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SOI Pixel
合同シンポジウム 「測定器技術の革新でつながる サイエンスの横糸」 テクノロジ テクノロジー マイクロエレクトロニクスで マイクロエレクトロ クスで つながるサイエンス 2010年3月22日@岡山大、物理学会 高 ネ ギ 加速器 究機構 高エネルギー加速器研究機構 素粒子原子核研究所 新 井 康 夫 [email protected] OUTLINE 1. マイクロテクノロジーの発展と 放射線測定 2. ASIC開発例 3. SOI Pixel R&D 4. まとめ Nobel Prize in Physics (2000), (2000) Jack Kilby, the invention of the integrated circuit (1958). Micro Electronicsの始まり First Planar IC 1959 Robert Noyce y Fairchild Semiconductor 3 過去40年間で同 じ面積にトランジ ジ スタが1千万倍作 れるようになった。 れるようになった Moore's Law: 半導体チップのPowerとComplexityは18ケ月毎に倍に。 (1965,Gordon Moore, Fairchild -> Intel) これだけの劇的な変化を 遂げた技術は他にない。 微細加工技術抜きで は近年の科学実験の 進展は考えられな 。 進展は考えられない。 4 微細加工技術の進展と放射線測定 平坦化 平 化 CMP: Chemical Mechanical Polishing (化学的機械的研磨) IBM(1988) (化学的機械的研磨). 研磨溶剤と研磨パッドによ りウエハが平坦かされる。 5 多層配線が可能に 平面から3次元に発展 6 DRIE: Deep Reactive Ion Etching (Bosch Process, 1992) 垂直の穴が形成出来る ようになった 7 3D Silicon Detector 8 SmartCut (1991 : Michel. Bruel) SOI: Silicon On Insulator 薄膜転移が出来る ようになった Layer Transfer 9 SOI Pixel検出器 KEK 測定器開発プロジェクト • 高比抵抗Si基板と低比抵抗Si基板を絶縁層を介して張合わせ。 高比抵抗Si基板と低比抵抗Si基板を絶縁層を介し 張合わせ • 高比抵抗部にp-n junctionを生成し、センサーとする。 • 絶縁層(BOX: BBuried i d OOxide)に穴を開けセンサーと回路を接続。 id )に穴を開けセンサ と回路を接続 10 垂直(3次元)積層技術 -bumps: 最小5 mピッチ 3D-LSI 11 人口網膜チップ 12 MEMS (Micro Electro Mechanical Systems) http://www.memx.com/ 2軸加速度計 (Bosch) 13 InGrid: integrate Micromegas & pixel sensor by SiSi-wafer postpost-processing technology Deposit 50 µm SU8 UV Exposure Gas増幅 0.8 µm Al grid Pattern Al Development of SU8 photoresist NIKHEF Insulating pillars ill M. Chefdeville et al, NIMA556(2006) 490 14 90Sr β events Gas: Ar/i-butane 80/20 B = 0.2 T 15 ASIC開発 (Applicati n Specific Inte (Application Integrated rated Circuit) •微細化が進展。 微細化 進展。 •開発コストが増加。 •高度な設計能力が要求される。 •MPW (Multi Project Wafer) runの利用。 •多方面への応用を目指し 異分野との交流を進めることが必要 •多方面への応用を目指し、異分野との交流を進めることが必要。 利用出来る 利用出来るMPW •東大VDEC •MOSIS(米国) MOSIS(米国) •TSMC(台湾) •Europractice(欧州) Europractice(欧州) • ... マスク費用 16 ASIC開発例 CMOS ASD (Amp/Shaper/Discri) 多く 多くのASIC開発がありますが、 開発 あります 、 ほんの一部を紹介させていただ きます。 CMOS 0.5um 05 GEM読み出し用 32 ch KEK. 田中,他 ASICコンソーシアム 17 GEMFE2 8ch Analog Frontend + TDC/ TSMC 0.25m 1P5M n-well 長崎総合科学大。