Comments
Description
Transcript
浴室天井 - TOTO
組立要領書 2016.4版 浴室天井 製品の機能が十分に発揮されるように、この組立要領書の内容にそって 正しく組立てしてください。 組立て後は、お客様に使用方法を十分に御説明ください。 J06386N 安全上のご注意 組立の前に、この安全上の注意をよくお読みの上、正しく組立てください。 ◎表示内容を無視して誤った組立をしたときに生じる、危害や損害の程度を次の表示で区分し、説明しています。 警告 この表示の欄は「死亡または 重傷などを負う可能性が想定 される」内容です。 注意 この表示の欄は「傷害を負う 可能性または物的損害のみ が発生する可能性が想定さ れる」内容です。 ◎お守りしていただく事項の種類を次の絵表示で区分し、説明しています。 この絵表示は、気を付けていただきたい 「注意喚起」の内容です。 この 絵 表 示 は、必 ず 実行していただく 「強制」の内容です。 ◎ 組立完了後、試運転及び各部の点検を行い、器具のがたつきや漏電・水漏れなどの安全上の不具合が無いことを確 かめてください。 製品据え付け前に、製品に異常がないことを確認する 必ず実行 注意 天井は、壁の施工前に取付ける 必ず実行 ●壁が仕上がった後では、天井が浴室に入らないおそれがあります。 天井に硬いものを落としたり、ぶつけたりしない 禁 止 ●製品にひびが入りケガをしたり、または漏水により家財を汚したり腐らせるおそれが あります。 ◎浴室天井を廃棄処分する場合は、許可を受けている処理業者に依頼するか、破砕の上、許可された処理場にて処理し てください。 図 面 図面 天井伏図 事 前 確 認 㸦㸧 غ⠀ᨩ᧚.ᧄḰ 㧔㧕 ᩇ⧌㧦ዤ ᩇ⧌㧦ዤ غ⠀ᨩ᧚.ᧄḰ 施 工 1 要 領 ᄤὐᬌญغ 施 工 3 要 領 㧕 施 工2 要 領 ᩇ⧌ 㧦ዤ ᄤขઃߌᧁ᧚ౝኸޓ ኳⅬ᳨ཱྀڧ タ⨨ᚲせᑍἲ0,1 ᰕⰺ㸸ᑻ 㸦㸧 ᰕⰺ㸸ᑻ 㸦ᰕⰺ㸸ᑻ㸧 タ⨨ᚲせᑍἲ0,1 タ⨨ᚲせᑍἲ0,1 㸦㸧 㸦㸧 ኳศ㒊 㸦㸧 㸦㸧 ᾎᵴ࣒ࣜ㠃 ྜࢃࡏࡿ 必 要 工 具 天井裏面図 غ⠀ᨩ᧚.ᧄḰ ※( )は1.25坪サイズの寸法を示す。 ※柱寸口120の場合を示す。 注意 この天井は、浴室の内寸が1600×1600、および1600×2000用に設計されてい ます。浴室内寸がこの寸法と異なる浴室には使用しないでください。 (浴室内寸がこの寸法より小さい場合は施工時に天井が浴室内に入らない恐れがあ り、大きい場合は天井が浴室より小さくなり、機能しません) 天井裏は設置及び作業スペース確保のため、350mm以上の空間を確保してください。 