフィングを受けました。 先日もモンバサ市内にて邦人が強殺されるという痛ましい事件が起こったとおり、こちらの治安は悪 いようです。市内のいたるところが危険地域に指定されており、立ち入れないところもたくさんあり ます。もっぱら移動はタクシーかバスを利用し、危険地域以外はまわりに気を配りながら歩いていま す。 以降第2週から現在は、首都ナイロビ市内の語学学校でスワヒリ語の訓練を英語で受けつつ、8月 13日の任地赴任に向け準備を整えているところです。新しい言語を学ぶのは大変ですが、宿泊先の ホテルの従業員さんや買い物をした際の店員さんなどを相手に練習しながら頑張っています。 語学訓練では2週間のホームステイをしました。こちらの家庭に滞在して、ケニア国の文化、食事、 習慣等いろいろ教わり、いろんな違いを目にしながら刺激にあふれた日々を送っています。 ケニアは東アフリカ一の大都会で、市内中心部には高いビルディングが多数立ち並んでいます。郊 外にはナイロビナショナルパークと呼ばれるサファリパークがあり、ライオン、キリン、シマウマ、 バッファローなどの野生動物を見ることができます!8月3日に同期隊員とサファリツアーに行っ た時も、色々な動物を見ることができました。 そして、先日は4日間ほど私の勤務することになる任地であるエンジニアタウンを訪問してきまし た。エンジニアは首都ナイロビから北西に約100キロ、アバデア山脈のふもとにあり標高は約20 00メートルあります。緑あふれ、牛や羊、ヤギがたくさん飼われており、肥沃な大地で野菜栽培が おこなわれナイロビの胃袋を支えているところだそうです。私はここをケニアのスイスと呼ぶことに しました。道路は幹線道路一本以外は未舗装で、外国人は自分以外ほとんどいないほどの田舎です。 こちらでは、サブカウンティと呼ばれる政府の農業事務所に配属され、農業関連の諸問題の解決から、 収入向上、地域振興まで地元の方々の役に立てるよう活動をしていく予定です。 ケニアに一人でも多くの日本ファンを作れるよう、できることから少しずつ活動を行っていこうと 思っています! 語学学校の教室にて(筆者向かって右端ダウンジャケット) 語学学校休憩中の雑談 ナイロビ市内の展望 ジラフ(きりん)センター 市内中心部のバス乗り場 ジラフセンターにて