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OMx構造体GUI操作ツールのご案内
東京工業品取引所新システム OMx構造体GUI操作ツールのご案内 トレードシステムズ株式会社 OMnet API ライブラリの特徴 OMnet API ライブラリには、約20の関数と460の構造 体が定義されている。 これらの構造体は、慣れるまで開発者には理解が難しく 、全て理解するには約1,200ページを超えるマニュアル を読まなければならない。 OMnetAPI独自のVIM構造体は、C,C++に熟練した開発 者でも理解が難しい。 OMx構造体GUI操作ツールを使用する利点 – 目に見えないデータのやり取りをGUIインターフェースで表示す ることにより、OMnetAPIに精通しなくても送受信データのイメー ジが理解しやすい。 – プログラムのバグかデータが問題なのか切り分けができるため 開発効率のアップが図れる。 – 開発を行う際に「プログラミング→コンパイル→OMnetログイン →デバッグ→プログラミング→・・」の作業が頻繁に発生すると 考えられる。 この為、データの送受信を確認するだけでもOMnetログインに 時間がかかる為5分以上の作業が発生するが、OMx構造体GUI ツールを使用することによりリコンパイルや再度OMnetにログイ ンする時間が省け、データの送受信結果を確認しながらの開発 効率が格段にアップする。 OMx構造体GUI操作ツールを使用する利点 – データを入力・変更して何度でも送信が行えるため、送信データ や受信データの確認などが容易にできる。 – 送受信データがGUIインターフェースで表示されるため、トラブル 発生時に確認ツールとして使用できる。 システム構成図 システム構成 – 取引所接続サーバ … 取引所システムとの接続をOMxプロトコル を用いて接続するサーバ(貴社設置) – アプリケーション … Omx構造体GUI操作ツールは取引所接続 サーバに単独でインストール。貴社アプリ ケーションと同居の形となる。 画面イメージ ※ 画面は開発中の画面です。 OMnet_API_TOOL機能一覧 モード名称 モード内容 OMX接続モード OMXと接続し送受信を行うモード テストモード1 OMXとは接続せず、送信したメッセージをそのまま受信するモード テストモード2 OMXとは接続せず、自動で全メッセージの送受信を行うモード 画面名称 機能 「メッセージ送信」画面 通常メッセージ作成・編集・送信 VIMメッセージ作成・編集・送信 メッセージCSVファイル出力 メッセージDMPファイル出力 メッセージDMPファイル取り込み 「メッセージ受信」画面 メッセージ受信・確認 メッセージCSVファイル出力 メッセージDMPファイル出力 メッセージDMPファイル取り込み 説明 OMXへ接続し、ユーザによる任意のtx_ex, query_exの発行、 read_event_ext_exによるメッセージの読み込みが可能 送信データはGUIによる値の設定、VIMの生成・編集 受信データはGUIによる値の確認、VIMの自動表示が可能 OMXへ接続せずに、 ユーザーによる任意struct内容のGUIによる設定、確認が可能 仮想テストモード 備考 OMX全メッセージ対応 ※1 説明 備考 OMXメッセージの作成・編集して送信する機能 ツリー形式のGUIと、プロパティエディタによる直感的なメッセージの作成・編集が 可能 VisualStudioのローカルペイン、自動変数ペインをイメージ 作成したメッセージのバイナリ内容をバイナリエディタで表示することも可能 通常メッセージ ※2 (Struct中Structの任意箇所の値だけをバイナリエディタ表示も可能) GUIについては、画面イメージを参照 後述のDMPファイル出力機能で、API呼び出し時の結果をDMPファイルとして保存 可能 保存した内容はツールへのドラッグ&ドロップにて再表示可能、再送信も可能 DMPファイルは弊社OMXADAPTERのデバッグモードで再利用可能 VIM系(例:IQ21)のメッセージを作成・編集して送信する機能 item_hdr, sub_item_hdr等のサイズを自動計算 VIMとして追加できるメッセージを自動表示 作成したメッセージのバイナリ内容をバイナリエディタで表示することも可能 (Struct中Structの任意箇所の値だけをバイナリエディタ表示も可能) GUIについては、画面イメージを参照 後述のDMPファイル出力機能で、API呼び出し時の結果をDMPファイルとして保存 可能 保存した内容はツールへのドラッグ&ドロップにて再表示可能、再送信も可能 API呼び出し時の動作をエミュレート可能 送受信したメッセージをCSV形式で出力する機能 Excel等でメッセージ内容を確認することができる テストエビデンス生成等に役立つ OMXへの送信メッセージをバイナリファイルとして出力する機能 上記で出力されたバイナリファイルを取り込む機能 OMXメッセージを受信して表示(編集不可)する機能 ツリー形式のGUIと、プロパティエディタによる直感的なメッセージの表示が可能 VisualStudioのローカルペイン、自動変数ペインをイメージ 表示したメッセージのバイナリ内容をバイナリエディタで表示することも可能 (Struct中Structの任意箇所の値だけをバイナリエディタ表示も可能) GUIについては、画面イメージを参照 受信メッセージ絞込み可能 ※3 後述のDMPファイル出力機能で、API呼び出し時の結果をDMPファイルとして保存 可能 保存した内容はツールへのドラッグ&ドロップにて再表示可能 DMPファイルは弊社OMXADAPTERのデバッグモードで再利用可能 API呼び出し時の動作をエミュレート可能 送受信したメッセージをCSV形式で出力する機能 Excel等でメッセージ内容を確認することができる テストエビデンス生成等に役立つ OMXへの受信メッセージをバイナリファイルとして出力する機能 上記で出力されたバイナリファイルを取り込む機能 ※1:開放されていないメッセージは対象外となっています。 ※2:ここでの通常メッセージとはNet系(例:N1,N2,N3,N4)とVIM系(例:IQ21)以外のメッセージを指しています。 ※3:絞り込みを行ったメッセージは画面上には表示されませんが、DMPファイルとして出力されます。 注意:想定外のメッセージを受信した際は、エラー出力されます。(想定されているメッセージは設定ファイル:APITOOL.propertiesの「OMnet_API_TOOL use Message」項目に記述されています。) 1.送信メッセージの追加・編集 2.送信メッセージのHEXエディタ表示(DMPファイルから表示も可能) 3.VIM(送信)の追加・編集 4.VIM(送信)のHEXエディタ表示(DMPファイルから表示も可能) 5.受信メッセージの表示(DMPファイルから表示も可能) 6.受信メッセージのHEXエディタ表示(DMPファイルから表示も可能) 7.VIM(受信)の表示(DMPファイルから表示も可能) 8.VIM(受信)のHEXエディタ表示(DMPファイルから表示も可能) 9.送受信メッセージのCSV出力結果