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仙台空港管理規則

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仙台空港管理規則
仙台空港管理規則
(目的)
第1条 この規則は、仙台空港(以下「空港」という。)について、仙台国際空港株式会社が国管理空港
運営権者として施設の管理、構内営業の規制その他空港を能率的に運営し、及びその秩序を維持する
ために必要な事項を定めることを目的とする。
(入場の制限又は禁止)
第2条 仙台国際空港株式会社は、混雑の予防その他管理上必要があると認める場合には、空港に入場
することを制限し、又は禁止することができる。
(団体入場)
第3条 20名(仙台国際空港株式会社が空港の利用状況を勘案してこれを超える人数を定めた場合は、
その人数)以上の者(航空機乗組員、旅客及び空港に勤務する者を除く。)が団体で空港に入場しよう
とする場合には、その代表者は、その旨を仙台国際空港株式会社に届け出なければならない。
(混雑の予告)
第4条 航空運送事業者は、その使用する航空機の離着陸に際して、歓送迎のため相当の混雑が予想さ
れる場合には、当該航空機の離着陸の予定日時の24時間前までに、その旨を仙台国際空港株式会社
に届け出なければならない。
(制限区域)
第5条 滑走路その他の離着陸区域、誘導路、エプロン、格納庫その他仙台国際空港株式会社が標示す
る制限区域には、次に掲げる者を除き、立ち入ってはならない。
一 その場に立ち入ることについて仙台国際空港株式会社の承認を受けた者
二 航空機に乗降する航空機乗組員及び旅客
(航空機による施設の使用)
第6条航空機の離着陸又は停留のための施設で仙台国際空港株式会社の管理するもの(以下「離着陸等
施設」という)を使用しようとする者は、次に掲げる事項をあらかじめ仙台国際空港株式会社に届け出
なければならない。これを変更しようとするときも、同様とする。
一 氏名又は名称及び住所
二 使用航空機の型式及び登録記号
三 使用日時
四 使用しようとする施設及び使用の目的
2 仙台国際空港株式会社は、前項の者に対し、航空機による離着陸等施設の使用について空港管理上
必要な指示をし、又は条件を附すことがある。
3 仙台国際空港株式会社は、前項の規定による指示又は条件に違反した者に対し、空港管理上必要な
限度において、空港の使用の停止その他必要な措置を命ずることがある。
(検査の実施の指示)
第6条の2 仙台国際空港株式会社又は国は、空港における旅客、航空機乗組員その他の者への危害及
び航空機の損壊を防止するため、空港を使用する航空運送事業者に対し、仙台国際空港株式会社の指
定する方法により当該航空運送事業者の運送する旅客及びその手荷物の検査を実施すべきことを指示
することがある。
2 航空運送事業者が前項の指示に違反した場合は、前条第3項の規定を準用する。
(施設の設置等)
第7条 空港内の土地、建物その他の施設を設置し、取得し、又は借用しようとする者は、仙台国際空
港株式会社との間で当該土地、建物その他の施設等についての賃貸借契約又は使用貸借契約等を締結
しなければならない。当該契約の締結にあたっては、次に掲げる事項を記載した申請書を、あらかじ
め仙台国際空港株式会社に提出しなければならない。
一 氏名又は名称及び住所
二 設置し、取得し、又は借用しようとする施設及びその用途
三 当該施設を設置し、取得し、又は借用しようとする理由
四 使用期間
五 現に行っている事業がある場合には、その事業の概要
2 前項の申請書には、戸籍抄本又は商業登記簿並びに設計及び工事の概要を示す書類を添付するもの
とする。
(施設の修理等)
第8条 施設の設置、取得又は借用の承認を受けた者(以下「施設利用者」という。)が当該施設を修理
し、改造し、移転し、又は除去しようとするときは、次に掲げる事項を記載した申請書を、仙台国際
空港株式会社に提出し、その承認を受けなければならない。ただし、仙台国際空港株式会社の認める
軽微な修理、改造、移転又は除去については、この限りでない。
一 氏名又は名称及び住所
二 修理し、改造し、移転し、又は除去しようとする施設
三 当該施設を修理し、改造し、移転し、又は除去しようとする理由
2 前項の申請書には、設計及び工事の概要を示す書類を添付するものとする。