房安、他 18 宇宙用ASIC for Si/CdTe detectors JAXA/ISAS. Ikeda, Takahashi et al. 19 QPIX 東工大 松澤研、KEK, 京大、佐賀大、他 KEK測定器開発室 TOF(ドリフト時間=Z軸) ANALOG +TOT(パルス幅=Z方向電子分布) ( 幅 方向電子分布) Vth +ADC (電荷量) Amplifier Vcm +2D Pixel(XY位置) Pre_Pixel (VDD in top pixel) DIGITAL Tofgate Q0 Q12 RV Input Pad Q13 Integrator Pixel Control Logic Cs 6b SAR ADC TOF_CK Tofgate TOT_CK Q0 EOC EOC Tofgate CLK_Ref Q7 Q_AD 6 Tofgate ADC0 CK=100MHz,T=10ns , ADC4 ADC5 Vcm Vrh Vrl Tofgate CK_Read Next_Pixel (FSR in bottom pixel) 20 5mm 200 0m QPIX: 0.18 μm 6-Metal 1-Poly-Si CMOS Circuit 400 pixels part 200m 5mm 2009年12月サブミット Pad for charge collection Pad for bumpb di bonding 21 SOI Pixel R&D • 高比抵抗Si基板と低比抵抗Si基板を絶縁層を介して張合わせ。 • 高比抵抗部にp-n junctionを生成し、センサーとする。 • 絶縁層(BOX: Buried Oxide)に穴を開けセンサーと回路を接続。 • 余分な物質が少なく 余分な物質が少なく、多重散乱 多重散乱 をおさえられる。 • 電極容量が小さく、少ない電荷 で大きなS/Nが得られる。 • 複雑な信号処理回路を各ピクセ ルに持たせられる。 ルに持たせられる • 高レート、高速読み出しが可能。 • 機械 機械的接合がなく、高分解能化、 接合 な 、高分解能 、 低価格化が望める。 • 産業界の標準プロセスを基本に 開発 開発。 KEK測定器開発プロジェクト http://rd.kek.jp/project/soi/ 22 SOI Pixel Multi Project Wafer (MPW) 年2回程度 23 積分型 Pixel (INTPIX) 128 x 128 pixels 5 x 5 mm2 20 m x 20 m pixel Vsense Q 0.6 fC 70mV 8 fF C 線 10um角ピクセルまで試作 24 INTPIX4 現在までで最大のチップ(これから試験) 15 mm 10 mm 17x17 m, 512x832 pixels (426 kpix,13 Analog Out) 各ピクセルに相関2重サンプリング (CDS)回路 を内蔵し ノイズ低減化。 25 計数型 Pixel (CNTPIX) Dual Discri Counter Charge Amp Energy selection and Counting in each pixel 5 x15.4 mm2 72 x 272 pixels i l 64um x 64 um pixel 26 CNTPIX5 Pixel Layout 64x64 um2 ~600 Tr/pix x 72 x 212 = 10,000,000 Trs 27 カウンター構成がプログラマブル 高速時分割測定等に応用可能 p *計数速度 ~1MHz/pixel *カウンター切り替え時間 ~10ns 4ピクセル結合 28 Vertical (3D) Integration Further Integration by using -bump bonding (~5 um pitch) technology of ZyCube Co. Ltd. 29 SOI Pixel Vertical Integration L Lower Chip Chi Upper Chip 30 Cross sectional view of detector array (After stacking) BOX(UC) SOI(UC) Interlayer (UC) 5µm adhesive Interlayer(LC) µ-bump SOI (LC) BOX ((LC)) Bulk-Si Copyright 2009 ZyCube Co. Ltd. 31 まとめ • この50年間マイクロテクノロジーは、他に例を見ない規模の発 展を遂げた。 • これまでは主に計算/信号処理能力の点において恩恵を受け ていたが、近年はセンサーとエレクトロニクスの融合が進みだし た 、近年は ンサ ク ク 融合 進みだし ている。 • これらの新しい技術を導入する事により、従来不可能であった これらの新しい技術を導入する事により 従来不可能であった ような新たな測定が可能となり得る。 • 使いこなす為には、コストや技術力の高い壁がある。このため 使いこなす為には ストや技術力の高い壁がある このため 横糸としての多分野間の協力が求められる。 • KEK, JAXA, 理研等の研究所を中心に、大学と協力して戦略 的に開発プロジェクトを進める必要がある。 32