...

生化学的検査

by user

on
Category: Documents
34

views

Report

Comments

Transcript

生化学的検査
生化学的検査
項目コード
蛋白 窒素化合物
検体量
(mL)
検査項目
1032 総蛋白(TP)
容器 保存 所要 実施料
(安定性)日数
(Alb)
基 準 値
冷蔵
11❶
生Ⅰ
Biuret法
g/dL
6.5∼8.3
血清0.3
冷蔵
11❶
生Ⅰ
BCG法
g/dL
3.8∼5.3
血清0.3
1 冷蔵
3A015-0000-023-271-01
蛋
1098 A/G比
検査方法
血清0.3
3A010-0000-023-271-01
0167 アルブミン
判断料
1∼2
肝疾患 血液疾患
慢性感染症
ネフローゼ症候群
肝硬変 慢性肝炎
ネフローゼ症候群
消化吸収障害
肝障害 異常蛋白血症
ネフローゼ症候群 高グロブリン血症
1.3∼2.2
BCG/Biuret法
3A016-0000-023-271-01
%
(血清)
1034 蛋白分画
白
3A020-0000-023-232-00
3A020-0000-041-232-00
3A020-0000-001-232-00
血清0.4
髄液10
尿 20
尿中アルブミン定量
2495 (マイクロアルブミン
定量)
3A015-0000-001-061-01
尿5.0
2494 尿中アルブミン定性
2169 尿中マイクロトランスフェリン
冷蔵
110❷
尿糞
TIA法
49
尿糞
TIA法
(−)
112❷
尿糞
ラテックス凝集
比濁法
1.00以下
2
1∼2
2 冷蔵 3∼5
5C060-0000-001-062-00
4589 尿Ⅳ型コラーゲン
5C134-0000-006-023-01
項目コード
1051
0105
検査項目
64 冷蔵 4∼10
検体量
(mL)
容器 保存 所要 実施料
(安定性)日数
血清0.3
1 冷蔵
11
生Ⅰ
尿UN
蓄尿5.0
2 冷蔵
11
生Ⅰ
血清0.3
1 冷蔵
3C025-0000-004-272-01
窒
素
化
合
物
1049
尿酸(UA)
生化学的検査
3C020-0000-023-271-01
3C020-0000-004-271-01
1054
3C010-0000-023-271-01
3C010-0000-004-271-01
1052
2 冷蔵
血清0.5
1 冷蔵
11
生Ⅰ
蓄尿1.0
2 冷蔵
3∼4
1 冷蔵
1∼2
クレアチニン
3C015-0000-023-271-01
3C015-0000-004-271-01
11
生Ⅰ
蓄尿5.0
血清0.5
1053
1∼2
11
生Ⅰ
クレアチン
1055
判断料
BUN
尿素窒素 3C025-0000-023-272-01
(UN)
0106
204❷
尿糞
尿5.0
(早朝第一尿)
蓄尿5.0
セルロース・
アセテート膜
電気泳動法
18❶
生Ⅰ
冷蔵
尿2.0
Alb : 60.8∼71.8
α1 : 1.7∼2.9
α2 : 5.7∼9.5
β : 7.2∼11.1
γ : 10.2∼20.4
A/G: 1.6∼2.6
冷蔵
3A015-0000-001-061-11
2 冷蔵
11
生Ⅰ
11
生Ⅰ
11
生Ⅰ
推算GFRcreat
4859 (eGFRcreat)
1056
アンモニア
(NH3)
mg/g・cre
mg/g・cre
EIA法
検査方法
基 準 値
mg/dL
8∼20
ウレアーゼ
GLDH法
mg/dL
M:3.4∼7.0
F:2.4∼7.0
g/day
0.4∼1.2
酵素法
酵素法
mg/day
M:170以下
F:290以下
mg/dL
M:0.60∼1.10
F:0.40∼0.80
g/day
1∼1.5
mL/min/1.73㎡
比色法
(藤井・奥田変法)
30∼86
神経・筋疾患
腎不全
肝炎 閉塞性黄疸
※01
1日尿量記載して
ください
血清クレアチニンと同時
依頼の場合にのみ結果
報告いたします。
性別・年齢を明記。
18歳未満は換算不可。
6 アンモニア用
64 尿中Ⅳ型コラーゲン専用
腎不全
尿毒症
うっ血性心不全
専用容器(除蛋白液
4mL入)に正確に
1.0mLの血液を加え、 肝性昏睡 肝性脳症
十分に混和した後、 劇症肝炎 尿毒症
遠心分離後の上清
貧血
1.5mLを凍結し、
ご提出ください。
※日本腎臓学会より公表された日本人のeGFRcreatの推算式
男性:eGFRcreat(mL/min/1.73m2)=194×血清クレアチニン値−1.094×年齢−0.287
女性:eGFRcreat(mL/min/1.73m2)=194×血清クレアチニン値−1.094×年齢−0.287×0.739
蛋白 窒素化合物
P23参照
検査目的および異常値
を示す主な疾患名
痛風 白血病
慢性腎不全
レッシュ・ナイハン症候群
悪性腫瘍 悪性貧血
糖尿病 高血圧症
mg/dL
0.3∼1.2
酵素法
糖尿病性腎症
腎機能低下
腎不全
尿毒症
重症肝疾患
g/day
3C040-0000-031-271-01
2 滅菌スピッツ
提出条件
・備考
7∼14
❶蛋白分画、総蛋白及びアルブミンを併せて測定した場合は、主たるもの2つの所定点数を算定する。
❷尿中マイクロトランスフェリン、尿中マイクロアルブミン及び尿中Ⅳ型コラーゲンは、糖尿病又は糖尿病性早期
腎症患者であって微量アルブミン尿を疑うもの(糖尿病性腎症第1期又は第2期のものに限る。)に対して行った
場合に、3か月に1回に限り算定できる。なお、これらを同時に行った場合は、主たるもののみ算定する。
1 プレイン容器
新鮮尿を提出
※02
μg/dL
50
生Ⅰ
早期糖尿病性腎症
腎硬化症
腎炎
ネフローゼ症候群
μg/g・Cre 専用容器に必要量
40歳以上:4.9以下 を採尿し、そのまま
30歳代:4.0以下 ご提出下さい。※01
計算法※
全血1.0採取 6 凍結 1∼2
除蛋白上清1.5
髄液・尿の検体
量は蛋白濃度 肝障害 腎障害
が正常範囲の 膠原病 感染症
場合
骨髄腫
30.0未満
8A065-0000-023-919-01
22
提出条件 検査目的および異常値
を示す主な疾患名
・備考
生化学的検査
糖および糖質関連物質
検体量
(mL)
検査項目
項目コード
0209 グルコース(血糖)
容器 保存 所要 実施料
(安定性)日数
判断料
ページ
糖および糖質関連物質
96
2539
血漿各0.3 17 冷蔵 1∼2
糖負荷試験
尿各5.0
2 冷蔵
4 冷蔵
除蛋白
上清0.5
4 冷蔵
1255 (1,5AG)
血清0.3
1 冷蔵 1∼2
1436 抗GAD抗体価
血清0.3
1 冷蔵 3∼5 136❷
生
3E010-0000-031-271-01
0108 ピルビン酸
3E015-0000-031-271-01
1,5-アンヒドロ-D-グルシトール
3∼4
3D085-0000-023-271-01
5G340-0000-023-005-01
2468 ヒアルロン酸
血清0.5
酵素法
47
生Ⅰ
酵素法
47
生Ⅰ
酵素法
80❶
生Ⅰ
酵素法
3D080-0000-023-062-01
判断料は
算定できない
11.8∼16.0
%
( )
12.0∼43.0
U/mL
1.5未満
糖尿病 甲状腺機能亢進症
急性膵炎 膵癌 慢性肝炎
糖尿病腎症
糖尿病
約1∼2週間前の
血糖値を反映
mg/dL 注 氷冷1.0N過塩
素酸1.0mLに血液
4.2∼17.0
1.0mLを入れよく
混和し除蛋白後15
mg/dL ∼60分静置し、遠
心 分 離を行ってく
0.3∼0.9
ださ い 。上 清 分 離
後凍結。
※01
μg/mL
RIA
Ⅱ
1 冷蔵 2∼3
mg/dL
HK-UV法
55❶
生Ⅰ
除蛋白
上清0.5
0107 乳 酸
60∼109
(空腹時)
200
生体
検査料
グリコアルブミン
血漿または 17
冷蔵 1∼2
(GA) 3D055-0000-023-271-02 血清0.4 1
提出条件 検査目的および異常値
を示す主な疾患名
・備考
基 準 値
mg/dL
11
生Ⅰ
血漿0.3 17 冷蔵
3D010-0000-022-272-01
参
照
検査方法
心不全 ショック
貧血
糖尿病
肝疾患
糖尿病(糖尿病コン
トロールの指標)
糖尿病性腎症
ヒト由来抗原を インスリン依存症
使用しています。 糖尿病(IDDM)
※02
184❸
生Ⅰ
ng/mL
LA法
慢性肝炎
関節リウマチ
50以下
高血圧
腎炎
多発性嚢胞腎
移植腎
不明
その他
GFR区分
(mL/分/
1.73㎡)
尿蛋白定量
(g/日)
尿蛋白/Cr比
(g/gCr)
G1
正常または
高値
≧90
G2
正常または
軽度低下
60∼89
G3a
軽度∼
中程度低下
45∼59
G3b
中程度∼
高度低下
30∼44
G4
高度低下
15∼29
G5
末期腎不全
(ESKD)
<15
正常
軽度蛋白尿
高度蛋白尿
0.15未満
0.15∼0.49
0.50以上
生化学的検査
❶ヘモグロビンA1C(HbA1C)、グリコアルブミン又は1,5-アンヒドロ-D-グルシトール(1,5AG)のうちいずれかを同一月中に併せて2回以上実施
した場合は、月1回に限り主たるもののみ算定する。ただし、妊娠中の患者、1型糖尿病患者、経口血糖降下薬の投与を開始して6月以内の患者、
インスリン治療を開始して6月以内の患者等については、いずれか1項目を月1回に限り別に算定できる。
❷抗グルタミン酸デカルボキシラーゼ(GAD)抗体価は、すでに糖尿病の診断が確定した患者に対し、1型糖尿病の診断に用いた場合のみ算定する。
❸ヒアルロン酸はサンドイッチバインディングプロテインアッセイ法、125Ⅰによる競合法を用いたバインディングプロテインアッセイ法、LA法
(測定機器を用いるもの)又はLBA法による。ただし本検査は慢性肝炎の患者に対して、慢性肝炎の経過観察及び肝生検の適応の確認を行う場合
に算定できる。
【CKD(慢性腎臓病)の定義】
【CKDの重症度分類】
① 尿異常・画像診断・血液・病理で腎障害の存在が明らか、
蛋白尿区分
A1
A2
A3
原疾患
特に蛋白尿の存在(0.15g/gCr以上)が重要
糖尿病
尿アルブミン定量
正常
微量アルブミン尿
顕性アルブミン尿
② 糸球体濾過量;GFR<60mL/min/1.73㎡
(mg/日)
尿アルブミン/Cr比
①、②のいずれか、または両方が3ヶ月以上持続する。 30未満
30∼299
300以上
(mg/gCr)
重症度は原疾患・GFR区分・蛋白尿区分を合わせたステージにより評価する。CKDの重症度は死亡、末
期腎不全、心血管死亡発症のリスクを緑 のステージを基準に、黄 、オレンジ 、赤 の順に
ステージが上昇するほどリスクは上昇する。
(KDIGO CKD guideline 2012を日本人用に改変)
1 プレイン容器
2 滅菌スピッツ
4 乳酸・ピルビン酸
17 血糖用
糖および糖質関連物質
23
生化学的検査
検査項目
項目コード
ア ミ ノ 酸
5177
アミノ酸
アミノ酸定量(全種)
検体量
(mL)
容器 保存 所要 実施料 検査方法
(安定性)日数 判断料
血漿1.0 19 冷蔵
尿1.0
2
3C045-0000-022-204-00
(早朝2番尿)
3C045-0000-001-204-00
5178
BTR
(総分岐鎖アミノ酸/
0459
チロシンモル比)
血清0.5
1
冷蔵
5∼6
