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日本語 - Hope Miyagi ホープみやぎ

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日本語 - Hope Miyagi ホープみやぎ
ニュースレター
2013年5月
塩釜聖書バプテスト教会
フラ&ウクレレ教室
(ニューホープ
ダイアモンドヘッド)
キルト教室
(アバンダンライフチャーチ)
たこせんパーティ
(夙川聖書教会)
イースターエッグハント
井上ゲレット師、
塩釜教会協力宣教師へ
桜木地区マミーズイングリッシュクラス
クリスマスオーナメント/内職支援
プロジェクト
仙台港南「マナの会」ゴスペルフラ
~3 年目を迎えて~ 「ホープみやぎ」代表/塩釜聖書バプテスト教会副牧師
大友幸証
震災から 2 年が経ちました。震災 2 日目、小高い所
水も無い状態で始まりました。そして自宅では被災した
に建っていた私の家から少し下りていくと、私が育った町
祖母を引き受けての共同生活が始まっていました。私
が一面泥水で覆われていました。あの光景は今でも忘
たち教会は被災者であり、また同時に世界中のクリスチ
れられません。支援活動はそれから1週間後に電気も
ャンと被災者をつなぐ支援者として立たせていただくこと
-1-
となりました。
災後、そこから確かに救い主を信じる方々がおこされて
とにかく人々を「助けたい!」という一心で支援活動を
います。
始めましたが、全てが初めての事で私にとっては日々戦
ホープみやぎが出来る事は限られていますが、被災
いでした。考える暇を与えてくれない、ひっきりなしにや
地にある団体として私たちが出来る事は、被災者の
ってくる電話やメールのやりとりが本当に辛かったです。
方々と一緒に長い期間走り続ける事です。これからもイ
ボランティアさんが来て下さる事は感謝でしたが、昼夜
エス様と一緒にこの復興の道のりを走って行きたいと思
を問わずにあらゆる対応をせまられ、常に決断し続けな
います。このような現状をぜひ覚えて下さり、今後もご支
ければならない日常は相当のストレスでした。人としての
援をよろしくお願い致します。
幼さや、自分のしている支援を誇りたい欲求、感謝でき
「家の教会」ニュース
ない気持ちなどと戦いながらの日々で、自分の内側にあ
・亘理地区(向後夫妻より)
る弱さというものを嫌という程見せつけられました。その
昨年秋より※フードバンクを届ける働きをしています。ま
ような中で、スタッフやボランティア、教会の方々が忍耐
た、毎月さまざまなイベントを通して、仮設住宅からの参
をもって協力してくださった事に、心からの感謝とともに、
加者も与えられ、関わりが深められています。その中から、
申し訳ないという気持ちで一杯です。
昨年夏にアルファコースを受講された A さんと S さんがバ
それらの経験を通して、円滑に支援活動をさせてい
イブルスタディを続けています。ぜひ信仰決心に導かれ
ただくためには、何よりもスタッフ間のチームワークが一
るように。また地元にある亘理聖書キリスト教会(旧向後
番重要であることが分ったので、とにかく今はスタッフと
宅、被災し改築後教会として再建)や恵泉仙南チャペル
共に笑い合ったり、ご飯を食べたり、聖書を読んだりしな
(山元町)との協力が祝福されるように。イベントがあれば
がら信頼関係を築くことを大切に考えるようになりました。
お互い協力をしています。
教会が、このチームが肉体的・精神的・霊的に健康でい
私たちの家の教会では、これまで土曜日のみの礼拝で
なくてはいけないと心から思います。
したが、4月より月一回の主日礼拝を予定しています。ま
さて、私たちは 2013 年度も、被災地において活動を
た、夏までに協力宣教師が来る予定です。受け入れの準
続けてゆきます。ホープみやぎが今関わりをもっている
備が整うことやよいチームワークが与えられるようにお祈り
方々の一番の関心事は、やはり生活の再建とくに住宅
