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空手部で快汗
オ ス スペインの短期留学生 ルイスさん いて2度目。昨夏、受講 する際に、専大空手部 (松 濤會)と自分の流派が同 語学力は〈構文力〉 かすことも考えるように なりました」 年以上かけて書き上げ、 表装とのバランスまで考 慮された力作が並んだ。 顧問賞は加藤謙吾さん 本稿執筆時は冬の入 ふとしたきっかけでス て、嫌いだった冬の到 り口であり、今年も寒 キー・スノーボードを 来にも楽しみが見つか くなりそうな気配であ することとなった。そ り、冬に対する「嫌悪 る。この紙面の発行さ れまでは嫌いな冬に追 感」は相当薄らいだ。 れた今、皆さんは今シ い打ちをかけられるか 嫌いな中にこそ、何か ポーツなど完全に守備 が 一 種 の 「 人 生 の 知 ーズンの寒さをどう評 のようなウインタース 楽しみを見いだすこと 価しているだろ 範 囲 外 の 娯 楽 で あ っ 恵」ではないかと今で 家屋で長らく生 すべし」の木造 まいは夏を旨と き で あ る 。「 住 りは暑い方が好 である。寒いよ 冬の寒さが苦手 定外に楽しい。リフト 良い。嫌いな中に何か 性分であり、これが想 つもりはない。何でも を動かすことは好きな を好きになれ、と言う 験してみると、元来体 え感じる。嫌いなもの 嫌いが激しいようにさ むしろ大人以上に好き さんあることだろう。 っと嫌いなものがたく 学生のみなさんもき た。ところが、いざ体 は考えている。 活し、凍えてき 筆者は元来、 うか。 たせいだろう か。いずれにせよ、長 の 上 で は 凍 え そ う だ 楽しみ、好きになれる 年、嫌いな寒さとどう が、滑走中は暑いくら ところを探してみては (学生部) くなるはずだ。 わず嫌いであったこと 日々の生活がもっと良 向き合うかは懸案事項 いである。これまで食 どうだろうか。きっと であった。 このような経験を経 状況は変わらぬまま が悔やまれた。 月日を重ねてきたが、 スで開催された∥写真。 今回は初めてスウィン グジャズ研究会が登場 し、「 i e a h r T T A e h t e k a T 」「 」など全 4 月 日、生田キャンパ き入っていた。 「秋のミニコンサート」 が き、学生たちは演奏に聴 昼 食 の ひ と 時 を 彩 る ロ演奏がアトリウムに響 る演奏と、素晴らしいソ ッグバンドによる迫力あ 曲を披露。 人編成のビ 「 」 n O s ' t a e H B・OGから贈られる鳳 された。 小学1年から書道を続 s e y E t n a f n I 眼会賞は竹内洋介さん ( 商 3 )、 同 研 究 会 の O ( 文 3 )、 特 別 賞 は 丸 野 ・修了を予定している留 品の中から顧問の仲川恭 点と、同教授らの作品2 学生の門出を祝う「壮行 司文学部教授が選んだ 昼食会」が開かれる。 時 分 ▽日時∥1月 日(木) 点の計 点が市民に披露 ▽場所∥生田キャンパス は、仲川教授の指導を受 国際交流事務課・多目的 けてきたという小林代表 会議室 す 。「 紙 い っ ぱ い に 力 強 n 書道研究会 くなった留学生、日本人 品展「鳳選抜展」が 月 I P の 山 ノ 井 優 太 さ ん 呼びかけ、終了した。 専修大学サテライトキャ ましたが、余白を含めて 賞 は 齋 藤 若 菜 さ ん ( 商 ンパスで開催された∥写 芸術と教わり、余白を生 1)が受賞した。 2014年3月に卒業 真。鳳祭で展示した 作 1月に留学生 の壮行昼食会 日から 月 日まで、 く書けばいいと思ってい 桃 奈 さ ん ( 商 2 )、 新 人 司会の国際交流会SH 学生と今後も交流を」と 代表・人間科学2)の作 書道研究会(小林優里 70 ! じだと知った。「ぜひ専大 でけいこを」という願い が実現。午前中の日本語 授業のあと週3回1時間 半ほどけいこに励んだ。 得意の型は右足と左足 で横蹴りする「二十四 歩」 。 「専大道場で基本を 勉強し直した。空手の本 場でけいこできたのは幸 せ 」「 空 手 を 続 け て い る と人と人との関係がうま くいく。精神力も強くな っ た 」。 空 手 の 魅 力 を 一 「礼儀正しく探究心旺 秋期日本語・日本事情 導・服部龍彦師範)に通 層強く感じると話す。 月 日)を受講したス 歳から服部師範の下で 盛、教わったことは分か プログラム(9月 日~ っていた父上の影響で、 ペインの短期留学生、ル けいこを始め、日本語も るまで何度も聞き返す。 月 9 蕉の世界を、ぜひ紹介し とにかく熱心ですよ」と ク ラ ス は 最 上 級 の 「 J スの独特な感性による芭 部員は 人ほど。題材 マドリード自治大学で は、練習相手で、食事も 5 」。 離 日 間 際 の イ ス ・ マ ニ ュ エ ル さ ん 教えられた。 