1236
HPLC法
生Ⅱ
冷蔵 3∼4 291❶
生Ⅱ
3C047-0000-023-271-02
酵素法
基 準 値
下記参照
チロシン(TYR)
:
53∼104μmol/L
総分岐鎖アミノ酸(BCAA)
:
379∼688μmol/L
BTR(総分岐鎖アミノ酸/
チロシンモル比)
:4.99∼9.45
検査目的および異常値
を示す主な疾患名
提出条件・備考
採血後直ちに遠心分離し、
速やかに血漿を凍結して 先天性アミノ酸代謝異常症
ください。
※06 発育障害
早朝2番尿を直ちに凍結してくだ 重症肝疾患
さい。(トルエン、塩酸などの防腐 腎疾患
剤は加えないでください。) ※06
急性肝炎
慢性肝炎
肝硬変
溶血は高値の影響が
あります
※01
❶総分岐鎖アミノ酸/チロシンモル比は、酵素法による。
【アミノ酸およびニンヒドリン陽性化合物】
成 分 名
生化学的検査
タウリン
ホスフォエタノールアミン
アスパラギン酸
ハイドロキシプロリン
メチオニンスルフォキシド
トレオニン
セリン
アスパラギン
グルタミン酸
グルタミン
サルコシン
α-アミノアジピン酸
プロリン
グリシン
アラニン
シトルリン
α-アミノ-n-酪酸
バリン
シスチン
メチオニン
シスタチオニン
イソロイシン
ロイシン
チロシン
β-アラニン
フェニルアラニン
β-アミノイソ酪酸
ホモシスチン
γ-アミノ酪酸
モノエタノールアミン
ハイドロキシリジン
オルニチン
1-メチルヒスチジン
ヒスチジン
リジン
3-メチルヒスチジン
トリプトファン
アンセリン
カルノシン
アルギニン
アロイソロイシン
フィッシャー比 *1
略 号
Tau
PEA
Asp
Hyp
Met-SO
Thr
Ser
Asn
Glu
Gln
Sarco
α-AAA
Pro
GIy
AIa
Cit
α-AnBA
Val
CysCys
Met
Cysthio
Ⅰle
Leu
Tyr
β-Ala
Phe
BAIBA
Homocys
GABA
MEA
Hyl
0rn
1-Me-His
His
Lys
3-Me-His
Trp
Ans
Carno
Arg
allo-Ⅰle
−
【アミノ酸およびアミノ化合物(11分画)】
血漿(nmol/mL)
35.2∼70.0
ND
<3.2
5.4∼18.2
(削除)
89.2∼205.0
91.5∼161.8
40.8∼76.5
10.8∼44.4
488.2∼733.1
ND
ND
89.6∼258.8
153.2∼362.1
239.9∼510.2
20.4∼44.8
11.0∼25.7
158.4∼287.7
36.5∼56.0
19.2∼32.7
ND
41.3∼84.9
80.9∼154.3
50.2∼82.6
<7.7
45.7∼76.5
<3.7
ND
ND
6.0∼10.7
ND
43.2∼95.7
<12.8
67.9∼97.1
118.7∼257.0
2.9∼6.8
41.4∼65.5
ND
<6.3
46.0∼121.7
ND
2.3∼4.3 *2
尿(mmol/L)
132.8∼2045
5.9∼76.6
<18.8
<11.7
(削除)
29.5∼455.8
74.0∼817.2
24.2∼316.9
5.1∼84.6
93.7∼1184
ND
10.1∼72.4
<11.5
263.3∼3386
47.8∼803.5
<21.7
2.2∼27.9
8.0∼78.9
8.6∼124.7
2.6∼37.8
3.4∼50.1
3.0∼28.8
6.0∼61.8
21.5∼255.1
<56.9
11.8∼104.5
18.4∼1695
ND
ND
100.1∼937.9
<11.6
3.6∼29.0
24.8∼1575
200.6∼2367
23.6∼535.2
81.4∼607.3
16.9∼146.8
<62.3
2.1∼33.0
3.4∼47.8
ND
−
( )
血漿:健常者、早朝空腹時血漿自験例(n=63)による。
尿:健常者の自験例(n=54)による。
*1:フィッシャー比=(バリン+イソロイシン+ロイシン)÷(チロシン+フェニルアラニン)
*2:単位なし
ND:不検出
1 プレイン容器
24
アミノ酸
2 滅菌スピッツ
19 ヘパリン
成 分 名
バリン
メチオニン
イソロイシン
ロイシン
チロシン
フェニルアラニン
オルニチン
ヒスチジン
リジン
トリプトファン
アルギニン
フィッシャー比 *1
略 号
Val
Met
Ⅰle
Leu
Tyr
Phe
Orn
His
Lys
Trp
Arg
血漿(nmol/mL)
158.4∼287.7
19.2∼32.7
41.3∼84.9
80.9∼154.3
50.2∼82.6
45.7∼76.5
43.2∼95.7
67.9∼97.1
118.7∼257.0
41.4∼65.5
46.0∼121.7
2.3∼4.3 *2
生化学的検査
酵素関連物質
検体量
(mL)
検査項目
項目コード
0141 グアナーゼ
血清0.5
保存 所要 実施料
容器 (安定性)
日数 判断料
1 冷蔵 3∼4
35
生Ⅰ
155
生Ⅰ
3B125-0000-023-271-01
アンギオテンシンⅠ
5137 転換酵素(ACE)
血清0.2
1 冷蔵 2∼3
0142
血清0.5
1 冷蔵
3B325-0000-023-271-01
2372
0112
0113
ADA
(アデノシンデアミナーゼ)
3B130-0000-023-272-01
3B130-0000-042-272-01
3B255-0000-023-292-01
3B255-0000-001-292-01
酵
素
関
連
物
質
1022
尿1.0
血清0.3
リパーゼ
3B180-0000-023-271-01
3B180-0000-001-271-01
2371 トリプシン
3B185-0000-023-023-01
1025 N-アセチル-β-D-
グルコサミニダーゼ
尿1.0
血清0.5
尿5.0
1027 (NAG) 3B330-0000-001-271-01 血清0.3
アルカリ
0.4∼1.1
笠原法
2 冷蔵
32
生Ⅰ
UV法
(酵素法)
U/L(37℃)
※01
mU/mL
EDTA使用
不可
8.3∼21.4
7.8∼21.1
U/L
溶血は高値
の影響が
あります ※01
下記参照
急性肝炎 慢性肝炎
肝硬変 薬物中毒
白血病
サルコイドーシス
甲状腺機能亢進症
ゴーシェ病 珪肺症
クローン病 肺癌
肝・胆道疾患
急性白血病
悪性リンパ腫
骨髄腫
μg/mL
1 冷蔵 3∼4
比濁法
(ムラミダーゼ)
1029
酵素法
提出条件 検査目的および異常値
を示す主な疾患名
・備考
※01
血清0.3
リゾチ−ム
基 準 値
U/L
3∼4
胸水0.5
検査方法
2 冷蔵 3∼6
1∼2
1 冷蔵 3∼5
2 冷蔵
1 冷蔵
単球性白血病
μg/mL
0.0
※01
U/L
1 冷蔵
2 冷蔵
5.0∼10.0
1∼2
24
生Ⅰ
カラーレート法
194❶
生Ⅰ
ELISA法
41
尿糞
合成基質
比色法
11∼59
急性膵炎
膵管閉塞
U/L
ng/mL
100∼550
急性膵炎
慢性膵炎
※33 膵癌
U/L
7.5以下
腎不全
ネフローゼ症候群
U/L
2.9∼9.7
肝硬変
3B330-0000-023-271-01
110∼354
1 冷蔵
17
生Ⅰ
JSCC標準化
対応法
9∼38
1 冷蔵 3∼5
49
生Ⅰ
プロテアーゼ法
7以下
血清0.3
1 冷蔵
17
生Ⅰ
JSCC標準化
対応法
血清0.3
1 冷蔵 1∼2
11
生Ⅰ
JSCC標準化
対応法
120∼260
血清0.3
1 冷蔵
11
生Ⅰ
JSCC標準化
対応法
M:84以下
F:48以下
1012 AST(GOT)
血清0.3
血清0.8
3B070-0000-023-271-01
1 冷蔵
1∼2
3B035-0000-023-272-01
3B036-0000-023-272-52
1013 ALT(GPT)
3B045-0000-023-272-01
1014 LD(LDH)
3B050-0000-023-272-01
1017 γ−GT(γ-GTP)
3B090-0000-023-272-01
肝・胆道疾患 骨疾患
甲状腺機能亢進症
悪性腫瘍
IU/L
肝疾患
心筋梗塞
閉塞性黄疸
U/L
急性肝炎 慢性肝炎
劇症肝炎 肝癌
アルコール性肝障害
※02
5∼39
IU/L
肝・胆道疾患
心筋梗塞
閉塞性黄疸
IU/L
急性肝炎 うっ血性心不全
心筋梗塞 悪性腫瘍
白血病 悪性貧血
溶血性貧血
IU/L
生化学的検査
JSCC標準化
対応法
血清0.3
ミトコンドリアAST
0151 (m-GOT)
(m-AST)
IU/L
11
生Ⅰ
1011 ホスファターゼ(ALP)
胆汁うっ滞
アルコール性肝障害
閉塞性黄疸 急性肝炎
慢性肝炎 肝硬変 肝癌
❶膵分泌性トリプシンインヒビター(PSTI)とトリプシンを同時に測定した場合はいずれか一方のみの所定点数を算定。
[2372]ADA(胸水)の参考値 単位:U/L
結核性胸膜炎症例
肺癌症例
心不全等上記以外の症例
1 プレイン容器
50.4∼154.6
10.9∼36.1
3.2∼8.8
2 滅菌スピッツ
酵素関連物質
25
生化学的検査
酵素関連物質
検体量
(mL)
検査項目
項目コード
ロイシンアミノ
容器 保存 所要 実施料
(安定性)日数
判断料
検査方法
基 準 値
39∼77
肝胆道疾患
急性肝炎 肝癌
肝硬変 急性膵炎
IU/L
ネフローゼ症候群 糖尿病
高血圧 甲状腺機能亢進症
慢性肝炎 肝硬変 貧血
家族性コリンエステラーゼ欠損症
IU/L
進行性
筋ジストロフィー症
多発性筋炎
心筋梗塞
血清0.3
1 冷蔵 1∼2
11
生Ⅰ
L-ロイシル-pニト
ロアニリド基質法
コリンエステラーゼ
1015 (ChE)
血清0.3
1 冷蔵 1∼2
11
生Ⅰ
JSCC標準化
対応法
M:235∼494
F:196∼452
クレアチンキナーゼ
1018 (CK)
血清0.3
1 冷蔵 1∼2
11
生Ⅰ
JSCC標準化
対応法
M:40∼220
F:30∼190
1020
血清0.3
1 冷蔵
3B110-0000-023-272-01
3B010-0000-023-272-01
アミラーゼ(AMY)
酵
素
関
連
物
質
1021
尿2.0
3B160-0000-023-271-01
3B160-0000-001-271-01
1279 ペプシノゲンⅠⅡ
血清0.5
IU/L
1∼2
2 冷蔵
11
生Ⅰ
1 冷蔵 1∼2
LA法
急性膵炎 慢性膵炎
膵管閉塞
マクロアミラーゼ血症
唾液腺疾患
耳下腺炎 37∼124
JSCC標準化
対応法
IU/L
48∼740
萎縮性胃炎
胃癌
消化性潰瘍
下記参照
3B339-0000-023-062-11
ng/mL 備考
リポ蛋白リパーゼ
(LPL)
血漿0.3
19 冷蔵 3∼7
223❶
生Ⅰ
ELISA法
164∼284
1046 (レシチン・コレステロールアシルトランス 血清0.4
1 冷蔵 3∼4
70
生Ⅰ
酵素法
235∼550
1 冷蔵 2∼3
11
生Ⅰ
UV法
2.7∼7.5
1 冷蔵 3∼5
204
生Ⅰ
RIA固相法
130∼400
2548
L−CAT
フェラーゼ)
早朝空腹時にヘパリン
を体重1kgあたり30
単位静注し15分後に
指定の容器に採取し、
4℃で遠心分離後、上
家族性高リポ蛋白血症Ⅰ型
清の血漿を凍結保存
にてご提出ください。 アポCⅡ欠損症
