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2011年度ベーシック(環境)のレポートまとめ

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2011年度ベーシック(環境)のレポートまとめ
2011 年度「環境報告書を読んで行動する技術」レポート集計
2011 年度教養教育ベーシック
「環境報告書を読んで行動する技術」レポート集計
学部新入生の環境問題への興味と
大学における学部新入生が興味を持つ環境配慮の活動
平成23年10月
熊本大学環境安全センター
1
2011 年度「環境報告書を読んで行動する技術」レポート集計
目次
はじめに................................................................................................................................................ 2
第 1 章 教養教育「ベーシック」について.................................................................................... 3
1.授業の目標 ................................................................................................................................ 3
2.授業の内容 ................................................................................................................................ 3
3.講義「環境報告書を読んで行動する技術」について ........................................................ 4
第 2 章 学部新入生の環境問題への興味........................................................................................ 5
1.全体(人数) ............................................................................................................................ 5
2.文学部(人数) ........................................................................................................................ 5
3.教育学部(人数) .................................................................................................................... 6
4.法学部(人数) ........................................................................................................................ 6
5.理学部(人数) ........................................................................................................................ 6
6.医学部(人数) ........................................................................................................................ 7
7.薬学部(人数) ........................................................................................................................ 7
8.工学部(人数) ........................................................................................................................ 7
第 3 章 大学における学部新入生が興味を持つ環境配慮の活動................................................ 8
1.大学別の環境報告書の紹介数 ................................................................................................ 8
2.東北大学 .................................................................................................................................... 8
3.東京大学 .................................................................................................................................. 25
4.千葉大学 .................................................................................................................................. 49
5.新潟大学 .................................................................................................................................. 69
6.信州大学 .................................................................................................................................. 75
7.名古屋大学 .............................................................................................................................. 81
8.三重大学 .................................................................................................................................. 96
9.京都大学 ................................................................................................................................ 105
10.島根大学 ........................................................................................................................ 128
1
2011 年度「環境報告書を読んで行動する技術」レポート集計
はじめに
環境に関する問題を「環境問題」、環境問題に対する課題を「環境課題」と言います。現
代社会は、
「環境問題」を認識しており、
「環境課題」を探して「環境問題」の解決へ進み始
めています。私は、この「環境課題」は「低炭素社会」、
「循環型社会」、
「自然共生社会」の
構築にあると思います。さらにこれらの社会を構築するために環境教育を含む「環境マネジ
メント活動」が重要であると考えています。
熊本大学では、本学の環境負荷に関する情報や、環境に配慮した活動を紹介する環境報告
書を毎年発行しています。これは「環境情報の提供の促進等による特定事業者等の環境に配
慮した事業活動の促進に関する法律(環境配慮促進法)」の「特定事業者」に熊本大学が該
当しているためです。しかし熊本大学は、この環境報告書の作成を通じて、ここ数年で環境
に配慮した活動をかなり推進させています。環境報告書作成には、手間も費用もかかります
が、これを大学教育に活かすことで、効率のよい環境教育になると私は考えています。
熊本大学環境安全センターでは、学生に対する環境教育の一環として、2008 年(平成 20
年)より「環境安全に関する講義」を学部新入生および大学院新入生に対して行ってきまし
た。2011 年(平成 23 年)からは、学部新入生を対象に教養教育ベーシックにおいて「環境
報告書を読んで行動する技術」というタイトルで e-ラーニングを使った講義が行えるように
なりました。これらの環境教育は、「環境課題」である「低炭素社会」、「循環型社会」、「自
然共生社会」、
「環境マネジメント活動」について、それらの現状と熊本大学の取組を本学の
環境報告書を使って教育をしています。特に e-ラーニング形式で講義を行っているので、他
大学の環境報告書も利用することができ、比較することで教育効果は大きくなっていると感
じています。ここに教養教育ベーシックで学生が提出したレポートをまとめました。ご興味
のある方は、是非ご覧ください。
最後になりましたが、教養教育ベーシックで環境教育が行えるように御協力を賜った本学
の大学教育機能開発総合研究センター准教授の本間里見様、e-ラーニング推進機構准教授の
松葉龍一様、e-ラーニング推進機構の伊澤 睦様、坂本瑞穂様、橋本孝司様、龍 富美子様、
大学院社会文化科学研究科助教の根本淳子様に御礼を申し上げます。
2011 年(平成 23 年)10 月
熊本大学環境安全センター
専任教員(准教授)
山口 佳宏
何かご質問等ございましたら、熊本大学環境安全センターの山口にご連絡下さい。
ホームページ
http://www.esc.kumamoto-u.ac.jp
メールアドレス
[email protected]
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2011 年度「環境報告書を読んで行動する技術」レポート集計
第 1 章 教養教育「ベーシック」について
1.授業の目標
大学における学習の準備として、熊本大学の学生として共通して身に付けるべき、基本的
な大学に対する考え方・学習方法・大学生活において求められる知識を習得する。大学教育
へのオリエンテーション科目と位置づけられる。具体的には、以下の3つを学習目標とする。
(1)熊本大学の歴史・活動を通して帰属意識を高め、自己の大学における目標を定めるこ
とができる。
(2)レポートの作成及び情報検索の方法を理解し、大学での学習に必要な文章表現ができ
る。
(3)大学における環境・安全・健康の問題に関心を持ち、これらの問題に自ら積極的に取
り組む姿勢を身に付ける。
2.授業の内容
ベーシックは、前学期を前半と後半に分け8回の講義で構成され、7つの講義内容につい
てオムニバス形式で講義する。e ラーニング教材を併用し、内容理解確認のための試験や課
題の提出はオンラインで実施する。各講義の目標及び内容を以下に示す。
(1講)熊大 A to Z
熊本大学の歴史、教育、研究、社会貢献を理解する。また、「ベーシック」全体の内容を理
解する。
(2講)一年次生のためのキャリアガイダンス
大学での身近な目標を設定する。社会の求めるものと学生生活がどうつながるのかを理解す
る。
(3講及び4講)レポート作成の基本
レポートや論文の基本構造を身につける。論理的で「わかりやすい文章」を書く力を養う。
(5講)図書館活用法
大学図書館を活用して資料を検索する方法を身につける。
(6講)環境報告書を読んで行動する技術
環境報告書から環境負荷の状態を理解して、環境負荷を低減させ、かつ環境に配慮した行動
ができるようになる。
(7講)生活のまわりのリスク
安全は人間が作るものであることを理解して、生活の中に潜むリスクの存在を知り、一般的
なリスク低減方法を習得する。
(8講)大学における薬物乱用および飲酒の問題
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2011 年度「環境報告書を読んで行動する技術」レポート集計
大学生になると自由度の高い日常生活が可能となるが、その環境下でいかに行動するのが自
分にとって大切かを理解する。
3.講義「環境報告書を読んで行動する技術」について
(1)講義内容
○90 分間の e-ラーニング
Step 1 学習リソース
第 1 章 環境報告書について
第 2 章 低炭素社会について
第3章
第4章
第5章
循環型社会について
自然共生社会について
環境マネジメント活動について
第 6 章 「えこあくと」に対するアンケート
Step 2 オプショナルコンテンツ
省庁関係のホームページサイトの紹介
民間関係のホームページサイトの紹介
検定関係のホームページサイトの紹介
資格関係のホームページサイトの紹介
Step 3 Web 課題
「低炭素社会」、
「循環型社会」、
「自然共生社会」、
「環境マネジメント活動」で関
心のある分野を選択し、東北大学、東京大学、千葉大学、新潟大学、信州大学、
名古屋大学、三重大学、京都大学、島根大学(環境報告書に関する受賞大学)の
環境報告書を読んで、関心のある分野で興味を持った活動を紹介する。
(2)受講者数(2011 年度前期)
対象者数:1820 人(学部新入生)
受講者数:1754 人(理学部、教育学部は選択科目)
出席者数:1675 人
アンケート回答数:1699 人
レポート提出数:1632 人
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2011 年度「環境報告書を読んで行動する技術」レポート集計
第 2 章 学部新入生の環境問題への興味
本講義では、持続可能な社会の構築に向けて、4つの分野「低炭素社会」、
「循環型社会」、
「自然共生社会」、
「環境マネジメント活動」が必要であることを言うために、これらの社会
がどのような活動によって築かれ、どのような効果を生み出すか講義している。
そこで本講義を受講した学部新入生に対して、興味を持った分野に対するアンケートを行
った。
1.全体(人数)
環境マネジメント
活動, 409
低炭素社会, 503
自然共生社会,
175
循環型社会, 545
2.文学部(人数)
環境マネジ
メント活動,
39
低炭素社会,
50
自然共生社
会, 17
循環型社会,
66
5
2011 年度「環境報告書を読んで行動する技術」レポート集計
3.教育学部(人数)
環境マネ 低炭素社
会, 52
ジメント
活動, 84
循環型社会,
111
自然共生社
会, 35
4.法学部(人数)
環境マネジ 低炭素社会,
43
メント活動,
61
循環型社会,
92
自然共生社
会, 21
5.理学部(人数)
環境マネジメ
ント活動, 11
低炭素社会,
33
自然共生社
会, 15
循環型社会,
21
6
2011 年度「環境報告書を読んで行動する技術」レポート集計
6.医学部(人数)
環境マネジメ
ント活動, 63
低炭素社会,
83
自然共生社
会, 30
循環型社会,
83
7.薬学部(人数)
環境マネジメ
ント活動, 32
自然共生社
会, 6
低炭素社会,
33
循環型社会,
22
8.工学部(人数)
環境マネ
ジメント
活動, 119
低炭素社会,
209
自然共生社
会, 51
循環型社会,
150
7
2011 年度「環境報告書を読んで行動する技術」レポート集計
第 3 章 大学における学部新入生が興味を持つ環境配慮の活動
本講義では、関心のある分野を「低炭素社会」、
「循環型社会」、
「自然共生社会」、
「環境マ
ネジメント活動」から選び、さらに他大学の環境報告書を読んで、関心のある分野で興味を
持った環境に配慮した活動を紹介するというレポートを提出してもらった。他大学の環境報
告書は、財団法人地球・人間環境フォーラムによる「環境コミュニケーション賞」および東
洋経済新報社による「環境報告書賞」を受賞した経験がある大学9大学を選択した。
以下に、大学別に興味を持った環境配慮の活動の紹介を分野別に並べて掲載した。
1.大学別の環境報告書の紹介数
島根大学, 68
東北大学,
223
京都大学,
317
東京大学,
324
三重大学,
109
千葉大学,
253
名古屋大学,
194
信州大学, 73
新潟大学, 69
2.東北大学
環境マネジメ
ント活動, 86
低炭素社会,
86
循環型社
会, 37
自然共生社
会, 14
8
2011 年度「環境報告書を読んで行動する技術」レポート集計
<低炭素社会>
「2 アップ、3 ダウン」というエレベータの使用回数を減らし、階段の利用を推奨する取り組みがすば
らしいと思った。この活動は二酸化炭素削減のほかに、一人ひとりの環境に対する意識改革にもつなが
ると思うのでとても良いと活動だと思う。
東北大学では、月一回のノーカーデー運動を実施しているそうです。マイカー通勤を一度になくすこと
は困難ですが、ノーカーデーを作ることによって、学生や職員の意識も向上するはずなので、非常によ
い取り組みだと思います。
東北大学では、温室効果ガス削減を毎年度2%削減することを目標に掲げており、その一環としてエレ
ベーターの使用を控え、階段を利用しようという取り組みが行われている。この活動を推進するために、
啓発ステッカーをすべての建物のエレベーターホール掲示している。省エネ機器等の導入だけでなく、
学生の省エネに対する意識の向上も重要なポイントだと言える。
東北大学では「平成 20 年度から平成 24 年度まで、二酸化炭素排出量を原卖位で毎年度 2%削減する。」
という目標を掲げ、青葉山に移転する新キャンパス地区では省エネルギー効果の高い研究教育施設の設
置を進めている。また、既存研究教育施設のエネルギー効率診断を行い、最適な省エネ化を図っている。
東北大学では、低炭素社会を目指すため、川渡地区の森林を生かして温室効果ガスを削減する自然を生
かした取り組みと、新キャンパス地区での省エネルギー効果の高い研究教育施設の設置を進めるという
技術を生かした二つの側面から取り組んでいる。また、既存研究教育施設のエネルギー効率診断を行い、
最適な省エネ化を図ることも行っている。
東北大学が行っている二酸化炭素排出量の「見える化」システムは、二酸化炭素の排出量を、具体的に
数値化することによって、排出量の情報をリアルタイムに提供することによって、データの蓄積を行う
ことのできる画期的なシステムである。
大学全体での二酸化炭素排出量を計算し、それを効率的に減らすために公共交通機関の利用を大学全体
で推進したり、月に一度のノーカーデーを行うなどの取り組みがある。また、徒歩での通学を推奨した
りするためのポスターなどが作成されている。
東北大学で排出している CO2 量をグラフにして「見える化」し、削減できているかがわかりやすくな
っている。また、「見える化」した CO2 排出量をリアルタイムで提供していることは CO2 に関しての
意識が高まると重い画期的だと思った。
東北大学が温暖化防止対策で、2008 年度に「東北大学における温室効果ガス排出削減等のための実施
計画」を策定したことです。内容は、2012 年度までに、二酸化炭素排出量を原卖位で毎年度 2%削減す
るこために、エネルギー効率の高い施設の建設や機器の導入、教職員、学生に対して省エネルギーへの
取り組みを推進しています。2009 年度には前年度よりも原卖位で 4.1%の現象が見られています。
本学には青葉山に一部キャンパスの移転を計画しているが、新キャンパス地区では省エネルギーを進
め、既存研究教育施設のエネルギー効率診断を行い、最適な省エネ化を図っている。また、教職員、学
生への啓発を図り、日常業務・教育時の不要な温室効果ガス排出を削減する
東北大学での排出している温室効果ガスのほとんどが二酸化炭素である。そのため東北大学では本館エ
アコンの集中管理、CO2 排出量の「見える化」を実施した。この CO2 排出量の見える化とはリアルタ
イムで電力消費量と CO2 排出量を学内に設置したディスプレイに表示するものだ。
より良い環境を求め、東北大学インテグレーション教育研究棟新営建築設計業務ほか16件の設計業務
について、温室効果ガス等の排出の削減に配慮する内容を含む技術提案を求め、総合的に勘案して最も
優れた技術提案を行ったものを特定する環境配慮型プロポーザル方式を実施。
東北大学は、青葉山に一部キャンパスの移転を計画しているが、そこでは省エネルギー効果の高い研究
教育施設の設置を計画している。また、今存在している研究教育施設のエネルギー効率診断を行い、最
適な省エネ化を図っている。そして削減目標として平成 20 年度から平成 24 年度まで、二酸化炭素排出
量を原卖位で毎年度 2%削減することを目標としている。
東北大学では地球温暖化防止を目的として、二酸化炭素排出量の削減やエネルギー使用量を原卖位で前
年度比1%以上削減を環境目標として掲げている。そのための環境活動計画として冷暖房時の適正な温
度管理の実施、啓発活動による隣接階へのエレベーター利用の抑制、昼休み時等の消灯及びこまめな消
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2011 年度「環境報告書を読んで行動する技術」レポート集計
灯の徹底、高効率照明器具への更新及び照明器具のセンサー化の実施などをあげている。
温室効果ガス排出削減等のための実施計画の推進として、冷暖房時の適正な温度管理の実施、啓発活動
による隣接階へのエレベータ利用の抑制、昼休み時等の消灯及びこまめな消灯の徹底、空調機を省エネ
性能の高い製品に更新を図る、月1回ノーカーデー運動の実施などを行っている。
新キャンパス地区で省エネルギー効果の高い研究教育施設の設置を進めていて、また既存教育研究施設
のエネルギー効率診断を行い、最適な省エネ化を図っている。さらに川渡地区の森林による温室効果ガ
ス吸収能力を有効に利用している。そして教職員や学生への啓発をはかって、日常業務や教育時の不要
な温室効果ガス排出を削減している。
青葉山に新キャンパスを移転するときに当たって、新キャンパス地区では、省エネルギーの効果の高い
研究教育施設の設置を進める。また、既存研究教育施設のエネルギー効率診断を行い、最適な省エネ化
を図っている。さらに、川渡地区の森林による温室効果ガス吸収能力を有効に利用する。最後に、教職
員、学生への啓発をはかり、日常義務・教育時の不要な温室効果ガス排出を削減する。削減目標として
は、平成 20 年度から平成 24 年度まで、二酸化炭素排出量を原卖位で毎年度 2%;削減する。
温室効果ガス排出削減等のための実施計画の推進において、冷暖房時の適正な温度管理の実施に好感を
もった。省エネをおこなうからといって冷暖房を切る活動をよく見かけるが、それでは持続可能な活動
いえない。適切な温度調整を行うことで、無駄に電力を消費することもなく、快適に活動を続けられる
と考える。
月 1 回、ノーカーデー運動を実施している。そして、通勤通学に公共交通機関を利用することを奨励し、
できるだけエネルギーを使わない、低炭素社会の実現に努力している。また、OA 機器を省エネモード
に設定したり、エレベータ利用の抑制なども行っている。
東北大学では、二酸化炭素の削減のため、学内で使用する文具などの様々な用具を、環境に対する負荷
の尐ないものにしていく活動を行っていています。この活動によって東北大学は、焼却の際の負担を減
らし、低炭素社会を提案しています。
東北大学は、学生・先生の環境に対する意識を高めることを目標にしている。一人一人が、こまめに電
気を消せば、省エネにつながっていく。みんなが、環境に対して考えやすいように、CO2 の排出量を示
すモニターが置かれていた。一人では、小さな力だけれども、集まれば大きな力になると思った。
学内で使わない電気はなるべく使わないこと。また、通信手段は、メールとすること。月1回のノーカ
ーデーを設けること。雤水の利用、啓蒙活動、また、分煙機能を充実させて、換気代を減らすこと。
「エコページェント」と呼ばれるイベントの中で、市民が自転車をこいで発電した電気や使い古しの乾
電池から吸い上げたエネルギーを蓄電し、約 300 個の LED 電球を点灯させる市民参加型・体験型イベ
ントなどを行った。
東北大学では京都議定書を受け、平成 20 年度から 24 年度まで毎年二酸化炭素排出量を 2 パーセント削
減すると目標を立てた。そしてその目標を達成するためにエアコンの集中管理、二酸化炭素排出量をリ
アルタイムで見えるようにしたことで目標実行を実現している。
東北大学では2009年より教育・研究エネルギーとして、電力、都市ガス・A 重油、液化石油ガス、
灯油、ガソリン及び軽油を使用し、結果2008年より総エネルギー使用量が 2.1%減尐した。使用燃
料のグラフを見る限り、電力の使用量は過去5年大して変わっていないが、A 重油が大幅に減尐し、代
わりに都市ガスの使用量が増えている。また、それに伴って温室効果ガスの大半を占める二酸化炭素の
排出量が全体で 2.4%減尐している。東北大学では 2008 年に「温室効果ガス排出削減等のための実施計
画」が策案され、エネルギー効率の高い施設の建設や機器の導入も推進されている。主な内容として、
本館エアコンの集中管理や、二酸化炭素排出量の「見える化」を実施している。また通勤時の自動車・
バイクによる二酸化炭素排出量にも焦点を当て、公共機関の利用の推奨や、月一回にノーカーデイを実
施したりなどもしている。
東北大学では、各キャンパスにエネルギー管理責任者を置き、省エネルギー推進委員会のもとに中長期
計画や管理標準を作成するなどしている。具体的な取り組みとしては、空調設備、照明器具の省エネル
ギー化、冷暖房温度の適正管理、トイレや通路の人感センサーの設置などを行っている。ひとつひとつ
の効果は大きなものではないが、さまざまな活動を続けることで、一人当たりのエネルギー使用量前年
比 3.8%減などかなりの成果をあげている。
10
2011 年度「環境報告書を読んで行動する技術」レポート集計
東北大学ではエネルギー効率の高い施設の建設や機器の導入、教職員、学生に対して省エネルギーへの
取り組みを推進している。その結果、CO2 排出量は年々減尐傾向にある。たとえば、東北大学環境科学
研究科では、温暖化ガス排出量削減 WG を組織し、啓蒙活動に加え、本館エアコンの集中管理、CO2
排出量の「見える化」(リアルタイムで CO2 排出量情報を提供するとともにデータの蓄積を行う)を
行った。その結果、冷暖房用の都市ガス起因の CO2 排出量については、春季、秋季に不要時な運転を
行わないことにより、約 30%の削減を実現した。
私が興味を持ったのは、身近でできるエコの取り組みである。東北大学では、個人が簡卖に取り組める、
昼休み時等の消灯な消灯の徹底、資源の無駄を減らすため資料等の両面印刷や電子メール等の活用、そ
して大学全体で月1回ノーカーデー運動の実施をしている。
エネルギー効率の高い施設の建設や機器の導入、教職員、学生に対してエレベーターの使用について、
隣接階への移動の際の階段利用「2アップ、3ダウン」の奨励を徹底し、エレベーターの使用回数を減
らす]取り組みなど様々な取り組みを推進している。
東北大学は二酸化炭素排出量を毎年度2パーセント削減することを目標にしている。その取り組みとし
て、エネルギー効率の高い施設を導入している。また、教職員や学生に対しての省エネルギーへの取り
組みも推進している。
東北大学の「歩こう!(啓発ステッカーの掲示)」に私は興味を持った。この活動は、啓発ステッカーの掲
示によりエレベーターの使用回数を減らし、エレベーター利用時の二酸化炭素排出量を減らすことを狙
いとしている。
「歩こうプロジェクト」と題して、エレベーターの使用を控えて、階段の使用を積極的に推進させてい
る点が良い。お金をかけず、省エネになり、かつ健康にも良い。三方全て良し、のすばらしいアイデア
だと思える。
CO2 排出量削減(2008 年から 2012 年度まで二酸化炭素排出量を原卖位で毎年度2%削減)のために冷
暖房時の適正な温度管理の実施、啓発活動による隣接階へのエレベーター利用の制限、昼休み時等の消
灯およびこまめな消灯の徹底、高助手照明器具への更新および照明器具のセンサー化の実施、空調機を
省エネモードに設定、通勤通学時に公共交通機関の利用奨励、月 1 回ノーカーデー運動の実施を具体的
に行っている。
私が興味を持った環境に配慮した活動の内容は「昼休み時等の消灯及びこまめな消灯の徹底」です。こ
れは学生である自分たちでも心がけるだけで実行に移せる簡卖なものであり、なおかつ一番効果が期待
できるものだからです。
東北大学ではエアコンの集中管理、CO2 排出量の「見える化」システムにより、2009 年度末までに 11.3%
の CO2 を削減した。CO2 排出量の「見える化」は学生や教職員の意識を高める意味でも面白い取り組み
だと思った。
私たちの生活の中で一番身近に感じる環境問題というのは、二酸化炭素排出削減だと思います。東北大
学では電工掲示版にリアルタイムで二酸化炭素の排出量を示しています。そうゆう取り組みは私たち学
生にとって、より身近に環境について考えさせてくれます。
東北大学では、2 アップ 3 ダウンのステッカーを使って、エレベーターの利用を控えるよう呼びかけて
いる。さらに建物の断熱効果を高め、省エネタイプのエアコン利用と、学内に電力消費による CO2 排
出量をリアルタイムで表示することで前年比 11%の CO2 を削減できた。
東北大学内の建物ごとにエネルギー消費実態を把握し、消費量の多い建物から優先的に対策を進めてい
る。医学部付属病院地区においては空調用熱源設備の効率化対策の一環として、高効率ターボ冷凍機を
導入した。また、熱源に対してエネルギー効率のよい他熱源を大体運用したり、他熱源への更新対策を
実施している。これにより二酸化炭素削減を目指している。
温室効果ガスの排出量について、実施計画を策定して、毎年度2パーセントの削減を目標とし、エネル
ギー使用量の「見える化」などの事業を行っている。
エレベーターの使用回数を減らすために隣接階への階段利用「2 アップ、3ダウン」を奨励している。
これによって二酸化炭素の排出量を毎年2%削減するという目標を達成するための意識改革を行って
いる。
東北大学では、本館エアコンの集中管理、CO2 排出量の「見える化」により 2009 年度末までに 11.3%
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2011 年度「環境報告書を読んで行動する技術」レポート集計
の CO2 排出を削減することができた。「見える化」とはリアルタイムで CO2 排出量情報が見えるシス
テムのことである。また春・秋の冷房を控えることで CO2 排出量が減尐した。
東北大学が新キャンパス地区では省エネルギー効果の高い研究教育施設の設置を目指し、また川渡地区
の森林を利用して温室効果ガス吸収能力を有効に利用する取り組みを行っていることに興味を持った
二酸化炭素の排出量の「見える化」について興味を持った。二酸化炭素の排出量の「見える化」とは、
大学内の二酸化炭素の排出量をリアルタイムで提供すると共にデータの蓄積をするシステムを設置す
るというものだ。二酸化炭素排出量ディスプレイで二酸化炭素の排出量と電力の使用量を見ることがで
きる。
東北大学では、2008年度から温室効果ガスの削減のための計画を策定した。その中で、2012年
度まで毎年2パーセントの削減を目標にしている。また、職員、学生に対して省エネルギーの取り組み
を推進したり、エネルギー効率の高い機器や施設を導入したりしている。
私が興味をもったのは、東北大学です。東北大学は、地球温暖化は人類にとって大きな問題だとし、そ
の解決が持続可能な社会の構築のために不可欠だと言っている。東北大学は、平成 20 年から平成 24 年
の五年間で、二酸化炭素排出量を原卖位で毎年度 2%削減すると目標を掲げている。
東北大学では、二酸化炭素の排出削減に努めている。2012 年までに全体の排出量を毎年度2%削減す
ることを目標としている。エネルギー効率の高い施設の建設や機器の導入、また教職員や学生に対して
省エネルギーの教育を行っている。これからも、冷暖房の適切な温度設定や電灯をこまめに消すなど、
身近な省エネ活動をより推進していく次第である。
東北大学における地球温暖化対策、省エネルギーを目的とした活動として冷暖房時の適度な温度管理の
実施、隣接階へのエレベータ利用の抑制、省エネ機能の高い空調機への更新を図る、昼休み時等の消灯
およびこまめな消灯の徹底などがある。
東北大学では地球温暖化防止策の CO2 削減のために、月に 1 回ノーカーデー運動や環境配慮型商品の
利用を実施していることに興味を持った。また、リアルタイムで電力使用量、CO2 排出量がわかる「見
える化」ディスプレイを導入していた。
2009 年度から、二酸化炭素排出原卖位の年率 2%; 削減を数値目標として掲げて、キャンパスからの温
室効果ガスの排出の削減に取り組んでいるそうです。また、エネルギー使用の効率化と消費エネルギー
の削減も図っているそうです。
平成20年度から平成24年度まで、二酸化炭素排出量を原卖位で毎年度2%削減する目標をたててい
る。重点的取り組みとして、1、新キャンパス地区に省エネルギー効果の高い研究教育施設の設置を進
める。2、既存研究教育施設のエネルギー効率診断を行い、最適な省エネ化を図る。3、川渡地区の森
林による温室効果ガス吸収能力を有効に利用する。4、教職員・学生への啓発を図り、日常業務・教育
時の不要な温室効果ガス排出を削減する。があげられる。
東北大では、キャンパス移転時に省エネルギー効果の高い研究施設を設置すること。また、各研究教育
施設のエネルギー効率診断で最適な省エネ化を図っていること。そして、川渡地区の森林による温室効
果ガス吸収能力を有効に利用することを行っている。
東北大学が CO2 削減のために行った主な活動は教職員、学生への呼びかけ、本館エアコンの集中管理、
そして CO2 の排出をリアルタイムでモニターすることで目に見える形にしすることであった。
この CO2
の使用状況を可視化するという行いにより、きっと在学生やその他の大学の人間に CO2 の使用を意識
させられることができたと推測する。結果、CO2 排出を削減することができたという。
東北大学の最新の環境報告書の中で、低炭素社会の分野で環境に配慮した活動があった。特には「歩こ
う!」の活動であった。本活動の中でエレベーターの使用回数を減ら。これから、エネルギーの使い量
はを減らし、二酸化炭素(CO2)排出量も減らす。
東北大学は京都議定書にもかかわっており、二酸化炭素の排出を年間 2 パーセントずつ削減いくという
目標を掲げている。また、二酸化炭素の削減を実現するため、石油をはじめとする、天然ガスや石炭な
どの使用も控えていくような運動も行っている。
平成20年度から平成24年度までに二酸化炭素排出量を原卖位で毎年度2%削減するために、省エネ
ルギー効果の高い研究教育施設の設置を進めたり、エネルギー効率診断を行ったりしている。
東北大学では温暖化防止のために CO2 排出量を原卖位で毎年度2%削減することを目標としている。
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2011 年度「環境報告書を読んで行動する技術」レポート集計
その為に省エネルギーへの取り組みを積極的に推進し、エネルギー効率の高い機器を導入させたりして
いる。2009年度には温室効果ガス排出量を前年度と比べて 2.4%;減尐させている。
エレベーターをできるだけ使わないで省エネしようという活動で東北大学は「歩こう!」という啓発ポ
スターを作っていて 2 階上と三階下というように人間の使う体力によって啓発を小分けしているとこ
ろが取り組みが一生懸命だという印象を受けた。階段を使うことによって CO2 排出量がどのくらい減
るのかも示されていてとても良いと思う。
東北大学では、2008 年度に「東北大学における温室効果ガス排出削減等のための実施計画」を策定し、
その中で、2012 年度までに、二酸化炭素排出量を原卖位で毎年度 2%削減する事を目標としています。
また、エネルギー効率の高い施設の建設や機器の導入、教職員、学生に対して省エネルギーへの取り組
みを推進しています。
「東北大学における温室効果ガス排出削減等のための実施計画」この計画は、2012年度までに二酸
化炭素排出量を原卖位で毎年度2%削減することを目標としている。そのために・省エネルギー型機器
への変更・照明器具の適正点灯・研究設備機器の使用方法改善等を行っている。
地球温暖化防止のために、具体的に二酸化炭素排出量の削減目標値を平成20年から平成24年までに
毎年度2%削減すると決めている。既存研究教育施設のエネルギー効率診断なども行われており、森林
による温室効果ガス吸収能力を有効に利用している。省エネ意識の向上のために「歩こう!」と書かれ
たステッカーをエレベーターホールに掲示している。大学で排出された二酸化炭素の量がリアルタイム
でわかるように専用のディスプレイが設置されている。
東北大学は、2008 年から温室効果ガス排出削減 WG を組織した。また、2009 年には、総長裁量経費に
より、エアコンの集中管理や二酸化炭素排出量の「見える化」を実施した。そのほかにも、エレベータ
ーの使用について、二階上と三階下にいくときはエレベーターを使用しないように啓発するステッカー
を掲示している。
東北大学では温室効果ガス排出削減のために、月1回ノーカーデーを実施している。この他にも、昼休
みなどの消灯およびこまめな消灯の徹底や、隣接階へのエレベーター利用の抑制などを行い、co2 の削
減目標を達成している.
東北大学では冷暖房時の適正な温度管理の実施や隣接階へのエレベータ利用の禁止、昼休みなどの消灯
やこまめな消灯の徹底、空調機を省エネ性能の高い製品に交換、OA 機器の省エネモードの設定、通勤・
通学時の公共交通機関利用の推奨を行っている
二酸化炭素排出量の削減活動として、月に 1 回ノーカーデー運動を実施している。また、二酸化炭素の
排出量の「見える化」を実施しており、リアルタイムで二酸化炭素排出量情報を提供するとともにデー
タの蓄積を行っている。
エネルギー使用の削減と二酸化炭素排出量削減などを東北大学は目指していて具体的にはエレベータ
ーなどの利用頻度を減らすために歩くことを奨励するポスターや積極的にリサイクル活動を使用エネ
ルギーの削減に努めていて、これからの社会にあったエコキャンパスを目指しています
東北大学では二酸化炭素の排出量を削減するために、空調設備の省エネルギー化や冷暖房の設定温度の
徹底管理、トイレや通路への人感センサーの設置を行っている。また、二酸化炭素の排出量が目で見て
分かるようにリアルタイムでディスプレイに表示する「見える化」意にも取り組んでいる。
東北大学では「平成 20 年度から平成 24 年度まで、二酸化炭素排出量を原卖位で毎年度 2%削減する」
という削減目標を掲げており、具体的な取り組みとして、省エネルギー効果の高い研究教育施設の設置
を進めたり、既存研究教育施設のエネルギー効率診断を行い、最適な省エネ化を図ったりしている。
東北大学では環境サークルがあり学生が活躍している。その内容としては、リサイクル情報を提供する
ことが主な活動である。しかし、活動は大学内だけにはとどまらず地域とも関わり合い環境活動を活発
に行っている。
東北大学では、新キャンパス地区での省エネルギー効果の高い研究教育施設の設置を進めている。また、
既存研究教育施設のエネルギー効率診断を行い、最適な省エネ化を図る、川渡地区の森林による温室効
果ガス九州能力を有効に利用する、教職員、学生への啓発を図り、日常業務・教育時の不要な温室効果
ガスの排出を削減する、などの取り組みを行っている。
冷暖房時の適正な温度管理の実施や啓発活動による隣接階へのエレベータ利用の抑制、高効率照明器具
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2011 年度「環境報告書を読んで行動する技術」レポート集計
への更新および照明器具のセンサー化の実施などの活動により二酸化炭素の削減をはかっている。
東北大学は、大学の取り組みとして「新キャンパスを省エネルギー効果の高い施設の設置を進める。」
「既存の施設のエネルギー効率診断を行い、最適な省エネ化を図る。」「地域の森林による暗室効果ガ
ス吸収能力を有効に利用する。」などの取り組みを行っている。
東北大学ではエアコンの集中管理や、CO2 の排出量が見えるディスプレイを設置するなどの活動が行わ
れている。これにより 2009 年度末までに 11.3%の CO2 排出を削減している。特に冷暖房による排出量
は約 30%の削減に成功している。
東北大学では、二酸化炭素排出量削減のため冷暖房の温度管理や、エレベータ利用の抑制、こまめな消
灯の徹底、通勤通学時の公共交通機関利用の奨励などを実施して省エネ対策をしており、このような小
さな活動の積み重ねに興味を持ちました。
二酸化炭素排出量削減のため、温暖化ガス排出量削減 WG を組織し、教職員、学生への啓発活動を行う
とともに、(1)エアコンの集中管理、(2)二酸化炭素排出量の「見える化」を実施。その結果、二
酸化炭素排出量削減活動開始時と比べ、11.3%の二酸化炭素排出を削減した。
冷暖房時の適正な温度管理の実施や、啓発活動による隣接階へのエレべータ利用の抑制,昼休み時等の
消灯及びこまめな消灯の徹底などにより、、CO2 の排出量を前年度に比べ削減した。
既存研究施設のエネルギー効率診断を行い、最適な省エネ化を図っている。また教職員、学生への啓発
を図り、日常業務・教育時の不要な温室効果ガス排出を削減している。また削減目標としては、平成
20 年度から平成 24 年度まで、二酸化炭素排出量を毎年 2 パーセント削減するという具体的な目標を掲
げている。
二酸化炭素排出量を 2012 年度までに毎年2%削減するという目標やエネルギーコストを減らすために
通路などへの人感センサーの設置を多数の施設で実施していることや、エネルギー効率の高い施設や機
器の導入、教職員や学生に省エネルギーへの取り組みを推進している所。
温室効果ガス削減のために冷暖房の適正な温度管理や、隣接階へのエレベータ利用の抑制、こまめな消
灯の徹底、照明器具のセンサー化、空調機を省エネ性能の高い製品に更新を図る、OA 機器の省エネモ
ードの設定、通勤・通学時の公共交通機関利用の奨励、、月1回ノーカーデー運動の実施。
温暖化防止のためにさまざまな活動に取り組んでいた。二酸化炭素の排出を減らすためにステッカーを
貼って、歩くことを啓発したり、リアルタイムで消費電力を表示して節電への意識付けを行っていた。
東北大学では,CO2 排出量の「見える化」システムを設置し,リアルタイムで CO2 排出量情報を提供
するとともに,データの蓄積を行っている。その活動により,2009 年末までに 11.3%の CO2 排出を削
減することができた。
二酸化炭素排出量削減のために、エアコンの集中管理や、二酸化炭素排出量のモニター化を実施したこ
と。また、都市ガスから発生する二酸化炭素排出量を減らすために春季、秋季に不要な運転を行わない
ようにしたこと。そのことで実際に大幅に二酸化炭素の排出量の削減を成功させたことがすばらしいと
思う
東北大学の取り組みは、エネルギーを節約するために効率のよい機械に取り替えたり、エレベーターの
使用自粛といった活動、また学生、教授らに公共交通機関での来学を奨励するなどして前年度より CO
2を削減することに成功した。
2010 年度までに、二酸化炭素排出量を毎年度2%;削減を目標としている。そこでエネルギー効率の高
い施設の建設や機器の導入、教職員、学生に対して、省エネルギーへの取り組みを推進している。省エ
ネルギー機器への変更、照明器具の適正点灯、研究設備の使用方法改善を推進していく。
東北大学では、大学院環境科学研究科によって 2008 年 8 月より温暖化ガス排出量削減 WG を組織して
CO2 排出量削減に取り組んできた。教職員や学生への啓発活動やエアコンの集中管理によって、2009
年度末までに 11.3%の CO2 排出を削減(CO2 排出量削減活動開始時比)することに成功。
東北大学では、2008 年度より CO2 排出量を視覚化をする試みを実施した。その結果、2009 年度末まで
11.3%の排出削減に成功した。これは平均的世帯 13 世帯に相当するものだそうだ。2010 年から CO2「見
える化」システムをリアルタイムにした。
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2011 年度「環境報告書を読んで行動する技術」レポート集計
<循環型社会>
廃棄物などの排出量削減のため、どの部局においても分別を徹底してリサイクルを進め、物品納入業者
には簡易包装、包財の引き取り、通い箱の使用を依頼している。缶つぶし器具による廃棄物の減量、ミ
ックスペーパーの分別回収などの取り組みも行っている。
東北大学の活動の中で、私が興味をもったものに、紙類の使用量を削減するために、電子メールを利用
するという活動があります。大学には莫大な人数の生徒や教師がいます。さらに、伝達すべき内容もた
くさんあります。これらの情報をすべて、ネットを媒介して伝達すれば、紙類の使用はかなり抑えられ
ると思います。
私が興味を持ったのは、東北大学の温室効果ガスの抑制のための職員の行動ルールです。個人の意識が
環境保護につながると思うので、まずルールをつくり、一人一人が、守る仕組みをつくるのが一番大切
であるとおもいます。
東北大学生協では各店舗の前にペットボトル、缶、ビンの分別ボックスが設置されており、2009 年度
の学内回収量は 368tで一人当たり 15,4kg であった。また、生協より発生した植物性油は、家畜飼料と
してリサイクルされている。
東北大学では、省資源、また循環型社会の促進にむけて、会議の書類の両面印刷の徹底や、排出ゴミそ
のものの分量を減らすように努力している。さらに、研究機器廃棄物のリサイクル、分別徹底、古紙回
収手の拡大にも努めている。
東京大学は循環社会を作るために、新しい資源を作り出すことを目的実現の重要の方法である。そのな
か 二酸化炭素の回収、貯留からエネルギー資源を作り出すという法案は非常にいいと思う。人工的に
炭素循環システムを作り出し、そこからエネルギーを得ようとするもので、地球温暖化の緩和とエネル
ギー資源の両方で社会に貢献することを目指している。
東北大学では、学校全体で、グリーン購入法を遵守し、再生紙などの環境配慮型商品を積極的に利用す
るグリーン購入に取り組んでいる。そして各品目毎に毎年購入量、購入率の記録をとり、グリーン購入
達成率100%を目指している。
サークルや NPO で地域の環境をよくするように取り組んでいるということはとてもよいことだと思っ
た。やはり、自分の大学のある地域をきれいにすることで、その地域をよりよくできるし、また地域へ
の愛が増すと思うし、相乗効果になると思ったからです。
温室効果ガス排出削減等のための実施計画の推進・冷暖房時の適正な温度管理の実施・啓発活動による
隣接階へのエレベータ利用の抑制・昼休み時等の消灯及びこまめな消灯の徹底・高効率照明器具への更
新及び照明器具のセンサー化の実施・通勤・通学時の公共交通機関利用の奨励
「東北大学における温室効果ガス排出削減等のための実施計画」を 2008 年度に策定し、2008 年度から
2012 年度の間で CO2 排出量を原卖位で毎年度 2%;削減することを目標とし、実施している。
古紙、瓶、缶、ペットボトルを分別回収している。特に工学部化学・バイオ学科では 10 年以上前から
ペットボトル、缶、瓶を回収し、学生が生協に運搬している。生協と連携し、ボタン電池やプリンター
カートリッジの回収も行っている。
東北大学の大学運営による環境に配慮した活動をおこなうだけではなく、そういった行動を環境パフォ
ーマンスと捉え、また、人材育成にも力を注いでいるところ。
東北大学では、実験排水サンプリングなどの学生参加型の環境学習を行っている。この活動は十年以上
前から続いている活動である。学生に当番制でサンプリングを行わせることにより、学生に排水につい
ての問題意識を持たせるとともに、異常時の原因を迅速に究明できるようになっている。
環境に考慮した取り組みの一環として、まず紙類使用量の削減に取り組んでいる。主な内容としては、
古紙の回収に力を入れたり、なるべく両面印刷を心がけたり、メールを活用したりしている。また廃棄
問題への取り組みとして、例えば、ペットボトルやビンの分別回収やしよう済み封筒の再利用などにも
取り組んでいる。
文房具などは勿論、あらゆる備品、公共事業までに及ぶグリーン購入(ここでは調達)は非常に画期的な
発想である。消費者及び事業者が環境負荷ができるだけ小さいものを優先して購入するというものだ。
この考えが普及するよう努めることは環境問題解決への一助になり得ると考えられる。
2009 年度における東北大学の学内の古紙回収量の合計は 1542 トンで、2004 年度以降毎年度増加してい
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2011 年度「環境報告書を読んで行動する技術」レポート集計
る。雑誌、カタログ、新聞折込広告など。ごみ処理には費用が発生するので、古紙回収は経費の削減に
もつながっている。
東北大学は、「自分の出した廃棄物は自らが責任を持って処理する(原点処理)」との考え方のもと、
1979年に環境保全センターを設立し、そこに廃液処理プラントを設置し、自前で廃液処理を行って
いる。主に自燃性廃液や難燃廃油、ふっ素・りん酸廃液など、あわせて年間で 114000L ほどを処理して
いる。
私が興味を持ったのは、東北大学で行われているサプライチェーンマネジネントです。この活動は、東
北大学と関係のある業者に環境配慮を頼んでいるものです。購入商品が、グリーン購入法適合商品であ
るものにしたり、ダンボールの回収などをお願いしているそうです。このような、活動をすることで、
無駄な廃棄物をだすことを抑えたりしているのだと思います。
省資源・廃棄物の削減を目標として、①紙類の使用量を前年度比1%以上の削減をし、②廃棄物排出量
の削減とリサイクルの推進を行った。具体的な内容は、①については、会議し両党の両面印刷の徹底を
行ったり、電子メールの利用を推進した。②については、分別徹底による廃棄ブル量の削減および古紙
回収手の拡大、使用済みの封筒などの再利用による購入量の削減、また研究機器廃棄物の資菖リサイク
ルなどが挙げられる。
東北大学では、リサイクルできる弁当容器“ホッかる”というものを採用している。利用後はごみとして
処分されていた弁当容器を、古紙としてリサイクル可能な容器に変更し回収して再利用しているとい
う。
学生が当番制で毎月一回、関係する研究棟マンホールより実験排水をサンプリングし、その分析結果を
環境保全センターが実施し、報告をしている。この活動を10年以上実施し続けている。
東北大学の温室効果ガスの削減の記事について、読ませていただきました。大学内で4年間の間に2%
の削減をめざし、キャンパス内と研究室で取り組んでいることに驚きました。
東北大学では、紙のリサイクルや再利用が行われている。具体的な活動としては、両面印刷、ミックス
ペーパーの回収・リサイクル化、梱包用ダンボールの持ち帰り返却、梱包財の抑制、使用済み封筒の使
いまわしが上げられる。また、機密文書については、情報管理と資源化のために専門業者に委託してい
る。
東北大学では、古紙やペットボトルといった資源の回収に力を入れている。紙類のごみ処理にも費用
がかかるようで、回収率を上げることで経費削減にも繋がっている。毎年古紙回収量は増加しているが、
回収率をさらに上げるために年度や回収区分ごとに回収量を解析評価する必要があると考えているよ
うである。
東北大学では、資源リサイクルとして古紙の回収を積極的に行っていること興味を持ちました。2004
年毎に古紙の回収量は増加していて、今後はさらに回収量を増やすために各回収区分ごとに回収量を解
析評価するとのことです。
2010年からの CO2 排出量の「見える化」というリアルタイムで CO2 の排出量情報、電力使用量を
みることのできる、データの蓄積もされたディスプレイを設置するという内容の活動
東北大学は古紙リサイクルの実施要項を定め学生、職員全員に古紙リサイクルを意識ずけすることで古
紙の回収量を増やし 2004 年には、紙類のごみ処理に関する費用だけで年間約 1,700 千円程度削減する
ことができた。
環境保全及び安全衛生管理業務を一元的に推進することを目的として、教員も加えて「環境・安全推進
センター」を設置している。このセンターは理事をセンター長として、環境マネジメント推進室、労働
安全衛生室、環境・安全推進室の3つの室から構成されている。
温暖化防止(温室効果ガスの排出)2008 年度に「東北大学における温室効果ガス排出削減等のための
実施計画」を策定し、その中で、2012 年度までに、二酸化炭素排出量を原卖位で毎年度 2%削減する事
を目標としている。
古紙については、両面印刷、ミックスペーパーの回収・リサイクル化、梱包用段ボールの持ち帰り返却、
梱包材の抑制、使用済み封筒の使い回し等を行っている。ペットボトル、缶、びんについては、各部局
ごとに分別・回収され、回収業者に引き渡している。
東大生協では、食品リサイクル法に則り、本郷・駒場の食堂から排出された生ごみの一部を発酵させて、
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2011 年度「環境報告書を読んで行動する技術」レポート集計
メタンガスを発生させ、それを燃焼させることでサーマルリサイクルを行い、年間 13.5tの二酸化炭素
の削減を行った。
環境負荷の削減を図るため、グリーン購入法に順守して環境配慮型商品の利用を進めている。OA 機器
や照明インテリア類など様々な分野においてグリーン基準品を購入しておりほとんどの分野で購入率
が 90%;を超えている。
地球温暖化を引き起こす二酸化炭素を、地下に封じ込め、さらに微生物を利用して天然ガス(メタン)
に変換し、エネルギー資源として再利用するをいう、「地球温暖化」と「化石燃料の枯渇」への同時対
策となり得る「持続型炭素循環システム」の開発をしている。
乳酸発酵を基礎とした新しいコンポスト技術は、酸性の状態で反応が進行するため、アンモニア揮散に
よる窒素負荷が起こらない。そのためにコンポストの窒素含有率が高く、肥料としての効果が高くなる。
また、雑草を抑制する効果もある可能性がある。
東北大学の環境報告書を見て私が一番興味を持ったことは、冷房の適切な温度調整や照明器具のこまめ
な消灯などの細かいことを学内全体に呼びかけて、それを積極的に実行しているという点だ。やはり、
大きなことをやるよりは、こういった小さなことからこつこつといった精神が重要だと考える。これら
のことは誰にもできることなので、私はこのごじせい全国民に気をつけてやってほしいと思った。
資源のリサイクルにおいて古紙を回収しておりその量は年々増加している。古紙だけでなくペットボト
ルや缶、びんも回収されており、東北大学の生協では各店舗の前に分別ボックスが設置されており回収
率が高くなっている。またリサイクル品を購入するグリーン購入では購入率が 100%のものもあればあ
と尐しで 100%のものもある。より品質が向上すればグリーン購入の実績はすべて 100%となるだろう。
キャンパス内で発生した清涼飲料水用等の空のペットボトル、缶(スチール、アルミニウム)およびび
んは、各部局ごとに分別・回収され、回収業者に引き渡され。また、東北大学の生協でも、各店舗の前
にはペットボトル、缶、びんの分別ボックスが設置され、その回収が行われている。
<自然共生社会>
東北大学では特に二酸化炭素の削減に力を入れており、「平成 20 年度から平成 24 年度まで、二酸化炭
素排出量を原卖位で毎年度 2%削減する」という具体的目標をもとに近未来社会の模範となることを目
指して日々努力している。学内では 2010 年から CO2 排出量の「見える化」システムを設置し、リアル
タイムで CO2 排出量情報を提供するとともにデータの蓄積を行っている。
サプライチェーンマネージメントと呼ばれる東北大学と取引のある事業者に環境配慮活動を願い出る
活動。例えば、来訪者はアイドリングを励行する、紙類のリサイクル業者は一般の紙類だけでなく、シ
ュレッダー処理したものも資源化を図るなどがある。
新キャンパス地区で省エネルギー効果の高い研究教育施設の設置を進めた。例えば、トイレや通路への
人感センサーの設置や空調設備、照明器具の省エネルギー化、冷暖房温度の適正管理などである。
東北大学において、CO2排出量の削減のための計画として、啓発活動による隣接階へのエレベーター
利用の抑制や、つき一回ノーカーデー運動の実施、空調機を省エネ性能の高い製品に更新を図るなどの
取り組みに興味を持った。特に、エレベーター利用の抑制に関しては、大学だけでなく、企業でも実施
されるべきだと思った。
学内に緑を増やしたりするなどの学内における美化活動や、水不足をなくすために節水型装置を導入し
たり雤水を何らかの形で利用できるようにするなどの自然共生に関する様々な取り組みがみられる。