3 仙台国際空港株式会社は、施設利用者に対し、当該施設の修理、改造、移転又は除去について必要
な指示をすることがある。
(施設の譲渡等の制限)
第9条 施設利用者は、当該施設を譲渡し、担保に供し、転貸し、又はその用途を変更することができ
ないものとする。ただし、特別の理由により当該施設を譲渡し、担保に供し、転貸し、又はその用途
を変更しようとするときは、次に掲げる事項を記載した申請書を、あらかじめ仙台国際空港株式会社
に提出し、その承認を受けなければならない。
一 氏名又は名称及び住所
二 譲渡し、担保に供し、転貸し、又はその用途を変更しようとする施設
三 相手方の氏名又は名称及び住所
四 変更後の用途
五 当該施設を譲渡し、担保に供し、転貸し、又はその用途を変更しようとする理由
2 前項の承認には、条件又は期限を附することができる。
(原状回復の義務)
第10条 施設利用者は、当該施設の使用を終えたとき又は第28条の規定により承認を取り消された
とき又は契約を解除されたときは、速かに当該施設を原状に回復しなければならない。但し、仙台国
際空港株式会社が承認した場合は、この限りでない。
(使用料)
第11条 離着陸等施設を使用する者は、着陸料、停留料又は保安料(以下「使用料」という」)を、次
に掲げるところにより、現金(日本国通貨とする。)で仙台国際空港株式会社に支払わなければならな
い。ただし、あらかじめ仙台国際空港株式会社が指定した者は、1月分を取りまとめて仙台国際空港
株式会社が指定する期限までに後納することができる。
一 着陸料は、着陸直後
二 停留料は、停留を終わった時。ただし1月以上停留している場合は、仙台国際空港株式会社が指
定する時
2 使用料の額(消費税法(昭和 63 年法律第 108 号)第7条の規定により消費税を免除することとされ
た航空機にあっては一号及び二号に規定する金額並びに三号に規定する金額を 1.08 で除した金額(た
だし、第13条の適用のある場合にあっては、その金額。以下同じ。)とし、それ以外の航空機にあっ
ては一号及び二号に規定する金額にそれぞれ 1.08 を乗じた金額並びに三号に規定する金額とする。)
は次のとおりとする。
一 着陸料
ア他人の需要に応じ、有償で旅客又は貨物の運送を行う国内航空に従事するジェット機(ターボジ
ェット発動機又はターボファン発動機を装備する航空機をいう。以下同じ。)については、航空機
の着陸 1 回ごとに、次に掲げる金額の合計額とする。
(ア)航空機の重量(当該航空機の最大離陸重量をいう。以下同じ。)をそれぞれ次の各級に区分
して順次に各料金率を適用して計算して得た金額の合計額
(a) 25 トン以下の重量については、1 トン(1 トン未満は 1 トンとして計算する。以下同じ。)
ごとに 750 円
(b) 25 トンを超え 100 トン以下の重量については、1 トンごとに 1,150 円
(c) 100 トンを超え 200 トン以下の重量については、1 トンごとに 1,490 円
(d) 200 トンを超える重量については、1 トンごとに 1,610 円
(イ)国際民間航空条約の附属書 16 に定めるところにより測定された離陸測定点と進入測定点に
おける航空機の騒音値(当該騒音値のない航空機にあっては、当該航空機について、その製
造国の政府機関の公表しているこれに準ずる騒音値)
(以下「騒音値」という。)を相加平均
して得た値(1EPN デシベル未満は 1EPN デシベルとして計算する。)から 83 を減じた値に
3,400 円を乗じた金額
(ウ)有償で運送された旅客数に 120 円の料金率を適用して計算して得た金額
イ アに規定するジェット機以外のジェット機については、航空機の着陸 1 回ごとに、次に掲げる
金額の合計額とする。
(ア)航空機の重量をそれぞれ次の各級に区分して順次に各料金率を適用して計算して得た金額
の合計額
(a) 25 トン以下の重量については、1 トンごとに 950 円
(b) 25 トンを超え 100 トン以下の重量については、1 トンごとに 1,380 円
(c) 100 トンを超え 200 トン以下の重量については、1 トンごとに 1,650 円
(d) 200 トンを超える重量については、1 トンごとに 1,800 円
(イ)ア(イ)の規定により計算して得た金額
ウ その他の航空機については、航空機の着陸 1 回ごとに、航空機の重量をそれぞれ次の各級に区