ください。
の問題です。被災して家を失った方々が仮設住宅や、
※「フードバンク」(台湾にある救助協会やセンド国際宣教
みなし仮設住宅(国の補助で賃貸している住宅)から、
団からの支援で食糧・日用品を被災者に届ける働き。被
次の住む場所を具体的に考えなければならない時期に
災家庭の経済的な援助とともに、地域の方々と定期的な
なってきました。家を再建するのか、それとも復興住宅
関わりをもつために亘理・港南などで展開している。それ
(国が建設する集合住宅)に入るのか。ある被災者の方
ぞれ開拓伝道のために働き手が地域の小売店で購入し
は、せっかく家を再建して移り住んでも、仮設住宅の中
た物資を毎月届けている。
で出来た関わりから引き離されて孤独を感じています。
※祈りのお願い
親族全員で被災した場合、誰かが先んじて家を直したり
向後さんご夫妻は、長い間亘理町から塩釜の教会ま
すると妬みが生じています。どんな決断をしても、痛み
でを週に何度も往復しながら、家の教会を続けてこられ
がつきまとう現実に立ち向かわなければなりません。こ
ました。年齢を重ねるごとに、開拓伝道の働きも拡大し
れらの方々には、支援がまだまだ必要です。また、私た
つつ、亘理での関わりも広がっており、ヴィジョンを共有
ちは物理的な支援にとどまらず、あらゆるミニストリーを
する協力者を求めています。ご夫妻の健康が支えられ、
通して、彼らをクリスチャンのコミュニティに招くことがで
家の教会を通して伝道をともに担う後継者が与えられる
きるように支援を広げています。教会ではフラ教室、ゴ
ようお祈りください。
スペル教室、英語教室、その他各集会を通して、その
地域に根差した生きた共同体を提供していきます。震
-2-
・仙台港南地区(大友恒雄夫妻より)
を失い、自分の心を見失い、苦しみ、悲しみの時もあり、
引き続き定期的な仮設などでのイベントやフードバンク
うつになりました。
を通して多くの方々との関わりが続けられています。4月
土台から家が外れ、住むことが不可能な状態となり、
下旬に行われた宮城宣教ネットワーク主催の「被災地の
避難所からは地震翌日には戻りはしたものの、実家の
方々を励ます集い」においては、港南から A さんが救い
お世話になることとなりました。その日から、少しずつで
の証しをしてくれました。震災後信仰をもった方々はまだ
はありますが嫁、姑の狭間で心が傷ついていきました。
まだ生活の立て直しなどでチャレンジに遭われています。
翌年 3 月中頃に、心が悲鳴をあげました。私は召され
ぜひ、バイブルスタディや集会(マナの会や仮設集会)を
ることだけを思い、その反面、人が恋しいと、二つの心
通して、より信仰が成長してゆけるようお祈りください。
をもっていました。とてもつらい日々でした。2 年が経っ
昨年から赴任したリン宣教師、またこの春からは今ま
た今も、実家に足を運ぶことができません。夫には臆病
で港南のメンバーだった方が仕事を退職し、本格的にこ
だと言われています。だから人に対して威嚇していたの
の働きのサポーターとしてくわえられました。彼女は保育
だろうと最近思うことがよくあります。性格だと思えば、す
士だった経歴を生かし、これから仮設住宅内での子ども
べてが清算できるのに。でも私の心が拒むのです。
ミニストリーを計画しています。ぜひ私たちに一致が与え
私は須賀川(福島県)で信仰をもちました。苦しい時
られ、働きが祝福されるようお祈りください。
の神頼み、須賀川の教会の牧師に泣きながら「助けて
私たちの願いは、仙台港南地区において被災された
ください」と話をしたところ、「今こそイエス様が必要だ
方々のケアを続けつつ、伝道を続けることです。みなし
ね」と言われました。そこで仙台港南のマナの会(大友
仮設や仮設住宅内では、本当に心開かれた関係をもつ
恒雄さんの主催する港南家の教会の集会)を紹介さ
には限界があります。それは震災以降、活動の拠点を
れました。苦しみにつまずいているときに、マナの会で
失ってよくわかったことでした。新しい家の教会が建てば、