開発を抑制する地域を明確にして環境の保全に取り組んでいる。また排水の管理を行い、毎月キャンパ
ス内で排水の水質分析を行っている。他にも自然の環境水も採水し、水質分析を行って環境管理を行っ
ている。
東北大学では二酸化炭素排出量を毎年度2%削減を目標として活動している。そのため、新キャンパス
地区では省エネルギー効果の高い研究施設の設置を進めたり、川渡地区の森林による温室効果ガス吸収
能力を有効に利用している。
二酸化炭素削減の主な活動として、照明器具のセンサー化やこまめな消灯、冷暖房時の適正温度管理、
機器の省エネ化がある。また、通勤・通学時の公共交通機関利用の推奨や、月一回ノーカーデーの実施、
キャンパスの緑化保全なども行い、効果を上げている。
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2011 年度「環境報告書を読んで行動する技術」レポート集計
生態系適応科学に関する先端的研究者と、高い専門性と同時に実践力と広い視野を持ち、保全や環境対
策にかかわるさまざまな場で国際的に活躍できる生態系環境人材の育成を行っている。
~エコページェント~エコページェントとは、太陽光や自転車で発電した電気をためて発光ダイオード
(LED)電球を点灯させるエコなイベントです。環境科学研究科や宮城県、仙台市、NPO 法人環境エネル
ギー技術研究所、河北新報の共同で行われました。企画内容としては、公園内にソーラーパネルや自転
車から作ったエネルギーでリチウムイオン電池を蓄電し、LED に点灯させたり、体験イベントを取り入
れたりしました。
東北大学の 2010 年の報告によると、オープンキャンパスにおいても環境についての企画をしており、
有害金属による人体汚染の実情を理解してもらうために、毛髪に含まれるメチル化水銀を測定したとい
うことをしていた。
東北大学では温室効果ガス削減のために、①新キャンパス地区の省エネルギー効果の高い研究教育施設
の設置②既存研究教育施設のエネルギー効率診断、最適な省エネ化③川渡地区の森林による温室効果ガ
ス吸収能力を有効利用などの活動を行っている。
大学運営における環境負荷を低減するため、省エネルギー、省資源、廃棄物の削減、発生原点処理原則
と人類の福祉および地球環境保全に貢献できる創造性豊かな人材を育成することを目指し、また大学に
求められる機能や環境配慮活動の維持・強化を効率的に進め、持続可能な循環型社会の構築に努めます。
東北大学は、地球環境保全が人類共通の最重要課題の一つであると認識し、近未来社会の模範となる
ことを目指して、教育・研究活動のあらゆる面で、総長を最高責任者とした環境配慮活動を実践する。
<環境マネジメント活動>
環境保全および安全衛生管理業務を一元的に推進することを目的とした「環境・安全推進センター」を
設置し、環境保全センター、保健管理センター、層物実験センターなどのセンターと連携して環境保全
と安全衛生の推進に取り組んでいる。
東北大学は、地球温暖化防止のため、通勤・通学時の公共交通機関利用の奨励や、月に一度ノーカーデ
ー運動の実施をしている。また、廃棄物削減のため、資料等の両面印刷の徹底や、電子メールの活用を
行っている。
東北大学では、ノーカーデーが月に一回設けられている。私の通う熊本大学においても、公共交通機関
の利用を奨励してはいるが、東北大学のような思い切った活動はなされていない。東北大学では、2009
年から 2012 年まで、ノーカーデーを重点実施目標にしている。
地球温暖化防止のため、2010年度よりエアコンの集中管理だけでなく、CO2 排出量の「見える化」
を実施している。環境科学研究科本館に、CO2排出量、電力使用量をリアルタイムで表示するディス
プレイを設置すると共にデータの蓄積を行い、学生を啓発して、CO2排出量を大幅に削減した。
東北大学では、地球温暖化防止を目的として、上水の使用量を 2012 年度までに 2007 年度比5%以上削
減を目標とした。活動計画としては、①節水型装置、器具の導入促進②雤水利用の促進③啓発活動の実
施の3つである。節水装置は人感センサー、流量調整等を利用し、啓発活動ではポスターおよびラベル
による啓発、使用量掲示、冷却水循環使用、水道メーター記録による漏水チェック、女性トイレの擬音
装置の設置、水撒き清掃の最小限化等を行っている。これらの活動により、目標を達成している。
東北大学は、青葉山や川渡地区の森林など自然を活かした取り組みをしている。また、職員や学生にも
不要な温室効果ガス排出を削減するよう啓発している。
東北大学では、「環境・安全に配慮したキャンパスの整備」を実現するため、東北大学にふさわしい環
境マネジメントシステムを導入している。具体的に、2009年度には環境マネジメントシステムを実
施するための体制を再構築し、関連委員会の設置を行うなど魅力的な設定がなされているのだ。
食堂部門による食べ残し削減や、堆肥化検討会議における生ごみの堆肥化についての検討、また、構内
事業者との協力における試験的な生ごみ堆肥化などを実施し、生ごみの排出量を抑制している活動。
東北大学では、環境マネジメントを取り入れている。以前は、安全管理・健康管理、毒物・化学物質の
管理等、専門的知識を要する領域において、限界があった。それを解決するために、同大学は2010
年四月に、教員も含めた「環境・安全推進センター」を設置した。環境保全および、安全保障業務を一
元化することを目的としたものだ。
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2011 年度「環境報告書を読んで行動する技術」レポート集計
東北大学における環境マネジメント活動は、地球温暖化防止だけでなく、省資源や地域社会との交流に
ついても計画されています。計画内容も充実しており、月1回ノーカーデーなど、ちょっとした意識で
取り組めるものもあります。
東北大学では、環境・安全に配慮したキャンパスの整備を実現するため、環境負荷の低減や持続可能な
社会の構築を目指した環境マネジメントシステムの導入を推進している。環境マネジメントシステムを
実施するための体制を再構築し、実施部門担当者の役割、責任及び権限を設定して取り組んでいる。今
後はシステムの実施に向け、関連委員会で実施計画の策定を進めている。
環境安全推進センターは、理事をセンター長とし、環境マネジメント推進室、労働安全衛生室および環
境安全推進室の三つの室から構成されており、ほかの施設や研究室と連携して、環境保全と安全衛生の
推進に取り組んでいる。
東北大学は、資源の節約のために紙の使用量を減らす活動をしています。例えば、手紙を出さずに電子
メールを送ることです。こうすることによって紙の消費量を抑えています。また、コピー印刷の際に片
面印刷をせずに両面印刷をすることで紙の使用量を普段の半分程度で抑えることができることになり
ます。
東北大学が実施しているものには、次のようなものがある。・冷暖房時の適正な温度管理の実施・啓発
活動による隣接階へのエレベータ利用の抑制・昼休み時等の消灯及びこまめな消灯の徹底・高効率照明
器具への更新及び照明器具のセンサー化の実施・空調機を省エネ性能の高い製品に更新を図る・OA 機
器の省エネモードの設定・通勤・通学時の公共交通機関利用の奨励・月1回ノーカーデー運動の実施。
これらは二酸化炭素の排出量の削減、エネルギー使用量を前年比で1パーセント削減を目標としてい
る。
東北大学では、昼休みのときに消灯するという環境活動がおこなわれています。昼休みは講義が行われ
ないので、極力部屋の電気を消すようです。現在 4 年間続けられています。また、休み時間にもこまめ
に消灯する活動がよびかけられているようです。
基本的な省エネルギー、廃棄物削減など基本的な活動を網羅している点は東北大学の環境意識の高さを
物語っている。また仙台市の災害避難計画をまとめようとしているのが 2010 版の環境報告書から受け
取れる。大震災跡の 2011 年版はこの点がどのようにピックされているのかが気になる点だと思う。
私が興味を持ったのは東北大学の「井上プラン 2007」におけるアクションプランのひとつである「環
境・安全に配慮したキャンパスの整備」を実現するため、環境負荷の低減や持続可能な社会の構築を目
指し、東北大学にふさわしい環境マネジメントシステムの導入を推進している活動である。広範囲にお
よびかつ専門的な知識を要することから、事務職員だけでは事業への取り組みに限界があった。これを
解決するため保健管理センターや遺伝子実験センターなどさまざまなセンターと連携した「環境・安全
推進センター」を設置し、環境保全と安全衛生の推進に取り組んでいる。
CO2排出量の削減のために、冷暖房時の適正な温度管理、啓発活動による隣接階へのエレベータ利用
の抑制、昼休み時等の消灯及びこまめな消灯の徹底、高効率照明器具への更新及び照明器具のセンサー
化、空調機を省エネ性能の高い製品に更新、OA 機器の省エネモードの設定、通勤・通学時の公共交通
機関利用の奨励、月1回ノーカーデー運動 を行う。
東北大学は学内においてグリーン購入を推進し、実施してします。グリーン購入法とは、環境負荷が尐
ない製品を購入して使用しようというものです。東北大学では紙類・事務用品類・授業に必要な教材な
どをグリーン購入しています。
地球温暖化防止のために二酸化炭素排出量の削減やエネルギーの使用量を原卖位で前年度比1パーセ
ント以上削減すること、上水の使用量を前年度比1パーセント以上、2012年度までに2007年度
比5パーセント以上の削減することをかかげている。
冷暖房の適切な温度管理、エレベーターの利用抑制、こまめな消灯、高助手照明器具への更新および照
明器具のセンサー化、月一回のノーカーデーの実施などにより、二酸化炭素排出量を削減した。グリー
ン購入の推進以外全ての目標を達成した。
それぞれの分野に分かれた委員会に於いてマネジメントの実施と管理を行い、新しく創設された環境。
安全推進センターに於いてそれらの情報を一元化しスムーズにマネジメントが行える体制を構築した
こと。
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2011 年度「環境報告書を読んで行動する技術」レポート集計
温室効果ガス排出削減等のために冷暖房時の適正な温度管理の実施や昼休み時等の消灯及びこまめな
消灯の徹底をしている。また、省資源・廃棄物削減のために会議資料等の両面印刷の徹底や電子メール
等の活用もしている。
東北大学の環境活動では地球温暖化防止のために冷暖房時の適正な温度管理の実施、啓発活動による隣
接階へのエレベータ利用の抑制、昼休み時等の消灯及びこまめな消灯の徹底、高効率照明器具への更新
及び照明器具のセンサー化の実施、空調機を省エネ性能の高い製品に更新を図る、通勤・通学時の公共
交通機関利用の奨励、月1回ノーカーデー運動の実施を活動計画にしている。
東北大学は温室効果ガス排出削減等の実施計画を推進し、CO2 の排出量を前年度に比べ削減しました。
川渡地区の森林による温室効果ガス吸収能力を有効に利用しています。具体的に平成 20 年度から平成
24 年度まで、二酸化炭素排出量を原卖位で毎年度 2%削減するこよを目標としています。
温室効果ガスの削減のために、エレベーターの利用抑制や、昼休み時の消灯など、身近なことから誰で
もできるような行動をとっていることに感心した。簡卖なことなので目標達成もできるし、皆のやる気
も向上してその力が環境マネジメントにつながると思った。
最初に、地球温暖化防止という環境目的に対し、雤水利用の促進という環境活動計画がある。 次に、
省資源・廃棄物削減という環境目的に対し、会議資料等の両面印刷の徹底という環境活動計画がある。
最後に、キャンパスの環境保全と改善という環境目的に対し、分煙環境の整備による受動喫煙の防止と
いう環境活動計画がある。
東北大学では環境目標および環境活動計画が環境目的ごとに挙げられているが、中でも地球温暖化防止
(省エネルギー)に関する項目が多い。こまめな消灯の徹底や月1回のノーカーデー運動の実施など、
具体的な例が列挙されていて取り組みやすいと思った。
東北大学では、学内の環境美化や、環境負荷の軽減、環境マインドを備えた人材育成を学校の環境理念
としていました。ただ、1 つ特徴的だったのは、「地域における防災」を意識し、仙台市における、環
境、防災計画の役割を認識し、積極的に貢献していくということでした。地域に必要とされる大学が目
指されていました。
市民に向けての公開講座が印象的だった。一般市民に向けての講座であるため内容が大変興味深いもの
であった。内容は子供でも理解できるものから大人が頭を悩ましそうなものまであり、気楽にさんかで
きそうなものであった。このような取り組みは人から人へと伝播していくものであり、気難しそうな環
境報告書よりもかなり価値は高いと思った。
2012 年は、環境目的を地球温暖化防止、省資源・廃棄物削減、グリーン購入の推進に重点をおき、具
体的な環境活動計画を立てている。
「環境・安全に配慮したキャンパスの整備」の実現を目指しており、環境保全および安全衛生管理業務を
一元的に推進することを目的に、事務職員だけでなく教員も加えた「環境・安全推進センター」を 2010 年
4 月に設置した。
東北大学は環境マネジメント活動の一環として、様々な活動を行っている。地球温暖化の対策として、
月 1 回のノーカーデー運動を実施しているのが特徴である。自動車の排気ガスは温室効果ガスとして多
大な影響を及ぼすため、自動車の使用を自粛しようとする活動は効果が大きいと思われる。
主に地球温暖化防止活動行われています。その内容として、冷暖房時の適正な温度管理の実施や啓発活
動によるエレベータ利用の抑制、昼休み時等の消灯および証明器具のセンサー化の実施など私たちほん
の尐し気を配れば出来るような取り組みが行われていました。
「都市環境デザインスタジオ」のまちの真ん中で授業を行って住民や行政と一緒にまちをつくり上げる
のが、大学内だけにとどまらず、地域の人々と環境についてともに考えているのが、高校までにはない
授業内容で大学でしかできないことで、すごいと思った。
昼休み時等の消灯及びこまめな消灯を徹底している。また、通勤・通学時の公共交通機関の利用を奨励
しており、月に 1 回ノーカーデーを実施している。環境に関する講演会やシンポジウムを積極的に開催
している。
東北大学は、二酸化炭素の排出量削減において、月 1 回のノーカーデーを行っているそうです。車の二
酸化炭素の排出量は多いので、このようなイベントのような形式で、車に乗らないことを呼びかけるの
は、とてもいいと思います。また、東北大学では、昼休み時などに消灯および、こまめな消灯の徹底を
20
2011 年度「環境報告書を読んで行動する技術」レポート集計
行っています。このように、日常の中に活動を取り入れている点はすばらしいと思います。
本学は、「井上プラン 2007」におけるアクションプランのひとつである「環境・安全に配慮したキャ
ンパスの整備」を実現するため、環境負荷の低減や持続可能な社会の構築を目指し、本学にふさわしい
環境マネジメントシステムの導入を推進しています。2009 年度は、環境マネジメントシステムを実施
するための体制を再構築し、実施部門担当者の役割、責任及び権限を設定しました。今後はシステムの
実施に向け、関連委員会で実施計画の策定を進めます。
環境・安全に配慮したキャンパス整備のため、大学が取り組むべき課題には環境マネジメントの他、化
学物質の管理など、広範囲に及びかつ専門的な知識を要する。そのことから東北大学は、教員も加えた
「環境・安全推進センター」を 2010 年 4 月に設置した。このセンターは環境マネジメント推進室、労
働安全衛生室及び環境・安全推進室の3つに分かれている。環境マネジメント推進室では環境マネジメ
ントの推進支援等、労働安全衛生室では産業衛生・公衆衛生の普及・啓発等、環境・安全推進室では環
境保全および衛生管理に関する企画等に、それぞれ取り組んでいる。
東北大学では、「歩こう!」啓発ステッカーの全エレベーターへの掲示を行っている。これは、学内エ
レベーターの使用を控えることを促すもので、エレベーターを利用する際に排出されるCO2の試算が
表示され、CO2排出問題を学生に意識させる効果が高いといえる。
環境負荷の低減や持続可能な社会の構築を目指す環境マネジメントシステムの導入を推進している。シ
ステムを実施するための体制を再構築し、実施部門担当員の役割、責任および権限を設定した。今後は
システムの実施に向け、関連委員会で実施計画の策定を進める。
東北大学院環境科学研究科では本館エアコンの集中管理とCO2 排出量の「見える化」を実施した。
私は特にCO2 の「見える化」に興味を持った。東北大学院では、リアルタイムでCO2 の序排出量情
報を提供しているということだった。これが熊大でも実施されれば、学生の環境への啓発にも繋がりや
すいと思われる。
環境マネジメント関連で、CO2・エネルギー使用量削減を達成するため、省エネの性能が高い製品に
切り替えるなど施設内の整備、通勤通学時の公共交通機関利用の奨励等の意識改革にも取り組んでい
た。
物品を調達する際、調達量はできる限り尐なくなるように努める。機械類等は、できる限り修理等を行
い、長期間の使用に努める。調達する品目に応じて、エコマーク等の既存の情報を活用することにより、
基本法に定める判断基準を満たすことにとどまらず、できる限り環境負荷の尐ない物品の調達に努め
る。事業者の選定に当たっては、ISO1400 若しくはエコアクション21等により環境管理を行っている
者又は環境報告書を作成している者を優先して考慮するように努める。
温室効果ガス排出削減等のための実施計画の推進。例えば冷暖房時の適正温度の管理、月一回のノーカ
ーデーの実施、高効率照明器具への更新・照明器具のセンサー化。省エネルギーを目標に環境活動を行
っている。
省エネルギー、省資源・廃棄物削減、グリーン購入の推進、グリーン購入の推進、地域社会との交流、
キャンパスの環境保全と改善に取り組んでいる。
東北大学では雤水を利用することで水資源の利用を抑制させたり、必要のない電気は消す、エアコンの
電源はこまめに消す、電子メールを使用して無駄な紙を使わないようにするなどの基礎的な環境に優し
い活動はもちろん、受動喫煙の防止など周りのひとへの健康にも配慮した活動もしているところに興味
をもちました。資源の使用を抑制しながら健康もよくできる活動はとても良いと思いました。
東北大学では井上プラント呼ばれる環境マネジメントシステムを 2007 年に導入し、環境負荷の低減や
持続可能な社会の構築を目指した活動を行っている。自分が東北大学にいたときは存在してなかった。
時代は変化していると思った。
東北大学では様々な分野にわたり環境マネジメント活動を行っており中でも私が興味を持ったのは、月
に一度ノーカーデー運動を行っている、ということだ。他にも二酸化炭素削減のために様々な活動を行
っており、2008 年から 2012 年までに 2%の削減を目標としている。
二酸化炭素排出量の削減を環境目標として冷暖房の適正な温度管理、隣接階へのエレベータ利用の抑
制、こまめな消灯の徹底、空調機やOA機器の省エネモードの設定、通勤・通学時の公共交通機関利用
の奨励などを行っている。
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2011 年度「環境報告書を読んで行動する技術」レポート集計
環境目的として、地球温暖化防止、省資源・廃棄物削減、グリーン購入の推進、環境関連の教育・研究
の推進、地域社会との交流、キャンパスの環境保全と改善がある。環境活動計画として、温室効果ガス
排出削減等のための実施計画の推進、節水型装置・器具の導入推進、電子メールの活用、省エネ機器・
設備の優先導入などがある。
地球温暖化防止のために、エレベータの利用を控える。また、月 1 回のノーカーデー運動の実施という
ものに興味を持った。廃棄物削減のために、なるべく印刷する際は両面印刷にする、電子メールを活用
する、リサイクルをするなどは、私にもできることだと思った。
東北大学における環境マネジメント業務で興味を持ったことは、地球温暖化防止のための月1回のノー
カーデーの推進、そして、資源を有効に活用するために、紙の両面印刷の奨励である。どちらも、よく
考え出されたなと感心した。両面印刷はとても有効だと思う。
東北大学では 2009~2012 年にかけて特に、地球温暖化防止(CO2・エネルギー使用量・上水の使用
量削減)や省資源・廃棄物削減(紙類の使用量削減)に重点実施目標を置いて取り組んでいる。他にも、グ
リーン購入の推進、環境関連の教育・研究の推進、地域社会との交流、キャンパスの環境保全と改善に
継続実施目標を置いて取り組んでいる。
東北大学では、地球温暖化対策のひとつとして、研究教育活動に伴って生じる温室効果ガス排出抑制の
ための取り組みを率先して行なっている。2009 年には、(a) 本館エアコンの集中管理、(b) CO2 排出量
の「見える化」を実施し、11.3%;CO₂削減という結果を出している。
東北大学では地球温暖化防止や省資源・廃棄物削減に重点を置き、環境活動に取り組んでいる。地球温
暖化防止では、冷暖房の適切な温度管理や通学時の公共交通機関の利用など大学全体での取り組みが行
われている。また、省資源・廃棄物削減では、両面印刷など紙類の使用量の削減を行っている。
東北大学において、環境フロンティア国際プログラムという教育プログラムがある。ここでは、アジア
の環境問題を対処できる人材を育てるために、文理融合科目を本格的に開講しており、自然科学や社会
科学について学ぶことができる。
東北大学では地球温暖化防止のために、こまめな消灯、月一回のノーカーデー運動、照明器具のセンサ
ー化の実施、エレベーター利用の抑制などを行い二酸化炭素排出量を削減しています。。また、節水型
装置を設置したり、雤水の利用を促進するなどして、上水の使用量も減らすことができています。
2009 年から 2012 年の間で、重点的に実施する目標、または継続的に実施していく目標が掲げられてい
た。地球温暖化防止については 2008 年から 2012 年まで二酸化炭素排出量を毎年 2%;削減する、エネル
ギーと上水の使用量を前年度比 1%;以上削減など。省資源、廃棄物削減については紙類の利用量を前年
度比 1%;以上の削減、廃棄物排出量の削減とリサイクルの推進といった、本当に達成できるのか怪しい
ものがあげられていた。実際のデータを見てみると、達成できているものとできていないものが半々と
いった印象を受けた。それらは、熊本大学で達成できていない目標と似たようなものだった。
東北大学は、「「環境・安全に配慮したキャンパスの整備」を実現するため、環境負荷の低減や持続可
能な社会の創りあげることを目指し、ふさわしい環境マネジメントシステムの導入を推進している。環
境保全及び安全衛生管理業務を一元的に推進することを目的に、教員も加えた「環境・安全推進センタ
ー」を 2010 年 4 月に設置した。このように、東北大学では、さまざまな取り組みを行っている。
東北大学は、環境マネジメントにおいてエレベーターの使用の抑制や昼休み等のこまめな消灯など誰に
でも簡卖にできるところから始まり、また大学という場所ならではの研究機器廃棄物の資源リサイクル
など様々な取り組みがなされている。
私が興味を持ったことは、地球温暖化防止として、空調機を省エネ性能の高い製品に更新を図ることや、
通勤・通学時の公共交通機関利用の奨励として、月一回ノーカーデー運動をしていることです。
東北大学では地球温暖化防止のために温室効果ガス排出削減のための活動を行っている。削減目標は、
平成20年度から平成24年度まで、二酸化炭素排出量を原卖位で毎年度2%削減することである。そ
のために青葉山への一部キャンパスの移転の計画や省エネ効果の高い研究教育施設の設置を進めてい
る。
冷暖房の適度な温度管理や隣接階へのエレベータ利用の抑制、こまめな消灯による節電などのそれぞれ
の人が尐しだけ注意することで簡卖にでき、またすべての人が今しなくてはならないことで地球温暖化
の防止につながるといった活動。
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2011 年度「環境報告書を読んで行動する技術」レポート集計
東北大学ではさまざまな設備が整っており、たくさんのことを研究したり実験したりしていることに興
味を持ちました。そしていろいろな人がいて役割がしっかりしてて環境マネジメント活動に対して積極
的なところがいいなあと思いました。
東北大学と取引をしている事業者に環境負荷削減のために指示、または依頼する行為。例えば、来訪者
にアイドリングストップをお願いする。物品の納入業者への『通い箱」を用いた物流梱包材の削減の指
示。紙類リサイクル業者は紙類だけでなく、シュレッダーしたものもリサイクルするよう指示。
環境マネジメントシステムを実施するためにはまず体制を整えることが大事で、細かな役割などを決め
なければならない。環境・安全に配慮したキャンパス整備のため大学が取り組むべき課題は、環境マネ
ジメントの他、安全衛生・健康管理、毒劇物・化学物質の管理等、広範囲に及びかつ専門的な知識を要
するために、事務職員のみで構成された環境・安全推進室では事業への取り組みに限界があった。この
問題を解決するために、環境保全及び安全衛生管理業務を一元的に推進することを目的に、教員も加え
た「環境・安全推進センター」を設置した。
東北大学では、大学運営における環境負荷を低減するため、省エネルギー、省資源、廃棄物の削減、発
生原点処理原則の堅持および再資源化に取り組み、また、本学の教育・研究施設が存在するキャンパス
の環境および景観の維持・向上に努め、また仙台市の環境、防災計画における役割を認識し、その責任
を積極的に果たします。
私が興味を持ったのは、東北大学の環境マネジメントについてです。東北大学は様々な環境目的に対し
て、いろいろな方法で改善を試みようとしています。特に珍しいと思った活動は、月一回のノーカーデ
ー運動でした。熊本大学でも実施するべきだと思いました。
東北大学の環境マネジメントでは、様々な目標とともに環境活動がなされている。その中でも、地球温
暖化防止の項目では、冷暖房の温度管理やこまめな消灯、公共交通機関の奨励、空調機を省エネ性の高
い製品に更新するなどの徹底した活動計画が示されている。
東北大学が温室効果ガス排出削減等のための実施計画としているものをあげると、冷暖房時の適正な温
度管理の実施や啓発活動による隣接階へのエレベータ利用の抑制や昼休み時等の消灯及びこまめな消
灯の徹底や高効率照明器具への更新及び照明器具のセンサー化の実施であるなどである。
分煙環境の整備に興味を持ちました。熊本大学でも分煙がされているので非常に近いものを感じまし
た。また喫煙者のみに焦点をあてた取り組みではなく、受動喫煙者にも配慮した取り組みだというとこ
ろにも共感できました。
環境マネジメントにおける目的、目標、計画が的確である。また、目標も具体的に数値化されていたり、
計画も具体的であり、非常に分かりやすい。さらに、年度別に重点目標設定することで、行動しやすい
と思った。
事務職員だけでなく教員も加えたマネジメントにより環境負荷の低減や持続可能な社会をめざしてい
るところに興味を持った。
一昨年度からは、二酸化炭素排出原卖位の年率 2%; 削減を数値目標として掲げ、キャンパスからの温
室効果ガスの排出の削減にも取り組んでいる東北大学は、キャンパスで排出される温室効果ガスは、ほ
とんどがエネルギー消費に由来するもので、引き続きエネルギー使用の効率化と削減を図ることで、そ
の達成を目指している。
環境マネジメント活動で東北大学は様々な活動を行ってました。まず、地球温暖化防止策として 2008
年から毎年二酸化炭素排出量を 2%ずつ削減と目標に決めその目標を達成してきました。目標を達成す
るために、教職員・学生がみんなで冷暖房の温度を調節・エレベーターの利用抑制・消灯の徹底など様々
な努力をして目標を達成してきました。僕が関心したところは 2%削減という大きな目標ではなくてが
んばればできそうな目標にし、達成できるように努力しているところです。2%削減を毎年行うのだか
ら、この先ずっと続けていけば大きなものになっていくとおもいます。この先も続けていき地球温暖化
の防止に貢献していってほしいです。
省資源・廃棄物削減のために、会議資料等で両面印刷を徹底することと、電子メール等を利用するとい
う計画がある。さらに、分別徹底による廃棄物排出量の削減および古紙回収率の拡大を行っている。使
用済みの封筒等、事務用品の再利用による購入量の削減も行っている。研究機器廃棄物の資源リサイク
ルも行っている。
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2011 年度「環境報告書を読んで行動する技術」レポート集計
月1回ノーカーデー運動の実施や環境に配慮した製品・事務用品等の優先購入や省エネ機器・設備の優
先購入や会議資料等の両面印刷の徹底や電子メール等の活用など僕たちが気づかない細かなとこまで
やっています。
二酸化炭素排出量の「見える化」システムの導入に興味を持った。リアルタイムで二酸化炭素の排出量
を知ることができ、生徒が二酸化炭素排出削減を心がけることが出来る環境作りが出来ている。
温室効果ガス排出削減等のための実施計画で、2008 年度から 2012 年度まで、二酸化炭素(CO2)排出
量を原卖位で毎年度2%削減することを目標に掲げています。目標を達成するには、省エネルギー改
修・省エネルギー機器等の導入によるハード面の対策だけでなく、構成員の環境マインド(省エネ意識)
の向上及び意識改革が欠かせません。実施計画の[エレベーターの使用について、隣接階への移動の際
の階段利用「2アップ、3ダウン」の奨励を徹底し、エレベーターの使用回数を減らす]取り組みを推
進するため、本学の玉井信名誉教授(医学系研究科)と職員の高橋文恵(医学部)が企画・発案した啓
発ステッカーを、大学病院等の一部を除いた、全ての建物のエレベーターホールに掲示しています。ス
テッカーには、本学の中田俊彦教授(工学研究科技術社会システム専攻)の「エレベーター利用時の
CO2 排出量の試算」の研究成果に基づく二酸化炭素(CO2)排出量が明示されています。本ステッカー
の掲示は、環境方針にある「環境マインドを備えた人材の育成及び関連研究の推進」に適った活動です。
東北大学は温室効果ガス排出削減等のための推進計画として、・冷暖房の適正な温度管理の実施・隣接
階へのエレベーター利用の抑制・高効率照明器具への更新や照明器具のセンサー化の実施・空調機を省
エネ性の高い製品へ更新
東北大学では、環境・安全に配慮したキャンパスを構築するため、廃棄物による大気汚染、水質の汚濁、
土壌の汚染および悪臭ならびに騒音、振動の調査及び防止に関する対策や大学を構成する、大学生や職
員などに対する環境保全教育も徹底しています。またPCDAサイクルも採用されていて効果的にさら
に継続的な環境マネジメント活動が行われている大学です。
東北大学では、環境に配慮した活動のひとつとして温室効果ガス排出削減等のための実施計画をたてて
いる。その内容としては冷暖房を使用する際の温度管理の実施や、昼休み時等の使わない部屋の消灯な
どをしている。目標は2008年から2012年までに二酸化炭素排出量を毎年2%ずつ削減していく
ということとエネルギー使用量を前年度比で1%以上削減することである。
東北大学では、地球温暖化防止のために、冷暖房の温度調整はもちろんのこと、月に一度のノーマイカ
ーデー運動などをおこなっている。また、環境に配慮した製品などを積極的にとりいれたり、環境シン
ポジウムなどを実施している。
東北大学の委員会の一つである環境マネジメント専門委員会の役割の一つである廃棄物による大気汚
染、水質の汚濁、土壌の汚染および悪臭ならびに騒音、振動の調査及び防止という活動に興味を持った。
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2011 年度「環境報告書を読んで行動する技術」レポート集計
3.東京大学
環境マネジメ
ント活動, 45
自然共生社
会, 36
低炭素社会,
126
循環型社会,
117
<低炭素社会>
東京大学では、東大サステイナブル・キャンパス・プロジェクト(TSCP)を立ち上げ、多岐にわたる
取り組みを開始している。「共進化」のコンセプトを基とし、学内全体の Cо2総量について削減目標
を掲げている。理工系、病院・医学・薬学系、文学系・事務系と三つのグループに分けて連絡会を開催
し、建物の使用実態に応じた環境意識啓発活動などソフト面対策の徹底を図っている。
共進化のコンセプトを基に東京大学では二酸化炭素の総排出量の削減を目指している。具体的なアクシ
ョンプランとして TSCP2012 として 2012 年度に15%削減を第一フェーズで目指している。2030 年ま
でには50パーセントの削減を目指している
東京大学は、小宮山総長の提案により、東大サスティナブル・キャンパス・プロジェクト(TSCP)を始
動させ、二酸化炭素排出量の削減目標を定めた。
2012 年までに 15%;、2030 年までに 50%;の CO2 削減という目標を掲げ、建物ごとにエネルギーの消費
実態を把握し、対策をしている。空調用熱源設備の高効率化のために、高効率ターボ冷凍機の導入をし
ている。また A 重油を使用した熱源について、代替運用などを行っている。
東京大学では、2008 年 7 月、東大サスティナブル・キャンパス・プロジェクト(TSCP)を立ち上げた。
これは、エネルギー起源の二酸化炭素排出量削減を当面の最優先課題として、「見える化」「省エネル
ギー・創エネルギー」「社会連携」を各々同時に進める共進化をコンセプトにして、東京大学全体の二
酸化炭素排出総量の削減目標を掲げるものである。
2006 年度 CO2 排出量を基準に、2012 までに 15%;削減(実験系除く)とし、さらに 2030 までに 50%;
削減を目標に掲げている。熊本大学も努力しているが年 1%;ずつ削減するのにも苦労しているというか
ら、非常に高い目標であると思う。
東京大学では、建物ごとにエネルギーの消費実態を把握することで、エネルギー消費の高い建物から優
先順位をつけて対策をすすめるという効率的な方法で CO2 の削減をすすめている。高効率ターボ冷凍
機の導入などさまざまな更新対策を実施している。
東京大学では低炭素社会に向けて、省エネルギー活動を行っている。エネルギー密度の高い建物を調査
しそこに高効率ターボ冷凍機を導入することや、今までとは別の熱源機に替えたりすることでこれまで
に約5000あまりの二酸化炭素を削減している。
”TSCP2012”として 2012 年度に CO2 の排出を 5%、”TSCP30”として 2030 年度に 50%の削減(2006 年基
準)を目指す目標を設定し、その取組として空調用熱源設備に高効率ターボ冷凍機の導入、意識の啓発
などをしている。
私が興味を持った活動は有機系太陽電池の実用化を目指す活動です。有機系太陽電池とは、従来型の無
機系太陽電池に比べ、製造時の二酸化炭素排出量が尐なく、原材料の資源的制約も尐ないので、生産性
に優れ、大幅な低価格を実現できる可能性を秘めている電池です。注目すべきところは製造時の二酸化
25
2011 年度「環境報告書を読んで行動する技術」レポート集計
炭素の排出量が尐ないこと。この電池はまさに、低炭素型エネルギー社会を構築するには不可欠な新エ
ネルギーなのです。私は電力の消費が先進国の中でも著しく多い日本にとって、この電池の早期開発を
目指す活動はとても大切なのではないかと思いました。
私が興味を持ったのは、最先端の技術で将来の環境を予測し、微生物を利用して天然ガスに変換し、新
たなエネルギー資源として再利用することを実現しようとする「地球温暖化」と「化石燃料の枯渇」を
同時に防ぐことのできる「持続型炭素循環システム」の研究です。
まず建物ごとのエネルギー消費実態を把握してからエネルギー消費密度の高い建物から優先順位をつ
けて対策を進めているところ。また付属病院地区で空調用熱源設備の効率化対策の一環として高効率タ
ーボ冷凍機の導入。さらにA重油を使用した熱源について他熱元気への代替運用や他熱源への更新対策
を実施しているところ。
東京大学は、東大サステイナブル・キャンパス・プロジェクトを立ち上げ CO2排出総量の削減を目指
している。「見える化」「省エネルギー・創エネルギー」「社会連携」を同時に進める共進化をコンセ
プトに、具体的な削減目標を示し取り組みを進めている。
東京大学では、建物ごとのエネルギー消費量を調べ、消費密度の高い建物から順に対策を進めています。
具体的には本郷キャンパス医学部付属病院地区で、空調用熱源設備の高効率化対策の一環として、高効
率ターボ冷凍機を導入しました。
地球温暖化の要因の一つである、大気中の二酸化炭素の増加を防ぐために、工場などで出される二酸化
炭素を回収して地下へ貯留し、微生物を使ってエネルギー資源となるメタンに変換することで、大気中
に排出される二酸化炭素の量を減らし、地球温暖化の緩和とエネルギー生産の両面で社会に貢献するこ
とを目指している。
大学内で建物毎にエネルギーの消費実態を調査、把握し、消費密度の高い建物から順に優先順位をつけ、
空調熱源対策として高効率ターボ冷却機を導入するなどの対策を講じることで二酸化炭素排出量の削
減を進めている。
低炭素社会に資する有機系太陽電池の開発にとても興味が持てた。有機系太陽電池は、従来の無期刑太
陽電池に比べて CO2 排出量が尐ない。さらに、現在量の資源的制約も尐なく生産性、意匠性に優れて
いる。大幅な低価格を実現しうるかもしれないものである。東京大学は、日本が先行優位にある有機系
太陽電池の早期実用化に向けと、研究開発をスタートさせた。
東京大学では生協食堂の生ゴミでサーマルリサイクルをしている。これは、生ゴミを粉砕し、バイオ発
酵させ、それにより発生したメタンガスを燃やして電気と熱エネルギーを得る方法です。得た電気は電
力会社に販売している。水分を含む生ゴミを卖純に燃やすより、効率的に燃焼することができ、より多
くのエネルギーを回収することができる方法だ。
東京大学では、2008 年にサステイナブル・キャンパス・プロジェクトを立ち上げました。その中で、
CO2 を 2012 年に 15 パーセント削減、2030 年に 30 パーセント削減を目標として掲げています。現在は
FOREST2015 という指針を掲げ、環境安全組織体制を設置し、CO2 排出量削減、エネルギー消費削減、
化学物質管理、安全衛生管理、喫煙対策、生協食堂における生ごみリサイクル、実験系不明廃棄物処理、
高圧ガス管理体制、講習会の開催、環境関連法遵守に取り組んでいます。
東京大学では、学部別やキャンパス別に分けて二酸化炭素排出を尐なくする取り組みを行っています。
一番驚いたのは、空調用熱源設備の高効率化対策の一環として行われた高効率ターボ冷凍機の導入で
す。この導入によって約5000のCO2を削減できたそうです。
東京大学では TSCP 活動として CO2 排出量削減目標を掲げ全学的にその対策を進めています。これま
で授業規模拡大に伴って、エネルギー使用量は年々増加してきたが、TSCP 対策の効果もあり 2009 年度
の CO2 排出量は前年と比べて、減尐となっている。
地球温暖化を引き起こす二酸化炭素を、地下に封じ込め、さらに微生物を利用し天然ガス(メタン)に
変換し、エネルギー資源として再利用する。この活動は、「地球温暖化」と「化石燃料の枯渇」への同
時対策となり得る「持続型炭素循環システム」と呼ばれるが、まだ開発途中である。今後の発展に注目
したい。
東大生協では食堂から排出された生ごみの一部を発酵させて、メタンガスを発生させ、それを燃焼させ
ることで、二酸化炭素の削減を行っている。この燃焼では大気中の二酸化炭素を増加させることがない。
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2011 年度「環境報告書を読んで行動する技術」レポート集計
しかし、問題点として、従来の生ごみを捨てるよりもコストがかかることがあげられる。
東京大学の最新の環境報告書にあったものにわたしは興味を持った。東京大学の教育学部付属中等教育
学校では、一年生の家庭科の食生活の分野で、「エコ」をキーワードに通年にわたり授業が行われてい
る。調理実習でもエコをテーマに授業が進められている。若い世代がこのような授業でエコの意識を高
められるのはとても良いことだと思い興味を持てたのでここに紹介した。
CO2 をあまり出さないように工夫している。たとえば附属病院において空調熱源設備の効率化対策の一
環として、高効率ターボ冷凍機の導入を行った。
東京大学では、「エコ」がキーワードの家庭科という授業が、行われている。私たちの日々の生活自体
が環境問題とつながっているが、この大学は食生活に着目している。食生活では調理や食器のかたずけ
などにたくさんのエネルギーを使用するが、それを保存食などの先人の知恵を利用し「エコ」を目指そ
うという取り組みである。
東京大学は低酸素社会に向けて、二酸化炭素を地下に閉じ込め、更に CCS と微生物を利用してエネル
ギー資源を再び生み出すという研究活動をしているそうです。これは、メタン菌という微生物の一種が
二酸化炭素を天然ガスの主成分であるメタンに変換する能力を利用しようというものです。現在はメタ
ン菌を利用したプロセスの効率を向上させる研究に力をいれているようです。
東京大学では空調用熱源設備の高効率化の一環として、高効率ターボ冷凍機の導入を行った。また、A
重油を使用した熱源について、他熱源機への代替運用や他熱源への更新対策を実施し、CO2削減を行
っている。
東京大学の有機系太陽電池の実用化促進活動を紹介します。有機系太陽電池は無機系太陽電池に比べ、
製造過程での二酸化炭素排出量が尐なく、大幅なコスト削減につながります。また、発電所への負担率
も軽減されます。
通常生ごみは、肥料化や飼料化されることが多いが、東京大学では食堂から出た生ごみの一部を発酵さ
せて、メタンガスを発生させてそれを燃焼させることで電気、熱エネルギーを発生させるというサーマ
ルリサイクルを行い、そこで出来た電気を事業者に販売するという活動を行っている。
東京大学では多岐にわたる環境負荷を先導的に提言する取り組みを開始しており、2006年からその
第一段階として„TSCP2012„という計画を掲げて CO2の15%削減を目標としている。それに
よって設置されたTSCP室では学内の建物毎にエネルギーの消費実態を把握し、エネルギー消費密度
の高い順に優先順位をつけて対策を進めている。このほかにも空調設備の効率化のために高効率ターボ
冷凍機の導入を行い大幅なCO2の削減に成功している。
東京大学においては、2008 年から東大サスティナブル・キャンパス・プロジェクト(TSCP)を実施し
ており、多岐にわたる環境負荷の低減などに取り組んでいる。具体的には CO2 の総排出量の削減に取
り組んでおり、2006 年度を基準として 2012 年度に 15%削減、2030 年度には 50%の削減目標を設定し
ている。
私は、低炭素社会に興味がわいた。その中で、東京大学は、CO2 削減のため付属病院地区に、空調用熱
源設備の高効率化対策の一環として、二年連続、高効率ターボ冷凍機を導入していることに驚いた。
東京大学では学生から教授にいたるまでの多岐にわたる人材が活動に積極的に関与していました。具体
的な活動としてはエネルギー消費量の高い施設のハード面では設備改善、ソフト面では意識啓発、運用
改善を行っているようです。大学といった大きな卖位がこれを実行すればきっと環境は改善されると思
いました。
環境に配慮した研究の中で、二酸化炭素を回収し地下に封じ込め、更に微生物を利用して天然ガス(メ
タン)に変換する研究が面白いと思った。地球温暖化と化石燃料の枯渇の二つの問題の対策になり得る
というのがすごいと思う。
東京大学ではサーマルリサイクルを行っている。サーマルリサイクルとは食堂で排出された生ごみを破
砕機にかけ不適物を取り除き、発酵槽でバイオ発酵を行う。こうして発生したメタンガスを燃やして電
気と熱エネルギーを得て、発電された電気を電力会社に販売するリサイクル方式のことである。
地球温暖化の原因となっている二酸化炭素を地下に封じ込めて、微生物を利用し、天然ガスに変換して、
エネルギー資源として再利用する。この活動は、「地球温暖化」と「化石燃料の枯渇」問題の同時対策
となる。
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2011 年度「環境報告書を読んで行動する技術」レポート集計
二酸化炭素を回収、貯留からエネルギーを作り出すという研究である。二酸化炭素を地下に封じ込め、
さらに微生物を利用して天然ガス(メタン)に変換し、エネルギー資源として再利用するものである。
私は、東京大学がメタン菌という微生物を利用することで、二酸化炭素から新たなエネルギーを生み出
す技術研究に取り組んでいるということに興味を持った。この技術が進歩すれば、低酸素社会も実現で
きるだろう。
建物ごとにエネルギー消費の実態を調べて、優先順位をつけて対策を進めること。そのひとつとして、
本郷キャンパス医学部付属病院にて、空調用熱源設備の高効率化の一環として高効率ターボ冷凍機の導
入を行った。また A 重油を使用した熱源について、他熱源への代替運用や他熱源への更新対策を実施
している。これらにより、累計約 5000(ton- 二酸化炭素/年)あまりの削減に成功している。
環境に関わる研究開発
空調用熱源設備の高効率化対策の一環として、高効率ターボ冷凍機を医学部付属地区に導入している。
他にも、A重油を使用した熱源について、他熱源機への代替運用や他熱源への更新対策を実施している。
継続的に環境活動に関する意識啓発、設備の効率的運用などの実施のために、教員と職員からなる
TSCP-officer を任命している。
自分が興味を持ったのは、CO2 排出量と演習林等樹木の吸収についてです。このときの結果のグラフを
見たときに、CO2 吸収量よりもはるかに排出量のほうが高なっているという結果がでていました。、
食品リサイクル法にのっとり、食堂から排出された生ごみの一部を発酵させて、メタンガスを発生させ、
それを燃焼させることで、サーマルリサイクルを行い、年間13.8tの CO2 の削減を行った。
東京大学では、建物毎にエネルギーの消費実態を把握し、エネルギー消費密度の高い建物から優先順位
をつけて対策を進めている。また、高効率ターボ冷凍機や A 重油を使用した熱源など空調用熱源整備
の高効率化を積極的に行っている。
東京大学ではハード面とソフト面の取り組みを実施しており、建物ごとにエネルギーの消費状況を把握
し、優先順位をつけて対策をしている。また、部局連絡会組織(教職員や学生などを保有)をつくり、
継続的に意識啓発、設備の効率的運用を実施している。
東京大学では、”二酸化炭素回収・貯留”技術の実用化を目指した活動が行われている。火力発電所など
から回収した大量の二酸化炭素を地下に貯蓄し、さらに地中の微生物がその二酸化炭素をメタンへと変
換する。変換されたメタンはエネルギー資源として再利用することができる。
東京大学は建物ごとにエネルギー消費の実態を把握し、エネルギー密度の高い建物から優先順位をつけ
て、CO2 対策を進めている。具体的には本郷キャンパス医学部付属病院地区において、空調熱源装備の
効率化の一環として高効率ターボ冷凍機の導入を行った。
東京大学では、地球温暖化の原因であると言われる二酸化炭素を削減する取り組みが行われている。
そのひとつの方法が、二酸化炭素を大気中に放出する代わりに地下に貯蓄し、メタン菌を利用してメタ
ンに変換しエネルギーとして取り出すというものである。
東京大学は本学全体の二酸化炭素の排出総量についての削減を目標に掲げ、2008 年 7 月、東京サステ
イナブル・キャンパス・プロジェクトを立ち上げた。2030 年までに 50%の削減を目指すのは目を見張
るものがある。
東京大学の中で、建物ごとにエネルギーの消費実態を把握し、エネルギー消費密度の高い建物から優先
順位をつけて対策を進めている。2010年度におけるハード面の主な対策は、本郷キャンパス医学部
付属病院地区において、空調用熱源設備の効率化対策の一環として、昨年に引き続き高効率ターボ冷凍
機の導入を行った。
設備更新などのハード面の対策や、意識啓発,運用改善などのソフト面の対策を含めた両面から取り組
みを進めている。空調用熱源設備の高効率化を目指した高効率ターボ冷凍機の導入、他熱源機への代替
運用や他熱源への更新対策として熱源に A 重油を使用している。
東京大学の先駆的な研究の一環で、メタン菌を用いて温室効果ガスである二酸化炭素をメタンに変換し
て、エネルギーとして再利用するものがある。これにより、京都議定書などで規定されている二酸化炭
素削減も効率よく行えて、産業活動に大きな支障を出さずに環境対策に取り組める。東大による研究で
早期の実用段階への移行を期待したい。
東京大学の CO2 排出削減に向けた具体的な取り組みとして TSCP 対策と呼ばれるものがある。それは、
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2011 年度「環境報告書を読んで行動する技術」レポート集計
設備更新などのハード面の対策に加え、意識啓発、運用改善などソフトの面の対策を含めた両面からの
さまざまな取り組みを行っている。また、得られた知見は教育・研究機関の役目として、各種講演会や、
学協会など広く社会へ発信している。
TSCP プランに基づき、2006 年度の排出総量と比べ、2009 年度は事業規模拡大を含めても、約 5400
(t-CO2)を純減。また、先端科学技術研究センターでは、製造時の二酸化炭素排出量が尐ない有機系
太陽電池の開発が、産官学の連携の下行われている。
本郷キャンパス医学部附属病院地区において、空調用熱源設備の効率化対策の一環として、昨年に続き
高効率ターボ冷却機の導入を行った。また、A 重油を使用した熱源について、他熱源機への代替運用や
更新対策を実施している。教職員や学生たちの間でも意識啓発のための組織がつくられている。
東大生協では、食品リサイクル法に則り、食堂で排出された生ごみを一部発酵させることによってメタ
ンガスを発生させ、それを燃焼し電気と熱エネルギーを得るというサーマルリサイクルを行っている。
これにより二酸化炭素の排出の削減に成功した。
東京大学では建物ごとにエネルギーの消費実態を検討把握して、エネルギー消費密度が高い建物から優
先順位をつけて対策を進めている。2010 年度は医学部付属病院地区で空調用熱源設備の高効率化対策
の一環で、高効率冷凍機の導入を行った。また、重油を使用している熱源について、他熱源機への代替
運用や他熱源への更新対策を行うことにより、累計 5000(トン CO2/年)あまりの CO2 削減につながっ
た。
大学の中で、建物ごとにエネルギーの消費実態を把握し、エネルギー消費密度の高い建物から優先順位
をつけて対策を進めている。ハード面の主な対策として、空調用熱源設備の効率化対策の一環として、
高効率ターボ冷凍機を導入した。
東京大学の施設用照明の蛍光灯器具は、推計 200,000 台近く設置されております。この中で約 2 割に
相当する 38,602 台については、低い効率の器具で、未更新のまま散在している状況となっていました。
照明の高効率化は、併せて冷房負荷となる器具発熱も低減できるため、TSCP 室の発足以降約半年をか
けて、これらを高効率 Hf 照明器具へ一括更新する対策を行いました。
建物ごとにエネルギーの消費実態を把握し、優先順位をつけた対策を行っている。具体的には、本郷キ
ャンパス医学部付属病院地区において、空調用熱源設備の高効率化対策の一環として、高効率ターボ冷
却機の導入を行っている。
私が興味を持ったのは、東京大学の二酸化炭素削減に向けた設備更新だ。エネルギー消費密度の高い建
物から優先して高効率空調設備を導入して、世界トップレベルの知識を身近なところから活かしていく
姿勢が素晴らしいと思う。
東京大学はメタン菌が二酸化炭素をメタンに変換する能力を有している点に焦点を当てている。この特
徴を使うことにより、「二酸化炭素の減尐」と「化石燃料の枯渇の克服」の二つの利点が得られる。ま
さに一石二鳥な取り組みだ。
私が興味を持った活動は、キャンパス内のエネルギー消費密度が高い建物から、優先的に二酸化炭素削
減に向けた対策を進めているというハード面およびソフト面の取り組みです。医学部付属キャンパスに
おいて、空調設備として高効率ターボ冷凍機を導入するなどして、二酸化炭素を徐々に削減していて、
この活動をもっと知りたいと思った。
空調用熱源設備の高効率化対策として、昨年から、高効率ターボ冷凍機を導入している。また、A 重油
を使用した熱源を、他熱源機へ代替運用や更新対策を実施している。
東大サステイナブル・キャンパス・プロジェクトを立ち上げ、CO2 排出量削減活動をしている。具体的
には、建物ごとのエネルギー消費実態を把握し消費量の多いところから対策を講じたり、数多くある部
署をいくつかに分け定期的に連絡会を開くことで環境意識の啓発活動などを行っている。
日本最大級といわれる学園祭、「五月祭」においてエコプロジェクトを結成して10トンにおよぶゴミ
回収のシステム整備や、環境プログラムの実施、出展者・来場者への分別指導、環境への取り組みを行
う団体の優遇等を行っている。
TSCP 室という専属部署を中核とし、学内の有識者、教職員や学生と連携し、さらには産官学とも連携
を図ることができる体系づくり。大学における実効ある省エネルギー・省 CO2。具体的には、空調用熱
源設備の高効率化対策の一環として、高効率ターボ冷凍機の導入。また、A 重油を使用した熱源につい
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2011 年度「環境報告書を読んで行動する技術」レポート集計
て、他熱源機への代替運用や他熱源への更新対策を実施。
医学部付属病院地区において、空調用熱源設備の高効率化対策の一環として、高効率ターボ冷凍機の導
入を行っている。また A 重油を使用した熱源について、他熱源機への代替運用や他熱源への更新対策
を実施している。
年々増え続けている二酸化炭素の増加は深刻な問題となっている。東京大学では二酸化炭素の回収・貯
留と微生物プロセスを組み合わせることによって二酸化炭素をメタンへと変換し、エネルギー資源とし
て再利用するシステム開発を目指している。地球温暖化の緩和とエネルギー資源生産の両方で社会に貢
献することを目指している。
東京大学における「生協食堂における生ごみリサイクルの取り組み」(東京大学 環境報告書 2010
P.17)に関心を持ちました。これは、食品リサイクル法に則り、生ごみの一部を発酵させ、それを燃焼
させることでサーマルリサイクルを行い、年間 13.8tの二酸化炭素の削減を行うというものです。また
メタンガスを燃やして発生する二酸化炭素は、大気中の二酸化炭素を光合成したものがもとになってい
るので、石油等の燃料と違い、大気中の二酸化炭素を増加させたことにはなりません。
東京大学のなかで、建物毎にエネルギーの消費実態を把握し、エネルギー消費密度の高い建物から優先
順位をつけて対策を進めています。本年度におけるハード面の主な対策は、本郷キャンパス医学部附属
病院地区において、空調用熱源設備の高効率化対策の一環として、昨年に引き続き高効率ターボ冷凍機
の導入を行いました。また A 重油を使用した熱源について、他熱源機への代替運用や他熱源への更新
対策を実施しています。これらの対策により、TSCP 室の発足以来、累計約総長会議の様子 5,000(tonCO2/ 年 ) あまりの CO2 削減を行っています。
CO2 排出総量削減に向けた具体的な取り組みとして、エネルギー消費密度の高い建物から優先順位をつ
けて対策を進めています。空調用熱源設備の効率化対策の一環として高効率ターボ冷凍機の導入を行っ
ています。
2008年7月、東大サステイナブル・キャンパス・プロジェクトを立ち上げ、多岐にわたる環境負荷
を先導的に低減する取り組みを開始した。この活動では、エネルギー起源のCO2 排出量削減を当面の
最優先課題として、東大全体のCO2排出総量についての目標を掲げている。
2006年度を基準年度とし、第一フェーズでは、TSCP2012 として 2012 年度に 15 パーセント削減(実
験形をのぞく)、第二フェーズでは、TSCP2030として 2030 年度に 50 パーセント削減を目指す目標
を掲げている
東京大学では、低炭素社会にむけて二酸化炭素排出総量削減にむけた具体的な取り組みが行われてい
る。本郷キャンパス医学部付属病院地区において、空調用熱源設備の効率化対策の一環として、昨年に
引き続き高効率ターボ冷却機の導入などが行われた。
東京大学の生協食堂では、食品リサイクル法に則り本郷・駒場の食堂から排出された生ゴミの一部を発
酵させて、メタンガスを発生させ、それを燃焼させることで、サーマルリサイクルを行い、年間 13.8
tの二酸化炭素の削減を行った。
co2 排出削減に向けたハード面およびソフト面の取り組みについて興味を持った。ハード面の主な対策
として、本郷キャンパス医学部附属病院において空調熱源設備の高効率化対策の一環として、前年に引
き続き高効率ターボ冷凍機の導入が行われている。
東京大学では、CO2 削減を行うために建物内4つのキャンパスの中からエネルギー消費密度の高い建物
から優先順位をつけて対策を練っているそうです。キャンパス医学部付属病院地区においては、空調用
熱源設備の効率化対策の一環として効率的ターボ冷凍機の導入を行い TSCP 室の発足以来累計5.000
(ton-CO2/年)あまりの CO2 削減を行っているそうです。
低炭素社会を目指しそのためには、今日のベーシックの中でもあった電気エネルギーの消費を尐なくす
ると、低炭素社会になるということで、主にそのことを見ました。東京大学の環境報告書を読んで、部
署、建物ごとの消費エネルギーの多い場所から優先順位をつけて、省エネルギー二努めていくという活
動が、素晴らしいと思った。
「二酸化炭素の回収・貯留からエネルギーを作り出す」という研究に興味を持った。その活動は、大規