分して順次に各料金率を適用して計算して得た金額の合計額とする。
(ア)6 トン以下の航空機については当該重量に対し 1,000 円
(イ) 6 トンを超える航空機
(a) 6 トン以下の重量については、当該重量に対し 700 円
(b) 6 トンを超える重量については、1 トンごとに 590 円
二 停留料
停留料は、3 時間以上離着陸等施設内に停留する航空機について、離着陸等施設における停留時
間 24 時間(24 時間未満は、24 時間として計算する。)ごとに、航空機の重量をそれぞれ次の各級
に区分して順次に各料金率を適用して計算して得た金額の合計額とする。
ア 23 トン以下の航空機
(a) 3 トン以下の重量については、当該重量に対し 810 円
(b) 3 トンを超え 6 トン以下の重量については、当該重量に対し 810 円
(c) 6 トンを超え 23 トン以下の重量については、1 トンごとに 30 円
イ 23 トンを超える航空機
(a) 25 トン以下の重量については、1 トンごとに 90 円
(b) 25 トンを超え 100 トン以下の重量については、1 トンごとに 80 円
(c) 100 トンを超える重量については、1 トンごとに 70 円
三 保安料
ア 離陸した離着陸等施設の使用料金として、他人の需要に応じ、有償で旅客の運送を行うジェッ
ト機について、有償で運送された旅客数に 103 円の料金率を適用して計算して得た金額とする。
イ 離陸した離着陸等施設の使用料金として、他人の需要に応じ、有償で貨物(旅客手荷物、超過
手荷物、郵便物を除く。)の運送を行うジェット機について、有償で運送された貨物の重量 1 トン
ごとに 309 円の料金率を適用して得た金額(1 トンに満たない場合は徴収しない。)とする。
3 前項の場合において、ヤードポンド法による計量単位により重量が表示されているときは、1,000 ポ
ンド当たり 0.45359237 トンとして換算するものとする。
4 仙台国際空港株式会社は、第1項の規定に違反した者に対し、空港管理上必要な限度において、離
着陸等施設の使用の停止その他の必要な措置を講ずることがある。
(後納指定の取消)
第12条 前条第1項の規定により後納の指定を受けた者が、次の各号のいずれかに掲げる事項に該当
することとなった場合には、仙台国際空港株式会社は、その指定を取り消すことができる。
一 仮差押え、仮処分、強制執行、競売等の申立てその他担保権の実行等の保全措置がとられたとき。
二 破産、会社更生、民事再生、会社整理等の申立てがあったとき、清算手続きに入ったとき又は銀
行取引の停止処分を受けたとき。
三 後見開始又は保佐開始の審判を受けたとき(法人にあっては、その代表者がこれらの審判を受け
たとき。)。
四 裁判所の命令その他の理由による管財人の選任があったとき。
五 財務状況の悪化により、会社に対する債務の履行の遅滞その他債務の不履行があったとき又は債
務の履行に極めて重大な支障が生ずる恐れがあるとき。
六 航空運送事業者にあっては、その事業の停止命令があったとき又はその事業の許可が取り消され
たとき。
2 前条第1項の規定により後納の指定を受けた者が、指定を取り消された場合には、期限の利益を失
い、使用料その他仙台国際空港株式会社から提供を受けた施設の使用により発生した債務(土地又は
建物の賃貸借契約及びそれらに付随する契約により発生した債務を除く。)の全部を会社の指定する日
までに支払わなければならない。
(使用料の免除)
第13条 使用料は、第11条2項の規定にかかわらず、もっぱら外交上の目的又は公用のために使
用される航空機が使用する場合は徴収しない。
2 着陸料は、第11条2項一号の規定にかかわらず、次に掲げる場合には、徴収しない。
一 試験飛行のための着陸
二 離陸後やむを得ない事情のため、他の空港等(航空法(昭和 27 年法律第 231 号)第 2 条第 6 項に
規定する「空港等」をいう。以下同じ。)に着陸することなしに、空港に着陸する場合の着陸
三 やむを得ない事情による不時着
四 航空交通管制その他の行政上の必要から着陸を命ぜられた場合の着陸
3 第11条1項の規定により後納の指定を受けた者が支払う1月分の着陸料のうち第11条2項一号
ア(ウ)の規定により計算して得た金額の合計額に相当する分は、第11条2項一号の規定にかかわ
