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震災記録保存整理事業実施業務委託企画提案仕様書

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震災記録保存整理事業実施業務委託企画提案仕様書
震災記録保存整理事業実施業務委託企画提案仕様書
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業務委託名
震災記録保存整理事業実施業務委託
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履行期間
契約締結日~平成 26 年 3 月 14 日(金)
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業務委託の概要
大船渡市(以下「市」という。)が個人及び関係機関・団体等から収集
した東日本大震災による被害の写真・映像等(以下「写真等」という。)に
著作者(提供者)、撮影日時・場所、著作権・肖像権、公開レベル(公開・
非公開)、説明(タイトル・概要)等(以下「メタデータ」という。)を登
録し、写真等を容易に検索できるデジタルアーカイブシステム(以下「シス
テム」という。)を構築することを目的とする。
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仕様
本業務を行うにあたり、仕様は以下のとおりとする。
なお、この仕様は最低限の実装を必要とするもののみの記載のため、この
仕様以外の部分はプロポーザル評価の対象とする。
(1) 写真等のデジタル化に関する業務
① 市民等から寄せられた写真等のアナログデータのデジタル化を行うこ
と。
② 写真のデジタル化にあたっては、TIFF形式で保存することとし、
解像度等は市と協議して決定すること。
(2) メタデータの作成・登録に関する業務
① 収集した写真等に対しメタデータを作成し、構築するシステムに登録
すること。
② プロポーザル提案時には、提案業者による案(メタデータの内容とそ
の選考理由も含める)を提示するものとし、最終的には市との協議で確
定したものを実装すること。
③ メタデータは、なるべく多くの情報が登録されていることが望ましい。
④ 写真等の詳細がわからない場合は、写真等の著作者(提供者)を通し
て情報内容の追加をすること。
(3) システムの構築に関する業務
① 収集した写真等を容易に検索できるシステムを構築すること。
② 使用する写真等は、閲覧速度を考慮し圧縮フォーマットを使用するこ
と。
③
システム構築にあたっては、国立国会図書館をはじめ、国、民間企業、
大学、NPO等さまざまな機関・組織がすでに東日本大震災のデジタル
アーカイブプロジェクトを実施しているため、他のプロジェクトとの互
換性を考慮すること。
④ 今後、写真等の追加や削除等が必要となった場合、市が編集できるシ
ステムとすること。
(4) 写真等の募集・権利処理対応に関する業務
① 市と連携し、写真等の募集・提供の呼びかけと提供時の権利処理手続
きの対応をすること。
② 作成したコンテンツは 2 次利用可能なものとして扱えるようにし、利
活用するときに問題とならないようにすることを念頭に置いた権利処理
対応方法とすること。
(5) 写真等の一般公開に関する業務
① 市が指定する写真等を復興と防災への取り組みに関する協定を締結し
ている Google Ireland Limited 社の「未来へのキオク」プロジェクト
に登録し一般公開すること。
② 対象写真等については、市と協議して決定するものとする。
(6) その他問い合わせ対応やメンテナンス業務
市と連携し、使用許諾の範囲内で許された対応や、その他のイレギュラ
ー対応、問い合わせ対応、コンテンツの登録状況、検索等が適切にできる
環境を整える等のメンテナンス対応をすること。
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対象資料
(1) 写真
15,000 点以上(内アナログデータ 2,000 点以上)
(2) 映像
40 点以上
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成果品
(1) 納品形態
成果品は外付けHDD、DVD-R、保存用冊子を納入することとし、
数年ごとに更新することを念頭に置いた形態とすること。
(2) 納品数
① 外付けHDD 3 台
② DVD-R
2 セット
③ 保存用冊子
2 冊(PDFデータをCDに記録したものも 2 部提出)
(3) 外付けHDDの要件は以下のとおりとする。
① 構築したシステムと全ての写真等を格納すること。
② 1 台で全データが格納できる容量のものを使用すること。
③ Windows7、32bit 版のOSに対応していること。
④ USB2.0 又は 3.0 規格で接続できること。
⑤ 耐久性及び信頼性が高いものを使用すること。
⑥ バスパワータイプではなく、外部電源から電力を供給する仕様である
こと。
⑦ 1 パーテーションとし、ディスクの最大容量を使用すること。
⑧ ファイルシステムはNTFS形式とすること。
⑨ 納入前に最新のウイルス定義に対応したウイルスチェックを済ませる
こと。
(4) DVD-Rの要件は以下のとおりとする。
① 保存用として全ての写真等を原寸大のまま格納すること。