模な二酸化炭素発生源から二酸化炭素を回収するシステムを作り、それと微生物を組み合わせることで
エネルギー資源を作り出すものだ。メタン菌と呼ばれる微生物を利用して二酸化炭素から天然ガスの主
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2011 年度「環境報告書を読んで行動する技術」レポート集計
成分であるメタンを作り出すことで、増加しつつある大気中の二酸化炭素濃度を抑制しつつ、エネルギ
ーを作れる一石二鳥の考えである。
「二酸化炭素の回収・貯留からエネルギー資源を作り出す」という研究に興味があります。この研究は、
二酸化炭素を地下に封じ込め、微生物を利用してメタンに変換し、エネルギー資源として利用する、と
いうものです。これが成功すれば、地球温暖化と化石燃料の枯渇という2つの重大な問題の解決につな
がると思います。
東大サスティナブル・キャンパス・プロジェクト(TSCP)を立ち上げ環境負荷を先導的に低減する取
り組みを開始。エネルギー起源の二酸化炭素排出量削減を最優先課題とし、「見える化」「省エネルギ
ー・創エネルギー」「社会連携」を各々同時に進める”共進化”のコンセプトを基に、二酸化炭素排出総
量削減目標を掲げている。
東京大学の施設での省エネルギー化活動が一番興味を持ちました。東京大学の中にある施設ごとにエネ
ルギーの消費実態を把握し、エネルギー消費密度の高い建物から優先順位をつけて空調用熱源設備の高
効率化や高効率ターボ冷凍機の導入などの対策を行い、CO2 排出を削減するという活動です。
大学の中で建物ごとのエネルギー消費密度を把握し、それが高いものを優先にエネルギー消費対策を
している。 改正省エネ法により、管理体制も大幅に増加している。また、重油を使用した熱源につい
て、他熱源への代替を進めている。 他に、二酸化炭素を地下で微生物を使って天然ガスに変換し、エ
ネルギー資源としての再利用の開発にも取り組んでいる。
東京大学は、各建物ごとに CO2 の排出量を把握し、排出量の多い建物から、優先順位をつけ建物ごと
に CO2 の排出削減に取り組んでいる。また機器の導入も積極的に取り組んでいる。
東京大学では、CO2の排出量削減を当面の優先課題として、「見える化」「省エネルギー・創エネル
ギー」「社会連携」を同時に進めています。また、これらの行動を国内外の大学を含め、社会全体の動
きにつなげていくことで、低炭素型の社会の普及をリードしていこうとしています。
東京大学では、二酸化炭素回収、貯蓄(CCS)技術が実用化されつつある。CCS は大規模な発生源から
二酸化炭素を回収し、大気中へ排出する代わりに地下へ貯留する方法で、これにより地球温暖化を防ぐ
ことができる。さらに微生物プロセスを組み合わせることで新しいエネルギー資源を生み出すための研
究にも取り組んでいる。
東京大学は二酸化炭素の回収・貯留(CCS)技術の実用化に向けた取り組みを行っていた。CCS は微生物
を利用して排出された CO2 を地下に回収・貯留する技術のことで、そこに興味を持った。
食堂で排出された生ごみを処理して発生したメタンガスを燃やすことで、電気と熱エネルギーを得て、
その電気を電力会社に販売するサーマンリサイクル。水分を含む生ごみを燃やすことで効率よく燃焼、
より多くのエネルギーを回収出来る。
地下にメタン菌が生息している事や地下微生物が二酸化炭素をメタンに変換する能力を利用して、二酸
化炭素を貯蓄・貯留して天然ガスを作り出すという地球温暖化と化石燃料の枯渇への同時対策となる得
る活動である。
東京大学では、建物内毎にエネルギー実態を把握していて、エネルギー依存度の高い建物から優先して
対策を練っています。そして、具体的な活動は、空調用熱源設備の高効率化の一環として高効率ターボ
冷凍機を導入した。
東京大学では、従来型の無機系太陽電池に比べ、製造時のCO2排出量が尐なく、原材料の資源的制約
も尐ない、有機系太陽電池の早期実用化に向けて研究開発をスタートさせている。このように、低酸素
社会の構築には、新エネルギーの開発なども重要である。
資源の乏しい日本が持続的に発展するために、製造時の CO2 排出量が尐なく、原材料の資源的制約も
尐なく、生産性・意匠性に優れている有機系太陽電池の実用化加速と世界市場獲得を目指したプロジェ
クトの立ち上げ
エネルギー問題がますます深刻化するなか、東大は新しいエネルギー源として社会から広く注目されて
いる有機薄膜太陽電池の研究をしている。これが進めば、二酸化炭素の削減につながるだろう。
私は東京大学の、TSCP(東大サステイナブル・キャンパス・プロジェクト)というプロジェクトに興味
を持った。TSCP はエネルギー起源の二酸化炭素排出量削減を当面の最優先課題として、「見える化」
「省エネルギー・創エネルギー」「社会連携」を同時に進める「共進化」のコンセプトを基に二酸化炭
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2011 年度「環境報告書を読んで行動する技術」レポート集計
素排出総量の削減に関する目標である。
東京大学には、およそ 200000 台の照明設備があるらしいが、そのうちのおよそ 3000 台が照明の機能を
果たす上で効率が悪い。そこで、効率のよい照明設備に交換した。また、空調の効率が悪い本郷キャン
パスの設備も入れ替えた。
東京大学では、建物毎にエネルギーの消費実態を把握し、エネルギー消費密度の高い建物から優先順位
をつけて対策を進めている。具体的な対策としてはキャンパス医学部付属病院地区において、空調用熱
源設備の高効率化の一環として、高効率ターボ冷凍機の導入を行った。
東京大学は、問題の緊急性・困難性より、二酸化炭素排出量削減を最優先課題として、「見える化」「省
エネルギー・創エネルギー」などを各々同時に進める”共進化”をコンセプトとしている。プロジェクト
を立ち上げ、目標も高く、その効果も現れ始めている。
東京大学の食堂では回収された生ごみの一部をリサイクル業者に持ち込み、生ごみの一部をバイオ発酵
させて、メタンガスを発生させ、それを燃焼させることでサーマルリサイクルを行う。こうすることで、
普通に燃焼させるよりもエネルギーを回収することができる。さらに、年間で13.8tの CO2 を削
減させた。
大学で、建物毎にエネルギーの消費実態を把握し、エネルギー消費密度の高い建物から優先順位をつけ
て対策を進めている。本郷キャンパス医学部付属病院地区において、空調用熱源設備の効率化対策の一
環として高効率ターボ冷凍機の導入を行う。重油を利用した熱源について、他熱源機を導入した。年間
で累計約5000トンあまりの CO2 削減」を行っている。
二酸化炭素を回収、貯留するだけでなくそれをエネルギーに変えるという発想がさすが東京大学!と感
じた。具体的な活動はメタン菌と呼ばれる微生物に二酸化炭素をメタンに分解させそれをエネルギーに
変換するといった活動である。
東京大学は、建物ごとにエネルギーの消費実態を把握し、エネルギー消費密度の高い建物から優先的に
対策を行う活動をしています。主な活動としては、本郷キャンパス医学部付属病院地区で、空調用熱源
設備の高効率化対策の一環として高効率ターボ冷凍機の導入をしたことなどがあげられます。
空調用熱源効率化対策として、高効率ターボ冷凍機の導入を東京大学は行っている。また、A重油を使
用した熱源について、他熱源機への代替運用や他熱源への更新対策を実施している。これらの対策によ
り、TSCP室が東京大学に発足されてから、年間約 5000 トンあまりの二酸化炭素を削減している。
建物毎にエネルギー消費実態を把握し、消費密度の高い建物から優先順位をつけている。そして、空調
用熱源設備の高効率化や重油を用いた熱源から他熱源への代替運用または更新対策を実地することで
CO₂を減らしている。
私は東京大学の「二酸化炭素の回収・貯蓄からエネルギーを作り出す」という研究にとても興味を持っ
た。これは二酸化炭素を地下に封じ込め、微生物を利用して天然ガスに変換してエネルギー資源として
再利用するというものである。そのプロセスはメタン菌が二酸化炭素をメタン菌に変換しそのメタンを
エネルギー資源として再利用するというものである。これが実現されれば環境負荷を大きく削減できる
であろう。
東京大学は TCSP 活動と呼ばれる体制のもと、CO2削減に力を注いでいます。省エネルギーによる CO
2削減だけではなく、創エネルギーによる CO2排出などの環境負荷の小さいエネルギーの創造と、二
つの面から CO2排出量の削減を目指しているところからも、その努力が読み取れます。
東京大学のなかで、建物ごとにエネルギーの消費実態を把握し、エネルギー消費密度の高い建物から優
先順位を見つけて対策を進めている。対策は、高効率ターボ冷却機の導入をしている。また、他熱源機
へ代替運用や他熱源への更新対策を実施している。
東京大学内で、建物ごとにエネルギーの消費を調べ、エネルギー消費量の多いところから優先順位をつ
けて対策を行っている。また、高効率のターボ冷凍機を導入している。キャンパス全てをグループわけ
し、定期的な連絡会を行うことで意識啓発、設備の効率化をはかっている。
東京大学では、エネルギーを使用する際に生じる CO2 の排出量を削減するために、具体的な削減目標
を掲げている。その第一フェーズを”TSCP2012”とし15%削減、第二フェーズの”TSCP2030”で50%
削減を目指している。
地球温暖化と化石燃料の枯渇への同時対策として持続型炭素循環システムの開発や微生物を利用した
32
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エネルギー技術の研究活動に興味を持ちました。二酸化炭素をメタンと変換し再利用システムの開発に
興味を持ちました。
低炭素社会を実現するために行っている東大のプロジェクトは、主に色素増感太陽電池と勇気薄膜太陽
電池の 2 つの方式の有機系太陽電池の開発で、多数の大学、企業が参画し、オールジャパン体制で研究
開発を行っている。
冷房機を運転する際に発生する熱を大型の熱回収機で回収することで大幅なエネルギー削減を行って
いる。また大学内の利用率の蛍光灯を熱効率の高い照明器具にとりかえエネルギーの削減に取り組んで
いる。
千葉大学のキャンパスをエコにしようという活動が印象に残っています。熊本大学でもできるのではな
いかと思いました。エアコンや冷蔵庫を最新の省エネの機器にするだけでものすごい省エネになってい
ることに驚きました。
空調用熱源設備の効率化を計るための本郷キャンパス医学部付属病院地区における高効率タービン冷
凍機の導入や A 重油を使用した熱源の他熱源機への代替運用や他熱源への更新により、二酸化炭素排
出総量削減を目指す活動。
高効率ターボ冷凍機の導入ということに一番興味を持った。なぜなら空調管理はとても大事だから。
低炭素社会の実現のためには化石燃料から離れなければならない。そのために新たな太陽光発電の仕組
みを研究している。今の太陽光パネルは、エネルギー変換率が非常に小さくコストが大きい。東京大学
ではコストが尐なくてすむ太陽光パネルを研究している。
様々な用途の建物を所有しており、利用者も職員や教員、学生と多岐にわたりエネルギー消費が多い。
そのような東京大学では省エネルギー、省 CO2 を行うために専属部署(TSCP 室)を中核に教職員や学
生と連携して戦略的に進めている。
東京大学ではサーマリサイクルを行っている。これは、食堂で出された生ごみをバイオ発酵させ、発生
したメタンガスで電気や熱を作り出すというものだ。コストはかかるが、従来の方法より効果的かつ容
易に生ごみをリサイクルできる。
空調用熱源設備の高効率化対策の一環として、昨年に引き続き高効率ターボ冷凍機の導入を行いまし
た。また、A重油を使用した熱源について、他熱源機への代替運用や他熱源への更新対策を実施してい
ます。これらの対策により、TSCP室の発足以来、累計約 5,000(ton-CO2/年)あまりの二酸化炭素
を削減しています。
大学内の建物の中でエネルギー消費の高いものから優先順位をつけて対策を立てるようにしている。本
郷キャンパス医学部付属病院地区において高効率ターボ冷凍機の導入、A 重油を使用する熱源に対して
他熱原機への代替運用や他熱源への更新を行い CO2 の削減を行っている。
CO2 削減のため空調用熱源対策設備の効率化のため高効率ターボ冷凍機の導入をし、さらに A 重油を
使用した熱源について、他熱源機への代替運用や他熱源への更新対策を実施しているという活動
本郷・駒場にある食堂から排出される生ごみを発酵させることによりメタンガスを発生させ、そのメタ
ンガスを燃焼させるサーマイルリサイクルを行うことにより年間 13.8 トンもの co2 の削減を行うことが
できた。
東京大学の二酸化炭素削減の課題として、「見える化」「省エネルギー・創エネルギー」「社会連携」
を各々同時に進める共進化のコンセプトについてとても興味を抱きました。その理由は、第一フェー
ズ・第二フェーズと段階を分けて計画的に二酸化炭素を減らそうという意気込みがすばらしいと思った
からです。
エネルギーの消費を抑えるために、ハード面では空調の高効率対策のため、高効率ターボ冷凍機を導入
し、ソフト面では、建物ごとにエネルギー消費量を把握し、エネルギー消費密度の高い建物から対策を
進めている。これらの活動により結果として二酸化炭素の削減を行っている。
東京大学の生協食堂では食品リサイクルに則り、食堂から排出される生ごみのリサイクルを行ってい
る。食堂から排出された生ごみを発酵させてサーマルリサイクルを行うことで東京大学では年間 13.8t
の CO2 削減に成功した。
33
2011 年度「環境報告書を読んで行動する技術」レポート集計
<循環型社会>
東京大学の学園祭「五月祭」において、大規模な学園祭の環境負荷の減尐や分別などの必要性を伝える
活動を行う。2009年には学園祭当日の、10トンものごみの回収システムの整備、出展者・来場者
への分別指導、環境への取り組みを行う団体の優遇を行った。
東京大学の廃棄物管理に興味をもちました。法令以上の厳しさで臨み、実験廃棄物や一般廃棄物、感染
症廃棄物を学内で無害化処理するという内容でした。自ら出した実験廃棄物は自ら処理するという理念
に基づき廃棄物の削減に努めていることに関心を抱きました。
東大生協では食品リサイクル法に則り本郷・駒場の食堂からでた生ごみの一部を発酵させ、メタンガス
を発生させそれを燃焼させることでサーマルリサイクルを行い、
年間 13.8tのCO2 の削減に成功した。
東京大学では食品リサイクル法に則り、食堂から排出された生ごみの一部を発酵させて、メタンガスを
発生させた。そしてそれを燃焼させることでサーマルリサイクルを行い、年間13.8tの二酸化炭素
を削減した。コストはかかってしまうようだが、多くの事業者が参加することで削減されるようなので、
そうなってほしい。
私が興味を持った他大学の活動は、東京大学が行う生協食堂の生ごみのリサイクルの取り組みです。学
生食堂で出た生ごみをリサイクル業者に持ち込み、粉砕機にかけます。そしてその後バイオ発酵させ、
発生したメタンガスを燃やし電気と熱エネルギーを得るという取り組みです。この方式はサーマルリサ
イクルと呼ばれ、卖純に生ごみを燃やすよりも効率よく燃焼でき、より多くのエネルギーを回収できま
す。またこの方式により発生したメタンガスを燃やすことでできた二酸化炭素は大気中の二酸化炭素を
光合成したものがもとになっています。なので大気中の二酸化炭素を増加させたことになりません。し
たがってこの取り組みは低炭素社会に向けた活動も同時に行っていると言えるので、とても効率的で良
いと思いました。
私は各大学の環境報告書を読んで、中でも東京大学の生協食堂による生ごみリサイクルに興味を持っ
た。食堂で出るごみは完璧に分別することが困難であり、生ごみだけの肥料化・飼料化ができない。そ
こで東京大学では、より効率のよいサーマルリサイクル方式を導入している。これは、収集したごみか
らメタンガスを発生させ、これを燃やして電気・熱エネルギーを取り出す取り組みである。このサーマ
ルリサイクルによって、今まで通りの水分を含んだ生ごみを卖純に燃やす方法よりも多くのエネルギー
を効率的に回収することができるのである。
東京大学では、学生の「学内で廃棄されているパソコンを再利用させてほしい」という要望に応え、研
究室等で使えなくなったパソコンを学生が再利用する「ノート PC リユース事業」を立ち上げた。170
名もの学生が使用し、循環型社会を学内に実現させている。
東京大学の生協食堂で排出された生ごみは、処理された後、バイオ発酵を行われる。その結果メタンガ
スが発生し、それを燃やして電気と熱エネルギーを発生させ、その電気を電力会社に売っている。この
取り組みをサーマルリサイクルという。
私は京都大学の環境活動報告書を読んで、不要物品の引渡し会に興味を持ちました。これは学内での部
署の移転によりスペース削減のため処分せざるをえなくなったオフィス家具類を京都市内の小中学校
へ提供するというものです。お古かもしれませんが3R のうち大いに「リユース」に役立っていると感
じました。
東京大学では廃棄物の実態把握と減量化を目指したカート方式を導入し、ごみを8種類に分別する取り
組みを進めてきました。
東京大学では、生協食堂における生ごみのリサイクルの取り組みを行っている。食堂で排出された生ご
みは、リサイクル業者で不適物を取り除き、バイオ発酵を行う。そこで発生したメタンガスを燃やして
得た電気を電力会社に販売している。
食堂で出された生ゴミを発酵槽でバイオ発酵させメタンガスを生成し、それを燃やして発電する「サー
マルリサイクル」を東京大学では行っている。水分の多い生ゴミをそのまま燃やすよりはるかに効率が
良い。またメタンガス燃焼により生じる CO2 は、大気中の CO2 を植物が光合成したものが元になって
いるため、CO2 増加にはならないことも利点の一つである。
生協食堂における生ごみリサイクルの取り組み食堂で排出された生ごみをリサイクル業者の手によっ
てバイオ発酵を行い、こうして発生したメタンガスを燃やして電気と熱エネルギーを得て、発電された
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2011 年度「環境報告書を読んで行動する技術」レポート集計
電気を電力会社に売っている。水分を含む生ごみを卖純に燃やすより、効率的に燃焼することが出来、
より多くのエネルギーを回収することが出来る。生ごみといえば、肥料化や飼料化のイメージがあるが、
それには完全な分別が必要になるため、不可能になる。しかし、この方式の場合、プラスチックなどの
不燃物が10%以下であるならバイオ発酵が可能なので、現実的なリサイクル方法といえる。問題点は
従来の生ごみを捨てることよりコストがかかるため、まだま十分とはいえない。多くの事業者が参加す
ることで、コストが削減され、リサイクル率を上げることになる。
東京大学では、生ごみリサイクルが行われています。食堂で排出された生ごみを、廃棄物処理業者を通
じて、リサイクル業者に持ち込み、発酵させることで、メタンガスを発生させます。それを燃焼させて、
電気と熱エネルギーを得ており、発電された電気を電力会社に販売しています。
盛況食堂で出た生ごみを、破砕・不適物除去した後にバイオ発酵させ、発生したメタンガスを燃やして
発電する取り組み。水分を含む生ごみを卖純に燃やすよりも効率的に燃焼しより多くのエネルギーを得
られる。
食堂で出された生ごみをバイオ発酵させ、そこからメタンガスを燃やして電気と熱エネルギーを得る。
このとき得た電気を電力会社に販売するなどして活用するサーマルリサイクルを行い、効率的で現実的
なリサイクル方法を実践している。
東京大学の生協では食品リサイクル法に則り、本郷・駒場の食堂で、生ごみの一部を発酵し、メタンガ
スを発生させ、それを燃焼するというサーマルリサイクルを実行し、年間13.8tの二酸化炭素削減
に成功した。
3Rの取り組みを徹底することや、ごみを8種類に分別することなどにより、再資源化を推進し、廃棄
されるごみの量を減らすという内容の活動。これにより、2009年度のリサイクル率は約50%にま
でなった。
東京大学の東大生協では、食品リサイクル法に則り、出された生ごみの一部を発酵させて、メタンガス
を発生させ、それを燃焼させることでリサイクルを行い、年間13.8tの二酸化炭素の削減に成功し
た。しかし、リサイクルにはコストがかかるため、東大生協のリサイクル率は45%程度にとどまって
いる。
東京大学ではごみを8種類に分別することにより、再資源化が促進され、廃棄されるごみの量を減尐さ
せることに成功してきた。また、2009 年度のリサイクル率はごみ全体の発生量の 50%;であり、年々高
まってきている。
二酸化炭素の回収・貯留からエネルギー資源を作り出す:これは地球温暖化を引き起こす二酸化炭素を
地下に封じ込め、微生物を利用して天然ガスに変換し、エネルギー資源として再利用することを研究し
ています。
地球温暖化を引き起こす二酸化炭素を集めて、地価に封じ込め、それを微生物を利用して天然ガスに変
換し、エネルギー資源として再利用するという取り組みに興味を持ちました。東京大学は頭がいいこと
で有名なだけあって、環境問題に対する取り組みもハイレベルだと思いました。
大学生協での生ごみのリサイクルで、業者を通じて収集された生ごみが破砕機処理や不適物処理後、発
酵槽でバイオ発酵される。こうして発生したメタンガスを燃やして電気と熱エネルギーを得て、発電さ
れた電気を電力会社に売るサーマルリサイクルというもの。
東大生協では、食品リサイクル法に基づき、駒場の食堂から排出された生ごみの一部を発酵させて、メ
タンガスを発生させ、それを燃やして電気と熱エネルギーを得るサーマルリサイクルを行い、年間 13.8
tの二酸化炭素の削減を行った。
生協食堂で出た残飯などをバイオ醗酵させて発生したメタンガスを燃やして電気と熱エネルギーを得
て発電された電力を電力会社に販売している。
東京大学では、食堂で出された生ごみをバイオ発酵し、こうして発生したメタンガスを燃やして電流と
熱エネルギーを得ているということで、このようなサーマルリサイクルはただ生ごみを捨てるよりもエ
ネルギーを得ることができるので、とてもよい方法であると思った。
食堂で排出された生ごみのリサイクルに興味を持ちました。食堂から排出された生ごみの一部を発酵さ
せて、メタンガスを発生させ、それを燃焼することで年間 13.8 トンもの二酸化炭素の削減を行ったそ
うです。
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2011 年度「環境報告書を読んで行動する技術」レポート集計
普通、生ごみのリサイクルは肥料や飼料にすることが多いが、それには完全な分別が必要なので東京大
学では食堂から出た生ごみをリサイクル業者に持ち込み、不適物を取り除いた後発酵槽でバイオ発酵を
行い、発生したメタンガスを燃やして電気と熱エネルギーを得て、発電された電気を電力会社に売ると
いう取り組みをしている。
私は、東京大学の”生協食堂における生ごみリサイクルの取り組み”に興味を持った。この取り組みは、
収集された生ごみを粉砕機にかけ不適物が除かれた後、発酵槽でバイオ発酵を行うことで発生したメタ
ンガスを燃やして電気と熱エネルギーを得るというものである。しかし、生ごみを捨てるよりもコスト
がかかるという問題点がある。
二酸化炭素排出量を必要最小限に抑え、目標に達さなかった不足分を太陽光発電で補う。そのためにす
べての学部の冷房などを省エネにしたりする。またごみを8種類に分けることによって明確な分別がで
き廃棄されるごみの量を減らすことに成功。またそれに応じたリサイクルもすることによってさらに環
境に配慮した活動をしている。
CO2排出量削減にむけ、東京大学では学園祭でエコプロジェクトとして学生がごみの分別、削減の呼
びかけを行っており、大学全体に東京大学の環境理念が浸透しているなとかんじた。また教育の面でも”
エコ”をキーワードとした授業内容が数多くあり研究でも CO2 の回収、貯蓄からエネルギー資源をつく
りだすなど画期的な取り組みがなされていた。ここをはじめとして様々な大学がエコへの意識が高まれ
ばなと思った。
東京大学では、生協食堂における生ごみのリサイクルに取り組んでいる。食堂で排出された生ごみは、
廃棄物処理業者を通じて、リサイクル業者に持ち込まれる。収集された生ごみは破砕機にかけられ、不
適物が散る除かれた後、発酵槽でバイオ発酵を行う。こうして発生したメタンガスを燃やして電気と熱
エネルギーを得て、発電された電気は電力会社に販売を行っている。
東大の食堂で排出された生ごみは、廃棄物処理業者を通じて、リサイクル業者に持ち込まれる。その収
集された生ごみは破砕機にかけられ、不適物を取り除いた後、発酵槽でバイオ発酵を行う。こうして発
生したメタンガスを燃やして電気と熱エネルギーを得て、発電された電気を電力会社に売る。
私は、東京大学の、生協食堂における生ごみリサイクルの取り組みに興味を持ちました。どこの大学で
も、生協食堂があれば必ず生じる「生ごみ」をバイオ発酵し、メタンガスを発生させ、比較的尐ない
CO2 増加でより多くのバイオマスエネルギーを得ているため、今まで火力発電や原子力発電に頼ってい
た電力の供給が、環境にやさしいものになったことが、素晴らしいと感じた。
東京大学では、生協食堂における生ごみリサイクルの取り組みを行っている。食品リサイクル法に則り、
食堂で排出された生ごみは、廃棄物処理業者を通じて、リサイクル業者に持ち込まれる。この生ごみの
一部を発酵させて、メタンガスを発生させ、それを燃焼させることで電気と熱エネルギーを得て発電し
ている。このようなリサイクル方式をサーマルリサイクルと呼び、年間13.8t の二酸化炭素の削減
を行った。
東大生協において、食品リサイクル法に則り、食堂で排出された生ごみをリサイクルし、電気や熱エネ
ルギーを得た。このようなリサイクル方式をサーマルリサイクルという。肥料化や飼料化では生ごみの
完全な分別が求められるが、サーマルリサイクルは、より簡卖にできる現実的なリサイクル方式である。
大量生産・大量消費・大量廃棄の資源の浪費型社会を変えるべく学外との連携を生かし世界をリードす
る大学として、人材の育成や社会貢献をしている。Co2 の削減に特に力をいれているようである。
東京大学の生協食堂における生ごみリサイクルの取り組みについて東京大学の生協では食堂で排出さ
れた生ごみをリサイクル業者に持ち込んでいます。そのごみは破砕機にかけられ不適物が取り除かれた
後、発酵櫓でバイオ発酵されます。それで発生したメタンガスを燃やして電気と熱エネルギーに変えて
電力会社に売っているそうです。東大はそういう取り組みの一端を担っています。
生協で出された生ごみを回収して、バイオ発酵させてメタンガスを発生させる。そして、その発生した
メタンガスを燃やして電気エネルギーや熱エネルギーとして、利用している。また、そうして得た電力
を電力会社に販売もしている。
東京大学の生協食堂では、食品リサイクル法に則り、本郷・駒場の食堂から出た生ごみの一部を発酵さ
せ、メタンガスを発生させて、それを燃焼させることでサーマルサイクルを行い、年間13,8トンの
二酸化炭素の削減を行った。従来よりもコストがかかることが問題となっているため、これからいかに
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2011 年度「環境報告書を読んで行動する技術」レポート集計
コストを抑えるかが課題である。
東京大学の生協食堂では、生ごみリサイクルの取り組みが行われている。食堂から排出された生ごみの
一部を発酵させて、メタンガスを発生させ、それを燃焼させることでサーマルリサイクルを行い、二酸
化炭素の削減を行っている。
生ゴミを粉砕機にかけて不適物を取り除いた後、発酵槽でバイオ発酵を行う。これによって発生したメ
タンガスを燃やして電気と熱エネルギーを得て、発電された電気を電力会社に売るサーマルリサイクル
を行っている。成果として年間 13.8 トンの二酸化炭素排出量が削減された。
東京大学の生協食堂で排出された生ごみの一部を発酵させて、メタンガスを発生させ、それを燃焼させ
ることでサーマルリサイクルを行って、1年間で 13.8t の二酸化炭素の削減に成功したという活動。
東京大学の生協食堂ではサーマルリサイクルが行われている。サーマルリサイクルとは収集した生ごみ
を破砕機にかけ不適物を取り除き、バイオ発酵をして発生したメタンガスを燃やして電気と熱エネルギ
ーを得る方式である。エネルギー不足が心配されている現代でこの方式は有効だと考える。また、分別
の難しい食堂のごみをリサイクルするのにも現実的な方式だ。問題点としてコストがかかるという点が
あるそうだ。しかし多くの事業者が参加することでコスト削減を図るという。サーマルリサイクルをも
っと広めてより現実的方法にして、新しいエネルギー確保に乗り出すべきだと考える。
食堂で発生した生ごみを、廃棄物処理業者を通じて、リサイクル業者に持ち込む。そして、収集した生
ごみを破砕機にかけ、不適物を取り除いたあとに発酵槽でバイオ発酵を行う。こうして発生させたメタ
ンガスを燃やして電気と熱エネルギーを得て、発電電気をを電力会社に販売をするという活動。サーマ
ルリサイクルと呼ばれる。
東京大学の生協食堂では生ごみのリサイクルに取り組んでいる。具体的には収集された生ごみを破砕機
にかけ、不適物を取り除き、発酵槽でバイオ発酵を行う。そして発生したメタンガスを燃やし電気と熱
エネルギーを得て発電している。
東京大学では、3R を実践する生活系ごみの管理を行っている。ごみを 8 種類に分別し、その結果以前
に比べて、廃棄量が減尐した。また、分別早見表の配布なども行っている。感染性廃棄物は厳格な管理
の下、現場における適正な処理が行われている。
東京大学の生協食堂では排出された生ごみは、廃棄物処理業者を通じでリサイクル業者に持ち込まれ
る。処理により発生したメタンガスを燃やして電気と熱エネルギーを得て、電力会社に販売するという
サーマルリサイクルを行っている。
研究室の実験廃棄物排出者には、講習会によるライセンス制度を設け、学内での廃棄物受け渡しにマニ
フェストを作成、処理状況をデーターベース化するなどの総合的な廃棄物マネジメントシステムを導入
している。
教育や研究で使用されるな薬品の、使用後の廃液の安全管理の取り組みとして、内容物が明確でない不
明廃棄物の処理を進めるため、不明廃棄物の調査や保管庫の改修を行い、2010 年 4 月にすべての不明
廃棄物の回収を完了させた。
東京大学の生協食堂では、料理を作る際にでる生ごみをリサイクルに利用している。これは生ごみをバ
イオ発酵させそれを燃焼させることで、Co2 を削減するという試みである。この活動で年間13.8t
の Co2 の削減に成功したそうだ。
東京大学生協では、食品リサイクル法に沿って、本郷・駒場の食堂から排出された生ごみの一部を発行
させてメタンガスを発生させて、それを燃焼し、サーマルリサイクルを行い、年間13.8トンの CO2
の削減を行った。
東京大学は、生協食堂における生ごみリサイクル活動に取り組んでいる。これは、食品リサイクル法
に基づいた活動で、食堂から排出された生ごみの一部を発酵させて、メタンガスを発生させ、それを燃
焼させることでサーマルリサイクルを行い、年間 13.8t の CO2 の削減を行った。
東京大学では、食堂で排出された生ごみからエネルギーを回収しています。まず、生ごみを原質物処理
して、リサイクルする場所に持ち込まれます。次に、収集された生ごみは、粉砕機にかけられ、不純物
が取り除かれた後、発酵槽でバイオ発酵を行います。こうして発生したメタンガスを燃やして、電気と
熱エネルギーを得て、発電された電気を電量会社に販売しています。
二酸化炭素の総排出量削減のため、建物毎にエネルギー排出量を計測し、排出量の多い順に対策をして
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2011 年度「環境報告書を読んで行動する技術」レポート集計
いる。また、高効率冷凍機を導入したり、建物の使用実態に応じた環境意識啓発活動を行うなど、ハー
ド面、ソフト面ともに対策を徹底している。
食堂で排出された生ごみを、廃棄物処理業者を通じて、リサイクル業者に持ち込まれ、収集された生ご
みから得られたメタンガスを燃やしてエネルギーを得ることで、発電された電力は電力会社に売ってい
る。
生協食堂で生ごみのサーマルリサイクルをしている。食堂で排出された生ごみは、廃棄物処理業者を通
じてリサイクル業者に持ち込まれる。収集された生ごみは破砕機にかけられ、不適物が取り除かれた後、
発行槽でバイオ発酵する。そして発生したメタンガスを燃やして電気と熱エネルギーを得て、発電され
た電気を電力会社に販売している。
研究室等で不要になったノート PC を回収し、クリーニング・データの消去・OS やオフィスソフトの
インストールを行った上で、希望する学生に無料でレンタルする取り組みを行っている。
東京大学で実施されている食堂の残飯によるバイオ発酵によるメタンガス生産は、残飯に含まれるプラ
スチック等の不純物の割合が10パーセントであればよいので、肥料化などの再生方法に比べて現実的
である。また、バイオ発酵により生産されたメタンはもともと大気中の CO2 を光合成したものが元と
なっているので、大気中の CO2 を増加させない。
東京大学では、二酸化炭素を、メタン菌と呼ばれる一群の微生物を使いメタンに変えることで、エネル
ギー資源を再利用しているという活動を行っている。このように、人工的な炭素循環システムを作り出
すことで、エネルギーを得ている。
生ごみを肥料化や飼料化ではなく、サーマルリサイクルという方式でバイオ発酵を行い、発生したメタ
ンガスを燃やして、電気と熱のエネルギーとして再利用すること。この方法は二酸化炭素を増やさず環
境にも良い。
東京大学において食堂で排出された生ごみは、リサイクル業者に持ち込まれ、粉砕機にかけられ、発行
槽でバイオ発酵を行う。こうして発生したメタンガスを燃やして電気と熱エネルギーを得て、発電され
た電気を電力会社に販売することで、ごみを電気にリサイクルするという活動を行っている。
ごみの発生量を抑え、更に再利用、再使用することが目的の循環型社会を実現するべく、東京大学の教
育学部付属中学校では、1年生の家庭科の授業中に、食料を無駄にしない『エコ』を意識した『食生活』
の実践授業が取り組まれた。
東京大学では、食堂で排出される残飯を、肥料等にリサイクルするなどの活動ではなく、新しい方法で
リサイクルしている。食堂で排出された生ごみをリサイクル業者が持ち込み、不適物を取り除いた後、
バイオ発酵を行う。こうして発生したメタンガスを燃やして得た電気と熱エネルギーを、電力会社に販
売するという、サーマルサイクルというリサイクル方法を行っている。
二酸化炭素を地下に封じ込め、さらに微生物を利用して天然ガスに変換し、エネルギー資源として再利
用する、そしてこの活動によって「地球温暖化」と「化石燃料の枯渇」の問題を同時に解決するという
研究に興味を持ちました。
発電所などから発生した二酸化炭素を回収・貯留する技術(CCS)と微生物プロセスを組み合わせるこ
とで、地球温暖化と化石燃料枯渇への問題の同時対策の研究。CCS は二酸化炭素を回収し、地下へ貯留
する手法で、現在の技術でも実行が可能な効果的対策。また、メタン菌と呼ばれる一群の微生物は二酸
化炭素をメタンに変換する能力を持つ。地下にメタン菌が生息している事、実際に地下微生物が二酸化
炭素をメタンに変換する能力があることを明らかにしている。
東京大学の食堂では、生ごみを収集しバイオ発酵を行って、得られたメタンガスを燃やして電気と熱エ
ネルギーを得て、電気は電力会社に販売を行っている。
東京大学の教育学部付属中等学校で行われている『エコ』をテーマにした、家庭科の調理実習での取り
組みに興味を持ちました。一番身近な食生活について見直すことで、普段からより、環境に配慮できる
ようになると思いました。
現在、火力発電所などから二酸化炭素を回収し、大気中に放出する皮りに地下へ貯蔵するという技術が
ある。東京大学では、その手法と微生物プロセスを組み合わせることでエネルギー資源として再利用す
るための研究が進められている。
東京大学は生協食堂における生ごみリサイクルを行っている。収集された生ごみは破砕機にかけられ、
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2011 年度「環境報告書を読んで行動する技術」レポート集計
不適物を取り除いた後、バイオ発酵を行う。ここで発生したメタンガスを燃やし電気と熱エネルギーを
得て、電力会社に販売を行う。この活動をサーマルリサイクルという。肥料化や飼料化よりも現実的な
リサイクル方法であり、多くのコスト削減が期待できる。
東京大学では、生協食堂において生ごみリサイクルに取り組んでいます。収集された生ごみは破砕機に
かけられ、発酵槽でバイオ発酵を行い、発生したメタンガスを燃やして電気と熱エネルギーを得ていま
す。このようなリサイクル方式をサーマルリサイクルといい、年間 13,8t の二酸化炭素の削減を行いま
した。
東京生協では、食品リサイクル法(食品循環資源の再生利用等の促進に関する法律)に則り、本郷・駒場
の食堂から排出された生ごみの一部を発酵させて、メタンガスを発生させ、それを燃焼させることでサ
ーマルリサイクルを行い、年間 13,8t の CO2 の削減を行った。
東大生協では、食品リサイクル法に則り、本郷・駒場の食堂から排出された生ごみの一部を発酵させて、
メタンガスを発生させ、それを燃焼させることでサーマルリサイクルを行い、年間 13.8t の二酸化炭素
の削減を行った。
東京大学では二酸化炭素の排出を抑えるために TSCP 質を設置して産学官ともに協力して互いの意思疎
通をはかりながらやっている。建物ごとに優先順位をつけて具体的な方針が打ち出されていた。また生
ごみを発酵させている
大学生協食堂で排出された生ごみを破砕、不適物を取り除いた上で発酵槽でバイオ発酵させメタンガス
を発生させている。発生させたメタンガスは発電と発熱に利用される。生ごみを卖純に燃焼させるより
も効率よくエネルギーを取り出すことができる。
東京大学は学内で廃棄されているパソコンを再利用したいという要望に対して、研究室等で使わなくな
ったノートパソコンを学生が再利用する仕組みであるノートパソコンリユース事業を立ち上げた。
私は東京大学の生協が行っているサーマルリサイクルに興味を持ちました。食堂で出された生ごみを業
者を通じて不適切物を除いた後、バイオ発酵させるのですが、その過程で発生したメタンガスを燃やし
て電気と熱エネルギーを得るというものです。発生した熱エネルギーは電力会社に売ります。ですので、
エコもでき経済的で一挙両得です。さすが東大。
「生協食堂における生ごみリサイクルの取り組み」 食堂での廃棄物は油を含んだごみや紙類のごみが
多く含まれるため、肥料化や飼料化は不可能である。そこで東京大学ではサーマルリサイクルを行って
いる。サーマルリサイクルとは生ごみを粉砕機にかけ、不適切物が取り除かれた後、発酵槽でバイオ発
酵を行うリサイクル法である。発生したメタンガスを燃やして電気と熱エネルギーを得て、電気を電力
会社に売っている。
日本最大級の学園祭である五月祭において、五月祭常任委員会環境局ではエコプロジェクトを結成し環
境負荷を減らし分別などの必要性を伝える活動を行っている。ごみ回収システムの整備・環境教育プロ
グラムの実施・出展者や来場者への分別指導・環境への取り組みを行う団体への優遇などを行った。
東京大学では、食品リサイクル法に則って、生協食堂から排出された生ごみをサーマルリサイクルして
いる。生ごみは廃棄物処理業者を通じて、リサイクル業者に持ち込まる。収集後、発行槽でバイオ発酵
が行われ、発生したメタンガスを利用して発電を行い、年間13.8tのCO2を削減した。
食堂で排出された生ごみを廃棄物処理業者を通じてリサイクル業者に持ち込み、不適物を破砕機で取り
除いた後、発酵槽でバイオ発酵を行う。これをサーマルリサイクルと言い、卖純に燃やすよりも多くの
エネルギーを回収することができる。
東京大学では食堂で排出された生ごみは、廃棄物処理業者を通じてリサイクル業者に持ち込まれてい
る。収集された生ごみは破砕機にかけられ、不適物が取り除かれた後、発酵槽でバイオ発酵を行われて
いる。こうして発生したメタンガスを燃やして電気と熱エネルギーを得ている。
地球温暖化を引き起こす二酸化炭素を地下に封じ込め、さらに微生物を利用して天然ガスに変換しエネ
ルギー資源として再利用する「持続型炭素循環システム」の開発を目指して微生物を利用したエネルギ
ー技術の研究に取り組んでいる。
2010 環境報告書・生協食堂における生ごみのリサイクル 東京大学では、食堂で排出された生ごみを
効率的な方法で燃焼し、その時発生したエネルギーを電力会社に販売しています。 生ごみのリサイク
ルといえば、肥料化がイメージされると思いますが、肥料にするには生ごみの中でもさらに分別しない
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2011 年度「環境報告書を読んで行動する技術」レポート集計
といけないそうです。しかし、東京大学が行っている方法だと、プラスチックなどの不適物 10%以下
であれば可能なので、現実的なリサイクル方法といえます。
キャンパス内の食堂で発生した生ごみを発酵させ、メタンガスを発生させる。そのメタンガスを燃焼さ
せることでサーマルリサイクルを行い、年間13,8tの CO2 の削減に成功した。
食堂で出た生ごみのリサイクル。生ごみのリサイクルというと肥料化や飼料化が最初に浮かぶが、それ
には生ごみの完全分別が求められるため、多くの学生が利用する食堂では実質不可能。よって、不適物
10%以下ならば行えるバイオ発酵が行われている。
東京大学では、生協食堂における生ごみリサイクルを行っています。食堂から排出された生ごみの一部
を発酵させて、メタンガスを発生させ、それを燃焼することでサーマルリサイクルを行い、年間 13.8
トンの二酸化炭素の削減を行いました。
東京大学は、学食で出た生ごみを再利用しています。普通、生ごみといったら肥料などにするが、大学
などで出た生ごみは完全に分別されていないので、肥料にはできません。そこで、プラスチックなどの
不適合物が10%以下の場合にできるバイオ発酵をしています。
大学が購入したPCが使用できなくなった際、そのまま廃棄するのではなく、業者に頼んで再利用でき
るようにし、PCを利用したい学生を募集する。このリユースPCを利用することで、一台あたり約
80kg のCO2 を削減し、循環型社会に大きく貢献している。
東京大学生協では、食堂から出た生ごみをリサイクルしている。その活用法は、まず生ごみを発酵させ
ることによりメタンガスを発生させる。それから、発生させたメタンガスを利用して、電力を供給する。
最終的に、その電力を電力に売ることで、多くのエネルギーを回収できるようにしている。
生協食堂から排出された生ごみの一部をバイオ発酵して、発生したメタンガスを燃焼することによって
電気と熱エネルギーを得て、発電された電気は、電力会社に販売する活動。これによって年間 13.8t の
CO2 を削減した。
地球温暖化の原因となる二酸化炭素を地下に封じ込め、微生物の働きにより天然ガスに変換し、エネル
ギー資源として再利用する研究を行っている。これにより地球温暖化と化石燃料の枯渇への同時対策と
なり得る。
都市環境デザインスタジオは東京大学以外の団体とも共同で活動し次代の町を構想していくものであ
る。地域住民や行政とも関わっているので、一般的な評価を得やすく、このような活動はより一般の人々
に環境問題について考えさせる機会を増やしていると思われる。
湖とその周辺の生態系の自然再生に向けた総合的環境研究実験系不明廃棄物処理 次世代のまちを構
想する
東京大学では、循環型社会実現のため、食堂で排出されるごみのリサイクルに力を入れています。その
方法として、東京大学の本郷、駒場の食堂から排出された生ごみの一部を発酵させて、メタンガスを発
生させ、それを燃焼することでサーマルリサイクルを行い、二酸化炭素の削減を行っています。
東京大学においては、学生食堂から排出される生ごみを発酵させ燃焼させることでサーマルリサイクル
を行い年間13,8トンもの二酸化炭素を削減せせた。この際に得られる電気エネルギーと熱エネルギ
ーを電力会社に売ることで社会への電力供給も可能となっている。
東京大学は生協食堂における生ゴミリサイクル活動を行っている。収集した生ゴミを肥料化、飼料化す
るのではなく、発酵槽でバイオ発酵を行い、発生したメタンガスを燃やして電気と熱エネルギーを得て、
発電された電力を電力会社に販売している。
循環系社会形成を目指し、3Rを実践する生活系ごみの管理を行っている。東京大学では、廃棄物の実
態把握と減量化を目指したカート方式を導入し、ごみを8種類に分別する取り組みを進めてきました。
その結果以前に比べて、再資源化が推進され、廃棄されるごみ量を減らすことにつなげてきました。
東京大学では、食品リサイクル法に則り、食堂から排出された生ごみの一部を発行させて、メタンガ
スを発生させている。このメタンガスを燃焼させることで電気と熱エネルギーを得て、発電された電気
は電力会社に販売している。このようなサイクルをサーマルリサイクルという。これにより、年間13.
8tの二酸化炭素の削減が実現している。
私が興味を持ったのは、「森を動かす」というビジョンを示していたことです。この中での目標は、「多
様な価値観を基盤としたコミュニケーション力と知や社会のフロントを切り開く行動力を有する学生
40
2011 年度「環境報告書を読んで行動する技術」レポート集計
を育てる」ことであり、「タフな東大生」と呼んでいるそうです。そして、環境を重視したキャンバス
整備や災害等の危機事象の未然防止しに努めているそうです。
東京大学は地球の安全、環境の保全に取り組んでいる。そして積極的にリサイクルを行い、できるだけ
ごみを出さないようにしている。危険な廃棄物を安全に処理することもできている。
食堂で排出された生ごみを廃棄物処理業者を通じてリサイクル業者に持ち込む。そこで収集した生ごみ
を破砕機にかけ、不適物を取り除いた後、発酵槽でバイオ発酵をを行い、発生したメタンガスを燃やし
て電気と熱エネルギーを得て、発電された電気を電気会社に販売する。
東大生協では、食品リサイクル法に則り、本郷・駒場の食堂から輩出された生ごみの一部を発酵させて、
メタンガスを発生させ、それを燃焼させることでサーマルリサイクルを行い、年間 13.8t の CO2 の削減
を行った。
東京大学では、循環型社会に関する活動として生協食堂で生ごみリサイクルに取り組んでいる。食堂で
排出された生ごみは、廃棄処理業者を通じてリサイクル業者に持ち込まれます。そこで生ごみから発生
したメタンガスを燃やして電気と熱エネルギーを得ている。
東京大学では食堂の生ごみをできるだけリサイクルするという対策が行われていると知ってとても驚
いた。このような対策は非常に環境にも優しくていいとおもった。熊本大学でも東京大学のような対策
を行っていくことがこれからとても重要になっていくことだろうと思った。
さまざまな産業活動によって発生する二酸化炭素を回収・貯蔵し、メタン菌と呼ばれる微生物を使うこ
とによって天然ガスの主成分であるメタンガスへと変換する研究が進められている。これはエネルギー
枯渇に対しての回答だけではなく、低炭素化への有効な手段になると期待されている。
食堂で出た生ごみのリサイクル。特別な処理をして発生したメタンガスを燃やして電気と熱エネルギー
を得て、発電された電気を電力会社に販売している。水分を含む生ごみを卖純に燃やすより効率的に燃
焼させることができ、より多くのエネルギーを回収することができる。
食堂から排出された生ごみの一部を発酵させて、メタンガスをつくり、それを燃焼させることでサーマ
ルリサイクルを行い年間 13.8t の CO2 の削減を行った。
東京大学では、「生協食堂における生ごみリサイクル」を行っている。学生の残飯は、学生の手によっ
て分別され、リサイクルの業者が収集する。その後、バイオ発酵させ、排出したメタンガスを燃やし、
電気と熱エネルギーを得ている。肥料化や飼料化の生ごみリサイクルよりも効率のいいリサイクル方法
だと思われる。
東京大学では生活協同組合が大学食堂において排出された生ごみをリサイクルするといった取り組み
をしている。いわゆるサーマルリサイクル法によるリサイクルである。これにより卖純なリサイクルよ
りもより効率的にエネルギーを回収している。
東大生協では、食品リサイクル法に則り、本郷・駒場の食堂から排出された生ごみの一部を発酵させて、
メタンガスを発生させ、それを燃焼させることでサーマルリサイクルを行い、年間13.8tのCO2
の削減を行った。食堂で排出されたごみはリサイクル業者に持ち込まれ、バイオ発酵を行う、そして発
生したメタンガスを燃やして電力と熱エネルギーを得て、発電された電気を電力会社に売っている。
東京大学では、生ごみに関するリサイクルを行ってます。食堂で出された生ごみは破砕機にかけられ、
不適物が取り除かれた後、発酵槽でバイオ発酵が行われます。そこでできた、メタンガスを燃やすこと
でより多くのエネルギーを得るというサーマルリサイクルが行われています。
東京大学の生協における生ごみのリサイクル活動。食堂で排出だれた生ごみを一部発行させて、メタン
ガスを発生させる。そしてそれを燃焼させることでサーマルリサイクルを行い、年間 13.8tの CO2 の
削減に成功した。
食堂からでた生ごみの一部を醗酵させて、メタンガスを発生させ、それを燃焼させることでサーマルリ
サイクルを行い、二酸化炭素の削減をしている。
さまざまな環境を守る方法はあり、その中は一番重要なのは環境の循環である。つまり循環型社会を作
ること。近代の世界にはごみが多くて、もう問題になってくる。再利用することもう重要になって来る。
ただ資源を制約だけではなく、環境もう守られるから、循環型社会の分野が興味がある。
東京大学では生ごみのリサイクルを行っている。生ごみのリサイクルといっても堆肥化や飼料化ではな
く,集められた生ごみを細かく砕いてそれを発行させメタンガスを発生させるのである。それを燃やし
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2011 年度「環境報告書を読んで行動する技術」レポート集計
て熱エネルギーと電気を得て,年間 13.8tの二酸化炭素を削減している。
食堂で排出される生ごみを、廃棄物処理業者を通じてリサイクル業者に持ち込み、粉砕機で粉砕し、発
酵槽でバイオ発酵させ、それにより発生するメタンガスを燃やして電気と熱エネルギーを得ている。ま
た、発電された電気を電力会社に販売している。
<自然共生社会>
京都大学では学生たちが積極的に環境活動をしている。環境ネットワーク4R の会では環境に関するさ
まざまな問題を毎週水曜日に行われる定例会において勉強会を行っている。発表者はしっかりと下準備
を行う必要があり、学習の意欲を高めている。
2010 年4月に生まれた東大農学生命科学研究科付属生態調和農学機構では生態系に関する様々な活
動が行われている。再生可能エネルギー源としての植物バイオマス研究、花ハス品種の収集、あるいは
子ども樹木博士教育などの活動をしている。 生態調和農学機構では生態系サービスを持続的に利用す
るための社会のあり方という一歩進んだ探求を行っている。
東京大学大学院農学生命科学研究科 中西友子教授の研究私たちが生きていくためには食物は欠かせ
なく、それを支えているのは農業だと思ったので、この研究に興味を持った。農業に水は欠かせないが、
実際に作物はどれくらいの水を吸収し、活用しているのか不明だったので植物中の水について研究をし
たそうだ。ダイズに水を吸収させる実験をおこなったところ、水を運ぶだけの卖なるパイプと思われて
いた導管からは常に水が漏れ、周囲にあった水と置き換わってまた戻る、というような水循環がわかっ
た。ということは、植物体内に水のパイプが確保されていれば、極端に水の尐ない地域でも植物が育つ
かもしれないということがわかったそうだ。
2009年、活火山の無人島、硫黄島に遠征を行い、実施された活動。火山活動による温泉が生態系に
どのような変化を及ぼすのか調査した結果、温泉によって酸性に傾いた海域ではソフトコーラルと呼ば
れる石灰質の骨格を持たないサンゴ礁が観察された。
我々は生きるうえで不可欠である生態系サービスを掘り崩しつつある。この対策として農学生命科学研
究科付属生態調和農学機構が設立された。ここでは、植物バイオマス研究などが行われ、生態系サービ
スを持続的に利用するための社会のありかたを探求している。
東京大学では、湖とその周辺環境の自然再生に寄与するための総合的な環境研究を、ラムサール条約登
録湿地である福井県三方湖とそおの周辺流域を対象に実施している。三方湖の生物多様性を特徴づける
生物群であるウナギやコイ科魚類は近年の三方湖で生物多様性が顕著に低下しており、再生のためにど
のような環境要因を修復する必要性が高いかを明らかにすることに取り組んでいる。さらに、修復の具
体的方策を試験的に実施してその効果を評価することも行っています。
藻場をリモートセンシングで、調べることに興味を持った。藻場の生態系は環境形成作用を通じて独特
な環境をつくる。そのため藻場を生息地にする生物は多く、大変重要だ。しかし継続的な藻場の分布デ
ータがない。そこで、東京大学が、藻場を対象にリモートセンシングを利用し広域にマッピングする方
法の開発を進めている。藻場の違法トロールによる破壊がわかったため、違法トロールがないようにさ
せた。リモートセンシングにより、藻場の分布と安全が守られ、生物多様性や漁業生産、地球環境に効
果が現れている。
東京大学はやはり日本一の大学だけあって、環境のことも世界規模で考えていた。地球環境はもっとグ
ローバルな視点から世界規模でうごいて解決しようをするべきだと思った。
東京大学サステイナブルキャンパス・プロジェクト(TSCP)という環境負荷を先導的に低減する取り組み
を行っている。TSCP は「共進化」のコンセプトを基に大学全体の CO2総排出量についての削減目標
に掲げ、段階的に行動をしている。
東京大学の都市環境デザインスタジオに興味を待った。この活動は、現在問題になっている環境問題の
解決に向けた技術開発や人材開発ではない。尐し先の時代を見据えて社会をどのようにデザインするか
という視点を重視している。
まず、さすが東京大学だけあって、施設が地球規模に分布しているのには驚いた。そのわりに、九州に
拠点がないのが残念だったが。さて、私が興味をもった活動は木曽観測所での高校生向け天文実習「銀
河学校」「星の教室」である。一見、環境とは何のかかわりもないように思えるが、この木曽観測所の
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2011 年度「環境報告書を読んで行動する技術」レポート集計
ように暗い夜空を眺めることができる環境はあまりない、という意外な部分での環境問題とのつながり
に魅力を感じた。月が出ていない夜には天の川の細かな構造まで肉眼で確認できるようである。これは、
普段、ネオンや明るい街灯のせいで、天の川をはっきりと見ることができない子供たちにとっては貴重
な体験である。私も天文に興味があるので、一度は参加したい。
東京大学では、生物多様性の観点から、地球上の生物多様性が生み出す貴重な天然物の多様性をさらに
拡充し、有効利用していく研究を進めている。研究成果としては、植物やカビなどの整合性遺伝子を改
変し、これまで自然界には存在しなかった新規な化合物の創製に成功している。今後、これらの研究が
進むことによって、天然の有機化合物の有効利用と新たな化合物の創製が期待される。
三方湖の指標生物をウナギとコイ科魚類に定め、それらを再生することを目的としている。その過程で、
その指標生物に関係する様々な生物も再生できることから、明確かつ有意義な基準設定と言える。また、
リモートセンシング等の手法も用いることで、広く、そして深く調査地の状況を把握するような内容に
なっている。
現在使用されている薬の多くは天然物に由来する。今後多様な疾病に対応する薬剤の開発にはその土台
となる天然物の多様性が重要である。特定の種の絶滅は二度と同種が地球に再来しない危惧だけでなく
生態系も損なう。そのため東京大学の研究室では、植物やカビなどの生合成遺伝子を改変し、これまで
自然界に存在しなかった新規の化合物創製に成功している。これらの試みにより、天然の有機化合物の
有効利用と新たな化合物の創製が可能になり、天然物の多様性を拡充できると考えているらしい。
人類は自然から食料や資源を受け取っており、それには無数の生物による生態系の働きが必要不可欠で
ある。ここではそれを「生態系サービス」と呼び、人類全体がこのサービスをどうしたら享受できろの
か?、という問いに答えるために、植物バイオマス研究や花ハス品種の収集、子ども樹木博士教育など
を行っています。
どのような環境要因修復の必要性が高いかを調べるために具体的な方策を試験的に実施し、その効果を
評価する活動を行っている。また、人と自然との密接な関わりが地域の生態系の自然再生にとって重要
との視点から伝統的漁法や子ー親ー祖父母と繋がる世代間の対話を用いた「共同参加型調査」を実施し
ている。
”二酸化炭素の回収・備蓄からエネルギー資源を作り出す”地球温暖化の原因である二酸化炭素を地価に
封じ込め、微生物(メタン菌)を利用してメタンガスに変換し、資源エネルギーとする。
天然に存在する有機化合物の保全と研究、およびその研究により得られたデータから、新種の化合物を
生み出し、新薬などの研究に役立てること。天然物の持つ遺伝情報や代謝産物の調査を行うことで研究
を行っている。
二酸化炭素の増加により、植物が死んでしまったりするのを防ぐために、再生可能エネルギー源として
の植物バイオマス研究や、花ハス品種の収集、あるいは子ども樹木博士教育などを行っている。また持
続的な社会に役立つ農学を育てている。
エネルギー消費密度の高い建物に順位をつけ、優先的に対策をとる。空調を弱めるわけにもいかない病
院には、高効率ターボ冷凍機を導入。患者にまで気配りの心を忘れず、地球環境問題にも取り組む。実
にすばらしい!あっぱれ!