EDTA血漿は避けて 家族性LPL欠損症
ください。
基 準 値につきまし て
は上記採取条件に基
づき設定しております。
※02
3F160-0000-022-023-01
3F170-0000-023-271-01
1024 アルドラーゼ
血清0.5
(ALD) 3B100-0000-023-272-01
膵ホスホリパーゼA2
血清0.3
1324 (膵PLA2) 3B192-0000-023-005-01
U
脂肪肝 肝細胞障害
家族性LCAT欠損症
先天性HDL欠損症
※01
(U:nmol/mL
・hr(37℃))
筋疾患 脳卒中
急性肝炎 慢性肝炎
再生不良性貧血
※01 心筋梗塞
U/L(37℃)
ng/dL
急性膵炎
慢性膵炎
※33 膵癌
❶リポ蛋白リパーゼは、高トリグリセライド血症及びLPL欠損症が疑われる場合の鑑別のために測定した場合のみ算定できる。
また、ヘパリン負荷が行われた場合、投与したヘパリンは区分番号「D500」の薬剤として算定できるが、注射料は算定できない。
ペプシノゲンⅠ
ペプシノゲンⅠ/Ⅱ比
強陽性
3+
30ng/mL以下 かつ 2.0以下
中程度陽性
2+
50ng/mL以下 かつ 3.0以下
陽性
+
70ng/mL以下 かつ 3.0以下
陰性
−
上記条件以外
ペプシノゲン / 比
生化学的検査
ペプシノゲン(判定基準)
Ⅰ
−
3.0
2.0
Ⅱ 1.0
0
1 プレイン容器
26
検査目的および異常値
を示す主な疾患名
IU/L
1016 ペプチダーゼ(LAP)
3B135-0000-023-271-01
提出条件
・備考
酵素関連物質
2 滅菌スピッツ
19 ヘパリン
3+
2+
+
30
50
70
ペプシノゲンⅠ
(ng/mL)
生化学的検査
酵素アイソザイム 生体色素検査・膠質反応
検体量
(mL)
検査項目
項目コード
0162 LD(LDH)アイソザイム 血清0.3
容器 保存 所要 実施料
(安定性)日数
1 室温 2∼3
判断料
検査方法
基 準 値
LD1:20.0∼31.0
LD2:28.8∼37.0
LD3:21.5∼27.6
LD4: 6.3∼12.4
LD5: 5.4∼13.2
48
生Ⅰ
3B055-0000-023-233-00
提出条件 検査目的および異常値
を示す主な疾患名
・備考
% 溶血でのご依 LD1:心筋梗塞 悪性貧血
頼は避けてく
ださい。
(溶血の場合
LD 1,2,3の上
昇が考えられ
ます。)
酵 素 ア イ ソ ザ イ ム
%
0161 ALPアイソザイム
血清0.3
1
必ず
冷蔵
3B080-0000-023-233-00
アミラーゼ
0163 アイソザイム
血清0.3
1
3B165-0000-023-233-00
アミラーゼ
0164 アイソザイム(尿)
尿5.0
4617 P型アミラーゼ定量
血清0.6
3B165-0000-001-233-00
必ず
冷蔵
48
生Ⅰ
必ず
%
Total S:35.4∼84.1
Total P:15.7∼64.6 S:唾液腺由来
1 冷蔵 2∼3
3B175-0000-023-271-01
血清0.3
1
必ず
7∼10
冷蔵
0165 CKアイソザイム
血清0.3
1
5409 CK−MB
血清0.5
1
1001 総ビリルビン
血清0.3
1 冷暗所
11
生Ⅰ
1002 直接ビリルビン
血清0.3
1 冷暗所
11
生Ⅰ
3B025-0000-023-233-00
3B015-0000-023-051-01
(T-Bil) 3J010-0000-023-271-01
(TTT)
血清0.3
尿1.0
3J075-0000-004-204-01
0527
0528
ポルフォビリノゲン
蓄尿3.0
(尿)
3J065-0000-004-271-01
ウロポルフィリン
(尿)
3J050-0000-001-204-01
尿2.0
post α1
又はpost α2位
必ず
2∼3
冷蔵
55
生Ⅰ
アガロース膜
電気泳動法
MM:95.8∼100.0
MB: 0.0∼ 2.7
BB: 0.0∼ 1.8
必ず
1∼2
冷蔵
90
生Ⅰ
CLIA法
1∼2
1
冷蔵
11
生Ⅰ
1
冷蔵
11
生Ⅰ
mg/dL
U
慢性肝炎 肝硬変
膠原病
マクログロブリン血症
M蛋白血症
U
急性肝炎 活動性慢性肝炎
肝硬変 膠原病
慢性感染症 M蛋白血症
2∼12
4以下
194
尿糞
比色法
(M・G変法)
2.0以下
冷蔵 4∼7
0526
コプロポルフィリン
(尿)
3J040-1352-001-204-01
2 滅菌スピッツ
日本消化器学会
肝機能研究班
推奨法
112
尿糞
HPLC法
mg/day
一日尿量記入 アルコール性肝硬変
※02
36以下
μg/dL RBC
210
生Ⅰ
HPLC法
1以下
35 冷蔵 4∼7
必ず遮光
145
尿糞
HPLC法
170以下
必ず遮光
280
生Ⅰ
19 ヘパリン
急性間欠性ポルフィリン症
異型ポルフィリン症 鉛中毒
肝性コプロポルフィリン症
※02 骨髄性ポルフィリン症
μg/g・CRE
必ず遮光
19 冷蔵 8∼12
肝炎 肝・胆道疾患
肝細胞性黄疸
閉塞性黄疸
溶血性黄疸
0∼0.4
必ず遮光
19 冷蔵 8∼12
1 プレイン容器
バナジン酸
酸化法
労働省分布を参考
P97
コプロポルフィリン
血液1.5
(赤血球)3J040-0000-019-204-01
プロトポルフィリン
血液1.5
2246
(赤血球)3J055-0000-019-204-01
mg/dL
0.2∼1.2
HPLC法
必ず遮光
心筋梗塞発作後の
病態把握
進行性筋ジストロフィー症
皮膚筋炎 多発性筋炎
ng/mL
5.0以下
112
尿糞
35
心筋梗塞発作後の病態把握
進行性筋ジストロフィー症
MB:心筋由来
皮膚筋炎 多発性筋炎
BB:脳・平滑筋由来 腫瘍性疾患(胃・前立腺・肺など)
必ず遮光
35 凍結 4∼7
急性肝炎 慢性肝炎
肝硬変 原発性肝癌
アルコール性肝障害
薬物性肝障害 胆管閉塞
% MM:骨格筋由来
35 冷蔵 4∼6
5228
尿2.0
※33
48
生Ⅰ
3A025-0000-023-292-01
0525 δ−アミノレブリン酸
50以下
セルロース
アセテート膜
電気泳動法
3A030-0000-023-292-01
1008 チモール混濁反応
U/L
高アミラーゼ血症の鑑別
P型増加:急性膵炎
慢性膵炎増悪期
S型増加:唾液腺疾患
腎不全 肺癌
(マクロアミラーゼ
産生腫瘍)
卵巣疾患
生化学的検査
生 体 色 素 検 査・膠 質 反 応
(D-Bil)3J015-0000-023-271-01
硫酸亜鉛試験
1009 (クンケル反応)
(ZTT) 血清0.3
% P:膵由来
Total S:27.0∼51.0
Total P:39.0∼73.0
免疫阻害法
γ−GT
0117 アイソザイム
3B095-0000-023-232-00
ALP:
2
35.8∼74.0
ALP:
3
25.1∼59.0
アガロース膜 ALP:
5
0.0∼16.1
48
生Ⅰ
2 冷蔵
ALP1:閉塞性黄疸
限局性肝障害
ALP2:慢性腎不全
肝・胆道疾患
ALP3:骨疾患 骨腫瘍 副甲状腺機能亢進症
ALP4:妊娠末期
ALP5:血液型Oおよび
B型分泌型肝硬変
電気泳動法
2∼3
溶血性貧血 再生不良性貧血
LD2:白血病 悪性腫瘍
悪性リンパ腫 LD3・4:肺梗塞 肺癌
悪性腫瘍の肺転移
・肝転移
LD5:急性肝炎 肝癌
※02
凍結不可
μg/g・CRE
甲状腺機能亢進症
ポルフィリン尿症
白血病 各種貧血
ホジキン病 鉛中毒
骨髄性ポルフィリン症
肝性ポルフィリン症
※02
ポルフィリン尿症
各種貧血
鉛中毒
※02
HPLC法
μg/dL RBC
30∼86
凍結不可
骨髄性プロトポルフィリン症
鉛中毒 鉄欠乏性貧血
※01 溶血性貧血 鉄芽球性貧血
35 遮光用尿容器
酵素アイソザイム 生体色素検査・膠質反応
27
生化学的検査
生理機能
検体量
(mL)
検査項目
項目コード
4788 シスタチンC
血清0.3
3C016-0000-023-062-01
実施料
容器 保存 所要
(安定性)日数
1 冷蔵 1∼2
判断料
126❶
生Ⅰ
生
理
機
能
クレアチニンクリアランス
血清0.3
(CCr) 8A020-0000-098-271-29 尿5.0
1
+
2
冷蔵 1∼2
8A045-0000-098-272-29
インドシアニングリーン
0122 (停滞率)
(ICG−R)
インドシアニングリーン
[男性] 0.61∼1.00
[女性] 0.51∼0.82
血清0.3
尿5.0
1
+
2
100❷
同時依頼の場合にの
み結果報告いたしま 糸球体濾過量の推定
す。性別・年齢を明記。
18歳未満は換算不可。
70∼130mL/min 採取方法は
100∼187L/day 下記参照
mL/分 血清クレアチニンと
同 時 依 頼 の 場 合に
のみ結果報告いた
します。体重・年齢・
性別を明記。
%
70∼130
%
各血清1.5 1
冷蔵 1∼2 生体検査料
比色法
15分:0∼10
各血清1.5 1
冷蔵 1∼2
150❷
生体検査料
比色法
0.168∼0.206
8A011-0000-098-271-29
0183 PFD(PABA排泄率) 尿各3.0
8A090-0000-098-271-29
腎機能低下
腎不全(高度上昇)
mL/min/1.73㎡ 血清シスタチンCと
ウレアーゼ
GLDH法
冷蔵 1∼2
提出条件 検査目的および異常値
を示す主な疾患名
・備考
mg/L
計算法※※
(血清クレアチニン、
体重、年齢、性別か
ら推算式で算出)
8A010-0000-023-271-29
0140 (消失率)
(ICG−K)
LA法
酵素法
CCr
4962
(Cockcroft-Gault推定式)
0145 尿素クリアランス
基 準 値
計算法※
(血清シスタチンC、
年齢、性別から推算
式で算出)
推算GFRcys
4976
(eGFRcys)
0144
検査方法
100❷
比色法
2 冷蔵 3∼4 生体検査料
(DACA法)
6時間排泄率
73.4∼90.4
採取方法は
下記参照
採取方法は
下記参照
採取方法は
下記参照
※日本腎臓学会より公表された日本人のeGFRcysの推算式
eGFRcys(mL/min/1.73㎡)=(104×血清シスタチンC値−1.019×0.996年齢)−8(男性)
eGFRcys(mL/min/1.73㎡)=(104×血清シスタチンC値−1.019×0.996年齢×0.929)−8(女性)
※※CCr(Cockcroft-Gault推定式)
CCr(mL/分)=(140−年齢)×体重/(72×血清クレアチニン) (女性は×0.85)
■クレアチニンクリアランス・尿素クリアランス
実施前
60分
生化学的検査
0分
30分
60分
完全排尿
時刻記録
採血①
時刻記録
完全排尿
時刻記録
採尿②
0分
5分
10分
15分
静注
時間測定開始
採血②
時刻記録
採血③
時刻記録
採血④
時刻記録
完全排尿
飲水500mL
■インドサイアニングリーン試験(ICG)
1.早朝空腹時に採血3mL・・・①
2.ジアグノグリーン25mgを注射用蒸留水5mLに溶かし
体重10kgにつき1mLを約30秒かけて静注。
(時間測定開始)
3.静注開始後、5分ごとに3mL採血を3回。・・・②③④
注意)早朝空腹時に実施、検査終了まで安静仰臥がよい。