新たな命の芽をいただきました。
被災された方々の細かいケアや各種イベントを私たちが
人は産声を上げた時から、この世に生がある限り、生
主催する場所で行えるようになります。今年のクリスマス
きるために生き、死ぬために生きるのだととらわれすぎて、
は現在造成中の家の教会で伝道できたらと祈っていま
心を空っぽに頭を下げることを忘れていたようです。常
す。また夏に向けて、敷地内に畑を作り始めています。
にそろばんをはじいて生きていた人生であったようです。
畑を失った方々の励ましとなるように、この農地が用い
不足、不満だけを言っているのではなく、殻を破って
られるようお祈りください。
生まれ変わろう。主のみことばとともに歩めるように。一
※サポートのお願い
人では、生きることはできないのだから。苦しい時は祈
港南家の教会再建プロジェクトでは、ニューホープダ
ることをやめ、鏡さえ見ることはありませんでした。自分
イアモンドヘッド教会(ハワイ)の協力でショートムービー
はどんな姿だったのでしょうか。今は聖書を通して自分
を製作しました。ムービーをご覧になるには「ホープみや
を見ることができます。
ぎ」ホームページから「家の教会再建プロジェクト」
「私が道であり、真理であり、命なのです。私を通し
http://nhdh.org/restoresendai にアクセスしてください。
てでなければ、だれひとり、父のみもとにくることはあり
日本語・英語と両方でご覧になれます。また、このプロジ
ません。」(ヨハネ14:6)
ェクトの支援の送金先は日本国内からの場合「ホープみ
私は目を覚まして祈ることで、すべてを主にゆだね
やぎ」へ「港南家の教会プロジェクト指定」としてお送りく
て救われました。
ださい。なお海外、特に米国からの送金は p8「米国から
主が私のためによい地に種をまいてくださいました。
の支援金送付についてのお知らせ」の項をご覧下さい。
人に見せるためにではなく、天の父がくださった芽を大
事に育て続けたいと思います。
ある被災者の証し
Fさん(仙台市若林区で被災)
あの悪夢から 2 年、もう 2 年が経ちました。私は住処
-3-
ーのジョン・ルーカス(ジャマイカ出身)。ジョンはこの春
地域との関わり
テレビで放送された「のどじまん ざ!ワールド」(日本テレ
・桜木地区(多賀城市)
「桜木すまいる」では震災後2年たってはじめて、毎週
ビ系)において「翼をください」を熱唱し、特別賞を受賞し
聖書のみことばを分かち合えるようになりました。地道に
ている。ワークショップは月二回、教会を会場に有料で
続けてきた働きが、多賀城市の広報誌に取り上げられ
行われている。
るなど、地域に受け入れられていることがわかります。ま
※お知らせ
た町内会のリーダー的な存在の方々が「被災地の方々
七ヶ浜のミニストリーの様子がショートムービーになり
を励ます集い」に参加され、聖書の学びを始めるタイミ
ました。二か国語でご覧いただけます。「ホープみやぎ」
ングを模索中です。仏教系の幼稚園内での英語教室で
のホームページで、「ビデオ集」から「震災 2 年目をふり
は約10名が教会内の英語教室に転校してくることとなり、
かえり」を選んで、ご覧下さい。
教会でより家族ぐるみの関わりができるようになりそうで
・バークマン宣教師より(桜木地区、七ヶ浜町を担当)
す。幼稚園内では新たに数名が英語教室への入会を
クリスマスからこの春にかけて、仮設での関わりが祝
希望しています。この地域は津波の被害にあい、人々
福されています。ある仮設は今年 3 月に閉鎖されました
が戻ってきてはいるものの、生活の再建や家庭環境に
が、最後の催し物として手作りうどんパーティーをし、聖
困難を覚えている方々の多い地域です。近い将来復興
書の話もできました。引っ越しのお手伝いをさせていた
住宅が建設される予定で、今後さらに被災された方々
だいた方もいるので、これからも関わって行けたらと願っ
が引っ越してくる可能性もあります。この地域とより良い
ています。
新しい仮設住宅訪問の扉も開かれました。そこは他
