Comments
Description
Transcript
DRA-CAD Support Document
■CG パースと建設予定地写真との合成方法 ①今回の例では、下の 2 枚の画像が既にあるものとして説明をいたします。 A:CG パース画像 B:建設現場写真画像 ②まず A の CG パース画像の透過部分を設定します。 今回の場合は、空の背景となっている部分を透過させれば、B の現場写真に当てはめるこ とが出来そうだと予想できますので、空の部分を透過させます。 それでは、Draster2 を、スタートメニューの DRA-CAD7 の中から起動してください。 起動しましたら、A の CG 画像を読み込んで ください。 右のような画面になります。 ③そうしましたら、[アルファチャンネル]メニュー の[アルファチャンネル編集モード]を選択して 左クリックしてください(右)。 下のように画面左上に「アルファチャンネル 編集モード」と表示されていることを確認します(下)。 ④透過させる範囲を作成します。 画面左側のツールの中から、多角形選択(右図)を左クリックします。 下のように、現場写真と重ねた時に表示したい範囲(この場合は建物 と敷地部分)を作ります。 DRA-CAD と違いスナップはできませんので、大体の位置で 左クリックをして建物の外形をトレースします。 下の例ではわかりやすいように、赤い線で表していますが、Draster では点線で表示されます。右クリックをすると最初に指示した点と 結んで閉じた範囲が完成されます。 点が指示しにくい場合は、[PageUp]や[PageDown]キーで拡大縮小 したり、上下、左右のスクロールバーをマウスで動かして画面を左右に移動してくださ い。 ⑤範囲が指定できましたら、[アルファチャンネル] メニューの[選択範囲を追加]を選択して左クリック します。下記のような画面になります。 ⑥透過になっている部分がグリッドで表示されます。 これでは建物が透過されてしまいますので、 [アルファチャンネル]メニューの[反転]を選択して、 透過の範囲を逆転させます。 下記のようになります。 ⑦これで透過範囲を設定できました。 透過範囲を画像に登録します。 [ファイル]メニューの[名前をつけて保存]で、png 形式で別の名前をつけて保存します。 png 形式では、透過情報が保存できます。 ⑧それでは、建設現場写真と⑦で作成した画像を重ね合わせます。 建設現場写真の画像を、 [ファイル]メニューの[開く]より 開いてください。 右のようになります。 ⑨[編集] メニューの[モンタージュ編集モード] を実行します。 下のようなモンダージュダイアログが表示 されます。 ⑩中景に、⑦で保存した CG 画像を読み込みます。 中景のファイルを開くアイコン(右画像の赤い部分)を 左クリックします。 ファイルを開くダイアログが表示されますので、⑦で 保存した画像データを開いてください。 開くと下記のような画面になります。 CG 画像が、現場写真の前に表示され、現場写真が隠れています。 この状態では、まだ CG 画像の位置や大きさが確定されていませんので、モンタージ ュ合成ダイアログには触れずに、下の画像をマウスの左クリック押しながら移動させ て位置を合わせます。 左クリックを CG パースの画像の上で 押しながら動かすと、CG パースを移動 できます(右画像) 。 SHIFT キーを押しながら、 CG パースを左クリックすると CG パースが半透明になります。 (右図) これで位置と大きさを確認します。 ⑪位置や大きさの調整が終わったら、 建設現場写真の方を左クリックすると、 CG パースの位置と大きさを確定します。 右図のように建設現場だけが表示されます。 モンタージュダイアログの中景の目のアイコン(左図 の赤く囲っている部分)のアイコンを二箇所左クリ ックします。そうすると下のように合成されます。 そうしたら、[合成して終了]ボタンを 押してください。その後、名前をつけ て画像を保存します。