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徘徊SOSネットワークまつさか
「徘徊SOSネットワークまつさか」 の取組みについて (今年6月から本格的にスタート!) 平成26年10月28日時点 松阪市 健康ほけん部 高齢者支援課 1 徘徊SOSネットワーク構築の目的 「認知症」はさまざまな原因によって脳の働き が衰える病気です。 症状のひとつに徘徊があります。 2 徘徊行方不明者の状況(全国) 認知症のある高齢者の徘徊行方不明者について、 警察庁初の全国調査を実施(平成16年) 調査によると・・・ 23,668 65 / ※件数は、徘徊高齢者に関する捜索願と110番通報の合計件数 4,921 548 21 357 17,842 900 75 4 3 徘徊行方不明者の状況(松阪管内) 松阪警察署に行方不明の状況が入るのは 約150件/年 そのうち高齢者の行方不明は 2~3件/年 行方不明の届出なく保護される高齢者は 5~10件/月 このなかで公開捜査にいたるのは 1~2件程度 情報:平成25年2月松阪警察署より 「徘徊SOSネットワークまつさか〔案〕」の検討会議にて 4 徘徊SOSネットワーク検討会議 検討会議のメンバー ・地域包括支援センター ・松阪警察署 ・自治会 ・民生委員 ・介護サービス事業所団体 ・市(各地域振興局の地域住民課) ・市(高齢者支援課=ネットワークの事務局) ※検討会議で、ネットワーク運用のあり方などを検討 5 SOSネットワークの機関は・・・ 中核的機関 ・市(高齢者支援課、振興局の地域住民課) ・地域包括支援センター ・松阪警察署 その他の協力機関(予定) ・各地区市民センター、市出張所 ・介護サービス事業所 ・高齢者安心見守り隊 ・地域の協力者等(民生委員など) ・その他(銀行、消防署、スーパーなども想定) 6 SOSネットワークの流れ 徘徊の恐れのある方の登録 → 市又は包括まで提出を!(シール配布) (緊急時は氏名などを公表〔同意必要です〕) 靴に貼るタイプ 高齢者支援課、地域振興局(4)、包括支援センター(5)、松阪警察署で 登録された方の情報を共有 登録された方が行方不明 → 警察へ行方不明者の届出 → 警察から市へ (警察から市へ、FAXにより行方不明となった登録者の情報が流れます) 市から協力機関へ、メール又はFAXで情報提供 → 協力機関の支援 平成26年度にメール等配信システムを導入しました(6月) 6 徘徊の恐れのある方の登録は? (事前登録の内容) 「徘徊SOSネットワークまつさか登録票」 を、ご提出ください 登録票は、A4用紙1枚です 7 登録後、シールを配布 (くつや杖などに貼付) 登録されると・・・ 反射材シール(1人10足分)をお渡ししています ※NPO法人日本ハートフルサポートのHPより くつの前にも シール (シールの効果) ・目印として! ・交通事故防止も! 8 協力者や協力機関としての登録 (受信メール先などの設定が必要です) 学校の保護者宛メールなどと 同様の仕組みです QRコード 携帯で QRコードを読み取る または アドレスを入力する 表示されたアドレスからアクセスする 空メールを送信→メール返信される アドレス [email protected] 返信内容に従い、必要な情報を入力 ・お名前を入力 ・所属を選ぶ (公的機関、介護事業 所、民生委員、地域ボランティア等) 入力後に送信し、登録完了です 10 SOSネットワークに関するQ&A① Q1.徘徊SOSのメールアドレスの登録は、何件までですか? A1.メールアドレスは3,000件までです。 またFAXの登録も可能で、50件(自動配信)までです。 FAX先は、主に市の施設(地区市民センターなど)です。 Q2.登録は、パソコンのアドレスでもOKですか? A2.OKですが、行方不明などの緊急時にメールを送信する ため、見ていただかないと意味がないので、できれば携帯 での登録をおすすめします。 10 SOSネットワークに関するQ&A② Q3.徘徊と思われる方を発見したら、どうすればよいですか? A3.驚かさないよう声かけしていただき、名前や行き先を聞く などし、必要に応じて警察へ連絡してください。 