関係が築かれるようお祈りください。
の仮設住宅のような集会所がなかったのですが、ひとつ
・七ヶ浜町
七ヶ浜での関わりで大きな進展は「被災地の方々を
の部屋が集会所になり、ホープみやぎにも催し物をしま
励ます集い」や※「ゴスペルワークショップ」などクリスチ
せんか、と声がかかりました。皆さん喜んでイベントに参
ャンの集会にいつもコンタクトをもっている方々が来てく
加してくださっています。感謝です。
れるようになったことです。いつも関わっているスタッフだ
サマリタズ・パースが修繕した家主さんのフォローアッ
けでなく、教会やほかの場所でより多くのクリスチャンと
プも続けて行っています。ある時、S さんからサマリタン
出会うことで、イエス様の愛や教会のコミュニティに触れ
ズ・パース(意味:良きサマリヤ人の財布)の意味を聞か
てもらえることがうれしいです。長く関わることで、霊的な
れて、良きサマリヤ人とイエス様の隣人を愛するという
事に興味がある方々がわかるようになり、これからどん
教えについて話す機会が与えられました。S さんご夫妻
な関係を築いたらいいのか具体的に祈っています。仮
はいつも訪問を歓迎してくださって、他にもいろいろな質
設住宅が統合され、新居に引っ越された方はそれまで
問があるようです。これからも訪問を続けたいと願ってい
のコミュニティから引き離され、孤独を感じている方々も
ます。
います。フードバンクや内職プロジェクト(クリスマスオー
お米や野菜の支援物資も七ヶ浜の皆さんにお配りし
ナメントなど)でより親しくなれるように機会を提供してゆ
ています。「自分たちはまだ忘れられていない。うれし
きたいと祈っています。
い。」と言う方もいます。物資を配る時には皆さんの必要
や近況報告も聞くことが出来ます。霊的な興味を持って
また七ヶ浜はサーフィンで有名なビーチがあり、定期
いる方や、祝福のお祈りを喜んでくださる方もいます。
的に地元サーファーと交流をもつミニストリーも始まりま
この地域で英語を教える、という扉も開かれました。
した。夏にはクリスチャンプロサーファーが来日して、伝
神様からの知恵と導きを求めています。
道のためのイベントを計画しています。
※「ゴスペルワークショップ」塩釜聖書バプテスト教会の
3.11 いのちありがとう礼拝
新しいアウトリーチミニストリー。ゴスペルソングを通して、
「3.11いのちありがとう礼拝」は塩釜聖書バプテスト
福音を伝える働き。講師はクリスチャンゴスペルシンガ
-4-
教会が毎年行なっている、東日本大震災の追悼記念
自身の健康さえも失った話を聞き、かける言葉さえ見つ
礼拝です。各地で同様な記念の式典がもたれています
からないこともあります。代わりに苦しみを負うことも、代
が、私たちは地域教会として、震災を経験し、多くを失っ
わりに借金を払うことも、仕事を見つけることもできません。
た悲しみをしのぶことにとどまらず、与えられたいのちに
アメリカにいた時に感じた「何もすることの出来ない」不甲
感謝と希望を見出すための礼拝として受けとめています。
斐なさを東北に来てからよりいっそう感じています。しかし、
地域の方々に開かれた礼拝となるために、できるだけ多
私には人を救うことも、希望を与えることも、痛みを癒す
くの関わりのある被災者の方々をお誘いしました。
こともできませんが、イエス様はそれができる唯一のお方
礼拝では慰めに満ちた追悼の祈りに始まり、石巻で被
です。傷ついている人を救い、希望を与え、癒してくださ
災した当教会員の証しと、米国からの長期ボランティア
る主イエスの愛を、片付けを手伝う中で、仮設住宅を訪
の証し、それと「仙台港南家の教会再建プロジェクト」の
問する中で、また人とふれあう中で届けていけたらと祈っ
プロモーションビデオを流しました。大震災を通して私た
ています。ほほえみを届けられる人に、寄り添える人に、
ちは絆の大切さを学び、みことばからはいのちに至るイエ
イエスキリストを伝える人になりたいと祈っています。
ス様の絆について学びました。
II コリント5:14~20
