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地域での子育て支援環境づくりについての意識(PDF形式:378KB)

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地域での子育て支援環境づくりについての意識(PDF形式:378KB)
3
地域での子育て支援環境づくりについての意識
(1)子育てする人にとっての地域の支えの重要性(Q12)
Q12
〔回答票 13〕子育てをする人にとって、地域の支えは重要だと思いますか。
この中から1つ選んでください。
(ア)とても重要だと思う
(エ)あまり重要ではないと思う
(イ)やや重要だと思う
(オ)まったく重要ではないと思う
(ウ)どちらとも言えない
わからない
 子育てをする人にとっての地域の支えの重要性を聞いたところ(図表 3-1-1)、
「とて
も重要だと思う」という回答者は 57.1%で最も多く、
「やや重要だと思う」
(33.8%)
という回答をあわせると、9 割が地域の支えが『重要だと思う』と回答している。
 性別にみても、男女差はみられない。
図表 3-1-1
子育てする人にとっての地域の支えの重要性<SA>(全体・性別)
0%
全 体
(n=1,639)
10%
20%
30%
40%
57.1
50%
60%
70%
80%
33.8
重要だと
100% 思う(計)
90%
6.7
1.8
男性
(n=723)
56.6
33.6
7.2
0.4 90.9
0.2
0.4 90.2
2.1 0.1
女性
(n=916)
57.5
34.0
6.2
0.3 91.5
1.6 0.3
とても重要だと思う
やや重要だと思う
どちらとも言えない
あまり重要ではないと思う
まったく重要ではないと思う
わからない
65
 性・年代別にみると(図表 3-1-2)、いずれの層でも 9 割前後が、子育てをする人に
地域の支えは『重要だと思う』(「とても重要だと思う」+「やや重要だと思う」)と
回答している。
 男女とも 60 代以上(男性 60 代 59.6%、70 代 60.7%、女性 60 代 63.8%、70 代 62.6%)
で「とても重要だと思う」と積極的に評価する回答者は多い傾向だが、逆に男女 30
代(男性 50.0%、女性 50.0%)と女性 50 代(50.3%)では他の層に比べてやや少
なくなっている。
図表 3-1-2
子育てする人にとっての地域の支えの重要性<SA>(性・年代別)
0%
全 体
(n=1,639)
10%
20%
30%
40%
50%
60%
70%
57.1
80%
重要だと
100% 思う(計)
90%
33.8
6.7
0.4
1.8
男性 小計
(n=723)
56.6
20代
(n=64)
57.8
33.6
90.9
0.2
7.2
0.4
90.2
2.1 0.1
32.8
-
90.6
3.2 -
87.2
7.8
1.6 -
30代
男
性
(n=94)
37.2
50.0
9.6
40代
(n=141)
35.5
53.9
9.2
0.7
0.7
50代
(n=123)
39.0
55.3
89.4
-
4.1
-
94.3
0.8 0.8
60代
32.3
59.6
(n=161)
5.6 2.5 -
91.9
70代
26.4
60.7
(n=140)
7.9
3.6
1.4
87.1
女性 小計
(n=916)
57.5
34.0
0.3 91.5
6.2
1.6 0.3
20代
30代
女
性
40代
(n=70)
(n=130)
(n=141)
54.3
40.0
38.5
50.0
58.2
5.7
-
-
-
1.5
-
-
10.0
34.0
-
5.7
94.3
88.5
92.2
1.4 0.7
50代
(n=169)
41.4
50.3
-
6.5
91.7
1.8 60代
(n=232)
30.2
63.8
4.7
-
94.0
0.9 0.4
70代
(n=174)
25.9
62.6
5.7 3.4
0.6
とても重要だと思う
やや重要だと思う
どちらとも言えない
あまり重要ではないと思う
まったく重要ではないと思う
わからない
66
1.7
88.5
 性・都市規模別にみると(図表 3-1-3)、いずれの層でも、子育てをする人に地域の
支えは『重要だと思う』(「とても重要だと思う」+「やや重要だと思う」)という回
答者が 9 割前後となっている。
 「とても重要だと思う」と積極的に評価する回答者は、男性の郡部(町村)在住者
(63.9%)と女性の小都市在住者(62.6%)で 6 割を上回ってやや多くなっている。
 男女ともに、大都市は他層と比べて「とても重要だと思う」
( 男性 52.1%、女性 49.8%)
という回答は少ない傾向となっている。
図表 3-1-3
子育てする人にとっての地域の支えの重要性<SA>(性・都市規模別)
0%
全 体
(n=1,639)
10%
20%
30%
40%
50%
60%
70%
80%
57.1
33.8
重要だと
100% 思う(計)
90%
0.4
6.7
90.9
1.8 0.2
大都市
男
性
中都市
(n=169)
(n=302)
小都市
(n=180)
郡部(町村)
(n=72)
36.1
52.1
8.9
33.8
56.6
33.3
57.8
27.8
63.9
-
88.2
0.3
90.4
3.0
7.9
1.3 0.6
5.6
0.6
2.2
91.1
4.2 2.8
91.7
1.4
-
大都市
(n=219)
49.8
38.8
7.3 3.2
0.5 88.6
0.5
女
性
中都市
(n=385)
58.7
34.5
5.7
- 93.2
1.0 小都市
(n=222)
28.8
62.6
6.8
0.5 91.4
0.9 0.5
郡部(町村)
(n=90)
32.2
58.9
4.4
1.1 91.1
2.2 1.1
とても重要だと思う
やや重要だと思う
どちらとも言えない
あまり重要ではないと思う
まったく重要ではないと思う
わからない
67
 20 歳∼49 歳の有配偶者(420 人)について、子育てをする人にとっての地域の支え
の重要性をみると(図表 3-1-4)、「とても重要だと思う」という回答者は 53.6%で
最も多く、
「やや重要だと思う」
(36.7%)という回答をあわせると、9 割が地域の支
えが『重要だと思う』と回答している。
 性・夫婦就労状況別にみると、『重要だと思う』という回答は、片働き世帯の男性
(85.6%)で共働きの男性(89.0%)よりやや少なくなっているが、「とても重要で
ある」に着目すると、片働き世帯の男性(54.4%)の方が、共働き世帯の男性(48.4%)
よりもやや多くなっている。
図表 3-1-4
子育てする人にとっての地域の支えの重要性<SA>
(20 歳∼49 歳有配偶者、性・夫婦就労状況別)
0%
全 体
(n=420)
10%
20%
30%
40%
53.6
50%
60%
70%
80%
36.7
重要だと
100% 思う(計)
90%
8.3
0.2 90.2
1.0 0.2
片働き
(n=90)
31.1
54.4
13.3
1.1
男
性
85.6
- -
共働き
(n=91)
40.7
48.4
8.8
-
89.0
2.2 -
片働き
(n=92)
56.5
35.9
6.5
女
性
-
92.4
-
92.4
1.1 -
共働き
(n=144)
38.9
53.5
6.3
0.7 0.7
とても重要だと思う
やや重要だと思う
どちらとも言えない
あまり重要ではないと思う
まったく重要ではないと思う
わからない
68
(2)地域で子育てを支えるために重要なこと(Q13)
【全員の方に】
Q13
〔回答票 14〕あなたは、地域で子育てを支えるために、どんなことが重要だと思い
ますか。
この中から特に重要だと思うものをいくつでもあげてください。(M.A.)