Q4.配信される内容は、どのようなものになりますか? A4.以下のような内容になる予定です。 (例)○月○日の○時頃、○○町の○○さん(70歳代、女 性)が行方不明になられました。身長○○cmくらい、体重 ○○㎏くらい 普段はメガネをかけています。くつには黄色 のシールが貼られていると思います。発見されたら、松阪警 察(53-0110)までご連絡ください。 11 SOSメール配信(協力者)へのお願い ※SOSメールは捜索協力ではありません あくまで、日々の生活のなかで行方不明になられた方が いないか、少し気にかけていただくことをお願いします! ★買物の途中、散歩の途中、仕事の途中など それらしい人を見かけたら、声をかけてください。 メールでお知らせした方や、行動が不穏な方などであった ときは、警察署へ連絡し、保護をお願いしてください。 13 実際に行方不明の方を見かけたとき① (本人の様子) 徘徊されていると思われる方を見かけたら・・・ ・靴や杖に黄色シールがある。 (松阪市の反射材シール) ・季節はずれの服装や、寝巻姿で歩いている。 ・履物がちぐはぐ、素足で歩いているなど不自然。 ・一点を見つめて歩いているとか、視線が定まらない。 ・持ち物に名札(連絡先)がついている、など 14 実際に行方不明の方を見かけたとき② (発見したとき) 相手を驚かせないよう、つぎのことに気をつけましょう。 ・急に近づかない (一定の距離をおき、まずは見守る) ・大声で声かけしない (あいさつなど笑顔で声をかける) ・後ろから声をかけない (前にまわって、ゆっくり声かけ) ・矢継ぎ早に質問しない 13 実際に行方不明の方を見かけたとき③ (声のかけ方) やさしく次のように声をかけてみてください。 ・「こんにちは」 ・「お出かけですか」 ・「ご自宅はどちらですか」 ・「何かお手伝いしましょうか」 ・「すこし休まれてはいかがですか」 14 徘徊SOSネットワークの登録状況 ★現在の登録状況(10/28現在) ・事前登録者の方 40名 ・メール配信先 538件 (下表は内訳) ①公的機関 市、地域包括支援センターの職員など ②介護事業所 介護サービス事業所の方 ③民生児童委員 民生委員児童委員の方 ④民間企業 ライフライン関係、銀行の方など 65件 220件 27件 150件 ⑤地域ボランティア 安心見守り隊、自治会の方など 34件 ⑥FAX連絡先 42件 地区市民センターなどの公共施設 ※今後は多気郡3町とも協力して、徘徊SOSのメールを配信予定です 17 徘徊SOSのメール配信内容と結果 ★徘徊SOS見守りメールは、次のようなことを配信します。 ①徘徊による行方不明の方がでたとき ②行方不明の方が、無事に発見されたとき ③消費者被害(悪質商法など)が発生したという情報が入ったとき ④行方不明を想定した訓練用メールを配信するとき など 6月以降のメール配信状況 (計9回)10/28まで ・メール配信の登録件数報告やお礼を配信 3回 ・消費者被害(悪質商法など)の情報を配信 4回 ・徘徊による行方不明者の情報などを配信 2回 18 徘徊SOSネットワークと 高齢者にやさしいまちづくりとの関係 ★高齢者にやさしいまちづくり協定を結びました(7月) 企業様にも徘徊SOSネットワークにご協力いただいています (7月に協定 敬称略) ・第三銀行 ・三重信用金庫 ・ダスキン㈱マツザカ 認知症サポーターの養成 や徘徊SOSのメール配信 先への登録、地域の高齢 者の見守りなどにご協力 いただいています。 14 徘徊SOSネットワークの課題 ・個人情報の取り扱いと同意。 ⇒不特定多数への情報発信に対する配慮 ・SOSメールが協力者に届かないことも。 ⇒携帯電話会社のセキュリティ対策が原因のときも ・協力範囲の拡大(近隣市町との連携) ⇒今後、近隣市町との調整や協議を行っていく ・登録者を今後どう増やすか。(周知啓発) ⇒徘徊高齢者の事前登録、メール配信先の登録の両方 20 徘徊SOSネットワークまつさか メール配信について、 ぜひ皆様も登録にご協力ください。 よろしくお願いいたします。 ご清聴ありがとうございました。m(_ _)m 21