地球上の石油や鉱物といった天然資源の一つとして、生物多様性による天然有機化合物の有効利用を目
指している。天然有機化合物は人が創造できない複雑な構造をしているため、未だに誰も想像のできな
いような物質が眠っていると考えている。そうした化合物の機能を明らかにするために、複雑な生態系
を利用し、新たな薬の種を育てたいと考えている。
東京大学が行っている環境に配慮した活動で一番興味を持ったものは、
「東京大学薬品管理システム(U
TCRIS)」です。このシステムは、東京大学内で化学物質を保有・使用する 1000 以上の研究室で
利用されています。UTCRISを利用することにより、各研究室では、化学物質の在庫管理や使用量
の記録を簡潔に行え、各試薬の化学物質安全性データシート(MSDS)も容易に入手できます。
未解答
東京大学には、次代のまちを構想する「都市環境デザインスタジオ」という活動がある。ここでは、
現在の問題のみに目を向けるのではなく、尐し先の時代を見据えて社会をどのようにデザインするかと
いう視点が重視されており、とても魅力的である。
43
2011 年度「環境報告書を読んで行動する技術」レポート集計
これまでの研究で魚類が生息する湖の生息環境には浮遊植物のヒシが大きく関係していることが明ら
かになっている。植物プランクトンによる一次生産から動物プランクトンや魚の工事生産へとつながる
物質生産のあり方がわかってきた。また、人工衛星によるリモートセンシングにより、ヒシの量が近年
になって飛躍的に増加していることもわかった。
限りある水資源の使用量を節約するために、節約機器を導入し、水資源使用量は減尐傾向にある。また、
二酸化炭素排出量を減らすため、TSCP 政策を行っている。2012年度に15%削減、2030年度
に50%削減を目指している。
私は、東京大学の「都市計画デザインスタジオ」という活動がなされていることに興味を持った。環境
問題は原因となる物質や公害などを防いでいくというのが一般的だが、これは、街づくりから環境を変
えていこうということで、同じ工学部としてとても興味を持った。
カビや植物から、生合性遺伝子を改変し、あらたな物質を創製し、これらの試みにより、あらたな天然
有機化合物と人工的な化合物で、生物多様性に拡充できます。
「環境活動」と一言でいえども各分野によって様々な取り組み方がある。東京大学の「都市環境デザイ
ンスタジオ」とは次代のまちを構想するた、まちの真ん中で授業を行い、住民や行政と一緒に町をつく
りあげていくことを課題とした実践型の演習をしているものである。
危険有害性のある化学物質を取り扱う実験を含めた、さまざまな研究・教育活動が行われている中で、
これらの研究・教育活動を安全に行うため、化学物質の取り扱いに関する講習会など、安全に関するさ
まざまな講習会を開催し、学内の教職員や学生などへの教育を行っている。
東京大学では、TSCP 活動として自ら CO2排出総量削減を掲げ、本学的にその対策を進めている。
東京大学の生協食堂では、排出された生ごみを廃棄物処理業者を通じて、リサイクル業者に送っている。
そこでは、生ごみをバイオ発酵し、発生したメタンガスを燃やして電気と熱エネルギーを得ている。
天然物が抗生物質などの様々な薬剤を生み出してきた背景を考えると、天然有機化合物は重要な天然資
源の一つとして位置づけられていて、地球上生物多様性が生み出す貴重な天然物、その多様性をさらに
拡充し、有効利用していく研究を進めている。
再生可能エネルギー源としての植物バイオマス研究や、花ハス品種の収集、あるいは子ども樹木博士
教育などを行っている。生態調和農学機構では従来の研究を見据えなおし、持続的な社会に役立つ農学
を育てるとともに、生態系サービスを持続的に利用するための社会のあり方も探求している。
東京大学ではリモートセンシングで藻場生態系を調べ、コンピュータでモデルを作ることにより生物多
様性や漁業生産へ技術をいかしている。このような最先端技術を用いた環境への対策は自分の目標であ
ったのでとても興味がわいた。また、東京大学では他にも高校生に対し、環境のことを知ってもらうた
めに、特別授業などを実施している。
直接大学が環境のための活動を行うのではなく、教育によって環境に配慮する人材を育成する活動があ
ります。たとえば、家庭科の授業も、エコをテーマにして行うことで、環境に配慮した教育が行えます。
私たちは、自分たちの生活の中で様々な資源を使っています。料理では、水やガスを使っていて、生ご
みも出ます。そのような身近なところからエコを意識させることで、将来環境に配慮する人材を育てま
す。このような活動を東京大学は行っています。
<環境マネジメント活動>
『生協食堂における生ごみリサイクルの取り組み』東大生協では食堂で排出された生ごみを破砕機にか
け、発酵槽でバイオ発酵を行っています。そうして、発生したメタンガスを燃やして電気と熱エネルギ
ーを得て、発電された電気を電力会社に販売しています。このようなリサイクルをサーマルリサイクル
といい、生ごみを効率的に燃焼でき、より多くのエネルギーを回収できるそうです。
東京大学では建物毎にエネルギーの消費実態を把握し、エネルギー消費密度の高い建物から優先順位を
つけて対策を進めている。具体的には空調用熱源設備を高効率化してエネルギー消費量を減らしてい
る。
東京大学は「FOREST2015」というサブタイトルのもと、6つの行動ビジョンを設定し、さらにそ
れを具体化した9つの重点テーマ別行動シナリオを設定することにより具体的な環境マネジメント活
動を推進している。
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2011 年度「環境報告書を読んで行動する技術」レポート集計
東京大学では、東京大学のすべての構成員が一体となって環境汚染の防止に努めている。学生では、
食堂の生ごみのリサイクルなどのエコプロジェクトの取り組みがあ。また、東京大学の高度な技術を使
い、CO2 排出量の削減や、エネルギー消費量の削減を達成している。
東京大学では学内の安全衛生管理を進めるため、大学本部に環境安全本部を、部局に環境安全管理質を
設置し教職員、学生一体となってさまざまな問題解決に取り組んでいること。そして現状に満足するこ
となく、設置から五年が経過して、さまざまな課題が生じたために環境安全管理体制を見直しよりいっ
そう安全管理の工場に勤めていることころに興味を持った。
東京大学では環境安全組織体制表の下年度ごとに細かい環境目標を設定し厳正な取り組みを行ってい
た。さらに、実効ある省エネルギー・省 CO2対策を進めるための体制作りの中で、TSCP 室を設置し
て CO2削減に向けて会議が行われている。そしてその結果 TSCP 室の発足以来 5000 トンあまりの CO2
を削減した。
私は東京大学の取り組みに興味を持った。東京大学では二酸化炭素削減や、水の利用等について様々な
取り組みがされていたが、特に私は生協で行われている生ごみリサイクルの取り組みに注目した。食堂
から排出された生ごみの一部を発酵させて、メタンガスを発生させ、それを燃焼させることでサーマル
リサイクルを行うというものである。熊本大学の食堂ではどのようなことが行われているか気になっ
た。
東京大学では学内の安全衛生管理を進めるため、大学本部に環境安全本部を、部局に環境安全管理室を
設置し、担当理事と副学長が教員と一丸となっていろいろな問題に取り組んできました。しかし、設置
されてから5年がたちましたがいろいろな問題が発生したため環境安全の管理体制を見直しています。
食堂で出た生ごみを発酵させてメタンガスを発生させてそれを燃焼させてサーマルリサイクルを行い、
年間の CO2 排出量を減らしたという活動。
東京大学では学内の安全衛生管理を進めるために、学部本部に環境安全本部を部局に環境安全管理質を
設置し、担当理事と副学長の下、教員・事務員・技術職員が一体となって様々な問題解決に取り組んで
いる。2009年には新たな体制を整備した。この体制の下よりいっそう大学の安全管理の向上に努め
ていくようだ。
CO2 において 2006 年度(基準)の排出総量と比較して、2009 年度は事業規模拡大を含めても約
5400(t-CO2)を純減エネルギー消費量削減において一部を除き利用時間を含めた総合卖位 1%の削減化
学物質管理において高圧ガス管理体制の構築安全衛生管理において 2 カ国、3 施設の巡視を実施喫煙対
策において喫煙場所の漸次削減の実施
東京大学では、生協食堂において排出された生ごみを粉砕機にかけ、不適物を取り除いた後、発酵槽で
バイオ発酵を行っている。こうして、発生させたメタンガスを燃やして電気と熱エネルギーを得て、発
電された電気は電力会社に販売している。このようなリサイクル方式をサーマルリサイクルといい、水
分を含む生ごみを燃やすより、多くのエネルギーを回収できる。
私は東京大学の環境報告書を読み、東京大学の行っている環境マネジメント活動に興味をもちました。
東京大学は CO2 削減のためにキャンパス内のエネルギー消費量を調べ、使用量の多いキャンパスにた
いして高効率ターボの導入など、具体的な対策を行っています。また代替エネルギーの研究なども行っ
ています。
次世代のまちを構想する「都市環境デザインスタジオ」というものがある。これはまちの真ん中で授業
を行い、住民や行政と一緒に街を作り上げていくことを課題とするものである。現在の環境問題だけに
目を向けるのではなく、将来の環境のことまで見据えた街づくりを考えることを目的としている。
一般ごみの徹底した分別、食堂の生ごみの再利用等という、身近な活動を始めとして、実験系不明廃棄
物を減尐させる取り組みも行っている。また、廃棄物以外の面でも、作業環境が整っているかというよ
うな測定も行われている。
東京大学では独自のプランに基づいて、2009 年度において二酸化炭素の排出量は目標を達成し、エネ
ルギーの排出量は一部を除いて目標が達成された。さらに環境のための目標を定め、行動シナリオを作
成し、これからのマネジメント活動を進めていく。さらに環境教育にも力を入れる。
環境マネジメントの分野で大気・騒音マネジメント、水環境マネジメント、風環境マネジメントなどの
活動を行っておりこれによってアジアの巨大都市をフィールドにした実践的な課題解決研究の遂行を
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2011 年度「環境報告書を読んで行動する技術」レポート集計
目指して様々な環境マネジメントの開発を行っている。
生協食堂において排出された生ごみの一部を発酵させて、メタンガスを発生させ、それを燃焼させる。
このときの電気と熱エネルギーを得て、発電された電気を売ることで二酸化炭素の排出削減を行った。
東京大学で薬品を管理するために使われるシステム、UTCRIS を 1000 以上の研究室に配置することで、
在庫管理や使用量の記録を簡略化し、安全性や各試薬がどの法令に該当するかといった情報も瞬時に知
ることができるようになった。
CO2 削減量の具体化や大学機構として先頭に立って行うことの必要性を述べている。具体的には、CO2
を 2012 年度に 15%削減、2030 年度に 50%;削減を目標としている。削減達成のためにプロジェクト立
ち上げと同時に TSCP 室が発足している。
サスティナブルな社会の実現に向けて、二酸化炭素排出量の削減に努めている。具体的には 2006 年度
を基準として、第一フェーズでは 2012 年度に 15 パーセント削減、第二フェーズでは、2030 年度に 50
パーセント削減を目指すという活動である。
東京大学では学内の安全衛生管理をすすめるため、しっかりとした組織体制の下でさまざまな問題解決
にとりくんできました。実際に行っている活動は、CO2 排出量削減(TCSP プラン)、エネルギー消費
削減(利用時間を含めた総合原卖位1%削減)、化学物質管理(高圧ガス管理体制建築)、安全衛生管
理(海外研究拠点の巡視の実施増加)、喫煙対策(喫煙場所の漸次削減)
東京大学では学内の安全衛生管理を進めるため、大学本部に環境安全本部を設置し、担当理事と副学長
の下、教員、職員が一体となってさまざまな問題解決に取り組んできた。2009 年に新たな体制を整備
した。主な改正点は①より迅速に意思決定を行うため委員会を設置②環境安全本部長(副学長)を環境
安全責任体制に取り込み、責任と権限を明確化③教員と職員のさらなる協働体制の構築の三点である。
東京大学では学内の安全衛生管理を進めるため、大学本部に環境安全本部を、部局に環境三千管理室を
設置し、担当理事と副学長の下、教員・事務職員・技術職員が一体となって様々な問題解決に取り組ん
だ。
東大では、東京の中でもっとも電気を消費している団体であるが、生徒達に配るプリント類は、あまっ
たり、印刷ミスの用紙はすべてリサイクルして、他のトイレットペーパーやティッシュに変えている。
プリントの消費が激しい分、やはり考えているのが日本のリーダーだと思った。
東京大学では、大学本部に環境安全本部を、部局に環境安全管理室を設置していたが、様々な問題が
発生したため、これを見直し新たに環境安全組織体制を設備した。私は、それの細かく明確化された、
組織体制に興味をもった。特に、環境安全本部外からの指示や命令、報告などがしっかり示されており
環境の取り組みに対する団結力がとてもあるなと思った。
東京大学の中で、建物ごとにエネルギーの消費状態を把握し、エネルギー消費密度の高い建物から優先
順位をつけて対策を進めている。主な対策は、本郷キャンパス医学部付属病院地区において、空調用熱
減設備の高効率化対策の一環として、昨年同様に高効率ターボ冷凍機の導入を行った。また A 重油を
使用した熱源について、他熱源機への代替運用や他熱源への更新対策を実施している。
東京大学生協食堂における生ごみリサイクルの取り組みについて。食品リサイクル法に基づいて、本
郷・駒場の食堂から排出された生ごみの一部を発酵させて、メタンガスを発生させ、それを燃焼させる
ことでサーマルリサイクルを行い、年間13.8tの CO2 の削減をおこなった。メタンガスの燃焼に
よって発生した CO2 は化石燃料によって発生した CO2と異なり、大気中の CO2 を増加させたことに
はならない。問題点はコストが高いことである。
東京大学では学内の安全衛生管理を進めるために教員や事務職員、技術職員が協力してさまざまな問題
解決に取り組んできた。しかしさまざまな問題が生じたため、これまでの体制を見直し、2009年1
0月に新たな環境安全組織体制を整備した。主な改正点は東京大学の環境報告書より引用すると、【①
より迅速に意思決定を行うため、全学の安全管理委員会を発展的に解消して環境安全担当理事の諮問機
関として環境安全総括委員会を設置し、防火火災、環境、放射線の旧3部会を環境安全本部に統合②環
境安全本部長(副学長)を環境安全責任体制に取り込み、責任と権限を明確化③環境安全本部副本部長
に環境安全衛生部長(事務職)を充て、教員と職員のさらなる協働体制の構築】というもの。その結果
CO2排出量削減、エネルギー消費削減など達成。
東大生協では食堂でから排出された生ごみの一部を発酵させて、メタンガスを発生させ、それを燃焼さ
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2011 年度「環境報告書を読んで行動する技術」レポート集計
せることでサーマルリサイクルを行い、年間 13,8t の二酸化炭素の削減を行った。多くの事業者が参加
することでコストが削減され、リサイクル率を上げていくことが、社会的な課題である。
東京大学では 2005 年度より薬品管理システム UTCRIS を導入し、化学物質の適正管理と法令順守に努
めています。また、2009 年度には教職員の退職時などの化学物質の引き継ぎをあいまいにしないため、
引き継ぎ時のチェック項目を明示したガイドラインを作成している。
東京大学では次世代の町を構想する「都市環境デザインスタジオ」というものを作り、未来の街づくり
に関して学んでいる。このスタジオをきっかけに「アーバンデザインセンター柏の葉」(UDCK)では
さまざまな活動を、東京大学をはじめとして、千葉大学、柏市、三井不動産、柏商工会議所、田中地域
ふるさと協議会、首都圏新都市鉄道の7者共同で運営をしている。
2009 年10月に改正1:より迅速に意思決定を行うため、全額の安全管理委員会を発展的に解消して
環境安全担当理事の諮問期間として環境安全総括委員会を設置し、防火防災、環境、放射線の旧3部会
を環境安全本部に統合2:環境安全本部長を環境安全責任体制に取り込み、責任と権限を明確化3:環
境安全本部副部長に環境安全衛生部長を充て、教員と職員のさらなる共同体制の構築
東京大学では環境安全本部と環境安全管理室を設置し、2009 年は CO2 排出削減やエネルギー消費削減、
喫煙対策などの目標を立て、実際にも効果を上げている。今後の取り組みとしては喫煙場所の削減など
がある。
東京大学では、大学内で建物毎にエネルギー消費実態を把握し、エネルギー消費密度の高い建物から優
先順位を決めて省エネルギーの対策を行っている。医学部のキャンパスでは、空調用熱源設備の高効率
化対策の一環として、高効率ターボ冷凍機の導入を行った。また A 重油を使用した熱源について、他
熱源機への大替運用や他熱源への更新対策を実施している。これらの対策により一年に 5000tあまり
の CO2削減に成功している。
より迅速に環境安全の意思決定を行うため、安全管理委員会を発展的に解消して、環境安全担当理事の
諮問機関として環境安全総括委員会を設置し、防火防災、環境、放射線の旧3部会を環境安全本部に統
合し、環境安全の管理体制を見直した。
東京大学の中で、建物ごとにエネルギーの消費実態を把握し、エネルギー消費密度の高い建物から優先
順位をつけて対策を行っている。たとえば、主な対策として、空調用熱源設備の高効率化対策の一環と
して、高効率ターボ冷凍機の導入を行った。
東京大学の環境報告書を読み、さすがに日本を牽引する大学であるなということを痛感した。とくにマ
ネジメント体制がしっかり確立し部局連絡会組織などを構築しているあたりに感心した
食堂で排出された生ごみは、廃棄物処理業者を通じてリサイクル業者にもちこまれ収集された生ごみは
破砕機にかけられ不適物が取り除かれ発酵槽でバイオ発酵を行います。こうして発生したメタンガスを
燃やして電気と熱エネルギーを得て、発電した電気を電力会社に販売している。
東京大学では、サステイナブルな社会の実現に向けた教育・研究機関としての義務と挑戦がなされてい
る。東大サステイナブル・キャンパス・プロジェクトを立ち上げ、多岐にわたる環境負荷を先導的に低
減する取り組みを始めている。「共進化」というコンセプトを基に東大全体の二酸化炭素排出総量に」
ついての削減目標を掲げている。
研究室で排出される実験廃棄物は環境安全研究センターで回収され、処理施設で無害化処理し、研究室
の排出者には講習会によるライセンス制度を設け、廃棄物の受け渡しにマニフェストを作成し、データ
ベース化するなど廃棄物マネジメントシステムを導入している。
私が興味を持ったのは、「エコ」がキーワードの家庭科です。調理中の水やガスの有効利用やごみを減
らすほかに、栄養素の過剰摂取も食料を無駄にしていることになります。この活動を通して、「エコ」
の食生活の関わり方や、実生活での「エコ」の取り組み方を学ぶことができます。
低エネルギー消費社会の実現に向けて、二酸化炭素排出量を 0.4 に抑え、不足分を太陽エネルギーを
基盤とする再生可能エネルギーの開発・普及と原子力の徹底した安全利用でカバーしている。
二酸化炭素排出量削減に向けた具体的な取り組みとして、東京大学の本郷キャンパス医学部付属病院地
区において、空調用熱源設備の高効率化対策の一環として、昨年に引き続き高効率ターボ冷凍機の導入
を行った。これらの対策により、TSCP 室の発足以来、累計約5000(ton-CO2/年)あまりの二酸化炭素
削減を達成した。
47
2011 年度「環境報告書を読んで行動する技術」レポート集計
CO2 削減のために、建物ごとにエネルギーの消費実態を把握し、エネルギー消費密度の高い建物から優
先順位をつけて対策をしている。空調用熱源設備の効率化対策の一環として、高効率ターボ冷凍機の導
入を行ったり、重油を使用した熱源について、他熱源機への代替運用や他熱源への更新対策を実施して
いる。
48
2011 年度「環境報告書を読んで行動する技術」レポート集計
4.千葉大学
低炭素社会,
31
環境マネジメ
ント活動,
112
循環型社会,
89
自然共生社
会, 21
<低炭素社会>
千葉大学はエネルギー消費量が微増しているため、エコ・サポート制度を開始した。古くて効率の悪い
機器を新しくする費用を大学が一部補助する制度である。この制度によって、千葉大学は省エネルギー
を推進している。
千葉大学の、「エコ・サポート-効率の悪い機器の更新-」に興味を持った。機器を更新するだけで年
間消費電気量が冷蔵庫、エアコン共に下がっていた。特に、冷蔵庫の下がり方はすばらしいと思う。1994
年に冷蔵庫容量1ℓ あたりの年間消費電力量が 2.5kwh/L だったのが、2005 年には 0.5kwh/L になってい
る。さらに、環境報告書が見やすいこともすばらしいと思う。
千葉大学ではエコ・サポートといって、省エネルギーを推進するために古くてエネルギー効率の悪い機
器を更新するための費用を大学が一部補助する制度を取り入れている。更新の結果、それ以前に比べて
冷蔵庫などでは 78%;もの省エネになっている。
大学での研究活動における物品の購入に際して、必要性をよく吟味し、環境負荷の尐ない製品を優先し
て購入する「グリーン購入」が行われている。2009年度にはすべての物品に対して100%の調達
目標を達成している。
千葉大学では、学生主体の実現のため、学生による環境 ISO 活動の卖位化を行っている。また、大学内
に公認の環境・自然系のサークルが8つあり、その他にも大学生協と共同で活動している千葉大学生協
学生委員会(JCK)という組織も自主的に活動している。
千葉大学は、学生を含むすべての人が共通の環境に関する意識を持つように努めている。千葉大学は環
境関連科目を開講し、学生が環境について学べる機会を設け、図書館にも環境に関する図書が多くある。
これによって学生は常に分別など環境によいことを意識している。このことが、省エネリーダー会議や
省エネイベントが開催されていることに繋がっていると考えられる。
付属学校における環境教育で、何でも手に入り、だめになったら捨ててしまうのが当たり前だと考えが
ちな子どもたちに、環境すごろくや廃油石鹸作り、環境紙芝居など、楽しくわかりやすい方法で、もの
の大切さ、環境保全の大切さを教えている。
地球温暖化を引き起こす二酸化炭素を、地価に封じ込め、さらに微生物を利用して、天然ガス(メタン)
にへんかんし、エネルギー資源として再利用する研究が進められている。この「地球温暖化」と「化石
燃料の枯渇」への同時対策となりえる「持続型炭素循環システム」の開発を目指し、エネルギー・資源
フロンテイアセンターの持続型炭素循環型システム工学社会連携講座では微生物を利用したエネルギ
ー技術の研究が行われている。
ミックス古紙回収従来は束ねられる紙しか再利用されてこなかった。だが、実際に廃棄される紙には束
ねられないような紙類も非常に多い。そのような紙類をボックスに集めることで、まとめて再生利用し
ようという試み。これまで、焼却処分されてきた紙類もリサイクルすることでより一層のごみ減量、森
49
2011 年度「環境報告書を読んで行動する技術」レポート集計
林保全効果が見込まれる。
技術の進歩により、新しい機器はあまりエネルギーを使わなくなっている。なので、千葉大学は、エネ
ルギーの無駄な消費を抑えるために、古くてエネルギー効率の悪くなった機器を買い換える為の費用の
助成をしている。
千葉大学では、2009 年度から省エネルギーを推進するために、古くてエネルギー効率の悪い機器を更
新するための費用の一部を大学側が負担するエコ・サポート制度という活動を行っていた。また、環境
報告書作成の特徴として、学生が主体的に作成に参画していた。
昼休みおよび外出時における照明の消灯によるエネルギ消費量の削減昼休みの時間に、照明を消すとい
うものであるが、ほかにも使わない部屋の電気はこまめに消すようにする、という一見卖純そうな取り
組みであるが、消費電力の3%を削減できるというなかなか効果的な活動である。このような当たり前
のことが大切である。
2009 年度から、省エネルギーを推進するため、古くてエネルギー効率の悪い機器を更新する費用につ
いて、大学本部が一部補助(受益者負担 5 割)するエコ・サポート制度を開始した。西千葉、亥鼻キャ
ンパスでは、「ミックス古紙」といわれる紙くず(メモ用紙、お菓子などの空き箱のほか、汚れていな
い紙類全般)を専用カートによって回収するという「ミックス古紙回収システム」を導入している。こ
のほかにも省エネに関して毎年 7 月に代表者が討論し、環境向上に向けて意見を出し合っている。
大量に発生する落ち葉や剪定枝を焼却処分せずに、一部を堆肥化して可燃ごみと二酸化炭素を削減して
いる。専門性を生かし、教職員指導の下で堆肥に関する実験を行い、良質な堆肥の製作に勤めている。
私が興味を持った活動は千葉大学生協学生委員会(JCK)が行っている、「リ・リパック」というリサイ
クルできる環境配慮型容器の回収を行うという活動である。一度使った容器を何回も再生利用するこの
活動は低炭素社会の実現のために大きな役割を果たすと私は考える。
千葉大学では自然に発生する落ち葉や剪定枝を使って堆肥を作っています。落ち葉や剪定枝は通常焼却
処分されますが千葉大学ではその一部を堆肥化することで資源を活用し、焼却処分される可燃ごみの量
も減らしているので二酸化炭素の削減にもなっています。
千葉大学は、2009 年度からエコ・サポート制度と呼ばれる省エネルギーを推進するために、古くてエ
ネルギー効率の悪い機器を更新する費用について大学が一部補助をしていくという制度を用いて現在
も省エネに貢献している。
千葉大学の環境の取り組みは、国際社会がかかえる環境問題を解決して、地球での生活を持続させるこ
とを目指している。2009 年度のエコ・サポートでは、省エネ効果の多き機器更新を優先事項として折
エネルギー消費量が増加しないようにしている。
エコ・サポート制度として、古くてエネルギー効率の悪い機器の数を把握しそれらの機器を更新するた
めの費用を大学が補助する活動です。調査の結果、更新時期を過ぎたものが多くあったため、冷蔵庫や
エアコンのような省エネ効果の高いものから順に更新しています。
千葉大学っが今やっている研究の一つに落花生や竹やぶからエタノールを得るというのがありました。
まだ、価格的に実用化は難しそうですが石油がなくなってしまうという状況への対策にはなると思いま
す。
千葉大学のエコ・サポート制度は学内にある古くてエネルギー効率の悪い機器を調べ、新しい機器に取
り替えるという制度である。調査の結果、冷蔵庫 1ℓ 当たりの年間消費電力量とエアコンの年間消費電
力量は減尐した。
千葉大学では、エコ・サポート制度という取り組みが行われています。これは、古くてエネルギー効率
の悪い機器を更新する費用を大学が一部補助する制度です。現行の機器は1996年の機器と比べ、冷
蔵庫では、78%、エアコンでは40%の省エネとなっています。
余分なごみを、減らすだけでなくそれをエネルギーとして有効に活用しようという活動。その内容は、
ごみを高温で酸素のない状態で処理することによって有害物質を発生せずに炭化できる素材を開発し、
その素材を利用して海中林を再生するというものだった。
私は千葉大学の付属小学校や付属中学校で行われている活動について紹介したいと思います。 小学
生や中学生に対して、環境に対して興味を持ってもらうような実験や活動をしているのです。こうした
学習を通して環境問題について積極的に学んでいけるのではないでしょうか?小さいときから環境問
50
2011 年度「環境報告書を読んで行動する技術」レポート集計
題に対して考えていくことはとても重要なことだと思います。
千葉大学ではエネルギーの消費を抑えるため、古くてエネルギー効率の悪い機器を更新する費用につい
て大学が一部を補助する。
更新時期を向かえている冷蔵庫 305 台エアコン 203 台を機器更新したところ、
1996 年度と比較して冷蔵庫 78%;エアコン 40%;の省エネになった。
千葉大学環境報告書を呼んで、ケナフ風車による電力発電に興味を持った。
内容は、二酸化炭素の
吸収が他の植物の 3 倍も多いと言われるケナフの葉を用いて、風車の羽を作るものだった。 風力で電
気を起こして、二酸化炭素も吸収するなんて、すごい発想だと思った。
千葉大学には環境 ISO 学生委員会という学生主体の団体があり、環境マネジメントについての特別な授
業を受講したりして、学生がより環境について考える場が与えてある。彼らはサークルと言う形でグル
ープをつくり、実際にごみの分別やリサイクルを推進する活動を自ら行っている。
名古屋大学の環境に配慮した取り組みを紹介する。名古屋大学は、電気、都市ガスなどのエネルギー消
費によるもの、排出した廃棄物の焼却によるもの、実験によるものなどを地球温暖化対策推進法に基づ
き二酸化炭素排出量に換算し名古屋市に報告をしているそうです。
ケミレスタウン・プロジェクトというプロジェクトに興味を持ち、それは健康に悪影響を与える環境因
子を低減するように環境を改善し、未来世代の健康を基準とした持続可能な社会の実現を目指す活動で
ある。
環境マネジメントシステムの運営組織を四つに分けて環境マネジメントを行っている。構成員を教職
員。構内事業者、環境 ISO 学生委員会の学生、準構成員をそれ以外の学生や教職員とし、大学に属する
すべての学生・教職員が EMS にかかわっている。
千葉大学では、2009 年度からエコサポート制度を開始し、エネルギー消費量減尐に勤めています。エ
コサポートとは、省エネルギーを推進するため、古くてエネルギー効率の悪い機器を更新する費用につ
いて、大学本部が一部補助する制度です。その結果、エネルギー消費効率が上がり、年間の消費電力量
も減尐しています。
<循環型社会>
千葉大学のエコキャンパスの取り組みで、ミックス古紙回収が行われていた。ミックス古紙回収とは、
今まで束ねることができずに可燃ごみとして燃やされていたメモ用紙やお菓子の空き箱なども回収で
きるのである。現在は普及が行き届いているとはいえないが、今後分別基準をパンフレット等でよりわ
かりやすく示すそうで、分別する人の増加が期待できる。
廃棄物削減のための取り組みとして、2007年度から大学生協において、レジ袋有料制(1枚5円)
を実施し、約98%以上の利用者がレジ袋を断るという結果を得ている。レジ袋販売の収入および購入
費節減分の資金によって、2009年度は生協店舗において「マイ箸」の販売や、購入の際に割り箸を
断った利用者に対して10円値引きするといったキャンペーンも実施している。
千葉大学では、「ミックス古紙回収システム」というものを導入しています。メモ用紙やお菓子の箱
など紙全般を回収し、リサイクルしよう、というシステムです。これによって、束ねられない紙のリサ
イクルが可能になり、可燃ごみが削減できると同時に、コストも削減できます。
千葉大学の環境報告書によると千葉県では、「まるごみ09」という活動がおこなわれている。この
活動は、「地域交流」「環境教育」をテーマにかかげ、千葉県の 30 市町村で開催された。午前中には
千葉市内の3箇所でごみ拾いが行われ、千葉大学周辺の活動には約200名が集まった。
メモ用紙、お菓子などの空き箱や汚れていない紙類全般を「ミックス古紙」と名づけ、専用カートによ
って回収する「ミックス古紙回収システム」を採用している。また、このシステムを徹底させるため、
「分別ポスター」を発行している。
千葉大学 レジ袋有料制 千葉大学の生協では、2007 年度より全キャンパスにおいて、1 枚 5 円のレジ
袋有料制を実施している。これにより 3 キャンパス平均で 98%以上の利用者がレジ袋を断るという成
果が得られている。
レジ袋有料化による収入(1 枚 5 円)プラス今までレジ袋の購入にあてていた
代金の一部を「れじぶー基金」として積み立て、学内の環境改善とレジ袋有料制に協力している利用者
への還元企画を目的とする「れじぶー企画」に活用される。 「れじぶー企画」とは、生協店舗にて、
①オリジナルマイ箸を通常 840 円を 200 円で販売する。②割り箸ストップキャンペーンとして、割り箸
51
2011 年度「環境報告書を読んで行動する技術」レポート集計
を断った利用者に弁当類を 10 円値引きするといった内容である。これらによって、16228 膳の割り箸
が削減された。
千葉大学では再転車(りてんしゃ)活用委員会というものを学生が運営している。これは、学内の放置
自転車を整備し、新たに再転車として貸し出すシステムである。大量に放棄される放置自転車の有効活
用になっている。
エコキャンパスの取り組みの中で、エネルギー機器調査を実施し更新時期を一台一台把握する取り組み
があると書いてあり非常に関心した。更新時期が来た機器を新しい省電力の機器に取り替えることは、
大学規模になると大きなエネルギー削減になり大事だと思った。
千葉大学では、循環型社会を目指す取り組みのひとつ「3R」において紙の「3R」と紙に特化して活動
を進めている。そのひとつに「ミックス古紙回収の普及」がある。メモ用紙、お菓子の紙くず、空き箱
などこれまで束ねることができずにリサイクルできていなかった紙資源を専用カートで回収すること
でリサイクルを可能にし、さらに可燃ごみの削減にも成功している。2つ目の取り組みとして学内に無
駄紙削減の呼びかけのポスターを貼ったり紙節約イベントを実施している。
千葉大学では、大学生協が 2007 年より、全キャンパスにおいてレジ袋 1 枚 5 円を定めたレジ袋有料制
を実施したところ、3キャンパスで平均 98%の利用者がレジ袋を断るようになった。また、レジ袋の
代金と、本来レジ袋購入にあてていた代金の一部を基金とし、生協利用者への還元を目的とした「レジ
ブー企画」を立ち上げ、2009 年には「マイ箸キャンペーン」と題し、更なるエコを目指した活動へと
転換させている。
千葉大学では、古紙を分別して回収する、ミックス古紙回収というのをやっています。これはメモ紙な
どに使われるミックス古紙を専用カートで回収するというものです。これにより、「束ねられない紙く
ず」の再利用、そしてコスト削減という2つのりてんが生まれます。
千葉県産の未利用資源の有効利用を行っているそうです。バカ貝の貝腸は食べることができないため、
産業廃棄物として捨てられていたのですが、その中に関節炋の痛み止めになるコンドロイチン硫酸を発
見したそうです。含量は尐ないそうですが。さらに、落花生の殻・竹藪には主にグルコースからなるセ
ルロースを多量に含んでいて、そこからグルコースを取り出せれば、石油に代わる燃料であるエタノー
ルを作ることができるらしく、現在、80%以上の効率でセルロースをグルコースに変換できるそうです。
しかし、そこで必要な酵素はとても高価であるため、ガソリンの販売価格には遠く、将来、原油が枯渇
するようなことになったら、出番が訪れるかも知れないそうです。
ミックス古紙回収紙資源のリサイクルとして「ミックス古紙回収システム」を導入 これはミックス古
紙といわれる紙くず(メモ用紙、お菓子のどの空き箱のほか、汚れていない紙類全般)を専用カートに
よって回収するという活動。主に二つのメリットがある。これまで回収が行われず、リサイクルされる
ことのなかった「束ねられない紙」のリサイクルが可能になり、可燃ゴミを削減できる。二つ目は、リ
サイクル費用が可燃ゴミの処理費用の3分の1程度であるためコストが削減できること。回収量を高め
るため、掲示物、パンフレット等でよりわかりやすく分別方法を周知していくことを目指している
落ち葉を再利用して、堆肥「けやきの子」の製作。堆肥増産だけでなく、地域の方々との深いつながり
作りを目標にかつどうした。
ミックス古紙回収システムに興味を持った。このシステムには二つのメリットがある。一つ目は、これ
までリサイクルされなかった「束ねられない紙」のリサイクルが可能になったことだ。そして二つ目が、
リサイクル費用が従来の三分の一になったことだ。そのほかにもコピー機に企業広告入りの用紙を使っ
ているということにも興味を持った。
千葉大学は藍染小屋の電力をケナフを使った風車で発電するという活動を行っている。これは、発電風
車の材料として今使われている石油を原料としたプラスッチクが将来、植物性のプラスチックに変わっ
ていくと予想しているからです。
千葉大学では、3R の活動が盛んに行われており、私が特に印象的だったのが束ねられない紙の再利用
です。今まで、小さな紙くずなどは燃やすごみに分類されると思っていました。さらに紙の再利用がで
きるのでいいと思います。
私は、千葉大学のマイ箸を使おうというキャンペーン活動がとても面白いと感じた。熊本大学の学生食
堂でも、割り箸ではなくプラスチックの繰り返し使用することのできる箸が使われているが、生徒全員
52
2011 年度「環境報告書を読んで行動する技術」レポート集計
分の箸を毎日洗うという手間を考えると、それぞれが箸を持ってきて自分の分をそれぞれが洗うように
すれば手間もかからないし、エコにもつながるような画期的な活動になるのではないかと感じた。
「ミックス古紙」といわれる紙くず(メモ用紙、お菓子などの空き箱のほか、汚れていない紙類全般)
を専用カートによって回収するというもの。分別ポスターなどを作成して普及に取り組んでいる。
文型、理系双方が付属校提携し、総合大学の特長を生かしながら、学生が主体となって環境活動を行っ
ている。たとえば、千葉大学では EMS の運用を主体的に行っているが、近年学生により、環境 ISO 委
員会が設立され、2009年4月に NPO 法人格を取得したそうである。このような過程の中で、千葉
大学は学内の EMS を運営するという従来の役割に加え、大学内の組織とは独立して対外的に活動する
組織という立場を持つようようになった。
毎年秋に各キャンパスで開催される大学祭では、2009年度、すべてのキャンパスの大学祭で細かな
ごみの分別が行われた。可燃、リ・リパック、ビン、缶、ペットボトル、ペットボトルキャップ、割り
箸、飲食物の残液、不燃、ミックス古紙の10項目の分別を行い、大学祭で生じる環境負荷の軽減を試
みた。
千葉大学での循環型社会に関連のあるサークル・団体の活動の内容を紹介をする。千葉大学には千葉大
学生生協学生委員会(JCK)が行う生協が使用している「リ・リパック」という容器を回収や再転車活
用委員会の大量に廃棄される自転車の有効活用、またマツコの裏紙ノート作り、ペットボトルキャップ
回収など他にも沢山の活動がある。
千葉大学では、循環型社会を目指して、環境負担の尐ない緑豊かなキャンパスづくりを環境方針にして
いる。具体的な取り組みでは、付属幼・小学校でのペットボトルキャップの回収や、中学校での割り箸
の回収とマイ箸持参、トイレットペーパーの購入量に減尐、グリーン購入基準適合製品の表示などがあ
る。
千葉大学では「ミックス古紙回収システム」を導入している。これによってコスト削減や、今まで対象
外だった古紙もリサイクルできるようになった。さらに、学生主体の環境 ISO 学生委員会が NPO 法人
を取得し、中心となって紙の節約イベントを行っている。
放置自転車を活用する再転者活用委員会、地域を巻き込み環境活動を行うマツコをはじめとする大学公
認の環境活動サークルが活躍し、大学祭に於いても来場者へのごみの分別指導や説明パネルを設置する
など、学生を主体とした環境マネジメントシステムが推進されている。
千葉大学は環境マネジメントシステムとして環境 ISO 委員会などの組織を学生や教授が協力して運営
しています。また、環境に影響を与える可能性がある項目に対してに環境目的・環境目標・実施計画を
設定しています。
2009 年の 10 月から 11 月に、割り箸の使用量削減とマイ箸の使用量上昇を目的とした「マイ箸普及イベ
ント」を実施した。学内だけではなく大学周辺の飲食店と連携し、期間中マイ箸使用者に、お店独自の
サービスを提供した。また、大学の環境 ISO 学生委員会の学生が、モニター実験に参加し、日常的にド
ギーバッグ(外食の際、食べ残しを入れて持ち帰れる袋)を持ち歩き、いずれの環境への負荷の軽減など
のメリットがあることを訴えた。
千葉大学生協の協力のもと、生協各店舗でレジ袋有料制を導入していて、そのレジ袋の販売収入などを
用いて利用者への還元と環境啓発も行っている。熊本大学もこういうことをすればいいのではないか?
と思った。
千葉大学の一部のキャンパスでは紙資源のリサイクルとしてメモ用紙やお菓子の空き箱など汚れてい
ない紙類全般を専用カートで回収する「ミックス古紙回収システム」を導入している。これにより、束
ねられない紙のリサイクルが可能になり可燃ごみの削減とごみの処理費用の削減をすることができた。
千葉大学では、紙資源のリサイクルのため、紙くずを専用カートで回収する「ミックス古紙回収システ
ム」を導入している。このシステムのメリットは、まずこれまでリサイクルを可能とし、また、コスト
削減にもつながる。ポスターリサイクルできなかった「束ねられない紙」のをつくり呼びかけている。
中学生と一緒に廃油から石けんを作り出し、楽しくリサイクルを学ぶために企画された活動。付属小学
校の給食センターから廃油が寄付され、出来上がった石けんはお礼として付属小学校に贈られた。付属
学校間で連携した環境教育の取り組みとなった。
千葉大学のある教授の研究に興味を持った。未利用資源や食料の廃棄部分に目を向けた研究だ。二つの
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2011 年度「環境報告書を読んで行動する技術」レポート集計
紹介があった。ひとつはバカ貝貝腸を有効利用しようというものだ。これらから、新しい薬を発見する
などを目指している。もうひとつは落花生の殻や竹藪からエタノールを得る研究だ。これはエネルギー
の削減に大きく役立つと思った。
西千葉キャンパスで行われている「紙を大切に」キャンペーンに関心を持った。まず節減をより効果的
に実施するためには、人々への呼びかけが大切であると思う。資料を掲示したりするだけでは見落とし
がちでも、呼びかけることによって興味をそそられる人は尐なくないはずである。私も環境に配慮した
取り組みをしていくに当たって、人に呼びかけることを考慮した活動を行っていきたい。
私は、グリーン購入の推進に興味を持った。大学において使用される紙類や文房具、事務機器などの物
品の購入に際して、必要性をよく吟味し、環境負荷のより尐ない製品やサービスを優先的に選ぶ「グリ
ーン購入」を積極的に行っている。
千葉大学の学食でレジ袋一枚五円で販売するという取り組みがなされていて、約98パーセントの利用
者がレジ袋を断ったという成果が報告されたということに興味を持ちました。これだけでも大きな成果
だと思う。そのほかにも MY 箸の販売も行っており、これも割り箸の消費軽減に大きく貢献したと思う。
「ドギーバックモニターへの参加」について。ドギーバックとは、飲食店で食べ残しを入れて持って帰
ることができる組み立て式の容器である。千葉大学では、環境 ISO 学生委員会の学生約100名がモニ
ターとして参加し、2ヶ月間日常的にドギーバックを携帯して生活をした。実験終了後、感想や意見を
千葉県庁に提出した。
ミックス古紙回収システムと言われる、メモ用紙や空き箱などの、汚れていない紙全般を専用カートに
より回収している取り組みを行っている。これには2つメリットがあり、1 つ目は、従来回収されなか
った「束ねられない紙」のリサイクルが可能になったこと。2 つ目は費用が可燃ごみの処理費用の 3 分
の 1 程度に削減できること。
千葉大学では大学生協の各店舗においてれじぶー企画という 1 枚 5 円のレジ袋の有料制度を実施してい
る。これにより 3 キャンパス平均で98%以上の利用者がレジ袋を断った。また、その節約分のお金で
環境啓発活動なども実施している。
ゴミ袋の有料化が有効だと思った。現在、様々なスーパーなどで同様の事が行われているが、一般的に
言うそれと違うのは、集まったお金の使用用途が環境によい活動に使われていると明示されているこ
と。同じ活動を行っていても、使用用途が明らかにされていない場合が多いので、その点がいいと思っ
た。
大学で大量に使用される資源のひとつである紙のリデュース・リユース・リサイクルを推進するために、
紙節約の必要性を呼びかけたり、汚れがなく束ねることのできない、メモ用紙やお菓子の空き箱などの
紙ごみを、回収できるミックス古紙回収システムの周知を行った。これまでリサイクルされることのな
かったもののリサイクルが可能となったことで、可燃ごみを削減できた。また処理にかかる費用が、ミ
ックス古紙として回収することで、可燃ごみの処理費用の 3 分の 1 程度まで削減できた。
ミックス古紙回収システム:「ミックス古紙」といわれる紙くず(メモ用紙、お菓子等の空き箱、汚れ
ていない紙類)を専用カートで回収するというもの。これまで回収・リサイクルされることのなかった
「束ねられない髪」のリサイクルが可能になった、リサイクル費用が可燃ごみの処理費用の3分の1の
ためによるコスト削減という2つのメリットがある。
グリーン購入法に基づき、19 品目の物品やサービスなどを特定調達品目に定め、調達目標を 100%とし
ている。グリーン購入法に適合しない製品を公費で購入した場合は、購入者がその品目・数量・理由を
契約課に連絡することが義務付けられている。適合製品の種類が尐ないことが問題である。
千葉大学の環境活動の中で、私は落花生の殻からエタノールを作る、という分野に興味を持ちました。
千葉の特産品である落花生から作る、という発想が面白いと感じました。近年、原油など資源の枯渇が
問題になり、とうもろこしから油を作る、というものは有名ですが、こうした地域に根ざした特産品で、
環境保護の活動をできるというのはとてもすばらしいと思いました。
附属中学校・小学校・幼稚園において自主的な環境教育プログラムを定着させることを目的として環境
教育を行っている。幼稚園では構内のごみ拾い、環境紙芝居の読み聞かせ、小学校では紙すき体験、ペ
ットボトルキャップ回収の導入、そして中学校では環境 ISO 委員会への継続的参加とアドバイス、廃油
石鹸作りなどそれぞれのレベルにあった様々な環境教育を実施している。
54
2011 年度「環境報告書を読んで行動する技術」レポート集計
西千葉、亥鼻キャンパスでは、紙資源のリサイクルとして「ミックス古紙回収システム」を導入してい
る。「ミックス古紙」といわれるメモ用紙、お菓子等の空き箱など、汚れていない紙類を専用カートに
よって回収するというものである。
汚れがなく束ねることのできない紙ごみを回収できるミックス古紙回収システム(リサイクル)を導入
して、ミックス古紙(メモ用紙、お菓子の空き箱、汚れていない紙類)を専用カートで回収している。
このシステムはリサイクル不可能だった『束ねられない紙』をリサイクル可能にでき、リサイクル費用
を可燃ごみ処理費用の3分の一にできるというメリットを持っている。
「ミックス古紙回収システム」呼ばれる紙資源のリサイクルをしている。ミックス古紙とは、メモ用紙、
お菓子などの空き箱など、汚れていない紙類全般を指す。このメリットとしては、今までリサイクルさ
れなかった「束ねられない紙」のリサイクルが可能になったこと、処理コストが削減できたことである。
飲食店での食べ残しを、ドギーバックという容器に入れて持ち帰るという活動は、私たちにも身近にで
きてよい活動だと思った。ひとりひとりがその活動をすることで、食べ残しが減り、資源が尐しでも有
効活用されると思う。
千葉大学では、メモ用紙やお菓子の紙箱、汚れていない紙類全般即ち「ミックス古紙」をリサイクルす
る、「ミックス古紙回収システム」を行っている。この活動によって従来行われなかった「束ねられな
い紙類」をリサイクルすることが可能になった。
ミックス古紙回収に興味を持ちました。この活動は、「ミックス古紙」と言われる紙くず(メモ用紙、
お菓子などの空き箱のほか、汚れていない紙類全般)を専用カートによって回収するというもの。これ
によって、これまで回収が行われず、リサイクルされることのなかった「束ねられない紙」のリサイク
ルが可能になり、可燃ごみを削減できる。
千葉大学では大学祭において、、可燃ごみ、リ・リパック、ビン、カン、ペットボトル、ペットボトル
キャップ、割り箸、飲食物の残液、不燃、ミックス古紙の10項目もの分別を行い、環境負荷の軽減や
リサイクルに取り組んだ。
千葉大学はミックス古紙回収システムというものを導入していますそれはミックス古紙を専用のカー
トで回収するものですこれにはメリットがありこれまで回収できなかった束にできない紙を回収でき
たりリサイクル費用が可燃ごみのリサイクル費用の3分の1程度になりコストを削減できます
千葉大学の活動で興味をもったことは3つあります。一つ目にレジ袋基金、これはレジ袋一枚を断るこ
とで5円を募金するという取り組みです。2つ目は、マイ箸運動、定価840円のところ募金を使い2
00円でうる事により学生のマイ箸普及率を上げました3つ目にドギーバッグという外食の際に食べ
残しを持って帰るという取り組みです。私はこれらの取り組みは無駄をださないという点で循環型社会
の理念に即していると思いました。また、どこの大学でも、すぐに始められそうなところも大変魅力的
だと感じました。
ミックス古紙回収についてミックス古紙とは紙くず(メモ用紙、お菓子の空き箱など汚れていない紙類
全般)を専用カートによって回収するというもので、ミックス古紙回収には 2 つのメリットがあります。
1つめは、これまで回収が行われなかった「束ねられない紙」のリサイクルが可能になり、可燃ごみが
削減できることであり、2つめは、リサイクル費用が、可燃ごみの 3 分の 1 程度のため、コストが削減
できるためです。
千葉大学では、エコキャンパスへの取り組みとして「ミック古紙回収システム」を導入しています。こ
れは、「ミックス古紙」といわれるメモ用紙やお菓子の空き箱など汚れていない紙類全般の紙くずを専
用カートによって回収するというものです。このシステムには 2 つのメリットがあります。1 つ目はこ
れまで回収されなかった紙類のリサイクルが可能になり、可燃ごみを削減できることです。2 つ目はリ
サイクル費用が可燃ごみの処理費用の 3 分の 1 であるため、コストの削減ができることです。まだ、ミ
ックス古紙の分別基準が分からず利用者が 9%ほどしかいませんが、掲示物やパンフレット等でより分
かりやすく分別方法を周知させ、回収量を高めることを目指しています。
地球温暖化と化石エネルギー資源枯渇の問題は、現代社会にとっての大きな課題ですが、これを解決す
る方法の一つが二酸化炭素回収・貯留(Capture andStorage: CCS)技術です。CCS は、地中から採取し
た石油や石炭などの燃焼により発生する二酸化炭素を再度地中に戻す行為です.
千葉大学では、大学全体が環境への取り組みを実施している。まさにエコキャンパスを目指しているの
55
2011 年度「環境報告書を読んで行動する技術」レポート集計
である。資源循環型炭素素材による研究開発や森林セラピーによる考え方での復元を行っている。そし
て、落花生の殻・竹藪からエタノールを取り出して、石油のかわりに利用する、という研究も進んでい
る。また、付属幼稚園や付属中学校でも大学生がサポートしながらクリーン活動を積極的に行っている。
学内の放置自転車を整備し、再び使えるようになったものを貸し出すというシステムを、学生達が主体
となって運用している。これによって、大量に廃棄された放置自転車を「再転車」として有効活用する
ことができる。
千葉大学では、「ミックス古紙回収システム」が導入されている。 これは「ミックス古紙」といわ
れる紙くず(メモ用紙、お菓子などの空き箱のほか、汚れていない紙類全般)を専用カートによって回
収するというもので、以下二つのメリットを持つ。
・
「束ねられない紙」のリサイクル・コスト削減 2010
年度からは意識向上のため、さらにポスターなどで呼びかける計画だそうだ。熊本大学でも、こういっ
た資源ごみの回収ができたらといいなと思った。参考文献 千葉大学環境に対する取り組み
http://www.chiba-u.ac.jp/general/project/environment/pdf/environment2010/07_part3.pdf(2011.5.26)
環境負荷の低減という大学の社会的責任を果たすために、ごみ分別回収やレジ袋の有料制など、3R に
関する様々な取り組みを進めている。また、大量に余りが出るパンフレット類を独自ルートでリサイク
ルする等の運動にも力を入れている。これらは、廃棄物の削減のための取り組みである。
千葉で生産の多い落花生を使った新エネルギー開発です。落花生の殻には主にグルコースからなるセル
ロースを多く含んでいます。これらを原料にしてグルコースを取り出すことで、石油に代わる燃料であ
るエタノールをつくるというもの。
私が興味を持ったのは「ミックス古紙回収システム」という紙資源のリサイクルです。汚れていない紙
ゴミ全般を専用カートで回収するというものです。これまでリサイクルされることのなかった束ねられ
ない紙のリサイクルが可能になり、可燃ごみを削減でき、またコスト削減にもつながります。
海洋バイオシステムセンターでは、海に隣接しているということもあり、研究における産業廃棄物の処
理に特に気を遣っている。産業廃棄物を加工・活用して、安全である上で、海に入れて海草を増やすと
いう試みを行っている。また、海は、海だけでなく山や水田など複雑に関係を持っていて環境多様性が
高いので、非常に有意義な取り組みと言える。
省エネルギー・省資源、資源の循環利用、グリーン購入を推進し、化学物質の安全管理を徹底する。ま
た、構内の緑を保全し、これらにより環境負荷の尐ない緑豊かなキャンパスを実現する。とくに、環境
に関連する法規制や千葉大学が同意する環境に関する要求事項を理解し、遵守する。
大学・大学院における環境教育・研究を推進し、学内における環境関係の教育・研究を充実させている。
具体的には、普遍教育センター長と学生による会談の実施や、環境関連科目を5科目開講したりしてい
る。また、用紙類の適切な再利用・回収を推進するため、用紙類の分別回収や裏紙利用の励行、大学祭
においてごみの分別にミックス古紙を導入するなど多くの工夫をしている。さらに割りばし削減キャン
ペーンやマイ箸普及イベントを実施するなど、廃棄物分別を徹底し、廃棄物の発生抑制、リユース・リ
サイクルの促進を図っている。
千葉大学では、大学祭の際、熊大と同様の「リ・リパック」という環境配慮型容器を作り、リサイクル
活動をしています。また、千葉大学には、環境・自然系サークル・団体が8つあります。私が一番興味
を持ったのは、再転車活用委員会という団体がしている活動で、これは、学内の放置自転車を整備し、
新たにそれを貸し出すというリユースと言える活動をしているのです。大量に廃棄されている自転車
が、有効に使われています。
紙資源の3R と題して、古紙回収や紙節約イベントを行い、全体で 21%の減尐だった。またほかにも、
省エネイベントやステッカーやポスターによる省エネ・節水の啓発、ごみ分別の徹底、レジ袋有料制、
オリジナルマイ箸の販売を行っている。
千葉大学の環境保護への取り組みとして一番興味をもった所は、それらの取り組みに対して学生の主体
的な活動が見られる点であった。千葉大学では環境マネジメントシステム(EMS)を学生主体で持続的
に実施するために環境 ISO 学生委員会の活動が卖位化している。この学生組織は環境、自然系サークル
と共同で活動し、大学祭においても様々なゴミの分別等を行う活動を行っている。このように学生主体
で循環型社会への活動を行うことは、学生の環境教育という面で非常に有効であると感じた。
ミックス古紙回収を行っている。ミックス古紙とはメモ用紙」、お菓子の空き箱などの汚れていない紙
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2011 年度「環境報告書を読んで行動する技術」レポート集計
全般をさし、ミックス古紙回収では、これらの„束ねられてない紙‟をカートで集めリサイクルします。
これにより、ごみが尐なくなるというメリットに加え、リサイクル費用がごみ処理機能の3分の1程度
であるためコスト削減にもなります。
千葉大学では、様々な環境に対する取り組みが行われている。私はその中でも、廃棄物の削減のために
レジ袋有料制を導入していることに興味を持った。大学生協の協力の下、生協各店舗で 1 枚5円のレジ
袋有料制を実施している。このことにより、キャンパス平均で98%以上の利用者がレジ袋を断ってい
る。また、レジ袋の販売収入やレジ袋購入費用の節減分の資金を「れじぶー基金」として積み立ててお
り、主に学内の環境改善と協力して頂いている生協店舗の利用者への還元を目的とする「れじぶー企画」
に活用されている。2009 年度の「れじぶー企画」では、生協店舗にて定価840円の箸を200円で
販売するという「オリジナルマイ箸の販売」と、生協店舗で弁当を購入する際に割り箸を断った利用者
に対して10円値引くという「割り箸ストップキャンペーン」を行った。これらの値引き分はれじぶー
基金によって補填されている。
西千葉の亥鼻キャンパスでは、紙資源のリサイクルとしてミックス古紙回収システムを導入している。
これはミックス古紙と言われる紙屑(メモ用紙やお菓子の箱など)を専用カートで運ぶものである。こ
れのおかげで束ねられない紙をリサイクルできるようになり、リサイクル費用が可燃ゴミの処理費用の
3 分の1であるためコストを削減できる。
私が興味を持ったのは千葉大学の循環型のシステムに関する活動である。この千葉大学は炭素素材で、
循環して使えるような資源を開発しようとしているユニークな研究をしている。そしてその素材で失わ
れた海中林の再生を目指している。
れじぶー企画レジ袋を 5 円と有料にすることでレジ袋を使わない利用者が 98%;以上に、オリジナルマ
イ箸を安く売ったり、割り箸ストップキャンペーンで生協店舗の弁当類を購入する際、割り箸を断った
利用者に 10 円値引くことで、16228 膳の割り箸を削減
私が興味を持った活動は、千葉大学の「ミックス古紙回収システム」であえう。ミックス古紙とは、メ
モ用紙やお菓子などの空き箱、汚れていない紙類全般のことだ。可燃ごみの削減と焼却処理にかかる費
用の削減という2つのメリットがある。
ミックス古紙回収システムというものは、メモ用紙、お菓子の箱などを専用カートに入れるというもの
である。これによって2つのメリットがでてきた。1つ目は、古紙回収率が上がったことである。分別
を面倒がる学生も、このシステムのおかげで分別して出すようになった。2つ目は、リサイクルにかか
るコストが下がったことである。とはいうものの、ゴミを出さないことが肝心である。
千葉大学では、ミックス古紙回収システムを導入している。ミックス古紙とは紙くず(メモ用紙、お菓
子などの空き箱のほか、汚れていない紙類全般)を専用カートに乗せて回収するというものである。
「海洋バイオシステムセンター」ここでは、生態学的な観点から、海洋生物を環境のシステムとして捉
えた研究が行われている。 センターは海の目の前に立地しており、自分達の与える環境への影響は、
そのまま研究フィールドに影響してしまう。自分たちの研究フィールドを守る(or 整備する)ためにも
排水などには特に気を遣わなければならない。 また、研究面では現在、産業廃棄物を加工・活用し、
安全性を確認した上で海の中に入れ、そこに海草を生やそうとするという試も行われている。
紙資源のリサイクルとして「ミックス古紙回収システム」を導入している。これは「ミックス古紙」と
いわれる紙くず(メモ用紙、お菓子などの空き箱のほか、汚れていない紙類全般)を専用カートによっ
て回収するというものである。このシステムで可燃ごみの削減ができる。また、リサイクル費用が可燃
ごみの処理費用の3分の1程度であるため、コストが削減できる。
紙資源のリサイクルとして、「ミックス古紙回収システム」というシステムで、メモ紙やお菓子の空き
箱などのミックス古紙を専用カートに回収するものです。これは、「束ねられない紙」のリサイクルが
可能になります。また、リサイクル費用が可燃ごみの処理費用の 3 分の 1 程度より、コスト削減につな
がります。
千葉大学では、毎年 100t の落ち葉・剪定枝が発生しています。そこで、この大学では、落ち葉・剪定
枝を有効利用し、焼却処分される可燃ごみの削減をようという活動が行われています。落ち葉・剪定枝
の一部は堆肥化され、作成した堆肥は地域へ頒布しています。この活動を通じて、地域の方々との深い
繋がりをつくっています。
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2011 年度「環境報告書を読んで行動する技術」レポート集計
千葉大学では熊本大学と同様にごみ分別の徹底を行っているほか、千葉大学生協の協力のもと、生協各
店舗で一枚5円のレジ袋有料制度を導入している。また、レジ袋購入費用の節減分は学内の環境改善に
生かされている。その一環としてオリジナルマイ箸を定価の 25%で購入できたり、弁当の割り箸を断
った利用者に対して10円値引くキャンペーンを行っている。、
千葉大学では、エコキャンパスへの取り組みと称して、省エネルギー・省資源、化学物質の適正管理、
放置自転車対策の推進などを進めています。中でも廃棄物の削減においてレジ袋の有料制への取り組み
はすばらしいと思う。感動した。
興味を持った活動は、千葉大学が西千葉、亥鼻キャンパスで行っている「ミックス古紙」といわれる紙
くず(メモ用紙、お菓子などの空き箱のほか、汚れていない紙類全般)を専用カートによって回収する
というものです。
紙資源のリサイクルとして「ミックス古紙回収システム」を導入。これは「ミックス古紙」といわれる
紙くず(メモ用紙、お菓子などの空き箱のほか、汚れていない紙類全般)を専用カートによって回収す
るというもの。
千葉大学ではレジ袋の使用量を減らすために、レジ袋有料制を導入しています。具体的には、レジ袋を
1 枚 5 円にしています。この制度によって、生徒の人たちはエコバックを使うようになり、レジ袋の使
用量を削減することができています。
ミックス古紙回収システムミックス古紙といわれるいろいろな紙くずを専用カートによって回収する
というもの。これには2つのメリットがある。1つ目は、束ねられない紙のリサイクルが可能になるこ
とである。2つ目は、リサイクル費用が可燃ごみの処理費用の3分の1程度であるため、コストが削減
できることである。
学園祭で環境 ISO 学生委員会などが連携し、来場者、出展団体にごみの分別の指導を行い、全10種類
もの分別を行った。分別後のごみの処理方法について説明したパネルを展示するなど来場者へ環境意識
の啓発も行われている。
千葉大学生協では、2007 年度より全キャンパスにおいて 1 枚 5 円のレジ袋有料制を実行しています。
これによって、3 キャンパス平均で 98%以上の利用者が、レジ袋を断るという成果が得られています。
私が興味を持った活動は、ミックス古紙回収システムである。ミックス古紙回収システムとは、「ミッ
クス古紙」といわれる紙くず(メモ用紙、お菓子の空き箱、汚れていない紙類全般)を専用カートによっ
て回収するというものである。これにより、束ねられない紙のリサイクルが可能になり、さらに、リサ
イクル費用が可燃ごみの処理費用の3分の1程度までコストを削減できるというメリットがある。
<自然共生社会>
千葉大学の各キャンパスでは緑豊かなキャンパス作りを目指し構内の緑の管理と緑地面積の拡大を図
るため花壇づくりを行っています。雤水を利用した水やり、学内の落ち葉を用いた堆肥を活用していま
す。また、間引いた苗を大学祭にて無料で頒布します。
千葉大学は、学部に直結した組織ではないが独立した研究センターを持っている。研究センターは理学
部・園芸学部と連携をとり、産業廃棄物を加工・活用し、安全性を確認した上で海の中に入れ、そこに
海草を生やそうという試みを行っている。
千葉大学では、キャンパス内で発生していた 100tを超える落ち葉や剪定枝を一部堆肥化することによ
り、資源の有効活用・焼却処分される可燃ごみの削減に努めています。
放置自転車の撤去を積極的に行い、キャンパス内の放置自転車や周辺地域の違法駐輪を削減するため、
キャンパス内の自転車管理およびマナー向上に向けて、必要かつ効果的な施策を進めることで、環境負
荷の尐ないキャンパス作りを実現する。
千葉大学では、年に二回学生や教職員が清掃活動に励んでいる。また、緑地面積の拡大のため花壇作り
なども行われていて、その苗を大学祭で無料で配布した。さらにキャンパスの省エネを目的として、各
キャンパスに緑のカーテンの設置を進めている。
私が興味を持ったのは、千葉大学の西千葉キャンパスで行われている、地域と連携した堆肥製作です。
それは、大学構内などの落ち葉を集め、堆肥に変えて地域の方々に配布する活動です。落ち葉を堆肥に
変えることでごみと二酸化炭素を削減し、さらに地域交流で絆づくりを図ろうという、多くの人や環境
58
2011 年度「環境報告書を読んで行動する技術」レポート集計
にとって有益になる活動だと、とても印象に残りました。環境を守ろうとする活動は、活動する主体だ
けでなく同時にそれを多くの人に広めていく必要があるのだと学びました。
廃水の浄化を促進するために、食堂で油分拭取り作業の実施をしている活動と、生ごみの排出量を抑制
するために、カット野菜も使用しているという活動が、誰でもすぐに取り組めていいと思いました。
千葉大学では森林セラピーの考えをもとにした実験が行われました。森林セラピーは自然共生の観点か
ら見ても、私たちの健康の観点から見ても有用で、環境配慮からして、自然の中に人々が入っていくこ
とは価値あることではないでしょうか。
マイ箸普及イベントは、割り箸の使用量削減を目的とした活動です。大学内のみならず、大学周辺の飲
食店と協力して、学生、教職員、また地域の人々の割り箸に対する意識の向上を目的としています。
2007 年の秋には、名古屋市における二酸化炭素の排出量を 2050 年に 1990 年比-60%にするためのロ
ードマップを製作し、市当局、電力会社などに提案するとともに、複数の環境専門誌への掲載、気候変
動枞組み条約第 13 回締約国会議のサイドイベントなどで発表などを行いました」。
千葉大学理学部では、前年度と比べて電気使用量が増えている場合には、教職員全員にメールで伝えて
いる。また、産業廃棄物を廃棄する際のチェック体制を徹底して行っていて、正しく分別されているか
廃棄物集積所で現物確認をしている。
落花生の殻からエタノールを抽出する研究に興味を持った。光分解によって落花生の殻に含まれるセル
ロースを低分子化し、セルロース分解酵素を作用させることによって、高確率でグルコースに変換でき
るという研究である。
千葉大学では総合大学として文、理系の知識を集積して環境活動に取り組んでいます。環境マネジメン
トシステムは学生の主体的な行動によって運営していて、積極的に地域社会に開かれた形で行われてい
ます。環境方針を細かく分け、さまざまな活動をし、常に改善を加えてよりよい環境マネジメントシス
テムを展開しています。
千葉大学では環境に関する講義や研究を多く行ったり、環境についての書籍を充実させることで環境保
全に携わっている。中でも、科学的裏付けを持った森林浴効果という森林セラピーについての研究は、
ストレスだらけの現代社会を生き抜くための素晴らしい研究であるように感じた。
森林セラピーといって「科学的裏付けを持った森林浴効果」を意味し、2004年に林野庁が発表した
「森林セラピー基地構想」に基づいて造語されました。森林セラピーは「予防医学的効果」を目的とし
ている点に特徴があります。
千葉大学では、キャンパス内の落ち葉や剪定枝の有効利用し、堆肥を生産する試みがなされており、そ
れによって得られた堆肥を地域の方へ頒布することで、環境保全と同時に地域交流も行っています。
千葉大学では、古くなって更新したほうが良い機器を調べて、省エネルギー化にする事を達成した活動
に興味を持った。更新前に比べると40%ほどの省エネルギー化に成功したらしい。
千葉大学の海洋バイオシステム研究センターでは、研究センターが海の前に立地しており、研究面では
産業廃棄物を加工・活用し、安全性を確認した後、海の中に入れてそこで海草を生やそうと取り組んで
いる。
千葉大学では、環境負荷の低減という大学の社会的責任を果たすために、ごみ分別の徹底やレジ袋の有
料制など、3Rに関する様々な取り組みを進めているそうです。その中のレジ袋有料制に私はとても興
味を持ちました。全キャンパスにおいて 1 枚 5 円のレジ袋有料制を実施したことによって、98%以上の
利用者がレジ袋を断るという成果が得られているとのことでした。
私は宮崎教授の森林セラピーにとても興味を持ちました。現代のほとんどの人々が持っているストレ
ス、これを森林セラピーなどの自然由来の刺激を受けることで人としてあるべき姿に近づくことで低減
することができます。ストレスを低減することで整理計測の導入→脳も体もリラックス→免疫機能の回
復となり、予防医学的効果が期待できるそうです。環境と共生するすばらしい活動だと思います。
千葉大学はコミュニティガーデン活動をしている。松戸キャンパスで「戸定みんなの庭の会」というコ
ミュニティを形成し、月一回学生委員と地域住民が庭作りをしている。地域、行政、大学の3者が協力
し運営している。
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2011 年度「環境報告書を読んで行動する技術」レポート集計
<環境マネジメント活動>
千葉大学では、環境マネジメント活動の一つとして、キャンパスごとに、環境に影響を与えたり、その
可能性があるものに関して、環境目的・環境目標・実施計画を設定している。4段階で達成度評価を行
い、具体的に活動にどう取り組むべきかを、中長期、短期の両方の視点から振り返りつつ、教育・資源・
エネルギー問題に取り組んでいる。
千葉大学では、環境マネジメントシステムの構築と運用を学生の主体的な参加によって実施している。
環境に配慮した活動の具体例として、環境配慮型製品を優先的に購入する「グリーン購入」を大学の物
品購入において進めている。
千葉大学の環境マネジメントシステムのなかで、「環境会計」というものに興味を持ちました。「環境
会計」とは、環境保全活動の取り組みに対する費用対効果を把握するために、2006 年から取り組まれ
ているものです。07 年からは人件費も集計項目に追加されました。
千葉大学では、緑の豊かなキャンパスの実現を目指し、総合大学という特徴を活かした活動が進められ
ている。省エネやグリーン購入、化学物質の安全管理などが推進されている。また、環境目的や目標と
その達成度を一覧にして開示するという工夫もされている。
限られた水資源の使用量に配慮し、千葉大学の平成十八年度の水の使用量から三年間で、その前年と比
べて1パーセント以上減らしていこうという活動。そのために水の使用量を抑えるように啓発するステ
ッカーも発行している。