らず、その者が第11条2項一号アに規定するジェット機により有償で運送した旅客数(本条1項
又は前項の適用がある場合にあっては、0 人として計算する。)の路線ごとの1月分の合計が、その
者の当該ジェット機による提供座席数(提供された座席数の合計から無償で運送された旅客数の合
計を減じた数とし、本条1項又は前項の適用がある場合に提供された座席数を除く。)の路線ごとの
1 月分の合計に 10 分の 7 を乗じた座席数(1 席未満は 0 席として計算する。)を超える場合には、路
線ごとにその超える旅客数を減じた旅客数に相当する金額に軽減するものとする。
4 着陸料は、第11条2項一号の規定にかかわらず、直前に離島(離島振興法(昭和 28 年法律第 72
号)第2条第1項の規定により指定された離島振興対策実施地域にその全部若しくは一部が含まれ
る離島、奄美群島振興開発特別措置法(昭和 29 年法律第 189 号)第1条に規定する奄美群島又は沖
縄振興特別措置法(平成 14 年法律第 14 号)第3条第3号に規定する離島をいう。)若しくは沖縄島
に所在する空港等を離陸した航空機(国際航空に従事するものを除く。以下本項において同じ。)に
ついては、次のとおりとする。ただし、本条1項又は2項の規定に該当する場合は、この限りでは
ない。
一 直前に離島に所在する空港等を離陸した航空機については、ジェット機にあっては第11条2項
一号イの規定により計算して得た金額の 3 分の 2、その他の航空機にあっては第11条2項一号ウの
規定により計算して得た金額の 4 分の 1(重量が 6 トン以下の航空機にあっては 8 分の 1)に相当す
る金額とする。ただし、他人の需要に応じ、有償で旅客又は貨物の運送を行う場合については、ジ
ェット機にあっては、第11条2項一号アの規定により計算して得た金額の 6 分の 1、その他の航空
機にあっては当該相当する金額に更に 2 分の 1 を乗じた金額とする。
二 直前に沖縄島に所在する空港等を離陸した航空機(前号の場合を除く。)については、ジェット機
にあっては第11条2項一号ア又はイの規定により計算して得た金額の 6 分の 5、その他の航空機に
あっては第11条2項一号ウの規定により計算して得た金額の 2 分の 1(重量が 6 トン以下の航空機
にあっては 4 分の 1)に相当する金額とする。
5 停留料は、第11条2項二号の規定にかかわらず、本条 2 項四号の場合には、徴収しない。
6 保安料は、第11条2項三号の規定にかかわらず、本条 2 項三号又は四号の規定に該当する場合の
離陸について徴収しない。
(延滞金)
第14条 使用料をその支払期限までに支払わない者は、当該使用料の金額につき年 14.5 パーセントの割
合で支払期限の翌日からその支払を終えた日までの日数により計算した金額の延滞金を支払うものと
する。
(端数処理)
第15条 使用料の額及び前条の延滞金に 1 円未満の端数を生じたときは、これを切り捨てるものとする。
(旅客数等の報告)
第16条仙台国際空港株式会社は、空港管理上必要があると認めるときは、航空運送事業者等に対し、
旅客数、貨物量等について報告を求めることがある。
(構内営業)
第17条 空港において営業行為を行おうとする者は、仙台国際空港株式会社の承認を得なければなら
ない。
2 前項の承認を受けた者(以下「構内営業者」という。)は、営業行為を第三者に譲渡又は委託等して
はならない。ただし、仙台国際空港株式会社の書面による承認を得た場合はこの限りではない。
3 前項の承認には、条件又は期限を附すことがある。
(施設の一時的利用)
第18条 演説会、寄付金募集、広告、宣伝その他これに類する行為を行うため、一時的に空港施設を
利用しようとする者は、仙台国際空港株式会社の承認を受けなければならない。
(車両の使用及び取扱)
第19条 空港における車両の使用及び取扱については、以下に定めるところによる。
一 制限区域内においては、仙台国際空港株式会社の許可した者以外の者は、車両を運転してはなら
ない。
二 格納庫内においては、排気に対し防火装置のあるトラクターを除き、自動車両を運転してはなら
ない。
三 空港において、自動車両を駐車する場合には、仙台国際空港株式会社の定める駐車区域内で、仙
台国際空港株式会社の定める規則に従い、これを駐車しなければならない。
四 自動車両の修繕及び清掃は、仙台国際空港株式会社の定める場所以外の場所で行ってはならない。