② 長期保存用の専用メディアを使用すること。
③ 容量は 4.7GB のものを使用すること。
④ Windows7、32bit 版のOSに対応していること。
⑤ 論理フォーマットはUDF形式とすること。
⑥ 写真等が検索しやすいように格納する順番を考慮すること。
⑦ 複数の媒体に保存する場合はラベルに何枚目/総枚数を明記すること。
⑧ 納入前に最新のウイルス定義に対応したウイルスチェックを済ませる
こと。
(5) 保存用冊子の要件は以下のとおりとする。
① 使用写真等の一覧がわかるように全ての写真等を出力すること。
② 写真等が検索しやすいように出力する順番を考慮すること。
③ A4判の紙に両面刷りフルカラー印刷とすること。
④ 写真等の詳細がわかるようにメタデータを記載すること。
⑤ 紙質は特に定めないが、保存することを考慮した紙を使用すること。
(6) 成果品に係る権利
受託者が作製した成果品に係る一切の権利は市に帰属するものとする。
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企画提案書作成にあたっての留意事項
(1) 基本方針
本業務を実施するにあたり、基本的な考え方を記載すること。
(2) 具体的な業務内容
① 業務内容
どのような業務を行うのか具体的に記載すること。業務内容が複数に
分かれるため、必ず業務ごとに記載すること。
また、取り扱うコンテンツを 2 次利用可能とするための権利処理をど
のように実施するかについても具体的に記載すること。
② 実施計画
業務実施に関する実施計画を明確にすること。
特に、月あたりの作業目標を明確にし、月単位での業務進捗確認がで
きるようにすること。
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業務の適正な実施に関する事項
(1) 関係法令の遵守
本業務委託業者は労働基準法、労働関係調整法、著作権法、プライバシ
ー権・肖像権、その他関係法令を遵守すること。
(2) 業務委託の一括再委託の禁止
本業務委託業者は、業務を一括して第三者に委託し、または請け負わせ
ることはできない。ただし、業務を効率的に行ううえで必要と認めるとき
は、市と協議のうえ、その一部を委託することができる。
(3) 個人情報の取り扱い
本業務委託業者が業務を行うにあたり個人情報を取り扱う場合は、個人
情報取扱特記事項に基づき、その取り扱いに十分留意し、漏洩、滅失及び
毀損の防止、その他個人情報の保護に努めること。
担当部課
〒022-8501 大船渡市盛町字宇津野沢 15 番地
大船渡市企画政策部秘書広聴課
広聴広報係 高橋・小川
TEL 0192-27-3111(内線 210・212)
FAX 0192-26-4477
別記
個人情報取扱特記事項
(基本的事項)
第1 乙は、個人情報保護の重要性を認識し、この契約による事務を処理する
ための個人情報の取扱いに当たっては、大船渡市個人情報保護条例(平成17
年大船渡市条例第30号)その他個人情報の保護に関する法令等を遵守し、
個人の権利利益を侵害することのないよう、個人情報を適正に取り扱わなけ
ればならない。
(秘密の保持)
第2 乙は、この契約による事務に関して知り得た個人情報を他に漏らしては
ならない。この契約が終了し、又は解除された後においても同様とする。
(適正な管理)
第3 乙は、この契約による事務に係る個人情報について、漏えい、滅失及び
き損の防止その他の個人情報の適正な管理のために必要な措置を講じなけれ
ばならない。
(収集の制限)
第4 乙は、この契約による事務を行うために個人情報を収集するときは、
その事務の目的を明確にし、目的を達成するために必要な範囲で、適正かつ
公正な手段により行わなければならない。
(目的外利用及び提供の禁止)
第5 乙は、甲の指示又は承諾があるときを除き、この契約による事務に関し
て知り得た個人情報を、契約の目的以外に利用し、又は第三者に提供しては
ならない。
(複写等の禁止)
第6 乙は、甲の承諾があるときを除き、この契約による事務を行うため甲
から提供を受けた個人情報が記録された資料等を複写し、又は複製しては
ならない。
(再委託の禁止)
第7 乙は、甲の承諾があるときを除き、この契約による事務を処理するため
の個人情報を自ら取り扱うものとし、第三者に委託してはならない。
(資料等の返還)
第8 乙は、この契約による事務を行うために甲から提供を受け、又は乙自ら
が収集し若しくは作成した個人情報が記録された資料等は、この契約の終了
後直ちに甲に返還し、又は引き渡すものとする。ただし、甲が別に指示した
ときはその指示に従うものとする。
(従事者の監督)
第9 乙は、この契約による事務に従事している者に対して、在職中及び退職
後においても当該事務に関して知り得た個人情報をみだりに他人に知らせ、
又は目的外に使用しないよう、必要かつ適切な監督を行わなければならない。
(事故報告)
第10 乙は、この契約に違反する事態が生じ、又は生じるおそれのあることを
知ったときは、速やかに甲に報告し、甲の指示に従うものとする。この契約
が終了し、又は解除された後においても同様とする。
(契約の解除及び損害賠償)
第11 甲は、乙がこの個人情報取扱特記事項に違反していると認めたときは、
契約の解除及び損害賠償の請求をすることができるものとする。
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