礼拝後の会食のひとときも、いつもよりひときわふるま
…というのは、キリストの愛が私たちを取り囲んでいるか
われた食事を囲んで、参加した方々の笑顔が喜びを物
らです。…ですから、私たちは今後、人間的な標準で人
語っていました。七ヶ浜町の仮設住宅から、はじめて教
を知ろうとはしません。…神は、キリストによって、私たち
会に来られた方、多賀城市内で被災した家族と、震災
をご自分と和解させ、また和解の務めを私たちに与えて
を通して関わりをもった方々の姿も見え、この礼拝をひと
くださいました。すなわち、神は、キリストにあって、この
つの節目として、気持ちを新たにする姿も見受けられま
世をご自分と和解させ、違反行為の責めを人々に負わ
した。明るく和やかな礼拝は、被災地にも聖霊のそよ風
せないで、和解のことばを私たちにゆだねられたのです。
が吹いているような時となりました。
そういうわけで、私たちはキリストの使節なのです…
(ホープみやぎスタッフ/JEMS 派遣宣教師 前田望)
スタッフの証し
去年の夏からホープみやぎのスタッフとして塩釜教会
に来て、みなさんに大変お世話になっています。ありが
とうございます。
2011年3月11日の大地震と大津波。あの時、私は
アメリカのワシントン州にいました。母国日本が大きな苦
しみの中にある時、太平洋を挟んで何もできない自分の
無力さにただ涙していました。心が張り裂けそうな日々
でしたが、神様はその期間を通して、考えるよりも先に行
動に移しがちな私に、まず祈ること、そして待つことを教
えてくださいました。「主よ、東北の方々を助けてください。
『支援活動のよき相棒“ポルシェ”と共に』
あなたの愛と癒しと救いの使節を送ってください。」と祈
※前田スタッフは 2013.6 までの雇用契約を終えた後は
る中で、自分自身が行くことを示されました。この日々は
また別の地へと遣わされていきます。お祈りください!
実際に東北へ来る前にイエス様の弟子として整えられ
週末保養プロジェクト
るために意味のある時間だったと思います。
こちらに来て、色々な方や集会所を訪問させていただ
ゴールデンウィーク中に今年度はじめて、福島からの
く中で、一人一人の震災の話をお聞きすることがありま
ご家族をお迎えしました。宮城県は福島県の隣に位置
す。震災で家や畑、船、車、仕事、家族、友達、またご
しているため、小さなお子さん連れでも気軽に移動がで
-5-
きます。保養されるご家族をお迎えするにはまだまだ勉
短期でも都合のつく方、お問い合わせください。ボランテ
強不足ではありますが、自由にホープハウスを使ってい
ィア及びホープハウス宿泊のお申込みは、希望する日
ただき、宮城を満喫してほしいとスタッフ一同願っており
程の一ヶ月前までにご連絡くださるようお願いいたします。
ます。この働きは「ふくしまホーププロジェクト」と協力し
直前のお申込みの場合、ご希望に添えない場合がござ
ながら続けています。詳しいお問い合わせは「ホープみ
います。お申込みはお電話、FAX、E メールでお待ちして
やぎ」 または 「 ふくし ま ホー ププロジ ェク ト 」 ( 連絡先
おります。①氏名(ボランティアする方すべて) ②人数
090-4464-9094 担当:山元)までご連絡ください。な
(男女比) ③日程 ④ホープハウス使用の有無 ⑤ボラ
お、福島県以外でも放射能などにより保養が必要な方
ンティアできる内容(例:肉体労働、音楽、手芸など)
にはこのプログラムをご利用いただけます。オフィスまで
⑥連絡先をお知らせください。
お問い合わせください。
※ホープハウスにはチェックイン・チェックアウトの時間
がございます。また、原則として日・月曜日にはボランテ
2012 年度の働きをふりかえって
ィアの受け入れはいたしません。週明けからの作業をご
「ホープみやぎ」は震災 2 年を迎えた 2012 年、新しい
希望の際は、前週の土曜までにチェックインをお済ませ
人事とヴィジョンを掲げ、5 月より本格的に再スタートしま
くださいますようお願いいたします。
