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Cisco ASR 9000 シリーズ サービス ルータ の管理プレーン保護コマンド
Cisco ASR 9000 シリーズ サービス ルータ の管理プレーン保護コマンド ここでは、Cisco ASR 9000 シリーズ アグリゲーション サービス ルータで Management Plane Protection(MPP; 管理プレーン保護)の設定に使用する Cisco IOS XR ソフトウェア コマンドについ て説明します。 キーチェーン管理の概念、設定作業、および例の詳細については、『Cisco ASR 9000 Series Aggregation Services Router System Security Configuration Guide』の「Cisco ASR 9000 シリーズ サー ビス ルータ」モジュールで「Implementing Management Plane Protection」を参照してください。 Cisco ASR 9000 シリーズ アグリゲーション サービス ルータ システム セキュリティ コマンド リファレンス OL-17247-01-J SR-329 Cisco ASR 9000 シリーズ サービス ルータの管理プレーン保護コマンド address ipv4 (MPP) address ipv4 (MPP) 管理トラフィックがインターフェイス上で許可されるピア IPv4 アドレスを設定するには、インター フェイス ピア コンフィギュレーション モードで address ipv4 コマンドを使用します。以前このイン ターフェイスに設定された IP アドレスを削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。 address ipv4 {peer-ip-address | peer ip-address/length} no address ipv4 {peer-ip-address | peer ip-address/length} シンタックスの説明 peer-ip-address このインターフェイス上で管理トラフィックが許可されるピア IPv4 アド レス。実質的には、このアドレスは、設定済みインターフェイスで着信す る管理トラフィックのソース アドレスです。 peer ip-address/length ピア IPv4 アドレスのプレフィクス。 デフォルト 特定のピアが設定されていない場合は、すべてのピアが許可されます。 コマンド モード インターフェイス ピア コンフィギュレーション コマンドの履歴 リリース 変更内容 リリース 3.7.2 このコマンドは Cisco ASR 9000 シリーズ サービス ルータに追加されまし た。 使用上のガイドライン このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グ ループに属している必要があります。ユーザ グループの割り当てが原因でコマンドを使用できないと考 えられる場合、AAA 管理者に連絡してください。 タスク ID タスク ID 操作 system 読み取り、書き込み 例 次に、管理トラフィックにピア IPv4 アドレス 10.1.0.0 とプレフィクス 16 を設定する例を示します。 RR/0/RSP0/CPU0:router# configure RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# control-plane RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ctrl)# management-plane RP/0/RSP0/CPU0:router(config-mpp)# inband RP/0/RSP0/CPU0:router(config-mpp-inband)# interface GigabitEthernet 0/1/1/1 RP/0/RSP0/CPU0:router(config-mpp-inband-GigabitEthernet0_1_1_1)# allow Telnet peer RP/0/RSP0/CPU0:router(config-telnet-peer)# address ipv4 10.1.0.0/16 Cisco ASR 9000 シリーズ アグリゲーション サービス ルータ システム セキュリティ コマンド リファレンス SR-330 OL-17247-01-J Cisco ASR 9000 シリーズ サービス ルータの管理プレーン保護コマンド address ipv4 (MPP) 関連コマンド コマンド 説明 address ipv6 (MPP) このインターフェイス上で管理トラフィックが許可されるピア IPv6 アド レスを設定します。 allow インターフェイスを、特定またはすべてのプロトコルに対してすべてのピ ア アドレスを許可する帯域内または帯域外インターフェイスとして設定し ます。 control-plane inband interface (MPP) management-plane out-of-band コントロール プレーンを設定します。 show mgmt-plane 管理プレーンを表示します。 帯域内インターフェイスまたはプロトコルを設定します。 特定またはすべての帯域内または帯域外インターフェイスを設定します。 プロトコルを許可または不許可にする管理プレーン保護を設定します。 帯域外インターフェイスまたはプロトコルを設定し、管理プレーン保護帯 域外コンフィギュレーション モードを開始します。 