(ア)子育てに関する悩みについて気軽に相談できる人や場があること
(イ)子育てをする親同士で話しができる仲間づくりの場があること
(ウ)子育てに関する情報を提供する人や場があること
(エ)子育て家庭の家事を支援する人や場があること
(オ)不意の外出や親の帰りが遅くなった時などに子どもを預かる人や場があること
(カ)子どもと一緒に遊ぶ人や場があること
(キ)子どもにスポーツや勉強を教える人や場があること
(ク)地域の伝統文化を子どもに伝える人や場があること
(ケ)子どもに自分の職業体験や人生経験を伝える人や場があること
(コ)小中学校の校外学習や行事をサポートする人がいること
(サ)子どもの防犯のための声かけや登下校の見守りをする人がいること
(シ)子どもと大人が一緒に参加できる地域の行事やお祭りなどがあること
その他
特にない
わからない
 地域で子育てを支えるために重要なこととしては(図表 3-2-1)、
「子どもの防犯のた
めの声かけや登下校の見守りをする人がいること」が 64.1%で最も多くあげられ、
次いで「子育てに関する悩みについて気軽に相談できる人や場があること」
(58.1%)、
「子育てをする親同士で話しができる仲間づくりの場があること」
(54.5%)の順と
なっている。
 性別にみると、重要視する項目順位に大きな男女差はみられないが、女性が男性よ
り多くあげているのは、
「子どもの防犯のための声かけや登下校の見守りをする人が
いること」(男性 58.1%、女性 68.9%)と「不意の外出や親の帰りが遅くなった時
などに子どもを預かる人や場があること」(同 35.3%、45.0%)。
 男性が女性より多くあげているのは、「子どもと一緒に遊ぶ人や場があること」(男
性 45.2%、女性 39.4%)、
「子どもにスポーツや勉強を教える人や場があること」
(同
39.1%、27.0%)。
69
図表 3-2-1
地域で子育てを支えるために重要なこと<MA>(全体・性別)
(%)
0
10
20
30
40
50
60
70
64.1
子どもの防犯のための声かけや
登下校の見守りをする人がいること
58.1
子育てに関する悩みについて気軽に
相談できる人や場があること
58.1
56.3
59.6
54.5
52.4
56.2
子育てをする親同士で話しができる
仲間づくりの場があること
子どもと大人が一緒に参加できる
地域の行事やお祭りなどがあること
45.8
46.6
45.1
子育てに関する情報を提供する人や
場があること
45.1
44.5
45.5
42.0
45.2
39.4
子どもと一緒に遊ぶ人や場があること
不意の外出や親の帰りが遅くなった
時などに子どもを預かる人や場が
あること
35.3
40.7
45.0
36.1
37.1
35.3
地域の伝統文化を子どもに伝える人
や場があること
32.3
子どもにスポーツや勉強を教える人
や場があること
27.0
39.1
28.8
29.9
27.9
小中学校の校外学習や行事を
サポートする人がいること
子育て家庭の家事を支援する人や場
があること
24.6
25.3
24.1
子どもに自分の職業体験や人生経験
を伝える人や場があること
24.5
25.9
23.4
その他
68.9
0.2
0.4
-
特にない
1.0
1.0
1.1
わからない
0.7
0.6
0.8
全体(n=1,639)
男性(n=723)
女性(n=916)
70
80
 性・年代別にみると(図表 3-2-2)、20 代は他の年代よりも多くの項目をあげる傾向
にあり、特に 20 代男性で多くなっている。
 全体で 1 位にあげられている「子どもの防犯のための声かけや登下校の見守りをす
る人がいること」は、女性のすべての年代で 1 位となっているのに対して、男性の
20 代と 40∼60 代では「子育てに関する悩みについて気軽に相談できる人や場がある
こと」が最も多くあげられている。
 また、男女とも 20 代で「子どもと一緒に遊ぶ人や場があること」(男性 62.5%、女
性 60.0%)が上位にあげられている。
図表 3-2-2
地域で子育てを支えるために重要なこと<MA>(性・年代別)
(%)
(%)
(%)
(%)
女
性
58.1
54.5
(n=723)
58.1
56.3
20代
(n=64)
67.2
68.8
30代
(n=94)
67.0
40代
(n=141)
56.7
60.3
50代
(n=123)
58.5
61.8
60代
(n=161)
55.3 57.1
70代
(n=140)
52.1
女性
小計
(n=916)
68.9
59.6
20代
(n=70)
67.1
58.6
45.7
30代
(n=130)
73.8
60.8
52.3
40代
(n=141)
70.2
61.7
50代
(n=169)
78.1
60.9
60代
(n=232)
68.5
61.2
70代
(n=174) 56.3
52.4
42.0
46.6
44.5
45.2
50.0 62.5
42.6
48.9 57.4
54.0
45.1
53.1
57.8
52.5
54.5
50.9
45.7
45.8
46.4
48.9
58.9
56.2
63.4
51.7
40.7
35.3
48.4
47.9
47.9
43.3
42.6
42.6
25.5
え子
るど
人も
やに
場ス
がポ
あ
るツ
こや
と勉
強
を
教
(%)
サ小
ポ中
学
ト校
すの
る校
人外
が学
い習
るや
こ行
と事
を
(%)
人子
や育
場て
が家
あ庭
るの
こ家
と事
を
支
援
す
る
(%)
(%)
こ生子
と経ど
験も
をに
伝自
え分
るの
人職
や業
場体
が験
あや
る人
(%)
(%)
そ
の
他
特
に
な
い
わ
か
ら
な
い
36.1
32.3
28.8
24.6
24.5
0.2
1.0
0.7
37.1
39.1
29.9
25.3
25.9
0.4
1.0
0.6
34.4
-
-
-
27.7
-
-
-
22.0
26.2
-
-
-
34.1
27.6
27.6
-
0.8
-
37.5
29.8
48.4
37.5
37.2
29.8
41.8
42.6
27.0
37.4
43.9
20.3
34.0
48.8
48.0
45.3
44.1
43.5
32.9
37.3
33.5
27.3
24.8
21.7
0.6
1.2
1.9
37.9
32.1
36.4
35.0
28.6
23.6
23.6
1.4
2.9
0.7
35.3
27.0
27.9
24.1
23.4
-
1.1
0.8
35.7
21.4
28.6
21.4
-
-
-
26.2
21.5
-
-
0.8
-
0.7
-
44.3
37.9
45.5
52.9 57.1
46.2
39.4
60.0
43.1
40.7
え地
る域
人の
や伝
場統
が文
あ化
るを
こ子
とど
も
に
伝
(%)
48.0
45.1
56.2
るな不
人
意
やたの
場時外
がな出
あどや
るに親
こ子の
とど帰
もり
をが
預遅
かく
(%)
ー
男
性
(n=1,639) 64.1
男性
小計
あ子
るど
こも
とと
一
緒
に
遊
ぶ
人
や
場
が
(%)
ー
全 体
る子
人育
やて
場に
が関
あす
るる
こ情
と報
を
提
供
す
(%)
っ
いや子 る気子 こで子 がき子
る登ど こ軽育 とき育 あるど
こ下も とにて
るて る地も
と校の
相に
仲を こ域と
の防
談関
間す との大
見犯
です
づる
行人
守の
きる
く親
事が
りた
る悩
り同
や一
をめ
人み
の士
お緒
すの
やに
場で
祭に
る声
場つ
が話
り参
人か
がい
あし
な加
がけ
あて
るが
どで
(%)
45.0
51.4
44.6
28.6
46.2
31.5
23.8
38.3
26.2
33.3
22.0
27.2
31.4
24.3
20.7
-
0.6
-
46.1
52.5
36.9
42.6
49.1
48.5
35.5
46.2
39.6
20.8
29.1
41.8
42.7
39.2
45.3
37.1
27.6
27.6
28.0
26.3
-
2.2
-
40.8
37.9
33.3
42.0
31.6
25.3
24.7
21.3
19.5
-
1.7
3.4
71
 性・都市規模別にみると(図表 3-2-3)、女性の郡部(町村)在住者以外は、順位が若
干異なるものの、上位 3 項目は同じ項目があげられている。
 一方、女性の郡部在住者では「不意の外出や親の帰りが遅くなった時などに子ども
を預かる人や場があること」(51.1%)が 3 位にあげられている。
図表 3-2-3
地域で子育てを支えるために重要なこと<MA>(性・都市規模別)
(%)
(%)
(%)
(%)
大都市
(n=169)
中都市
(n=302)
小都市
(n=180)
56.1
郡部(町村)
(n=72)
56.9
大都市
(n=219)
67.6
56.6
中都市
(n=385)
70.4
61.6
小都市
(n=222)
69.8
60.8
郡部(町村)
(n=90)
63.3
55.6
52.1 55.6
62.9
54.5
58.0
45.8
45.1
42.0
45.6
46.7
45.0
49.0
56.3
54.6
49.7
45.4
61.1
46.7
43.9
42.2
44.4
43.1
41.7
45.8
58.9
54.5
59.9
47.8
るな不
意
人
やたの
場時外
がな出
あどや
るに親
こ子の
とど帰
もり
をが
預遅
かく
40.0
43.1
40.7
30.8
40.4
31.1
34.7
(%)
え地
る域
人の
や伝
場統
が文
あ化