した。特に震災から関わりを続けてきた方々との関係を
強化していくことを目標に、定期的なイベントを開催、お
支援物資のお願い
手伝いいただけるボランティアは国内外問わずにできる
みなさまからお送り頂いた支援物資は「ホープみやぎ」
だけ受け入れてきました。ホープハウスの使用状況をふ
関係者が直接被災地へお配りしています。また、各種
りかえってみると、国内の利用者(保養での利用を含む)
イベント、戸別訪問時にも励ましのために用います。現在、
は 67 名、国外からのボランティアは83名と合計 150 名
みなさんに喜ばれる物資のリストは以下の通りです。
もの方々に用いられたことがわかりました。また、ホープ
・ お米(5キロ以下の袋)
ハウス半分は物資倉庫として十分に活用されており、急
・ 醤油や砂糖みそなど調味料
な物資の搬入や保管にも対応することができました。多く
・ そうめんやめんつゆなど季節の食品
の方々のサポートによって、この一年を通して、被災され
ホームページのご案内
た方々との信頼関係が築かれ、クリスチャンの集会に出
www.hopemiyagi.org
席される方が出てきたのは感謝です。また、いよいよチャ
「ホープみやぎ」のホームページがリニューアルしました。
レンジと祝福を受け続ける宮城宣教ネットワークでも、情
スタッフが更新するブログや最新の写真や動画がご覧
報交換や励ましあいによって、「被災地の方々を励ます
いただけます。このニュースレターと一緒にご覧いただけ
集い」や「ハレルヤサマーフェスタ」など協力して宣教の
れば、さらにこの働きを身近に感じていただけると願って
働きを前進させることができています。これらのことから、
います。ぜひ遊びにいらしてください。
私たちの働きだけが祝福されるのではなく、地域そのもの
フェイスブック コミュニティ 「hope miyagi」でボランテ
が祝福され、ひとりでも多くの方が救いに至ってほしいと
ィアの募集時期、内容(仮設住宅訪問など)、日々の支
いう願いを神様がかなえてくださったと信じています。
援活動報告など最新情報がアップデートされていま
2013 年度においてはさらに被災された方々との関わ
す!ぜひ、ご参加下さい。
りを深め、新しいプロジェクトにもチャレンジしてゆけたらと
願っています。何よりも、この働きを通してイエス・キリスト
お 願 い
の御名があがめられますように。
「ホープみやぎ」ニュースレターは2ヶ国語で発行され、
ボランティア・ホープハウス宿泊のお申込みについて
E メールでお送りすることもできます。ご希望の方がいら
ただいま、9月以降のボランティアを募集しています。
っしゃれば、オフィスまでご連絡下さいますようにお願い
いたします。
-6-
祈りの課題
支援金送金:
①被災地に御国が来て人々の心に希望が与えられる様に。
郵便振替の場合
②変わりゆく人々の必要を具体的に支援していく事が出来
02280-8-7239
る様に。
塩釜聖書バプテスト教会
③大友恒雄さんの「家の教会再建プロジェクト」の必要が
備考欄に「復興支援」とご記入下さい。
満たされる様に。
銀行振込の場合
④スタッフがイエス様のことを行ないと言葉を通して明確
ゆうちょ銀行
に人々に伝えていけるように。
二二九店(229) 当座0007239
⑤スタッフの間に良いチームワークが与えられる様に。
塩釜聖書バプテスト教会
又は
⑥震災以降、塩釜教会に来られた6名の協力宣教師
(アデア夫妻、バークマン夫妻、リン宣教師、イノウエ宣
七十七銀行(下馬支店)
教師)の働きの祝福。
店コード307 口座番号9062726
⑦被災地に新しい教会が生まれていく様に。現在候補地
塩釜聖書バプテスト教会
として、七ヶ浜と仙台市宮城野区新田東を祈っている。
代表役員 大友幸一
支援金の使い道:
連 絡 先
支援物資の購入(食料品、衣料品、生活用品など)、支援活
【ホープみやぎ】
動に必要な備品の購入、被災者への義援金、炊き出し、キッ
(塩釜聖書バプテスト教会復興支援プロジェクト)
代表 大友幸証(おおともゆきまさ)