Cisco ASR 9000 シリーズ アグリゲーション サービス ルータ システム セキュリティ コマンド リファレンス OL-17247-01-J SR-331 Cisco ASR 9000 シリーズ サービス ルータの管理プレーン保護コマンド address ipv6 (MPP) address ipv6 (MPP) 管理トラフィックがインターフェイス上で許可されるピア IPv6 アドレスを設定するには、インター フェイス ピア コンフィギュレーション モードで address ipv6 コマンドを使用します。以前このイン ターフェイスに設定された IP アドレスを削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。 address ipv6 {peer-ip-address | peer ip-address/length} no address ipv6 {peer-ip-address | peer ip-address/length} シンタックスの説明 peer-ip-address このインターフェイス上で管理トラフィックが許可されるピア IPv6 アド レス。実質的には、このアドレスは、設定済みインターフェイスで着信す る管理トラフィックのソース アドレスです。 peer ip-address/length ピア IPv6 アドレスのプレフィクス。 デフォルト 特定のピアが設定されていない場合は、すべてのピアが許可されます。 コマンド モード インターフェイス ピア コンフィギュレーション コマンドの履歴 リリース 変更内容 リリース 3.7.2 このコマンドは Cisco ASR 9000 シリーズ サービス ルータに追加されまし た。 使用上のガイドライン このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グ ループに属している必要があります。ユーザ グループの割り当てが原因でコマンドを使用できないと考 えられる場合、AAA 管理者に連絡してください。 タスク ID タスク ID 操作 system 読み取り、書き込み 例 次に、管理トラフィックにピア IPv6 アドレス 33::33 を設定する例を示します。 RR/0/RSP0/CPU0:router# configure RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# control-plane RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ctrl)# management-plane RP/0/RSP0/CPU0:router(config-mpp)# out-of-band RP/0/RSP0/CPU0:router(config-mpp-outband)# interface GigabitEthernet 0/1/1/2 RP/0/RSP0/CPU0:router(config-mpp-outband-GigabitEthernet0_1_1_2)# allow TFTP peer RP/0/RSP0/CPU0:router(config-tftp-peer)# address ipv6 33::33 Cisco ASR 9000 シリーズ アグリゲーション サービス ルータ システム セキュリティ コマンド リファレンス SR-332 OL-17247-01-J Cisco ASR 9000 シリーズ サービス ルータの管理プレーン保護コマンド address ipv6 (MPP) 関連コマンド コマンド 説明 address ipv4 (MPP) このインターフェイス上で管理トラフィックが許可されるピア IPv4 アド レスを設定します。 allow インターフェイスを、特定またはすべてのプロトコルに対してすべてのピ ア アドレスを許可する帯域内または帯域外インターフェイスとして設定し ます。 control-plane inband interface (MPP) management-plane out-of-band コントロール プレーンを設定します。 show mgmt-plane 管理プレーンを表示します。 帯域内インターフェイスまたはプロトコルを設定します。 特定またはすべての帯域内または帯域外インターフェイスを設定します。 プロトコルを許可または不許可にする管理プレーン保護を設定します。 帯域外インターフェイスまたはプロトコルを設定し、管理プレーン保護帯 域外コンフィギュレーション モードを開始します。 Cisco ASR 9000 シリーズ アグリゲーション サービス ルータ システム セキュリティ コマンド リファレンス OL-17247-01-J SR-333 Cisco ASR 9000 シリーズ サービス ルータの管理プレーン保護コマンド allow allow インターフェイスを、特定またはすべてのプロトコルに対してすべてのピア アドレスを許可する帯域 内または帯域外インターフェイスとして設定するには、管理プレーン保護帯域内インターフェイス コ ンフィギュレーション モードまたは管理プレーン保護帯域外インターフェイス コンフィギュレーショ ン モードで allow コマンドを使用します。インターフェイス上でプロトコルを不許可にするには、こ のコマンドの no 形式を使用します。 allow {protocol | all} [peer] no allow {protocol | all} [peer] シンタックスの説明 protocol 次に示す特定のプロトコルのトラフィックに対してピア フィルタリングを 許可するよう設定されたインターフェイス。 • HTTP(S) • SNMP(バージョンも) • セキュア シェル(v1 および v2) • TFTP • Telnet all peer プロトコルのリストで指定されたすべての管理トラフィックに対してピア フィルタリングを許可するインターフェイスを設定します。 (任意)インターフェイスのピア アドレスを設定します。ピアは、トラ フィックがメイン ルータに到着する可能性があるネイバー ルータ イン ターフェイスを意味します。 デフォルト デフォルトでは、管理プロトコルは管理インターフェイス以外のどのインターフェイス上でも許可され ません。 コマンド モード 管理プレーン保護帯域内インターフェイス コンフィギュレーション 管理プレーン保護帯域外インターフェイス コンフィギュレーション コマンドの履歴 使用上のガイドライン リリース 変更内容 リリース 3.7.2 このコマンドは Cisco ASR 9000 シリーズ サービス ルータに追加されまし た。 このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グ ループに属している必要があります。ユーザ グループの割り当てが原因でコマンドを使用できないと考 えられる場合、AAA 管理者に連絡してください。 インターフェイスに対して特定のプロトコルを許可すると、トラフィックはそのプロトコルに対してだ け許可され、その他の管理トラフィックはすべてドロップされます。 Cisco ASR 9000 シリーズ アグリゲーション サービス ルータ システム セキュリティ コマンド リファレンス SR-334 OL-17247-01-J Cisco ASR 9000 シリーズ サービス ルータの管理プレーン保護コマンド allow インターフェイスを帯域内または帯域外として設定すると、指定したプロトコルのトラフィックまたは すべてのプロトコル トラフィックがインターフェイス上で許可されます。帯域内または帯域外として 設定されていないインターフェイスは、プロトコル トラフィックをドロップします。 タスク ID 例 タスク ID 操作 system 読み取り、書き込み 次に、すべての帯域内インターフェイスに対してすべての管理プロトコルを設定する例を示します。 RR/0/RSP0/CPU0:router# configure RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# control-plane RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ctrl)# management-plane RP/0/RSP0/CPU0:router(config-mpp)# inband RP/0/RSP0/CPU0:router(config-mpp-inband)# interface all RP/0/RSP0/CPU0:router(config-mpp-inband-all)# allow all 次に、帯域外インターフェイスに TFTP プロトコルのピア フィルタリングを設定する例を示します。 RR/0/RSP0/CPU0:router# configure RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# control-plane RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ctrl)# management-plane RP/0/RSP0/CPU0:router(config-mpp)# out-of-band RP/0/RSP0/CPU0:router(config-mpp-outband)# interface GigabitEthernet 0/1/1/2 RP/0/RSP0/CPU0:router(config-mpp-outband-GigabitEthernet0_1_1_2)# allow TFTP peer RP/0/RSP0/CPU0:router(config-tftp-peer)# 関連コマンド コマンド 説明 control-plane inband interface (MPP) management-plane out-of-band コントロール プレーンを設定します。 show mgmt-plane 管理プレーンを表示します。 帯域内インターフェイスまたはプロトコルを設定します。 特定またはすべての帯域内または帯域外インターフェイスを設定します。 プロトコルを許可または不許可にする管理プレーン保護を設定します。 帯域外インターフェイスまたはプロトコルを設定し、管理プレーン保護帯 域外コンフィギュレーション モードを開始します。 Cisco ASR 9000 シリーズ アグリゲーション サービス ルータ システム セキュリティ コマンド リファレンス OL-17247-01-J SR-335 Cisco ASR 9000 シリーズ サービス ルータの管理プレーン保護コマンド control-plane control-plane コントロール プレーン保護コンフィギュレーション モードを開始するには、グローバル コンフィギュ レーション モードで control-plane コマンドを使用します。コントロール プレーン モードでの設定を すべてディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。 control-plane no control-plane シンタックスの説明 このコマンドには、引数またはキーワードはありません。 デフォルト デフォルトの動作または値はありません。 コマンド モード グローバル コンフィギュレーション コマンドの履歴 リリース 変更内容 リリース 3.7.2 このコマンドは Cisco ASR 9000 シリーズ サービス ルータに追加されまし た。 