るを
こ子
とど
も
に
伝
(%)
え子
るど
人も
やに
場ス
がポ
あ
るツ
こや
と勉
強
を
教
(%)
サ小
ポ中
学
ト校
すの
る校
人外
が学
い習
るや
こ行
と事
を
ー
女
性
58.1
(n=1,639)
あ子
るど
こも
とと
一
緒
に
遊
ぶ
人
や
場
が
(%)
ー
男
性
64.1
全 体
る子
人育
やて
場に
が関
あす
るる
こ情
と報
を
提
供
す
(%)
っ
いや子 る気子 こで子 がき子
る登ど こ軽育 とき育 あるど
るて る地も
こ下も とにて
仲を こ域と
相に
と校の
間す との大
談関
の防
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づる
です
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事が
く親
きる
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る悩
りた
お緒
の士
人み
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祭に
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が話
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る声
な加
あし
がい
人か
どで
るが
あて
がけ
(%)
(%)
人子
や育
場て
が家
あ庭
るの
こ家
と事
を
支
援
す
る
(%)
(%)
こ生子
と経ど
験も
をに
伝自
え分
るの
人職
や業
場体
が験
あや
る人
そ
の
他
(%)
(%)
わ
か
ら
な
い
特
に
な
い
36.1
32.3
28.8
24.6
24.5
0.2
1.0
0.7
35.5
36.7
29.6
24.9
26.0
-
1.2
0.6
40.7
41.4
35.4
26.2
27.2
0.7
1.0
0.3
35.6
40.0
22.8
24.4
24.4
0.6
0.6
1.1
33.3
25.0
25.0
23.6
-
1.4
-
19.6
-
0.9
-
29.2
45.7
51.6
37.0
47.9
36.1
28.3
28.8
22.4
46.5
48.6
38.4
44.9
35.8
26.8
28.8
25.2
26.8
-
0.8
1.3
40.5
39.6
33.3
27.0
25.7
23.0
22.1
-
1.8
0.9
46.7
51.1
35.6
24.4
27.8
26.7
21.1
-
1.1
-
41.0
47.8
36.0
41.1
72
 20 歳∼49 歳の有配偶者(420 人)について、地域で子育てを支えるために重要なこ
とをみると(図表 3-2-4)、
「子どもの防犯のための声かけや登下校の見守りをする人
がいること」が 69.5%で最も多く、次いで「子育てに関する悩みについて気軽に相
談できる人や場があること」
(57.9%)、
「子育てをする親同士で話しができる仲間づ
くりの場があること」(54.8%)と、回答者全体と同じ順となっている。
 性・夫婦就労状況別にみると、共働き世帯の男性が片働き世帯の男性よりも多いの
は、
「子どもと一緒に遊ぶ人や場があること」
(共働き 52.7%、片働き 41.1%)、「不
意の外出や親の帰りが遅くなった時などに子どもを預かる人や場があること」(同
39.6%、26.7%)、「子育て家庭の家事を支援する人や場があること」(同 31.9%、
18.9%)。
 一方、片働き世帯の女性では、
「子育てをする親同士で話しができる仲間づくりの場
があること」(62.0%)が、共働き世帯の女性(47.2%)よりも多くなっている。
共働き世帯の女性では、
「不意の外出や親の帰りが遅くなった時などに子どもを預か
る人や場があること」
(47.9%)が片働き世帯の女性(37.0%)より多くなっている。
 回答者の性別と、夫婦の就労状況によって、重要と考えることに違いがみられる。
図表 3-2-4
地域で子育てを支えるために重要なこと<MA>
(20 歳∼49 歳有配偶者、性・夫婦就労状況別)
(%)
(%)
(%)
54.8
男
性
片働き
(n=90)
61.1
52.2
共働き
(n=91)
70.3
57.1
60.4
女
性
片働き
(n=92)
67.4
64.1
62.0
共働き
(n=144)
75.7
56.9
52.2
47.2
あ子
るど
こも
とと
一
緒
に
遊
ぶ
人
や
場
が
47.9
46.2
44.3
46.7
50.0
41.1
45.1
49.5
50.0
41.3
47.9
45.8
(%)
るな不
人
意
やたの
場時外
がな出
あどや
るに親
こ子の
とど帰
もり
をが
預遅
かく
52.7
41.3
43.1
73
39.0
(%)
え地
る域
人の
や伝
場統
が文
あ化
るを
こ子
とど
も
に
伝
(%)
え子
るど
人も
やに
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あ
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こや
と勉
強
を
教
(%)
サ小
ポ中
学
ト校
すの
る校
人外
が学
い習
るや
こ行
と事
を
ー
57.9
(n=420)
がき子
あるど
る地も
こ域と
との大
行人
事が
や一
お緒
祭に
り参
な加
どで
(%)
ー
69.5
全 体
る子
人育
やて
場に
が関
あす
るる
こ情
と報
を
提
供
す
(%)
っ
いや子 る気子 こで子
る登ど こ軽育 とき育
こ下も とにて
るて
と校の
相に
仲を
の防
談関
間す
見犯
です
づる
守の
きる
く親
りた
る悩
り同
をめ
人み
の士
すの
やに
場で
る声
場つ
が話
人か
がい
あし
がけ
あて
るが
(%)
(%)
る人子
こ生ど
と経も
験に
を自
伝分
えの
る職
人業
や体
場験
がや
あ
(%)
(%)
人子
や育
場て
が家
あ庭
るの
こ家
と事
を
支
援
す
る
(%)
(%)
そ
の
他
特
に
な
い
わ
か
ら
な
い
36.9
34.5
28.6
26.7
22.9
-
-
-
36.7
46.7
25.6
30.0
18.9
-
-
-
39.6
44.0
46.2
-
-
-
37.0
31.5
22.8
36.1
27.8
26.7
47.9
35.2
22.8
30.6
33.0
31.9
21.7
17.4
-
-
-
23.6
22.2
-
-
-
(3)参加したい子育てに関する活動(Q14)
Q14
〔回答票 15〕地域社会における子育てに関する活動の支え手として、あなたが参加
したいと思う活動はありますか。この中からいくつでもあげてください。(M.A.)
(ア)子育てに関する悩みについて相談にのる活動
(イ)子育てをする親同士で話しができる仲間づくりの活動
(ウ)子育てに関する情報を提供する活動
(エ)子育て家庭の家事を支援する活動
(オ)不意の外出や親の帰りが遅くなった時などに子どもを預かる活動
(カ)子どもと一緒に遊ぶ活動
(キ)子どもにスポーツや勉強を教える活動
(ク)地域の伝統文化を子どもに伝える活動
(ケ)子どもに自分の職業体験や人生経験を伝える活動
(コ)小中学校の校外学習や行事をサポートする活動
(サ)子どもの防犯のための声かけや登下校の見守りをする活動
(シ)子どもと大人が一緒に参加できる地域の行事やお祭りなどを行う活動
その他
特にない
わからない
 地域社会における子育てに関する活動の支え手として、参加したいと思う活動とし
ては(図表 3-3-1)、
「子どもの防犯のための声かけや登下校の見守りをする活動」が
41.4%で最も多く、以下「子どもと大人が一緒に参加できる地域の行事やお祭りな
どを行う活動」(36.3%)、「子どもと一緒に遊ぶ活動」(32.1%)、「子育てをする親
同士で話しができる仲間づくりの活動」(25.1%)などの順となっている。
 性別にみると、男性が女性より多くあげているのは、
「子どもと一緒に遊ぶ活動」
(男
性 35.4%、女性 29.5%)、「子どもにスポーツや勉強を教える活動」(同 35.1%、
14.7%)、
「地域の伝統文化を子どもに伝える活動」
(同 20.6%、16.2%)、
「子どもに
自分の職業体験や人生経験を伝える活動」(同 19.2%、13.9%)。
 女性が男性より多くあげているのは、
「子どもの防犯のための声かけや登下校の見守
りをする活動」(男性 37.5%、女性 44.4%)、「子育てをする親同士で話しができる
仲間づくりの活動」
(同 19.6%、29.5%)、
「不意の外出や親の帰りが遅くなった時な
どに子どもを預かる活動」
(同 13.4%、25.2%)、
「子育てに関する情報を提供する活
動」
( 同 15.1%、21.4%)、
「 子育てに関する悩みについて相談にのる活動」
( 同 12.4%、
22.2%)。
74
図表 3-3-1
参加したい子育てに関する活動<MA>(全体・性別)
(%)
0
10
20
30
子どもの防犯のための声かけや
登下校の見守りをする活動
37.5
41.4
44.4
32.1
35.4
29.5
子どもと一緒に遊ぶ活動
子育てをする親同士で話しができる
仲間づくりの活動
25.1
19.6
29.5
23.7
子どもにスポーツや勉強を教える
活動
14.7
不意の外出や親の帰りが遅くなった
時などに子どもを預かる活動
35.1
20.0
13.4
25.2
15.1
子育てに関する情報を提供する活動