採血は、注射と反対側の腕からおこなう。
検体は遮光する。
提出)消失率:採血時間を明記した容器①②③④の4本
停滞率:容器①の④の2本。
実施前
採血①
【CKDの重症度分類】
原疾患
糖尿病
高血圧
腎炎
多発性嚢胞腎
移植腎
不明
その他
1 プレイン容器
2 滅菌スピッツ
GFR区分
(mL/分/
1.73㎡)
蛋白尿区分
A1
A2
A3
尿アルブミン定量
(mg/日)
尿アルブミン/Cr比
(mg/gCr)
正常
微量アルブミン尿
顕性アルブミン尿
30未満
30∼299
300以上
正常
軽度蛋白尿
高度蛋白尿
0.15未満
0.15∼0.49
0.50以上
尿蛋白定量
(g/日)
尿蛋白/Cr比
(g/gCr)
G1
正常または
高値
≧90
G2
正常または
軽度低下
60∼89
G3a
軽度∼
中程度低下
45∼59
G3b
中程度∼
高度低下
30∼44
G4
高度低下
15∼29
G5
末期腎不全
(ESKD)
<15
重症度は原疾患・GFR区分・蛋白尿区分を合わせたステージにより評価する。CKDの重症度は死亡、末
期腎不全、心血管死亡発症のリスクを緑 のステージを基準に、黄 、オレンジ 、赤 の順に
ステージが上昇するほどリスクは上昇する。
(KDIGO CKD guideline 2012を日本人用に改変)
28
生理機能
慢性肝炎
肝硬変
デュビン・ジョンソン
症候群
ジルベール症候群
% 服用から6時間まで
全量蓄尿 尿量記録 慢性膵炎
服用前と6時間後の 膵癌
2本検体必要 ※01
❶シスタチンCは、尿素窒素(BUN)又はクレアチニンにより腎機能低下が疑われた場合に、3月に1回に限り算定できる。
ただし、ベントシジンを併せて実施した場合は、主たるもののみ算定する。
❷注射、採血及び検体測定の費用は、採血回数、測定回数にかかわらず所定点数に含まれるものとする。判断料は算定できない。
1.完全排尿後、水500mLを飲水。
2.飲水60分後に完全排尿し、この時刻を正確に記録。
(時間測定開始)
3.測定開始30分後、採血3mL・・・①
4.測定開始60分後、完全排尿して正確に尿量及び終了
時刻を記録し、一部を出検・・・②
注意)早朝空腹時に実施、検査終了まで安静仰臥がよい。
不完全排尿は測定誤差の原因となるので、必ず
完全排尿させてください。
提出)身長・体重・採血時間を明記した容器①と
全尿量・採尿時間を明記した容器②
糸球体腎炎
腎硬化症
尿路閉塞
うっ血性心不全
生化学的検査
脂質関連検査
実施料
日数 判断料
検体量
(mL)
容器(安定性)所要
1035 (T-Cho)
血清0.3
1 冷蔵 1∼2
遊離コレステロ−ル
1036 (F-Cho)
血清0.5
1 冷蔵
検査項目
項目コード
総コレステロ−ル
3F050-0000-023-271-01
3F065-0000-023-271-01
エステル型コレステロ
保存
1099 ール(ECho)
血清0.5
1 冷蔵
1040 HDLコレステロ̶ル
血清0.3
1 冷蔵
血清0.2
3F055-0000-023-919-01
(TG)
脂
(PL)
質
関
連
検
査
0127
0129
C−Ⅲ
E
3F205-0000-023-061-01
高脂血症 糖・脂質代謝異常
内分泌疾患 急性・慢性膵炎
ネフローゼ症候群 肝疾患
血清0.3
1 冷蔵 3∼5
57
生Ⅰ
アガロース膜
電気泳動法
下記参照
高脂血症 動脈硬化症
家族性高HDL血症
脳梗塞
血清0.3
1 冷蔵 2∼4
49
生Ⅰ
アガロース膜
電気泳動法
下記参照
1 冷蔵 3∼5
80
生Ⅰ
ポリアクリル
アミドゲルディスク
電気泳動法
下記参照
1 冷蔵 1∼2
16
生Ⅰ
酵素法
血清
各0.5
冷蔵
※01
甲状腺機能異常症
糖尿病
重症肝障害
mEq/L
0.3∼0.5
mg/dL
94
生Ⅰ
冷蔵
高コレステロール血
症(アポ蛋白B)
家族性高リポ蛋白血
症Ⅲ型(アポ蛋白E)
甲状腺機能低下症
(アポ蛋白B、E)
胆汁うっ滞(アポ蛋
白CⅢ)
Tangier病(アポ蛋
白AⅠ欠損)
無ベータリポ蛋白血
症(アポ蛋白B欠損
※02
症)
肝・胆 道 疾 患(アポ
蛋白AⅠ、AⅡ)
※02
慢性腎不全(アポ蛋
白AⅠ、AⅡ、CⅢ)
M:25.9∼35.7
F:24.6∼33.3
mg/dL
❷
1
血清
各0.5
高脂血症
動脈硬化症
糖尿病
空腹時に採血し
分離後上清を冷蔵し 肝疾患
提出してください。 家族性高リポ蛋白血症
M:119∼155
F
:126∼165
1∼2
冷蔵
血清
各0.3
mg/dL
mg/dL
冷蔵
免疫比濁法
M:73∼109
F
:66∼101
mg/dL
M:1.8∼4.6
F
:1.5∼3.8
3∼5
mg/dL
冷蔵
M:5.8∼10.0
F
:5.4∼9.0
冷蔵 1∼2
M:2.7∼4.3
F
:2.8∼4.6
3F200-0000-023-061-01
0130
mg/dL
胆汁うっ滞 肝実質障害
甲状腺機能異常症
糖尿病
3F190-0000-023-061-01
3F195-0000-023-061-01
高脂血症 動脈硬化症
家族性高HDL血症
脳梗塞
150∼220
B
C−Ⅱ
mg/dL
酵素法
酵素法
M:40∼85
F:40∼98
mg/dL
生化学的検査
0128
アポリポ
蛋白
mg/dL
78∼192
高脂血症
糖・脂質代謝異常
内分泌疾患
15
生Ⅰ
3F180-0000-023-061-01
3F185-0000-023-061-01
※01
1 冷蔵 1∼2
A−Ⅰ
A−Ⅱ
mg/dL
血清0.3
遊離脂肪酸
血清0.3
(NEFA)
3F035-0000-023-271-01
0126
25∼60
50∼149
3F140-0000-023-235-00
0125
酵素法
(グリセロール消去法)
(LPF) 3F135-0000-023-233-00
リポ蛋白分画定量
血清0.3
5149 (PAG電気泳動)
1041
150∼219
11
生Ⅰ
1∼2
3F150-0000-023-233-01
0169 リポ蛋白分画
11
生Ⅰ
高脂血症
糖・脂質代謝異常
内分泌疾患
ネフローゼ症候群
mg/dL
酵素法
1 冷蔵
3F025-0000-023-271-01
1216 コレステロール分画
17❶
生Ⅰ
酵素法
(直接法)
3F015-0000-023-271-01
1039 リン脂質
検査目的および異常値
を示す主な疾患名
17❶
生Ⅰ
3F070-0000-023-271-01
1037 中性脂肪
2∼3
提出条件
検査方法 基準値(単位) ・備考
❶HDL-コレステロール、総コレステロール及びLDL-コレステロールを併せて測定した場合は、主たるもの2つの所定点数を算定する。
❷アポリポ蛋白は、AⅠ、AⅡ、B、CⅡ、CⅢ及びEのうち3項目以上測定した場合に、所定点数を算定する。
★動脈硬化指数=総コレステロール÷HDLコレステロール
★LDL計算法=総コレステロール−HDLコレステロール−(中性脂肪/5)ただし中性脂肪が、400mg/dL以上の場合は計算不可。
[1216]コレステロール分画(基準値)
(%)
HDL-ch
VLDL-ch
LDL-ch
14.7∼44.8
1.2∼14.0
46.2∼73.3
[0169]リポ蛋白分画(基準値)
(%)
α
preβ
β
25.0∼49.0
7.4∼31.0
38.0∼56.0
[5149]リポ蛋白分画定量PAGE法(基準値)
(%)
HDL
M
22∼50
F
26∼53
LDL
44∼69
42∼65
5∼20
4∼17
VLDL
1 プレイン容器
脂質関連検査
29
生化学的検査
脂質関連検査
検体量
(mL)
検査項目
項目コード
保存 所要 実施料
容器(安定性)
日数 判断料
レムナント様リポ蛋白
検査方法
基 準 値
mg/dL 糖尿病、冠動脈疾患な 高脂血症
どの既往歴のある場
合は、5.2mg/dL以 動脈硬化症
上がハイリスクといわ
※33 糖尿病
れています。
0155 コレステロール(RLPコレステロール) 血清0.6
1
冷蔵 2∼3
194❶
生Ⅰ
酵素法
7.5 以下
リポ蛋白(a)
1298 (LP(a))
1
冷蔵 3∼4
107❷
生Ⅰ
免疫比濁法
(TIA法)
40.0以下
3F078-0000-023-271-01
血清0.5
3F156-0000-023-061-01
提出条件 検査目的および異常値
を示す主な疾患名
・備考
mg/dL
※01
動脈硬化症
虚血性心疾患
mg/dL
5440
脂
質
関
連
検
査
HDL2,3
コレステロール
1
血清1.5
冷蔵 3∼5
超遠心法
3F075-0000-023-221-00
5536 LDLコレステロール
18❸
生Ⅰ
酵素法
(直接法)
70∼139
血清0.3 67 冷蔵 4∼8
200
生Ⅰ
ELISA法
下記欄参照
3F087-0000-023-023-01
1045
胆汁酸
血清0.3
(TBA) 3F110-0000-023-271-01
2315 グリココール酸
血清0.2
冷蔵 1∼2
47
生Ⅰ
酵素法
10以下
1
冷蔵 3∼7
80
生Ⅰ
RIA PEG法
50以下
1
血清0.5
1272 血中脂肪酸4分画
3F095-0000-023-202-00
3F095-0000-022-202-00
1
血清0.5
3F095-0000-023-202-00
3F095-0000-022-202-00
冷蔵 5∼7
冷蔵 11∼15
19
血漿0.5
肝硬変(HDL3)
※02
高脂血症
動脈硬化症
虚血性心疾患
採血後6時間以内の
血清分離を必要とす
る為、午前11時以降
の採血をお願いいた
します。
※02
※空腹時採血
μg/dL
糖尿病での
冠動脈疾患
胆汁うっ滞
慢性肝炎
閉塞性黄疸
肝硬変
急性肝炎
※02
μg/mL
血漿0.5 19
1113 全脂質中脂肪酸分画
μmol/L
1
3F115-0000-023-002-01
凍結保存は避けて
慢性肝炎
ください。
mg/dL
冷蔵 1∼2
1
血清0.3
3F077-0000-023-271-01
MDA-LDL
4877 (酸化LDL)
HDL2コレステロール
M 16.0∼61.0
F 23.0∼73.0
HDL3コレステロール
M 13.0∼25.0
F 13.0∼24.0
437
生Ⅱ
Gaschromatograph法
Gaschromatograph法
DHLA:22.6∼72.5
AA :135.7∼335.3
EPA :10.2∼142.3
朝 空 腹 時に指 定
DHA :54.8∼240.3 早
の容器に採血し,
よ
EPA/AA比0.05∼0.61 く混和させ,血漿分
離してください。血
漿は凍結保存してく
ださい。
出血性疾患
脳血栓
心筋梗塞
下記欄参照
※02
生化学的検査
❶レムナント様リポ蛋白(RLP)コレステロールは免疫吸着法-酵素法又は酵素法により実施し、3月に1回を限度として算定できる。
❷リポ蛋白(a)は、3月に1回を限度として算定できる。
❸HDL-コレステロール、総コレステロール及びLDL-コレステロールを併せて測定した場合は、主たるもの2つの所定点数を算定する。
★動脈硬化指数=総コレステロール÷HDLコレステロール
★LDL計算法=総コレステロール−HDLコレステロール−(中性脂肪/5)ただし中性脂肪が、400mg/dL以上の場合は計算不可。
[1113]全脂質中脂肪酸分画の参考基準値
No.
