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2010年度第1回 - 藤田保健衛生大学
平成 22 年 10 月 1 日 脳卒中リハビリテーション機能連携事業 平成 22 年度第 1 回連絡調整会議議事録 報告者:事務局 ケースワーカー 1.日時 平成 22 年 9 月 30 日(木)15:00~17:00 2.場所 2 階 カンファレンスルーム 藤田保健衛生大学 七栗サナトリウム 3.参加者(敬称略) 津地区医師会 丸岡医院 丸岡 隆芳 津地区医師会 はぎの医院 萩野 良久 久居一志地区医師会 高岡医院 長崎 裕 三重県看護協会 (訪問看護ステーションなでしこ津)中津 佳子 三重県訪問看護ステーション連絡協議会 (久居訪問看護ステーション) 奥田 美鈴 三重県老人保健施設協会 (介護老人保健施設 いこいの森) 黒木 淳子 三重県理学療法士会 (伊賀市立上野総合市民病院) 猪田 茂生 三重県作業療法士会 (西井病院) 北川 知宏 三重県言語聴覚士会 (榊原温泉病院) 野中千恵子 総合リハビリテーション病院 (榊原白鳳病院) 山本 吉則 明合乃里 支援室 坂口 隆一 三重県健康福祉部 健康づくり室 山本 学 津久居地域包括支援センター 倉田 理 津市社会福祉協議会 本部地域福祉課 青木 啓子 下村 康氏 七栗サナトリウム 七栗サナトリウム 園田 茂 (事務局) 中西 幸喜 (事務局) 永田はるみ (事務局) 宮坂 裕之 (事務局) 下村 康氏 (欠席者) 総合リハビリテーション病院 榊原温泉病院 明田 昌三 津市高齢福祉課 兼津市地域包括支援センター 内藤 健次 4.議事内容 1.参加委員の紹介 今年度、連絡調整会議の委員として、新しく明合乃里より坂口委員に加わって頂いた。 津市(行政関係)は、津市中央保健センターから津市高齢福祉課へ引き継がれた。三重 県健康福祉部、久居一志地区医師会、三重県看護協会、三重県訪問看護連絡協議会は、 委員が変更となった。それ以外の委員は、昨年度より引き続きであることを確認した。 2.三重県における医療連携の状況について(園田委員より情報提供) 三重県の脳卒中医療連携に関する最近の動向が情報提供された。「三重脳卒中医療連 携研究会」では、リレー症例発表 + 意見交換会を今年度、第 1 回目 7 月 30 日(アス ト津)、第 2 回目 11 月 24 日(松阪フレックスホテル)、第 3 回目(調整中)の計 3 回 施行。前半に北勢、中勢、南勢それぞれの地域の急性期病院-回復期病院でのリレー方 式の事例発表および検討、後半は各医療機関ブースを設けて、転院前後の病院間で各職 種の意見交換を行った。今後 2 回の実施に手一杯となり、今年度は維持期側との連携方 法まで検討が及ばない可能性が高い。 「三重中央地区脳卒中懇話会」の作成した「忙しい医師のための地域リハビリテーシ ョン虎の巻Q&A集」が製本発行され、津地区医師会員、久居一志地区医師会員に配布 された。 維持期側の地域の取り組みについては、北勢(四日市)地域は、「四日市市安心の地 域医療検討委員会 脳卒中在宅医療推進部会」が3つの包括支援センターを中核に話し 合える場作りと啓発活動を実施してきた。南勢(松阪:南勢地区脳卒中フォーラム)と もども主導的に進めていた医師が転勤したため、今年度どうなるか見守りたい。 3.今年度の事業計画について (1)事業概況について(三重県、事務局より報告、その後全体討論) 昨年度の維持期リハビリテーションモデル事業とほぼ同様の内容となる。三重県の委 託先は、昨年度と同様に 3 か所(小山田記念温泉病院、七栗サナトリウム、済生会明和 病院)である。 今年度事業計画書(別紙参照)をもとに説明した。主に 2 つの内容となる。 1つ目は、地域における維持期におけるリハビリテーションにかかわる関係機関・職 種とのネットワーク構築をさらに強化すること。具体的には、今年度 2 回の予定で連絡 調整会議を開催する。昨年度立ち上げたメーリングリストを今年こそさらに活用するこ とに各委員の了承を頂いた。 2つ目は、地域の維持期のリハビリ、ケアにかかわる関係職種(訪問看護師、訪問介 護員、通所サービス職員等)向けの研修会である。昨年度は 5 回研修会を実施した(内 容は、事例検討と実技指導)。今年度は、昨年度実施した「しおりの里」でフォローア ップ目的開催、新規の場所で 1 回実施(「明合乃里」が候補)、昨年度同様の三重県看護 協会、訪問看護連絡協議会、三重県言語聴覚士会の連携による「嚥下機能、口腔ケア」、 調整可能ならケアマネジャー対象の計 4 回を企画することとなった。嚥下に関しては、 リスク管理の観点から経口摂取困難なケースの機能向上ではなく、経口摂取可能な方の 口腔ケアおよび介護支援とする。ケアマネジャーに関しては、2 か月に 1 回のペースで 実施されている研修会と今年度も共催できるか検討してもらうこととなった。 各所属機関へ情報を持ち帰り、協力の有無、具体的な日程の相談を進めてもらう。 (2)意見交換等 (維持期側からの情報連携シートについて) 昨年度第 2 回目の連絡調整会議で議論された「維持期が欲しい情報を急性期・回復期 病院から得るための連携情報シート」に関し、その後の議論が中断してしまったことへ のお詫びがあった。さらに別紙資料を元に連携情報シート内容の検討を行った。分量、 形式については、おおむね合意された。 <共通認識としては> ① すべてを記入する必要はない。 ② 「監視や介助レベルの場合以下の具体的記載」「疾患:注目してもらい、今後気を つけないといけない点」「今後すべきリハビリ内容(またはやり残したこと)など」 は既存の連携パスの用紙にはない項目で、これらを書いて貰うためのツールとし てこのシートを捉える。 ③ FIMの項目の理解が必要であれば、講習会などの対応も検討可能。 ④ 機能障害の項目はあとで患者状況がわかるよう、削らない。 ⑤ 本人、家族の性格(キャラクター)に関する情報は、本人が見る設定のため、記 載し得ない。⇒情報収集のためのコンタクト(連絡先)方法も記載するところが あり、気軽に直接連絡できるようになる。 専門用語・略語は使用しない。(用語集の検討 - 三重中央地区脳卒中懇話会で) ⑥ もうしばらく、メーリングリスト上などで議論したのち、七栗サナトリウム、榊原温 泉病院、榊原白鳳病院で、試行してみることとする。 4.その他 市役所管轄で配布している「はつらつ健康手帳」にもリハビリの記載するところがあ るが、あまり記入はされていないとの報告があった。今回のような特徴が記載できるも のなら活用する価値があるが、どうだろうか。 今年度委員によるメーリングリスト作成について、事務局より新規委員のメールアド レスを確認し、発信することとした。(今年度からの委員さまへは個別にメーリングリ ストへのお誘い案内を送る予定) 以上 次回の連絡調整会議の予定は、平成 23 年 1 月 20 日(木)15 時~17 時です。