18.6
21.4
18.1
20.6
16.2
地域の伝統文化を子どもに伝える
活動
子育てに関する悩みについて
相談にのる活動
12.4
17.9
22.2
16.8
16.6
16.9
小中学校の校外学習や行事を
サポートする活動
16.2
19.2
13.9
子どもに自分の職業体験や人生
経験を伝える活動
8.2
7.5
8.8
子育て家庭の家事を支援する活動
0.2
0.3
0.1
12.0
12.2
11.8
特にない
わからない
50
36.3
38.3
34.7
子どもと大人が一緒に参加できる地
域の行事やお祭りなどを行う活動
その他
40
1.5
2.1
1.1
全体(n=1,639)
男性(n=723)
女性(n=916)
75
60
 性・年代別にみると(図表 3-3-2)、
「子どもの防犯のための声かけや登下校の見守り
をする活動」は、男性 60 代(47.2%)、女性 50 代(50.3%)で他の層よりもやや多
くあげられている。
 「子どもと一緒に遊ぶ活動」は男性 20 代(50.0%)・30 代(61.7%)と女性 20 代
(55.7%)に多くあげられ、特に男性の 30 代では 6 割を上回っている。
 また、「子どもにスポーツや勉強を教える活動」は男性の 20∼40 代で 4 割以上があ
げており、20 代男性(48.4%)では半数近い。
 男女とも 20 代では、参加したいという項目が他の年代よりもやや多くあげられてい
る。女性の 20 代では「子どもと大人が一緒に参加できる地域の行事やお祭りなどを
行う活動」(52.9%)と「子育てをする親同士で話しができる仲間づくりの活動」
(48.6%)が 5 割前後となっている。
 女性の 20 代と 60 代では、
「不意の外出や親の帰りが遅くなった時などに子どもを預
かる活動」(20 代 31.4%、60 代 30.2%)が他の層よりもやや高い。
図表 3-3-2
(%)
子
ど
も
と
一
緒
に
遊
ぶ
活
動
(%)
で子
き育
るて
仲を
間す
づる
く親
り同
の士
活で
動話
し
が
36.3
32.1
38.3
35.4
25.1
(%)
教子
えど
るも
活に
動ス
ポ
ツ
や
勉
強
を
(%)
るな不
意
活
動たの
時外
な出
どや
に親
子の
ど帰
もり
をが
預遅
かく
15.1
20.6
12.4
16.6
19.2
7.5
0.3
12.2
2.1
17.2
25.0
14.1
-
6.3
3.1
11.7
18.1
21.3
10.6
-
3.2
2.1
24.8
13.5
17.0
20.6
3.5
-
6.4
2.1
26.0
12.2
22.0
17.1
7.3
-
9.8
-
14.3
1.2
(n=123)
37.4
60代
(n=161)
70代
(n=140)
女性
小計
(n=916)
20代
(n=70)
38.6
52.9
30代
(n=130)
40.8
40.0
38.5
34.6
18.5
22.3
40代
(n=141)
44.7
36.9
38.3
36.9
21.3
24.1
50代
(n=169)
21.9
60代
(n=232)
45.7
31.5
19.8
24.1
11.6
70代
(n=174)
42.0
29.3
21.3
24.7
9.2
44.4
50.3
28.6
34.7
31.4
22.9
29.5
55.7
26.0
わ
か
ら
な
い
13.4
50代
30.7
特
に
な
い
35.1
28.4
21.7
そ
の
他
1.5
(n=141)
38.5
活子
動育
て
家
庭
の
家
事
を
支
援
す
る
12.0
40代
47.2
人子
生ど
経も
験に
を自
伝分
えの
る職
活業
動体
験
や
0.2
39.4
39.8
サ小
ポ中
学
ト校
すの
る校
活外
動学
習
や
行
事
を
8.2
(n=94)
42.3
相子
談育
にて
のに
る関
活す
動る
悩
み
に
つ
い
て
(%)
(%)
16.2
30代
35.5
伝地
え域
るの
活伝
動統
文
化
を
子
ど
も
に
(%)
16.8
45.3
39.7
る子
活育
動て
に
関
す
る
情
報
を
提
供
す
(%)
17.9
(n=64)
61.7
(%)
18.1
20代
41.5
(%)
18.6
(n=723)
43.8 50.0
(%)
20.0
(n=1,639)
男性
小計
19.6
(%)
23.7
全 体
37.5
(%)
ー
女
性
をき子
行るど
う地も
活域と
動の大
行人
事が
や一
お緒
祭に
り参
な加
どで
(%)
っ
男
性
41.4
(%)
ー
や子
登ど
下も
校の
の防
見犯
守の
りた
をめ
すの
る声
活か
動け
参加したい子育てに関する活動<MA>(性・年代別)
32.8
48.4
17.2
25.0
9.4
30.9
43.6
12.8
19.1
16.0
44.7
9.9
39.8
14.6
27.3
16.8
10.6
19.9
6.8
15.5
19.9
7.5
-
10.7
12.1
20.7
12.9
11.4
15.0
6.4
1.4
16.9
13.9
8.8
0.1
17.1
15.7
8.6
-
2.9
2.9
15.6
21.1
16.1
12.9
29.5
48.6
23.7
18.6
14.7
22.9
13.0
10.6
25.2
31.4
30.2
22.4
76
21.1
21.4
34.3
22.3
16.2
15.7
25.0
22.2
30.0
26.4
11.8
4.3
1.1
11.5
20.8
23.8
19.2
5.4
-
3.1
0.8
31.2
18.4
22.7
24.8
15.6
12.8
-
3.5
-
25.4
15.4
21.9
16.6
11.8
7.7
0.6
9.5
1.2
15.1
17.7
22.8
14.2
9.5
9.1
-
16.4
0.9
12.1
16.7
19.0
9.2
15.5
9.2
-
24.7
1.7
 性・都市規模別にみると(図表 3-3-3)、女性の郡部(町村)在住者で「子どもの防犯
のための声かけや登下校の見守りをする活動」
(50.0%)と「子育てに関する情報を
提供する活動」(26.7%)が、他の層よりやや多くあげられている。
 一方、
「 子どもにスポーツや勉強を教える活動」は、男性の中都市在住者で 40.4%と、
他の層よりやや多くあげられている。
図表 3-3-3
(%)
子
ど
も
と
一
緒
に
遊
ぶ
活
動
(%)
(%)
で子
き育
るて
仲を
間す
づる
く親
り同
の士
活で
動話
し
が
教子
えど
るも
活に
動ス
ポ
ツ
や
勉
強
を
(%)
るな不
活
意
動たの
時外
な出
どや
に親
子の
ど帰
もり
をが
預遅
かく
(%)
(%)
(%)
(%)
(%)
(%)
(%)
(%)
(%)
る子
活育
動て
に
関
す
る
情
報
を
提
供
す
伝地
え域
るの
活伝
動統
文
化
を
子
ど
も
に
相子
談育
にて
のに
る関
活す
動る
悩
み
に
つ
い
て
サ小
ポ中
学
ト校
すの
る校
活外
動学
習
や
行
事
を
人子
生ど
経も
験に
を自
伝分
えの
る職
活業
動体
験
や
18.6
18.1
17.9
16.8
16.2
8.2
0.2
12.0
1.5
13.0
14.2
14.2
20.1
9.5
-
17.8
2.4
ー
女
性
をき子
行るど
う地も
活域と
動の大
行人
事が
や一
お緒
祭に
り参
な加
どで
(%)
っ
男
性
(%)
ー
や子
登ど
下も
校の
の防
見犯
守の
りた
をめ
すの
る声
活か
動け
参加したい子育てに関する活動<MA>(性・都市規模別)
活子
動育
て
家
庭
の
家
事
を
支
援
す
る
そ
の
他
わ
か
ら
な
い
特
に
な
い
全 体
(n=1,639)
41.4
36.3
32.1
25.1
23.7
20.0
大都市
(n=169)
33.7
36.7
34.9
18.3
30.2
13.6
11.2
中都市
(n=302)
38.4
39.7
35.1
20.5
14.2
15.6
24.2
10.9
20.5
18.9
5.6
0.3
10.6
2.0
小都市
(n=180)
37.2
38.3
38.3
18.3
33.3
11.7
16.1
22.2
12.8
15.0
18.3
8.9
0.6
11.1
2.8
郡部(町村)
(n=72)
43.1
36.1
30.6
22.2
29.2
13.9
19.4
19.4
13.9
9.7
20.8
6.9
-
8.3
-
大都市
(n=219)
44.3
36.1
29.7
29.2
17.4
22.4
20.5
16.0
21.0
14.6
13.7
8.7
-
12.8
0.9
中都市
(n=385)
43.9
35.3
30.4
29.9
15.6
29.4
21.8
16.4
24.4
19.2
16.4
9.1
0.3
10.1
1.6
小都市
(n=222)
43.2
32.4
27.5
27.0
13.5
22.5
19.4
15.8
19.4
15.8
9.9
8.6
-
14.4
0.9
郡部(町村)
(n=90)
50.0
34.4
30.0
34.4
7.8
21.1
16.7
22.2
15.6
13.3
8.9
-
10.0
-
40.4
77
26.7
 20 歳∼49 歳の有配偶者(420 人)について、地域社会における子育てに関する活動
の支え手として、参加したいと思う活動をみると(図表 3-3-4)、
「子どもと一緒に遊
ぶ活動」
(45.0%)が最も多く、次いで「子どもと大人が一緒に参加できる地域の行