使用上のガイドライン このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グ ループに属している必要があります。ユーザ グループの割り当てが原因でコマンドを使用できないと考 えられる場合、AAA 管理者に連絡してください。 コントロール プレーン コンフィギュレーション モードを開始するには、control-plane コマンドを使 用します。 タスク ID 例 タスク ID 操作 system 読み取り、書き込み 次に、control-plane コマンドを使用してコントロール プレーン コンフィギュレーション モードを開 始する例を示します。 RR/0/RSP0/CPU0:router# configure RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# control-plane RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ctrl)# 関連コマンド コマンド 説明 management-plane プロトコルを許可または不許可にする管理プレーン保護を設定します。 Cisco ASR 9000 シリーズ アグリゲーション サービス ルータ システム セキュリティ コマンド リファレンス SR-336 OL-17247-01-J Cisco ASR 9000 シリーズ サービス ルータの管理プレーン保護コマンド inband inband 帯域内インターフェイスを設定し、管理プレーン保護帯域内コンフィギュレーション モードを開始す るには、管理プレーン保護コンフィギュレーション モードで inband コマンドを使用します。帯域内コ ンフィギュレーション モードでの設定をすべてディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使 用します。 inband no inband シンタックスの説明 このコマンドには、引数またはキーワードはありません。 デフォルト デフォルトの動作または値はありません。 コマンド モード 管理プレーン保護コンフィギュレーション コマンドの履歴 リリース 変更内容 リリース 3.7.2 このコマンドは Cisco ASR 9000 シリーズ サービス ルータに追加されまし た。 使用上のガイドライン このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グ ループに属している必要があります。ユーザ グループの割り当てが原因でコマンドを使用できないと考 えられる場合、AAA 管理者に連絡してください。 管理プレーン保護コンフィギュレーション モードを開始するには、inband コマンドを使用します。 タスク ID 例 タスク ID 操作 system 読み取り、書き込み 次に、inband コマンドを使用して管理プレーン保護帯域内コンフィギュレーション モードを開始する 例を示します。 RR/0/RSP0/CPU0:router# configure RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# control-plane RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ctrl)# management-plane RP/0/RSP0/CPU0:router(config-mpp)# inband RP/0/RSP0/CPU0:router(config-mpp-inband)# Cisco ASR 9000 シリーズ アグリゲーション サービス ルータ システム セキュリティ コマンド リファレンス OL-17247-01-J SR-337 Cisco ASR 9000 シリーズ サービス ルータの管理プレーン保護コマンド inband 関連コマンド コマンド 説明 control-plane interface (MPP) management-plane out-of-band コントロール プレーンを設定します。 show mgmt-plane 管理プレーンを表示します。 特定またはすべての帯域内または帯域外インターフェイスを設定します。 プロトコルを許可または不許可にする管理プレーン保護を設定します。 帯域外インターフェイスまたはプロトコルを設定し、管理プレーン保護帯 域外コンフィギュレーション モードを開始します。 Cisco ASR 9000 シリーズ アグリゲーション サービス ルータ システム セキュリティ コマンド リファレンス SR-338 OL-17247-01-J Cisco ASR 9000 シリーズ サービス ルータの管理プレーン保護コマンド interface (MPP) interface (MPP) 特定またはすべてのインターフェイスを帯域内または帯域外インターフェイスとして設定するには、管 理プレーン保護帯域内コンフィギュレーション モードまたは管理プレーン保護帯域外コンフィギュ レーション モードで interface コマンドを使用します。インターフェイス モードでの設定をすべて ディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。 interface {type instance | all} no interface {type instance | all} シンタックスの説明 type インターフェイスのタイプ。詳細については、オンにインヘルプ機能の疑 問符(?)を使用してください。 instance 次の物理インターフェイス インスタンスまたは仮想インターフェイス イ ンスタンスのいずれかです。 • 物理インターフェイス インスタンス。名前は rack/slot/module/port 形 式で表記します。