付属の幼稚園で、構内のゴミ拾いや環境紙芝居の読み聞かせ、カブトムシの幼虫配布を2007~20
09年にかけて行った。また、西千葉地区ではトイレットペーパー購入量を、前年度比23.8%削、
A4換算の紙類購入量を前年度比3.5%削減させた。生ゴミの排出に関しては、松戸・柏の葉地区で
カット野菜を使用するなどの生ゴミ排出量削減のための検討を実施した。
各学部から希望した計250名の学生が主体となって環境マネジメントシステムを進めている。現在
の具体的な活動内容は大きく3つ。 1つ目に、化学物質の管理の徹底。今までの不必要な化学物質は
処理を行い、今から購入予定の全化学物質はバーコード管理がされるそうだ。熊大は処理面では専門の
業者に頼むなど徹底しているものの、管理面については対応が遅れているので、見習うべきだ。 2つ
目に、自動車マナーの向上。千葉大学校内に留まらず、駅周辺地域まで目を向けた活動を予定している
らしい。しかし、具体的な方法等をより詳しく明記すべきだと思う。 3つ目に、省エネの徹底。古い
機器の入れ替えを行うことで、それを目指すそうだ。熊大は、例えばクーラーの温度設定についてのス
テッカーなど、学生にとても分かりやすい形で活動を明らかにし、そして協力を呼びかけているので、
その点では優れているのではないか。
千葉大学は、学生による環境 ISO 活動を卖位化していて、座学と実務の双方から、環境 ISO に関する
専門的な知識を学ぶ機会を提供している。また、3 年間継続して環境 ISO 活動に携わった学生を「千葉
大学環境マネジメント実務士」として学長が認定している。
千葉大学では学生主体の環境活動を卖位化している。まず環境活動を行う団体を NPO 法人格にして環
境 ISO 学生委員会とした。これにより、より実務的な能力を持った人材を育成できる。
文系分野、理系分野の知恵を集積し、環境教育と研究の実践を進めている。また、省エネルギー・省資
源、資源の循環利用、グリーン購入を推進し、化学物質の安全管理を徹底している。環境マネジメント
システムの構築と運用は学生の主体的な参加によって実施している。
千葉大学で環境 ISO 学生委員会の活動を卖位化したことに興味を持ちました。教育科目として[環境マ
ネジメントシステム実習]を開講し、学生に専門的な知識を提供しています。環境報告書を作成したり、
環境啓発活動を行っています。
文系と理系の知恵を集め、また附属学校と連携し総合大学としての特長を活かした環境教育と研究の実
践を進めている。また省エネルギー・省資源、資源の循環利用、グリーン購入を推進し化学物質の安全
管理を徹底していて構内の緑を保全している。とくに、環境に関連する法規制や千葉大学が同意する環
境に関する要求事項を理解し、さらに 環境マネジメントシステムの構築と運用は学生の主体的な参加
によって実施されている。
環境 ISO 組織委員会、実行委員会などの組織から環境マネジメントを構成している。教育面では環境教育を
充実させたり、また、実践では水やエネルギーの使用量の削減、化学物質の徹底した管理など、さまざ
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2011 年度「環境報告書を読んで行動する技術」レポート集計
まな活動を行っている。さらに、マテリアルバランスの管理も行い、環境に負荷のかかりにくいように
している。システムの見直しも行われている。
省エネルギー・省資源、資源の循環利用、グリーン購入を推進し、化学物質の安全管理を徹底する。ま
た、構内の緑を保全する。環境マネジメントシステムを地域の意見を反映させながら、地域社会に開か
れた形で実施する。
私が千葉大学の環境報告書を読んで興味を持った活動は地域社会へ環境に関する情報を発信したり、
地域と交流をしている活動である。 例えば、マイ箸持参キャンペーンやエコプロダクツ2009、コ
ミュニティガーデン活動である。
学生主体の環境マネジメントシステムの構築と運用で学生による自主的な環境活動を促進させる活動
に興味を持った。この活動は学内外への情報発信、学生による提案への支援などによって、学生の自主
的な環境活動を促進する。西千葉地区では「まるごみ‟09」の主催、 環境系サークルを HP に掲載し情
報提供、大学祭実行委員会と協同した大学祭時のリ・リパックの使用、廃棄物分別指導などの実施など
を行った。学生主体の活動は素晴らしいので見習いたいと思う。
各キャンパスごとに環境目的・環境目標・実施計画をたて、それを実行する。たとえば廃棄物の発生抑
制、リユース、リサイクルの促進を図り、廃棄物の量の削減に努めるために、地域の飲食店に協力して
もらい、マイ箸普及のイベントを実施している。
千葉大学では、千葉大学憲章と千葉大学行動規範に基づき、文系と理系の知恵を集積し、また附属学校
と連携し、総合大学としての特長を活かした環境教育を進め、省エネルギー・省資源、資源の循環利用、
グリーン購入を推進し、化学物質の安全管理を徹底している。
千葉大学の環境マネジメントシステムには構成員として教職員、構内事業者、環境 ISO 学生委員会の
学生、準構成員をそれ以外の学生や教職員とし、千葉大学に属するすべての学生・教職員がかかわって
いる。 まず環境マネジメントシステムの運営に関する重要事項について、毎月審議・検討を行う機関
が環境 ISO 企画委員会である。環境 ISO 企画委員会には、環境 ISO 学生委員会も出席し、学生の視点
から様々な提案を行っている。 また法規制順守のための各種手続きや、学内外からの苦情・提案の受
付、学内各部局との連絡調整などを行っているのが環境 ISO 事務局である。環境目的・環境目標・実施
計画における環境 ISO 事務局の業務の多くを、環境 ISO 学生委員会が実習として行っている。 地区
ごとに開催している委員会が環境 ISO 実行委員会である。環境 ISO 企画委員会の議論を受けて、環境
ISO 企画委員会メンバーから各部局に対して、依頼事項、報告事項などを伝達するとともに、部局から
の意見を聞く場となっている。 主にこれらの機関が中心となって環境マネジメントシステムが運営さ
れている。 また、環境に特に影響を与え、またはその可能性がある項目に関して、千葉大学環境方針
に基づいて、キャンパスごとに環境目的・環境目標・実施計画を設定している。そして毎年評価をして
達成につなげている。 そして大学の教育・研究活動から生じる環境負荷の適正管理に努め、環境負荷
低減に積極的に取り組んだり、法規制順守にも積極的にとりくんでいる。
千葉大学では、2007 年度よりレジ袋有料制を取り入れています。これにより利用者の 98%がレジ袋を
断るという成果がありました。さらにレジ袋販売による収入と、レジ袋購入費用の節減分として生協か
ら拠出されている資金を積み立てて、重荷学内の環境改善とレジ袋有料製に協力している利用者に還元
することを目的として使われます。
文系・理系と付属学校の知恵をあわせて、総合大学としての特徴を生かし、環境教育と研究の実践を進
めている。省エネルギー・省資源を実現し、構内の緑を保全する。これにより、環境負荷の尐ない緑豊
かなキャンパスを実現する。
千葉大学では環境マネジメントを、環境 ISO 企画委員会・環境 ISO 実行委員会・環境 ISO 事務局・部
局とユニットという 4 つの組織で運営している。組織の構成員は教職員・構内事業者・環境 ISO 学生委
員会の学生・準構成員である。それぞれの組織が環境マネジメントシステム運営、学内外からの苦情や
提案の受付けて、よりよい環境のために実行委員会が環境マネジメントを実行している。
千葉大学では総合大学としての特徴を生かし、附属中学校や小学校、幼稚園における自主的な環境教育
プログラムを実施しており、例えば幼稚園では園内での落ち葉の堆肥化活動、カブトムシの幼虫配布な
ど、また小学校などでは紙すき体験の実施、ペットボトルキャップの回収の導入、中学校などでは環境
ISO 委員会への参加や、廃油石鹸作り、割り箸回収などの取り組みをおこなっている。
61
2011 年度「環境報告書を読んで行動する技術」レポート集計
「放置自転車を削減し、効果的な自転車管理体制を構築する。」という活動に興味を持った。この活動
の内容は「放置自転車の撤去をすすめるとともに、キャンパス内の放置自転車や周辺地域の違法駐輪を
削減するため、キャンパス内の自転車管理およびマナー向上に向けて、必要かつ効果的な施策を進め
る。」という内容となっている。活動報告と結果としては、西千葉・ 自転車駐輪状況を確認・ 自転車
管理のためのステッカーの交付・ ポスターによる自転車利用マナーの呼びかけの実施・ 自転車利用マ
ナー啓発イベント及びシンポジウムの開催・ 卒業生からの自転車回収イベントの実施(46 台回収)松
戸・柏の葉・ QR コード付き駐輪ステッカーの発行・ 駐輪場所案内の掲示・ 放置自転車の撤去・ 自
転車回収イベントの実施(3 回実施)というようになっている。
環境 ISO 学生委員会という、教職員と同じ構成員という立場で主体的に運用を行う学生団体がある。千
葉大学の各種文章の作成、基礎研修講師、内部監査員などの実務実習にあたり、学生が主体的に自らの
知識の向上や、各種文章の質の継続的改善に努めている。
千葉大学では、環境マネジメントの実践として文系と理系の知恵を集積し、また付属学校とも連携して、
総合大学としての特徴を生かした環境教育と研究の実践や、省エネルギー・省資源の循環利用、グリー
ン購入を推進して化学物質の安全管理を徹底し、また、構内の緑を保全することで環境負荷の尐ない緑
豊かなキャンパスを実現している。
千葉大学の環境マネジメントシステムは、教職員・構内事業者・環境 ISO 学生委員の学生を準構成員と
し、大学のすべての学生。教職員がかかわっている。大学の教育・研究活動から生じる環境負荷の適正
管理に努め、環境負荷低減に積極的に取り組んでいる。また、環境に関する法令や条例などの特定と遵
守状況の評価を環境マネジメントシステムに組み込んで実施しており、環境負荷の低減と汚染の未然防
止に努めている。環境関連の法規制遵守体制を確立するため、各学部のもとにユニットを設定し、その
すべ店のユニットの環境責任者が法規制の該当状況をチェック、評価している。
大学生がキャンパス内の付属幼稚園にさまざまな環境教育プログラムを提供しており、環境活動をサポ
ートしている。グリーンデーと呼ばれる火が設けられており、学生と園児らはともにキャンパス内のご
みを拾っている。そこでごみを拾う習慣ができ、またごみを分別する意識も高めることができる。
特に若者の環境に対する意識の向上に力を入れているように感じた。付属小・中・幼稚園への取り組み
の中でも、小学校へのカブトムシの幼虫配布というのは面白いと思う。また、内部監査において学生が
チームに参加しているのも興味深い。
環境に特に影響を与える、またはその可能性のある項目に関して、千葉大学環境方針に基づき、キャン
パスごとに環境目的・環境目標・実施計画を設定し、実施後に達成度を4段階評価するというもの。そ
の運営組織は複雑多岐に渡り、それぞれに異なる役割をもっているようだ。
千葉大学のエネルギー消費量は、2004年度の環境マネジメントシステムを導入後、3年間は大幅に
削減したが、その後横ばいないし微増という状況になってしまった。そこで、2009年度から、エコ・
サポートという制度を始めた。エコ・サポートとは、省エネルギー推進のため、古くてエネルギー効率
の悪い機器を更新する費用を、大学本部が一部補助するものである。この制度を行った結果、年々消費
電力量が減るというすばらしい結果になった。
千葉大学
環境マネジメント千葉大学の環境マネジメントシステムは、教職員・構内事業者・学生委
員会・学生で構成され、大学に何らかの形で所属する者すべてが環境マネジメントに関わっている。ま
た、キャンパス毎に目的・目標・計画が細かく設定され、見直しなどの監査も積極的に行われ、システ
ムの改善と向上を常に意識している。
千葉大学では環境マネジメント活動として付属中学校、小学校、幼稚園で環境教育を実施している。具
体的な取り組みとしては幼稚園での環境紙芝居の読み聞かせ、小学校でのペットボトルキャップ回収の
導入、中学校での環境 ISO 委員会への継続的参加とアドバイスといったものがあげられる。
文系と理系の知恵を集積し、付属学校と連携し、総合大学としての特長を生かした環境教育と研究の実
践を進める。省エネ・省資源、資源の循環利用、グリーン購入を推進し、化学物質の安全管理を徹底す
る。構内の緑を保全する。これらにより、環境負荷の尐ない緑豊かなキャンパスを実現する。環境マネ
ジメントシステムの構築と運用は学生の主体的な参加によって実施する。環境マネジメントシステムを
地域の意見を反映させながら地域社会に開かれた形で実施する。
千葉大学の環境マネジメントは、環境に特に影響を与え、またはその可能性がある項目に関して、キャ
62
2011 年度「環境報告書を読んで行動する技術」レポート集計
ンパスごとに環境目的・環境目標・実施計画を設けている。過去3年間の達成度としては、西千葉の生
ごみの排出量制限と、西千葉・玄鼻の用紙類の適切な再使用・再利用など多くの地区や、種類で達成さ
れており、松戸・柏の葉のエネルギー使用についてはあまり達成されていない。
千葉大学では、環境負荷の尐ない緑豊かで安全なキャンパスを目指し、省エネルギー・省資源、化学物
質の適正管理、放置自転車対策の推進などを進めている。また、廃棄物を削減するために、ごみの分別
回収やレジ袋の有料化など、3R に関する取り組みを行っている。さらに大学における物品購入の際に
は、必要性をよく吟味し、環境負荷のより尐ない製品やサービスを優先的に購入するグリーン購入を積
極的に推進している。
千葉大学は、環境マネジメントに対する英知の形成と集積と実践に寄与していくという債務を課してい
る。それを成し遂げるために、運営組織を形成し、キャンパスごとに目的・目標・実施計画を設定し、
それらが達成できているか評価して環境マネジメントシステムの見直しを図っている。
千葉大学では、環境 ISO 企画委員会という環境マネジメントシステムの運営に関する重要事項につい
て、委員がキャンパス内における環境情報の共有を図っています。この委員会には学生委員会委員長も
出席するため、学生の視点からも様々な提案がなされます。そこでは、大学の環境方針に則って環境目
的・環境目標・実施計画などを具体的に設定する有意義な取り組みと言えます。
初年度の事業の一つとして、「環境報告書への提言事業」を行いました。これは、企業・行政・大学等
が発行する環境報告書に対して第三者的な立場から意見を執筆することで、他組織の環境報告書や、
EMS の改善のための提案をするものです。千葉大学では、2005 年度より学生が環境報告書の原案を作
成しており、発行される報告書は対外的にも高い評価を受けてきました。提言事業では、環境報告書作
成を継続的に行ってきた経験に基づく知識や経験と、ステークホルダーとして報告書の読みやすさを重
視する視点から、組織の活動内容をよりわかりやすく読み手に伝える報告書作成に寄与できると考えら
れます。2009 年度は、「新潟大学環境報告書 2009」に対する第三者意見を執筆し、同報告書に掲載さ
れました。提供する意見の改善に生かしていくため、執筆した意見に対するアンケートも実施していま
す。
千葉大学の、環境保全活動の取り組みに対する効果を把握するために、2006年度から取り組み始め
た「環境会計」の集計は、投資額や費用額にわけ研究することで、無駄を減らし、効率よく環境保全活動
に対するコストを使用するなどの効果が見られる。
千葉大学では、環境に配慮した取り組みとして省エネルギー・省資源、資源の循環利用、グリーン購入
を推進し、化学物質の安全管理を徹底し、またその活動の運用は学生が中心となっている。 環境マネ
ジメントシステムを地域の意見を反映させながら、地域社会に開かれた形で実施している。
千葉大学での環境マネジメントへの取り組みは省エネルギー・省資源、資源の循環利用、グリーン購入
の実施、科学物質の安全管理などをしている。具体的には付属幼稚園、小学校、中学校での環境教育、
用紙の使用量削減・再利用・回収、省エネなどを行っている。
千葉大学では省エネルギー・省資源、資源の循環利用、グリーン購入を推進し化学物質の安全管理を徹
底し構内の緑を保全し環境負荷の尐ない緑豊かなキャンパスを実現し、環境マネジメントシステムを地
域の意見を反映させて実施していく。
省エネ、省資源、資源の循環利用、グリーン購入を推進し、化学物質の安全管理を徹底している。環境
マネジメントシステムの構築と運用は学生の主体的な参加によって実施されている。また、学生による
自主的な環境活動を推奨し、多様な環境プログラムが実施されるキャンパスを目指している。地域の意
見を反映させながら、環境マネジメントシステムを実施している。
千葉大の文系と理系の知恵を集積したり、附属学校と連携し、総合大学としての特長を活かした環境教
育と研究の実践を進めている。学生による自主的な環境活動をすすめており、多様な環境プログラムが
実施されるキャンパスを目指し努力している。具体的な活動としては、 省エネルギー・省資源、資源
の循環利用、化学物質の安全管理を徹底している。また、大学内の緑を保全している。これらにより環
境負荷の尐ない緑豊かなキャンパスを実現している。
メモ用紙、お菓子の空き箱、汚れていない紙類などの「ミックス古紙」と呼ばれる紙屑を専用のカート
によって回収する「ミックス古紙回収システム」を導入している。これにより、今まで回収されること
のなかった束ねられない紙のリサイクルが可能になり、可燃ごみの削減、可燃ごみの処理費用をを削減
63
2011 年度「環境報告書を読んで行動する技術」レポート集計
することができる。
構築と運用は学生の主体的な参加によって行われ、学生による自主的な環境活動を推奨し、多様な環境
プログラムが実施されるキャンパスを目指した千葉大学の環境マネジメントシステムの活動。
キャンパス内では、生協ショップのレジ袋有料化や放置自転車の撤去、ミックス古紙回収など学生が環
境に配慮した生活を実感できる活動を行っている。また効率の悪い機器を徐々に更新し、エネルギー消
費量削減に努めている。
千葉大学の環境マネジメントは構成員を教職員、構内事業者、環境 ISO 学生委員会の学生、準構成員を
それ以外の学生や教職員とし、大学に属するすべての学生・教職員が EMS に関わっている。キャンパ
スごとに環境目的・環境目標・実施計画を設定し、ほとんど目的を達成している。
千葉大学の環境マネジメントシステムの構成員は教職員、構内事業者、環境ISO学生委員会の学生、
準構成員くをそれ以外の学生や教職員とし、大学に属するすべての学生・教職員が環境マネジメントシ
ステムに関わっている。
千葉大学は生協の協力の下で、生協各店舗でレジ袋有料制を導入している。これによって、全体で約
98%以上の利用者がレジ袋を断るという成果が得られている。他にも、弁当を購入する際に割り箸を断
った利用者に対して 10 円値引くというキャンペーンも行っており、環境にやさしい大学を目指してい
る。
千葉大学では、総合大学としての特長を活かし、附属幼稚園・小学校・中学校においても環境教育を行
っている。幼稚園ではゴミ拾いや環境紙芝居の読みきかせを行い、2007 年から三年間、よい達成度を
得ている。
省エネルギー、省資源、資源の循環利用、グリーン購入を推進し、化学物質の管理を徹底。地域の意見
を反映させながら、地域社会にひらかれた形で実施。学生が主体となった、総合大学としての特徴を活
かした環境教育の実践。
千葉大学では環境マネジメント活動の一環として、環境負荷の尐ない緑豊かなキャンパス作りを行って
いる。グリーン購入製品の普及のための生協におけるレジ袋有料化等、ちょっとした工夫でできる活動
から、廃油の処理に関して e プレートと呼ばれる油の务化を抑制する装置の導入といった研究を生かし
た技術を使った活動まで、様々な活動をしている。
学生が主体となった環境 ISO 学生委員会が存在している。3つの地区に分けられ、それぞれで NPO 法
人格取得に伴う活動を行っている。また、環境・自然系サークルも存在し、地域と連携しながら、活動
を行っている。
環境関連科目を数多く開講したり、付属幼稚園・小学校・中学校を対象とした環境教育を実施している。
また、具体的な例を挙げるとノルマンヘキサン抽出物質の下水排除基準を順守するために、食堂などか
らの油分の下水への流れ込みを抑制するよう努力している。放置自転車や歩行喫煙の徹底した禁止を行
っている。全体を通じて実態に合った形で、環境マネジメントマニュアルを修正している。
省エネルギー・省資源、資源の循環利用、グリーン購入を推進し、化学物質の安全管理を徹底している。
また、紙の使用量を減らすなどし、環境負荷の尐ない緑豊かなキャンパスを目指している。
千葉大学は、これからの1000年にわたり今の文明を持続させていくために附属学校と連携したり、
化学物質の安全管理を徹底したりする。またそういった行動の状況を監査して環境マネジメントシステ
ムを見直す。
文系や理系、付属学校と連携して、環境教育と研究を進めている。省エネルギー・省資源、資源の循環
利用、グリーン購入を推進し、化学物質の安全管理を行っている。環境マネジメントシステムの構築と
運用は学生が主体的に参加しすることで実施している。また、地域の意見を反映させながら、地域社会
に開かれた形で実施している。
省エネルギー・省資源・資源の循環利用・グリーン購入の推進して、科学物質の安全管理の徹底。また、
構内の緑の保全をすることによって環境負荷の尐ない緑豊かなキャンパスの実現を目指すこと。学生に
自主的な環境活動の推奨。
千葉大学では、学生の主体的な参加により環境マネジメントシステムの構築と運用が行われている。規
則遵守とともに環境負荷の低減と汚染の未然防止に努めている。その例として、「ノルマルヘキサンの
抽出物質の下水排除基準を順守できるよう、食堂などからの油分の下水の流れ込みを抑制すること」な
64
2011 年度「環境報告書を読んで行動する技術」レポート集計
どが上げられる。
千葉大学の環境マネジメント活動としてまず環境方針に基づき目標を設定することがあった。その目標
は用紙類の使用量を今後3年間にわたり年均で1%以上削減するなど具体的な活動を目標とし、実際に
達成できるように活動していた。
・環境教育の充実大学・大学院だけでなく、付属幼稚園・小学校・中学校など、幼いころから環境教育
を行う。・キャンパスでの活動紙・エネルギー・水の使用を減らすために、具体的な数値で削減目標を
掲げ、キャンパス全体で取り組む。製品販売や喫煙など幅広い分野で取り組みを実施。学生主体の活動
もある。・地域社会への貢献地域への情報公開、地域交流、国際化への対応など活動は拡大している。
千葉大学は、文系と理系の知識を集積し、附属学校と連携しながら環境教育と研究の実践を進めている。
また、省エネルギー、省資源、資源の循環利用、グリーン購入を推進することによって、環境にかかる
負担を尐なくしている。
千葉大学では、環境マネジメントを担う人材を育成するという観点から、学生主体の環境ISO活動
を卖位化し、その活動に努めている。 2009 年度には、内部監査員として、教職陣とより円滑なコミ
ュニケーションを図るため、学生が発案・企画して研修が行われた。
千葉大学の学長によると環境マネジメントの構築と運用は学生の主体的な参加によって実施する。ま
た、学生に夜自主的な環境活動を推奨し、多様な環境プログラムを実施されるキャンパスを目指してい。
千葉大学の環境マネジメントは以下のような組織で運用されている。1.環境 ISO 企画委員会2.環境
ISO 実行委員会3.環境 ISO 事務局4.部局とユニット
環境 ISO 学生委員会があり、生徒が主体となった環境マネジメントシステムの運営が行われている。ま
た、環境 ISO 企画委員会ではマネジメントシステムについて毎月審議・検討が行われ、各キャンパス間
での情報の共有も行われている。
附属幼・小・中学校で環境教育を実施し、廃油石鹸作り、構内のごみ拾い、環境紙芝居の読み聞かせ、
園内での落ち葉の堆肥化活動、カブトムシの幼虫配布などをしている。省エネイベントでは、省エネス
テッカー、クールビズ・ウォームビズポスター、光熱水量ポスターなどの啓発活動を実施している。さ
らに環境関連の法規制順守体制を確立するため、各学部やセンターの下にユニットを設定し、そのすべ
てのユニットの環境責任者等が法規制の該当状況をチェック、評価している。
省エネルギー・省資源、資源の循環利用、グリーン購入を推進して、化学物質の安全管理を徹底して
いる。学校内の緑を保全している。これらにの活動により環境負荷の尐ない緑豊かなキャンパスを実現
している。
省エネルギーを推進するため、古くてエネルギー効率の悪い機器を更新する費用について、大学本部が
一部補助するエコ・サポートという制度。省エネ効果の大きい機器更新を優先事項として推進する。
千葉大学の医学部保健学科では、針などの医療器具類を使用した後に、これが適切に廃棄されないと、
どのような危険が起きるかということや、廃棄物の適切な処理の仕方についてなどを学生に教えてい
る。
レジ袋有料制、れじぶー基金とよばれるレジ袋購入費用の節約分として生協から拠出している資金を
「れじぶー基金」として積み立てる活動。教職員が積極的に取り組むグリーン購入活動。落ち葉の有効
利用が印象に残った。
千葉大学では地域環境での開かれた形での環境マネジメントの実地をしている。具体的には、地域社会
への情報公開、地域との交流、国際化への対応、地域社会の主体的な参加などである。他にも、学生主
体の環境マネジメントシステムの構築と運用などを行っている。
千葉大学では環境負荷低減に積極的に取り組んでいる。マテリアルバランスを重視している。エネルギ
ーを投資し、教育、研究、診療、課外活動を通した後の環境排出が尐なくなるような努力を行っている。
日本語習得状況の違いや文化の違いから、千葉大学の環境への取り組みが留学生に伝わらない場合があ
った。この状況を解決するため2009年度は、留学生を対象にごみ分別を啓発するイベントが行われ
た。
大学の方針に基づいて、各キャンパスごとに環境目的・環境目標・実施計画を設定している。また、そ
の設定内容は、とても丁寧に設定されている。例えば、削減目標率で1%さげる、だとか丁寧にきめら
れている。また、実際の活動内容も詳しく書かれており、その成果もあり達成度も成果が出ている。 熊
65
2011 年度「環境報告書を読んで行動する技術」レポート集計
本大学も環境マネジメントにもっと力をいれていけたらいいと思う。
千葉大学は、文系と理系の双方の幅広い知恵と研究を融合して環境に対する取り組みを行っている。省
エネルギー、省資源、資源の循環利用、グリーン購入を推進し、化学物質の安全管理を徹底している。
環境マネジメントシステムの構築と運用は、学生の主体的な参加によって実施している。多様な環境プ
ログラムが実施されるキャンパスを目指している。
学生が主体となって運用している環境マネジメントシステムがあり、その中で環境について、学内だけ
ではなく、学外で行われている。また、学生に積極的に環境活動を行うように促進するために、様々な
イベントを主催している。
千葉大学では、環境マネジメント事業として、大学内、大学外とさまざまな活動を行っている。例とし
て、電気使用量、水道使用量を 前年比の1パーセント削減したりと、全キャンパスにおいて、環境保
全に関する積極的な活動を見せている。
千葉大学では、文系と理系の知恵を集積し、また付属学校と連携し、環境教育と研究の実践を進めてい
る。そこで、教職員や構内事業者、環境 ISO 学生委員会の学生、準構成員などの人たちが協力して、省
エネ省資源資源の循環利用グリーン購入を推進し化学物質の安全管理を徹底している。
千葉大学ではエコサポートの活動の一環として、効率の悪い機器を更新するという活動を行っている。
エアコンや冷蔵庫を変えることによって、冷蔵庫で約78パーセント、エアコンで約40パーセントの
節電を行えるということを知り、非常に驚いた。また、よいことだと思うので、熊本大学でも実行して
もらいたいと考える。
大学祭で出るごみによって生じる環境負荷を軽減するために、学生主体の実行委員会や環境 ISO 学生委
員などが連携し、来場者・出展団体へのごみの分別指導等の環境対策に取り組んだ。「可燃」「リ・リ
パック」「ペットボトル」「ペットボトルキャップ」など 10 項目に分別した。分別後のごみ処理方法
について説明したパネルも展示され、来場者への環境意識の啓発も行われた。
千葉大学がキャンパスごとに環境目的・環境目標・実施計画を設定している活動に興味を持った。また、
大学の教育・研究活動から生じる環境負荷、とくに教育などに使用される電気や各種エネルギーの利用
や用紙などの資源の消費などの適正管理、環境負荷提言への活動を行っていた。
千葉大学では、2006 年から環境保全活動の取り組みに対する費用対効果を把握するために、「環境計
画」情報の集計に取り組み始め、環境報告書においてその結果を公表している。また、これまで集計対
策外だった環境保全対策に伴う人件費を新たに集計項目に追加した。
環境マネジメントシステムを地域の意見を反映させながら、地域社会に開かれた形で実施し,また環境
マネジメントシステムの構築と運用は学生の主体的な参加によって実施する。また、学生による自主的
な環境活動を推奨し、多様な環境プログラムが実施されるキャンパスを目指すこと。
大学の教育、研究活動で生じる電気などの各種エネルギーの利用状況や、用紙などの資源、それから排
出される二酸化炭素や廃棄物の量を正確に調べ、管理し、削減に努めるマテリアルバランスに惹かれま
した。
千葉大学では環境 ISO 活動に関する英語での情報発信強化をしている。また、学内の留学生との交流も
深めている。例として留学生に対するごみ分別啓発イベントの実施などがある。そうすることで環境
ISO に関する国際的な相互理解を深めるように勤めている。
非常に多くの活動を行っており、環境教育、用紙、水の使用、廃棄物の排出など大きく分けて26もの
項目で活動を行っている。ただ環境に配慮した活動を行うだけでなく、学生に自主的に環境活動を促進
させているところも興味深かった。
環境活動の取り組みに対する費用対効果を把握するために、
「環境会計」情報の集計に取り組んでいる。
例えば、環境保全対策にかかる人件費などである。環境報告書においてその結果を投資額と費用額に分
けて集計し公表している。
千葉大学では、環境 ISO 学生委員会をつくり、教職員と同じ構成員という立場で、活動を行う学生団体
があること、また、その活動として、NPO 法人の活動においても中心的な役割を果たしていた。緑の
活動や堆肥化についても学生が視野に入れていることもすごいことである。
「資源ごみの分け方・出し方」ポスターを作成し、一般廃棄物排出量・産業廃棄物量を削減した。また、
ペットボトルの分別回収や、地域の飲食店を巻き込んでマイ箸を普及させるイベントを行った。
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2011 年度「環境報告書を読んで行動する技術」レポート集計
省エネルギー・省資源、資源の循環利用、グリーン購入を推進し、化学物質の安全管理を徹底する。環
境マネジメントシステムを地域の意見を反映させながら、地域社会に開かれた形で実施していく。
環境マネジメント・・・環境改善活動そのものではなく、数ある活動を効果的に運営するために統括、
監視を行う活動。千葉大学ではマネジメントの一環として環境関連法規制順守の手順がさだめられてい
る。法規制等の特定・更新→順守評価チェックシートへ登録→内部監査による確認上記の手続きで取り
組みに対するチェックをしている。plan,do,see 体制で取り組んでいるのだ。
千葉大学では環境マネジメントシステム(EMS)を大学に属する全ての学生と教職員で組織している。ま
た企画委員会や実行委員会、事務局などたくさんの部署で協力・連帯し活動を行っている。
千葉大学の各キャンパスで毎年7月に行っている省エネイベントは学生主体で活動している。パネル展
示や太陽光を用いた調理器「ソーラークッカー」の展示、オリジナルうちわの配布などをしている。ま
た、夜の部では講演会なども開いている。
千葉大学の、総合大学だという点を生かして、文系の知恵と理系の知恵を一点に集結させて環境につい
ての研究をしたり、その地域の人々の意見を交えながら協力して環境問題に取り組んでいる点にとても
興味を持った。
千葉大学では、環境活動の進捗や成果、課題などをご報告するために、できる限り見やすく、わかりや
すくということを心がけて、2004 年度版より毎年『環境報告書』を作成・公表しています。千葉大学
環境報告書作成上の特長は、学生が主体的に作成に参画している点にあり、環境 ISO 学生委員会の環境
報告書班が原案を作成して、施設環境部が本学概要や物質収支(マテリアルバランス)、環境会計等の
データを追加し、学内各部局の意見を踏まえて所要の修正を行い、学長の承認を経て公表しています。
環境マネジメントシステムの構築と運用は学生の主体的な参加によって実施し、学生による自主的な環
境活動を推奨し、多様な環境プログラムが実施されるキャンパスを目指している。また、環境マネジメ
ントシステムを地域の意見を反映させながら、地域社会に開かれた形で実施している。
千葉大学では文系理系問わず環境教育と環境研究が行われている。2009 年度に開港された環境関連科
目の数は合計で 592 科目。また、省エネルギー・省資源、資源の循環利用を推進し、化学物質の安全管
理を徹底している。
千葉大学にはNPO法人を取得した環境ISO学生委員会が設置されている。また、大学側は学生によ
る環境ISO活動を卖位化するとともに、環境ISOに関する知識を学ぶ機会を学生に与えている。
産業革命以来、大量の資源エネルギーを用いてその活動を発展している。その結果、地球の温暖化など
さまざまな環境問題に直面している。なので、環境方針に基づいて目標を設定し、その実現に向けて行
動し環境マネジメントシステムを見直している。
用紙類の使用量を3年間のうちに年平均1パーセント以上削減したり、不要な用紙の回収や再利用、ま
た、エネルギー、水の使用量も平成18年度に比べ3年間で年平均1パーセント以上削減する。廃棄物
のリサイクルの徹底をすること。
エネルギー使用量を平成 18 年度と比較して今後 3 年間にわたって年平均で1%以上削減することに対
して空き瓶や空き缶ペットボトル古紙類を再資源化することによって環境への負担を尐し減らしてい
ることや省エネイベントやエネルギー使用量のポスター等の掲示による啓発活動などをやっているこ
とに興味を持った。
千葉大学の方々は、人類が今までに犯してしまった過ちを理解し、これから人類が何をどうしていくべ
きかの方針を具体的に決めていて、すばらしいと感じました。また環境マネジメントシステムの構築と
運用を学生主体にしていて、そうすることで、若いうちから環境に敏感で、具体的にどうすれば環境に
良いかを考えられる人材を育成しているんだと感じました。
興味を持ったのはグリーン購入製品の普及取り組みを促進するという項目です。グリーン購入とは、製
品を購入する前に必要性を熟考し、環境負荷ができるだけ小さいものを優先して購入することで、細か
いところにも気を使っているなと感じました。
環境目標を設定し、目標達成のための取り組みを行い、その取り組みに対して評価を行い、今後につな
げるための見直しを行っていました。
千葉大学では千葉大学環境方針に基づいて、キャンパスごとに環境目的・環境目標・実施計画を設定し
ている。また、2006 年度からは環境保全活動の取り組みに対する費用効果を把握するために、環境会
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2011 年度「環境報告書を読んで行動する技術」レポート集計
計情報の集計に取り組み始め、環境報告書で結果を報告している。
千葉大学は、環境マネジメントシステムに関して、多くの委員会や部署が設立されており、意欲的に活
動していることがわかった。委員会の中でも、地区ごとで開催している環境 ISO 実行委員会というもの
があり、地域ごとに細かな範囲でも徹底して活動しているのが伺えた。目標達成度一覧では、細かに報
告があがっており、現在どのように活動しているかがわかりやかった。ただ、達成度が低い項目では、
3 年間でまったく改善されないものが多くあり、問題点の改善が大きな課題だと感じた。
総合大学の特徴としての様々な分野からのアプローチをしていくという点に特に興味を持った。こうし
たプロジェクトには理系の知識ばかりが必要だと思っていたが、文系の知識も取り入れた複合的な取り
組みをするということで、画期的な意見が期待できると思う。
千葉大学では、文系と理系の知恵を集積し、また附属学校と連携し、総合大学としての特長を活かした
環境教育と研究の実践を進めている。また、省エネルギー・省資源、資源の循環利用、グリーン購入を
推進し、化学物質の安全管理を徹底している。
千葉大学の環境報告書、環境マネジメントの項を読んで、千葉大学では、環境 ISO 企画委員会で、マネ
ジメントシステムについて、毎月審議・検討を行っている。これには環境 ISO 学生委員会委員長も参加
し、学生の視点から様々な提案をしている。
環境マネジメント活動について千葉大学は、多くの環境 ISO 実行委員会をつくり、それらが環境管理責
任者や内部監査委員会などと組織付けられている。また、それぞれの地区で環境報告書を提出したり、
ごみの回収yた分別、リサイクルなどを行っている。
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2011 年度「環境報告書を読んで行動する技術」レポート集計
5.新潟大学
環境マネジメ
ント活動, 12
低炭素社会,
17
自然共生社
会, 22
循環型社会,
18
<低炭素社会>
新潟大学では、省エネルギーの取組みとして、空調期間の設定、昼休みの消灯、帰宅時及び長時間退室
時の OA 機器等の電源 OFF といった対策をしている。また、2005年度からエネルギー消費量を1%
ずつ削減するという目標を掲げ、達成している。
環境に配慮した活動として、グリーン購入法に従い、特定調達物品の調達率100%達成を目標として
いる。また、無農薬・無化学肥料での栽培もおこなっている。例として、除草剤を使用せず「再生紙マ
ルチ(田面に紙を敶きながら田植えをする)」などを行っている。
新潟大学では、省エネルギーのためにさまざまな活動を行っている。低酸素の面から言えば、空調運転、
証明などの管理、待機電力の削減、夏季の最大電力の抑制、職員や学生などへの啓蒙活動などが挙げら
れる。さらに、新潟大学省エネルギーマニュアルなども発行している。
省エネを推進するために、省エネ非常事態宣言を出し、5%削減を目標に、空調温度の徹底省エネポス
ターによる職員や学生に対する啓発したりすることによって、目標を達成することができた。さらに今
後も意識を低下させないよう、毎年1%削減を目標に取り組んでいる。
省エネのために、空調運転、照明の管理、待機電力の削減、夏期の最大電力の抑制、職員・学生等への
啓発を行っている。各部局に環境省エネ管理責任者及び統括環境管理推進員を配置したり、ポスターを
貼るなどの体制をとっている。
僕がここの大学に興味をもったところは、「西区一斉クリーンキャンペーン」です。自分の大学の清掃
はとても役に立つことだと思いますし、感謝すべきだとおもうからです。熊本大学でも、そういったこ
とを増やすべきだと思います。
学校へ講師を呼び演説を行ったり、校内の階層整備により、新たに大型バス待機所地下の砕石空隙貯留
浸透槽をつくり、雤水を集水し徐々に地下に戻させるシステムを作り上げた。 またその設備の近くに
はパンジーの花壇を設け緑化運動も行っている。水遣りは環境系サークルが担当していて生徒の参加で
きる環境活動となっている。 地域の方が育てたバラの展示も行われ地域との交流も行われている。
新潟大学では省エネルギーへの取り組みとしてエアコンのフィルターの清掃、業務に支障のない範囲で
の昼休みの消灯、帰宅時及び長時間退出時の OA 機器等の電源 OFF、空調、照明等の一時停止、省エネ
ポスターの掲示等の活動を行っている。
新潟大学は空調の使用期間の厳守や空調温度の徹底を行っていてる。また、夏季の軽装の励行や建物の
出入り口・掲示板等に省エネポスターの貼り付けなどを積極的に行い、学生や教員の環境への意識を高
めるような工夫もしている。
理工系学部研究室での電力消費の実態を調査し、それをもとにした省エネ活動によって、夜間・休日の
消費電力を平日昼間の半分まで削減、全体で消費電力を 26%; 削減、コンセント部分では 30%; 削減、
69
2011 年度「環境報告書を読んで行動する技術」レポート集計
年 8.6t の CO2 の削減という大きな成果を得た。
工学部大講義室の照明 120 本を LED 蛍光灯に交換することで使用電力を 43%削減。そのほかに照明に
関する省エネの取り組みとして、教室や研究室の蛍光灯を HF 管に交換し、学生ロビー、廊下、トイレ
などの照明をすべて人感センサー付きにし省エネに取り組んでいる。
工学部大講義室の照明変更により、使用電力量が減尐し、二酸化炭素の排出量が削減された。具体的に
は LED 蛍光灯に変更したことで電気量は 5668W から 3242W へと減尐、二酸化炭素も 1.2t/年の削減に
成功した。LED 蛍光灯は従来のものより照度も大きく、効果的な変更であると言える。また、講義室以
外にも蛍光灯を HF 管に取り替えるなど、様々な取り組みが見られる。
温室効果ガスの削減及び経費の削減のために省エネにつながる設備改善等を実施したりしている。新入
生や在学生に対して、環境への取組み、促進のための説明を学部・学年ごとに行ったりしている。で毎
月学生、教職員合同でキャンパスクリーンデー(清掃や除雪など)を行っている。
成績係数の高いヒートポンプなどを利用した冷暖房・給湯器、燃費の高いハイブリッドカー・電気自動
車を用い、変換効率の高い機器を使用した電源装置・証明や燃料電池を使用する、など。
各研究室ごとに省エネルギー目標値をかかげており、具体的にどれほどの炭素を軽減か公開している。
また低炭素を目指すために機械も省エネのものに変え、無駄なエネルギーの削減をしている。また、太
陽光発電もとりいれている。
この大学では現在の二酸化炭素排出量を環境報告書に書いておりその結果としてどのような行動をと
るべきかを考えさせている。この大学では空調期間やその温度を夏季、冬季それぞれにおいて決めてい
る。また昼休みには業務に支障が出ない程度に消灯するよう取り決めている。さらに省エネポスターの
掲示もしている。
新しいエネルギーとしてバイオマスエネルギーの有効利用のためにバイオエタノールの研究・開発をし
ている。バイオエタノールの 1 つの原料として、玄米が考えられていて1tの玄米から300kgのエ
タノールが得られるので、比較的効率がよいと思う。
<循環型社会>
学生たちの環境活動としてリサイクル容器の認知度や回収率を上げるために「リサコレ」が行われた。
一般の学生に容器の回収 BOX のデザインを募集し、回収 BOX としての実用性やわかりやすさを基準
に選び、実際に製作し、大学の各所で設置している。
ひまわりという環境系サークルが NPO 法人エコキャップ推進協会の活動を支援するため、学内でペッ
トボトルのキャップの回収を行っている。回収したキャップはまずエコキャップ推進協会へ届けられ
る。次に再資源業者に売却され、その利益を JCV に寄付している。そして JCV はその資金でワクチン
を購入する。キャップ回収活動の意義を伝えるためにポスターを製作して広報活動を行ったり、外部団
体とのイベントの中で活動説明を行ったりしている。
リサイクル容器回収ボックスのデザインコンテスト。リサイクル容器とは、プラスチック容器と比べリ
サイクルが容易な容器のことであるが、知名度の低さゆえに回収率が低迷。製造・運搬による環境負荷
が軽減分を上回ることが懸念されていた。学園祭のステージで行われるこのコンテストは、そんなリサ
イクル容器の知名度の向上に一役買っている。
新潟大学では、学生のグループが自主的に環境問題に取り組んでいる。その中の一つに「にいがた環境
プロジェクト ROLE」というものがある。このグループは学内のリサイクル容器の回収率を向上させる
ことを目標に、学食での呼びかけや販売場所でのビラ配り、学祭でのステージ企画などを行っている。
「リサコレ(リサイクル容器回収 BOX コレクション)新潟大学でリサイクル容器の回収と普及のため
に<ROLE>というチームが発足。リサイクル容器の認知度を上げるために学食での呼びかけや、販売
所でのビラ配りなどを行った。また、リサイクル容器専用のゴミ箱を作成し、大学構内に設置した。
・西区一斉クリーンデー 2009 年初めて新潟大学として参加。 西区一斉クリーンデーは「西区一斉
に清掃活動を行うことにより、区の一体感を醸成するとともに、環境美化意識の向上を図る」という目
的である。 参加にあたり、実行委員会を立ち上げ、内容の考案や参加者を募集した。 当日、実行委
員会は「学生・地域の人のためになることを行う」という目的を掲げ、みんなでカーブミラーの清掃と
道路の木の枝落としを行った。
70
2011 年度「環境報告書を読んで行動する技術」レポート集計
新潟大学は全国の大学に先駆けてリサイクルが困難なプラスチック容器からリサイクル容器へと転換
し、その回収率が低くなると学園祭でイベントを催すなどして学生全体の意識を高めています。また、
環境系サークルの中でペットボトルのキャップを回収し、回収したキャップは再資源業者に売却、その
売却によって得た利益を JCV(世界の子供にワクチンを日本委員会)に寄付しています。環境に配慮した
上でさらに別のことにそれを生かすような活動に興味を持ちました。
新潟大学で行われた環境保全のための「正門整備」について。事故が多発していた従来の門を構築する
際、事故防止の設計にするだけでなく、舗装を浸水性のものにしたり、プランターなどを多く設けて、
緑豊かで、かつ環境にやさしい正門を作り上げてある。また、バスの停留場の下には貯水器も作られた。
そしてさらに、門の前には、地域の人を利用できるような広場を作り、地域一体となった取り組みにな
っている。
新潟大学では PDCA サイクルも行っていてすごいと思いました環境マネジメントシステムも充実して
事細かに分かれていて機能しているのだろうと思いました環境行動カレンダーというのはすごいとお
もいました環境改善もなかなかうまくいっているしすごいと思います省エネルギーに努めていると思
います
新潟大学ではどんなごみが多いのかなど、学内で調べている点に興味を惹かれました。また、学外でも
積極的に近隣住民とのパトロールなどをしている点もすごいなと思いました。大学側が地域を活性化し
ようといている点を熊本大学も見習うべきだと考えます。
新潟大学では、平成 18 年度以降用紙購入量が減尐しており、平成 20 年度の古紙回収量が 334 トンと用
紙購入量の約 2.3 倍であり、また、同年の用紙購入量は前年に比べて約 28.2%の減尐という実績をもっ
ています。
【キャップ回収活動】現在、ペットボトルをリサイクルするという考えは社会全体にひろまっています
が、それについているキャップにはあまり目が向けられていません。そこで考えられたのがキャップの
リサイクルです。新潟大学では、回収したキャップを再資源業者に売却し、その資金をワクチン購入資
金として JCB(世界の子供にワクチンを 日本委員会)へ寄付しています。私の通っていた高校でもキャ
ップ回収が行われていたのですが、意外にも取り組みやすいこの取り組みは社会にも受け入れられやす
いと思います。
空調運転の管理において、空調温度は夏季は 28℃、冬季は 19℃に徹底管理されていた。また、冷房時
はブラインドにより日射遮断をしたり、フィルターの清掃をかかさないようにしている(年に 3 回以
上)。照明の管理において、昼休みの消灯を行っている。待機電力削減のため、帰宅時や長時間退室時
の OA 機器等の電源を OFF にしている。
新潟大学が学内で行った『リサコレ』という活動。一般学生にリサイクル容器回収ボックスのデザイン
を募集し、実際に製作、新大祭のステージで完成品の披露を行うというもの。これによりリサイクル容
器の認知度を上げ、回収率を伸ばそうとした。
私は新潟大学の取り組みの『リサコレ(リサイクル容器回収 BOX コレクション)』に最も興味を持ち
ました。2001 年 4 月から従来のリサイクル困難なプラスチック容器に変わって「リサイクル容器」を
全国の大学に先駆けて導入したのをきっかけにリサイクル容器の認知度を上げ、学内のリサイクル容器
の回収率を向上させることを目標に、昨年から始めた企画です。内容は、一般学生に回収 BOX のデザ
インを募集し、実際に制作、新大祭のステージで完成品の披露を行うというもので、楽しみながら環境
保全に関われるすばらしい企画だと思いました。
新潟大学では、古紙回収に力をいれている。古紙回収量は、平成18年は38万8千キロ。平成19年
は36万4千キロ。平成20年は33万4千キロ。平成21年は32万5千キロ。となっていて年々減
尐傾向にあるが、大変な回収量である。
2009 年 4 月 24 日に実施された「新入生歓迎地域・キャンパス合同クリーンデー」。本イベントの
当初の目的は、学生の環境意識の醸成、学生がお世話になっている地域の清掃、新入生と在学生の交流
の 3 つ 当日は、学生、大学の教職員、新潟市の職員、地域にお住まいの方など、総勢約 500 名の参
加者をチームに分け、五十嵐浜の清掃や大学構内でのゴミ拾いの他に、大学周辺地域のゴミステーショ
ンの清掃を行っていました。特にゴミステーションの清掃に関しては、清掃をするだけでなく、事前に
各ゴミステーションの状況を記録する用紙を参加者に配布し、大学周辺のゴミ捨ての現状を調査するよ
うにしました。その調査結果を集計する中で、ゴミにまつわる大学周辺地域の実態が明らかになり、ご
71
2011 年度「環境報告書を読んで行動する技術」レポート集計
み問題だけでなく、地域、学生間のコミュニケーションもとっていました。
地球温暖化対策に資することなどを目的として,平成 21 年度 に五十嵐地区中央図書館の屋上に太陽
光発電設備を整備した。本設備の年間予想発電量は約 49,000kWh で,中央図書館の年間電力使用量
(H21)の約 10.6%となります。
<自然共生社会>
新潟大学は、米所としての地域の特性を生かし、酒米を作るにあたって環境への配慮を伴った運動をし
ている。数年来行ってきたことであるが、ここに来てやっと農薬や化学肥料を使わないようになったそ
うだ。これからも彼らの研究は続くようだ。彼らの地域の特性を生かした運動は、地域の大学としてす
ばらしいものだと思う。
新潟大学では、朱鷺・自然再生学研究センターを設立し朱鷺の生態やその餌となる生物、天敵となる生
物の研究をしている。朱鷺の定着できる生態系を築くことは地域に生物多様性を取り戻すことになると
考えられるからである。ただ朱鷺を保護するだけでなく総合的に生態系再生を考えている点が素晴らし
いと思う。
2001 年、新潟大は『トキプロジェクト』なるものを発足した。目的は絶滅危惧種であるトキの保護
で、その為に同大は棚田再生を通してトキの生息地を確保するよう努めてきた。2008 年に環境省は佐
渡トキ保護センターで飼育繁殖していたときの試験放鳥を開始している。同大はトキがかつて生息して
いた広大な地域に復活させる道筋をつけることができれば、過去に例を見ない自然再生事例になると語
る。
新潟大学 自然科学系(農) 箕口秀夫さんの「トキ放鳥と生物のつながり」というレポートによると、
試験放鳥したトキは、日本では比較的高い生存率を維持しています。トキが渡来するには、地域の自然
が重要のようです。そのために、生物多様性が維持するため、さまざまな取り組みが行われているそう
です。
新潟大学では、親子など一般市民に向けの公開講座が行われている。ジャガイモの栽培・収穫、子牛
への哺乳を体験してもらうことで、環境に優しい農業について理解を深めてもらうためだ。この体験後、
農業に興味がわいた、関心が高まったなどの意見があった。
新潟大学では、日本国内で野生が絶滅した朱鷺にスポットを当てた「トキモニター」と呼ばれるトキの
行動を調べるためのモニタリング専門ボランティアを環境省と協力して行っている。成果として、ペア
リング、造巣、抱卵までを4組ができるまでにいたった。
研究室での省エネの試み。不在時の小党,非使用エリアの部分消灯、PC 電源オプションの省エネ設定
を活用、ディスプレイ彩度の適正化、不要なサーバーや常時稼動の必要のないサーバー類の電源 OFF
の実施をすることで、消費電力が26%削減された。
2009 年 4 月 24 日に「新入生歓迎地域・キャンパス合同クリーンデー」というものが実施された。
本イベントの当初の目的は、学生の環境意識の醸成、学生がお世話になっている地域の清掃、新入生と
在学生の交流の 3 つであったが、活動を終えた今、新たな社会的意義が生まれている。
新潟大学の西区一斉クリーンデーへの参加新潟大学がその立地である西区の清掃活動に参加しました。
環境美化活動であるとともに、地域の清掃活動ということで地域構成員としてのじかくをも持つことに
つながる。こういった美化活動は、リサイクル活動のような活動と違って、直接的に環境に良い影響を
与えるとはいい難いが、まずは身の回りの環境、自分に近いところ、をきれいにすることで、環境への
意識が広く遠いとこまで意識が高まると思った。西区一斉クリーンデー 2009 年初めて西区一斉クリ
ーンデーに新潟大学として参加しました。 西区一斉クリーンデーの目的は「西区一斉に清掃活動を行
うことにより、区の一体感を醸成するとともに、環境美化意識の向上を図る」ことで、西区にある新潟
大学としても参加しようということになりました。参加にあたり、清掃内容の考案や学生への参加の呼
びかけ等行う必要から新潟大学西区一斉クリーンデー実行委員会を立ち上げました。 まず、実行委員
会では「学生・地域の人のためになることを行う」という目的を掲げ、カーブミラーの清掃と道路の木
の枝落としを行うことにしました。カーブミラーの清掃は安全確認を徹底し、濡らした新聞紙で拭き、
枝落としは正門から西門の間の枝を鎌やのこぎりで落としました。西門はバスが出入りする場所でもあ
り、枝が邪魔で自転車や徒歩での人にとって見づらく危ないという問題がありましたが、清掃後は見通
72
2011 年度「環境報告書を読んで行動する技術」レポート集計
しのよい道になりました。 朝 7 時という早い時間からでしたが、参加者は清々しく清掃を行ってい
ました。
新潟大学では、朱鷺プロジェクトという活動をしています。朱鷺(トキ)というのは、言わずもがな知
れた絶滅危惧種です。新潟大学では、なんとかして朱鷺を野生に返そうと努力をしています。朱鷺が野
生に帰ることができれば、朱鷺もまた絶滅危惧種ではなくなるかもしれません。人間が自然を乱したの
もありますので朱鷺の問題は他人事とはいえないのです。
新潟大学の五十嵐地区のトイレ用洗浄水に、井水を使用するという活動である。これにより、トイレ
での水の使用量のうち、約 40%が井水にシフト出来るとされる。井水の水質検査の結果も良好だった
ため、既に工事は施工されており、五十嵐地区全体の水の消費量の約 70%が井水へ切り替えられた。
これによって、年間で約 16,240 トンの節水が出来るものと想定されている。
新潟大学の農学部付属フィールド科学教育研究センターでは無農薬・無化学肥料で酒米の栽培に取り
組んでいる。5 年目になるが、毎年改良を重ねている。一年目は除草剤の使用をやめ、二年以降は田で
の農薬や化学肥料も使用をやめた。そして現在は育苗段階から農薬や化学肥料を使わない農法に挑戦し
ている。雑草の処理は米ぬかの分解力によって雑草の発芽を阻害するなどして工夫している。
新潟大学は、朱鷺プロジェクトという、トキの放鳥などを行う活動をしている。トキを放鳥し、野生復
帰、自然に定着させるためには、他の生き物とのつながりを考えなければならない。したがって、トキ
が住める環境を確保することにより、おのずから他の多くの種の生き物の存在が確保されるのである。
トキがもう一度空に舞うことができるような環境づくりを目指していた。特に、生分解性プラスチック
を用いた機能材料の開発の研究や、バイオマスエネルギーの利用促進についての研究にとても興味を持
った。知徳(知っとく)コーナーで、トキについての豆知識が書かれていて面白かった。
新潟大学では自然共生社会への実現に向けて超域研究機構の研究プロジェクトで,「トキをシンボルと
した総合的な地域再生に関する研究のプロジェクト」を行っています。平成20年には佐渡の空に 10
羽のトキが羽ばたきました。こういった取り組みを行う大学がもっと増えてくれることを願っていま
す。
新潟大学農学部では 2006 年から地域の酒米研究会に参加して、無農薬・無化学肥料で酒米の栽培に挑
戦している。1 年目には除草剤を使用せず、田面に再生紙をしきながら田植えをし、2 年目以降は除草
剤以外の農薬や化学肥料を使用しない農法で栽培した。そして 2010 年度には育苗段階から農薬などを
一切使用しない農法に挑戦している。
省エネへの取り組みで新潟大学最大規模の講義室の蛍光灯 120 本を全て LED 蛍光灯に交換することを
行った。その結果、照度も低くなることなく上がり、使用電力も大幅に減尐させることに成功した。細
かく言うと、交換前は5668W だったのに対し、交換後は3242W となり、43%も削減してい
る。また、LED 蛍光灯は従来の蛍光灯よりも長持ちし、切れることがないと言われている。
新潟大学では、自然共生型社会の一環として無農薬、無化学肥料での酒米栽培を行っている。消毒はお
湯を用い、雑草対策として米ぬかを用いている。よって河川に薬液が流れ出すこともない。これらの作
業をすべて、学生が行っている。
新潟県の佐渡島に住んでいた絶滅危惧種だったトキは日本の山野から姿を消した。これは人間が自然と
共生して生きていくことができていないということを示しているのではないだろうか?この報告書を
読んで改めて思い知らされた。
自分が新潟大学の環境報告書を読んで興味を持った活動は、朱鷺プロジェクトである。これは人工飼育
された朱鷺を放鳥して、一度日本で絶滅してしまった朱鷺をまた野生で復活させようとするプロジェク
トである。
日本で絶滅危惧種に指定されている朱鷺を繁殖させ、野生に戻す取り組みが行われている。内容として
は、試験的に放鳥し、朱鷺の行動を調べるために、朱鷺をモニタリング管理する専門ボランティアを環
境省が育成し、新潟大学生と協力しモニタリングに当たっている。
新潟大学の農学部付属フィールドでは、2010 年度から無農薬・無化学肥料で酒米の栽培に挑戦し、地
域の酒米研究会に参加している。
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2011 年度「環境報告書を読んで行動する技術」レポート集計
<環境マネジメント活動>
新潟大学の環境マネジメント活動はPDCAサイクルを基本とした継続的な改善を行っている。また五
十嵐地区と旭町地区、に環境管理責任者を設けて細かな環境保護を可能としている。また、四月にオリ
エンテーションを行い、在校生と新入生の環境へ意識を高めている。
私が興味を持った環境に配慮した活動は、無農薬、無化学肥料で酒米の栽培に挑戦したことだ。育苗段
階から農薬や化学肥料を全く使用しない農法に挑戦したことはとても環境に配慮されていていると感
じた。
平成 21(2009)年度は環境マネジメント活動として、環境管理専門委員会の設置、開催、また、環
境活動推進会の設置、開催、施設メンテナンス業者との省エネ設備改善等、活発な運営を行った。
入学生・在学生オリエンテーションの際に、環境への取り組み、促進のための説明を行った。また、毎
月、学生・教職員合同で、構内清掃や除雪等を行うキャンパスクリーンデーの実施日を環境行動カレン
ダーとして作成し学内周知をした。その他にも、運用改善型省エネを目指し、「省エネルギー改善の会」
による、省エネにつながる設備改善等を実施し温室効果ガスの削減および経費の削減に努めたり、しな
いの小・中学校・図書館をはじめ、県内の高等学校及び大学近隣の自治会へ環境報告書の配布を行い、
大学の環境への取り組みを知らせた。
新潟大学の環境マネジメント活動について興味を持ちました。この活動は、平成 21(2009)年度は環
境管理専門委員会の設置、開催、また、環境活動推進会の設置、開催、施設メンテナンス業者との省エ
ネ設備改善等、活発な運営を行いました。
環境管理専門委員会や環境活動推進会の設置・開催等が行われている。また、入学生・在校生オリエン
テーションの際に、環境への取り組み、促進のための説明が行われている。さらに、「省エネルギー改
善の会」を中心に、省エネにつながる設備改善等を実施し、温室効果ガスの削減及び経費の削減を図っ
ている。
学長が環境最高責任者となり環境管理専門委員会や環境活動推進会の設置、開催、施設メンテナンス業
者との省エネ設備改善等、活発な運営を行っている。また入学生、在学生オリエンテーションでは環境
への取り組み、促進のための説明を学部・学年ごとに行っている。
新潟大学では、2009 年 4 月24日に地域・キャンパス合同クリーンデーが実施されました。この活動
は学生、大学の教員、新潟市の職員、地域に住んでいる人々の総勢約 500 名で行われた。大学周辺のご
みステーションの清掃を行い、大学周辺のごみ捨ての現状を調査することができました。この活動は、
ごみステーションの現状の改善に向けて行われています。
毎月学生、教職員合同でキャンパスクリーンデー(構内清掃、除雪等)を行っており、その実施日を環
境行動カレンダーとして作成して学内の人に知ってもらい、近隣に住む人に環境報告書を配って、活動
内容を知ってもらっている。
環境管理専門委員会の設置、開催、また、環境活動推進会の設置、開催、施設メンテナンス業者との省
エネ設備改善等、活発な運営を行った。他にも運用改善型省エネを目指し、省エネにつながる設備改善
等を実施し温室効果ガスの削減及び経費の削減に努めている。
「にい SR 部」について。にい SR 部(新潟における社会的責任)という組織が社会的責任活動を調査
している。調査した内容を部ログで公開し、「にい SR」の認知度を高め広げることで、地方の持続的
発展に寄与することを目的としている。
私が新潟大学の活動の中で興味を持ったのは、「新入生歓迎地域・キャンパス合同クリーンデー」です。
大学の学生、職員、地域の人が一丸となって町の清掃をすることによって町はきれいになると共に他の
県から来た学生が町を知るきっかけにもなり、また、すべての人に美意識を当てえることもできるので、
とてもよい活動だと思いました。
74
2011 年度「環境報告書を読んで行動する技術」レポート集計
6.信州大学
環境マネジメ
ント活動, 19
低炭素社会,
14
循環型社会,
25
自然共生社
会, 15
<低炭素社会>
教育学部環境ISO学生委員会による環境教育出前授業「シーオーツーへらし隊」は長野県地球温暖化
防止活動推進センターの依頼を受けて木曽町立三岳小学校4年生を対象に、CO₂削減行動を見つけた
りさせた。
信州大学で行われている教育学部環境 ISO 学生委員会による環境教育出前授業である「シーオーツーへ
らし隊」という活動に興味を持った。この活動は、木曽町立三岳小学校の四年生を対象に、テレビ電話
を活用して子供達に二酸化炭素の削減方法などをクイズやゲーム形式で理解してもらうために行われ
ている。
信州大学は、国立大学で初めて ISO14001 を取得したこともあり、環境に対する意識が高い。主な活動
として、例えば人文学部では HF 蛍光灯の設置を実施している。HF 蛍光灯とは従来型に比べ消費電力
を節約でき、寿命も長く環境に優しい蛍光灯である。また、松本合同図書館は太陽光発電設備の設置と
節電型照明器具への改修により、環境を考えたエコ図書館になり、光熱費を従来の 70%;程度に抑制す
ることに成功した。
信州大学では、温室効果ガス削減のためにエアコンの使用量を減らす試みをしていました。具体的には
使用量が目に見えるようなメータを取り付けたり、月に一回それを公表することなどです。そして信州
大学は25%の削減に成功していました。
平成21年5月にオープンした外来診療棟に太陽光発電システムを採用。人文学部の演習質の改修時
に、従来型に比較して、消費電力も節約でき、寿命も長く、環境にやさしい省エネタイプの HF 蛍光灯
器具を設置。松本合同図書館に、太陽光発電設備の設置と節電型照明器具の改修。→太陽光発電設備の
設置により、年間約36.5tのCO2を削減し、節電型照明器具の改修により、自動調節光型蛍光灯、
センサー付きLEDも使用。
信州大学文学部では文学部401演習室の改修時に、初期照度補正により定格出力を低く抑えて、従来
型に比べ消費電力も節約でき寿命も長くて環境にやさしい省エネタイプの HF 蛍光灯器具を5台設置し
た。
長野県松本市は全国で有数の晴天日が多い地域であることから、付属病院に太陽光発電システムを採用
し、年間での二酸化炭素削減量は、14,6トンにもなる。
環境へのとりくみとして環境教育が行われている。そのなかに論文が紹介されていたが、バーコードカ
ードを利用した環境に役に立つものなどが紹介されていていた。
薬品管理(IASO)システム:化学薬品および高圧ガスの使用量や在庫量などを管理するために開発さ
れたシステム。化学物質等による事故の防止・迅速な対応、作業環境管理、環境への排出の抑制、危険
物の保有量等の把握・管理などの効率的な運用を行う。
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2011 年度「環境報告書を読んで行動する技術」レポート集計
信州大学では、キャンパスごとに環境に配慮した活動を行っている。なかでも面白いと思った松本キャ
ンパスについて紹介しようと思う。松本キャンパスでは「日本列島を軽くしよう」というイベントがあ
り拾ったゴミの分地球を軽くしようというイベントらしい。最後にみんなでゴミをもってジャンプをす
ることで地球が軽くなるというのがなんだか面白くて参加したくなるいい企画だとおもう。一方で信州
環境フェア、拾えば町が好きになる運動など様々なエコ活動をユニークに行っているところがいい。ま
た、他キャンパスとも環境をテーマにディベートを行うなど積極的に意見交換をしている。さらに新入
生にエコバッグを配布するなど新入生に対しても環境に関心を持ってもらおうと積極的である。
心理モデルに基づいて、節電を呼びかける内容のポスターの研究で、大学生 22 名に対して掲示物の文
章、背景の色、掲示物のイラストの分析を行った。そして、金額が入って背景は赤で、イラスト入が一
番効果的である。
信州大学では、エコキャンパスを目指して、さまざまな取り組みを行っている。たとえば、付属幼稚園
での遊び道具に、身近なもので不要になったものを再利用しておもちゃに変えたり、大学内に太陽光電
池を設置して、電気の節約などを行っている。
バーコードカードを用い CO2 の削減量を把握することができる環境教育用教材が開発されていた。目
に見える値として省エネの効果を確認できるので、実感をもって行動ができ、とても有効的だと思う。
信州大学では、バーコードカードを利用した環境配慮行動選択教材の開発を行っている。これは、CO2
削減目標値を入力し、カードを読み込む。そして、CO2 の合計削減量と削減目標値を集計して結果判定
を示し、利用者に環境配慮行動を促すというものだ。
<循環型社会>
信州大学では、新入生にエコバックを配り、それを買い物や教科書入れなどに使ってもらい、無駄なご
みを出さないようにしている。また、生徒たち自身でごみの分別率を調査して掲示をしたり、大学構内
でごみの分別活動を行ったりもしている。
私が興味を持ったのは、信州大学の、長野の晴天の多い気候を活かして実施している、太陽光発電だ。
また、信州大学では、窓を日光の通さないものを採用したり、電気のつけっぱなしを防ぐシステムを導
入していることに、興味を持った。
信州大学の新入生に対するエコバック配布は、袋などの資源を無駄にしないための活動です。また学生
がデザインを行ったということで使いやすいし、新入生も環境への意識が芽生えた活動だと思います。
信州大学では、2007年から共有自転車システム(各チャリ)を実施してきた。放置自転車を活用す
るので、一石二鳥だ。また、小型家電製品の回収も行っている。携帯電話には多種類の希尐金属が使用
されているので、このような活動をもっと広めるべきだ。
私が興味を持ったのは、信州大学教育学部が行っていた、地域の小学生と交流しながら環境問題につい
て一緒に考えることです。環境に配慮した問題というわけではありませんが、将来の日本を支える子供
たちに小学生のときから今日本が抱えている環境問題についてしっかり知ってもらうということでし
た。また、環境に配慮した活動としては、牛乳パックでペン立てとクリスマスツリーを製作していまし
た。
信州大学では、長野県が主催する環境イベントで松本キャンパス ISO 委員会はペットボトルを再利用し
てもらうために、顕微鏡や植木鉢に加工する工程を体験してもらうブースを設置しました。子供たちに
も多数参加してもらえ、環境というものに関心を持ってもらえたと思います。
信州大学が 2009 年の 11 月 15 日に行った、第 14 回環境子供サミットという活動がある。この活動は大
学生が小学生と一緒に「環境すごろく」や、牛乳パックを使った工作などを行うものである。この活動
を通して、小学生たちに循環型社会の重要性を伝えている。
環境教育「心理プロセスモデルにもとづく節電行動促進のための掲示物研究」これは、環境配慮行動に対
する心理モデルに基づき、節電行動促進のための掲示物の開発を目的とした研究です。その結果、掲示
物の文章の評価より、要因の中で、有効感が最も効果的ということが明らかになりました。
新入生に配るシラバスなどをオリジナルのエコバックに入れて配布する活動で、エコバックのデザイン
はデザインを募集して集まったもので、生地や形も学生が使いやすいものとなっている。
環境に対する情報を発信するため、年に一回、児童に対して、ペットボトルを利用した鉢植え作成など
76
2011 年度「環境報告書を読んで行動する技術」レポート集計
の活動を行っており、児童に環境に対する関心を持たせている。そのほかにも学内のゴミ箱の分別率を
調査する、ごみの分別率調査なども行っている。また、熊本大学とは違い、ISO14001 を全学部、お
よび付属学園において取得しており、環境に対して、非常に配慮した大学を目指している。
楽しそうだと思ったのは違う学部同士で環境について議論するということです。実際違う学部なんだか
ら同じ環境問題でも違う目線で見ることになると思うのでさまざまな意見がぶつかりあうことになり
面白い意見もでそうだなとおもうからです。熊大でもひとつの組織がごみ捨て問題なんかについて考え
るのではなく学部代表なんかをだして話し合いの場を設ければいいと思いました。
信州大学付属幼稚園では家庭から出る、トイレットペーパーの芯などを回収し、遊び道具を作成する授
業が行われています。付属の小・中学校では「水」の授業や落ち葉の堆肥化などに取り組んでいます。