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
脂 肪 酸 名
略号(炭素数) μg / m L
ラウリン酸
ミリスチン酸
ミリストレイン酸
パルミチン酸
パルミトレイン酸
ステアリン酸
オレイン酸
リノール酸
γ-リノレン酸
リノレン酸
アラキジン酸
エイコセン酸
エイコサジエン酸
5-8-11エイコサトリエン酸
C12
:0
C14
:0
C14
:1ω5
C16
:0
C16
:1ω7
C18
:0
C18
:1ω9
C18
:
2ω6
C18
:3ω6
C18
:3ω3
C20
:0
C20
:1ω9
C20
:2ω6
C20
:3ω9
(単位:重量、%)
重量%
0.31以下
10.2以下
0.36∼1.43
10.8∼61.1
0.09以下
3.2以下
495.1∼918.3 19.18∼23.84
0.87∼3.18
23.8∼117.3
6.13∼8.49
167.6∼312.7
433.9∼910.1 16.19∼23.66
708.1∼1286.0 23.24∼36.89
0.09∼0.72
2.5∼25.6
0.40∼1.30
11.5∼45.8
0.24∼0.46
6.9∼14.4
0.09∼0.30
2.6∼9.5
0.15∼0.26
4.3∼9.3
0.17以下
6.0以下
(単位:重量、%)
No. 脂 肪 酸 名
略号(炭素数) μg / m L
15 ★ジホモ-γ-リノレン酸 C20
:3ω6
22.6∼72.5
16 ★アラキドン酸
C20
:4ω6
135.7∼335.3
17 ★エイコサペンタエン酸 C20
:5ω3
10.2∼142.3
18 ベヘニン酸
C22
:0
14.6∼30.3
19 エルシン酸
C22
:1ω9
1.4以下
20 ドコサテトラエン酸
C22
:4ω6
2.9∼10.4
21 ドコサペンタエン酸
C22
:5ω3
9.5∼31.8
22 リグノセリン酸
C24
:0
15.5∼31.2
23 ★ドコサヘキサエン酸 C22
:6ω3
54.8∼240.3
24 ネルボン酸
C24
:1ω9
27.1∼53.0
0.02以下
T/T比(C20
:3ω9/C20
:4ω6)
0.05∼0.61
EPA/AA比(C20
:5ω3/C20
:4ω6)
重量%
0.79∼2.05
4.21∼9.30
0.36∼3.99
0.43∼0.91
0.04以下
0.10∼0.30
0.34∼0.89
0.49∼0.90
1.88∼6.86
0.78∼1.64
血中脂肪酸4分画(コード:1272)は、全脂質中脂肪酸分画(コード:1113)と共通の基準値です。★印(№15、16、17、23及びEPA/AA比)が対象となります。
[4877]MDA-LDL(単位:U/L)
30
45才未満:男性
55才未満:女性
46∼82
45才以上:男性
55才以上:女性
61∼105
1 プレイン容器
19 ヘパリン
脂質関連検査
67 MDA-LDL専用容器
生化学的検査
電解質
検査項目
項目コード
1061
検体量
(mL)
3H010-0000-023-261-01
3H010-0000-004-261-01
1064
実施料
日数 判断料 検査方法
3H020-0000-023-261-01
3H010-0000-004-261-01
電
解
質
1062
冷蔵
135∼147
蓄尿5.0
2
冷蔵
4∼8
1∼2 11❶
生Ⅰ
電極法
1063
3H015-0000-023-261-01
3H015-0000-004-261-01
カルシウム(Ca)
0134
3H030-0000-023-271-01
3H030-0000-004-271-01
5392 イオン化カルシウム
(Ca ) 3H035-0000-023-261-01
2+
冷蔵
蓄尿5.0
2
冷蔵
6∼12
血清0.3
1
冷蔵
3.6∼5.0
蓄尿5.0
2
冷蔵
血清0.3
1
冷蔵
蓄尿5.0
2
冷蔵
1066
マグネシウム(Mg)
0110
3H025-0000-023-271-01
3H025-0000-004-271-01
1065
血清0.3
3H040-0000-023-271-01
3H040-0000-004-271-01
1
冷蔵
血清0.3
1
冷蔵
蓄尿5.0
2
冷蔵
8.2∼10.2
(4.1∼5.1mEq/L)
g/day
イオン
電極法
11
生Ⅰ
キシリジル
ブルー法
mEq/L
2.25∼2.50
下記参照
(4.5∼5.0mEq/L)
1.9∼2.5
g/day
0.1∼0.2
一日尿量記入
mg/dL
17❸ モリブデン酸
1∼2
生Ⅰ
直接法
多発性骨髄腫
腎炎
ネフローゼ症候群
尿毒症
副甲状腺機能亢進症
副甲状腺機能低下症
甲状腺機能亢進症
骨軟化症
一日尿量記入
mg/dL
1∼2
2
一日尿量記入
mEq/L 採血後は、血液凝固を確認後、 腎不全
速やかに血清分離してくださ
い。血液のまま放置、冷却保存 アジソン病
又は溶血はカリウムが高値を
ネフローゼ症候群
示しますので避けて下さい。
クッシング症候群
g/day
心不全
一日尿量記入
1.5∼2.5
アシドーシス
0.1∼0.3
冷蔵
蓄尿5.0
g/day
mg/dL
OCPC法
無機リン(P)
0181
11
生Ⅰ
腎不全
ネフローゼ症候群
内分泌疾患
脱水症 腎不全 急性腎炎
ネフローゼ症候群
原発性アルドステロン症
クッシング症候群
呼吸性アルカローシス
呼吸性アシドーシス
重症糖尿病
96∼110
電極法
流パラ 下欄 下欄 3∼4 26❷
生Ⅰ
血清0.9 参照 参照
一日尿量記入
mEq/L
1
1∼2
速やかに血清分離してくださ
い。血液のまま放置、冷却保存
はナトリウムが低値を示します
ので避けて下さい。
g/day
血清0.3
カリウム(K)
0132
検査目的および異常値
を示す主な疾患名
mEq/L 採血後は、血液凝固を確認後、
1
クロール(Cl)
0133
提出条件
・備考
基 準 値
血清0.3
ナトリウム(Na)
0131
保存 所要
容器(安定性)
2.5∼4.5
g/day
0.5∼2.0
一日尿量記入
※01
急性腎不全
慢性腎不全
急性腎炎 慢性腎炎
アジソン病
甲状腺機能異常症
吸収不良症候群
慢性腎不全
尿毒症
アジソン病
骨軟化症
副甲状腺機能亢進症
副甲状腺機能低下症
●イオン化カルシウム(容器)5mL真空採血後、ゴム栓の上から注射針を刺して流動パラフィンを1mL注入。
室内に30分放置後、血清分離。血清と流動パラフィンを10mL用チューブに移す。
(採血後流動パラフィンによる封入処理を行わないと、
pHがアルカリ側に傾きイオン化カルシウム値が減少するので、流動パラフィンによる
前処理を行ってください。)
1 プレイン容器
生化学的検査
❶ナトリウム及びクロールについては、両方を測定した場合も、いずれか一方のみを測定した場合も、同一の所定点数により算定する。
❷カルシウム及びイオン化カルシウムを同時に測定した場合には、いずれか一方についてのみ所定点数を算定する。
❸無機リン及びリン酸については、両方を測定した場合も、いずれか一方のみを測定した場合も、同一の所定点数により算定する。
2 滅菌スピッツ
電解質
31
生化学的検査
無機質
検体量
(mL)
検査項目
項目コード
保存 所要
容器(安定性)
実施料
日数 判断料
検査方法
基 準 値
μg/dL
血清0.3
1
冷蔵 1∼2
11
生Ⅰ
総鉄結合能(TIBC)
1069
血清0.3
(比色法)3I015-0000-023-271-01
1
冷蔵 1∼2
11❶
生Ⅰ
総鉄結合能
血清0.5
(RA法) 3I015-0000-023-820-01
1
冷蔵 3∼4
31❶
生Ⅰ
RA法
240∼400
1068 不飽和鉄結合能(UIBC) 血清0.3
1
冷蔵 1∼2
11❶
生Ⅰ
バソフェナントロリン
直接法
130∼320
1
冷蔵 3∼4
31❶
生Ⅰ
RA法
M:125∼295
F:150∼305
1067 鉄(Fe)
3I010-0000-023-271-01
2265
(比色法)3I020-0000-023-271-01
不飽和鉄結合能
2264
血清0.3
(RA法) 3I020-0000-023-820-01
無
機
質
1071 銅(Cu)
1044 アルミニウム(Al)
クロム
2511
(Cr)
血清0.6 108 冷蔵 6∼8
123
生Ⅰ
原子吸光法
血清0.6
1 冷蔵 3∼4
146
生Ⅰ
Nitro
PAPS法
血液0.7
19 冷蔵 7∼20
2509
2507
2508
マンガン
(Mn)
3I030-0000-023-271-01
3K115-0000-019-274-01
血液0.7
19 冷蔵 8∼21
3K125-0000-019-274-01
血液0.5 19 冷蔵 10∼15
カドミウム
(Cd)
尿1.0
3K120-0000-019-274-01
3K120-0000-001-274-01
パラコート
1289 (血清パラコート定量) 血清2.1
27❷
生Ⅰ
原子吸光
分光光度法
鉄欠乏性貧血
真性赤血球増加症
※33 悪性腫瘍
急性肝炎
肝硬変
感染症
μg/dL
μg/dL
※33
閉塞性黄疸 胆汁性肝硬変
ホジキン病 悪性貧血
ウイルソン病 急性感染症
溶血性貧血
μg/dL
78∼131
μg/dL
0.9以下
ガラス容器
使用不可
甲状腺機能亢進症
溶血性貧血 赤血球増加症
多発性神経炎 クッシング症候群
※33 イタイイタイ病
μg/dL
(血清)
66∼118
μg/dL ガ ラ ス 容 器 は 使 クロム中毒
用不可。多数検体 クロム欠乏症
の 場 合 は 予 め ご 腎不全
(血液)1.0以下
相談ください。※02
μg/dL
0.8∼2.5
生化学的検査
鉛(Pb)
2506
原子吸光法
3.8以下
μg/mL
HPLC法
3K110-0000-019-274-01
3K110-0000-001-274-01
尿1.0
2 冷蔵 4∼17
原子吸光
分光光度法
原子吸光
分光光度法
カドミウム中毒
μg/L
※02
パラコート
ジクロライド中毒
パラコート
※01 ジメチルサルフェイト中毒
μg/dL
97ページをご参照
ください。
※02
μg/L
鉛中毒
25.0以下
※01
❶総鉄結合能(T
IBC)
(比色法)、不飽和鉄結合能(UIBC)
(比色法)、総鉄結合能(T
IBC)
(RIA法)と不飽和鉄結合能(UIBC)
(RIA法)を同時に実施
した場合は、不飽和鉄結合能(UIBC)
(比色法)または総鉄結合能(T
IBC)
(比色法)の所定点数を算定する。
❷1月以上(胆汁排泄能の低下している患者については2週間以上)高カロリー静脈栄養法が行われている患者に対して、3月に1回に限り算定する
ことができる。
1 プレイン容器
32
血液3.0 19 冷蔵 4∼6
マンガン中毒 急性心筋梗塞
関節リウマチ
※02 急性肝炎 感染症
μg/dL
3K190-0000-023-204-01
2505
急性・慢性腎不全
肝炎
閉塞性黄疸
※33
1以下
35 冷蔵 9∼15
1 冷蔵 6∼19
μg/dL
256∼368
μg/dL
TAMSMB
直接法
3K105-0000-023-274-01
亜 鉛
0177
(Zn)
直接法
23
生Ⅰ
