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提案書作成にあたっての留意点及びスケジュール

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提案書作成にあたっての留意点及びスケジュール
中国運輸局
29年度VJ地方連携事業
提案書作成にあたっての留意点及びスケジュール
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平成29年度VJ地方連携事業提案書作成の留意点 (その1)
中国運輸局
1.VJ事業の概要について
訪日ツーリズムの飛躍的拡大のため、国、地方公共団体及び民間が一体・一丸となって取り組む、国を挙
げての戦略的なキャンペーンです。
中国ブロック戦略の対象市場は、台湾、タイ、米国、仏国、香港、中国、韓国、豪州の8市場。
国全体では、以下の20市場が対象市場。 (なお、その他市場は個別にご相談ください。)
中国、韓国、台湾、米国、香港、豪州、タイ、シンガポール、マレーシア、インドネシア、カナダ、英国、
フランス、ドイツ、フィリピン、ベトナム、インド、ロシア、イタリア、スペイン
2.VJ地方連携事業について
VJ地方連携事業とは、国以外の実施主体が地方の特性を活かした訪日外国人旅行者の誘致促進事業を
計画し、国がVJ地方連携事業として認めた事業を言います。
VJ地方連携事業としては、訪日外国人旅行者の誘致促進事業として効果が高く、また広範囲での事業展
開等が見込めるなど以下の要件を満足する事業を優先的に選ぶことにしております。
また、事業の効率的な展開を図るため、「29年度連携事業中国ブロック戦略」に合致する事業の提案を期
待しております。(なお、対象市場以外においても十分な効果が期待される事業があれば事前相談ください)
①事業の総合化が図られていること
・「エージェント招請事業」「PRツール作成事業」といった単発の事業よりも、複数事業を連動させるなど、効果
的に総合化が図られた事業となっているものが優先されます。
例:ツアー造成支援事業は、ファムトリップのみならず、商談会の開催等受入れ側とのニーズのマッチング
を行うなどの機会を設定するなど。
・また、事業の実施時期については、旅行シーズン等との整合性に注意すること。
平成29年度VJ地方連携事業提案書作成の留意点 (その2)
中国運輸局
②広範囲(中国地方全域など)での事業展開が行われること
・可能な限り広範囲での事業展開が行なわれること(イメージ:少なくとも2県以上にわたる事業)。
・中央事業と地方連携事業との積極的な連携が図られていること。
・事業の実施内容は、中国ブロックの強みを活かすと同時に他ブロックとの差別化を意識すること。
・中国ブロック全体の認知度向上につながる事業。
・その他、広範囲での事業となるよう、統一したテーマにより複数地域からの提案を組み合わせスケールメリ
ットを創出するなど、工夫を凝らした事業
③新たなターゲットに向けてニーズに合った情報・コンテンツを発信する事業
・新たなターゲットに向けて、ニーズに合った中国地方ならではの情報やメニュー・コンテンツを発信する事業
④訪日教育旅行・インセンティブ旅行を促進するための事業
⑤国家イベントや二国間の周年を活用した事業
⑥より具体的な効果が得られるような事業
・効果については、定性的な効果より定量的(訪日ツアー人数等)な効果が求められているため、効果が的
確に把握できるような事業とすること。
3.VJ地方連携事業に対する国の負担割合について
VJ地方連携事業における国の負担は、総事業費の50%以内となっています。(補助金や負担金ではあり
ません。)
4.VJ地方連携事業の実施報告等について
VJ地方連携事業は、事業終了後、国へ報告書の提出が義務づけられています。報告書には事業全体の
内容とその効果等の記載が必須です。(なお、報告書は国土交通省(中国運輸局)が連携していることが確
認出来るようにしてください。)
平成29年度VJ地方連携事業提案書作成の留意点 (その3)
中国運輸局
5.事業種別毎の留意点
(1)旅行会社招請事業
旅行会社招請事業は訪日外国人旅行者の誘客促進を行う上で効果的な手段ですが、第三者から観光旅行
をさせているだけではないかなどの誤解を招かぬよう、事業実施にあたっては必ず地元での商談会や交流会
の開催等を連動して行うなど、事業効果が確実に得られるものとしてください。
経費負担については、商談会等開催経費、交通費、宿泊費等については、VJ負担割合の範囲内であれば