信州大学では、化学物質と廃棄物の適正管理を行っている。その中でも、「薬品管理(IASO)システ
ムというのを信州大学で全学共通して導入されている化学薬品(及び高圧ガス)の使用する量や在庫の
量などを管理するために開発されたシステム」というものに興味を持った。教育研究や職務上必要とす
る化学物質について、法律を守り、化学物質に関する作業管理、化学物質の環境への排出の抑制、危険
物の保有量などの把握・適正な管理を行うために、また迅速な対応や効率的な運用を行うため等で IASO
システムは導入された。
信州大学では、新入生に向けて、エコバックの配布を行っています。シラバス入れとして配布を始めた
そうです。その後新入生は買い物や教科書入れとして利用しています。熊本大学でも、紙袋ではなく、
エコバックの配布を行って欲しいです。
信州大学では、新入生に対して、配布されるシラバスいれとして一昨年からエコバッグを配布している
そうです。製作には信州大学の ISO 学生委員も参加しています。今年のデザインは松本キャンパス内に
BOX を設置し学生の皆さんにデザインを募集して、その中から決まったそうです。
循環型社会について興味をもった。普段、私たちは多くの商品を購入し、不要になったり古くなったり
すると新しいものにすぐに買い換える。このような大量消費、大量廃棄をつづけると、限りある資源の
無駄遣いとなり、地球の寿命をちじめてしまう。 私たちが使う資源を循環させることで使って捨てる
というもったいない文化を変えることができると感じた。
信州大学では、学生によるいろいろな環境活動が盛んであるようで、その中でも私が興味を持ったのは、
環境に関連した卒業論文・修士論文が多くあることです。ある人は、食品廃棄物として捨てられている
サケの白子が、効率のいい懸濁物質の凝集剤としてはたらくことを明らかにしていました。
「ミックス古紙回収システム」 ミックス古紙回収システムとは、メモ用紙、お菓子の空き箱など汚れ
ていない紙類全般を1つの専用箱に集めリサイクルするシステムである。 ・メリット~普通は可燃ご
みとして出されていた小さめのごみまでリサイクルが可能である。またそれらの処理費用を3分の1に
軽減できる。
信州大学では、教職員中心ではなく学生中心で環境活動が行われています。この大学では文系3学部、
理系5学部の8学部があり、「環境マインドをもつ人材の養成」の取り組みとして第一回の環境 ISO 学
生委員会の全国大会や環境マインド育成国際会議を開催しました。
心理プロセスモデルに基づく節電行動促進のための掲示物の研究というものがあり、それはどのような
視覚的な情報がより節電に対する意識が高まるかなどを研究するものである。これによると、金額が入
ったものがより意識が高まることがわかった。
信州大学では各キャンパスごとに環境 ISO 学生委員会を設置し、学生を中心とした環境活動を行ってい
る。特に工学部環境 ISO 学生委員会では実際に発電所や処理場に見学へ行く活動も行っている。見学を
通して発電や送電の仕組みを学び、効果的な環境活動ができるようにディスカッションを行っている。
みんなに分別意識を持ってもらうために,キャンパス内でのごみ分別率の調査を行いその結果を広報
誌にのせたり,HP による活動の周知やポスターの作成を行っている。また,ペットボトルキャップの回収
やリサイクル弁当容器の回収などを行っている。
信州大学は工学部で全大学中9番目に環境 ISO 認証を取得している。また、ISO 学生委員会はペットボ
トルの再利用によって植木鉢等を作ったり、牛乳パックからペン立てを作ったりなどの活動を行ってい
る。ほかにも、新入生にエコバックを配布などが実行されていた。このように、信州大学では3R(リ
ユース・リデュース・リサイクル)の取り組みが積極的に行われている。
77
2011 年度「環境報告書を読んで行動する技術」レポート集計
信州大学教育学部は、附属長野中学校家庭科室で、エコクッキング講座を開催した。この講座では一本
の大根の葉っぱから皮まで全てを使用し、調理の仕方を工夫して、ゴミやエネルギーの使用を減らし、
料理した。
信州大学では環境 ISO 学生委員会がごみ分別調査を行っている。22年度の分別率は75%以上にはな
っているが、ペットボトルのラベルがはがされていないという問題があったので、このような問題をど
のように改善できるかの話し合いがあった。また、それと同時にゴミ箱の洗浄などが行えわれた。
<自然共生社会>
信州大学では、教育学部環境 ISO 学生委員会の学生達が小学生を対象に、テレビ電話を活用した環境教
育出前授業「シーオーツーへらし隊」を実施した。小学生はこの活動のなかで、クイズなどを通して地
球温暖化について学び、実際に家でできる二酸化炭素削減行動について話し合った。
県が主催するイベントで、環境 ISO 学生委員会が使用済みのペットボトルで顕微鏡などを作るブースを
設置。地域住民、特に子どもたちに環境への関心を持ってもらうきっかけを作ることは非常に有効だと
思う。
信州大学教育学部では教育学部付属学校園での、エコキャンパス活動が積極的に行われている。 園
児、児童、生徒、教師、保護者が学校園内での授業や清掃、児童会・生徒会活動、PTA 活動、さらに、
地域社会での事業などを通じ、普段から「身近な環境と地球の環境を守る」ための様々な活動に取り組
んでいる。 幼稚園では、保護者の方への日常的な不要物品の提出のお願い、おやつの空き容器利用に
おける遊びの素材化、保護者の方が考えた不用品利用の遊びを楽しむ幼稚園祭りなどが挙げられる。
小学校では、花いっぱい運動、エコ・キャップ収集、環境にやさしい畑作り、牛乳パック収集、節電・
節水、ごみの分別などがあげられる。 中学校では、ごみの分別活動、環境への配慮活動の PR、リサ
イクル活動、落ち葉の堆肥化、教育実習生との活動などが挙げられる。 小さなころから、身近な環境
に親しみを持ち、関わっていくことで、自然との関わり方もすんなりと身につくのではないだろうか。
自然豊かな長野にある信州大学だからこそできる、環境教育である。
信州大学工学部環境ISO学生委員会はさまざまな環境イベントに参加している。水質部会ではニュー
タウン内の親水型水路における水質改善に取り組み、そのほかの部会ではキャンパス内のゴミ分別率調
査やリサイクル弁当容器の回収、HPによる活動の周知、エコポスターの作成を行っている。
信州大学教育学部の附属教育機関ではエコキャンパス活動が行われている。小中学校では、ゴミの分別
やリサイクル活動はもちろん、環境に関する調査や植物栽培や堆肥作りなどにも取り組んでいる。また、
図書館では、太陽光発電設備やセンサー付き LED などを設置して、エコ図書館を実践している。
信州大学には太陽光発電設備があるとともに、日射量や、発電電力、1日の発電電力量などを示す太陽
光発電表示パネルが設置されていて、誰にでも目に見える形で太陽光発電を実感できる
信州大学では、5つのすべてのキャンパスにおいて環境 ISO 学生委員会という学生組織が存在してい
る。長野県におけるニホンジカの大増殖を受けて、そこに焦点を当てて、生息状況を調査し、人間の営
みとそれが生態系に与える影響について考えています。生態系を正常なものに戻すために、シカを捕獲
し天然資源として捉え、それを山肉として活用普及する方法も考えています。人間の手によって変えて
しまったものは、人間自身の手で元に戻さなくてはならないのです。
信州大学の周辺は森や林に囲まれており、野生動物も多く生息している。そこで、2009 年度に「農学
部野生動物対策センター」を発足し、全国初の野生動物問題を解決する拠点となった。これは種の多様
性や野生動物への理解、ならびに被害対策に関する技術的な教育を受けた人材の養成が目的となってい
る。活動としては、行政担当者や研究者によるパネル討論会が行われた。
信州大学では、農学部野生動物対策センターの竹田謙一准教授がシカの食害に向き合っている。被害は
甚大で、ニホンジカは野菜やソバ、イネ、牧草を食い荒らしている。貴重な植物や、それをえさとする
希尐な生物にも被害が及んでいる。これは乱獲をやめた後、林地が荒廃化したためである。竹田准教授
は、シカを捕り、食べることで農林業を守る仕組みをつくろうとしている。
信州大学では森保全サークルというものがあり、学生達が水無山で住民の方々や国有林の森林官と共同
でハイキングコースの整備・動植物の調査・ガイドパンフレットの作成・ハイキングイベントの運営と
当日のガイドなどを行っている。
78
2011 年度「環境報告書を読んで行動する技術」レポート集計
信州大学では戸隠奥社の参道沿いの樹齢400年の杉並木や林の森林調査を行っている。この林は地域
の人とのかかわりの中で成立してきていたが、一部の杉が枯れてきていた。そこで、現在の林の記録を
残しておくために活動が始まった。
農学部に野生動物センターを設置したこと。全国的に今、野生動物による、農産品への被害は、大きな
問題となっている。これらの問題を解決するためには、研究により、動物を保護していくことが大切で
ある。住民への説明会や、動物の生息環境を整えることにより共存を進めていく。
広報プロジェクトという内容で、環境図書展において環境関連図書の PR という名目で紹介文手作りポ
スターを作成したり、本の簡卖な説明文を書いたりした。また、「シルフィーくん」というキャラクタ
ーをデザインして、繊維学部オープンキャンパス時に、広報活動で活躍してもらったりもしている。
教育学部付属学園は幼稚園、小学校、中学校及び特別支援学校から構成されており、エコキャンパス活
動を実施することで園児、児童、生徒だけでなく教師や保護者も活動に参加し、環境に対する意識が高
くなるという環境に配慮した活動。
信州大学では、松本合同図書館に太陽光発電設備の設置と節電型照明器具への改修で、図書館の消費電
力を従来の 70%に抑える事ができている。また、人文学部でも環境に優しい蛍光灯を使っており、今
も環境を配慮した大学に変わっている。
<環境マネジメント活動>
信州大学では、環境教育の一環として、信州大学環境教育海外研修を行っています。その研修では、学
生が実際に環境教育が盛んな外国の大学に赴きます。そして、そこでの取り組みを学び、信州大学の環
境対策と比較した上で改善つなげます。その活動報告からは、学んだことを日本で活かそうという熱意
が感じられました。
信州大学は、各キャンパスごとに環境活動に力を入れている。例えば工学部では、構内のごみ分別率調
査や2009年には、信州環境フェアで子供たちにごみ分別を学んでもらおうと、ごみ分別啓発ブース
を設けた。また、2006年には、優秀環境大学賞を受賞した。
信州大学では「環境」に学部の垣根はないとしてゴミの分別率の検査を定期的に行うなどしている。ま
た全学生が共通教育科目内の「環境と人間」に関わる科目を必ず1科目は履修している。環境先進国で
の調査、勉強会も盛んに行われている。
付属幼稚園、小学校、中学校および特別支援学校で行われている活動がある。まず付属幼稚園。幼稚
園で出るおやつの空き容器の再利用はもちろんのこと、保護者の方が考えた不用品利用の遊びを披露す
る幼稚園まつりも開催されているそうだ。
次に小学校では、校内を花でいっぱいにする「花いっぱ
い委員会」がある。また、あるクラスでは大豆作りを通して農家の方からお話を伺ったりスーパーでの
アンケート調査を行った。そして、一番心惹かれたものは、4年生に対して行われている、教育実習生
による「水」の授業である。 中学校では、生徒会美化委員が手作りの環境についてのVTRを作る活
動が行われている。そして特別支援学校でも、生活・作業卖元学習における花壇作り、そして、雤水や
落ち葉から作った堆肥が栽培活動に使われている。 幼稚園から大学までがつながって環境に配慮した
活動を行っていてすごいと感じた。
信州大学では、月に一度のゴミの分別率の調査を行ったり、放置自転車の再利用方法・解決法などを考
えていた。さらにキャンパス内だけではなく、地域の人々とともに意識を高めていく運動や子どもに現
在の状況などをしってもらう活動をしていた。信州大学では特にゴミの分別に力をいれていたように思
われる。
一ヶ月に二度、学生が正しくごみの分別を行えているかキャンパス内のゴミ箱の分別率を調査してい
る。また登山清掃活動、お花見ごみ拾いなどの課外活動も積極的に行っている。そして大学内では大学
生協内にペットボトルキャップの回収箱を設けている。
信州大学では、教育学部に付属する学校園の子供たちがエコに関する活動に楽しく遊びを交えて参加す
ることでエコキャンパスの実現を目指している。これは未来を担う子供たちが生活の一部としてエコ活
動を行うことが出来ているので、非常に興味深いと感じました。
信州大学は、5つのキャンパスがありますが、全てのキャンパスで、環境のために活動をする学生組織
があることに驚きました。ごみの分別はもちろんですが、ただ分別するだけではなくその分別率を調査
79
2011 年度「環境報告書を読んで行動する技術」レポート集計
するなどと一つのことに力をいれています。キャンパス内での放置自転車を撤去するかわりに、再利用
しようとしたり、アイデアを出し合って様々な取り組みを行っています。また、新入生には、エコバッ
グを配布するというのはとてもよいアイデアだと思いました。
気候の変動によるエネルギー削減量の変化に影響されないために、一部のキャンパスでは数年間の平均
気温を用いて、実質的なエネルギーの削減量を調査している。人的削減努力の限界を感じ、新たな省エ
ネ機器のリサーチなど設備による省エネも検討している。
月に一回、職員・学生が、できる限り通勤・通学に車を使用せず、公共交通機関などを利用することを
をみんなで意識する日、”ノーカーデー”を実施すること。
信州大学は世界でトップクラスの環境教育を実施しているスイスとドイツの大学を訪問し、今後の環境
教育に取り入れ大学環境マインド教育の推進に有用な優れた取り組みについて調査研究している。
信州大学では学生委員会により月に1度キャンパス内に設置されたゴミ箱のごみ分別調査を行ってい
る。2010年度の分別率は75%以上という高い数字をしめしている。今後はさらに分別率をあげる
ために話し合いを進めている。
信州大学の松本キャンパスには、医学部附属病院がある。平成21年5月にオープンしたばかりの外来
診療棟は、環境保全への取り組みとして太陽光発電システムを採用した。また、自動点滅照明の導入や
屋外からの熱を伝えにくい複層ガラス窓の設置など、小さなエコの積み重ねを行っている。
信州大学では松本キャンパス環境 ISO 学生委員会によって全学大会というものが行われており、内容は
キャンパスごとの活動報告とよりよい環境活動をテーマごとに議論することです。これによって学生は
改めて環境について考えることができ、環境活動に対してもっと積極的になれると思います。
1.環境マインドを有する技術者・研究者を育成するために、実践的な環境教育活動を推進する。2.環
境負荷低減に貢献する技術の研究開発に積極的に取り組み、循環型社会の実現に寄与する。3.環境に
負荷を与えないような教育研究環境を維持する。4.省エネルギー、省資源、廃棄物の削減を推進する。
5.水資源の有効活用に取り組み、排水が環境に大きな負荷を与えないように努める。6.環境方針と環
境活動を公開するとともに、行政機関、地域や関係団体等との連携を密にし、社会全体の環境保全活動
に積極的に参画・支援・協力する。
信州大学では、キャンパスごとに環境についての報告書やよりよい環境活動についてまとめたものを提
出し、それを大学全体で議論するという活動を行っている。そうすることによって、大学内でお互いに
環境に対する意識を高め、環境に配慮した活動を推進することができるためいいと思った。
バーコードカードを利用した環境配慮行動選択教材の開発という題で研究が行われていた。この研究は
環境教育について短時間のワークシップや授業で活用するために、バーコードカードを用いて CO2 削
減量を把握できる環境教育用教材を開発することを目的としている。
私は信州大学の環境への取り組みに興味を持ちました。信州大学の松本キャンパスではペットボトルの
ラベルの取り外しやゴミ箱の洗浄・塗装など小さなことから、放置自転車の再利用や日本各地でのごみ
拾い活動まで様々な環境への取り組みがなされているなど、環境に配慮した活動が多く行われている。
私は、信州大学の「バーコードカードを利用した環境配慮行動選択教材の開発」に興味を持ちました。
それは、バーコードカードを用いて CO2の削減量を見ることができるシステムです。内容としては、
CO2 の削減量の目標値の設定し、削減量と比較することで、CO2 削減に対する意欲が増すということ
です。
80
2011 年度「環境報告書を読んで行動する技術」レポート集計
7.名古屋大学
環境マネジメ
ント活動, 14
自然共生社
会, 20
低炭素社会,
95
循環型社会,
65
<低炭素社会>
名古屋大学のキャンパス内の一部で省エネの機器を設置している点に関心を持った。また、ノーベル化
学賞受賞者を招いて環境問題についてパネルディスカッションを行うという取り組みもしているため、
かなり環境問題について関心の高い大学だと感じた。
名古屋大学では二酸化炭素排出量の削減計画として「低酸素エコキャンパス」の実現に向けて、中期的
なアクション」プランを掲げ、全学で積極的に取り組んでいる。具体的には、2014 年度における二酸
化炭素排出量を 2005 年度の二酸化炭素排出量(71.137t)から 20%削減することを目指している。この実
現に向けて、同学では夏季一斉休校や屋上緑化、断熱・遮熱対策、空調設備の更新、換気設備への二酸
化炭素センサーの導入などを行っている。(参考・引用:「国立大学法人 名古屋大学環境報告書」
http://web-honbu.jimu.nagoya-u.ac.jp/fmd/rpt/2010/rpreport2010.pdf
名古屋大学では、冷却などの際に発生する排熱を回収するシステムを設置しており、その排熱をさらに
暖房・給湯加熱に用いることによって大気中への放熱を無くす取り組みを行っている。
名古屋大学では、2005 年度から、お盆前後の平日2日間を一斉休暇として、温室効果ガスの削減およ
び経費節減に努めている。4年間の平均で温室効果ガス 91.9 トン、276 万円の削減。
まず、老朽化してきていた空調機などをエンジンの高効率化・発電機の搭載などをおこなった省エネ
性の高いものに交換している。また、ドラフトチャンパーの給排気量制御を人感センサーで行っており、
無人時には装置外部に漏れない程度までに減らして省エネルギーを図っている。
重複ガラス、断熱強化、高圧変圧器統合、空調機運転見直し等、実験装置高効率化等により、二酸化炭
素排出量の削減をはかっている。また、ESCO 事業の推進をはかっている。
私が注目するのは「エネルギー使用量の見える化」だ。この取組の1つに研究室卖位での目標設定があ
る。目標を持つことは、卖一の行動(空調の 28℃設定等)だけでなく、他に無駄は無いだろうか、と人々
に考えさせ多くの有効な取組を広める手段となりうる。
名古屋大学では、地球温暖化対策推進法に基づいて電気や都市ガスのようなエネルギー消費、廃棄物の
焼却、実験によって発生する温室効果ガスを二酸化炭素排出量に換算して名古屋市に報告している。ま
た、お盆前後の平日の 2 日間を休暇日として、温室効果ガスの削減に努めている。
名古屋大学では、地球温暖化防止対策として、2009年までに温室効果ガスを2006年と比較して
3%削減することを目標に掲げている。その目標を達成するために、クールビズ、省エネパトロールの
実施、省エネ推進経費の活用、屋上緑化、ドライミストの設置等、さまざまな取り組みを行っている。
その結果、東山キャンパスでは11.0%減尐。大幸キャンパスでは8.8%減尐という結果を残して
いる。
低炭素エコキャンパスの実現に向け、CO2 排出量を 2014 年までに 2005 年比の 20%削減を掲げ、空調
81
2011 年度「環境報告書を読んで行動する技術」レポート集計
機の運転見直しや高圧変圧器統廃など多くの点について見直し、効率化を計っている点に興味を持っ
た。
2014 年における二酸化炭素排出量を 2005 年より 20%削減することを目標としている。目標達成のため
に「CO2 排出量削減のためのアクションプラン」に掲げる政策を積極的に行っており、他大学や地域の
モデルとなるエコキャンパスの実現をめざしている。
コージェネレーションシステムを行っている。それは都市ガスを用いて発電し、その際に発生する廃熱
を冷暖房や給油、減菌といった用途に利用する省エネルギーシステムです。これらにより 2005 年の CO2
排出量より 2014 年には 20%;の削減を目指すそうです。
名古屋大学では省エネ対策として施設整備を行っています。具体的には屋上緑化と断熱・遮熱対策です。
屋上緑化については、医学部附属病院の屋上の約 7,667 ㎡の面積に、キリンソウ、キャノピー、コケな
どを敶いています。これはヒートアイランド現象を緩和しています。屋上緑化と断熱・遮熱対策につい
ては、コンクリートに内側から断熱材を吹き付ける工法である、内断熱を採用しています。コンクリー
トの外側には外断熱工法を採用し、温まりにくくかつ冷めにくい室内にしています。
名古屋大学は、二酸化炭素排出の削減を目指して、省エネの取り組み、ESCO 事業の推進など環境保全
対策に取り組んでいます。また大学で一人一人ができることとして、エアコンの温度設定や昼休みの消
灯キャンペーンへの協力なども呼びかけられています。
名古屋大学では、全キャンパスでクールビズやウォームビズや、夏は空調停止時間の調整を行ったり、
お盆前後の平日2日間を一斉休暇として、温室効果ガスの削減に取り組んでいる。名古屋市エコ事業所
認定を取得したり、「チャレンジ 25」にも参加したりして、地域と一体となって地球温暖化防止に努
めている。
名古屋大学の地球温暖化対策・省エネ対策で、名古屋環境取引所と名古屋大学との連携協定によって省
エネ活動を本格化させ、2009年時点での2003年比温室効果ガス排出量が東山地区、舞鶴地区、
大幸地区において減尐に転じた。
名古屋大学では、省エネルギー対策のため、建物の外壁や屋上・床下において断熱・遮熱を行っていま
す。コンクリートの内側から断熱材を吹き付けることによって行われています。これによって、夏は温
まりにくく冬は冷めにくくなるため、エアコンの節電効果が期待されます。
名古屋大学では「低炭素エコキャンパス」と題し、温度計つき省エネステッカーを配布するなど、自然
に学生が室温を気にする制度を創造している点がばらしいなと感じました。
夏季に冷房の温度を 28 度、冬季に暖房の温度を 19 度に設定する期間を設けたり、昼休みは消灯するよ
う心がけ、各キャンパスの毎月のエネルギー使用量や省エネ活動についてホームページで発表し、学内
外に公表する活動をしている。
各キャンパスの毎月のエネルギー使用量、省エネに関する取り組みなどをホームページに記載してい
る。また、夏季省エネキャンペーン(冷房実施標準期間 7/1~9/15 の設定、室温 28℃の徹底)、冬季省
エネキャンペーン(暖房実施標準期間 12/1~3/15 の設定、室温 19℃の徹底)を実施しており、昼休み
消灯キャンペーンも実施している。独自に各種省エネキャンペーンポスターを作成し配布している。工
学部・理学部など実験系でエネルギー使用量の多い建物がある東山キャンパスでは、夏季の契約電力超
過が予測される場合、電力抑制メール(1 回の送信数約 3000 通)を発信し、契約電力を回避している。
2014 年までに二酸化炭素排出量を 2005 年と比べて 20%削減するために、省エネの計画を行い、ESCO
事業を推進してきた。また今後は今までの事業を見直し、学内のエネルギー使用量の「見える化」を行
う。今後建てられる新しい建物では、省エネ設計の徹底をはかっている。
名古屋大学では、2009 年度に作成した「名古屋大学キャンパスマスタープラン 2010」において、「低
炭素エコキャンパスの実現」を計画の柱に掲げている。それにより、これまでに実施済みの活動に加え、
空調の集中監視などによる省エネ改修や、LED の採用等照明器具の高効率化などの各部局の計画的取り
組み、サーバーの統合などのグリーン IT の推進を行い、二酸化炭素の排出量を二割以上削減しようと
している。
興味を持った活動の内容としては、施設整備での取り組みが充実していることです。具体的には屋上の
緑化や建物の外壁や屋上・床下に断熱材をしくことです。建物自体を暖まりにくく、冷めにくい建物に
することで、空調による電気の消費を抑えるようにしていました。
82
2011 年度「環境報告書を読んで行動する技術」レポート集計
名古屋大学は、学内での二酸化炭素排出量を削減しようという活動をしている。削減目標は、2014
年までに2005年の排出量の20%にすることだ。具体策は熊本大学と同じようなものだが、カーボ
ンナノチューブに注目して、目標達成に力を注いでいるようだ。
建物の外壁や屋上・床下に断熱材や複層ガラス・遮熱塗料・遮熱シートを使用している。これによって、
空調を止めたときの室内温度変化を緩やかにし、省エネルギー対策につなげている。
自らが環境に及ぼす影響を把握し、環境負荷削減のための総合的・体系的な対策を行っている。教育研
究の活性化と地球環境保全対策という、エネルギー消費の観点からは、相矛盾した 2 つの目標を達成す
るために、研究成果を積極的に活用する。
名古屋大学は、エネルギー削減のために「ドライミスト」を設置している。尐ないエネルギーで非常に
小さなミクロの霧を服冷却システムで、植物による蒸散効果を再現し、ヒートアイランド現象の緩和に
寄与している。学内に三箇所設置している。簡卖に言えば、打ち水のようなものだと推定する。これを
使えば、消費電力の大きいエアコンの設定温度を低くする必要が無くなる。
名古屋大学では 2014 年度の二酸化炭素排出量を 2005 年度より 20 パーセント以上の削減を目指してい
る。これまでに断熱強化や複層ガラス、ESCO 事業の推進などを行ってきた。また、これからは、LED
照明の採用やグリーン IT の推進などを行う予定である。
CO2 の排出量を 20%削減するという目標を掲げ空調の集中監視やエネルギーの計量システムの導入を
はかっている。また夏季の空調設備の使用期間を短縮を試みており、ドライミストといった新設備を導
入している。
名古屋大学は、自らが環境に及ぼす影響を把握し、環境負荷削減のための総合的・体系的な対策を行っ
ています。2009 年度に策定した「名古屋大学キャンパスマスタープランにおいて、「低炭素エコキャ
ンパスの実現」を計画の柱に掲げ、積極的に二酸化炭素排出の削減や省エネ活動等の地球環境保全対策
に取り組むこととしました。今後、さらなる教育研究の活性化と地球環境保全対策推進という、エネル
ギー消費の観点からは、相矛盾した二つの目標を達成するために、名古屋大学の研究成果を積極的に活
用する等、社会に貢献し、他大学や地域のモデルとなり得る低炭素エコキャンパスの実現を、全学を挙
げて目指しています。
名古屋大学では、エネルギーの計量システムを導入することで、エネルギー使用量を明確化し、学内の
機器を省電力型機器に更新するなどして CO2 排出量削減を目指している。また、学内外の周知徹底の
ため室温管理のガイドラインの作成などもしている。
尐ないエネルギーで非常に小さいミクロの霧を吹く冷却システムである『ドライミスと』を用いてヒー
トアイランド現象の緩和を試みている。微細な水滴で蒸発が早いため体に触れてもぬれるという感覚は
ほとんどないようである。この装置は名古屋大学と民間企業との産学協同により開発されたものであ
る。
名古屋大学は、2009 年に策定した「名古屋大学キャンパスマスタープラン 2010」において、「低酸素
エコキャンパスの実現」を計画の柱にして、二酸化炭素排出削減に取り組んでいる。その主な今後の取
り組みとして、新たな全学的省エネ改修と管理、各部局の計画的取り組み、グリーン IT の推進を行い、
その他の取り組みとして、新築・改修建物での省エネ設計の徹底、学内外への周知徹底、構成員の意識
改革、エネルギー使用の見える化を実施している。
名古屋大学では、病棟等の二酸化炭素削減策として、排熱回収型システムやパッシブリズミング空調が
ある。排熱回収型システムでは冷却排熱を暖房・給湯加熱に用いることで、大気放熱ゼロのシステムを
構築する。
夏季一斉休暇は当然ながら、クールビズ・ウォームビズを実施したり、チーム・マイナス 6%;・エコ事
業所認定による地球温暖化防止の啓発運動、省エネパトロールやドライミストなど、アナログな温暖化
防止対策から最新技術を用いた対策まで、幅広い取り組みを行っている。また、省エネルギー推進経費
を活用して、積極的な対策に取り組んでいる。
病院というものはやはり電力が不可欠な場所である。そこに名古屋大学は ESCO 事業を導入している。
排熱回収型水冷チラーや空冷ヒートポンプ、インバータポンプの導入で450kWh の節電になるよう
だ。
私が興味を持ったのは、名古屋大学で行われている、病棟等の ESCO 事業サービスの省 CO2 技術であ
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2011 年度「環境報告書を読んで行動する技術」レポート集計
る。ESCO 事業には、省エネルギーやコスト削減を事業者が保証してくれることや、補助金による助成
があるなどのメリットがあり、温室効果ガスである CO2 を削減することができるのである。
名古屋大学では照明設備での省エネに取り組んでいる。主に省エネ・高効率タイプのインバータ点灯方
式や LED 照明器具を採用し、トイレや廊下の照明は人感センサーによる点灯を行っている。また、外
灯を半分ほど無電極ランプに取り替えて、その効果は年間 45000kWh である。
名古屋大学では、低炭素社会の実現における二酸化炭素排出量削減のために、さまざまな活動が行われ
ていた。例えば、省エネの取り組みである。複層ガラスや断熱強化を行ったり、空調機運転の見直し、
実験装置高効率化などが行われていた。今後の新たな取り組みとしても、グリーンITの推進や新たな
全学的省エネ改修と管理、各部局の計画的取組などが計画されている。これらの取り組みにより、二酸
化炭素排出総量を、2014 年時点で 2005 年比 20%以上の削減が目標とされている。
名古屋大学は、低炭素社会という側面においてさまざま取り組みをしている。実施済の取り組みとして
は、複層ガラス、断熱強化、空調機運転見直し、高圧変圧器統廃合、実験装置高効率化などを行ってい
る。今後もさまざまな取り組みを計画しており、最終的に2014年次において2005年比で20パ
ーセントの炭素排出量の削減を目指している。
名古屋大学では二酸化炭素削減のために屋上緑化、断熱・遮熱対策による空調設備の使用削減、空調エ
ンジンの高効率化をしている。ほかにも、CO2 センサーを取り込んだ換気設備やドラフトチャンバーに
よる給排気の調整、クールヒートトレンチシステムによる外気調整等を行っている。
夏季の室温を 28℃、冬季の室温を 19℃とすることを徹底したり、昼休みの消灯を行っている。また、
夏季と冬季には省エネパトロールが実施されている。省エネキャンペーンのポスターやステッカーなど
の配布により、意識を高めている。
名古屋大学では低炭素社会実現のために、「CO2 排出総量削減目標 2014 年時点で 2005 年比 20%以上
の削減」という目標を掲げています。これまで、具体的には複層ガラスを用いた断熱強化などを行って
きました。
名古屋大学ではまず 2014 年に 2005 年比で 20%もの二酸化炭素削減を目標にしています。具体的な取
り組みとしては毎月のエネルギー使用量を HP に掲載する。エネルギー高効率機器の導入。その他にも
様々な環境に対する意識を高める取り組みがなされています。
名古屋大学は低炭素社会の実現に向けて、「低炭素エコキャンパスの実現」を計画している。具体的に
は 2014 年度における二酸化炭素排出量を 2005 年度よりも 20%以上削減すること、都市ガスを燃料と
するコージェネレーションシステム、冷暖房の管理や消灯の徹底などの省エネキャンペーンなどであ
る。
"紙ごみの循環的利用"」学内から排出される古紙(新聞・雑誌・段ボール・コピー用紙・紙
ごみなど)は年間約 850t が再資源化されます。このうち 205t が古紙中間処理施設を経由して製紙工場
に搬送され、一部が学内利用のトイレットペーパー約 20 万 9 千個に生まれ変わって再使用されていま
す。
鶴舞キャンパスのクールヒートトレンチシステム。免震に利用されるピット内のの外気を空調に使用し
ている。地中は空気が夏は暖かく冬は涼しいのを利用している。外気が夏に33~35℃だったのが
26℃まで下がり、省エネに貢献している。
名古屋大学の鶴舞キャンパスではコージェネレーションシステムを導入している。コージェネレーショ
ンシステムとは都市ガスを用いて発電し、その際に発生する廃熱を冷暖房や給湯、滅菌といった用途に
利用する省エネルギーシステムであり、それによって、エネルギー使用量が減尐した。
省エネとして、断熱強化や空調運転の見直し、実験装置高効率化を行う。また、ESCO 事業の推進を行
うことで、より CO2 の排出量を減尐させる。今後の取り組みとしては、LED の採用等の照明器具の高
効率化などを推進しており、2014年時点で2005年比20%以上のこ2削減を目指している。
「名古屋大学キャンパスマスタープラン 2010」において、「低炭素エコキャンパスの実現」を計画の
柱に掲げ、積極的に二酸化炭素排出の削減や省エネ活動等の地球環境保全対策に取り組んでいる。 今
後、大学の研究成果を積極的に活用する等、社会に貢献し、他大学や地域のモデルとなり得る低炭素エ
コキャンパスの実現を図るために、具体的に 2014 年度における二酸化炭素排出量を、2005 年度の二
酸化炭素排出量 71,137t より 20%; 以上削減することを目指している。
84
2011 年度「環境報告書を読んで行動する技術」レポート集計
名古屋大学は、これまで、空調機運転見直し、実験装置の高効率化など、エネルギーの消費を抑えるた
めにさまざまな取り組みを行ってきた。名古屋大学は今後もサーバーの統合、LED の採用など照明器具
の高効率化、待機電力の節減などを今後の取り組みとしている。
名古屋大学の二酸化炭素排出量の削減計画について名古屋大学は、自らが環境に及ぼす影響を把握し、
環境負荷削減のために、積極的に二酸化炭素排出の削減や省エネ活動等の地球環境安全対策に取り組ん
でいる。2014 年時点の二酸化炭素削減目標を 2005 年比の25%削減を目標としている。、
名古屋大学は「低炭素エコキャンパの実現」を掲げて、二酸化炭素排出の削減や省エネ活動等の地球環境
保全対策に取り組むことした。具体的には、実験装置効率化や空調機の時間帯・温度集中制御などの取
組が企画されている。2014 年の時点で 2005 年度二酸化炭素排出量の 20%以上削減することを目標にし
ている。
名古屋大学では低炭素社会実現の一環として、施設の省エネ化が進められている。具体的には、屋上の
緑地化、建物の断熱工事、電球などの省エネ製品への交換等がある。中でも、屋上の緑地化は建物の温
度上昇を防ぎ、省エネにつながるのみならず、植物が二酸化炭素を吸収し、温室効果ガスの抑制にもつ
ながっているのである。熊本大学も屋上の緑地化を検討してはどうだろうか。
名古屋大学では環境負荷削減のための活動をしている。大学内での取り組みとして空調整の集中管理・
LEDライトの採用・再生可能エネルギーの導入など幅広い分野で二酸化炭素排出量を20%削減する
ことを目標に活動している。
名古屋大学では省エネ対策として、ドライミストと呼ばれるシステムを用いている。尐ないエネルギー
で小さなミクロの霧を吹くシステムで、植物の蒸散を再現し、体に触れてもぬれた感覚にならず、ヒー
トアイランド現象を緩和に貢献している。
2014 年度における二酸化炭素排出量を 2005 年より 20%以上削減することを目標としている。そのた
めに、空調機の集中監視やエネルギーの計量システム導入などの新たな全学的省エネ改修と管理を行う
といった活動を行ってる。。
名古屋大学では、夏には設定温度を 28 度にし、冬には設定温度を 19 度にしている。また、省エネ関連
の設備・機材・資材などの効果・性能・実用性の検証に、名古屋大学の施設を利用する「フィールドテ
スト」制度を設けた。
低炭素社会の実現を地球温暖化対策・省エネ対策と考えるならば、名古屋大学は・名古屋環境取引所と
名古屋大学の連携協定締結・エネルギーマネジメント研究討論会の成果発表会・付属図書館と ESCO 事
業者が省エネルギー実現のための包括的サービスを契約・「名大発 ESCO」省エネルギー推進事業の開
始・鶴舞キャンパスにおける ESCO 事業の実施・省エネパトロールの実施等様々な取り組みを行ってい
る。
名古屋大学では「低炭素エコキャンパスの実現」を掲げ、積極的に二酸化炭素排出の削減や省エネ活動
をしている。空調機の集中監視、LED ライトの促進、実験装置の高効率化その他多くの活動をし、20
14年における排出量の 20 パーセント削減を目指している。
省エネのために、電力が多く必要になる時に、前もってメールによる報告をしたり、屋上を緑地化する
ことによって、低コスト・低エネルギーで室内を冷却できるように努めている。また、壁に断熱・遮熱
対策が施されており、空調機も整備・改良されている。照明も、LED を使い省エネ・長寿命を実現して
いる。
京都大学では、2014年時点で2005年比20%以上の削減を掲げています。その方法として「空
調機の集中監視」「高圧変圧器統廃合」「LED の採用等照明器具の高効率化」「待機電力の節電」など
などがある。この方法なら達成十分に可能である。
これまで断熱強化などに力を入れてきたが、10 年で二酸化炭素 20%以上の削減を目指して、今後は空
調機の集中監視、時間帯・温度集中制御や待機電力の削減、エネルギーの軽量システム導入などを進め
ていく計画だ。
名古屋大学では二酸化炭素の削減のため今まで被層ガラスや断熱強化により空調機運転の見直しや、実
験装置の高効率化などを実施してきた。今後は LED 照明の採用、ドラフトチャンバーのインバータ化
で二酸化炭素排出総量削減に取り組むようだ。
「低炭素エコキャンパスの実現」を計画の柱に掲げて、積極的に二酸化炭素排出の削減や省エネ活動等
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2011 年度「環境報告書を読んで行動する技術」レポート集計
の地球環境保全対策に取り組んでいること。二酸化炭素の排出量削減の具体的な目標を持っているのに
興味を持った。
名古屋大学では 2014 年における二酸化炭素排出量を 2005 年度における二酸化炭素排出量71,137
tより20パーセント以上削減することを目標としている。そのために、大学内では『二酸化炭素排出
削減のためのアクションプラン』とめいして日々努力している。
省エネ対策として、近年、新築・改修を行う建物に屋上緑化を推進したり、建物の外壁や屋上・床下に
断熱・遮熱を行っている。また、ヒートアイランド現象の緩和のため、「ドライミスト」という小さな
ミクロの霧を吹くシステムを取り付けている。
今までは、地球温暖化問題の低炭素化の取り組みとして複層ガラスや断熱強化等であったがこれからの
取り組みはグリーンITの推進を活動の起点として待機電力の節電や省電力機器への変更を目標とし
ている。
名古屋大学は、環境負荷削減のために二酸化炭素の排出量の削減、省エネ活動に取り組んでおり、二酸
化炭素排出総量が2014年の時点で、2005年と比べ、20%以上の削減を目標としているのに興
味を持った。
空調機の集中管視ドラフトチャンバのインバータ化高圧変圧器統廃合 LED の採用等照明器具の高効率
化実験装置等の高効率化フリーザ類の統廃合待機電力の節減マイ・テーブルタップスクリーンセーバー
設定再生可能エネルギーの導入
名古屋大学では、近年、新築・改修を行う建物については屋上緑化を推進しており、2001 年度~ 2009
年度には約 7,667 ㎡の屋上緑化を実施した。 設備内容は、屋根荷重の抑制ができ、かつ低メンテナン
スで緑化を維持できる植物としてセダムを多く採用し、緑化を維持するため自動灌水装置もできるだけ
整備している。 ただ、最近はセダムがヒートアイランド現象を緩和する効果となる蒸散作用が尐ない
ことが分かってきたため、2008 年度に完成した外来診療棟ではより効果が期待できるキリンソウを採
用している。 また、外来診療棟につながるキャノピーの屋根には、軽量でメンテナンスも容易なコケ
緑化を採用している。使用するコケは、土壌などの基質を必要とせず、極度な乾燥状態でも仮死状態を
維持し水分が与えられると甦生する特徴があり、キャノピーのような人の管理が届きにくい場所にも適
している。
名古屋大学は、キャンパスにドライミストを設置している。ドライミストは尐ないエネルギーで小さな
ミクロの霧を吹く冷却システムであり、ヒートアイランド現象の緩和に寄与している。微細な水滴で蒸
散が早いため、体に触れても濡れるという感覚はほとんどないため、便利である。
様々な省エネ対策を行っている。新築・改修を行う建物については屋上緑化を推進している。空調設備
においては、エンジンの高効率化、発電機の搭載を行い省エネ性を高めている。照明設備においては、
キャンパス内の外灯を無電極ランプに取り替える作業をしている。
名古屋大学は、これまでの二酸化炭素削減のためのアクションプランとして、空調機運転見直しなどを
行っていた。しかし、これからのプランとして、空調機の集中監視というものに変わっている。ここか
ら考えると、名古屋大学の二酸化炭素削減に対する意識の変化が見ることができる。
ヒートアイランド現象を緩和のために屋上緑化を推進している。キャノピー(歩廊)の屋根には軽量
でメンテナンスが容易なコケ緑化を採用していて、目的と場所に応じた植物を選ぶことで効果的な緑化
を進めている。
名古屋大学は、自らが環境に及ぼす影響を把握し、環境負荷軽減のために、積極的に二酸化炭素排出の
削減や省エネ活動等の地球環境保全対策に取り組んでいる。具体的には、2014年度における二酸化
炭素排出量を2005年度の 71.137tより20%以上削減することを目標としている。
名古屋大学では現在,「CO₂排出量削減のためのアクションプラン」という取り組みを行っており,
2014 年度における二酸化炭素排出量を,2005 年度の二酸化炭素排出量より 20%削減することを目指し
ている。
名古屋の鶴舞キャンパスでは、2008年から ESCO 事業による省エネ機器の導入など、環境負荷の軽
減に積極的に取り組んでいる。また、熱源機器の更新を行ったりすることで、2007年度比で省エネ
ルギー20.6%、CO2 削減量 7,090t/年、CO2 削減率 21/0%;が見込まれている
「低炭素エコキャンパスの実現」に向けて・夏季(28度以上)、冬季(19度以下)の温度設定・パ
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2011 年度「環境報告書を読んで行動する技術」レポート集計
ソコン省エネ設定キャンペーンへの強力・昼休みの消灯キャンペーンへの強力などの活動を行ってい
る。
省エネのために屋根荷重の抑制ができ、かつ低メンテナンスで緑化を維持できる植物としてセダムを多
く採用し、緑化を維持するため自動灌水装置もできるだけ整備している。セダムはヒートアイランド現
象を緩和する効果となる蒸散作用が尐ないことがわかってきたため、2008年度に完成した外来診療
等ではより効果が期待できる麒麟草を採用している。
2009 年度に策定した「名古屋大学キャンパスマスタープラン 2010 において「低炭素エコキャンパスの
実現」を計画の柱に掲げ、積極的に二酸化炭素排出の削減や省エネ活動等の地球環境保全対策に取り組
むこととした。
省エネルギー化を促進するために、キャンペーン用のポスターを掲示したり、温度表示つきのシールを
配布している。熊大の活動と似ていた。ほかには、空冷ヒートポンプの導入など、設備の強化などが見
られました。
名古屋大学では、2014 年度における二酸化炭素排出量を、2005 年度の二酸化炭素排出量 71.137t より
20%;以上削減することを目指して、「CO2 排出量削減のためのアクションプラン」に掲げる各種施策
を積極的に行っている。
屋上緑化とは、屋根比重の抑制と低メンテナンスで維持できるセダムを屋上で栽培することである。セ
ダムは蒸散作用が尐ないため、ヒートアイランド現象の緩和ができる。このことから省エネ効果が期待
されている。
名古屋大学は、自らが環境に及ぼす影響を把握し、環境負荷削減のための対策をとっている。「低炭素
エコキャンパスの実現」を掲げ、空調機の集中監視や再生エネルギーの使用などを行っている。
名古屋大学では 2014 年時点で 2005 年比 20%;以上の二酸化炭素排出量を削減するという目標をかかげ、
これまでに複層ガラスを採用したり、断熱強化を行った。今後は電灯を LED に替えたり、空調機の集
中管理を行う予定。
自分が興味を持った名古屋大学では、全キャンパスで温室効果ガスの排出量を3年間で3%;削減する
努力をしています。そのためにクールビズのキャンペーンや夏季には空調停止などを行っています。ま
たお盆前後の二日間を一斉休暇として、温室効果ガスや経費の削減に努めています。
私が興味をもったのは、低炭素社会でそのことに関連している環境報告書は名古屋大学の二酸化炭素排
出量の削減計画の活動である。実施していること。計画中のこと。今後の取り組み。そしてその他の取
り組みを細かに記してあり、九年間で 20 パーセントの CO2の排出量削減を目標にがんばっているとの
こと。私も小学生のとき小学校の友人や先生とエアコンの設定温度などでどのくらい削減できるかを調
べたことがあるので印象深かった。
名古屋大学では二酸化炭素排出量削減のためのアクションとして、省エネに取り組んだり、ESCD事
業の推進をしてきている。省エネの取り組みとしては、屋上緑化や、断熱・遮熱対策、クールヒートト
レンチシステム、高効率型変圧器の採用などがある。それによって 2014 年までに 20%以上の二酸化炭
素排出量の削減することを目標として掲げている。さらには、今後の取り組みとして、グリーンITの
推進のなかで、待機電力の削節減や、省電力型機器への更新などの明確な取り組みを、すでに外部に情
報を開示している。
医学部とその附属病院で ESCO 事業による省エネ機器の導入などによって、環境負荷の低減に積極的に
取り組んでいる。 具体的な数値として、二酸化炭素のマイナス7090トンが見込まれている。
名古屋大学では、自らが環境に及ぼす影響を把握し環境負荷削減対策を行っている。具体的には、「低
炭素エコキャンパスの実現」を計画の柱に掲げ、積極的に二酸化炭素排出の削減や省エネ活動等の地球
環境保全対策に取り組むでいる。
名古屋大学は取り組んでいる省エネ対策として「屋上緑化」と「ドライミスト」がとても印象に残りま
した。ほかの授業で、省エネ対策として屋上緑化が今では注目されています。私は建築学科に所属して
おり、将来は住宅の設計に携われたらと考えています。今日、省エネは住宅を建てる際に考えているも
のだと思います。コストもほかの太陽光とかに比べ低く、屋上緑化は省エネ対策としていいと思え、将
来につなげていきたいです。また、「ドライミスト」は熊本でも下通りが新しくなったときに作られま
した。実際に当たってみると涼しく感じれられます。実際に近くにあるので印象に残ったのかもしれま
87
2011 年度「環境報告書を読んで行動する技術」レポート集計
せん。
名古屋大学では、「低炭素エコキャンパスの実現」を計画の柱に掲げて積極的に二酸化炭素排出の削減
や省エネ活動などの地球環境保全対策に取り組んでいる。具体的には、「空調機運転見直し」、「実験
装置高効率化」等を行っている。
名古屋大学はメッセナゴヤ 2008 環境チャレンジの祭展という大きなイベントに出展し、低炭素社会実
現に向けた最先端の研究成果や支援事業、学内での省エネの取り組みと応用事例を機器装置やパネルを
展示して紹介したりしている。
電気・水・ガスなどのエネルギー消費の低減、緑の維持、増進を図るなど環境負荷を削減する方針を探
り、社会との連携の中で取り組みを行っている。医系研究棟 2 号館屋上緑化し、鶴舞キャンパスの緑化
駐車場、嫌気性微生物を用いた土壌地下水環境の浄化など徹底したエネルギーの消費の低減を求めてい
る
<循環型社会>
名古屋大学の大学院生が2007年から放置自転車を活用した共有自転車システム(名チャリ)の社会
実験を実施している。目的のひとつに、公共交通と名チャリ自動車利用からのシステムを利用すること
による、自動車利用者の削減がある。
学内でクリーンデーを設け、キャンパス内での清掃を実施している。また、清掃とともに地域の人々と
の交流の場にもなっている。清掃していく中で、大学内の違反ごみの総量・ごみの種類などの調査を行
い、対策を立てることも可能だ。
近年、名古屋大学では、省エネルギー対策として、建物の外壁や屋上・床下で断熱材を用いて、建物の
断熱・遮熱を行っているそうです。外断熱は、暖まりにくく、かつ、覚めにくいため、室内を一定の温
度に保つ事ができるので、空調を止めても温度変化を緩やかに止めることができるそうです。
学校内で排出される古紙(新聞・雑誌・ダンボールなど)は年間約 850tが再資源化される。そのなか
でも、処理の難しい機密書類、リサイクルルートが確立されていなかったシュレッダーなど 250tが古
紙中間処理施設を経由して製糸工場に送られ、一部が学内利用のトイレットペーパー約 20 万 9 千個に
生まれ変わって、再利用される。
名古屋大学では、2000年に「ごみ減量化宣言」を出し、積極的にごみの減量化・資源化を進めてい
ます。また、学大学内で出た古紙などのごみはリサイクルされ、大学にトイレットペーパーとなって戻
ってきます。
アドバンスト・サイエンス・プロジェクト(ASP)という活動をしている。ASP とは、名古屋大学教育
学部附属高校の SSH(スーパーサイエンスハイスクール)企画の一貫で、主に名古屋大学の先生方によ
る「生命科学探究講座」「地球市民学探究講座」などの講義が行われている。高校生のときから大学の
先生方の専門的な講義を受け、持続可能な発展のために、何が必要であるかを学んでいる。
名古屋大学では、名古屋市の出した「ごみ非常事態宣言」を機に「ごみ減量化宣言」をした。活動の具
体的な内容は、教師や学生へごみ分別のガイドやクリアファイルの配布、大学での指定ゴミ袋(5種類)
全ての有料化などある。さらに、大学で出る最も多い紙ごみを資源化し、排出される紙ごみ300トン
の約7割を大学で使うトイレットペーパー(年間17万5千個)に再生している。
循環型社会を目指すにあったて、「ごみ減量化宣言」のもと、一般廃棄物を可燃ごみ、資源ごみ(びん、
かん、ペットボトル、発泡スチロール、乾電池、蛍光灯)に分別して回収することで、キャンパス全体
で約 10%のごみを減らしている。
名古屋大学内で排出される古紙は年間約850tであるが、このうち205tが古紙中間処理施設を経
由して製紙工場に輸送され、一部がトイレットペーパー訳20万9千個に生まれ変わるなど、環境に配
慮した活動がなされている。
学内から排出される古紙を古紙中間処理施設を経由して製紙工場に搬送し、学内利用のトイレットペー
パーに生まれ変わらせるというもの。年間約 850t の再資源化される古紙のうち 205t がこのルートで再
利用され約 20 万 9 千個のトイレットペーパーになっている。
名古屋大学では、紙ごみの循環的利用を推進しており、学内から排出される古紙(新聞、雑誌、段ボー
ル、コピー用紙、紙ごみなど)を年間約 850t再資源化しています。学内で管理、処理が大変なものは
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2011 年度「環境報告書を読んで行動する技術」レポート集計
古紙中間処理施設を経由して製紙工場に搬送されて、一部が学内利用のトイレットペーパーになるので
す。
環境報告書賞 公共部門賞受賞
管理や処理が大変な機密書類、リサイクルルートがなかったシュレッダーごみ、ゴミ箱に入れていた紙
ごみを古紙中間処理施設を経由で製紙工場に搬送し、一部を学内のトイレットペーパーとして再使用し
ている。
名古屋大学の環境報告書によると、名古屋大学では循環型社会について、ごみの循環的利用を進めてい
る。学内から排出されている古紙には様々な種類がある。新聞や雑誌、段ボール、コピー用紙などの他
に、処理が大変な機密書類がある。また、シュレッダーごみや、紙切れ、菓子・たばこの紙製容器など
はリサイクルルートが確立されていなかった。名古屋大学では、それを古紙中間処理施設という施設を
経由して製紙工場へと搬送することで、一部を学内利用のトイレットペーパー約 20 万 9 千個にリサイ
クルしている。リサイクルルートが確立されていないものも含めて学内で利用価値のあるトイレットペ
ーパーに再生させるという再資源化は、環境にもとても効果的であると思われる。熊本大学でもそのよ
うな紙ごみのリサイクルが行われたら、より環境に優しいエコ大学に近づくのではないかと考えた。
名古屋大学が毎年継続的に取り組んでいるテーマである省エネやアスベスト対策、ごみ減量化対策は継
続することで循環型社会の形成や環境保全に、とても効果を発揮するものだとおもい、私はこの活動に
興味を持ちました。
名古屋大学では、学内から排出される古紙は年間約 850tが再資源されている。このうち管理、処理が
大変な「機密書類」、リサイクルルートが確立されていなかった「シュレッターごみ」、ゴミ箱に入れ
ていた「紙切れ」「お菓子の紙製容器」などがトイレットペーパー約 20 万9千個に生まれ変わって再
使用されています。
名古屋大学では、循環型社会の一環として古紙についてのリサイクルを進めている。具体的な活動とし
ては、コピー用紙をシュレッダー処理し、ストックヤードに搬入し、製紙工場にてトイレットペーパー
にされる。そのトイレットペーパーは名古屋大学にて利用されている。
新聞や雑誌などの古紙、シュレッダーごみや紙切れなどの紙ごみが処理施設を経由して工場に搬送さ
れ、一部が学内のトイレットペーパーに生まれ変わって再利用されている。また、ごみの分別の状況把
握を行い、できるだけ資源化を促して、ごみの減量化に努めている。
名古屋大学では学内から排出される新聞・雑誌・段ボール・コピー用紙・紙ごみなどの古紙は年間約
850t あります。その古紙が再資源化されます。205t の機密書類、シュレッダーごみ、紙切れ、菓子・た
ばこの紙製容器などの紙ごみが古紙中間処理施設を経由して製紙工場に搬送され、一部が学内利用のト
イレットペーパー約 20 万 9 千個に生まれ変わって再使用されています。
私は名古屋大学が行っている循環型社会を形成する手段である、ごみ処理の改善という取り組みに関し
て興味を持った。リサイクルを積極的に行いごみを減らすことこそがよりよい町作りに大きく役に立つ
と私は思う。この手段は地域全体で行うことができるのも一つの魅力である。
名古屋大学では、シュレッダーごみや機密書類などが古紙中間処理施設へ運ばれ、さらにそこから製紙
工場に送られて、一部がトイレットペーパーとして学内で再利用されています。機密書類はこれまで処
理が難しかったということですが、大学卖位となると大量の紙が出ると思うので、その処理ルートを確
立できたということは、とても意義のあることだと思います。
名古屋大学農学部生命農学研究科では、益虫であるナミテントウムシをさらに有効に活用するため、翅
なしテントウムシの開発を試み、成功した。今までは生物農薬としての効果の持続性が問題視されてい
た。しかし翅のない個体を開発したことで、一箇所に留まらせ、長く生物農薬としての効果を発揮させ
ることが可能になった。これにより、化学農薬を用いない植物の栽培がさらに盛んになることが期待さ
れる。
古紙 紙ごみの再資源化学内から排出される古紙(新聞、雑誌、段ボール、コピー用紙)は年間約 850
tは再資源化されます。このうち管理、処理が大変な{「機密書類」、リサイクルルートが確立されて
いなかった「シュレッダーごみ」、ごみ箱にいれていた「紙切れ」「菓子、たばこの紙製容器」などの
紙ごみが古紙中間処理施設を経由して製紙工場に搬送され、一部が学内のトイレットペーパー約 20 万
9 千個に生まれ変わって利用されています。
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2011 年度「環境報告書を読んで行動する技術」レポート集計
私が興味を持ったのは、古紙・紙ごみの再資源化である。特に、管理・処理が大変な機密書類やリサイク
ルの方法が厳格に定められていなかったシュレッダーごみ、更に小さな紙くずやタバコの紙製容器をト
イレットペーパー約 21 万個に再利用する活動が画期的だった。
年間約 345 トンにのぼる古紙・紙ごみの 6 割が再資源化され約 193,000 個のトイレットペーパーや古紙
回収専用袋に再生される。また、特に管理の大変である「機密書類」、「シュレッダーごみ」、「紙切
れ」、「菓子・たばこの紙製容器」などの紙ごみを古紙中間処理施設を用いて再資源化している。
名古屋大学では、環境負荷削減のために総合的・体系的な取り組みを行っている。「低炭素エコキャン
パス」を柱に、CO2 削減や省エネのために、各キャンパスで省エネをしたり、キャンペーンをとりおこ
なったり、さらに省エネパトロールを行うことで2014年度における CO2 排出量を20%以上削減
することを目標にしている。
名古屋大学では、施設の屋上を緑化を推進している。キリンソウやコケで緑化することで、ヒートアイ
ランド現象が緩和される効果がある。2001~2009 年度の屋上緑化面積は約 7,667 ㎡で、緑化維持のため
の自動灌水装置も設備されている。
名古屋大学では、「環境負荷軽減のために、下宿用品のリユースを推進する」という目的で下宿用品の
リユース市を、実行委員を設置し実施しており、今年で 15 回目となる。参加者は大学生の他に地域ボ
ランティアも参加し大規模なものになっている。
名古屋大学では、大型ごみのリユースを促進するために、学内関係者と議論を行い、エコ宣言ウェブサ
イトにオフィス家具等のリユースに関する専用サイトを立ちあげています。ウェブサイトは誰でも気楽
に閲覧することができるので、とても有効な活動だと思い、紹介しました。
名古屋大学では、省エネルギー対策として、夏季・冬季省エネキャンペーンや、昼休み消灯キャンペー
ンなどを行っている。さらに、各種省絵ねキャンペーンポスターを作成し配布している。また、施設設
備での取り組みとして、屋上緑化や、断熱材を使用した断熱・遮熱対策も行われている。
名古屋大学では、リユース市が行われている。これは、「環境負荷軽減のために、下宿用品のリユース
を推進する」という目的で、卒業生が不要になった家具や家電製品などを、下宿予定の新入生に提供す
るイベントである。
名古屋大学下宿用品リユース市が行われている。これは、主に卒業生が不要となった家具や家電製品な
どを譲り受け、それらを主に下宿予定の新入生に提供するイベント。同大学環境サークル Song Of Earth
のメンバーが中心となり、名古屋大学下宿用品リユース市委員会を組織し、「環境負荷軽減のために、
下宿用品のリユースを推進する」という目的でリユース市の企画・運営を行う。毎年3月末から4月上
旬に開催し、今年(2010年)で15回目を迎えた。大学・社会からもよい評価を得ている。
ごみの減量を目指し、排出量の数値目標を立て、また職員や生徒に排出への意識を高めさせるために積
極的にアンケートなどの活動を行い漠然と出は無く、具体性を持って目標を目指している。また、アス
ベストなど有害物質への対策の研究など、国の最高の研究機関としての役割もしっかり果たしている。
古紙・紙ごみの再資源化紙ごみ(205t)が古紙中間処理施設を経由して製紙工場に搬送され、一部が学
内利用のトイレットペーパー約 20 万 9 千個に生まれ変わって再使用されています。
屋上緑化医学部付属病院等の屋上に緑化を維持できる植物を採用し、自動灌水装置をつけ、緑化を維持
している。また、人の管理の届きにくいキャノピー等の屋根にはコケ緑化を採用している。
私は循環型社会に興味を持ちました。名古屋大学は紙の循環について環境報告書で発表しており、普通
の紙はもちろんのことシュレッダーにかけた紙・たばこの箱などまでリサイクルしトイレットペーパー
にする技術は画期的だと思いました。新しく木を伐採してトイレッロパーパーを作るよりも再生紙を使
うことで環境に優しく、森林伐採だけでなく地球温暖化・地下水保護・土壌流出・絶滅危惧種の保護な
ど多くの環境問題にもかかわる技術だとも思います。私たちは生活する上で多くの紙を使用しているの
で、紙を捨てずにリサイクルするだけでかなりの量の木をっ保護できるの思うので、私も積極的に紙を
リサイクルしようと思いました。
私が興味を持ったのは循環型社会についてである。いわゆる、リサイクルと言われるものであるが、私
たちがリサイクルと言われて思い浮かべるのは、ビン・カン・ペットボトルなどである。しかし、名古
屋大学は海藻のリユースに注目し、今までにない新しい取り組みを実行している。
校内から排出される古紙・紙ごみの再資源化がすすめられていて、循環的利用が行われている。また、
90
2011 年度「環境報告書を読んで行動する技術」レポート集計
名古屋大学下宿用品リユース市というイベントが開催される。卒業生等が不要になった家具や家電製品
などを下宿予定の新入生に提供する環境に優しいものである。
名古屋大学では一般廃棄物の発生を抑制すると同時に、全学一元化方式による分別回収・処理を推進し、
一般廃棄物の再使用、再利用に努め、廃棄物の資源化、減量化を推進している。
名古屋大学では2000年に「ごみ減量化宣言」を行い、教育研究機関としての基本的な社会的責任・
義務を果たすとともに、積極的に一般廃棄物の減量化・資源化を促進している。環境指導員を組織配置
して、学外への排出時の再分別及びごみの分別の状況把握を行っている。
名古屋大学では、新聞や雑誌、段ボール、コピー用紙、紙ごみ等といった古紙年間約 850t を再資源化
している。管理や処理が大変な「機密書類」、リサイクルルートが確立されていなかった「シュレッダ
ーゴミ」、お菓子の紙ごみは古紙中間処理施設を経由して、製紙工場に搬送され、一部が学内のトイレ
ットペーパー約 20 万 9 千個に再利用されている。
学内で排出される古紙は再資源化され、そのうち処理が難しい古紙類である、機密書類、シュレッダー
ごみ、その他の紙ごみをトイレットペーパーとして再利用するという活動。
学内から排出される古紙(新聞・雑誌・段ボール・コピー用紙・紙ごみなど)は年間約 850t が再資源
化され、管理や処理が大変なものは古紙中間処理施設を経由して製紙工場に搬送され、一部が学内利用
のトイレットペーパー約 20 万 9 千個に生まれ変わって再使用される。
名古屋大学は2000年3月学内外に対して『ごみ減量化宣言』を行い、積極的に一般廃棄物の減量化、
資源化を促進し、一般廃棄物を可燃ごみ、不燃ごみ、資源ごみ(びん、かん、ペットボトル、発泡スチ
ロール、乾電池、蛍光管)に分類し回収している。
学内から排出される古紙は年間約 850t が再資源化されている。このうち、管理や処理の大変な「機密
書類」、リサイクルルートが確立されていない「シュレッダーごみ」、ごみ箱に入れていた「紙切れ」
や「紙製容器」などの紙ごみ(250t)が古紙中間処理施設を経由して製紙工場に搬送され、一部が学校
用トイレットペーパー約 20 万 9 千個に生まれ変わって再使用されている。
環境指導員を組織・配置して、学外への排出時の再分別及びごみの分別の状況把握を行っている。一可
燃ごみ、不燃ごみ、資源ごみ(びん、かん、ペットボトル、発泡スチロール)は、名古屋大学指定のご
み袋により回収している。大学指定のごみ袋を事務局(施設管理部)で作成し、各部局に配付する。ご
み袋が必要な場合には、部局卖位で必要枚数を「施設管理部-環境指導員室」に注文し、「環境指導員」
が部局に配達する。回収費用は排出者の負担とする。使用済みの蛍光および電池はそれぞれまとめて産
業廃棄物として処理するために、学内に指定回収容器を設置して回収し、専門業者に処理を依頼してい
る。
学校から排出される古紙は年間 850tが再資源化される。そして、学内利用のトイレットペーパー約 20
万 9 千個に生まれ変わって再使用されている。
携帯電話などの IT 機器に使われている希尐金属を取り出し再利用するという「都市鉱山」の発想に興
味を持ちました。これにより、資源の尐ない日本でも希尐金属を有効利用することが出来ます。
大量に排出される紙ごみの約6割を再生している。主なものはトイレットペーパー、古紙回収用専用袋
として再生している。トイレットペーパーは年間約193000個にもなる。また、今まで再生の難し
かった機密文書、シュレッダーにかけた紙、お菓子の紙やタバコの紙袋の利用も進めている。
名古屋大では、環境に配慮した研究をしていた。なかでも、車などの排出ガスを減らしたり、有害物質
を取り除いたりする技術はとてもすごいと思った。これからも車社会となっていくことは分かっている
ので、こういう分野の研究をこれからも伸ばしていくべきである。
名古屋大学は二酸化炭素排出量の削減計画をしており、2014 年時点で 2005 年比 20%の削減を目標にし
ています。省電力型機器への更新やエネルギーの計量システム導入など工夫をして削減しようとしてい
ます。
名古屋大学は、「機密書類」、「シュレッダーごみ」、「紙切れ」、「菓子・たばこの紙製容器」など
のごみ(205t)を、古紙中間処理施設を経由させ、製紙工場に搬送している。その紙ごみの一部が
トイレットペーパーに生まれ変わり、大学で再利用されることで、古紙・紙ごみの再資源化を実現して
いる。
「エネルギーマネジメント研究・検討会」を開設し、低炭素化社会の実現のための研究やその討論を行
91
2011 年度「環境報告書を読んで行動する技術」レポート集計
っている。また、消費エネルギーの削減を目標に、エネルギーの消費状況を分析し、研究、討論するこ
とで、省エネルギー社会実現のための研究の方向性を明らかにしようとしている。
リサイクルルートが確立されていなかった「シュレッダー処理された紙ごみ」がストックヤードに搬入
後、製紙工場に搬入されトイレットペーパーに生まれ変わります。そのトイレットペーパーは学内で使
われ、循環がなされています。
化学物質管理システム利用者講習会の開催や、化学物資管理システムガイドラインの制定、大学内全吹
きつけアスベスト処置、名古屋大学化学物質管理規定の制定、不露薬品の集中処理の開始、288研究
室による約9万本の登録など。
古紙や紙ごみの再資源化をしており、学内から出される古紙は年間役 850tが再資源化されている。こ
のうち機密書類やシュレッダーごみなどは古紙中間処理施設を経由して製紙工場に搬送され、一部がト
イレットペーパーになり学内で再使用されている。
名古屋大学では、2005 年度から、お盆前後の平日の 2 日間を一斉休暇として、温室効果ガスの削減お
よび経費節減に努めている。一斉休暇 2 日間の温室効果ガス削減量および経費減額は、4 年間の平均で
91.9 トン、276 万円である。
大学の教員・生徒がお盆8月15.16日の二日間、一斉に夏季休暇をとることによって冷房代などを
節約し、33%、約280万円の節電効果をあげたということ。これは一般家庭の42年分の使用量に
相当する。
名古屋大学学内から排出される古紙(新聞・雑誌・段ボール・コピー用紙・紙ごみなど)は年間約
850t が再資源化されます。このうち管理・処理が大変な「機密書類」、リサイクルルートが確立され
ていなかった「シュレッダーごみ」、ごみ箱に入れていた「紙切れ」「菓子たばこの紙製容器」などの
紙ごみ(205t)が古紙中間処理施設を経由して製紙工場に搬送され、一部が学内利用のトイレットペー
パー20 万 9 千個に生まれ変わって再使用されています。
古紙・紙ごみの再資源化で、「機密書類」、「シュッレッダーごみ」、「紙切れ」、「菓子・たばこの
紙製容器」などの紙ごみが製紙工場に搬送され、さらに一部が学内利用のトイレットペーパー約20万
9千個に生まれ変わっていること。
学内から排出される新聞・雑誌・段ボール・コピー用紙・紙ごみなどを年間約 850t が再資源化してい
る。このうち管理・処理が大変な「機密書類」、リサイクルルートが確立されていなかった「シュレッ
ダーごみ」、ごみ箱に入れていた「紙切れ」「菓子・たばこの紙製容器」などの紙ごみ 205t が古紙中
間処理施設を経由して製紙工場に搬送され、一部が学内利用のトイレットペーパー約 20 万 9 千個に生
まれ変わって再使用されている。
夏の冷房は28度以上で、冬の暖房は19度以下という取り組みはすごいと思いました。夏の冷房28
度以上って実際暑いのに授業集中できるのかなって思いました。
名古屋大学は紙ごみの循環的利用をおこなっている。年間約 850tが再資源化されトイレットペーパー
に再使用されている。現在、紙の量が減っている中いい取り組みだと思う。熊本大学でも取り組まれて
いるのだろうか。
夏季と冬季に省エネパトロールを実地している。照度や室温等を測定し基準内の設定にしてあるかどう
かを確認し、部局長との対話により全学的な省エネの取り組みの必要性・重要性を再認識してもらって
いる。
持続可能な社会を実現するために、環境マネジメントを実施する、実施部門担当者の役割、責任及び権
限を設定した。また、環境安全センターを新たに設置し、教員と事務職員が協力して環境保全及び安全
衛生管理業務を一元的に推進している。
<自然共生社会>
私が興味をもった大学は、名古屋大学です。名古屋大学は昼休み消灯キャンペーンというものを行って
います。震災がおき電力不足が嘆かれている今、この活動は自然に優しいだけではなく、日本に優しい
活動となっています。
名古屋大学では環境にやさしい新規生物農薬の創出の研究をしている。アブラムシを食べてくれるテン
トウムシがいるのだが、テントウムシは飛んでいき分散するので今までは生物農薬として使えなかっ
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2011 年度「環境報告書を読んで行動する技術」レポート集計
た。しかし、テントウムシの遺伝子の働きを阻害する研究をすることによって、羽の形成されないテン
トウムシを生み出すことができるようになる。まだ実用には至っていないが環境にやさしい生物農薬と
して期待される。
名古屋大学では屋上に植物を植える屋上緑化や建物の断熱遮熱、空調設備、換気設備の省エネ化などが
なされている。屋上緑化などは視覚的にも良い印象を与えてくれ、また建物の断熱、遮熱などは暖房、
冷房によるエネルギーの節約に大きく貢献することができるだろう。
翅の起源を明らかにすることは、化石証拠に乏しいことから 2 世紀にもおよぶ未解決の問題として残
されています。進化の歴史はゲノムにも書き込まれているので、私たちはこの問題に遺伝子レベルでア
プローチすることにしました.