3I025-0000-023-271-01
鉄欠乏性貧血
再生不良性貧血
肝障害 急性肝炎
感染症
M:60∼180
バソフェナントロリン F:50∼160
1 冷蔵 1∼2
血清0.5
提出条件 検査目的および異常値
を示す主な疾患名
・備考
無機質
2 滅菌スピッツ
19 ヘパリン
35 遮光用尿容器
108 アルミニウム専用容器
生化学的検査
その他 特殊健康診断関連検査 検査項目
項目コード
2388 結石分析
所要 実施料
日数 判断料
検体量
(mL)
保存
容器(安定性)
結石
10mg以上
2 室温 5∼7
120
生Ⅱ
IR法
血液1.0
19 冷蔵 4∼7
3Z040-0000-019-202-01 (ヘパリン加血)
116
生Ⅰ
GC法
3Z065-1351-081-273-00
エチルアルコール
2562 (エタノール)
そ
の 他
1073
1074
検査方法
浸透圧
3H045-0000-023-902-01
3H045-0000-001-902-01
血清0.4
1 冷蔵
尿5.0
2 冷蔵
2∼3
15
血液
16
糞尿
基 準 値
提出条件 検査目的および異常値
を示す主な疾患名
・備考
多数検体の場合は予め
ご相談下さい。容器は
必ず密栓し(シャーレ不
可)、摘出臓器を明記 ※02
mg/mL
0.1未満
※02
mosm/L.H2O
氷点降下法
尿路結石
胆石
アルコール中毒
エタノール注入療法
のモニター
糖尿病
熱性疾患
尿崩症
腎機能低下
270∼295
mOsm/kg.H2O
濃縮時:850以上
希釈時;40∼85
(Fishberg試験時) μmol/L
2406 ケトン体分画
血清0.5
1 冷蔵 1∼2
59❶
生Ⅰ
ジアゾカップリング法
(比色法)
総ケトン体: 26 ∼122
3-ヒドロキシ酪酸: 76 以下
アセト酢酸: 13 ∼69
1060 ケトン体(アセトン体) 血清0.5
1 冷蔵 2∼3
30❶
生Ⅰ
ジアゾカップリング法
(比色法)
26 ∼122
(アセトン体)
ケトアシドーシス
糖尿病
3E045-0000-023-272-00
3E040-0000-023-272-01
トリクロル
エチレン
5375
冷蔵 5∼11
3K010-0000-001-202-01
1・1・1尿中総三
トリクロルエタン
4765
塩化物 3K012-0000-001-202-01
❷
テトラクロル
エチレン
冷蔵 5∼11
❷
トリクロル
エチレン
冷蔵 5∼11
❷
35 冷蔵 5∼11
❷
冷蔵 5∼11
❷
3K013-0000-001-202-01
2467
尿中
1・1・14767 トリクロル トリクロルエタン
3K017-0000-001-202-01
酢酸
3K016-0000-001-202-01
尿3.0
テトラクロル
エチレン
4768
3K018-0000-001-202-01
5010 馬尿酸(尿)
尿1.0
35 冷蔵
5011 メチル馬尿酸(尿)
尿1.0
35 冷蔵
3K025-0000-001-204-01
3K030-0000-001-204-01
4∼6
1,1,1-トリクロルエタン
mg/L
GC法
※02
キシレン中毒
尿5.0
35 凍結 5∼11
❷
GC-MSD法
5253 2.5−ヘキサンジオン(尿) 尿5.0
35 凍結 5∼11
❷
5012 マンデル酸(尿)
35 凍結 4∼6
❷
3K045-0000-001-202-01
3K050-0000-001-202-01
3K040-0000-001-204-01
尿1.0
g/L
※33
GC法
5247
トルエン中毒
※33
HPLC法
❷
3E035-0000-004-202-28
テトラクロルエチレン
中毒
g/L
35 冷蔵 8∼21
N−メチルホルム
アミド(尿)
週末の作業日 中毒
の作業終了後 テトラクロルエチレン
に採尿してくだ 中毒
さい。
ただし、採尿
2時間前に
一度排尿して トリクロルエチレン
中毒
ください。
97ページを
1,1,1-トリクロルエタン
ご参照ください。 中毒
mg/L
蓄尿5.0
2247 メチルマロン酸(尿)
mg/L
mg/L
❷
❷
トリクロルエチレン
中毒
mg/L
mg/g・cr
0.9 ∼2.7
ビタミンB12欠乏症
メチルマロン酸血症
※01 メチルマロン酸尿症
mg/L
※02
GC-MSD法
HPLC法
mg/L
N-Nジメチル
ホルムアミド中毒
ノルマルヘキサン中毒
生化学的検査
特殊健康診断関連検査
4766
mg/L
❷
35 冷蔵 5∼11
尿3.0
μmol/L
※02
g/L
スチレン中毒
※33
❶ケトン体及びケトン体分画の検査を併せて実施した場合は、ケトン体分画の所定点数のみ算定する。
❷特殊健康診断関連検査の概要は97ページ参照。
1 プレイン容器
2 滅菌スピッツ
19 ヘパリン
35 遮光用尿容器
その他 特殊健康診断関連検査
33
生化学的検査
ビタミン
保存 所要
容器 (安定性)
実施料
2267 ビタミンB1(チアミン) 血液1.0
69 冷蔵 4∼6
2268 ビタミンB2(リボフラビン) 血液0.5
69 遮光 4∼6
項目コード
検査項目
検体量
(mL)
3G025-0000-019-210-01
冷蔵
3G030-0000-019-204-01
2269 ビタミンB6
血清1.0
2270 ビタミンB12
血清0.5
262
生Ⅰ
LC/MS/MS
24∼66
268
生Ⅰ
HPLC法
66.1∼111.4
HPLC法
下欄参照
遮光
ビ
タ
ミ ン
1 冷蔵 1∼2
1 凍結 1∼2
5252 ビタミンA(レチノール) 血清0.3
1 冷蔵 5∼11
3G105-0000-023-051-01
5256 ビタミンE(トコフェロール)
3G090-0000-022-204-01
遮光が必要
血清0.6
必ず凍結
1 冷蔵 4∼8
血清0.5
1 遮光 4∼19
ビタミンB6欠乏症
HPLC法
4.7∼17.8
悪性貧血
骨髄性白血病
慢性膵炎 萎縮性胃炎
μg/mL シュウ酸入り容器
に血液8mL採血し 壊血病
混和後、遠心分離
※01
ng/mL
CLIA法
2.4∼9.8
HPLC法
27.2∼102.7
バイオアッセイ法
4.7∼7.9
μg/dL
μg/mL
巨赤芽球性貧血
汎血球減少症
ビタミンA欠乏症
ビタミンA過剰症
肝疾患 高脂血症
※01
遮光が必要
ナイアシン欠乏症
ガラス容器不可 ニコチン酸製剤の
※02
3G080-0000-023-282-01
2498 ビタミンK分画
採取し、転倒混和後 舌炎
遮光ポリチューブに 脂漏性皮膚炎
移してから凍結 ※02
pg/mL
320
生Ⅰ
3G110-0000-019-905-01
3G070-0000-023-001-01
ng/mL 採血後専用容器に
233∼914
2272 ニコチン酸(ナイアシン) 血液1.5 19 冷蔵 8∼14
2181 1,25-(OH)2ビタミンD
脚気
※02
CLIA法
遮光
3G015-0000-023-204-01
ng/mL
155
生Ⅰ
165
生Ⅰ
血清0.5
提出条件 検査目的および異常値
を示す主な疾患名
・備考
※01
遮光
5255 ビタミンC(アスコルビン酸) 血清0.7 専用 冷蔵 4∼10
3G060-0000-023-204-01
2271 葉酸
基 準 値
1 冷蔵 5∼11
3G036-0000-023-204-01
3G040-0000-023-051-01
検査方法
日数 判断料
400❶
生Ⅰ
RIA
2抗体法
蛍光法
冷蔵
pg/mL
副甲状腺機能障害
慢性腎不全
吸収不良症候群
※02
mg/dL
ビタミンE欠乏症
高脂血症
※01 肝障害
成人 20.0∼60.0 溶血不可
小児 20.0∼70.0
0.75∼1.41
ng/mL
遮光
血漿2.5 23 冷蔵 4∼10
HPLC法
モニタリング
K1:0.15∼1.25
K2:0.10以下
※02
出血傾向 消化器疾患 胆道閉塞 肝疾患
❶1,25ジヒドロキシビタミンD3(1,25(OH)2D3)は、慢性腎不全、特発性副甲状腺機能低下症、偽性副甲状腺機能低下症、ビタミンD依存症Ⅰ型、
もしくは低リン血症性ビタミンD抵抗性くる病の診断時またはそれらの疾患に対する活性型ビタミンD3剤による治療中に測定した場合にのみ
算定できる。なお、活性型ビタミンD3剤による治療開始後1月以内においては2回を限度とし、その後は3月に1回を限度として算定する。
生化学的検査
[2269]ビタミンB6(ng/mL)
男 性
ピリドキサミン(PAM)
0.6以下
0.6以下
ピリドキサール(PAL)
6.0∼40.0
4.0∼19.0
3.0以下
3.0以下
ピリドキシン(PIN)
1 プレイン容器
34
女 性
ビタミン
19 ヘパリン
23 3.2%クエン酸Na入り
69 EDTA-2K入り
腫瘍関連検査
腫瘍関連検査
検査項目
項目コード
検体量
(mL)
容器(安定性)所要
保存
実施料
検査方法
基 準 値
日数 判断料
ng/mL
血清0.5
1
冷蔵 1∼2
110❶
生Ⅱ
CLIA法
5.0以下
2256 TPA(組織ポリペプタイド抗原) 血清0.3
1
冷蔵 3∼5
112
生Ⅱ
RIA固相法
(IRMA)
70以下
α-フェトプロテイン
血清0.5
(AFP) 5D015-0000-023-051-01
1
冷蔵 1∼2
112
生Ⅱ
CLIA法
10以下
血清0.6
1
冷蔵 3∼4
150
生Ⅱ
ECLIA法
40未満
血清0.2
1
冷蔵 3∼5
126❶
生Ⅱ
EIA法
150以下
血清0.5
1
凍結 3∼5
131❷
生Ⅱ
ラテックス免疫
比濁法
300以下
2258 CEA(癌胎児性抗原)
5D010-0000-023-051-01
5D320-0000-023-006-01
2259
腫
2483 PIVKA−Ⅱ
(高感度)
5D520-0000-023-053-01
2451 DUPAN−2
瘍
5D170-0000-023-023-01
1093 エラスタ−ゼ1
3B195-0000-023-062-01
関
2402 CA19−9
連
2486 SPan−1抗原
検
2489 NCC−ST−439
ng/mL
mAU/mL
U/mL
CLIA法
37以下
血清0.4
1
冷蔵 3∼4
146
生Ⅱ
IRMA法
(RIA固相法)
30以下
血清0.6
1 冷蔵 3∼4
126
生Ⅱ
EIA法
1
155
生Ⅱ
RIA
固相法
5D200-0000-023-023-01
冷蔵 3∼5
U/mL
査
175❹
生Ⅱ
CLIA法
81.0未満
146❹
生Ⅱ
ECLIA法
16.3以下
5D325-0000-023-053-01
5D550-0000-022-051-01
2407
神経特異エノラーゼ
血清0.5
(NSE)5D410-0000-023-053-01
血清0.3
1
冷蔵 3∼5
冷蔵 3∼5
5D560-0000-023-023-01
SCC抗原
5462 (扁平上皮癌関連抗原) 血清0.5
5D300-0000-023-051-01
1 冷蔵 3∼5
※01
肺腺癌
溶血検体不可 膵癌
3.5 以下
※33
166❺
生Ⅱ
EIA法
112
生Ⅱ
CLIA法
膵癌
胆道癌
卵巣癌
肺非小細胞癌
腺癌
pg/mL
肺小細胞癌
※01