事やお祭りなどを行う活動」
(41.2%)、
「子どもの防犯のための声かけや登下校の見
守りをする活動」
(40.0%)、
「子どもにスポーツや勉強を教える活動」
(35.2%)、
「子
育てをする親同士で話しができる仲間づくりの活動」
(31.4%)などの順となってい
る。
 性・夫婦就労状況別にみると、共働き世帯の男性が片働き世帯の男性よりも多いの
は、「子育てをする親同士で話しができる仲間づくりの活動」(共働き 29.7%、片働
き 13.3%)と「小中学校の校外学習や行事をサポートする活動」
( 同 24.2%、12.2%)。
 一方、女性では、片働き世帯の女性で、
「子育てをする親同士で話しができる仲間づ
くりの活動」(片働き 50.0%、共働き 31.3%)と「子育てに関する情報を提供する
活動」(同 34.8%、23.6%)が、共働き世帯の女性よりも多くなっている。
図表 3-3-4
参加したい子育てに関する活動<MA>
(20 歳∼49 歳有配偶者、性・夫婦就労状況別)
(%)
教子
えど
るも
活に
動ス
ポ
ツ
や
勉
強
を
(%)
で子
き育
るて
仲を
間す
づる
く親
り同
の士
活で
動話
し
が
(%)
21.2
19.8
18.6
18.6
16.9
7.4
-
2.4
0.5
11.1
25.6
14.4
3.3
-
2.2
1.1
13.2
19.8
7.7
7.7
-
2.2
1.1
42.2
36.7
54.4 13.3
15.6
共働き
(n=91)
52.7
50.5
37.4
52.7
11.0
女
性
片働き
(n=92)
35.9
共働き
(n=144)
42.4
36.8
39.6
23.6
50.0
31.3
わ
か
ら
な
い
特
に
な
い
21.9
50.0
34.8
23.6
78
12.2
24.2
26.1
21.5
20.0
28.6
14.1
17.4
そ
の
他
(%)
(%)
活子
動育
て
家
庭
の
家
事
を
支
援
す
る
(n=90)
18.5
(%)
相子
談育
にて
のに
る関
活す
動る
悩
み
に
つ
い
て
片働き
46.7
(%)
伝地
え域
るの
活伝
動統
文
化
を
子
ど
も
に
男
性
39.1
(%)
るな不
意
活
動たの
時外
な出
どや
に親
子の
ど帰
もり
をが
預遅
かく
41.2
29.7
(%)
人子
生ど
経も
験に
を自
伝分
えの
る職
活業
動体
験
や
45.0
31.4
(%)
サ小
ポ中
学
ト校
すの
る校
活外
動学
習
や
行
事
を
(n=420)
35.2
(%)
る子
活育
動て
に
関
す
る
情
報
を
提
供
す
全 体
40.0
(%)
っ
や子
登ど
下も
校の
の防
見犯
守の
りた
をめ
すの
る声
活か
動け
(%)
ー
をき子
行るど
う地も
活域と
動の大
行人
事が
や一
お緒
祭に
り参
な加
どで
(%)
ー
子
ど
も
と
一
緒
に
遊
ぶ
活
動
(%)
23.9
17.4
23.9
7.6
-
2.2
-
23.6
14.6
20.1
9.0
-
2.8
-

地域で子育てを支えるために重要なこと
たいと思う活動
の回答(Q13、69 ページ)と、 参加し
の回答を比較すると(図表 3-3-5)、いずれの項目についても、重
要と思うという回答が、参加したいという回答を上回っている。
 重要と思うという回答と、参加したいという回答の差が大きくなっているのは、
「子
どもの防犯のための声かけや登下校の見守りをする人がいること」
(重要 64.1%、参
加 41.4%)、
「子育てに関する悩みについて気軽に相談できる人や場があること」
(同
58.1%、17.9%)、
「子育てをする親同士で話ができる仲間づくりの場があること」
(同
54.5%、25.1%)、「子育てに関する情報を提供する人や場があること」(同 45.1%、
18.6%)、「不意の外出や親の帰りが遅くなった時などに子どもを預かる人や場があ
ること」(同 40.7%、20.0%)で、差が 20 ポイント以上である。
特に、「子育てに関する悩みについて気軽に相談できる人や場があること」は、2 番
目に重要とされているが、参加したいという回答は下位にとどまっている。
 逆に、重要と思うという回答と、参加したいという回答の差が小さいものは、
「子ど
もと大人が一緒に参加できる地域の行事やお祭りなどがあること」
(重要 45.8%、参
加 36.3%)、「子どもと一緒に遊ぶ人や場があること」(同 42.0%、32.1%)、「子ど
もにスポーツや勉強を教える人や場があること」
(同 32.3%、23.7%)、
「子どもに自
分の職業体験や人生経験を伝える人や場があること」(同 24.5%、16.2%)であり、
差は 10 ポイント以内である。
図表 3-3-5
「地域で子育てを支えるために重要なこと」と「参加したい活動」<MA>
(%)
0
全 体 (n=1,639)
10
20
30
40
子どもの防犯のための声かけや
登下校の見守りをする人がいる
こと
58.1
17.9
54.5
25.1
子どもと大人が一緒に参加できる
地域の行事やお祭りなどがある
こと
45.8
36.3
45.1
子育てに関する情報を提供する人
や場があること
18.6
42.0
子どもと一緒に遊ぶ人や場が
あること
32.1
不意の外出や親の帰りが遅くなった
時などに子どもを預かる人や場が
あること
40.7
20.0
36.1
地域の伝統文化を子どもに伝える
人や場があること
18.1
32.3
子どもにスポーツや勉強を教える
人や場があること
23.7
28.8
小中学校の校外学習や行事を
サポートする人がいること
16.8
24.6
子育て家庭の家事を支援する人や
場があること
8.2
子どもに自分の職業体験や
人生経験を伝える人や場がある
こと
わからない
70
41.4
子育てをする親同士で話しができる
仲間づくりの場があること
特にない
60
64.1
子育てに関する悩みについて気軽
に相談できる人や場があること
その他
50
24.5
16.2
0.2
0.2
1.0
重要だと思うこと
12.0
参加したい活動
0.7
1.5
79
80

地域で子育てを支えるために重要なこと
たいと思う活動
の回答(Q13、69 ページ)と、 参加し
の回答を性別に比較すると(図表 3-3-6)、重要と思うという回答
と、参加したいという回答の差が 10 ポイント以内の項目は、男性では、「子どもと
大人が一緒に参加できる地域の行事やお祭りなどがあること」(重要 46.6%、参加
38.3%)、
「子どもと一緒に遊ぶ人や場があること」
(同 45.2%、35.4%)、
「子どもに
スポーツや勉強を教える人や場があること」
(同 39.1%、35.1%)、
「子どもに自分の
職業体験や人生経験を伝える人や場があること」(同 25.9%、19.2%)。
 女性では、「子どもと一緒に遊ぶ人や場があること」(同 39.4%、29.5%)、「子ども
に自分の職業体験や人生経験を伝える人や場があること」(同 23.4%、13.9%)。
 女性の方が、 参加したい という回答が多くの項目で男性よりも高い傾向であるが、
重要
という回答も多くの項目で女性の方が高くなっている。
図表 3-3-6
「地域で子育てを支えるために重要なこと」と
「参加したい活動」<MA>(性別)
男
性(n=723)
女
性(n=916)
(%)
80
(%)
70
60
50
40
30
20
10
0
0
10
20
30
50
子どもの防犯のための声かけや
登下校の見守りをする人がいる
こと
58.1
37.5
56.3
52.4
59.6
22.2
56.2
29.5
子どもと大人が一緒に参加できる
地域の行事やお祭りなどがある
こと
46.6
38.3
44.5
45.1
34.7
45.5
子育てに関する情報を提供する人
や場があること
15.1
45.2
21.4
39.4
子どもと一緒に遊ぶ人や場が
あること
35.4
29.5
不意の外出や親の帰りが遅くなった
時などに子どもを預かる人や場が
あること
35.3
13.4
37.1
45.0
25.2
35.3
地域の伝統文化を子どもに伝える
人や場があること
20.6
39.1
35.1
16.2
27.0
子どもにスポーツや勉強を教える
人や場があること
29.9
25.3
27.9
16.9
24.1
子育て家庭の家事を支援する人や
場があること
7.5
8.8
子どもに自分の職業体験や
人生経験を伝える人や場がある
こと
25.9
19.2
0.4
0.3
1.0
重要だと思うこと
14.7
小中学校の校外学習や行事を
サポートする人がいること
16.6
12.2
0.6
2.1
その他
特にない
わからない
80
70
80
68.9
子育てをする親同士で話しができる
仲間づくりの場があること
19.6
60
44.4
子育てに関する悩みについて気軽
に相談できる人や場があること
12.4
参加したい活動
40
23.4
13.9
0.1
1.1
11.8
0.8
1.1
重要だと思うこと
参加したい活動
(4)公共の場での子ども連れの親への手助けや話しかけ(Q15a)
【全員の方に】
Q15a〔回答票 16〕街中や電車・バスなどの公共の場で、ベビーカーや子ども連れの親が
困っている場面を見かけたら、あなたは手助けをしたり、話しかけたりすると思い
ますか。
(ア)すると思う
(イ)しないと思う
わからない
 街中や電車・バスなどの公共の場で、ベビーカーや子ども連れの親が困っている場
面を見かけた場合に、手助けをしたり、話しかけたり「すると思う」という回答者