名古屋大学では近年屋上の緑化を推進している。屋根荷重の抑制ができ、低メンテナンスで緑化を維持
できる植物としてセダムを多く採用しており、自動灌水装置も整備している。また最近ではより蒸散作
用を期待できるキリンソウを採用している。
名古屋大学教育学部付属の中学・高校では、林間学校を利用して地元の自然と環境について野外学習を
行っている。また、高校1年時には、農業体験や林業体験などを行い、自分たちの生活と自然とのかか
わりについて学んでいる。大学の研究だけでなく、中等教育の時点から自然との共生を意識したカリキ
ュラムが取り入れられている。
農場に出向いたりすることで、動植物などの自然に積極的にふれあい、自然環境という面での天然資源
を肌で感じる地域貢献特別支援事業。実際に有限の資源と接することにより自分自身も自然資源に対し
て愛着が生まれると思うし、それにより身近なところでも自然が息づいているのだということに気づか
せてくれるすばらしい取り組みだと思った。
トイレにおける水使用量を減らすため、水を流す量を減らした便器を新たに設置したり、節水コマ、擬
音装置などの節水型衛生器具を積極的に取り入れている。また、上水道使用量を削減し、浮いた経費を
更なる省エネルギー設備設置に充てることで、年間約 3000 万円の経費削減が見込まれている。
名古屋大学では、大学キャンパズ内の緑化のために屋上緑化工事行っており、2001年~2009年
までに総計13,770㎡実施している。屋上緑化の効果としては、第一に遮熱効果が挙げられる。地
道な作業が大きな効果を生み出すことにつながる。
名古屋大学では新築、改修する建物に関して「屋上緑化」を実施している。植物にはキリンソウという
植物を使っていて、低コストでメンテナンスができる上にヒートアイランド現象を抑制する効果が高い
といわれている。また、コケによる緑化も進められていて、省エネの施設としてめざましい成長を遂げ
ている。
名古屋大学では、省エネ対策として近年、新築・改修を行う建物については屋上緑化を推奨している。
2001 年から 2009 年度までの屋上緑化面積は約 7667 ㎡にまで及んでいる。屋上に負担のかからないよ
うに、かつ、低メンテナンスで緑化を維持できるようにセダムという植物を採用している。しかし、セ
ダムはヒートアイランド現象を緩和する蒸散作用が尐ないため、キリンソウという新たな植物が採用さ
れるようになった。こういった地道な対策によって、温室効果ガス削減に成功したキャンパスもある。
逆に、削減できなかったキャンパスもあるのでまだまだ対策を考える必要がある。
名古屋大学では、建物の新築や大型改修工事、トイレの部分改修に伴い、自動水栓、センサー型自動洗
浄型小便器、洗浄水量 6L の大便器、節水コマ、擬音装置などの節水型衛生器具を積極的に採用し、水
使用量を減尐させている。
医学部と附属病院がある鶴舞キャンパスでは、ESCO 事業において省エネ機器の導入などにより環境負
荷の低減をしている。また、医学部生の作業改善のために、解剖学実習の際のホルムアルデヒドの曝露
を最小限にする、局所排気装置付き実験台を導入した。
植物に環境に悪い物質を吸わせるという取り組みが印象的だった。そこで重金属蓄積能力やメカニズム
に関する研究が進められていて、これまでにカドミウムや亜鉛を高濃度に蓄積する植物を見出してい
る。
名古屋大学では新築や改築するときには屋上緑化をしている。屋根荷重の抑制、低メンテナンス維持が
できるセダムを多く利用している。また、キャノピーの屋根には土壌を必要とせず、乾燥しても水を与
えると蘇生すろ特徴があるためコケ緑化を採用している。
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2011 年度「環境報告書を読んで行動する技術」レポート集計
屋上緑化に興味を持った。屋根荷重の抑制かつ低メンテナンスで緑化を維持できる植物として、名古屋
大学ではセダムを多く採用している。また、キャノピー(歩廊)のように人の管理が届きにくい場所の
屋根には軽量でメンテナンスも容易なコケ緑化を採用するなどしており、工夫が感じられる。
名古屋大学では、建物の屋上に植物を設置することでヒートアイランド現象に対応している。はじめは、
セダムという植物だったが研究を重ねることで、セダムよりもヒートアイランド現象を緩和する効果の
あるキリンソウを採用している。また、コケなども採用しており屋上緑化を進めている。
学内から排出される古紙のうち、管理・処理が難しい「機密書類」、リサイクルルートが確立されてい
なかった「シュレッダーごみ」、ゴミ箱に入れていた紙切れなどの「紙ごみ」が製紙工場に搬送され、
一部が学内利用のトイレットペーパーに生まれ変わっている。
「名古屋大学キャンパスマスタープラン 2010」において、「低炭素エコキャンパスの実現」を計画の
柱に掲げ、積極的に二酸化炭素排出の削減や省エネ活動等の地球環境保全対策に取り組むこととしまし
た。
2009 年 CO2 を削減するためのアクションプラン(2014 年まで 2005 に比べて 20%削減)化学物質管理
システムの強化大学内全吹き付けアスベスト処置の完了
<環境マネジメント活動>
名古屋大学では、職員による節電(冷房時室温28度 暖房時室温 19 度の徹底、昼休みの消灯)、高
温変圧器の統廃合、省エネタイプの空調設備・照明器具の更新、ESCO 事業導入などをおこなっていま
す。またその他には夏季一斉休暇、くーるビズ ウォームビズキャンペーンの実施、ドライミストの設
置、可燃ごみとしていた紙切れ等を再資源化し再資源化の向上などもおこなっています。
2001 年に施行されたグリーン購入法に基づき、毎年度「環境物品等の調達の推進を図るための方針に
ついて」を策定・公表し、これに基づき環境物品などの調達を推進している。
名古屋大学では、2009 年度~2012 年度の実施目標を挙げ取組んでいる。特に地球温暖化防止として、
CO2 の排出量を毎年度2%削減を目標に挙げ、冷暖房の温度管理の実施、隣接階へのエレベーター使
用の抑制、こまめな消灯の徹底、通勤・通学時の公共交通機関利用の奨励、月1ノーカーデー運動の実
施をしている。
2010 の取り組み:二酸化炭素の排出量の削減(5-1)、化学物質管理の強化(5-11)、鶴舞キャンパス
の作業環境管理(5-12)毎年継続的な取り組み:(省エネ対策における日常の取り組み、名大発 ESCO 省
エネ推進事業、地球温暖化防止対策、PCB・アスベスト対策、ゴミ減量化対策、グリーン購入・調達)
名古屋大学は環境マネジメントの継続的改善を図るため、大学のあるべき姿となすべき行動を関係者と
ともに考え、実践し、追及している。名古屋産業大学は 2007 年 4 月に、「大学院環境マネジメント研
究科博士後期課程」を開設しました。
2005 年からお盆前後の平日 2 日間を一斉休暇日として、温室効果ガスの削減および経費節減につとめ
ている。その効果として、4年間で 91.9 トン、276 万円もを節減することに成功した。また、アスベス
ト(石綿)疾病が社会的問題となったことを受け、名古屋大学アスベスト対策チーム、アスベスト対策
ワーキンググループを設置し、適宜調査を行い、処理に努めている。
名古屋大学は、「地下水浄化サービス事業」を実施することで、年間 3000 万円の水道代を節約してい
る。この事業は、地下水を飲用できるレベルに浄化し、上水道の使用量を削減するというものだ。さら
に、この節約したお金を経費の確保ができない研究室に貸し、省エネ設備導入に充ててもらう「名大発
ESCO」という制度をはじめている。
名古屋大学では、新築・改修を行う建物については屋上緑化を推進しており、ヒートアイランド現象を
緩和する効果となる蒸散作用が多いキリンソウなどを採用している。 また、キャノピー(歩廊)の屋
根には、軽量でメンテナンスも容易なコケ緑化を採用している。
名古屋大学の鶴舞キャンパスの外来診療棟は免震構造を採用しています。1 階の空調機に取り入れる外
気は免震ピットの外気を利用しています。地中は外気に比べて温度が一定で、夏は外気より冷たく冬は
暖かい性質を利用したもので、これにより夏は33~35℃の外気が 26℃近くまで下がり、省エネに貢
献しています。これをクールヒートトレンチシステムといいます。
私は名古屋大学の省エネルギー対策に興味を持った。 ―主な省エネの内容―・各キャンパスの毎月の
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2011 年度「環境報告書を読んで行動する技術」レポート集計
エネルギー使用量、省エネに関する取り組み などをホームページに掲載し、学内に公表・夏季省エネ
キャンペーン(冷房実施標準期間7/1~9/15の設定、 室温28℃の徹底)を実施・冬季省エネキ
ャンペーン(暖房実施標準期間12/1~3/15の設定、 室温19℃の徹底)を実施・昼休み消灯キ
ャンペーンを実施・東山キャンパスでは、冬季の契約電力超過が予測される場合、電力 抑制メール(1
回の送信数約 3,000 通)を発信し、契約電力を回避・各種省エネキャンペーンポスターを作成し配布・
部局毎のエネルギー管理責任者の下に省エネ推進担当者を 選任し、日常に省エネ行動を実行する体制
を整えた
名古屋大学では、省エネ対策の一つとしてクールヒートトレンチシステムというものをとっている。鶴
舞キャンパス外来診療棟では、免震構造を採用している。1 階の空調機に取り入れる外気は、免震ビッ
トの外気を利用している。地中は外気に比べて温度が一定なので、夏は外気より冷たく、冬は外気より
も暖かい。
各キャンパスの毎月のエネルギーの使用量、省エネに関する取り組みなどをホームページに掲載し、学
内外へ公表している。また、温度計付き省エネステッカーを配布し、室温の見える化を図っている。
カーボンナノチューブを充填したプラスチックをガラスの代用品として用いる研究をしている。軽量化
とともに耐久性があがるだけでなく、安全性が高く、リサイクルも可能になるので、二酸化炭素その削
減につながると考えられている。
大学独自に行っていることは、環境問題を指向した最先端の研究紹介、文部科学省グローバル COE に
採択された「地球学から基礎・臨床環境学への展開」に関する国際的な活動紹介、附属学校における活
動紹介、学生団体・研究室における環境活動紹介といった「環境に配慮した研究開発の状況及び環境に
関する教育の取組」や「環境に関する社会貢献活動」がある。
95
2011 年度「環境報告書を読んで行動する技術」レポート集計
8.三重大学
環境マネジメ
ント活動, 17
自然共生社
会, 9
低炭素社会,
34
循環型社会,
49
<低炭素社会>
三重大学では平成 21 年 10 月 1 日、全国ではじめてレジ袋を置かないコンビにが設置された。また最新
の省エネ機器を導入した環境に配慮した店舗となっている。店舗屋根に太陽光発電の設置、蛍光灯の代
わりに冷陰極管の使用、トイレと客席の証明設備には LED 照明の使用、冷蔵ショーケースは低圧制御
卸使用など省エネと二酸化炭素削減のための設備が備わっている。
「省エネルギー計画検討委員会」を発足させ、省エネルギー中長期計画を検討し、平成 32 年までに平
成 2 年比で 30%;の CO2 の削減を計画した。設備改善と運用改善を進めている。電力が目標使用量を超
えようとすると警報メールを送り、空調整備の温度設定などの巡回を行う。
三重大学では、2020 年までに 1990 年比で 30%;の二酸化炭素削減を目標として掲げ、カーボンフリー
大学を目指す取り組みを行っている。そのために平成 26 年度までを次期に向けた具体案の検討の期間
とし、平成 32 年度までをさらなる技術革新・仕組み導入の期間としている。
三重大学はカーボンフリー大学構想をうちたてており、私は三重タローという学内に設置してある電力
使用量がわかる装置にびっくりしました。一目でどれほど使っているかを把握できるので、日ごろから
省エネを意識して行動でき、結果的に二酸化炭素削減に効果があると思います。
図書館に 50kW の太陽光発電設備を設置して、図書館全体の照明設備をまかなっている。また、風力発
電設備も多数設置している。温室ガス削減のため、植物を生かした壁画緑化も試行している。さらには、
省エネ会議や省エネ対策講習なども開いている
三重大学が行っている「カーボンフリー大学構想」に自分は興味を持った。内容としては、2020 念ま
でに CO2 排出量を 1990 年比で 30%削減するといったものでありる。実現のために三重大学では、去年
7月にカーボンフリー大学推進室と環境 ISO 推進室をたちあげ、地域コミュニティーと一緒になってこ
の構想の実現に取り組んでいるらしい。熊本大学でも積極的に実施したらいいと思った。
三重大学での取り組みとしてカーボンフリーな大学を目指し、2020 年までに CO2 の排出量を 1990 年比
で 30%削減するというものが掲げられている。1990 年から 2008 年までの増加分、約 6%も含めて設備
改善で約 19%、学内運用改善で 14%、学外運用改善で 3%を目標としている。学内外の運用改善には
エコポイントなどのインセンティブを付与する予定である。
三重大学の大学院地域イノベーション学研究科では、地球温暖化を進めている最も大きな原因である二
酸化炭素を減らすため、再生可能エネルギーの研究を行っている。風力と太陽エネルギーを活用したハ
イブリッド型エネルギー供給設備を学内で稼動した。
三重大学では一人乗り小型電気自動車を一台導入し、キャンパス内や近郊の附属学校、附属農場への連
絡用に使用している。電気自動車は地球温暖化の原因とされている二酸化炭素や大気汚染物質などの有
害なガスを走行時にまったく出さないため地球環境にやさしい車である。
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2011 年度「環境報告書を読んで行動する技術」レポート集計
三重大学は、市で行われている低炭素社会シンポジウムに参加をしている。行政が中心となり低炭素社
会の実現に向けて必要な取り組みなどを考えるきっかけとすべく開催された。三重大学に設置されてい
る環境ISO学生委員会も地域貢献活動を中心とした活動紹介やパネルディスカッションを行い、低炭
素社会に向けた取り組みを行っている多くの方々との意見交換を行った。
三重大学では、2020 年(平成 32 年)までに 1990 年(平成 2 年)比で 30%の二酸化炭素を削減目標と
し、カーボンフリー大学を目指しています。学内で行う運用改善については、『電力の見える化(三重
タロー)』のシステムを導入し、これにより目標電力使用量管理を行っています。
三重大学では、2020 年までに 1990 年比で 30%の二酸化炭素を削減する目標を立てています。その内容
として、空調や照明の更新、学内の病院のエネルギーセンターの再開発や、地域コミュニティーと協力
してエネルギー削減した家庭に独自の環境資格を認定するなどの活動を行っている。
2020 年に、1990 年と比べて二酸化炭素排出量を 30%削減することを目指している。三重タローという
システムによって電力が目標値を超える前に警告メールを送り、不要な電力が消費されてないかチェッ
クしている。
2020 年までに CO2 排出量を 1990 年比で 30%削減することを目標にしている。1990 年から 2008 年まで
の増加分、約 6%も含めて設備改善で約 19%、学内運用改善で 14%、学外運用改善で 3%が目標の数値
で、学内外の運用改善にはエコポイントなどのインセンティブを付与する予定。本年 7 月に立ち上げた
カーボンフリー大学推進室と環境 ISO 推進室が両輪となって、地域コミュニティーと一緒になってこの
構想の実現に向けて取り組んでいる。
三重大学では、構内にあるコンビニエンスストアーにはレジ袋を置かない全国初の試みをしている。ま
た、店内の電化製品は最新の省エネ機器を導入し、さらに店舗屋根に太陽光発電を設置するなど、とて
もエコなコンビニエンスストアーとなっている。また大学生協では、全学生・教職員にエコバックを配
布し、レジ袋を有料化して、レジ袋削減を行っている。
私は、三重大学のカーボンフリー大学を目指す活動に興味を持った。学内の活動では、「電力の見える
化」というシステムを採用し、目標電力使用量を管理している。また学外の活動では、地域コミュニテ
ィーのメンバーと連携し大規模な取り組みを展開している。
三重大学は、カーボンフリー大学を目指し、平成32年までに、平成2年比で30%の二酸化炭素排
出量を削減するという長期計画を策定。学内では、「三重タロー」システムの導入や、担当者の省エネ
巡回を行い、学外では地域社会と連携するため、公開セミナーを受講した家庭には、大学独自の環境資
格を認定し、取り組み成績をポイント化する構想を練っている。大学を中心とし、地域コミュニティー
と連携して二酸化炭素の削減に取り組もうとしている。
三重大学では、「世界一の環境先進大学」を掲げ、病院地区では老朽化した病院機械棟のボイラー、冷
凍庫などの冷熱源機器を更新し高効率で炭酸ガス排出量の尐ないターボ冷凍機、貫流ボイラーなどの冷
熱源機器への更新計画を立て、年間1300tにもおよぶ炭酸ガス排出量削減を見込んでいる。130
0tは三重大の約6%にあたり、そのほかにも機器の高効率化、重油から天然ガスへといったエネルギ
ー転換、全体としてのシステムが最も高効率でムダのない運転となる制御を実施する最適な運転となる
制御の導入を実施している。
三重大学には「カーボンフリー大学構想」というものがある。これにより 2020 年までに CO2 排出量を
1990 年比で 30%削減するという目標を設定している。学内外の運用改善にはエコポイントなどのイン
センティブを付与する予定であり、2010 年 7 月に立ち上げたカーボンフリー大学推進室と環境 ISO 推
進室が両輪となって、地域コミュニティーと一緒になってこの構想の実現に向けて取り組んでいる。
三重大学は、2020 年までに1990年比で30%の二酸化炭素を削減目標として、カーボンフリー大
学を目指している。削減のために空調や照明等の設備改善に加え、運用改善をすることにより二酸化炭
素排出量を約 17%削減できるとしている。
カーボンフリー大学を目指すにあたり、省エネルギー計画検討委員会を発足し、平成32年までに平成
2年比で30%の二酸化炭素排出量を削減する計画を策定した。二酸化炭素は、設備改善により削減を
図る。削減目標である30%を達成するには、平成20年度を基準とすれば約36%の削減が必要であ
る。
三重大学は「世界一の環境先進大学」を掲げていて、平成 32 年までに平成2年比で30%の二酸化炭
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2011 年度「環境報告書を読んで行動する技術」レポート集計
素排出量を削減する計画を策定している。具体的には、病院の再開発や機器の更新、学内での省エネ活
動などを行い、目標達成に向けて取り組んでいる。
三重大学では独自の環境マネジメントシステムを建築・運用して、国際的な環境マネジメントシステム
規格の ISO14001 の規格に合った取り組みをしている。地域の企業・行政・研究機関との協働による環
境科学技術研究を重点的に推進している。
三重大学はカーボンフリー大学として 2020 年までに 30%の二酸化炭素を削減目標としており、学内だ
けでなく、地域コミュニティと連動して二酸化炭素削減に取り組んでいる。以前から環境 ISO の体制の
もとに省エネルギーに対する取り組みが実施されてきたが、各ユニット内でエコキーパーを配置し、よ
りいっそうの省エネ活動が実装できるようになった。
三重大学は、「カーボンフリー大学」というものを目指している。平成32年までに、平成 2 年比で3
0%の二酸化炭素排出量を削減するという目標を掲げている。具体的には、設備改善(空調機・証明)
により削減を図り、これにあわせて学内・学外の「運用改善」を行っている。
この大学では省エネルギー計画検討委員会を発足した。
この委員会の検討の結果、
平成 32 年までに 30%
の二酸化炭素削減の計画を策定した。機器の効率化、エコキーパーやエコポイントなど、また卒業生や
地域の人々による運用改善を計算に入れて計算をしている。
私は三重大学で行われている省エネルギー対策の活動に興味を持った。海に近いという立地条件を生か
した風力、太陽光発電設備の設置というのがすばらしいと思った。また、自然を生かした植物による壁
画緑化の試行もすばらしいと思った。
三重大学では3R 活動が盛んで、全国で初めてレジ袋を置かないコンビニがある
三重大学の放置自転車への取り組みに興味をもった。放置自転車かどうかをタグを貼り付けて確認し、
放置されていたものを修理、洗車し、学内専用の自転車や、希望者に無償で譲渡するという取り組みで
学生としては嬉しいものだと思った。
・地域バイオマスを使う高効率バイオエタノール生産 持続型低炭素社会の構築に向け、地域社会のポ
テンシャルとニーズをベースに、できるだけ化石資源に頼らないで地域バイオマスから生活に有用な化
学物質を作ることを目指す。 概要は、食べ物を酵素によって液化して、それをエタノール発酵すると
いうもの。
三重大学はカーボンフリー大学を目指すとして、平成 32 年までに平成 2 年比で 30 パーセントの二酸化
炭素排出量を削減する計画を策定している。実際には、電量が目標値を越える前に警報メールとして自
動送信され、担当者は身の回りの空調設備の温度調節や、不要な電力が使用されていないか省エネ巡回
を行う。
平成 32 年までに平成 2 年比で 30%の二酸化炭素排出量を削減する中長期計画を策定。二酸化炭素は、
設備改善(空調機・照明)により削減を図る。運用改善では約 17%を削減できると試算されている。
三重大学では、キャンパス内に多くの自転車が放置されているために、景観の悪化や緊急経路の阻害な
どが問題となっていた。しかし、放置自転車を撤去し、今では修理可能な自転車を再利用している。そ
のおかげで問題は解決されている。
二酸化濃度を尐なくするために、カーボンニュートラルなバイオマス設備を整備し、風力と太陽光の再
生可能エネルギーを電気エネルギーとして回収するシステムの導入を実現しようとしている。三重県の
津周辺は、年間の太陽光の照射時間も長いし、風の状況もいいので効率よく、低炭素社会を目指すこと
ができる。
<循環型社会>
エネルギー使用量の削減においては、エネルギー原卖位で前年度比2%削減を目標とし、エネルギー使
用設備の合理化の検討をしている。 紙の適正使用方法の継続とミスコピーの削減によって、紙使用量
の削減も目指し、廃棄物排出時の資源分別手順の確立と学内周知により廃棄物排出量の削減も目標とし
てかかげている。
3R 活動のうちのひとつ、Reduceとして、大学構内に、全国で初めてレジ袋を置かないコンビニ
を設置した。また、大学生協にてレジ袋有料化を開始。一方で、環境 ISO 学生委員会がオリジナルエコ
バックを製作。レジ袋の削減を目標にし、実際に一年間で約 3000 枚減らす成果を挙げた。Reuse として
98
2011 年度「環境報告書を読んで行動する技術」レポート集計
は、卒業生の不要となった家電製品を回収。結果、計 135 台もの家電製品を譲り受け、それを新入生へ
譲渡し、88%もの家電製品のリユースに成功した。Recycle としては、エコステーションを設置。古紙
や牛乳パック、ペットボトルキャップなどを回収している。また、古紙回収コンテナを学内の3箇所に
設置。そこで回収された古紙は、トイレットペーパーに作り変えられ、学内で使用されるようになった。
このように、三重大学は学生委員会や大学生協だけでなく、学生全員で参加し協力することによって、
非常にすばらしい成果をあげている。今回、ベーシックで学んだ熊本大学の取り組みを理解し、私も参
加していきたい。
三重大学では多くの自転車が放置されており、景観の悪化や緊急経路の阻害を招いていた。そのため、
その放置自転車を撤去することで、問題を解決した。さらに、修理可能な自転車を再利用し、資源の有
効活用を行った。
三重大学では、環境 ISO 活動(3R 活動)を行っている。その主な活動として、1.レジ袋ゼロプロジ
ェクト 2.放置自転車・家電製品の使用プロジェクト 3.古紙再生利用のトイレットペーパー化、
リサイクルシステムプロジェクトがある。
大学構内のコンビニはレジ袋を置いておらず、太陽光発電やLED照明の利用が行われている。また、
卒業生や在学生から家電製品を譲り受け新入生に譲渡したり、放置自転車を再利用するなど3Rに積極
的に取り組んでいる。
三重大学の講内に、全国初のレジ袋を置かないコンビニ(ミニストップ)ができた。また、店舗屋根に
太陽光発電を設置したり、蛍光灯の代わりに冷陰極管を使ったり、と全体的に省エネに配慮している。
また、三重大学オリジナルのエコバッグも平成 19 年に配布された。
三重大学では、リサイクルを促進する活動として資源(古紙・牛乳パック・電池など計 6 種類)を回収
するエコステーションや、古紙再生利用を目的としたコンテナの設置が行われ、回収された古紙はトイ
レットペーパーに形を変え学内で使用されている。
平成 19 年度から三重本学が取り組んでいる3R活動について、環境省が容器包装廃棄物の 3R推進に
資する活動の奨励・普及を図るために設けている「容器包装 3R推進環境大臣賞」地域の連携協働部門
優秀賞を受賞。受賞の理由は、大学の環境方針と環境目的を実現するため、環境 ISO 学生委員会が中心
となり 3R 活動を実践。様々な取組を通じて、若年層が身近に環境配慮行動を実践する契機となってい
る点。
3R 活動(reduce/Reuse/Recycle)と称し、レジ袋ゼロプロジェクト、放置自転車・家電製品の再利用プロジ
ェクト、古紙再生利用のトイレットペーパー化・リサイクルシステムプロジェクトに取り組んでいる。
なかでも古紙再生利用は、身近なリサイクルを実践できるため、良い活動だと思う。
三重大学では、三重大学環境方針に3R活動を掲げている。Reduce についての取り組みとしてはレジ
袋削減を目標とし、全国で初となるレジ袋を置かないコンビ二を設置した。Reuse に関する取り組みと
しては、卒業生の家電製品や放置自転車を希望者に譲渡している。Recycle についての取り組みとして
はエコステーションを設置し、リサイクルできて資源になるものの回収を行っている。
三重大学では、3R 活動を大学全体で積極的に取り組んでいる。その内容としては、学内に古紙回収ア
ンテナを設置し古紙回収を、奨励する。大学内のショップのレジ袋の有料化を実施し、レジ袋0パーセ
ントを達成している。これにより、co2 の9トンの削減に成功している。さらに、放置自転車の再利用
を実施するなど大学内全体での活動におよんでいる。
三重大学の 3R活動・ミニストップ三重大学店オープン:全国初のレジ袋を置かないコンビニで、屋根
には太陽光発電など様々な工夫をしている・まわれ!!リユースプラザ in 三重大:大学周辺への家電製品
の不法投棄を防ぐため環境 ISO 学生委員会が主体となって不要になった家電製品を回収。計 135 台の回
収という成功をおさめた
三重大学構内に全国で初めてレジ袋を置かないコンビニをオープンし、生協のレジ袋も有料化されてい
る。卖位と環境資格を取得でき、三重大ブランドとも呼ばれる、環境資格支援教育している。地域と連
携した海岸清掃活動など様々な環境イベンも行っている。
三重大学内に全国で始めてのレジ袋を置かないコンビニエンスストアができた。このコンビには、店舗
屋根に太陽光発電、蛍光灯の変わりに冷陰極管、トイレと客席の証明設備には LED 証明の使用、冷蔵
ショーケースは低圧制御仕様を使用している。また、三重大学オリジナルエコバッグを環境 ISO 学生委
99
2011 年度「環境報告書を読んで行動する技術」レポート集計
員会が企画・デザインして大学が作成した。また、卒業生の不要になった家電を回収した。
三重大学では、放置自転車の再使用を行った。放置自転車かどうかを確認し、修理をして学内専用リ
ユース自転車で貸し出しをしたり、譲り渡したりした。また、エコバッグを配布したり、レジ袋を有料
化することで、年間約 20 万トンのレジ袋削減に成功し、CO2 は約 9 トン削減された。
エコバックの配布や大学生協でのレジ袋の有料化を実施し、約 20 万枚のレジ袋を削減した。また、卒
業生の不用となった家電製品を回収し、新入生や留学生に譲渡した。その他にも古紙を回収し、トイレ
ットペーパーとして生まれ変わらせ、再生利用を行った。その結果、平成 20 年度容器包装 3R 推進環境
大臣賞優秀賞を受賞した。
三重大学内のコンビニにレジ袋を置かず、有料化にしている。オリジナルのエコバックを作成し、推進
している。家電製品を廃棄するのではなく、ほかの必要な人に譲っている。
環境 ISO 活動(3R 活動)3R 活動(Reduce/Reuse/Recycle)1.レジ袋ゼロプロジェクト
エコバッグの配布、
大学生協でのレジ袋の有料化
→約 20 万枚のレジ袋を削減 2.放置自転車・家電製品の再使用プロジ
ェクト
放置自転車を学務部によって学内共有自転車にする
環境 ISO 学生委員会による無償譲
渡 3.古紙の再生利用
古紙回収コンテナを設け、回収した古紙を
トイレットペーパーの一部にリ
サイクルする。
三重大学では、放置自転車のリサイクルがされています。使われている自転車には特定のシールをはっ
て見分けているようです。自転車は、買うと高いし熊本大学には放置自転車が多いと思うので、熊本大
学でもこの取り組みを行うべきだと思いました。
附属病院を除きエネルギー消費の多い動物実験施設、附属図書館、生物資源学部校舎の 3 棟で省エネル
ギーアドバイザーによる省エネルギー診断が実施されていた。結果として動物実験施設では、前年比で
11 パーセントの省エネが達成された。
三重大学は環境 ISO 学生委員会という組織が「MIE キャンパス宣言」により発足されている。この組織
は環境に対する取り組みを学生が積極的に行うというものだ。毎月異なる活動を行っており、海岸清掃
や内部監査員養成講座、全国環境セミナー等に取り組んでいる。
2010年環境報告書に記載された「環境 ISO 活動(3R 活動)」と呼ばれる1レジ袋ゼロプロジェクト
2放置自転車・家電製品のリサイクルプロジェクト 3古紙再生利用のトイレットペーパー化・リサイ
クルぺーパー化プロジェクト
三重大学3R 活動で三重大学ではショップにレジ袋を置いておらず、また放置自転車のリユース運動な
どの取り組みが斬新で熊本大学でも簡卖に取り組めるので取り込むべきだと思った。また三重大学では
卒業生が使った電化製品のリユース運動も行っている。
三重大学では、3R活動という名の取り組みをしている。3Rとは Reduce、Reuse、Recycle の頭文字を
とったものであり、文字通り削減と再使用、再利用を学校という大きな卖位で取り組んでいる。具体的
な活動内容は、学校内のコンビニにレジ袋を置かないこと、卒業生の家電製品や学内の放置自転車の回
収および譲渡、リサイクル可能な資源を回収するためのエコステーションという建物の設置などであ
る。どれもよく聞くような活動ではあるが、大学という卖位で取り組みを行っているのが、とても効果
的で、また、意識づけにもなると思った。
三重大学では、3R 活動に取り組んでいる。具体的には、Reduce としてレジ袋ゼロ活動、Reuse として
放置自転車・家電製品の再使用プロジェクト、Recycle として古紙再生利用のトイレットペーパー化・
リサイクルシステムプロジェクトに取り組んでいる。
学生から不要になった本を回収し、大学祭において無料提供するという本のリユース活動をしている。
また、ペットボトルのキャップを回収し、キャップ売却においての収益金で苗木を買い、ティウロン村
に植樹を行う活動もしている。さらに、三重大学では環境 ISO 学生委員会が、毎月環境に関する活動を
している。
ある和菓子メーカーと「廃棄菓子を原料としたバイオエタノール生産」に関する共同研究を行い、可視
の生産工程で生じる大量の原材料カスに含まれる糖質から、95%以上の高い収率でエタノールを得る
ことに成功。
三重大学では、キャンパス内に放置された多くの自転車により、景観の悪化や緊急経路の阻害などが問
題となっていた。そこで、それらの自転車を撤去し、修理可能な自転車については再利用することで資
100
2011 年度「環境報告書を読んで行動する技術」レポート集計
源の有効活用の促進を目指している。また、古紙回収コンテナを導入し、トイレットペーパーに還元す
るという活動も行っている。
3R 活動の一つに興味を持った。屋外のゴミ箱を、分別しやすいように新しく色分けしたり、動物に荒
らされないように蓋をつけるなどの取り組みだ。またゴミ箱の使用状況の調査も行い、必要がないと思
われるゴミ箱を減らし、キャンパス内の美化に努めている。
三重大学はH19年に国立大学では初めてISO14001の全学部一括認証を取得している。そん
な「環境先進大学」で行われているエコに関する活動で、興味を持ったもの、熊本大学でも取り入れて
ほしいと思ったものを挙げてみる。それはReduce、Reuse、Recycleを大学内で行う
ー「3r活動」である。これは、一般に行われている活動を大学内でもおこなうものだが、その成果は
大きい気がする。例えば、卒業生の家電を留学生や新入生に譲ったり、放置自転車を修理して再利用し
たりするReuse。この制度があったら本当にいいと思う。古紙の回収コンテナを大学内において構
内のトイレットペーパーに再利用するRecycle。それからレジ袋の有料化による「レジ袋有料プ
ロジェクト」などのReduce。実際にレジ袋ゼロを達成したそうだ。特にこのレジ袋有料化では、
二酸化炭素排出量を年間で 9 トン削減に成功している。これらの基本的での成果のある活動に特に興味
を持った。
環境先進大学として、大学でのレジ袋を有料化するレジ袋ゼロプロジェクト、放置自転車や不要になっ
た家電製品を無償で学生に譲渡する再利用プロジェクト、古紙を再生利用してトイレットペーパー化す
るプロジェクト、これらの3R 活動を行っている。
三重大学の生協において、レジ袋の使用を中止するという環境に配慮した活動に興味をもった。この活
動により、平成 19 年には約 20 万枚使用していたレジ袋を平成 21 年には約 5 千枚までに削減すること
ができ、これにより、石油 3500 リットル、二酸化炭素約 9 トンを削減することができたらしい。
三重大学では、循環型社会の推進のため、3R 活動を行っている。具体的な活動は以下である。1.レ
ジ袋ゼロプロジェクト 2.放置自転車・家電製品の再使用プロジェクト 3.古紙再生利用のトイレ
ットペーパー化・リサイクルシステムプロジェクトそれぞれの内容は以下である。1.レジ袋ゼロプロ
ジェクト エコバッグの配布、大学生協でのレジ袋の有料化を実施。その結果、約 20 万枚のレジ袋が
削減でき、これにより石油約 3,500 リットル、CO2 約 9 トンの削減に成功。また、全国で初めてレジ袋
を置かないコンビニ「ミニストップ三重大学店」が平成 21 年 10 月 1 日にオープンし、レジ袋ゼロを達
成。2.放置自転車・家電製品の再使用プロジェクト
自転車は、三重大学では非常に便利で大勢が
使う移動手段である。しかし、毎年、放置自転車の問題が発生している。その自転車は、学務部による
学内共用自転車、環境 ISO 学生委員会による無償譲渡という形で再使用された。3.古紙再生利用のト
イレットペーパー化・リサイクルシステムプロジェクト 古紙回収アンテナに投入された古紙は三重大
学のトイレットペーパーとして再生利用され、現在、その 20%;を賄っている。
三重大学は世界一の「環境先進大学」を目指している。特にリユース、リデュース、リサイクルの3R
活動に力を入れている。活動内容としてはレジ袋ゼロプロジェクト、放置自転車・家電製品の再利用プ
ロジェクト、古紙再生利用のトイレットペーパー化、リサイクルシステムプロジェクトなどが挙げられ
て、大学内だけの活動ではなく地域と密接にかかわりながら循環型社会に対する活動を行っている。
三重大学では、コンビニにレジ袋をおかない、生協でのレジ袋の有料化などを行っている。また、卒業
生の使わなくなった電化製品の譲渡、放置自転車の譲渡会、更に、エコステーションを設立し、古紙、
牛乳パック、ペットボトルキャップなどの6種類の回収を行っている。
まわれリユースプラザ in 三重大という活動に興味を持った。この活動は卒業生による家電製品の不法
投棄を防ぎ、新入生にその家電製品をリユースするために環境 ISO 学生委員会が主体となって卒業生の
不用となった家電製品を回収した。計116だいの家電製品がリユースできている。
これまでは緊急経路を妨げ、景観を害し、処理に困るだけの存在であった放置自転車を再利用するとい
う取り組みに興味を持った。回収した自転車のうち修理可能なものを学生たちに譲渡することで物質の
循環も実現するこの取り組みは非常に優秀であると思う。
三重大学では、レジ袋ゼロ、放置自転車・家電製品の再使用、古紙再生利用のトイレットペーパ化・リ
サイクルシステムといったプロジェクトを行っている。この 3R 活動は、循環型社会を目指すよい活動
といえる。また、平成 20 年度は「容器包装3R 推進環境大臣賞」優秀賞を受賞している。
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2011 年度「環境報告書を読んで行動する技術」レポート集計
世界一の「環境先進大学」三重大学の環境 ISO 活動(3R 活動)【家電製品のリユースプラザ】卒業生の不
用となった家電製品 5 品目(テレビ・冷蔵庫・洗濯機・電子レンジ・炊飯器) を回収し、新入生や留学
生に譲渡するという活動です。テレビ 45 台、冷蔵庫 29 台、洗濯機 27 台、電子レンジ 19 台、炊飯器
15 台の、計 135 台の家電製品が回収されたそうです。
三重大学では、環境 ISO に基づいた環境 ISO 活動(3R 活動)が行われている。3R 活動の Reduse では
レジ袋ゼロプロジェクトとして、エコバック配布やレジ袋の有料化を行っている。Reuse では、家電製
品リユースプラザを設け、卒業生の不要となった家電製品を新入生や留学生に譲渡する取組みや放置自
転車の再利用が行われている。Recycle では、古紙を回収し、大学内にある三重大学エコステーション
で三重大学オリジナルトイレットペーパーを作る取組みを行っている。
三重大学では、世界各地で行っている3R 活動に加えて、カーボンフリー大学という活動を行っていま
した。この活動は、カーボン。つまり、二酸化炭素を減らそうという活動です。具体的にどの分野でど
のくらい減らすというノルマを立てて積極的に行っていたのが印象的でした。
三重大学の3R 活動として、まず、Reduce:レジ袋ゼロプロジェクト。次に、Reuse:放置自転車・家
電製品の再使用プロジェクト。そして3つ目に Recycle:古紙再生利用のトイレットペーパー化・リサ
イクルシステムプロジェクトが行われている。
三重大学生協はオリジナルのエコバッグを作成し、それを全学生、職員に配布した。またレジ袋の有料
化を始めた。すると年間 19 万枚、約 98%のレジ袋削減に成功。また学生、職員のゴミの分別率の向上
をはかるために、ゴミ箱の整備を行う。
私は、循環型社会に興味をもちました。私が調べた三重大学では、廃棄物低減対策として、廃棄物排出
量の公表による、啓発活動を行っています。中でも、紙類は、学内会議に使用する紙類を情報機器で代
用したり、学内事務連絡をEメールで行うなどの減量化を図っています。また、廃棄物でリサイクルが
可能な古紙類、ペットボトル、缶類およびビン類について資源化を行っています。
三重大学では、全国で初めてレジ袋を置かないコンビニエンスストアをオープンし、レジ袋の使用を控
える活動をしている。また、オリジナルのエコバッグをデザインし、無料貸し出しも行っている。
放置自転車の再利用 三重大学では、放置自転車を処分するのではなく、欲しい人に使ってもらうため
に再利用している。実際に希望者も多いので、熊本大学でもたくさんの放置自転車があるのだから是非
放置自転車の再利用をするべきである。
三重大学では、構内における放置自転車を廃棄するのではなく、学内専用自転車として利用したり希望
者に譲渡したりする活動を行っている。また、古紙をトイレットペーパーにして大学内で再生利用して
いる。
三重大学では,学内に全国ではじめてレジ袋をおかないコンビニができた。このコンビニは屋根に太
陽光発電,蛍光灯の代わりに冷陰極管,照明に LED の使用など省エネ機器を導入した環境に配慮した
店舗となっている。また,平成20年1月1日からレジ袋の削減を目的にレジ袋の有料化を開始してお
り,使用枚数を減らすことに成功している。
3R 活動 Reduce 三重大学内のコンビニでレジ袋を置かない。また三重大学内生協でオリジナルエコバッ
クを企画・デザインしてレジ袋を削減。Reuse 卒業生の大学周辺の不法投棄を防ぐため新入生へ家電の
リユース。および放置自転車のリユース。Recycle リサイクルできるものを回収するエコステーション
の設置、古紙、牛乳パック、電池、割り箸、インクカートリッジ、ペットボトルキャップなど。古紙再
生利用。リサイクルシステムの導入。サイトをホームページに立ち上げリデュース、リユースの促進。
<自然共生社会>
三重大学では上浜キャンパスに排水処理施設を2基設けており、COD、全窒素および全リンの排出量に
ついて、放流水の自動測定を行っている。また、廃液の外部委託処分については環境 ISO を取得してい
る企業に依頼している。
三重大では、付属図書館において空調の実温管理を行っているそうです。また、三重大では電力の見え
る化装置をつけ、インターネットを通じてエネルギー管理担当者がいつでも見られるようになっている
そうです。
三重大学に隣接する町屋海岸は、ごみの不法投棄問題を抱えていた。そのため三重大学では、町屋海岸
102
2011 年度「環境報告書を読んで行動する技術」レポート集計
の清掃活動を行っている。この活動は平成18年6月から始まり、平成21年7月に第16回目が行わ
れた。第16回目は281人が清掃活動に参加した。
私は、三重大学の、「カーボンフリー大学」について興味を持った。これは、2020 年までに、1990 年
比で 30%の二酸化炭素を削減目標とし、さらに三重大学を中心に、省エネの輪を作って地域コミュニ
ティの連動して二酸化炭素削減に取り組む大学になるというものである。
三重大学では「地域コミュニティ施設」の設置・建設にあたって、学生実習で演習林から切り出した間
伐材を外壁に利用した。間伐材を活用することで、地産地消の推進、林業の復活、優良木材の育成、森
林の再生、環境の保全など、自然環境の健全な育成を図っている。
キャンパスや近隣の附属施設への連絡用として、走行時に二酸化炭素や窒素酸化物を全く排出せず、家
庭用電源で充電が可能な一人乗り用の小型電気自動車を導入している。
3R 活動の一環として、不要な家電製品の回収活動を行っている。卒業生から、テレビ、冷蔵庫、洗濯
機、電子レンジ、炊飯器の家電製品を譲り受け、新入生に譲渡するのだ。平成 22 年には、88%の家電
製品のリユースを実現させた。
三重大学では「カーボンフリー大学構想」を掲げ、ハード面では機器の高効率化と自然エネルギーを活
用した試みが進められている。三重大学は海に近く日照・風力ともに恵まれているので、図書館には
50kW の太陽光発電設備を設置するなど、風力・太陽光発電設備を多数設置している。
環境に対する規制について、五つのことを行っている。排水量および水質、大気汚染防止法、化学物質
の取り扱い量、建物の建設などにあたっての環境配慮、ポリ塩化ビフェニルの管理がそうである。
<環境マネジメント活動>
学生(環境サークル)から得られた環境情報を環境 ISO 推進室会議へ提案し、環境 ISO 学生委員会は
ほかのサークルをや三重大学生活協同組合と学内環境に関して意見交換、また、環境 ISO 推進室と協働
し、大学構成員および学生に、学内外のクリーン活動の参加を呼びかけ、地域」の環境問題を探る取り
組みのサポートを行った。
三重大学では、独自の環境マネジメントシステムを構築・運用している。持続可能な社会の実現に向け
て、鋭い観察力、強靭な思考力、的確な判断力を養うための教育をし、デンマークで開催された COP
15にも国際環境インターンシップの一環として学生が参加するなど、成果を挙げている。
環境マネジメントシステムの企画・立案ならびに環境に関する情報の収集、管理、調査及び分析を行う
ことを目的に環境 ISO 推進室が設置された。毎月一回は会議を開く。新入生にゴミの分別方法や古紙回
収の説明、活動紹介を実施。学内放置自転車を新入生・留学生に無償配布した。また、エコキャンパス
カードをリニューアルして配布した。
学校全体で環境マネジメントに取り組んでおり、さらに目に見えるものとなっている。その内容は、各
学部のオリエンテーションで、環境 ISO 学生委員会という学生で構成された組織が、エコバックを新入
生に配布をしている。このように学生も環境マネジメントシステムに参加していることがよいと思う。
三重大学3R 活動と銘打ち、Reduce として学内のレジ袋を置かないコンビニにレジ袋を置かない、生協
でレジ袋を減らす、Reuse として放置自転車の譲渡、Recycle として学内にエコステーションを設置する
などのユニークナ活動を行っている。
三重大学のリサイクル活動でエコステーション活動に興味を持った。学内で回収した古紙をトイレット
ペーパーにリサイクルし、学内で使用することは、できるだけ多くの木を切らないで済むうえ、学生に
エコ意識が芽生えるいいきっかけになると思う。
教育の面では、環境マインドの育成、環境教育カリキュラムの支援をし、研究の面からは環境研究実
施を奨励し、社会貢献の面からは三重大学独自の USR 規範の検討と確立を推進し、業務運営の面から
は、エネルギーの使用量・紙の使用量・廃棄物排出の削減をされました。それらの面の目標をすべて達
成されてあり、さらにはそれぞれに対する評価もされていました。
三重大学では、独自の環境マネジメントシステムを構築・運用していて ISO14001 の規格に合った取り
組みをしている。環境 ISO 推進教室が設置されており、様々な環境活動で実績をあげ「世界一の環境先
進大学」を目指している。
レジ袋ゼロプロジェクトといい、エコバックの配布、大学生協でのレジ袋の有料化を実施している。そ
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2011 年度「環境報告書を読んで行動する技術」レポート集計
の結果として、約 20 万枚のレジ袋を削減しており、石油とともに二酸化炭素の排出量の削減に成功し
ている。
教育面において、環境プログラムを開発し環境知識と行動力、環境マインドを兼ね備えた学生の輩出。
研究面において、地球温暖化、自然共生、資源・エネルギー利用等の革新技術の実現化立証。他にも、
資源の利活用やエネルギー消費低減に努め、低炭素社会・循環型社会の実現に向けて努力している。
環境 ISO 学生委員会が全学及び各学部オリエンテーションにて、エコバッグを新入生に配布したこと。
学内放置自転車を回収・修理し、新入生・留学生に無償譲渡したこと。大学とシャープ株式会社や中部
電力株式会社や三重県との環境報告書について意見交換会を実施したこと。
環境 ISO 推進室は、環境マネジメントシステムの企画、立案や、環境についての情報収集、調査、分析
を行うことを目的として設置された。その下に、環境内部監査部門、環境教育部門、環境研究部門、環
境安全管理部門、環境 ISO 推進部門があり、大学にできる教育や研究、管理、また、地域とのコミュニ
ケーションをとっている。
三重大学のキャンパスおよびその周辺地域社会と学生とのコミュニケーション力強化をはかった交流
の機会および内容を深め、地域の環境問題の現状把握と対策を探るという活動の成果として美し国三重
の海を守るための取り組みとして優れていると認められ「ミエエコビーチ2009活動賞」を受賞した
こと。
三重大学では、独自の環境マネジメントシステムを構築・運用し、国際的な環境マネジメントシステム
規格の ISO14001 の規格に合った取り組みをしている。また、環境内部監査員養成セミナーも年に2回
開催されている。
三重大学の活動で、レジ袋を削減しようという取り組みに興味を持った。三重大学ではレジ袋を削減し
ようと、平成 18 年からエコバックを作成し、さらにレジ袋の有料化により、約 98 パーセントの削減に
成功した。
教育プログラムの作成において、鋭い観察力、強靭な思考力、的確な判断力を養うための教育プログラ
ムを作り、環境知識と行動力、環境を守ろうと考える心を持つような学生を社会に輩出することを目標
としている。
学内に放置された自転車を回収、修理して新入生・留学生に無償で譲渡したというものがあった。熊本
大学にも長期間放置された自転車がたくさんあって、駐輪が難しいことがあるので、ぜひそれをやって
もらいたい。
104
2011 年度「環境報告書を読んで行動する技術」レポート集計
9.京都大学
環境マネジメ
ント活動, 80
自然共生社
会, 36
低炭素社会,
85
循環型社会,
116
<低炭素社会>
私が興味を持った京都大学の環境保護活動は、大学の実験室で活動をする環境配慮行動です。京都大学
の実験室では、二酸化炭素の排出量がとても大きなウェイトを占めているそうなので、京都大学ではこ
の取り組みを行うことを決めたそうです。
2010年度環境報告書によると京都大学においては低炭素社会にむけた活動としてエコ宣言ウェブ
サイトの推進、建物の大規模改修時に省エネ設備を導入、環境配慮行動に関する自主点検の実施などに
よって温室効果ガス排出量を1.5%減尐することが出来た。
京都大学では iPS 細胞研究所や新しい病棟が完成し、これらの建物における研究活動や診療行為が始動
したことで、二酸化炭素排出量が増加すると予測されています。それに応じた具体的な削減方法は空
調・照明設備に環境賦課金制度を実施したり、事務機器・実験機器への購入から廃棄にいたる二酸化炭
素削減対策を推進したりしています。
エコ宣言やそれに関するページを作り、ランキング形式にするなどして目に見えやすい形でエコを実践
している。また、部局ごとに省エネ点検シートでチェックして、実際に効果を上げることが出来ている。
電力使用量が前年度比で53%になっている月もあった。また、エコの達成度に応じて成長するキャラ
クターなども作られ、たとえ学校関係者以外だったとしても楽しめるようになっている。
「京都大学エコ宣言ウェブサイト」を開設,個々人が具体的な環境配慮について「エコ宣言」できるよ
うになっており、宣言通り実践した際の効果が試算される。このウェブサイトから自分の達成度の確認
や部局別の宣言数・削減ポテンシャルなどの比較ができる。
帰宅時に PC やモニター、スキャナ、卓上照明、スピーカー、プリンタ、コピー機のコンセントを抜き
節電を図る。
廃棄物による環境負荷の軽減についてで、大学内のローソンで、ビニール袋配布を必要最小限にしたり、
マイペットボトルを使用させるなど、積極的に廃棄物の削減に努めている件。
建物改修時の省エネに重点をおいた機器類取り扱い説明会の実施を行っていました。
京都大学では、環境賦課金制度を活用し、省エネルギー設備の導入や ESCO 事業の実地を積極的に行っ
ている。また、「エコ宣言」ウェブサイトの普及を通じて、構成員の環境配慮行動への動機付けに勤めて
いる。
あらゆる環境問題には人間の行動による「構造的原因」と、人間の心理による「心理的原因」が存在し、
今まで環境問題で問題視されてきたのは「構造的原因」が主だった。しかし京都大学の藤井聡教授は「心
理的原因」に着目し、自動車の過度の使用を控えることを呼びかける「モビリティ・マネジメント」プ
ログラムを推進し、成果をあげていらっしゃるとのことだ。
京都大学では、二酸化炭素の排出量を減らすために、省エネルギー設備の導入、「エコ宣言」のウェブ
105
2011 年度「環境報告書を読んで行動する技術」レポート集計
サイトの導入、各部局ごとの削減目標の立案などさまざまな活動を行い、尐しづつでいいので排出量を
減らそうと取組んでいるそうです。また「エネルギーマネジメントシステム」というシステムを導入し、
各研究室の電力使用状況を調べて出た値を元に削減効果が大きく見込める場所を定め、そこを中心に削
減活動を進めた結果、一週間の実験では活動前に比べて20%もの電力使用量の削減に成功したそうで
す。
「京都大学リサイクル市実行委員会」卒業生から引き取った下宿用品を、新たに必要とする新入生に譲
り渡すイベントだ。モノを大事にする精神を育むだけでなく、生産・運搬等の過程で生まれる二酸化炭
素を減らすこともできる。さらに参加者に実利があり、無理なく多くの参加者が期待できるところもよ
い。
京都大学の環境賦課金制度を活用し、省エネルギー設備の導入を積極的に行う、という活動に関心を持
った。これまでより進んだエネルギー器機を使用することで、大きな co2 削減効果が見込めるのではな
いかと考える。この中でも特に、太陽光発電の導入は先を見越した省エネ対策で好ましく思う。また、
トイレ用擬音装置の導入はここ熊本大学でも行われており、身近に感じることができた。
京都大学では、理学部2号館をモデルのにエネルギー管理システムを導入し、構成員に呼びかけて省エ
ネ活動を行った。電力データをブラウザに自由に表示できるシステムを導入し使用している電力量の問
題点の改善を目指した。結果として、5%削減を超える成果となった。
京都大学では、学内の床面積あたりの二酸化炭素排出量の 2%削減を目標に「エコ宣言」というものを
実施している。すべての構成員がこれに参加し、省エネなどの環境配慮行動を実施するというものだ。
学内の結果や個人ランキングを閲覧することもできる。
京都大学環境計画の基本的な考え方として、重油ボイラーの更新や償却設備の修繕などにより、大気汚
染物質排出量の削減を目指し、適切な運転に努めている。2009年度は有機廃液処理装置や医療廃棄
物焼却炉の改修といった改善を進めた。大気汚染防止法に基づく測定における基準超過はなし。201
0年度は有機廃液処理装置のなどの償却設備の最適運転に努める方針である。
環境賊課金制度を導入し、省エネルギー設備の導入やESCO事業の実施を積極的に行っている。ま
た、「エコ宣言」ウェブサイトの本格的な導入や、部局による削減目標の立案や自主点検の実施などに
より、構成員への環境配慮行動の啓発に努めている。 これら取り組みにより、2009年度のエネル
ギー使用量は前年比より0.9%減尐した。
京都大学では、2008 年度より、CO2 排出量を卖位面積あたり毎年2パーセント削減を第一の目標とし
ており、その年には、レジ袋は申し出があった方のみ無料で配布すること、また、マイボトル運動とい
う、飲料のみの売買も行われています。
建物延べ床面積あたりの CO2 排出量(以下、CO2 排出原卖位という)を年平均で前年比毎年 2%削減
することを目標としています。その方法として、施設・設備改善などのハード対応により 1%、構成員
の啓発活動などのソフト対応により 1%の削減を目指しています。 前者の達成のために、エネルギー
使用量に応じて各ユーザーに施設改善のための資金を負担してもらう環境賦課金制度を創設し、2008
年度から運用を始めています。また後者の達成のために、「エコ宣言」ウェブサイトを中心に様々な方
法で構成員への啓発活動を進めています。
CO2排出量及びエネルギー消費量の削減を目指し、省エネ機器導入といったハード対策や、使用して
いない機器のコンセントを抜くといった全構成員が実行可能なソフト対策(構成員の環境配慮活動)を
大学全体で講じている。
「エコ宣言」ウェブサイトの本格的導入や、部局による削減目標の立案などや自主点検の実施などを行
い、構成員の環境行動配慮行動の啓発に努めており、自発的な行動を促している。形だけで済まそうし
てないところに興味を持った。
「京都大学環境計画」のなかの「エネルギー使用量と温室効果ガス排出量の削減」の計画。京大エコ宣
言ウェブサイトを作り、学生や教職員全員参加型の活動をしている。そのサイトでは、個人の CO₂削減
結果やランキングなどを見ることができ、参加者のモチベーションを高めて効果的な削減を試みてい
る。
私が特に興味を持った活動は、全構成員に対する環境安全教育の推進です。これは、学生だけでなく教
員も環境教育を実地するというもので、年に何回も講習やシンポジウムが行われ、2009年には31
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2011 年度「環境報告書を読んで行動する技術」レポート集計
50人がこの講習に参加しました。また、この活動は地域との共同事業を目指しており、地域、学生、
教員が一体となって行う活動です。
私は、京都大学が推進している省エネ活動に興味を持ちました。中でも、その体制に関心を持ちました。
京都大学は、有効な省エネルギー体制をとるために、まずエネルギーを管理する区分として、キャンパ
スごとに管理区分を設定し。エネルギー管理を行っている。
私は、京都大学の省エネ活動に興味をもちました。エネルギー消費の実態把握や省エネルギー関連情報
の素早い伝達等を行う必要があることから、大学構成員の省エネルギー体制が重要となる。京都大学で
は、キャンパス毎に管理区分を設けエネルギー管理を行って、有効な省エネルギー体制をとっている。
また、エネルギーの消費者である部局自らが積極的な省エネ活動を推進する体制をとるために、各部局
には部局長をチームリーダーとし、そのチームにエネルギー管理主任者とエネルギー管理要員を置く管
理組織構成を作って、省エネに努めている。
京都大学省エネ実践研修プログラムといって、CO2 排出の年間1%ないし2%の削減を目標に掲げ、参
加者を募って調査も兼ねた活動を行うというものです。
京都大学では、施設・設備改善などのハード対応と構成員の啓発活動などのソフト対応を実施している。
まず、ハード対応としては環境賦課金制度を創設して施設改善のための資金を集めている。次に、ソフ
ト対応としては「エコ宣言」ウェブサイトの普及を通じて構成員の環境配慮行動への動機付けに努めて
いる。
私は、低炭素社会の分野で、京都大学の取り組みに興味を持ちました。京都大学は「エコ宣言」、エ
アコンの設定温度を28℃にし、機器のコンセントを抜くといった活動をを行い、二酸化炭素排出量を
前年度比1%減を実現しました。これからの取り組みの中では、細胞の研究などで、増加するかもしれ
ない二酸化炭素の排出量を、どれだけ抑えることが出来るのか、が課題です。ちょっとした活動で、排
出量を減らすことが出来る、手本にすべき大学だと思います。
ハード面においては、環境賦課金制度を活用し、省エネ設備の導入や ESCO 事業(それまでの環境を損
なうことなく省エネルギーを実現し、さなにはその結果得られる省エネルギー効果を保障する事業)の
実施を行う。ソフト面では、「エコ宣言」ウェブサイトの普及を通じて、構成員の環境配慮行動への動
機付けに勤める。
京都大学では低酸素社会を実現するために「環境配慮行動」を行っている。これは学生全員で行われる
もので「帰宅時に」PC の電源を抜く」などの基本的な項目を守ることで年間の京都大学の電力消費寮
を 1 割削減することが可能である。
キャンパスごとにエネルギーを管理する区分を分け、自ら積極的な省エネ活動を推進する体制をとるた
めに、エネルギー消費を行う部局に、各部長をチームリーダーとした、管理主任者と管理要員をおくと
いう、管理組織を構成している。
省エネのために 1 年に 1 回エネルギー巡視調査を行い、各部局省エネ状況を分析、また、提案や相談な
どを行っている。さらに、他の部局で効果が上がった省エネ事例があれば、他部局へ紹介もしている。
京都大学では、帰宅時にパソコンやプリンタ、電子レンジなどの電化製品のコンセントを抜くことで電
力を削減し、二酸化炭素も削減する。一年間で一人当たりでどのくらい削減できるか、という具体的な
試算をして数字としてだしている。また、多くの人に環境配慮行動に取り組んでもらおうと、支援する
ためのウェブサイトを立ち上げている。
京都大学では、省エネや温室効果ガス削減に向けた環境配慮行動を行っている。具体的には、環境管理
推進員を設置し、各部局でのエネルギー消費量を分析したり、大学の環境にへの取り組みを解説する講
習会を開いている。また、電化製品購入の際の省エネに関する事項を記載した「環境配慮行動マニュア
ル」を作成するなど、積極的に行動を起こしている。
あるウェブ上のサイトに、たとえば「帰宅時に電子レンジのコンセントを抜く」と書き込むと、達成時
の年間電力削減量や二酸化炭素削減量がすぐにわかるエコ宣言サイトです。早速実行できて、しかも、
効果がわかっているので、生徒のエコへのやる気を生み出す活動だと思います。
「COE 生存基盤持続可能発展を目指す地域拠点研究」、「京都だいがく環境マネジメント人材育成国
際拠点(EML プログラム)」、「京都大学工学研究科低炭素都市圏政策ユニット」の3つの研究拠点
がある。
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2011 年度「環境報告書を読んで行動する技術」レポート集計
京都大学では建物延べ床面積あたりの CO2 排出量を年平均で前年比毎年 2%;削減することを目標とし
ている。またエネルギー使用量に応じて使用者に施設改善のための資金を負担してもらう環境賦課金制
度を導入している。
京都大学では、温室効果ガス排出量削減のために学校をあげてエコ宣言という取り組みを行っている。
ユーザ情報登録をすると、自分がエコ宣言を実行した場合の CO2削減量がわかるという仕組みになっ
ている。
京都大学では、二酸化炭素の排出量削減のために建物の改修を行い、省エネ機器の導入を行うハード対
策や構成員の環境配慮行動を意識づけるソフト対策が行われている。また、エコ宣言というものがある。
これは大学の構成員に対して各々の電化製品のこまめな消灯や設定温度の調整を呼びかけるものであ
る。京都大学は積極的に二酸化炭素の排出量を抑えようとしていることが分かった。
多くの構成員に京都大学の現状を伝え、環境配慮行動に取り組む意義を知ってもらい、理解を得て実践
に結び付けてもらうことを支援する web サイト「環境エネルギー管理情報サイト」を立ち上げ、個々の
二酸化炭素排出減尐に努めている。
近年、徒歩や公共交通を中心とした都市圏を構築していく政策が重視されるようになってきた。それに
伴い、新しい時代に向けての政策に関する理論や手法を学ぶ機会を提供し、世界に誇れる低炭素都市圏
の形成に貢献する人材の育成を目指している活動
エネルギー使用量に応じて各ユーザーに施設改善のための資金を負担してもらう環境賦課金制度を導
入し、その資金を活用して省エネルギー設備の導入や ESCO 事業を積極的に実施している。また、ウェ
ブサイトを通じて、環境配慮行動の動機付けを行っている。
京都大学桂キャンパスでは、ドラフト排風機にインバーターが取り付けられている。ドラフトの扉開度
を変えたときに風速をほぼ一定にし出力を制御することで、電気使用量を削減している。電気使用量削
減だけでなく、安全性にも貢献している。
京都大学では、建物延べ床面積あたりの CO2 排出量を年平均で前年比 2%削減することを目標として
いる。施設・設備改善などのハード対応により 1%、構成員の啓発活動などのソフト対応により 1%の
削減を目指している。 省エネルギー設備の導入や ESCO 事業の実施を積極的に行った。また、「エコ
宣言」ウェブサイトの本格的な導入や、部局による削減目標の立案や自主点検の実施などにより、構成
員への環境配慮行動の啓発にも努めた。
京都大学では、省エネルギーを目指して幾つもの取り組みが実施されています。力の伝導効率を向上し
消費電力を減尐させる省エネファンベルトの導入。水洗トイレの水量を調節し、大便器では約3,7リ
ットルもの節水を達成しました。また、太陽光パネルを 200 枚設置し、年間約5000kW の発電量を
達成しました。空調や照明関係も調節を行っており、着実にエネルギー使用量を減らしています。
2009年に行われた建物を大規模改築して、省エネ設備を導入したりするなどの活動を行い長期をみ
た低炭素社会を目指し、ESCO事業にも積極的に活動を行っている点。
京都大学は全員参加型のエコキャンパス化を目指している。これを支援するために立ち上げられた「エ
コ宣言ウェブサイト」の中では、個々人の環境配慮行動の実施状況やランキングが分かったり、達成度
などがチェックできたりする。
「マイボトル・モニター実験」ペットボトルの削減を目標にした取り組みでマイボトルの導入を目的と
している。生協の店舗でマイボトル用いて飲料を購入する。価格は240ccで80円。マイボトルを
再使用することで二酸化炭素の排出量を減らすことができる。
自分は京都大学の『エコ宣言の項目と削減ポテンシャル』という項目が面白いと思った。この項目は日
常生活で使うような機器についてどのようなことをすればどれくらいの電気と二酸化酸素を削減でき
るかが書かれておりこれらの項目を比較してみると自分が思っていたのと違うのがあった。
排風機のインデーター化による電量使用量削減研究室のドラフトの排風機にインベーターを取り付け、
ドラフトの扉開度を変えた時に、ドラフト前面での風速がほぼ一定になるように排風機の出力に制御を
かける設定をすることにより、電力使用量の削減を目指している。
建物延べ床面積あたりの二酸化炭素排出量を施設・設備改善などの対応、啓発活動などで、それぞれ前
年比毎年 2%の削減を目標に活動している。この前者の活動の取り組みに関して、エネルギーの使用量
に対して環境賦課金制度を導入している。
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2011 年度「環境報告書を読んで行動する技術」レポート集計
京都大学で 2009 年にエネルギー使用量と温室効果ガスの削減のために、トップランナー設備機器とし
て、空調機制御設備や照明器具にセンサー設置、トイレ用擬似音装置の設置、高効率トランスへの更新
等を導入し、床面積あたりのエネルギー消費量を 1.7%削減に成功した活動。
京都大学では有効な省エネルギー体制をとるため、まずエネルギーを管理する区分として、キャンパス
毎に管理区分(事業所)を設定し、エネルギー管理を行っています。即ち、吉田キャンパス,宇治キャ
ンパス、桂キャンパス、熊取キャンパスといったようにエネルギー管理区分を設け、それぞれキャンパ
ス毎に省エネルギー活動を行っています。
「ひとりくらい」「これくらい」ではありません。京都大学では、CO2 排出量を毎年 2%;(床面積あた
り)減らすことを目標としています。そのうち 1%;は、ソフト対策・・・つまり、構成員の環境配慮行動
で達成することになっています。試算によると、無駄な電気機器の利用をなくしたり、機器の適切な手
入れをしたり、機器選択の際に省エネの視点を加えたりすることにより、全学の使用量の約 1 割の削減
が可能との結論が得られました。 その効果を知ると同時に、行動のきっかけとしていただくために、
エコ宣言を中心としたウェブサイトをオープンしました。「エコ宣言」ウェブサイトでは、こんなこと
がわかる!