ng/mL
肺小細胞癌
溶血検体不可 神経芽細胞腫
※02
U/mL
食道癌
大腸癌
※01 乳癌
ng/mL 唾液・フケ・皮膚(表 肺癌
皮)
・毛髪・爪などの 子宮頚癌
1.5以下
混入により高値傾向 食道癌
を示す。
※02 皮膚癌
1.30以下
❶尿中遊離型フコース、癌胎児性抗原(CEA)、DUPAN-2のうち2項目又は3項目を併せて測定した場合は、主たるもの1つに限り算定する。
❷悪性腫瘍の診断が確定していても急性及び慢性膵炎の診断及び経過観察のためにエラスターゼ1を行った場合は悪性腫瘍特異物質治療管理料と
は別に腫瘍マーカーの検査料を算定できる。
❸サイトケラチン19フラグメントは、悪性腫瘍であることが既に確定診断された患者については、小細胞癌を除く肺癌の場合に限り、悪性腫瘍特異
物質治療管理料を算定できる。
❹ガストリン放出ペプチド前駆体(ProGRP)を神経特異エノラーゼ(NSE)と併せて実施した場合には、主たるもののみ算定する。
❺抗p53抗体は、食道癌、大腸癌又は乳癌が強く疑われる患者に対して行った場合に月1回に限り算定できる。
1 プレイン容器
腫瘍関連検査
4840 抗p53抗体
1
膵癌
胆道癌
※01 胃癌
※02
ProGRP血漿
4921 (ガストリン放出ペプチド前駆体) 血漿0.6 13 冷蔵 3∼4
膵癌
急性・慢性膵炎
膵癌
胆道癌
ng/mL
ECLIA法
1
※02
U/mL
38以下
175❸
生Ⅱ
血清0.4
膵癌
胆道系癌
※02 肝癌
U/mL
男性 4.5未満
女性 50才以上 4.5未満
49才以下 7.0未満 冷蔵 2∼3
2266 ント(シフラ)
肝細胞癌
肝硬変
肝外性閉塞性黄疸
※01 肝内胆汁うっ滞
U/mL
136
生Ⅱ
悪性腫瘍
炎症性疾患
肝細胞癌
肝硬変
慢性肝炎
ng/dL
冷蔵 1∼2
シアリルLeX−i抗原
血清0.2
2460
(SLX) 5D175-0000-023-006-01
サイトケラチン19フラグメ
※33
1
5D220-0000-023-006-01
悪性腫瘍
転移性肝癌
炎症性疾患
U/L
血清0.5
5D130-0000-023-051-01
提出条件 検査目的および異常値
を示す主な疾患名
・備考
13 EDTA-2Na入り
腫瘍関連検査
35
腫瘍関連検査
項目コード
検査項目
0457 CA54/61
腫瘍関連検査
検体量
(mL)
血清0.5
保存 所要 実施料
容器(安定性)
日数 判断料
1
冷蔵 4∼7
5D155-0000-023-023-01
腫
0458 CA602
血清0.5
1
冷蔵 4∼7
5D103-0000-023-023-01
2403 CA125
瘍
35以下
血清0.5
1
冷蔵 3∼5
146
生Ⅱ
ECLIA法
10.0以下
関
連
血清0.2
検
5D125-0000-023-023-01
査
γ-セミノプロテイン
2260
血清0.6
(γ-Sm)5D310-0000-023-023-01
PSA
1143 (前立腺特異抗原)
血清0.5
146
生Ⅱ
RIA
固相法
1 冷蔵 1∼2
126❷
生Ⅱ
CLIA法
1
冷蔵 3∼5
165
生Ⅱ
冷蔵 3∼4
194
生Ⅱ
1
1
冷蔵 3∼4
1
冷蔵 1∼2
5D305-0000-023-051-01
136❸
生Ⅱ
4560 アンチキモトリプシン)
血清0.6
1
冷蔵 3∼4
フリーPSA/トータルPSA
4586 比(PSA-F/T比)
血清0.7
1
冷蔵 2∼4
165❹
生Ⅱ
136
生Ⅱ
5D306-0000-023-023-01
5D308-0000-023-051-02
(高感度)
4544 PSA
血清0.5
1
冷蔵 1∼2
5013 (5-S-シスチニールL-ドーパ) 血清1.0
1
凍結 4∼8
5-S-CD
5D306-0000-023-051-01
5D350-0000-022-204-01
EIA法
U/mL
CLIA法
卵巣癌 結腸直腸癌
溶血検体不可 胃癌 乳癌
※02
U/mL
45 .0以下
※01
27以下
膵癌 卵巣癌 子宮頚癌
胃癌 膵癌
U/mL
乳癌
U/mL
160 以下
ng/mL
EIA法
卵巣癌
子宮頚癌
膵癌
4.0以下
※02
溶血検体
高値傾向
※01
ng/mL
4.00以下
ng/mL
EIA法
1.1以下
CLIA法
下記参照
前立腺癌
前立腺肥大症
※01 前立腺炎
※01
ng/mL
CLIA法
4.00以下
HPLC法
1.5∼8.0
nmol/L 専用依頼書
にてご提出
悪性黒色腫
ください。 ※02
腫瘍関連検査
❶CA125、CA130、CA602のうち2項目又は3項目を併せて実施した場合は、主たるもの1つに限り算定する。
子宮内膜症の検査のためにCA125、CA130、CA602を行った場合、治療前後に各1回を限度として算定する。
❷シアリルLeX(CSLEX)抗原は、診療及び他の検査の結果から乳癌の患者であることが強く疑われるものに対して検査を行った場合に算定する。シ
アリルLeX(CSLEX)抗原と本区分「4」のCA15-3を併せて測定した場合は、主たるもののみ算定する。
❸診察、腫瘍マーカー以外の検査、画像診断等の結果から、前立腺癌の患者であることを強く疑われるものに対して検査を行った場合に、前立腺癌の
診断の確定又は転帰の決定までの間に原則として、1回を限度として算定する。ただし、PSA(前立腺特異抗原)の検査結果が4.0ng/mL以上であっ
て前立腺癌の確定診断がつかない場合においては、3月に1回に限り、3回を上限として算定できる。なお、当該検査を2回以上算定するに当たっては、
検査値を診療報酬明細書の摘要欄に記載すること。
❹診療及び他の検査(PSA等)の結果から前立腺癌の患者であることが強く疑われる者に対して行った場合に限り算定する。
●フリーPSA/トータルPSA比(基準値)
前立腺癌と非癌 トータルPSA4.1∼10.0ng/mLのグレーゾーンにおいて、
と の 鑑 別 F/T比26.0%以下の場合、前立腺癌の高度疑い
トータルPSA:4.00ng/mL以下
基 準 値 フリーPSA:未設定
フリー/トータル比:26.1%以上
1 プレイン容器
36
卵巣癌
卵巣良性腫瘍
※02
U/mL
CLIA法
5D120-0000-023-051-01
PSA-ACT(前立腺特異抗原-
※02
U/mL
155❶
生Ⅱ
血清0.5
5503 BCA225
63以下
提出条件 検査目的および異常値
を示す主な疾患名
・備考
U/mL
冷蔵 1∼2
シアリルTn抗原
血清0.4
(STn) 5D153-0000-023-005-01
1464 CA15−3
ELISA法
12以下
1
5D150-0000-023-053-01
1256
190❶
生Ⅱ
ELISA法
基 準 値
血清0.3
5D100-0000-023-051-01
2488 CA72−4
184
生Ⅱ
検査方法
腫瘍関連検査
2 滅菌スピッツ
55 尿中NMP22
腫瘍関連検査
腫瘍関連検査
検査項目
コード
5509
検体量
(mL)
Ⅰ型コラーゲン-C-テロペプチド
血清0.3
(ⅠCTP)5C124-0000-023-001-01
腫
4616 Ⅰ型コラーゲン架橋
血清0.6
N-テロペプチド
4580 (NTx) 5C123-0000-023-021-01
(安定性)日数
判断料
検査方法
基 準 値
1 冷蔵 3∼5
170❶
生Ⅱ
RIA
(二抗体法)
4.5 未満
160❶❷
生Ⅱ
EIA法
下記参照
1 冷蔵 3∼4
2
尿2
凍結 4∼6
瘍
TRACP-5b
4870 酒石酸抵抗性酸ホスファターゼ
血清0.3
1 凍結 3∼4
血清0.5
1
2 冷蔵 4∼6 200❶❷
関
連
3B072-0000-023-052-01
2487 塩基性フェトプロテイン
検
(BFP) 5D025-0000-023-023-01
EIA法
生Ⅱ
3B222-0000-023-023-01
骨型アルカリホスファターゼ
悪性腫瘍に伴う骨転移
代謝性骨疾患
骨形成状態の評価
※02 骨粗鬆症の病態評価
※01
原発性副甲状腺機能低下症
骨パジェット病
悪性腫瘍に伴う骨転移
代謝性骨疾患
午前中の第二尿
をご提出ください。
※01
尿2
4564 (BAP)
提出条件 検査目的および異常値
を示す主な疾患名
・備考
ng/mL
5C123-0000-001-021-01
尿中デオキシピリジノリン
4579 (尿DPD)
5C146-0000-001-021-01
実施料
容器 保存 所要
血清0.3
1
査
4571 尿中NMP22
尿5
55 冷蔵 4∼6
5D570-0000-001-023-01
可溶性IL-2受容体
2177 (sIL-2R)
血清0.2 1 冷蔵 3∼5
5J095-0000-023-023-01
インタクトⅠ型プロコラーゲン-N
4928 -プロペプチド(Intact P1NP) 血清0.3
1
※01
160❸
生Ⅱ
165
冷蔵 3∼4 ❹❽❾
生Ⅱ
冷蔵 3∼5
凍結 3∼5
5C120-0000-023-001-01
下記参照
午前中の第二尿 原発性副甲状腺機能亢進症
をご提出ください。悪性腫瘍に伴う骨転移
EIA法
下記参照
CLEIA法
下記参照
代謝性骨疾患
肺癌、乳癌、前立腺癌の
※01 骨転移
悪性腫瘍に伴う骨転移
※33
150
生Ⅱ
ng/mL 速やかに遠心 原発性肝癌 肝炎
溶血検体不可 肝硬変 胆のう・胆管癌
腎癌 消化器癌
EIA法
75以下
※02
U/mL
155❺
生Ⅱ
EIA法
460❻
生Ⅱ
EIA法
122∼496
168❹
生Ⅱ
RIA
(2抗体法)
μg/L
男性:19.0∼83.5
閉経前女性:17.1∼64.7
閉経後女性:21.9∼79.1
膀胱癌
12.0以下
※01
U/mL
※01
※02
成人T細胞性白血病
非ホジキンリンパ腫
骨粗鬆症
癌の骨転移
❶Ⅰ型コラーゲンCテロペプチド、
Ⅰ型コラーゲン架橋N-テロペプチド(NTX)、オステオカルシン又は尿中デオキシピリジノリンは、乳癌、肺癌又は前立腺癌であると
[4616]血清中のNTxの正常参考値
[4580]
Ⅰ型コラーゲン架橋N-テロペプチド
(NTx)
[単位:nmol BCE/m mol・CRE]
[BCE:Bone Collagen Eguivalents]
[単位:nmol BCE/L]
9.5∼17.7
女性(閉経前40∼44才)
7.5∼16.5
女性(閉経後45∼79才)
10.7∼24.0
(判定基準)骨粗鬆症薬剤治療の指標
骨折リスクカットオフ値
骨量減少カットオフ値
[4870]TRACP-5b
16.5超
13.6以上
[単位:mU/dL]
男 性
170∼590
女性
(YAM)
120∼420
YAM
(若年者成人平均値)
:健常閉経前女性
(30∼40才)
で
確率された平均±1.96SDの範囲の値
参考値
男性(40∼59才)
[4579]尿デオキシピリジノリン(DPD)
[単位:nmol/m mol・CRE]
基準値
13.0 ∼ 66.2
男 性
2.1∼5.4
女性(閉経前30∼44才)
9.3 ∼ 54.3
女 性
2.8∼7.6
女性(閉経後45∼79才)
14.3 ∼ 89.0
男性
(40∼59才)
(判定基準)
骨粗鬆症薬剤治療の指標
骨折リスクカットオフ値
54.3超