は 92.1%で、多数を占めている(図表 3-4-1)。
 性別にみると、手助けや話しかけを「すると思う」(男性 88.8%、女性 94.8%)と
いう回答者は、男女とも多数を占めているが、特に女性に多くなっている。
図表 3-4-1
公共の場での子ども連れの親への手助けや話しかけ<SA>(全体・性別)
0%
全 体
(n=1,639)
男性
(n=723)
女性
(n=916)
10%
20%
30%
40%
50%
60%
70%
80%
90%
92.1
5.5
88.8
8.3
94.8
すると思う
しないと思う
81
100%
3.3
わからない
2.4 0.0
2.9 0.0
2.0 0.0
 性・年代別にみると(図表 3-4-2)、いずれの層でも手助けや話しかけを「すると思
う」という回答者が多数を占めているが、男性の 20 代で「しないと思う」(17.2%)
という回答者が 2 割近くとなっている。
図表 3-4-2
公共の場での子ども連れの親への手助けや話しかけ<SA>(性・年代別)
0%
男
性
女
性
10%
20%
30%
40%
50%
60%
70%
80%
90%
100%
2.4
0.0
2.9
0.0
17.2
1.6
0.0
9.6
4.3
0.0
1.4
0.0
4.9
0.0
8.1
1.9
0.0
5.0
3.6
0.0
2.0
0.0
全 体
(n=1,639)
男性 小計
(n=723)
20代
(n=64)
30代
(n=94)
40代
(n=141)
88.7
50代
(n=123)
90.2
60代
(n=161)
90.1
70代
(n=140)
91.4
女性 小計
(n=916)
94.8
3.3
20代
(n=70)
94.3
2.9
30代
(n=130)
93.8
40代
(n=141)
94.3
50代
(n=169)
92.1
5.5
88.8
81.3
86.2
8.3
9.9
4.9
2.9
0.0
5.4
0.8
0.0
4.3
1.4
0.0
2.4
0.0
97.0
0.6
60代
(n=232)
70代
(n=174)
95.3
2.6
93.1
すると思う
しないと思う
82
4.6
わからない
2.2
0.0
2.3
0.0
 性・都市規模別にみても(図表 3-4-3)、いずれの層も手助けや話しかけを「すると
思う」という回答者が多数を占めている。
図表 3-4-3
公共の場での子ども連れの親への手助けや話しかけ<SA>
(性・都市規模別)
0%
男
性
女
性
10%
20%
30%
40%
50%
60%
70%
80%
90%
100%
92.1
全 体
(n=1,639)
大都市
(n=169)
88.8
中都市
(n=302)
89.4
小都市
(n=180)
郡部(町村)
(n=72)
大都市
(n=219)
中都市
(n=385)
95.3
小都市
(n=222)
95.0
郡部(町村)
(n=90)
94.4
5.5
7.7
8.3
86.7
すると思う
0.0
3.6
0.0
2.3
0.0
3.9
0.0
91.7
6.9
1.4
0.0
93.6
4.1
2.3
0.0
1.3
0.0
2.3
2.7
0.0
3.3
2.2
0.0
しないと思う
83
9.4
2.4
3.4
わからない
(5)子ども連れの親に対してしたいこと (Q15b)
【Q15aで「1 すると思う」と答えた方に】
Q15b
〔回答票 17〕では、街中や電車・バスなどの公共の場で、ベビーカーや子ども連
れの親が困っている場面を見かけたら、どんなことをしたいと思いますか。したい
と思うことをこの中からいくつでもあげてください。(M.A.)
(ア)席をゆずる
(イ)階段などで、荷物やベビーカーを代わり(一緒)に持つ
(ウ)ドアをあけて、押さえておく
(エ)エレベーターで、先をゆずる
(オ)子どもが落としたおもちゃや靴などをひろう
(カ)子どもをあやす
(キ)はげましの笑顔を向ける、話しかける
その他(
)
わからない
84
 街中や電車・バスなどの公共の場で、ベビーカーや子ども連れの親が困っている場
面を見かけた場合に、手助けをしたり、話しかけたり「すると思う」という回答者
(1,510 人)が具体的に行いたいこととしては(図表 3-5-1)、
「席をゆずる」
(83.0%)
と「ドアをあけて、押さえておく」(82.2%)がともに 8 割を上回っている。
 次いで「エレベーターで、先をゆずる」(73.4%)、「子どもが落としたおもちゃや靴
などをひろう」(71.9%)が 7 割台、「階段などで、荷物やベビーカーを代わり(一
緒)に持つ」(61.4%)は 6 割台であるが、「はげましの笑顔を向ける、話しかける」
(38.1%)と「子どもをあやす」(28.8%)は行いたいことの内容としては、積極的
にあげられていない。
 性別にみると、「子どもが落としたおもちゃや靴などをひろう」(男性 65.3%、女性
76.7%)、
「はげましの笑顔を向ける、話しかける」
(同 26.8%、46.4%)、
「子どもを
あやす」
(同 19.5%、35.7%)は、女性に多くあげられ、男女差が大きくなっている。
図表 3-5-1
子ども連れの親に対してしたいこと<MA>
(子ども連れの親への手助けや話しかけを「すると思う」回答者、全体・性別)
(%)
0
10
20
30
40
50
60
70
80
90
83.0
84.3
82.0
席をゆずる
82.2
80.7
83.3
ドアをあけて、押さえておく
73.4
72.0
74.4
エレベーターで、先をゆずる
71.9
子どもが落としたおもちゃや靴などを
ひろう
65.3
76.7
61.4
60.4
62.1
階段などで、荷物やベビーカーを代わ
り(一緒)に持つ
38.1
26.8
はげましの笑顔を向ける、話しかける
46.4
28.8
19.5
子どもをあやす
35.7
その他
0.3
0.2
0.3
わからない
0.3
0.2
0.3
全体(n=1,510)
男性(n=642)
女性(n=868)
85
 性・年代別にみると(図表 3-5-2)、全体では下位項目である「はげましの笑顔を向
ける、話しかける」と「子どもをあやす」は、男女とも年齢が上がるほど多くあげ
られている。
 特に「はげましの笑顔を向ける、話しかける」について、女性の 70 代(61.1%)で
6 割以上が行いたいと考えている。
図表 3-5-2
子ども連れの親に対してしたいこと<MA>
(子ども連れの親への手助けや話しかけを「すると思う」回答者、性・年代別)
(%)
にを荷
持代物
全 体
(n=1,510)
83.0
82.2
73.4
71.9
61.4
男性
小計
(n=642)
84.3
80.7
72.0
65.3
60.4
20代
(n=52)
86.5
88.5
78.8
76.9
30代
(n=81)
84.0
91.4
76.5
71.6
40代
(n=125)
88.0
87.2
76.8
70.4
68.0
50代
(n=111)
84.7
83.8
73.9
65.8
65.8
60代
(n=145)
84.1
75.9
68.3
66.2
62.1
70代
(n=128)
79.7
67.2
64.1
50.0
女性
小計
(n=868)
82.0
20代
(n=66)
30代
(n=122)
40代
(%)
る向は
けげ
るま
し
話の
し笑
か顔
けを
、
、
ー
︶
女
性
つわや階
りベ段
ビな
一
ど
緒カで
ー
、
男
性
をお子
ひもど
ろちも
う
が
や落
靴と
なし
どた
(%)
︵
ー
で
(%)
ゃ
先エ
をレ
ゆベ
ず
るタ
、
押ド
さア
えを
てあ
おけ
くて
(%)
ー
席
を
ゆ
ず
る
(%)
38.1
26.8
46.2
60.5
52.3
(%)
(%)
(%)
子
ど
も
を
あ
や
す
そ
の
他
28.8
19.5
わ
か
ら
な
い
0.3
0.3
0.2
0.2
9.6
9.6
-
-
19.8
16.0
-
-
19.2
15.2
-
-
14.4
-
0.9
22.5
35.9
23.4
-
-
39.1
29.7
0.8
-
35.7
0.3
0.3
1.5
-
-
-
83.3
74.4
76.7
62.1
90.9
78.8
84.8
54.5
31.8
84.4
89.3
84.4
86.1
60.7
33.6
(n=133)
80.5
89.5
78.2
88.0
68.4
39.1
35.3
-
-
50代
(n=164)
85.4
89.0
79.9
81.7
71.3
41.5
35.4
-
-
60代
(n=221)
81.0
79.2
69.2
67.4
61.1
38.9
0.5
0.5
70代
(n=162)
74.1
70.4
63.6
64.8
53.1
43.2
0.6
1.2
95.5
86
46.4
55.2
61.1
15.2
32.0
 性・都市規模別にみると(図表 3-5-3)、女性の郡部(町村)在住者で、
「はげましの笑
顔を向ける、話しかける」が 52.9%と、他の層よりもやや多くあげられている。
図表 3-5-3
子ども連れの親に対してしたいこと<MA>
(子ども連れの親への手助けや話しかけを「すると思う」回答者、性・都市規模別)
(%)
にを荷
持代物
全 体
(n=1,510)
83.0
82.2
73.4
71.9
61.4
大都市
(n=150)
81.3
83.3
76.7
64.0
66.0
中都市
(n=270)
85.2
81.5
73.3
67.0
61.1
小都市
(n=156)
85.3
75.0
64.7
61.5
郡部(町村)
(n=66)
84.8
84.8
72.7
大都市
(n=205)