各値の間には、表記の一部としてスラッシュが必要 です。 – rack:ラックのシャーシ番号。 – slot:モジュラ サービス カードまたはライン カードの物理スロッ ト番号。 – module:モジュール番号。Physical Layer Interface Module (PLIM; 物理レイヤ インターフェイス モジュール)は常に 0 です。 – port:インターフェイスの物理ポート番号。 (注) ルート プロセッサ カード上の管理イーサネット インターフェイス を参照する場合、物理スロット番号は英数字(RSP0 など)、モ ジュールは CPU0 です。たとえば、 MgmtEth 0/RSP0/CPU0/0 です。 • 仮想インターフェイス インスタンス。インターフェイス タイプによっ て、番号の範囲は異なります。 ルータの構文の詳細については、オンライン ヘルプ機能の疑問符(?)を 使用してください。 all 管理トラフィックを許可するよう、すべてのインターフェイスを設定しま す。 デフォルト デフォルトの動作または値はありません。 コマンド モード 管理プレーン保護帯域内コンフィギュレーション 管理プレーン保護帯域外コンフィギュレーション Cisco ASR 9000 シリーズ アグリゲーション サービス ルータ システム セキュリティ コマンド リファレンス OL-17247-01-J SR-339 Cisco ASR 9000 シリーズ サービス ルータの管理プレーン保護コマンド interface (MPP) コマンドの履歴 使用上のガイドライン リリース 変更内容 リリース 3.7.2 このコマンドは Cisco ASR 9000 シリーズ サービス ルータに追加されまし た。 このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グ ループに属している必要があります。ユーザ グループの割り当てが原因でコマンドを使用できないと考 えられる場合、AAA 管理者に連絡してください。 管理プレーン保護帯域内インターフェイス コンフィギュレーション モードまたは管理プレーン保護帯 域外インターフェイス コンフィギュレーション モードを開始するには、interface コマンドを使用しま す。 instance 引数については、管理イーサネット インターフェイスを帯域内インターフェイスとして設定 できません。 タスク ID 例 タスク ID 操作 system 読み取り、書き込み 次に、MPP にすべての帯域内インターフェイスを設定する例を示します。 RR/0/RSP0/CPU0:router# configure RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# control-plane RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ctrl)# management-plane RP/0/RSP0/CPU0:router(config-mpp)# inband RP/0/RSP0/CPU0:router(config-mpp-inband)# interface all RP/0/RSP0/CPU0:router(config-mpp-inband-all)# 次に、MPP にすべての帯域外インターフェイスを設定する例を示します。 RR/0/RSP0/CPU0:router# configure RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# control-plane RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ctrl)# management-plane RP/0/RSP0/CPU0:router(config-mpp)# out-of-band RP/0/RSP0/CPU0:router(config-mpp-outband)# interface all RP/0/RSP0/CPU0:router(config-mpp-outband-all)# 関連コマンド コマンド 説明 allow インターフェイスを、特定またはすべてのプロトコルに対してすべてのピ ア アドレスを許可する帯域内または帯域外インターフェイスとして設定し ます。 control-plane inband management-plane out-of-band コントロール プレーンを設定します。 show mgmt-plane 管理プレーンを表示します。 帯域内インターフェイスまたはプロトコルを設定します。 プロトコルを許可または不許可にする管理プレーン保護を設定します。 帯域外インターフェイスまたはプロトコルを設定し、管理プレーン保護帯 域外コンフィギュレーション モードを開始します。 Cisco ASR 9000 シリーズ アグリゲーション サービス ルータ システム セキュリティ コマンド リファレンス SR-340 OL-17247-01-J Cisco ASR 9000 シリーズ サービス ルータの管理プレーン保護コマンド management-plane management-plane プロトコルを許可または不許可にするよう管理プレーン保護を設定するには、コントロール プレーン コンフィギュレーション モードで management-plane コマンドを使用します。管理プレーン モードで の設定をすべてディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。 management-plane no management-plane シンタックスの説明 このコマンドには、引数またはキーワードはありません。 