1 図 面 必要工具 浴室天井組立工具 必 要 工 具 事 前 確 認 300 以上 インパクト ドライバー 使用禁止 ドライバービット⊕短・長No.2・3(先端サイズ) 電動ドライバー(トルク調整機能付) 施 1 工 要 領 コーキングガン シリコン(白色) カッター 200以上 施 2 工 要 領 施 3 工 要 領 曲尺 モンキーレンチ ⊕⊖ドライバー No.2(先端サイズ) 巻尺 レーザー墨出し器 下げふり 水平器 養生テープ コードリール 作業灯 スクレイバー 脚立(大・小) 2 養生用毛布 プラスチックハンマー マジック コーキング用ヘラ (先端5㎜∼10㎜程度) 図 面 事前確認 必 要 工 具 ●部品の確認 次の部品があることを確認してください。 事 前 確 認 施 工 1 要 領 天井(浴槽側) 天井(洗い場側) 吊り金具セット M10ナット(24個) 施 工2 要 領 点検口ふた 施 工 3 要 領 点検口落下防止ひも(各1個) φ10ワッシャー(24個) 落下防止ひも ばね ペフ トラス 4×20 タッピンねじ φ4ワッシャー φ6×32丸木ねじ(18本) 吊り金具(6個) くさび(3個) M10寸切りボルト(6本) 組立要領書 3 図 面 施工要領 必 要 工 具 1.木材の取付け 事 前 確 認 準備する木材 天井は吊り下げ方式です。事前に建築側へ吊り下げ用の木材を取付けてください。木材は現場手配となります。 推奨規格:日本農林規格(JAS) 下地用製材 1級 相当品 1坪/1.25坪サイズ共通 施 1 工 要 領 (1)天井吊り用:45×45角、長さ900mm 1本、985mm 1本、1940mm 1本 (2)天井仮置き用:45×45角、長さ950mm 2本 施 2 工 要 領 1. 天井吊り下げ用木材の取付け 1. 天井吊り下げ用木材の取付け 木材は浴槽・床に対し下図の位置・向きに取付けてください。 (高さは、ドアに干渉しない高さに取付けること) 施 3 工 要 領 ᩇ3ᧄએߦขࠅઃߌࠆ ฦᩇߦᧁߨߓ2ᧄࠍขࠅઃߌࠆ ᑪ▽ኸᴺߪਅ࿑ኸᴺࠍࠆߎߣ 1 ဝࠨࠗ࠭1820 (6 ዤ ) 1.25 ဝࠨࠗ࠭2275 (7.5 ዤ ) 1 ဝ /1.25 ဝࠨࠗ࠭1820 (6 ዤ ) L985 L1940 L900 ᄤษࠅਅߍ↪ᧁ᧚ ਅ┵ ᶎቶౝᄤ㜞ߐ +125mm ᶎቶFL 4 図 面 2. 天井仮置き用木材の取付け 天井仮置き用の木材を2本取付けます。 必 要 工 具 ߎߩ▸࿐ߪ࠼ࠕൎᚻ$&ߩ ႐วߩߺ ᄤ⟎߈↪ᧁ᧚ 取付けイメージ 事 前 確 認 ┵ ᶎቶౝᄤ㜞ߐ 施 工 1 要 領 施 工2 要 領 施 工 3 要 領 2.天井吊り金具の取付け 天井吊り下げ用木材に吊り金具を下図の寸法の位置にφ6.2×32丸木ねじ3本で取付けます。ドライバーの先端 は必ず太い3番ビットを使用してください。金具は合計6個あります。寸法は全て柱芯から金具の中心です。 取付けイメージ 1 ဝࠨࠗ࠭1820 (6 ዤ ) 1.25 ဝࠨࠗ࠭2275 (7.5 ዤ ) ・φ6.2×32ਣᧁߨߓ 2ᧄ 1 ဝ /1.25 ဝࠨࠗ࠭1820 (6 ዤ ) 800 450 510 360 ᮮ1ᧄ 5 図 面 3. 天井の取付け 必 要 工 具 1. 浴槽側天井の取付け ①浴槽側の天井を仮置き用の木材の上に置きます。 ※換気扇を天井に取付ける場合は、事前に天井に開口し取付けを行なってください。 開口寸法や取付け要領は換気扇の施工説明書に従い行なってください。 事 前 確 認 施 1 工 要 領 施 2 工 要 領 施 3 工 要 領 ②相対する上下の吊り金具4か所をM10スタッドボルトとナット、ワッシャーでつなぎます。天井の位置は浴 槽・床側と合わせる必要があります。建築側から測定せず、下図の方法で浴槽・床との位置合わせを行って ください。天井高さと水平及び位置を調整後、ナットを本締めして固定してください。 M10࠽࠶࠻ ࡢ࠶ࠪࡖ ษࠅ㊄ౕ ࡢ࠶ࠪࡖ M10࠽࠶࠻ M10180 ࠬ࠲࠶࠼ࡏ࡞࠻ ●浴槽・床と天井の位置を合わせます。位置合わせは、必ず浴室壁の内寸の位置から調整してください。 TOTOハーフバスと組み合わせる場合は、「ハーフバス08 フルセット」用の組立要領書より、ハーフバス と天井との寸法を確認してください。 6 図 面 【参考】TOTOハーフバスと天井との位置合わせ ●床と天井の位置を合わせます。床、天井の外寸は異なるため、下図の寸法より、天井が床に対し中心になる ように位置を調整してください。 必 要 工 具 事 前 確 認 施 工 1 要 領 施 工2 要 領 施 工 3 要 領 1655 1650 (2050) 1655 1666 7 図 面 下図にレーザー水準器を使った調整方法を示します。下げ振りを使用して調整しても構いません。 ①床、浴槽にレーザー水準器を置き、床側面からの寸法を測定し床側面と平行なレーザー線を作ります。 必 要 工 具 ᐥޔᄤߩA,Bኸᴺࠍ᷹ቯ 事 前 確 認 A 施 1 工 B 要 領 施 2 工 要 領 施 3 工 要 領 B A ࠩ᳓Ḱེ ②天井・床に写ったレーザー線から製品の端までの寸法を測定し、天井が中心になる寸法を計算します。計算 した寸法を元に、天井と間柱とのすきま寸法を決めてください。 8 図 面 ③天井短辺方向の位置を決めます。位置を調整後、天井外側と建築とのすきまに同梱のくさびを差し込み、く さびを建築側に固定します。天井をくさびのある方向に押し付けながら、天井吊り金具の片側のナットを本 締めします。ナットを本締め後、くさびは取外してください。 必 要 工 具 వߦߎߩᣇะࠍ⺞ᢛߔࠆ 事 前 確 認 施 工 1 要 領 施 工2 要 領 施 工 3 要 領 ਅ߆ࠄߘߞߣᏅߒㄟޕ ᒝߊߔߣᄤ߇ߕࠇࠆߚޔߒઃߌߥߎߣ ߊߐ߮ขࠅઃߌ(2▎ᚲ) ਅߩ࠽࠶࠻ࠍ࿕ቯߔࠆ ④次に同じ方法で長辺側を調整し、上側のナットを本締めしてください。 9 図 面 ⑤天井仮置き用木材を外し、天井高さを確認します。もしも高さがずれている場合は吊り金具のナットを緩 め、高さを調整してください。前後左右の方向がずれないように、片側2箇所ずつ緩めて調整してくださ い。 必 要 工 具 వߦ⟎߈↪ᧁ᧚ࠍᄖߔ ߕߟ✭ߡ㜞ߐࠍ⺞ᢛ 事 前 確 認 ᄤᄤ㕙 施 1 工 要 領 施 2 工 要 領 施 3 工 要 領 2. 