ズミニストリー、専属スタッフへの謝礼、ボランティアセンター
所在地&支援物資送付先:
管理費、交通費、その他復興支援活動全般のため。必要な
985-0831 宮城県多賀城市笠神 2-11-45
場合、領収書を発行致します。
TEL:022-362-7468 FAX:022-362-7497
連絡先:
[email protected]
ホームページ:
http://www.hopemiyagi.org
証し、写真など、二ヶ国語でご覧になれます。
-7-
支援・協力を受けたみなさま
(2012年10月-2013年4月まで)
Thank you for your supports! (2012October - 2013April)
個人名(日本国内)JAPAN
青木友邦/秋山俊介/上間克/大内秀子/大久保舞/大鍔正枝/小野光弘/折原絵美/折原誠司/折原誠直/尾山清仁/小山田
恒也・恵子/神田唯志/工藤忠久/栗田せりか/小形真訓/小坂忠/後藤献児朗/小林高徳・宮子/小松兆子/坂本みちゑ/佐川富美子/
篠原基章・美穂/下山田操/鈴木雅子/鈴木雅也/菅原早樹/高石しのぶ/高木充子/田中貴代次・乙江/田中牧子/谷口範子/
趙泳相/西川悠貴/堀義典・清美/松本治子/前島常郎/前田秀文・庸子/宮脇星児・栄子/矢尾坂浩幸・典子/山口武春/山口俊郎/
ヤマシタトモヤ/山田昌昭/匿名
団体名(日本国内)JAPAN
DRCnet/JECA 西日本地区災害支援室/Jesus Life House Sendai/アジアンアクセス/網走教会/市ヶ尾キリスト教会/インマヌエル和歌山
キリスト教会/宇都宮聖書バプテスト教会/浦添聖書バプテスト教会/オアシスライフケア/大阪城東福音教会/大平聖書バプテスト
教会/小山バプテスト教会/海友支援隊/亀有教会/萱島キリスト教会/北広島チャペル/キッコートキワ鎌田醤油株式会社/京都
中央チャペル/クラッシュジャパン/グレースコミュニティー/グレースミッション東北(東北ヘルプ)/広星キリスト教会/甲府キリスト
福音教会/ゴスペルファミリー/サーブ介護センター/サマリタンズパース/夙川聖書教会リバーサイドチャペル/湘南のぞみキリスト教会/
昭和町キリスト教会/精華キリスト教会/仙台愛の教会/センド国際宣教団/太平チャペルキリスト教会/高田ファミリーチャペル/滝山
聖書バプテスト教会/調布南キリスト教会/津田沼キリスト教会/東北応援団/所沢聖書バプテスト教会/栃木いこいの泉チャーチ/
日本国際飢餓対策機構/美幌網走キリスト教会/富士宮キリスト教会/ヘルプ東北/ホープジャパン/保守バプテスト同盟/保守バプ
テスト日本宣教団/武蔵台キリスト福音教会/洛陽バプテスト教会/リラ/レインボーチャペル港北
海外 OVERSEAS
Abundant Life Church / Asian Access / Benjamin (Texas) / Birgit and Karlheinz Grau / Calvary Chapel of Dallas / Dorothy Krause /
Japanese Evangelical Missionary Society / Mitch Homma / Morgan Hill Bible Church / Naoko Tuzi / New Hope Diamond Head /
North Shore Baptist Church / Northwestern College / Samaritan’s Purse / SEND / Sharon Doi / Stone Gate Bible Fellowship /
Virginia Noell Elliott / World Venture / JDFN Central Conference CC13 実行委員/伊藤恵子/ウエストミンスター日本人教会
アトランタ/魚本マーレー/シアトル栄光キリスト教会/中村佐知
(敬称略)
ご支援、ご協力ありがとうございました。
We appreciate your supports very much.