デフォルト デフォルトの動作または値はありません。 コマンド モード コントロール プレーン コンフィギュレーション コマンドの履歴 リリース 変更内容 リリース 3.7.2 このコマンドは Cisco ASR 9000 シリーズ サービス ルータに追加されまし た。 使用上のガイドライン このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グ ループに属している必要があります。ユーザ グループの割り当てが原因でコマンドを使用できないと考 えられる場合、AAA 管理者に連絡してください。 管理プレーン保護コンフィギュレーション モードを開始するには、management-plane コマンドを使 用します。 タスク ID 例 タスク ID 操作 system 読み取り、書き込み 次に、management-plane コマンドを使用して管理プレーン保護コンフィギュレーション モードを開 始する例を示します。 RR/0/RSP0/CPU0:router# configure RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# control-plane RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ctrl)# management-plane RP/0/RSP0/CPU0:router(config-mpp)# Cisco ASR 9000 シリーズ アグリゲーション サービス ルータ システム セキュリティ コマンド リファレンス OL-17247-01-J SR-341 Cisco ASR 9000 シリーズ サービス ルータの管理プレーン保護コマンド management-plane 関連コマンド コマンド 説明 control-plane inband out-of-band コントロール プレーンを設定します。 帯域内インターフェイスまたはプロトコルを設定します。 帯域外インターフェイスまたはプロトコルを設定し、管理プレーン保護帯 域外コンフィギュレーション モードを開始します。 Cisco ASR 9000 シリーズ アグリゲーション サービス ルータ システム セキュリティ コマンド リファレンス SR-342 OL-17247-01-J Cisco ASR 9000 シリーズ サービス ルータの管理プレーン保護コマンド out-of-band out-of-band 帯域外インターフェイスまたはプロトコルを設定し、管理プレーン保護帯域外コンフィギュレーション モードを開始するには、管理プレーン保護コンフィギュレーション モードで out-of-band コマンドを 使用します。管理プレーン保護帯域外コンフィギュレーション モードでの設定をすべてディセーブル にするには、このコマンドの no 形式を使用します。 out-of-band no out-of-band シンタックスの説明 このコマンドには、引数またはキーワードはありません。 デフォルト デフォルトの動作または値はありません。 コマンド モード 管理プレーン保護コンフィギュレーション コマンドの履歴 リリース 変更内容 リリース 3.7.2 このコマンドは Cisco ASR 9000 シリーズ サービス ルータに追加されまし た。 使用上のガイドライン このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グ ループに属している必要があります。ユーザ グループの割り当てが原因でコマンドを使用できないと考 えられる場合、AAA 管理者に連絡してください。 管理プレーン保護帯域外コンフィギュレーション モードを開始するには、out-of-band コマンドを使用 します。 帯域外は、管理プロトコル トラフィックの転送または処理だけを許可するインターフェイスを意味し ます。帯域外管理インターフェイスは、ネットワーク管理トラフィックだけを受信するようネットワー ク オペレータによって定義されます。これには、転送(またはカスタマー)トラフィックによって ルータの管理が妨害されないという利点があります。 タスク ID 例 タスク ID 操作 system 読み取り、書き込み 次に、out-of-band コマンドを使用して管理プレーン保護帯域外コンフィギュレーション モードを開始 する例を示します。 RR/0/RSP0/CPU0:router# configure RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# control-plane RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ctrl)# management-plane RP/0/RSP0/CPU0:router(config-mpp)# out-of-band RP/0/RSP0/CPU0:router(config-mpp-outband)# Cisco ASR 9000 シリーズ アグリゲーション サービス ルータ システム セキュリティ コマンド リファレンス OL-17247-01-J SR-343 Cisco ASR 9000 シリーズ サービス ルータの管理プレーン保護コマンド out-of-band 関連コマンド コマンド 説明 control-plane inband interface (MPP) management-plane show mgmt-plane vrf (MPP) コントロール プレーンを設定します。 帯域内インターフェイスまたはプロトコルを設定します。 特定またはすべての帯域内または帯域外インターフェイスを設定します。 プロトコルを許可または不許可にする管理プレーン保護を設定します。 