年)は来日中、空手部の はスペイン語の言語学と よく共にした貴島遼主将 日の日本語プレゼンテー た か っ た 」。 大 学 卒 業 後 を決めてから長い人は半 (マドリード自治大学4 ションでは、メキシコの は大学院に進み、また日 当のルイスさんは「日 ノーベル賞詩人、オクタ 本を訪ねるのが夢だ。 練習に参加。部員と汗を 文 学 を 専 攻 。「 日 本 語 を (法4) 。 もっと上手に」――専修 要となる。 「資源が多すぎて油断 (経済3)が「今回仲良 人 が 参 それらを使ってどう製品 もあり、参加 12 うなど、会話や交渉が重 源や技術を提供してもら た。 い掛け声が鳴り響いた。 身。地元の空手道場(指 ム(7週間コース)に続 級、日本語プログラムの テ ー マ に 発 表 し た 。「 パ ス第2体育館に威勢のい 北部サンタンデールの出 本語・日本事情プログラ と控えめだが、空手は1 蕉「奥の細道」の翻訳を 鳳選抜展 ルイスさんはスペイン 大学への留学は昨夏の日 本語も空手もまだまだ」 ビオ・パスによる松尾芭 「オス!」「エイッ!」 。 流し、交流した。 エ イ ッ ! 貴島さん(右)を相手にけいこに励むルイスさん ▲ !!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! 貿易ゲームで 留学生と交流 し た 」「 価 格 留学生と日本人学生の のような影響を与えてい 変動を予測で 交流イベント「貿易ゲー るかを知る参加型のワー きなかった」 ム」が 月 日、生田キ クショップ。当日は7グ などの反省も ャンパスで開催された。 ル ー プ に 分 か れ て 行 わ あった一方、 大林守国際交流センター れ、各グループをひとつ 資源も資金も 長 が オ ブ ザ ー バ ー を 務 の国に見立て、資源・資 少ないのに利 人の計 め、留学生 人、日本人 金・技術が異なるなか、 益を上げた国 学生 30 ※詳細は国際交流センタ け て 字 が 変 わ っ た と 話 ーのホームページで。 首の後ろに触る (ネット情報1) トゲマル 58 昼下がりの生田キャンパ 16 上げるかを競う。チーム で飛躍できる 12 22 11 20 '''''' 貿易ゲームは、貿易が 内 で ア イ デ ア を 出 し 合 ことを実感し 開された∥写真。 16 11 14 加。白熱したゲームが展 を作り、販売し、利益を 者は工夫次第 43 世界の人々の暮らしにど い、ほかのチームから資 た よ う だ っ 20 27 15 20 空手部で快汗 11 11 12 '''''' 28 (((((((((((((((((((((( + ) + ) + ) + ) + ) 嫌いなものに向き合う ) + + ) 昼食のひと時を ) + + ) スウィング + ) #ミニコンサート♭ + ) + ) + ) + ) 16 + ) + ) +**********************) %################################ $ $ $ $ $ $ $ $ $ ー●25●ー $ $ $ 英 語 $ たりすることは、構文の力なしでは $ できません。そして、ネイティブ・ 小山 太一 商学部准教授 $ スピーカーでない我々にとって、 〈受 $ $ 「日本の外国語教育って、文法ば 信〉とくにリスニングの際には、音 $ っかじゃん?」「もっと実用的なコ を瞬時に文に変換し、文脈を読み取 $ ミュニケーション力を身につけたい るための構文力が欠かせないので $ す。 $ のに」……そういう意見を、学生の では、構文力はどうすれば身につ $ みなさんからしばしば聞きます。 $ これは半分当たっていて、半分外 くのでしょうか。いちばん効果的な $ れています。確かに、従来型の外国 のは、身につけたい外国語の基本セ $ 語教育は文法の細部にこだわりすぎ ンテンス集を手に入れ、丸暗記する $ ことです。それも、繰り返し声に出 $ たかもしれません。けれども、私が $ 授業で実感するのは、「そんなヤワ して読み上げて、反射的に口から出 $ な文法力じゃ、コミュニケーション て来るまで覚えこんでしまうことで $ の〈発信〉も〈受信〉も怪しいぞ」 す。センテンスの数は500もあれば $ いいかな。 ということなのです。 $ えっ、そんなの面倒だ? 「実用 $ 私の言う文法力とは、〈外国語マ $ メ知識〉の集まりではありません。 的なコミュニケーション能力」を身 $ センテンスを組み立てる力、つまり につけたいみなさんが、何をおっし $ ゃいますか! $ 〈構文力〉のことです。 ※全文はLL研究室ホームページで $ 〈発信〉つまりしゃべったり書い &"""""""""""""""""""""""""""""""" 12 12 第519号 (昭和44年10月14日第3種郵便物認可) 修 専 ス ー ュ ニ 2013年(平成25年)12月15日 (9)