五 空港に乗り入れる有料バスは、仙台国際空港株式会社の承認する場所以外の場所で乗客を乗降さ
せてはならない。
六 緊急の場合において前五号の定めによらず車両の使用又は取扱いをするときは、できるだけ速や
かに仙台国際空港株式会社に対してこれを通知又は報告し、仙台国際空港株式会社の指示に従わな
ければならない。
(禁止行為)
第20条 空港用地内においては、何人も次の行為を行ってはならない。
一 標札、標識、芝生その他空港の施設又は駐車中の車両を、き損し、又は汚損すること。
二 定められた場所以外の場所に、ごみその他のものを遺棄すること。
三 仙台国際空港株式会社の承認を受けないで、武器、爆発物又は危険を伴う可燃物を携帯し、又は
運搬すること(公用者、施設の利用者又は営業者が、その業務又は営業のためにする場合を除く。)。
四 仙台国際空港株式会社の承認を受けないで、裸火を使用すること。
五 航空機、発動機、プロペラその他の機器を清掃する場合には、野外又は消火設備のある耐火性作
業所以外の場所で、可燃性又は揮発性液体を使用すること。
六 仙台国際空港株式会社の特に定める区域以外の場所に、可燃性の液体、ガスその他これに類する
物件を保管し、又は貯蔵すること(仙台国際空港株式会社の承認した場合又は航空機にそのために
設備された容器に入れて、機内に保管する場合を除く。)。
七 仙台国際空港株式会社が喫煙を禁止する場所において、喫煙すること。
八 給油又は排油作業中の航空機から、30メートル以内の場所で喫煙すること。
九 給油若しくは排油作業、整備又は試運転中の航空機から30メートル以内の場所に立ち入ること
(その作業に従事する者を除く。)。
十 仙台国際空港株式会社の定める条件を具備する建物内の耐火及び通風設備のある室以外の場所で、
ドープ塗料の塗布作業を行うこと。
十一 格納庫その他の建物の床を清掃する場合に、揮発性可燃物を使用すること。
十二 油の浸みたぼろその他これに類するものを、適当な金属性容器以外に遺棄すること。
十三 動物を連れてターミナル・ビル及び制限区域に立ち入ること(身体障害者補助犬法(平成 14
年法律第 49 号)第二条第一項に規定する身体障害者補助犬又はこれと同等の能力を有すると認め
られる犬を連れて立ち入る場合を除く。)。
十四 前各号の外、秩序を乱し、又は他人に迷惑を及ぼす行為をすること。
(事故報告)
第21条 空港内にある者は、空港で犯罪、火災その他重大な事故が発生したことを知ったときは、で
きるだけ速かに仙台国際空港株式会社の従業員又は警察署又は消防署に届け出なければならない。
(給油作業等)
第22条 航空機の給油又は排油については、以下に定めるところにより、作業を行わなければならな
い。
一 次の場合には、航空機の給油又は排油を行わないこと。
イ 発動機が、運転中又は加熱状態にある場合
ロ 航空機が、格納庫その他閉鎖された場所内にある場合
ハ 航空機が、格納庫その他の建物の外側15メートル以内にある場合
ニ 必要な危険予防措置が講ぜられる場合を除き、旅客が航空機内にいる場合
二 給油又は排油中の航空機の無線設備又は電気設備を操作し、その他静電火花放電を起すおそれの
ある物件を使用しないこと。
三 給油又は排油装置を、常に安全かつ確実に維持すること。
(無線設備の操作の禁止)
第23条 格納庫内にある航空機の無線設備は、操作してはならない。
(制止・退去)
第24条 仙台国際空港株式会社は、以下に掲げる者に対し、制止又は退去を命ずることがある。
一 第2条又は第3条の規定に違反して、入場した者
二 第5条の規定に違反して、制限区域に立ち入った者
三 第17条の規定に違反して、営業を行った者
四 第18条の規定に違反して、施設の利用を行った者
五 第19条の規定に違反して、車両を使用した者
六 第20条の規定に違反して、禁止行為を行った者
七 第22条の規定に違反して、給油作業を行った者
八 第23条の規定に違反して、無線設備の操作を行った者
(検査)
第25条 仙台国際空港株式会社は、施設の管理及び構内営業の適正を確保するため必要があるときは、
その従業員に、施設利用者又は構内営業者の施設又は事業場に立ち入って、施設の状況又は経営の状
態等について検査させることがある。
(報告の要請)
第26条 仙台国際空港株式会社は、空港管理上必要があるときは、施設利用者又は構内営業者に対し、