81.0
84.4
中都市
(n=367)
83.4
85.8
小都市
(n=211)
82.9
80.6
郡部(町村)
(n=85)
76.5
76.5
(%)
る向は
けげ
るま
し
話の
し笑
か顔
けを
、
、
ー
︶
女
性
つわや階
りベ段
ビな
ど
一
緒カで
ー
、
男
性
をお子
ひもど
ろちも
う
が
や落
靴と
なし
どた
(%)
︵
ー
で
(%)
ゃ
先エ
をレ
ゆベ
ず
るタ
、
押ド
さア
えを
てあ
おけ
くて
(%)
ー
席
を
ゆ
ず
る
(%)
そ
の
他
子
ど
も
を
あ
や
す
わ
か
ら
な
い
0.3
22.7
-
0.7
28.1
17.4
0.4
-
53.2
26.9
19.9
-
-
69.7
62.1
24.2
19.7
-
-
76.1
75.1
63.9
44.4
34.6
0.5
-
79.3
79.6
61.9
47.4
37.1
0.5
0.3
67.8
73.5
62.6
44.1
35.1
-
0.5
65.9
76.5
57.6
34.1
-
1.2
25.3
52.9
28.8
(%)
(%)
0.3
87
38.1
(%)
 さらに性・末子年齢別にみると(図表 3-5-4)、末子が未就学児の層では「子どもが
落としたおもちゃや靴などをひろう」(男性 76.4%、女性 90.9%)、「はげましの笑
顔を向ける、話しかける」
( 同 18.1%、42.7%)、
「 子どもをあやす」
( 同 18.1%、35.5%)
は、女性の方が男性より多く回答している。
 一方、末子未就学児の男性では、「階段などで、荷物やベビーカーを代わり(一緒)
に持つ」(70.8%)が女性(63.6%)よりやや多くなっている。
図表 3-5-4
子ども連れの親に対してしたいこと<MA>
(子ども連れの親への手助けや話しかけを「すると思う」回答者、性・末子年齢別)
(%)
、
ー
︶
にを荷
持代物
る向は
けげ
るま
し
話の
し笑
か顔
けを
、
ー
、
女
性
つわや階
りベ段
ビな
一
ど
緒カで
(%)
(n=1,510)
83.0
82.2
73.4
71.9
末子
未就学児
(n=72)
87.5
87.5
77.8
76.4
70.8
18.1
末子
小学生
(n=61)
88.5
93.4
80.3
78.7
68.9
24.6
末子
中学生
(n=25)
88.0
88.0
84.0
末子
高校生以上
(n=342)
84.8
子どもは
いない
(n=138)
79.0
末子
未就学児
(n=110)
末子
小学生
(n=62)
末子
中学生
(n=25)
末子
高校生以上
(n=518)
子どもは
いない
(n=151)
全 体
男
性
をお子
ひもど
ろちも
う
が
や落
靴と
なし
どた
(%)
︵
ー
で
押
(%)
ゃ
先エ
をレ
ゆベ
ず
るタ
、
さド
えア
てを
おあ
くけ
て
(%)
ー
席
を
ゆ
ず
る
(%)
85.5
69.4
88.0
80.3
89.4
75.7
82.6
68.4
71.7
90.9
82.7
88.7
82.3
100.0
79.5
85.4
56.0
60.0
60.8
60.8
66.7
90.9
96.8
72.0
80.0
70.7
70.7
78.1
78.1
88
61.4
50.7
63.6
64.5
76.0
62.4
57.0
38.1
16.0
33.3
18.8
(%)
子
ど
も
を
あ
や
す
28.8
37.1
28.0
51.7
38.4
そ
の
他
わ
か
ら
な
い
0.3
0.3
18.1
-
-
16.4
-
-
12.0
-
-
-
-
-
0.7
35.5
-
-
30.6
-
-
32.0
-
-
0.4
0.4
0.7
0.7
22.8
14.5
42.7
(%)
(%)
40.0
24.5
(6)子ども連れの親の手助けをしないと思う理由(Q15c)
【Q15aで「2 しないと思う」と答えた方に】
Q15c〔回答票 18〕街中や電車・バスなどの公共の場で、ベビーカーや子ども連れの親が
困っている場面を見かけたとき、手助けをしたり話しかけたりしないと思う理由は
なんですか。
あてはまるものをこの中からいくつでもあげてください。(M.A.)
(ア)他の人が助けてくれると思うから
(イ)子どもにどう接していいかわからないから
(ウ)何をすればいいかわからないから
(エ)いやがられたり、断られたりするかもしれないから
(オ)親が自分で解決すべきと思うから
(カ)人ごみなどに子どもを連れてくるべきではないと思うから
その他
わからない
89
 街中や電車・バスなどの公共の場で、ベビーカーや子ども連れの親が困っている場
面を見かけた場合に、手助けをしたり、話しかけたり「しないと思う」という回答
者(90 人)の理由としては(図表 3-6-1)、「いやがられたり、断られたりするかも
しれないから」が 47.8%で最も多くあげられ、次いで「何をすればいいかわからな
いから」が 35.6%となっている。
 性別にみると、男性では「いやがられたり、断られたりするかもしれないから」
(48.3%)に次いで、「何をすればいいかわからないから」(40.0%)も 4 割台とな
っている。
図表 3-6-1
子ども連れの親の手助けをしないと思う理由<MA>
(子ども連れの親への手助けや話しかけを「しないと思う」回答者、全体・性別)
(%)
0
10
20
30
40
50
47.8
48.3
46.7
いやがられたり、断られたりするかも
しれないから
35.6
40.0
何をすればいいかわからないから
26.7
18.9
18.3
20.0
親が自分で解決すべきと思うから
13.3
13.3
13.3
人ごみなどに子どもを連れてくるべき
ではないと思うから
子どもにどう接していいかわからない
から
他の人が助けてくれると思うから
12.2
16.7
3.3
2.2
1.7
3.3
11.1
わからない
全体(n=90)
8.3
その他
16.7
2.2
1.7
3.3
男性(n=60)
女性(n=30)
90
60
(7)子ども連れの親に対して実際に行った行動(Q15d)
【全員の方に】
Q15d〔回答票 19〕街中や電車・バスなどの公共の場で、ベビーカーや子ども連れの親を
見かけたときに、実際にあなたが行ったことがあるものを、この中からいくつでも
あげてください。(M.A.)
(ア)席をゆずる
(イ)階段などで、荷物やベビーカーを代わり(一緒)に持つ
(ウ)ドアをあけて、押さえておく
(エ)エレベーターで、先をゆずる
(オ)子どもが落としたおもちゃや靴などをひろう
(カ)子どもをあやす
(キ)はげましの笑顔を向ける、話しかける
特にない
その他(
)
わからない
 街中や電車・バスなどの公共の場で、ベビーカーや子ども連れの親を見かけたとき
に実際に行ったことがあるものとしては(図表 3-7-1)、
「ドアをあけて、押さえてお
く」が 68.5%で最も多くあげられ、以下「席をゆずる」
(65.8%)、
「エレベーターで、
先をゆずる」(61.0%)、「子どもが落としたおもちゃや靴などをひろう」(53.6%)
の順となっている。
 性別にみると、「ドアをあけて、押さえておく」(男性 67.9%、女性 68.9%)に男女
差はみられないが、男性が女性よりやや多くあげているのは、「席をゆずる」(同
68.3%、63.8%)。
 女性が男性より多くあげているのは、「子どもが落としたおもちゃや靴などをひろ
う」
( 男性 43.0%、女性 61.9%)と「はげましの笑顔を向ける、話しかける」
( 同 19.6%、
37.2%)、「子どもをあやす」(同 13.8%、35.8%)。
91
図表 3-7-1
子ども連れの親に対して実際に行った行動<MA>(全体・性別)
(%)
0
10
20
30
40
50
60
70
68.5
67.9
68.9
ドアをあけて、押さえておく
65.8
68.3
63.8
席をゆずる
61.0
60.2
61.6
エレベーターで、先をゆずる
53.6
子どもが落としたおもちゃや靴などを
ひろう
43.0
61.9
34.0
33.6
34.3
階段などで、荷物やベビーカーを
代わり(一緒)に持つ
29.5
19.6
はげましの笑顔を向ける、話しかける
37.2
26.1
13.8
子どもをあやす
35.8
5.7
6.4
5.2
特にない
その他
0.2
0.4
-
わからない
0.1
0.1
0.1
全体(n=1,639)
男性(n=723)
女性(n=916)
92
80
 回答者全体について、子ども連れの親に対して
したいと思うこと (Q15b、84 ペ
ージ)と
実際に行った行動
を比較すると(図表 3-7-2)、いずれの項目も、 した
いと思う
という意識の方が、 実際に行った行動
を上回っているが、「子どもを
あやす」については、意識(26.5%)と行動(26.1%)がほぼ同程度である。
図表 3-7-2
子ども連れの親に対して
したいと思うこと
と
実際に行った行動
<MA>
(%)
全 体 (n=1,639)
0
10
20
30
40
50
60
70
80
76.4
席をゆずる
65.8
75.7
ドアをあけて、押さえておく
68.5
67.6
エレベーターで、先をゆずる
61.0
66.2
子どもが落としたおもちゃや靴
などをひろう
53.6
56.6
階段などで、荷物やベビーカーを代
わり(一緒)に持つ
34.0
35.1
はげましの笑顔を向ける、
話しかける
29.5
26.5
26.1
子どもをあやす
7.9
5.7
特にない
その他
0.2
0.2
わからない
0.2
0.1
子ども連れに対してしたいこと
実際に行ったことがあるもの