洗い場側天井の取付け ①天井を持ち上げ、ボルト、ワッシャー、ナットを使用し仮固定します。ここでは本締めせず仮固定としてく ださい。 Ԙ৻ੱ߇ᄤࠍ ᜬߜߍߡ߅ߊ ԙฝ࿑ߩⷐ㗔ߢ ࡏ࡞࠻ࠍߟߥߍࠆ M10࠽࠶࠻ ࡢ࠶ࠪࡖ ษࠅ㊄ౕ ࡢ࠶ࠪࡖ M10࠽࠶࠻ M10180 ࠬ࠲࠶࠼ࡏ࡞࠻ 10 ②浴槽側天井とつなぎます。洗い場側天井を少し持ち上げて浴槽側天井の上にかぶせ、凹凸部を合わせ洗い場 側天井を押し込みます。上から叩いて天井をはめてください。 図 面 必 要 工 具 ߆ࠄณߊ 事 前 確 認 分割天井つなぎ材を 完全にかん合させる。 手でたたき込んでも 完全にかん合しない場合 下側を手で支えながら、上から 手で押さえ込むか、叩きこむ。 木片などを間にはさみ、プラス チックハンマーで叩き込む。 押さえ込むか 叩き込む 施 工 1 要 領 取付け完了状態 ขࠅઃߌቢੌ⁁ᘒ 施 工2 要 領 叩き込む 施 工 3 要 領 木片 ③洗い場側天井の浮き上がり防止のため、浴槽側天井に押さえ金具を2か所に取付けます。1か所につき ø4×12ねじ2本で固定します。 φ412࠲࠶ࡇࡦߨߓ(2ᧄ) ߐ߃㊄ౕ 2 ▎ᚲ ④天井の高さ、水平を調整後、2枚の天井がずれてい ないか十分に確認・調整し、吊り金具のナットを本 締めしてください。 ⏕ᓟ✦ᧄ࠻࠶࠽ޔ ەኳ⤌ࡅᚋࠊࡍࡄቨୖࡆࢆ⾜ࢃ࡞࠸ሙྜࡣ ᚲࡎ⾜ࡗ࡚ࡃࡔࡉ࠸ࠋ ͤኳ⤌ࡅᚋࠊኳព㠃ഃ௬⨨ࡁ⏝⿵ᙉᮌࢆタ⨨ୗࡉ࠸ࠋ ௬⨨ࡁ⏝⿵ᙉᮌ ௬⨨ࡁ⏝ ⿵ᙉᮌ ቨ⤌ࡅᴗ⪅࠾ఏ࠼ࡃࡔࡉ࠸ࠋ ࠉቨ⤌ࡅࡣ௬⨨ࡁ⿵ᙉᯈࡣ ࠉせࡢࡓࡵࠊእࡋ࡚ࡃࡔࡉ࠸ࠋ ⛮߉⋡ࠍߡߕࠇߡ ߥ߆⏕ 㜞ߐ߇ᶎᮏߣ หߓߦߥߞߡ ࠆ߆⏕ ኳ ᰕ ኳ㠃 㔥 ௬⨨ࡁ⏝⿵ᙉᮌ 11 図 面 ⑤天井に点検口を取付けます。落下防止ひものループを天井の補強木に取付けます。 点検口の長穴にばね金具を差し込み、落下防止ひもを通します。その後点検口を天井に載せます。 必 要 工 具 ࡍࡈ ࠻ࠬ㧗 420 ࠲࠶ࡇࡦߨߓ 事 前 確 認 ❶ひものループをワッシャー、ねじにて天井裏の補 強木に止め、ペフを貼り付ける。ペフは、ねじ頭 とひものかしめ金具全体を覆うように貼り付ける。 施 ญ ߰ ߚ ᒝᧁ 施 2 工 要 領 ᬌ 要 領 ὐ ⪭ਅ㒐ᱛ߽߭ 1 工 ߫ߨ㧔⪭ਅ㒐ᱛ߽߭ߦหᪿ㧕 ❷ばねを天井点検 口ふたのスリッ ト部に差し込む (パッキンは押 し破る)。 ࡢ࠶ࠪࡖ ࠬ࠶࠻ㇱ ὐᬌญ ㅢߔ ὐ ᬌ ญ ߰ ߚ ❸ばねに落下防止 ひもを通して天 井本体に点検口 を納める。 施 3 工 要 領 ⪭ਅ㒐ᱛ߽߭ 【参考】天井と壁の取合い 天井と壁の取合いは下図を参考に仕上げてください。 タイル仕上げの場合 天井 5 5 天井 ひのきなど木壁仕上げの場合 シリコン 緩衝剤 (発泡ポリエチレン等) 柱 釘 胴縁 タイル 接着剤 モルタル下地材 緩衝剤 シリコン (発泡ポリエチレン等) 防水テープ 釘 隠し釘 胴縁 木壁(ひのきなど) 防水シート 以上で施工は完了です。お疲れ様でした。 12 柱 MEMO 13