問題はありません。ただし、過度のアルコールやお土産等、常識的に国費負担にそぐわない経費は認められ
ません。
また、宿泊施設のランク等については、事業の性格上、造成しようとするツアーの内容に見合った宿泊は問
題ありませんが、当該宿泊施設のメリットも考慮し費用は交渉等により出来るだけ抑えてください。
(2)旅行商品などの共同広告
地域の観光イメージ等とツアー商品の共同広告は、新聞の一面を日本のイメージで埋められる等紙面の工
夫により効果的な成果が期待できます。ただし、特定の旅行会社1社との連携事業は特定の者の利益誘導に
なるため原則認められません。
市場により様々な事情はありますが、紙面には複数の旅行会社のツアー商品が掲載され、地域の観光イメ
ージの掲載料、企画料等は国・連携先負担とし、商品広告部分は面積比等により旅行会社に応分の負担を求
めるなど、効果的な紙面作りが大事になります。(VJ事業ロゴマークの掲載も必須条件です。)
(3)メディア招請事業
メディア招請事業を行う場合は、必ずTV放映や記事掲載が確実な相手を招請してください。
(旅行会社招請事業も同様ですが、結果的にTV放映や記事掲載、ツアー商品の造成がなされなかった場合
は、まさに無駄な国費を支出したことになります。)
平成29年度VJ地方連携事業提案書作成の留意点 (その4)
中国運輸局
(4)広告宣伝事業
広告宣伝事業は「旅行商品との共同広告」が効果的と思われますが、相手国の認知度が低い、特別なイベ
ントがある等の場合行っています。連携事業として経費的に特段の制約はありませんが、訪日外国人旅行者
の増加に寄与するような企画力が求められます。
(5)イベント事業
イベント事業は、シンポジウムや商談会の開催と旅行会社やメディアの招請を組み合わせるなど、複合的な
事業とすることでより大きな効果が望めます。
経費負担については、イベント等開催経費、招請旅行の交通費、宿泊費等については特に問題ありません。
ただし、レセプションや各地域の交流会でのアルコールを伴う飲食等の経費は常識的な範囲内でのみ拠出が
可能です。
(6)印刷物等
パンフレット等の印刷物は、対象市場のニーズに合わせた誘客に効果的なものであること。
また、企画段階で、配布先や使用方法等がしっかりとプランニングされていること。(ただ当地に来た人に配
るだけの印刷物等の作成は原則認められません。)
6.VJ(ビジット・ジャパン)事業のロゴマークについて
※ ロゴにつきましては事業の種類にかかわらず目立つ場所への掲示・掲載をお願いいたします。
平成29年度VJ地方連携事業提案書入手方法及び提出先
中国運輸局
1.平成29年度VJ地方連携事業提案書様式等入手方法
中国運輸局ホームページよりダウンロードください。
中国運輸局ホームページトップ
→役立つ情報 (画面右側)
→お知らせ関係
→
→平成29年度VJ地方連携事業に関する提案募集について
29
2.平成29年度VJ地方連携事業提案書提出先(平成28年11月7日〆切り)
提案書に必要事項を記載し、参考資料を添付のうえ、以下アドレスへ
メールにて提出してください。(〆切り期限厳守)
E-mail:[email protected]
問い合わせ先:中国運輸局観光部国際観光課 082-228-8702
平成29
平成
29年度
年度VJ地方連携事業スケジュール
スケジュール
観光庁
28年9月15日
28年11月7日
中国運輸局
◆ブロック説明会&マーケット研究会参加
◆事業計画の検討開始
◆29年度VJ事業提案の運輸局募集締
め切り
◆VJ事業提案提出期限(運輸局へ)
28年11月下旬
28年12月上旬
◆29年度事業計画(統合ファイル)を観
光庁へ提出
◆29年度事業計画の
ヒアリング
29年1月下旬
~29年2月下旬
事業計画の査定、査
定額の決定
29年3月上旬
29年3月下旬
◆査定額の通知
地域(地方公共団体・観光関
係団体・民間事業者等)
◆ブロック説明会&マーケット研究会開催
◆連携先からの事業提案の募集開始
◆29年度提案事業計画の取り纏め
◆JNTOへ意見照会・集約(整理)
28年12月中旬
~29年1月中旬
中国運輸局
◆観光庁・JNTO意見への回答
(事業計画の修正等)
◆予算要求等
※連携先により時期等は前後
◆順次公募手続き等を開始
◆運輸局→連携先
・事業計画採択等通知
(事業計画の見直し等の場合もあり)
◆29年度事業計画の確定及び観光庁
への提出
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