注 : 同 じ条 件 で比 較 する ため、 上 記 の図 表 では 、 し た いと思 う こ と ( Q 15b) につ いては 、 Q 15a( 81 ペー ジ )で
子 ど も 連れ の 親へ の 手助 けや話 し か けを 「 しな い と思 う」も し く は「 わ から な い」 と回答 し た 者を 『 特に な い 』
と し て 、回 答 者全 体 で算 出して い る 。
93
 性・年代別にみると(図表 3-7-3)、男性の 20 代は、実際に行ったことのあるものが
少なく、同じ 20 代の女性との差が大きい。
 それ以外の年代では、
「ドアをあけて、押さえておく」と「エレベーターで、先をゆ
ずる」は男女とも若年層に、「はげましの笑顔を向ける、話しかける」と「子どもを
あやす」は高齢層に、多く行われている傾向がある。
 「席をゆずる」と「階段などで、荷物やベビーカーを代わり(一緒)に持つ」は、
男性の 40∼50 代で同世代の女性より、やや多くあげられている。
図表 3-7-3
子ども連れの親に対して実際に行った行動<MA>(性・年代別)
(%)
(%)
(%)
ー
︵
、
ー
34.0
かをは
け向げ
るけま
るし
の
話笑
し顔
29.5
26.1
(n=1,639)
68.5
65.8
61.0
男性
小計
(n=723)
67.9
68.3
60.2
20代
(n=64)
65.6
67.2
53.1
30代
(n=94)
81.9
62.8
66.0
43.6
40代
(n=141)
79.4
79.4
69.5
51.1
50代
(n=123)
71.5
74.8
60.2
47.2
60代
(n=161)
60.2
64.6
57.8
42.2
70代
(n=140)
53.6
60.0
52.9
女性
小計
(n=916)
68.9
63.8
61.6
20代
(n=70)
81.4
30代
(n=130)
75.4
60.8
73.8
76.2
33.1
40代
(n=141)
76.6
66.7
70.9
75.2
37.6
31.2
50代
(n=169)
77.5
62.1
62.1
63.3
37.9
32.5
60代
(n=232)
59.9
60.3
54.7
53.4
35.8
70代
(n=174)
56.3
64.9
48.9
72.9
43.0
34.4
35.7
61.9
33.6
94
特
に
な
い
13.8
(%)
(%)
そ
の
他
わ
か
ら
な
い
5.7
0.2
0.1
6.4
0.4
0.1
6.3
4.7
1.6
-
13.8
11.7
4.3
-
-
41.1
14.2
11.3
2.8
0.7
-
42.3
14.6
12.2
4.1
-
-
13.0
9.3
-
-
10.7
0.7
0.7
5.2
-
0.1
1.4
-
-
3.1
-
-
2.1
-
-
5.3
-
-
44.0
5.6
-
-
48.9
10.3
-
0.6
29.8
26.7
35.0
24.3
49.4
19.6
(%)
9.4
20.3
34.3
64.3
(%)
子
ど
も
を
あ
や
す
全 体
75.7
53.6
(%)
、
緒を物階
代や段
にわベな
持りビど
で
つ
一カ
荷
︶
なた子
どおど
をもも
ひちが
ろ
落
うやと
靴し
ゃ
ー
女
性
でエ
レ
先ベ
を
ゆタ
ず
る
ー
男
性
(%)
、
席
を
ゆ
ず
る
、
押ド
さア
えを
てあ
おけ
くて
(%)
31.0
29.2
27.1
37.2
18.6
25.4
47.8
48.9
23.6
35.8
10.0
26.9
35.5
29.0
 性・都市規模別にみると(図表 3-7-4)、
「ドアをあけて、押さえておく」、
「席をゆず
る」、「エレベーターで、先をゆずる」は、女性で都市規模の大きい居住者ほど多く
あげられる傾向がある。
 男性でも「エレベーターで、先をゆずる」は、都市規模の大きい居住者ほど多くあ
げられる傾向がある。
 また、
「はげましの笑顔を向ける、話しかける」ことをしたいという回答者が 5 割台
とやや多い郡部(町村)在住者の女性(Q15b、87 ページ参照)をみると、実際に行っ
たという回答は 37.8%と、女性の他の都市規模層との大きな差はみられない。
図表 3-7-4
子ども連れの親に対して実際に行った行動<MA>(性・都市規模別)
(%)
(%)
、
ー
34.0
(%)
かをは
け向げ
るけま
るし
の
話笑
し顔
子
ど
も
を
あ
や
す
29.5
26.1
全 体
(n=1,639)
68.5
65.8
61.0
大都市
(n=169)
69.8
70.4
63.3
38.5
36.7
18.3
中都市
(n=302)
71.5
66.9
63.2
42.4
35.8
小都市
(n=180)
61.7
67.2
55.0
45.6
郡部(町村)
(n=72)
63.9
72.2
52.8
大都市
(n=219)
70.3
69.4
64.8
63.0
中都市
(n=385)
71.9
62.9
66.5
62.6
小都市
(n=222)
66.2
62.6
53.6
郡部(町村)
(n=90)
58.9
56.7
52.2
50.0
26.1
36.1
39.3
(%)
、
緒を物階
代や段
にわベな
持りビど
つ
で
一カ
荷
ー
︵
53.6
(%)
︶
なた子
どおど
をもも
ひちが
ろ
落
うやと
靴し
ゃ
ー
女
性
でエ
レ
先ベ
を
ゆタ
ず
る
ー
男
性
(%)
、
席
を
ゆ
ず
る
、
押ド
さア
えを
てあ
おけ
くて
(%)
(%)
(%)
(%)
特
に
な
い
そ
の
他
わ
か
ら
な
い
5.7
0.2
0.1
10.7
6.5
0.6
-
19.9
14.9
5.3
-
0.3
20.0
15.6
8.3
1.1
-
20.8
12.5
5.6
-
-
36.5
38.4
4.6
-
-
33.8
39.0
36.4
3.9
-
0.3
59.0
31.1
34.7
31.1
6.8
-
-
63.3
32.2
37.8
8.9
-
-
95
38.9
 性・末子年齢別にみると(図表 3-7-5)、末子が未就学児の層では、手助けの意向(Q
15b、88 ページ参照)と同様に、
「子どもが落としたおもちゃや靴などをひろう」
(男
性 46.2%、女性 83.0%)、
「 はげましの笑顔を向ける、話しかける」
( 同 15.4%、28.6%)、
「子どもをあやす」
(同 16.7%、32.1%)では、女性の方が男性より多く回答してい
る。
 末子未就学児の男性では、
「階段などで、荷物やベビーカーを代わり(一緒)に持つ」
(男性 43.6%、女性 34.8%)が女性よりやや多くなっている。
図表 3-7-5
子ども連れの親に対して実際に行った行動<MA>(性・末子年齢別)
(%)
末子
小学生
(n=63)
82.5
87.3
79.4
末子
中学生
(n=29)
79.3
79.3
75.9
末子
高校生以上
(n=374)
62.3
66.0
子どもは
いない
(n=175)
64.0
末子
未就学児
(n=112)
末子
小学生
34.0
53.6
46.2
66.7
43.6
54.0
(%)
かをは
け向げ
るけま
るし
の
話笑
し顔
(%)
、
87.2
ー
67.9
(n=78)
、
67.9
末子
未就学児
緒を物階
代や段
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持りビど
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ー
︵
61.0
(n=1,639)
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︶
65.8
全 体
(%)
ゃ
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性
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ー
男
性
68.5
(%)
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ず
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29.5
26.1
15.4
22.2
(%)
(%)
(%)
特
に
な
い
わ
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ら
な
い
そ
の
他
5.7
0.2
0.1
2.6
-
-
14.3
1.6
1.6
-
13.8
3.4
-
-
16.8
7.5
0.3
0.3
6.3
8.0
0.6
-
16.7
44.8
34.5
56.7
42.0
33.7
64.6
54.3
35.4
83.0
66.1
70.5
83.0
34.8
28.6
32.1
0.9
-
-
(n=66)
75.8
59.1
74.2
86.4
36.4
30.3
30.3
-
-
-
末子
中学生
(n=25)
80.0
84.0
76.0
-
-
-
末子
高校生以上
(n=542)
63.5
62.0
54.6
54.4
6.1
-
0.2
子どもは
いない
(n=169)
72.2
66.3
69.2
59.8
8.3
-
-
84.0
20.6
48.0
34.7
29.6
96
10.3
25.4
10.3
32.0
43.0
27.8
44.0
41.3
21.3
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