施設又は営業の状況等について、報告を求めることがある。
(使用の停止等)
第27条 仙台国際空港株式会社は、空港管理上特に必要があるときは、施設利用者に対し、当該施設
について、使用の停止又は修理、改造、移転、除去その他必要な措置を命ずることがある。
2 仙台国際空港株式会社は、空港管理上特に必要があるときは、構内営業者に対し、営業の停止その
他当該営業について必要な措置を命ずることがある。
(承認の取消)
第28条 仙台国際空港株式会社は、施設利用者又は構内営業者が、法令若しくはこの規則又は承認に
附した条件に違反したときは、承認を取り消すことがある。
附則
(着陸料の特例)
第1条 第11条2項一号に規定する着陸料については、同号の規定の適用に関して特例を定めるもの
とする。
着陸料の特例
仙台空港管理規則(以下「規則」という。)附則第 1 条の規定に基づき、着陸料の特例を次のとおり定め
る。
一.別表の 1 の項、3 の項及び 4 の項の左欄に掲げる航空機であって、他人の需要に応じ、有償で旅客又
は貨物の運送を行うものについての着陸料の額についての規則第 11 条 2 項一号の規定の適用につい
ては、規則第 11 条 2 項一号の規定中「合計額とする」とあるのは、同表の中欄に掲げる期間におい
て、同表の右欄に掲げる字句に読み替えるものとする。
二.別表の 2 の項の左欄に掲げる航空機であって、他人の需要に応じ、有償で旅客又は貨物の運送を行う
ものについての着陸料の額についての規則第 13 条 4 項二号の規定の適用については、規則第 13 条4
項二号の規定中「ジェット機にあっては規則第 11 条 2 項一号ア又はイの規定により計算して得た金
額の 6 分の 5、その他の航空機にあっては規則第 11 条 2 項一号ウの規定により計算して得た金額の 2
分の1(重量が 6 トン以下の航空機にあっては 4 分の 1)」とあるのは、同表の中欄に掲げる期間に
おいて、同表の右欄に掲げる字句に読み替えるものとする。
三.一号の規定にかかわらず、別表の 1 の項の左欄に掲げる航空機であって、他人の需要に応じ、有償で
旅客又は貨物の運送を行うもののうち国内航空に従事するものについての着陸料の額についての規
則第 11 条 2 項一号の規定の適用については、平成 28 年 7 月 1 日から平成 29 年 3 月 31 日までの間、
規則第 11 条 2 項一号の規定中「合計額とする」とあるのは、
「合計額に、2 分の 1 を乗じた金額(当
該航空機の最大離陸重量が 50 トン以下であるときは、当該金額に更に 10 分の 9 を乗じた金額)とす
る」と読み替えるものとする。
別表
航空機
期間
金額
1.空港に着陸する航空機(規則第 13 条 4 項一号た
平成 28 年 7 月 1 日
合計額に 10 分の 7 を乗じた
だし書に規定するもの並びに次項、3 の項及び 4 の項
から当分の間
金額とする
に掲げるものを除く。)
2.規則第 13 条 4 項二号に規
ジェット機(ターボジ
平成 28 年 7 月 1 日
規則第 11 条 2 項一号ア又は
定する航空機
ェット発動機又はタ
から平成 29 年 3 月
イの規定により計算して得
ーボファン発動機を
31 日までの間
た金額の 6 分の 1
装備する航空機をい
う。以下同じ。)
その他の航空機
規則第 11 条 2 項一号ウの規
定により計算して得た金額
の 8 分の 1(重量が 6 トン
以下の航空機にあっては 16
分の 1)
3.空港に着陸する航空機のうち国際旅客チャータ
平成 28 年 7 月 1 日
合計額に 2 分の 1 を乗じた
ー便(貸切契約に基づき運航される国際航空に従事
から平成 29 年 3 月
金額とする
する航空機であって、旅客の運送を行うものをい
31 日までの間
う。)であるもの
4.直前に沖縄島に所在する
ジェット機
空港等を離陸した航空機(国
際航空に従事するものであ
って、貨物の運送を行うもの
に限る。)
その他の航空機
平成 28 年 7 月 1 日
合計額に 6 分の 1 を乗じた
から平成 29 年 3 月
金額とする
31 日までの間
合計額に 8 分の 1(重量が 6
トン以下の航空機にあって
は 16 分の 1)を乗じた金額
とする
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