骨量減少カットオフ値
35.3以上
(判定基準)
悪性腫瘍マーカー治療の指標
骨吸収亢進症の指標
55以上
副甲状腺摘出術の適応
200以上
悪性腫瘍
(乳癌、肺癌、前立腺癌)
の
骨転移の指標
100以上
腫瘍関連検査
既に確定診断された患者について骨転移の診断のために当該検査を行い、当該検査の結果に基づいて計画的な治療管理を行った場合に限り、
「B001」特定疾患
治療管理料の「3」悪性腫瘍特異物質治療管理料の「ロ」を算定する。
Ⅰ型コラーゲン架橋N-テロペプチド(NTx)及び尿中デオキシピリジノリンは、原発性副甲状腺機能亢進症の手術適応の決定、副甲状腺
❷(1)
機能亢進症手術後の治療効果判定又は骨粗鬆症の薬剤治療方針の選択に際して実施された場合に算定する。
なお、骨粗鬆症の薬剤治療方針の選択時に1回、その後6月以内の薬剤効果判定時に1回に限り、また薬剤治療方針を変更したときは変更後6月以内に1回
に限り算定できる。
(2)
Ⅰ型コラーゲン架橋N-テロペプチド(NTx)、オステオカルシン又は尿中デオキシピリジノリンを併せて実施した場合は、いずれか1つのみ算定する。
❸酒石酸抵抗性酸ホスファターゼ(TRACP-5b)は、代謝性骨疾患及び骨転移(代謝性骨疾患や骨折の併発がない肺癌、乳癌、前立腺癌に限る)の診断補助並び
に治療経過観察時の補助的指標として実施した場合に6月以内に1回に限り算定できる。また治療方針を変更した際には変更後6月以内に1回に限り算定で
きる。
本検査をⅠ型コラーゲン架橋N-テロペプチド(NTx)、オステオカルシン、尿中デオキシピリジノリンと併せて実施した場合は、いずれか一つのみ算定する。
なお、乳癌、肺癌又は前立腺癌であると既に確定診断された患者について骨転移の診断のために当該検査を行い、当該検査に基づいて計画的な治療管理を行
った場合は、
「B001」特定疾患治療管理料の「3」悪性腫瘍特異物質治療管理料の「ロ」を算定する。
❹骨型アルカリフォスファターゼ(BAP)、インタクトⅠ型プロコラーゲン-N-ペプチド(IntactPINP)、
Ⅰ型プロコラーゲン-N-プロペプチド(PⅠNP)及びALPアイソ
ザイム(PAG電気泳動法)のうち2項目以上をを併せて実施した場合は、主たるもののみ算定する。
❺尿中NMP22は、尿沈渣(鏡検法)により赤血球が認められ、尿路上皮癌の患者であることが強く疑われる者に対して行った場合に限り算定する。
尿中NMP22については、尿路上皮癌の診断が確定した後に行った場合であっても、悪性腫瘍特異物質治療管理料は算定できない。
尿中NMP22とサイトケラチン8・18(尿)を同時に実施した場合いずれか一方の所定点数を算定する。
❻インターロイキン2受容体(IL-2R)は、非ホジキンリンパ腫、ATLの診断の目的で測定した場合に算定できる。
また、非ホジキンリンパ腫又はATLであることが既に確定診断された患者に対して、経過観察のために測定した場合は、
「B001」特定疾患治療管理料の「3」
悪性腫瘍特異物質治療管理料の「ロ」により算定する。
❼デオキシチミジンキナーゼ(TK)活性は、造血器腫瘍の診断又は治療効果判定のために行った場合に算定する。
❽ALPアイソザイム及び骨型アルカリホスファターゼ(BAP)と骨型アルカリホスファターゼ(BAP)と併せて実施した場合には、いずれか主たるもののみ算定する。
❾ALPアイソザイム(PAG電気泳動法)、
ALPアイソザイム及び骨型アルカリホスファターゼ(BAP)及び骨型アルカリホスファターゼ(BAP)を併せて実施した
場合は、主たるもののみ算定する。
(判定基準)骨粗鬆症薬剤治療の指標
骨折リスクカットオフ値
7.6超
骨量減少カットオフ値
5.9以上
[4564]骨型アルカリフォスファターゼ
(BAP)
[単位:
μg/L]
M:3.7∼20.9
F
:2.9∼14.5 閉経前
3.8∼22.6 閉経後
腫瘍関連検査
37
腫瘍関連検査
腫瘍マーカー一覧
<各腫瘍マーカーの疾患別陽性率>
△
◎
○
○
○
◎
◎
○
○
○
○
悪性腫瘍の骨転移
◎
○
△
◎
◎
神経芽細胞腫
○
◎
○
△
△
○
甲状腺癌
△
○
◎
再発例◎
△
△
◎
子宮頸癌
△
△
◎
◎
卵巣癌
○
△
○
○
○
△
腺癌○
扁平上皮癌◎
小細胞癌◎
小細胞癌◎
扁平上皮癌◎
○
◎
乳癌
○
◎
◎
◎
◎
◎
○
○
◎
○
睾丸腫瘍
△
△
△
△
◎
◎
◎
◎
◎
◎
◎
○
◎
△
前立腺癌
△
○
○
○
○
△
○
○
◎
◎
△
膀胱癌
○
○
○
○
△
△
△
◎
◎
◎
△
腎癌
△
○
○
◎
◎
△
◎
◎
◎
◎
○
◎
○
○
△
肺癌
◎
○
◎
△
胆嚢・胆管癌
○
△
○
△
膵癌
○
○
◎
肝癌
結腸・直腸癌
胃癌
腫瘍関連検査
CEA
BFP
TPA
尿中遊離型フコース
AFP
PIVKA-Ⅱ
DUPAN-2
エラスターゼ1
CA19-9
SPan-1
NCC-ST-439
SLX
CYFRA(シフラ)
ProGRP
NSE
SCC
CA54/61
CA602
CA125
CA72-4
STN
CA15-3
BCA225
γ-Sm
PSA
ⅠCTP(CTX)
NTX
尿DPD
骨型ALP(BAP)
尿中BFP
尿中NMP22
抗p53抗体
食道癌
腫瘍マーカー
悪 性 腫 瘍
△
△
△
○
△
△
△
△
○
△
転移例○
△
◎
△
○
△
○
◎
△
○
△
転移例◎
転移例◎
○
◎
◎
◎
◎
○
○
○
◎
腺癌○
△
△
△
◎
◎
△
○
○
△
△
◎
◎
◎
◎
○
△
△
特に有用性が認められる。あるいは陽性率が高い。
◎
◎
○
△
△
陽性率:1∼24%(△), 25∼49%(○), 50%以上(◎)
有用性が認められる。
腫瘍マーカー
(1)腫瘍マーカーは、悪性腫瘍の患者であることが強く疑われる者に対して検査を行った場合に、悪性腫瘍の診断の確定または転帰の決定までの
間に1回を限度として算定する。
悪性腫瘍の診断が確定し、計画的な治療管理を開始した場合、当該治療管理中に行った腫瘍マーカーの検査の費用は悪性腫瘍特異物質治療管
理料に含まれ、腫瘍マーカーは、原則として、悪性腫瘍特異物質治療管理料と同一月に併せて算定できない。ただし、悪性腫瘍の診断が確定し
た場合であっても、次に掲げる場合においては、悪性腫瘍特異物質治療管理料とは別に腫瘍マーカーの検査料を算定できる。
ア.
急性および慢性膵炎の診断および経過観察のためにエラスターゼ1を行った場合
イ.
肝硬変、HBs抗原陽性の慢性肝炎またはHCV抗体陽性の慢性肝炎の患者について、
α−フェトプロテイン(AFP),またはP I V K AⅡを行
った場合(月1回に限る)
ウ.
子宮内膜症の診断または治療効果判定を目的としてCA125、CA130またはCA602を行った場合(診断又は治療前及び治療後の各1回
に限る)
エ.
家族性大腸腺腫症の患者に対して癌胎児性抗原(CEA)を行った場合
(2)CA125、CA130、CA602のうち2項目又は3項目を併せて測定した場合は、主たるもの1つに限り算定する。
(3)上記(1)にかかわらず、CA125、CA130、CA602は、1つをB001特定疾患治療管理料の「3」悪性腫瘍特異物質治療管理料の項目とし、他の1
又は2つの検査を腫瘍マーカーの項目として算定することはできず、いずれか一方のみ算定する。
38
腫瘍マーカー一覧
腫瘍マーカー
腫瘍関連検査
悪性腫瘍特異物質治療管理料
1)悪性腫瘍特異物質治療管理料は、悪性腫瘍であると既に確定診断がされた患者について、腫瘍マーカー検査を行い、当該検査の結果に基づ
いて計画的な治療管理を行った場合に、月1回に限り算定する。
2)悪性腫瘍特異物質治療管理料には、腫瘍マーカー検査、当該検査に係る採血及び当該検査の結果に基づく治療管理に係る費用が含まれるも
のであリ、1月のうち2回以上腫瘍マーカー検査を行っても、それに係る費用は別に算定できない。
3)腫瘍マーカー検査の結果及び治療計画の要点を診療録に記載する。
4)
「注3」に規定する初回月加算は,
適切な治療管理を行うために多項目の腫瘍マーカー検査を行うことが予想される初回月に限って算定する。
ただし、悪性腫瘍特異物質治療管理料を算定する当該初回月の前月において、区分番号「D009」腫瘍マーカーを算定している場合は、当
該初回月加算は算定できない。
5)区分番号「D009」腫瘍マーカーにおいて、併算定が制限されている項目を同一月に併せて実施した場合には、1項目とみなして、本管理料
を算定する。
6)当該月に悪性腫瘍特異物質以外の検査(本通知の腫瘍マーカーの項に規定する例外規定を含む。)を行った場合は、本管理料とは別に、検
査に係る判断料を算定できる。
7)特殊な腫瘍マーカー検査及び計画的な治療管理のうち、特に本項を準用する必要のあるものについては、その都度当局に内議し、最も近似
する腫瘍マーカー検査及び治療管理として準用が通知された算定方法により算定する。
〈検体検査実施料と悪性腫瘍特異物質治療管理料〉
検査項目名
悪性腫瘍であると既に診断が確定した患者
検体検査実施料
悪性腫瘍特異物質治療管理料
220点
80点
110点
112点
126点
131点
136点
146点
150点
155点
160点
165点
166点
170点
2項目
3項目
4項目以上
230点
290点
420点
1項目
2項目以上
360点
400点
腫瘍関連検査
尿中BTA
癌胎児性抗原(CEA)
α-フェトプロテイン(AFP)
組織ポリペプタイド抗原(TPA)
扁平上皮癌関連抗原(SCC抗原)
DUPAN-2
NCC-NT-439
CA15-3
前立腺酸ホスファターゼ抗原(PAP)
エラスターゼ1
前立腺特異抗原(PSA)
CA19-9
CA72-4
SPan-1
シアリルTn抗原(STN)
神経特異エノラーゼ(NSE)
塩基性フェトプロテイン(BFP)
CA50
PIVKA-Ⅱ半定量
PIVKA-Ⅱ定量
核マトリックスプロテイン22(NMP22)定量(尿)
シアリルLex-i抗原(SLX)
CA125
核マトリックスプロテイン22(NMP22)定性(尿)
サイトケラチン8・18(尿)
遊離型PSA比(PSA F/T比)
BCA225
抗p53抗体
シアリルLex抗原(CSLEX)
Ⅰ型プロコラーゲン-C-プロペプチド(PⅠCP)
Ⅰ型コラーゲン-C-テロペプチド(ⅠCTP)
SP1
サイトケラチン19フラグメント(シフラ)
ガストリン放出ペプチド前駆体(ProGRP)
CA54/61
癌関連ガラクトース転移酵素(GAT)
遊離型フコース(尿)
CA602
α-フェトプロテインレクチン分画(AFP-L3%)
γ-セミノプロテイン(γ-Sm)
CA130
ヒト絨毛性ゴナドトロピンβ分画コアフラグメント(HCGβ-CF)
(尿)
膵癌胎児性抗原(POA)
癌胎児性抗原(CEA)定性(乳頭分泌液)
癌胎児性抗原(CEA)半定量(乳頭分泌液)
HER2蛋白(乳頭分泌液)、
HER2蛋白
可溶性インターロイキン-2レセプター(s
I
L-2R)
悪性腫瘍であることが強く疑われる患者
初回月加算 150点
当該初回月の前月に腫瘍マーカー
検査実施料の所定点数を算定して
いる場合は、当該初回月加算は算
定できない
175点
184点
190点
194点
200点
220点
320点
460点
腫瘍マーカー
39
Fly UP