管理プレーンを表示します。 帯域外インターフェイスの Virtual Private Network(VPN; バーチャル プ ライベート ネットワーク)Routing and Forwarding(VRF; VPN ルーティ ングおよび転送)リファレンスを設定します。 Cisco ASR 9000 シリーズ アグリゲーション サービス ルータ システム セキュリティ コマンド リファレンス SR-344 OL-17247-01-J Cisco ASR 9000 シリーズ サービス ルータの管理プレーン保護コマンド show mgmt-plane show mgmt-plane インターフェイスのタイプやインターフェイス上でイネーブルにするプロトコルなど、管理プレーンに 関する情報を表示するには、EXEC モードで show mgmt-plane コマンドを使用します。 show mgmt-plane [inband | out-of-band] [interface {type instance} | vrf] シンタックスの説明 inband (任意)データ転送パケットだけでなく管理パケットも処理する帯域内管 理インターフェイス コンフィギュレーションを表示します。帯域内管理イ ンターフェイスは、共有管理インターフェイスとも呼ばれています。 out-of-band (任意)帯域外インターフェイス コンフィギュレーションを表示します。 帯域外インターフェイスは、ネットワーク管理トラフィックだけを受信す るよう、ネットワーク オペレータによって定義されます。 interface (任意)指定されたインターフェイス上で許可されるすべてのプロトコル を表示します。 type インターフェイスのタイプ。詳細については、オンにインヘルプ機能の疑 問符(?)を使用してください。 instance 次の物理インターフェイス インスタンスまたは仮想インターフェイス イ ンスタンスのいずれかです。 • 物理インターフェイス インスタンス。名前は rack/slot/module/port 形 式で表記します。各値の間には、表記の一部としてスラッシュが必要 です。 – rack:ラックのシャーシ番号。 – slot:モジュラ サービス カードまたはライン カードの物理スロッ ト番号。 – module:モジュール番号。物理レイヤ インターフェイス モ ジュール(PLIM)は常に 0 です。 – port:インターフェイスの物理ポート番号。 (注) ルート プロセッサ カード上の管理イーサネット インターフェイス を参照する場合、物理スロット番号は英数字(RSP0 など)、モ ジュールは CPU0 です。たとえば、 MgmtEth 0/RSP0/CPU0/0 です。 • 仮想インターフェイス インスタンス。インターフェイス タイプによっ て、番号の範囲は異なります。 ルータの構文の詳細については、オンライン ヘルプ機能の疑問符(?)を 使用してください。 vrf (任意)帯域外インターフェイスのバーチャル プライベート ネットワーク (VPN)ルーティングおよび転送リファレンスを設定します。 デフォルト デフォルトの動作または値はありません。 コマンド モード EXEC Cisco ASR 9000 シリーズ アグリゲーション サービス ルータ システム セキュリティ コマンド リファレンス OL-17247-01-J SR-345 Cisco ASR 9000 シリーズ サービス ルータの管理プレーン保護コマンド show mgmt-plane コマンドの履歴 使用上のガイドライン リリース 変更内容 リリース 3.7.2 このコマンドは Cisco ASR 9000 シリーズ サービス ルータに追加されまし た。 このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グ ループに属している必要があります。ユーザ グループの割り当てが原因でコマンドを使用できないと考 えられる場合、AAA 管理者に連絡してください。 vrf キーワードは、帯域外 VRF コンフィギュレーションに対してだけ有効です。 タスク IDI 例 タスク ID 操作 system 読み取り 次のサンプル出力は、MPP で帯域内または帯域外インターフェイスとして設定されるすべてのイン ターフェイスを示しています。 RR/0/RSP0/CPU0:router# show mgmt-plane Management Plane Protection inband interfaces ---------------------interface - GigabitEthernet0_1_1_0 ssh configured All peers allowed telnet configured peer v4 allowed - 10.1.0.0/16 all configured All peers allowed interface - GigabitEthernet0_1_1_1 telnet configured peer v4 allowed - 10.1.0.0/16 interface - all all configured All peers allowed outband interfaces ---------------------interface - GigabitEthernet0_1_1_2 tftp configured peer v6 allowed - 33::33 次のサンプル出力は、帯域外インターフェイスの Virtual Private Network (VPN) routing and forwarding(VRF; バーチャル プライベート ネットワーク(VPN)および転送)リファレンスを示し ています。 