ご当地トラクト増刷
大友幸一牧師の震災体験をまとめたトラクト「大友幸一と
申します。」
皆様にご好評をいただきこの度増刷することができました。
ご希望の方は塩釜教会までお問い合わせください。
-8-
ホープみやぎ
会計報告 2012年度(2012.4-2013.3)
A 収入決算
収入(日本円)
収入(米ドル)
復興支援
¥4,064,720
$2,179.11
指定献金
¥284,626
$0.00
ボランティアセンター宿泊感謝
¥1,068,000
$0.00
その他指定
¥4,300,080
$0.00
¥35,651
$0.00
前年度繰越
¥11,872,816
$29,377.90
合
¥21,625,893
$31,557.01
雑収入
計(A)
備
考
スタッフ、被災者など
各プロジェクト指定へ
B 支出決算
支出(日本円)
支出(米ドル)
備
考
人件費
¥3,961,845
$0.00
支援物資
¥2,645,235
$0.00
備品・消耗品
¥507,561
$0.00
旅費車両費
¥675,278
$71.94
通信費
¥229,127
$0.00
事務・研修
¥480,879
$252.36
¥1,313,028
$0.00
各イベント、伝道養育
施設維持費
¥614,290
$0.00
ホープハウス維持費
その他指定
¥2,984,086
$0.00
被災家族指定分など
¥13,411,329
$324.30
活動費
合
計(B)
スタッフ、ゲスト謝礼
※米国からの支援金送付についてのお知らせ
この度、米国宣教団体「ワールドベンチャー」の協力により、米国内からの「ホープみやぎ」への支援金専用口座を
「ワールドベンチャー」内に開設することとなりました。これによって、煩雑であった国際送金が円滑に、かつ経済
的に行うことができるようになりました。このため、これまで使用してきた米国銀行口座から新しい「ワールドベン
チャー」口座へと移行手続き中となり、旧口座への支援金の受付は終了しておりますのでご注意ください。新たに米
国内より支援金を送られる方は、米国「ワールドベンチャー」を通してお送りください。またウェブ上での送金手続
きも受け付けております。
ホームページ www.worldventure.com へアクセスのうえ、
「Japan Earthquake/HopeMiyagi」
宛てにご送金ください。また特に指定がある場合は、その旨をメールまたはお電話等でご連絡ください。
WorldVenture
1501 W. Mineral Avenue, Littleton, CO 80120-5612
[email protected] / tel 720-283-2000
-9-
「宮城宣教ネットワーク」より
(宮城宣教ネットワーク代表/塩釜聖書バプテスト教会 大友幸一)
去る 4 月 23 日に、第4回目となる「被災地の方々を励ます集い」
(松島町、ホテル壮観)が開かれました。
この会は回を重ねるごとに、霊的なプログラムへ焦点が当てられるようになり、互いの交流による励ましと
温泉や食事による休息はもとより、福音伝道や信仰の成長のために用いられていることを感じています。今
回は宮城県内の被災地より 87 名の被災者と付き添い 53 名、合わせて 140 名が集まりました。
プログラムとしては山元町で活躍するゴスペルフラのチームの賛美、4
名の方のあかしと伝道メッセージがありました。各テーブルでは牧師たち
リーダーが被災者の声を聴き、フォローアップとカウンセリングを行いま
した。アンケートによると参加者の4分の1は男性、4分の3は女性で、
年代別には 50、60 代が全体の半数を占
めていました。参加者の中ではとくに
山元町と石巻市からの方々が多く見受けられました。全体として北は気仙
沼市、南は山元町と宮城県の被災地全般からの参加があったようです。震
災の前には全くキリスト教と接点のなかった農漁村の人々が大きな声で
讃美歌を歌い、聖書の話に熱心に聞き入り、ほかの地域の被災者と困難を
分かち合う様子は教会そのものでした。
もう一つ、うれしいお知らせとしては、5月6日に恵泉キリスト教会仙南チャペルの献堂式が執り行われ
たことです。式では「励ます集い」に参加された方々も数名おられ、松島での集いの感想を聞くことができ
ました。約8割の方からよい感想をいただいたアンケートの結果でもわかるように、彼女たちもやはりまた
集いに参加したいと話されていました。他の地域でも同様に教会献堂式が行われており、確かに各地でキリ
ストの群れが産声をあげています。
ひきつづき、ネットワークを通して、互いに伝道のために協力し合い、励ましあえる関わりを築き、被災
地が聖霊が働きやすい土壌となることを願います。
5/6 恵泉キリスト教会仙南チャペル献堂式の様子 →
(宮城郡山元町)
↓
宮城宣教ネットワークとは、震災以降に支援活動を続け
ながら宣教している超教派の教会ネットワーク。宮城県を5
つのブロックに分け、ネットワーク化し、相互に励まし合
い、祈り合ってゆく。また、さらにネットワークの増殖をはか
ってゆく。現在、約50の教会・グループが参加している。
(2013.5 現在)
ホームページ
http://www.mm-network.jp/
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