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あつぎ百科物語2自然編パンフレット(PDF形式 1198キロバイト)
③昆虫・植物標本を合わせ15万点 昆虫標本と植物標本は、厚木市内の自然 総合学術調査や植物誌調査によって収集され たものです。数が多ければ良しではなく、15万点 のデータがコンピュータ管理されていることが重要 です。膨大なデータから分布・発生・花期・数量 などが解析ができる。これは当館の誇りです。 みどころ満載の自然編 親子自然教室 ①鷲・鷹・鷺 ワシ・タカ・サギそろい踏み 相模大山のふもと、相模川や中津川が流れる 「あつぎ」。ワシやタカは山林、サギは河川などの 水辺の象徴的な鳥類です。この資料群は、山と 川の自然が織りなす豊かな自然都市の象徴とな るコレクションなのです。皆さまがたをお迎えするロ ビーにふさわしいと思い展示いたしました。 植物調査 ▲調査データの解析から散策地図を作成 ④たくさんのご参加に感謝いたします。 自然観察会のほか、子どもたちの考える力を 育む事業に力を入れました。身近な自然で生き ものをどのように調べるか、まとめるかを考えながら、 夏休み中の行事として取り組みました。厚木中 央公園のセミ調べでは、成虫の寿命や飛ぶ距離 などの解明に取り組みました。 ②骨 東丹沢産のツキノワグマに圧巻 はく製資料だけでなく、骨格標本の収集にも 力を入れてきました。自然観察などでは、骨の破 片を拾うことがあるのですが、多くは「誰のもの」か 分からずじまい。骨格標本があったら比較して分 かるのでは、というのが収集のきっかけです。集める のが高じて、ついにツキノワグマの全身骨格も。圧 巻です。 ▲毎回、わかったことを壁新聞にまとめました。 ●平成30年度、寿町の厚木市郷土資料館は、 下川入の(仮称)あつぎ郷土資料館に生まれ変わります。 ●生まれ変わった資料館でも、寿町時代のレガシー・遺 産を受け継ぎ、「あつぎ百科」の充実に向け、市民の皆 さまと物語を書き続けて参ります。 243-0003 厚木市郷土資料館 神奈川県厚木市寿町3-15-26 046-225-2515 厚木市郷土資料館 第53回収蔵資料展 あつぎ百科物語 ②-自然編「あつぎ百科」という書物の編集 に見立て、市民の皆さまと資料や データを集めて参りました。 この展示会は、[あつぎ百科」の 編集経過を、事業・展示・調査 活動の成果からふりかえります。 展示資料一覧 ●鳥獣はく製資料 ・・・・・ 49点 オオタカ・ダイサギ・アオシギ・カモシカ・ジネズミなど このうちアオシギは、希少な冬鳥です。厚木市七 沢で保護され、死亡した個体をはく製にしました。 親子自然教室・アオダイショウを捕まえて観察。 七沢動植物総合調査・大山山頂で夜通し、灯りを 点灯して飛来する昆虫を調べる。 たくさんの「あつぎ百科」 物語がありました。 ●鳥獣骨格資料 ・・・・・ 5点 ツキノワグマ・モグラ・カモシカ・アオサギ・アオバズク ●キノコレプリカ資料 ・・・・・ 5点 タヌキノチャブクロ・マツタケ・キクラゲ・ドクツルタケ・ スッポンダケ 精巧な偽物に驚きます。 ●植物標本 ・・・・・ 約200点 ビニール袋に入った標本。これから鑑定し、採集 地や採集日などを記したラベルを挿入。台紙に 貼って標本となります。資料館には約5万点が 収蔵されています。 ●関連講座 11月6日(日)2016年 「座談会 解明されたあつぎの自然を読む」 郷土資料館・学習相談室 14-16時 無料・申込不要・当日時間にお越しください 長岡恂(厚木植物会長)・山本光人(県央自然史研究会 長)・竹内裕(厚木レッドデータ生物調査団)・当館学芸員 ●昆虫標本 ・・・・・ 8箱 昆虫標本箱に並べられた標本。約3千箱、10 万点の昆虫標本が収蔵されています。ほぼ全て が、市民のアマチュア研究者や学芸員の手作りで す。厚木市を中心に収集しています。 ●ポスター・写真など ・・・・・ 45点 ●セミのぬけがら ・・・・ 2千個 中央公園セミしらべ隊・セミのハネにマーキング。