RR/0/RSP0/CPU0:router# show mgmt-plane out-of-band vrf Management Plane Protection out-of-band VRF - my_out_of_band Cisco ASR 9000 シリーズ アグリゲーション サービス ルータ システム セキュリティ コマンド リファレンス SR-346 OL-17247-01-J Cisco ASR 9000 シリーズ サービス ルータの管理プレーン保護コマンド show mgmt-plane 関連コマンド コマンド 説明 management-plane プロトコルを許可または不許可にする管理プレーン保護を設定します。 Cisco ASR 9000 シリーズ アグリゲーション サービス ルータ システム セキュリティ コマンド リファレンス OL-17247-01-J SR-347 Cisco ASR 9000 シリーズ サービス ルータの管理プレーン保護コマンド vrf (MPP) vrf (MPP) 帯域外インターフェイスのバーチャル プライベート ネットワーク(VPN)および転送(VRF)リファ レンスを設定するには、管理プレーン保護帯域外コンフィギュレーション モードで vrf コマンドを使 用します。VRF 名を使用する前に VRF 定義を削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。 vrf vrf-name no vrf vrf-name シンタックスの説明 vrf-name デフォルト インターフェイスを帯域外として設定するには、VRF の概念を使用する必要があります。帯域外コン フィギュレーションで VRF が設定されていない場合、インターフェイスはデフォルトの VRF になり ます。 コマンド モード 管理プレーン保護帯域外コンフィギュレーション コマンドの履歴 リリース 変更内容 リリース 3.7.2 このコマンドは Cisco ASR 9000 シリーズ サービス ルータに追加されまし た。 使用上のガイドライン VRF に割り当てられた名前。 このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グ ループに属している必要があります。ユーザ グループの割り当てが原因でコマンドを使用できないと考 えられる場合、AAA 管理者に連絡してください。 VRF リファレンスが設定されていない場合は、デフォルト名の MPP_OUTBAND_VRF が使用されます。 VRF を参照する帯域外コンフィギュレーションがあり、その VRF が削除された場合は、すべての MPP バインディングが削除されます。 タスク ID 例 タスク ID 操作 system 読み取り 次に、VRF を設定する例を示します。 RR/0/RSP0/CPU0:router# configure RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# vrf my_out_of_band RP/0/RSP0/CPU0:router(config-vrf)# address-family ipv4 unicast RP/0/RSP0/CPU0:router(config-vrf-af)# exit RP/0/RSP0/CPU0:router(config-vrf)# address-family ipv6 unicast RP/0/RSP0/CPU0:router(config-vrf-af)# commit RP/0/RSP0/CPU0:router(config-vrf-af)# end RR/0/RSP0/CPU0:router# Cisco ASR 9000 シリーズ アグリゲーション サービス ルータ システム セキュリティ コマンド リファレンス SR-348 OL-17247-01-J Cisco ASR 9000 シリーズ サービス ルータの管理プレーン保護コマンド vrf (MPP) 次に、MMP の VRF 定義を設定する例を示します。 RR/0/RSP0/CPU0:router# configure RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# control-plane RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ctrl)# management-plane RP/0/RSP0/CPU0:router(config-mpp)# out-of-band RP/0/RSP0/CPU0:router(config-mpp-outband)# vrf my_out_of_band 関連コマンド コマンド 説明 control-plane interface (MPP) management-plane out-of-band コントロール プレーンを設定します。 show mgmt-plane 管理プレーンを表示します。 特定またはすべての帯域内または帯域外インターフェイスを設定します。 プロトコルを許可または不許可にする管理プレーン保護を設定します。 帯域外インターフェイスまたはプロトコルを設定し、管理プレーン保護帯 域外コンフィギュレーション モードを開始します。 Cisco ASR 9000 シリーズ アグリゲーション サービス ルータ システム セキュリティ コマンド リファレンス OL-17247-01-J SR-349 Cisco ASR 9000 シリーズ サービス ルータの管理プレーン保護コマンド vrf (MPP) Cisco ASR 9000 シリーズ アグリゲーション サービス ルータ システム セキュリティ コマンド リファレンス SR-350 OL-17247-01-J