* あなたの現在のエコ実践度のランキングは?
* あなたがエコ宣言した内容を達
成すると、どれくらい CO2 を削減できる?
* あなたのエコ行動のウィークポイントは?
* 京
都大学全体での宣言状況は?
* 部局間で宣言数や削減ポテンシャルを比べてみると?
など
など
空調・照明設備については環境賦課金制度による事業などにより改善が進んでいる。次の段階として事
務機器や実験機器への対策を行っている。今後は事務機器・実験機器を中心に、購入から廃棄に至る
CO2 削減対策を推進していくようだ。
二酸化炭素削減に向け、10の建物の照明を更新した。その台数は3000台にものぼり、人感センサ
ーを使った照明時間の削減や、高効率照明器具、高輝度誘導灯、セラミックメタルハライドランプなど
に切り替えたことによって「効率」を狙った省エネに取り組んだ。その年間削減電力量は 340,000kw
hにもなり、年 CO2 削減量はそれまでの半分以上である 115 トンである。
「京都大学エコ宣言ウェブサイト」では個人が具体的な環境配慮についてエコ宣言できるようになって
おり、そのとおりの実践を行った場合の効果が試算されるシステムが導入されている。それを元にそれ
ぞれの電子機器に関するエコ項目を設け具体的な実践方法を挙げそれによる CO2 の削減に取り組んで
いる。
ウェブでエコ宣言をみんなでして行くことで二酸化炭素の排出量をへらしたり、節電により意欲的にな
っていくことに興味が沸きました。また太陽光発電など導入していってるのにも興味が沸きました。
京都大学桂キャンパスの電力使用量削減 局所排気装置(以下 DC)の排風機に、インパーターを取
り付けることで電力使用量を削減することに成功。 扉が全開の時はインバーターの有無に関わらず排
風は設定された最大回転数で稼働しますが、インバーターで上述の制御をかけると、扉を下げた時それ
に合わせて排風機の回転数が低下します。この低下分が省エネルギー効果として現れることになりま
す。
京都大学の CO2 の排出量削減のために行っている、環境賦課金制度に興味を持った。環境賦課金制度
とは、エネルギー使用量に応じて各ユーザーに施設改善のための資金を負担してもらう制度である。
省エネのために工事をし、その結果を記録するという活動と、理学研究か二号館での電力使用量の見え
る化システム「エネルギーマネジメントシステム」に興味を持ちました。前者の活動は、大学側が本格
的に環境に向き合ってるか、が学生のほうにも感じることができるので環境について意識しやすくな
る。また、後者は、視覚化することにより具体的な結果が見えるし、目標も立てやすくなる。この二つ
の点において、これならば大学が一丸となって環境問題に立ち向かうことができると思いました。
京都大学では、CO2 排出量前年比2%削減を目標として、ESCO 事業による施設・設備改善・「エコ宣
言」ウェブサイトによる構成員の啓発活動を行っている。2008年度からは、エネルギー使用量に応
じて、施設改善の資金を出してもらう環境賦課金制度を運用している。
京都大学では二酸化炭素排出量削減の方法として、ハード面での省エネルギー対策工事を行っている。
環境問題への対策に重点を置いたあまり、大学としての機能に支障が生じてしまっては本末転倒であ
る。ハード面で対策を行うことは大学としての機能を発展させつつ環境対策もできる良い試みであると
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2011 年度「環境報告書を読んで行動する技術」レポート集計
思う。
京都大学では、二酸化炭素の排出量が年々増えていることから、エネルギーを消費する教職員や学生に
省エネルギーと温暖化についての意義を理解させ、削減を目指している。コストだけを考えず、温室効
果ガスの排出にも考慮してエネルギーを調達している。環境にやさしい製品も、学内でどんどん取り入
れている。
京都大学では年間の二酸化炭素排出量を約 2%削減するために、施設・設備改善などのハード対応で
1%、構成員の啓発活動などのソフト対応で 1%削減を目指している。また、各ユーザーに施設改善の
ための資金負担をしてもらう環境賦課金制度を創設している。
私は京都大学理学研究科 2 号館での環境配慮行動に興味を持った。現状認識、省エネ活動の準備、省エ
ネ活動の実施、活動結果の検証、省エネ活動の拡大の 5 つのプロセスに分かれている。こうすることで
ただ漠然と電力や二酸化炭素の削減を目指すのではなく、具体的な行動をすることができる。
京都大学の行っている、環境配慮行動でもっとも印象深かったのが、「教育・研究などのアクティビテ
ィを下げずに、研究室や事務室を中心にどこまでの削減が可能か」といった、今すぐはじめるべき短期
策について調べ、試算を行ったところです。その結果によると私たちが無駄な利用を減らしたり、機器
の適切な手入れをしたり、機器選択の際に省エネの視点を加えることにより、全体で 1 割の二酸化炭素
削減が可能との結論が出たそうです。私たちがすぐにできることでも低炭素社会は作ることができるこ
とを知りました。
私が興味を持った活動は、2008年度省エネルギー対策工事です。工事の内容はGHPをEHPに更
新、省エネファンベルトの導入、トイレ用擬音装置の導入、水洗の数量調節などがありました。結果に
は削減効果金額と二酸化炭素の削減量がまとめられて目で見てわかる省エネだからとてもいい活動だ
と感じました。
吉田キャンパスにおいて、高効率照明器具(LED ダウンライト、人感センサー付 Hf 型照明等)への更
新、高効率ヒートポンプパッケージエアコンへの更新、擬音装置や自動洗浄装置による節水対策、既設
空調機の遠隔制御設備の導入などをおこなっている。
環境賦課金制度という制度を実施している。環境賦課金制度とは、各部局が電力、ガス、水の消費量に
一定の卖価を乗じた賦課金を拠出し、大学本部からの全学的資金とあわせた資金を学内施設・設備の省
エネルギー対策に充てる京都大学独自の制度のことである。また室温を強制的に設定温度に戻す機能や
夜間帰宅時の切り忘れ防止機能などが備わったシステムも利用している。
京都大学では、大学での二酸化炭素の排出削減のために、老朽化した施設を改修したりする大きな視点
からの改善や、全員で二酸化炭素削減のために努力するといった意識の向上を目指した活動があり、と
ても興味を引かれるものとなっています。
京都大学では、全員参加型のエコキャンパス化を目指して、『環境エネルギー管理情報サイト』を立ち
上げています。このサイト内の「京都大学エコ宣言ウェブサイト」では、個々人の実践したエコの活動
でどれだけの電力や CO2 が削減できたのか試算することができます。
近年、多くの国において、自動車に対応した都市圏づくりが中心となってきた従来の都市圏政策を転換
し、環境負荷の小さい低炭素型の都市圏を目指す政策が重視されるようになってきている。京都大学で
は、このような政策を踏まえ、低炭素型都市圏の構築を担っていく人材を育成するため、自治体等の政
策支援を行うためのユニットが設立されているということだ。
ポットの温度を 80 度に下げる
京都大学の環境に対する取り組みのすごさにとても驚いた。中でも「京都大学エコ宣言ウェブサイト」
というものがとても画期的なものだと思った。京大生一人一人が自分から進んでエコに取り組もうとす
る姿勢はとても見習わないといけないといけないと思った。
施設・設備改善などのハード対応や、構成員の啓発活動などのソフト対応により二酸化炭素の削減を目
指す。前者の達成のために、環境賦課金制度を活用している。後者の達成のために、「エコ宣言」ウェ
ブサイトの普及を通じて、構成員の環境配慮行動への動機付けに努める。
二酸化炭素を削減するための活動として二酸化炭素排出量の尐ないエアコン・パソコンの機種を選んだ
り部局ごとにで削減目標を設定し年度の終わりに実績を報告し目標が達成できてない場合はその原因
を分析するなどの活動が行われている。
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2011 年度「環境報告書を読んで行動する技術」レポート集計
二酸化炭素を削減するために、、近くを移動するときは車を使わないという活動。
低炭素社会への取り組みとして、大学生協でマイボトルを用いた飲料水の販売がある期間行われた。マ
イボトルを持つことで飲料容器を減らす意識が高まり、一定の効果が得られたことが分かった。しかし
衛星面の問題や、利用者数の伸び悩み問題も浮上している。
パソコンやエアコンが大きな CO2 の排出元となっていたが、比較的 CO2 の排出量が尐ない機種に変更
して CO2 の排出量を減らし、機器を購入する際に選定において気をつけることをまとめた環境配慮行
動マニュアル~グリーン購入編~を作成した
京都大学では、エネルギー巡視調査というものを行い、この巡視で部局の省エネ活動の実地状況の調査、
省エネに関する分析、提案、相談などを中心に行い省エネを目指しています。また、エネルギー管理主
任者会議で他の部局と話し合い、省エネ法に関する知識の向上と省エネ活動に関してのスキルアップな
どについて会議をしています。
有効な省エネルギー体制をとるため、まずエネルギーを管理する区分として、キャンパス毎に管理区分
を設定し、エネルギー管理を行っています。つまり、それぞれのキャンパス毎に省エネルギー活動を行
っているのです。
1997 年 12 月に京都で開催されました気候変動枞組条約第 3 回締約国会議で温室効果ガス排出の削減を
定めた「京都議定書」が採択されました。京都大学ではエネルギー管理主任者会議や省エネポスターの
配布などを行っています。
環境賦課金制度の導入による対策。各部局が電力、ガス、水の消費量にに比例した課金を拠出し、大学
本部からの全学的資金とあわせた資金を作る。これを学内施設・設備の省エネルギー対策に充てる京都
大学独自の制度である。
前年度比2%の削減を行うために、LED電球の取り付けやESCO事業の新規契約、環境配慮運動マ
ニュアルの見直しを行うなど、その場しのぎではなく長期的に見ても削減効果のある取り組み内容に大
変興味を持ちました。
<循環型社会>
京都大学では、学内で不要となった机・椅子・棚などのオフィス家具類をリユースする「引渡し会」と
いう取り組みを 2009 年度より始めている。この活動により、今までは廃棄されていた物品が、京都市
内の小中学校へと提供されることとなった。また、廃棄物処分量を減尐させることも可能となり、資産
の有効利用や大学の社会的責任を大きく果たせるようにもなった。
京都大学では、廃棄物の減量・再生による環境負荷の低減を目指した活動を行っている。例えば、紙の
両面印刷の呼びかけ、学内で不要になったオフィス家具の引き取り手を学内で募り、提供する不要物品
の引き渡し会を行う、といった活動が行われている。
京都大学では「オフィス家具リユース」運動というものが行われました。これは不用となったオフィス
家具を学内で再利用するという活動です。他にもプリントを両面印刷にするなどの取り組みも行われま
した。
2009 年度では、廃棄物の減量・再生による環境負荷の低減をめざし、マイボトル、携帯電話リサイク
ル、大型ごみリユースなどの運動を推進した。また、2010 年度は紙の使用量削減、リサイクルを推進
し、オフィス家具のリユースを推進した。加えて、長寿命蛍光管・LED 照明の採用を進めた。
使用しない部屋の電気を消すなどの身近にできるエコを行い、達成した電力削減量が個人ランキング化
される。また部局ごとのエコ宣言状況も一目で分かるシステムを取っている。「くずちゃん」と呼ばれ
るマスコットキャラクターも作られており、エコ活動が学生たちにとってより身近に感じられるように
なっている。
自分が興味を持った環境に配慮した活動は、京都大学で 2010 年 4 月 1 日に行われた。リサイクル市だ。
この活動は、卒業生から引き取ったまだ使える下宿用品を抽選で新入生などに譲り渡すというもので、
モノを大切にする心もはぐくめる活動だと感じた。
一人暮らしをしていた卒業生などから、まだ使用できる生活用品などを譲り受け、これから入学する新
入生に提供す「リサイクル市」という試み。
京都大学では、携帯電話のリサイクル運動のほか、不要となったオフィス家具のリユース運動に取り組
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2011 年度「環境報告書を読んで行動する技術」レポート集計
みを進めた。その結果、廃棄物排出量は前年と比較して、生活系廃棄物は 0.8%、実験系廃棄物は 3.4%
減尐した。
京都大学では 2009 年度、ペットボトルの削減を目的とした「マイボトル・モニター実験」が行われた。
その内容は、学内の学生や教職員など約 500 名のモニターに約二ヶ月間、大学生協内でボトルを用いて
飲料を購入してもらうというものであった。実験の結果、飲料容器の削減へのインセンティブが高まり、
モニターの意識は環境配慮に向かったが、マイボトルの衛生上の問題が課題としてあがった。
大学内でキャンパスの移転などによって不要になった家具のリユースをするため、引き取り手を捜す物
品展示会を開いていたこと。まだまだ使用可能な家具が粗大ごみとなり、ごみの総量が増えるのを防い
でいる。
京都大学では、2009年度から「引き渡し会」と呼ばれる、オフィス家具類のリユースを推進する取
り組みを行っている。これは、移転に伴って学内で不要になった机や椅子などがある場合それらを移転
元の建物に残しておき、引き取り希望者が「引き渡し会」の見学日にその場を訪れ希望のものがあれば
それを引き取るといったものである。
2009 年から京都大学ではマイボトル運動、携帯電話の回収、大型資源ごみの再利用に重点を置いた。
特にマイボトル運動では 500 人の生徒に実際に生協で販売したマイボトルを 2 ヶ月使用してデータを取
った。結果として co2 や紙、ペットボトルのごみは減った。しかし、ボトルの洗浄に使われる水や、洗
剤のことを考えるとマイボトルは一概にエコとは言えないことが分った。
京都大学ではリサイクル市という活動をしている。リサイクル市は、卒業生から引き取ったまだまだ
使える下宿用品を、新たに必要とする新入生などに譲り渡すイベントである。会場は多くの来場者でに
ぎわい、みなお目当ての物品を抽選で獲得する。この活動は物品を引き渡すだけではなく、モノを大切
にする心を伝えていくこと、リサイクル市がきっかけとなって身近な環境問題に関心をもってくれるこ
とを願い、物品に新しい持ち主へのメッセージを書いてもらったり、環境に関する読み物を作ったりす
るなどの活動も行っている。
京都大学では、全構成員に対する環境安全教育の推進の基本理念のもと、小さいことではあるが使って
いない電灯やパソコンは消すといったことを徹底していた。また ESCO 事業という京都大学の建物の設
備自体を改築し、省エネ化するといったことも実行中である。
京都大学では、廃棄物を再生可能資源由来と枯渇性資源由来に分類してから排出抑制や再生利用が行わ
れており、レジ袋削減運動や、マイボトル運動、携帯電話リサイクル運動など、学生が日常生活のなか
で取り組みやすい活動を行っている。その結果一人当たりの全廃棄物排出量は大規模国立 10 大学の平
均を 10.8%下回っている。
「京都大学エコ宣伝ウェブサイト」という活動に興味を持った。部局間で比較することができ、学生も
利用できるというので、大学内の誰もが積極的にエコ活動ができる良いウェブサイトだと思った。
京都大学は、2009 年にレジ袋削減運動やマイボトル運動、携帯電話リサイクル運動、また不要となっ
たオフィス家具類を学内でリユースする運動に取り組んでいた。ペットボトルを主たる削減ターゲット
とした「マイボトル・モニター実験」も行っていた。2010 年には、「紙の使用量削減・リサイクル」、
「オフィス家具リユース」のほかに、長寿命蛍光管の採用による蛍光管廃棄物に取り組むと報告してい
た。
循環型社会を目指す活動で、紙の両面使用、レジ袋削減、携帯電話の再利用のほかに、不要となったオ
フィス家具類を学内でリユースする運動に取り組んでいるのが面白いと感じた。また、長寿命蛍光管の
採用にも取り組んでいくそうだ。
「マイボトル・モニター実験」京都大学ではペットボトルやアルミ缶、紙パックなどといった枯渇性資
源由来の廃棄物の減量化、再利用化を進めるために 2009 年 5 月 7 日から同年 6 月 30 日にかけてマイボ
トル・モニター実験を実施した。この実験は同大学内の食堂やカフェでマイボトルを利用者が持参し、
飲料を購入するというもので、この実験を行った 2 ヶ月間で学生や教職員など約 500 名がモニター調査
に参加した。この実験の反響は大きく、参加したモニターによるアンケートでは、「マイボトルを持つ
ことで環境に対する関心が深まった」、「コストも抑えられ非常によかった」という意見が寄せられた。
利便性とコストパフォーマンスとの兼ね合いなど課題は残ったが大きなアイデアだと思われる。
「風呂敶包みで京の街歩き&お買い物」プロジェクト。京都大学環境保全センターが京都市ごみ減量推
112
2011 年度「環境報告書を読んで行動する技術」レポート集計
進委員会や風呂敶研究会などの市民、企業、京都市と組織し、ただのエコバックの代替というだけでな
く、京都らしい風呂敶によって歴史や文化を見直し、また発展させようとする取り組み。コンテストや
風呂敶教室などのイベントにより幅広い層の参加を得ている。
「紙の使用量削減・リサイクル」や「オフィス家具リユース」などの運動を引き続き推進するほか、長
寿命蛍光管の採用による蛍光管廃棄物削減に取り組んでいる。重点的に行っているのは、移転が行われ
る際に不要となる物品について、学内に広く引き取り手を募って希望者に提供する「不要物品の展示・
引き渡し会」(以下、「引き渡し会」)という取り組みの推進である。
再生可能資源の紙について、両面印刷をするなど、排出を減らすための工夫や、再生利用をするための
分別方法などを周知し、紙の焼却回路に努めた。また、レジ袋削減運動やマイボトル運動なども行った。
マイボトル・モニター実験という活動に興味をもった。ペットボトルの削減を主としていて、実験を通
してモニターの意識や行動の変化を分析している。
京都市とふろしき研究会をはじめとする京都市民が連携し、レジ袋の代わりにふろしきを使おうという
プロジェクトです。ゴミ削減だけでなくふろしきの歴史や文化にも触れる機会にもなり、先人の知恵と
なって現代に生かされています。
学内で不要となった机や椅子・棚などのオフィス家具類をリユースする取り組みを行っている。引越し
が行われるときに不要となるものについて、学内に引き取り手を募って希望者に提供する。
レジ袋削減運動やマイボトル運動、携帯電話リサイクル運動、不要となったオフィス家具類を学内でリ
ユースする運動ほか紙については両面印刷をし排出を減らすように心がけている。また、長寿命蛍光管
の採用による蛍光管廃棄物削減にも取り組んでいる。
京都大学では、枯渇性資源由来廃棄物についてマイボトル運動を行っている。マイボトル運動では、学
生のペットボトルの再利用に対する意識も高まっている。まだ改良点はあるが、温暖化の原因でもある
二酸化炭素を減らすことができる。熊本大学でもぜひ実施していけるといいと思う。
京都大学では、エコ宣言のウェブサイトを設立していて、大学全体で環境に配慮した取り組みを行って
います。そのサイトでは、取り組みを紹介するだけでなく、個人の取り組みの実施状況や、二酸化炭素
の削減効果、ランキングなども知ることができます。一人一人が意識を持てる取り組みです。
京都大学では、2009 年に、ペットボトル削減を目的として「マイボトル・モニター実験」を行った。
学内の学生や教職員など約 500 名にモニターとして約 2 ヶ月間、生協の店舗でマイボトルを用いて飲料
を購入させた。その結果としては、販売数は決して多くはなく、エコと利便性のギャップが浮き彫りに
なった。
マイボトル・モニター実験は、京都大学が 2009 年に実施した活動で、学内の学生や教職員約 500 名に
二ヶ月間マイボトルを使用してもらう活動である。この実験により一定の効果は得られたが、環境配慮
行動と利便性とのギャップが浮き彫りとなった。
エコ宣言という活動において、それをすることで、二酸化炭素の削減量を知ることができ、またそれぞ
れの部屋別での削減量を知ることもできることを知り、深く感銘した。
2009 年度に京都大学でペットボトルを重たる削減ターゲットとした「マイボトル・モニター」実験が
行われた。学内の学生、教職員など約500名にモニターとして役2か月間、生協の店舗でボトルを用
いて飲料を購入してもらった。その後のアンケートでマイボトルなどの飲料容器を減らすインセンティ
ブが高まったこと、モニターの意識・行動を環境配慮に向かわせるうえで一定の効果があったことがわ
かった。
京都大学の環境サークルえこみっとの活動に好感を持ちました。学生のサークルとしてあることに大変
意義あることだと思いましたし、それこそ若者たちが積極的に取り組まなければならないと感じまし
た。お祭りの際に紙皿でなく洗い皿を使うことは面倒だけど、誰かが汗を流さない限り環境は変わらな
いと改めて感じました。もう一度ごみの処理について考えてみたいです。
不要オフィス家具リユースの取り組みが行われている。この取り組みでは、大学において不要になった
家具を学内に引き取り手を募集し、提供する。この取り組みによって廃棄量が尐なくなるだけではなく、
資源の有効活用が期待される。
京都大学においてペットボトルの利用量を減らすべく行われた「マイボトル・モニター」実験で、学生
や教職員ら約 500 名に約 2 か月間マイボトルを用いて飲み物を購入してもらい、終了時のアンケートを
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2011 年度「環境報告書を読んで行動する技術」レポート集計
踏まえ効果を分析すること。
京都大学では、学内で不要となった机やいす、棚などのオフィス家具類をリユースするという「引渡し
会」という取り組みが行われている。それは学内に広く引き取り手を募り、希望者にていきょうすると
いうものだ。その成果もあり、学内の廃棄物処分量の削減に大きく貢献され再利用されている。今後は
ウェブサイトなどを活用して、不要となった物品をさらに容易に取引できる仕組みを検討している予定
だそうだ。
枯渇性資源由来の廃棄物の 2R 対策として、ペットボトルを主たる削減ターゲットとした「マイボトル・
モニター実験」を行っている。京都大学での全学的なマイボトルの普及とディスペンサーによる飲料提
供の導入の可能性を探ることを目的とした。学内の学生、教職員など約 500 名にモニターとして約 2 ヶ
月間、生協の店舗でボトルを用いて飲料を購入。実験期間終了前後には、アンケート調査を実施し、そ
の結果に基づき、環境配慮行動の変化や環境負荷削減効果の分析を行った。
京都大学の環境報告書に書かれている興味深いエコ活動は「リサイクル市」である。この活動は卒業
生が不要となったまだまだ使える下宿用品を新たに必要とする新入生などに譲り渡すというものであ
る。私は熊本大学でも京都大学のような活動を進めていくべきだと考える。
再生可能資源の一例として、紙の両面印刷や、再生利用するための分別方法を周知し、紙の焼却回避に
努めた。枯渇性資源廃棄物については、レジ袋削減運動やマイボトル運動、携帯電話リサイクル運動、
不用となったオフィス家具類を学内でリユースする運動に取り組んだ。その結果2009年度の廃棄物
排出量は前年より0.8%の減尐、実験系廃棄物は3.4%の減尐が見られた。
京都大学では、卒業生が使わなくなった家具などを、新たに必要とする新入生に譲り渡すリサイクル市
が行われている。この活動を通し、まだ使えるものを有効活用するだけでなく、ものを大切にする心を
伝え、これをきっかけに身近な環境問題に関心を持つことを狙いとしている。
私は京都大学のマイボトルモニター実験に興味を持ちました。これは枯渇性資源由来廃棄物削減対策
で、ドリンクを個人のマイボトルに注いで販売することでペットボトル廃棄の削減を目標としたもので
す。課題はあるものの、マイボトルは再利用することで CO2 等の排出量の削減が可能だそうです。個
人も参加可能な有効な取り組みであると感じました。
京都大学では、学内で不要となった机や椅子・棚などのオフィス家具類を再利用する取り組み、通称「引
渡し会」を 2009 年度より行っている。今までは使用可能なものであっても再使用の対策が行われない
まま産業廃棄物として処分されることが尐なくなかったことから、この取り組みは環境のことを考えた
非常に良いものだと思う。
京都大学で行われているリサイクル市実行委員会という卒業生から引き取ったまだ使える下宿用品を
新入生の人々に譲り渡すイベントに大変興味を抱きました。京都大学の生徒たちが中心となり、下宿用
品のリサイクルだけでなく、環境に関する読み物などを作ったりして、モノを大切にする心を伝える活
動も行っています。
京都大学では、生徒主体の実行委員会を中心に、「リサイクル市」を行っている。これは、卒業生が不
要となった、まだ利用できる下宿品を、新入生などに譲り渡すイベントである。十分使える品を、生徒
間で「リユース」できるのは、環境面から見ても、財布面からみても、素晴らしい活動だと思った。
京都大学では、京都大学リサイクル市実行委員会によって、卒業生から引き取ったまだまだ使える下宿
用品を、新たに必要とする新入生などに譲り渡すというイベントが行なわれている。このイベントでは、
物品を引き渡すだけでなく、モノを大切にするという心を伝え、身近な環境問題に関心を持ってもらう
ということを願って、物品にメッセージを書いてもらったり、環境の関する読み物を作るという活動も
行なっている。
京都大学では、両面印刷による紙の焼却回避、レジ袋削減運動などの一般的で身近にできる活動のほか、
不用オフィス家具のリユースといった珍しい活動に取り組み、2009 年度には前年と比較して、生活系
廃棄物 0.8%;減、実験系廃棄物 3.4%;減など、着実に結果を出している。
京都大学では、積極的に環境問題を取り組んで、よい成果が出た。具体的には五つの点がある。① 様々
な環境負荷に関する情報の継続的な把握・検証と環境マネジメントシステムの推進② エネルギー使用
量と温室効果ガス排出量の削減③ 廃棄物の減量・再生による環境負荷の低減④ 化学物質の安全・適正
管理の推進であり。この五つの点を従って、京都大学は、高い効果が出た、そして全学へ展開している。
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2011 年度「環境報告書を読んで行動する技術」レポート集計
風呂敶をレジ袋の代替品とし、資源を守るだけでなく風呂敶の歴史や文化を見直せる「風呂敶づつみで
京の街歩き&お買いもの」プロジェクトに興味を持ちました。地域と協力し、ふろしき教室や風呂敶持
参の人に包むサービスをする取組みが行われました。地域の人が楽しみながらエコの意識を向上させる
ことができる取組みです。
京都大学では、環境に配慮した活動の一環として、学生によるリサイクル市が行われている。これは、
卒業生がいらなくなった下宿用品を、新入生などに譲り渡すというイベントである。限りある資源を有
効に活用するという循環型社会の理念に通じる活動だといえる。
京都大学では、エコ宣言と題した環境に対する活動をしており、サイトを作っている。そのサイトには
各学部における環境に配慮した活動内容や、京都大学生だけではなく、そのページを閲覧した誰もがで
きる身近な省エネ活動などをわかりやすく説明している。
京都大学の構成員が環境配慮行動の実行を宣言する「エコ宣言」ウェブサイトを立ち上げた。これは先
駆的な取り組みであり、このサイトでは様々な情報の発信や収集なども行い、構成員同士がコミュニケ
ーションを図るツールとして活用している。また、地球温暖化対策として、レジ袋の使用を控えるよう
呼びかける POP やポスターの掲示、使用率推移のグラフの週毎の掲示、新入生全員へのオリジナルマ
イバッグの配布等を行っている。
京都大学では有効な省エネルギー体制をとるため、まずエネルギーを管理する区分として、キャンパス
毎に管理区分(事業所)を設定し、エネルギー管理を行っています。即ち、吉田キャンパス(北部、本
部、西部、吉田单、单部、病院西、病院東)、宇治キャンパス、桂キャンパス、熊取キャンパスといっ
たようにエネルギー管理区分を設け、それぞれキャンパス毎に省エネルギー活動を行っています。
京都大学は、ペットボトルの廃棄量の減尐を目的として、「マイボトル・モニター実験」を行っていた。
結果として環境負荷削減が充分に見込まれることがわかったが、利用増加のためには現行の飲料容器を
上回るような工夫が必要とわかった。
京都大学は、再生可能資源の一例として、紙については両面印刷するなど排出を減らすための工夫や再
生利用するための分別方法などを周知し、紙の焼却回避に努めている。また、レジ袋削減運動やマイボ
トル運動、携帯電話リサイクル運動のほか、不要となったオフィス家具類を学内でリユースする運動に
取り組んでいる。
京都大学では紙の両面印刷をして排出を減らしたり再生利用のために分別を周知するなどして紙の焼
却回避に努めていた。それだけでなく、オフィス家具類を、学内で再利用するなどの取り組みを行い、
その結果生活系廃棄物は 0.8%;減、実験系廃棄物は 3.4%減尐した。
紙を両面印刷にする、分別方法などの周知により、紙の焼却回避に努めていた。レジ袋削減運動やマイ
ボトル運動、携帯電話リサイクル運動のほか、不要な家具類をリサイクルする運動に取り組み、枯渇製
資源由来廃棄物を削減している。その結果、全廃棄物排出量の一人当たりの量は、大規模国立大学の平
均より 10.8%尐ない値になっている。
京都大学吉田キャンパスが省エネルギー対策として、高効率照明器具(Hf 器具や LED 器具)への交換
や人感センサーによる照明器具制御の導入、パッケージエアコンの高効率機器への更新を行ったという
ことに興味を持ちました。僕も部屋の白熱電球を LED 電球に替えて省エネ貢献できればいいなと思い
ました。
廃棄物の排出源処理のために学内に有機廃液処理施設、無機廃液処理装置、医療廃棄物焼却炉が設置さ
れており、排出される実験系・医療系廃棄物の約60%を処理している。また、各部局で廃液処理指導
員を養成するなどの人材育成にも努めている。
紙については両面印刷するなど排出を減らすための工夫や再生利用するための分別方法などを周知し、
紙の焼却回避に努めた。また、枯渇性資源由来廃棄物については、レジ袋削減運動やマイボトル運動、
携帯電話リサイクル運動のほか、不用となったオフィス家具類を学内でリユースする運動に取り組みん
だ。という活動に興味を持った。
京都大学では循環型社会の促進のため、マイボトル・モニター実験を行った。結果は飲料容器を減らそ
うという意識の高まったが、それは一時的であり、期待した結果は得られなかった。今後京都大学はマ
イボトルによる環境負荷を明らかにすべく、データの充実をはかるそうだ。
建物大規模改修時などにおいて省エネ設備を導入し、その使用法を使用者に理解してもらう機会をつく
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2011 年度「環境報告書を読んで行動する技術」レポート集計
った。また、全部局において温室効果ガスの削減目標を設定した。さらに、待機電力削減などの全学キ
ャンペーンを展開した。
京都大学では、現在は原卖位目標の達成に向けて活動を続けているが、次の段階として総量目標を検討
している。また社会全体の CO2 排出量削減に対する京都大学の教育・研究活動の貢献についても、評
価を進めていきたいと考えている。京都大学も他大学と同様に環境問題に深く取り組んでいる。
2009 年度に引き続きレジ袋削減運動、携帯電話リサイクル運動や、オフィス家具リユースなどの運動
を引き続き推進するほか、長寿命蛍光管の採用による蛍光管廃棄物削減に取り組んでいく。今後は具体
的な削減方法の検討と削減数値の目標設定を目指す。
京都大学では、リサイクル市を開催している。リサイクル市とは、卒業生から引き取ったまだ使える用
品を、新たに必要とする新入生などに譲り渡すイベントである。ただ物品を引き渡すだけではなく、物
品に新しい持ち主へのメッセージを書いてもらったり、環境に関する読み物を作ったりするなどの活動
も行っている。
京都大学では、吉田食堂周辺にて、4 月に卒業生から引き取った下宿用品を新入生に対して譲り渡すた
めのリサイクル市が行われている。会場では大変賑わい、またこのような行事があることで生徒の身近
な環境問題への関心も高まっているという。
私が興味を持ったのは、京都大学で行われているリサイクル市である。卒業生から引き取った下宿用品
を、新入生などに譲り渡すというイベントだ。このことによって、モノを大切にする心や、環境問題に
対する関心を深めていくことができるので、とてもすばらしい制度だと感じた。
私が興味を持ったのは不要オフィス家具リユースの取り組みだ。京都大学では、学内で不要になったオ
フィス家具をリユースする取り組みが積極的に行われている。学内での移転に伴い不要になり処分対象
となるオフィス家具を、必要な人に引き渡すことで、廃棄処分量の削減や資源の有効利用に貢献してい
る。
京都大学では、2009 年 6 月 8 日~7 月 7 日までの1カ月間、携帯電話リサイクルキャンペーンを
行われた。京都大学を含む市内 15 ヵ所に回収拠点が設置された。携帯電話に多く含まれるレアメタル
(希尐金属)を回収し、資源として有効活用することが期待されている。
枯渇性資源由来の廃棄物の削減の2R 対策としてペットボトルの消費削減のために「マイボトル運動」
が京都大学で行われた。マイボトルの使用によってペットボトルを使うより環境負荷を減らせるが、利
用者増加のための対策がまだまだ必要であるようだ。
京大生協でのジュース販売において、マイボトルをもっている人に、普段よりも安い値段で販売するこ
とによって、ジュース販売時に出るペットボトルなどの飲料容器を減らそうという活動。
枯渇性資源由来の廃棄物の2R 対策として、ペットボトルを主たる削減テーマとした「マイボトル・モ
ニター実験」を行った。マイボトルの普及とディスペンサーによる飲料提供の導入の可能性を探ること
を目的とした。
廃棄物から社会を視ることは、循環型社会形成への知見を与えてくれる。廃棄物の適正管理技術や化学
物質動態との関連を持たせながら、主に物質循環のシステム解析から循環型社会形成モデルに関する研
究を行っている。京都大学の環境管理を担当していることから、教育研究の環境保全と安全管理に関す
る検討も行う。
学生、教職員などのすべての新構成員に対し温室効果ガス削減に関する啓発活動を実施した。マイボト
ル:モニター500人による利用実験を行い、今後の課題を抽出した。
京都大学では学生および教職員が『エコ宣言』を行い、環境に配慮した行動をとることで省エネを進め
る『エコ宣言ウェブサイト』が構築されている。「一人くらい」、「このくらい」では無く一人ひとり
が環境を考慮するきっかけになるウェブサイトです。
京都大学は、毎日使うエネルギーの消費を抑えるために環境負荷の尐ない電化製品を使ったり、省エネ
をしていたりしていた。また自然の力を利用する発電方法の研究も行っている。ごみを出さないようマ
イボトルの推奨や、ごみの処理方法もしっかりと考えていた。
全学的なマイボトルの普及とディスペンサーによる飲料導入の可能性を探ることを目的として、ペット
ボトルを主たる削減ターゲットとした「マイボトル・モニター実験」を行った。学内の学生、教職員な
ど約 500 人がモニターとして約 2 ヶ月間生協の店舗でボトルを用いて飲料を購入した。実験終了前後に
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2011 年度「環境報告書を読んで行動する技術」レポート集計
はアンケート調査を実施し、その結果に基づき、環境配慮行動の変化や環境負荷削減効果の分析を行っ
た。
京都大学ではリサイクル市を開いている。これは卒業生などがまだまだ使用できる下宿用品を、新たに
必要とする新入生に譲り渡すイベントである。これによって、「3R」のうちの一つであるリユース(再
利用)を行うことができ、循環型社会に貢献している。
京都大学ではこれまで神のリサイクルやオフィス家具のリユースなどを行ってきた。しかしこれからは
それに加えて LED などの様な長寿命蛍光灯管を採用して、蛍光管廃棄処理物の削減に挑戦する。この
ように最新技術を取り入れつつ、エコに対して積極的に取り組むという点に私は興味を持った。
コピー用紙の使用量について、2009年では 9,798 万枚で、一人当たりの使用量は 2,947 枚であった
のを、両面印刷や、まとめ印刷などの方法によって、コピー用紙の使用量を減らした。また、具体的な
削減の方法をまとめた手引きを作成し、削減を呼びかけている。
京都大学の環境に配慮した活動のなかにマイボトル・モニター実験がある。近年さまざまな企業でマ
イボトルが販売されている。この実験はマイボトルの普及とディスペンサーによる飲料提供の導入の可
能性を探ることを目的として行われた。 実験の結果としてはマイボトルを持つことでモニターとなっ
た学生、教職員の環境配慮に対する意識は高まった。しかし、利便性との関係から飲料の販売数は伸び
ないという結果となった。 この実験からマイボトルの利用によって環境負荷削減を目指すには飲料の
豊富さ、価格設定が必要となることがわかる。 私は、この実験は現在注目されているマイボトルの実
用化にむけて非常に良い実験だと感じた。
京都大学環境計画では、紙の直接埋め立てや焼却量を削減する方策のひとつとして、コピー用紙の使用
量削減(リデュース)を目指している。活動として、コピー用紙削減に有効な方法を学内に周知し、現
場で確実に行われているかチェックを進めている。
レジ袋削減運動やマイボトル運動、携帯電話リサイクル運動、不用となったオフィス家具類を学内で再
使用するという活動。その結果、2009 年度の廃棄物排出量は前年と比較して、生活系廃棄物は 0.8%減
尐、実験系廃棄物は 3.4%減尐した。
京都大学では、再生可能資源の一例として、紙については両面印刷するなど排出を減らすための工夫や
再生利用するために紙の焼却を避けるように努めている。枯渇性資源由来廃棄物については、レジ袋削
減運動やマイボトル運動、携帯電話リサイクル運動のほか、不用となったオフィス家具類を学内で再使
用することで、うまく循環型社会としての役割を果たしている。
PCB(ポリ塩化ビフェニル)廃棄物は「ポリ塩化ビフェニル廃棄物の適正な処理に関する特別措置法」
によって、2016(平成 28)年までに処理することが制定された。これにより PCB 廃棄物の処分は、国
の財政的支援を受け設置された処理施設において、安全で確実な処理事業が行われている。 京都大学
の PCB 廃棄物は、2010(平成 22)年から順次、トランス類・コンデンサ類がこの処理施設で処分され
ることになっている。各部局の保管場所にて、適切に厳重な保管をするように注意を払っている。
京都大学は再生可能資源をできるだけ排出を減らすようにつとめており、一例としては紙を両面印刷
するなどといった工夫や再生利用するための分別方法などを周知させ、紙の焼却回避に努めた。また、
レジ袋削減やマイボトル推奨のほか、学内で家具類をリユースする取組もしている。
再生可能資源の一例として紙については両面印刷をするなどをおこなっていて排出を削減する工夫が
なされると共に分別方法の周知、紙の焼却回避に努めた。また、マイボトル運動、携帯電話のリサイク
ル運動など資源の無駄遣いを抑えている。不要となったオフィス家具の再使用(リユース)も行われて
いる。
廃棄物を再生可能資源由来と枯渇資源由来に分類し、前者は埋め立て・焼却の回避及び再生・エネルギ
ー利用を進め、後者は排出抑制を行い次に再生・エネルギー利用を進めるという方針がある。また、長
寿命蛍光管の開発による蛍光管廃棄物削減。
私が興味を持った環境活動は京都市が中心になって携帯電話リサイクルキャンペーンです。携帯電話に
使われているパラジウムやコバルトなどのレアメタルと呼ばれるものを回収し、資源として有効活用す
るというものです。今や携帯電話は1人1台欠かせないものとなっているのでこの活動はすごく成果を
出すものだと思いました。
京都大学内で携帯電話を回収し、レアメタルリサイクルについて検討を行っていること。それに学内関
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2011 年度「環境報告書を読んで行動する技術」レポート集計
係者と議論を行い、エコ宣言ウェブサイトにオフィス家具等のリユースに関する専用サイトを立ち上げ
たということ。
建物の改修等で出る不用物品類の再利用を進めるために、不要物品を学内の希望者に引き渡した。。不
要物品全体の 6 割以上が引き取られ、学内で不要物品の需要があることが分かったという不要物品の再
利用の活動。
携帯電話リサイクルキャンペーンといって、京都市内の15ヶ所に回収ボックスを設置し、携帯電話を
回収することで、パラジウムやコバルトなどのレアメタルを回収し、資源として有効活用することがで
きる。
09 年度では、紙については両面印刷するなど排出を減らすための工夫や再生利用するための分別方法
を考案するなどを行い紙の償却回避に努め、また、レジ袋削減運動やマイボトル運動、携帯電話リサイ
クル運動のほか、不用となったオフィス家具類を学内でリユース(再使用)する運動に取り組みを行っ
ていました。
枯渇性資源由来の廃棄物対策として、学校での飲料販売をマイボトルを持参しようというモニター実験
を行った。利用の増加のためには現行の飲料容器と匹敵する、あるいはそれを上回る利便性と魅力ある
メニュー、適切な価格設定が必要だと分かった。
マイボトルモニター実験を行い学内の学生、教職員など 500 人にマイボトルを用いて飲料の購入をして
もらい、実験後アンケート調査とその結果に基づき環境配慮行動の変化や環境負荷削減効果の分析を行
った。
京都大学では、廃棄物の減尐・再生による環境負荷の低減のためにペットボトルやごみのほか、携帯電
話のリサイクルをしている。これは、大学が京都市等と連携して学内からも回収事業を実施し、レアメ
タルリサイクルを目的としたものだ。
京都大学リサイクル市実行委員会。リサイクル市は、卒業生から引き取ったまだまだ使える下宿用品を、
新たに必要とする新入生などに譲り渡すイベントです。 2010年は4月1日に吉田食堂周辺で開催
し、436点の物品を展示、多くの来場者で会場はにぎわい、みなお目当ての物品を抽選で獲得してい
ました。という風な活動でした。
一部で節水器具を導入し、水使用量を最近5年間で約20%削減に成功した。 また、実験設備やトイ
レ機器の節水化を進めた。2009 年度の水使用量は前年と比較して 7.3%減尐した。水使用量の建物延べ
床面積あたり使用量は病院が設置された大規模国立 10 大学の平均と比較して、4.0%尐ない値になって
いる。
卒業生にとっていらなくなったが、まだ使えるという下宿用品を、新たに必要とする新入生などに譲り
渡すリサイクル市というイベントに興味を持ちました。これは、譲る、もらう、という体験を通して、
物を大切にする気持ちを持ってもらうことを目的としています。
2009 年度に「廃棄物の減量・再生に努める」という目標のもと、マイボトル、携帯電話リサイクル、大
型ごみリユースなどの運動を促進した結果、廃棄物排出量が 2008 年度は177kg/人だったのが、17
1kg/人に減尐した。
京都大学情報学研究科の順教授の荒井修亮さんが行った研究として「タイの海でウミガメを追いかけ
る」というのがある。ウミガメの混獲を回避するための対策を講じるためにはじまり、いろんな計測手
法でウミガメの回遊経路を追跡し、いろんなことがわかり、近隣諸国で情報交換を重要視し、毎年シン
ポジウムを開催している。
京都大学では、卒業生から引き取った再利用できそうな下宿用品を必要とする新入生にゆずりわたすリ
サイクル市というイベントを行っている。2010年は436点の物品を展示した。リサイクル市では、
物品を引き渡すだけでなく、物を大切にする心を伝えていくこと、身近な環境問題に関心をもってくれ
ることを願っている。
マイボトル・モニター実験を 500 人に対して行うと、この実験を通してリサイクルへの意識向上につな
がったという結果が出た。しかし、環境配慮と利便性のバランスが取れていなく、今後の課題となった。
二酸化炭素排出量を年平均で前年比毎年2%削減、埋立・焼却の回避及び再生・エネルギー利用を進め
ると目標設定する。紙は両面印刷する。レジ袋削減、マイボトル、携帯電話リサイクル運動する。長寿
蛍光管による蛍光管廃棄物削減に取り組む。
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2011 年度「環境報告書を読んで行動する技術」レポート集計
省エネルギー設備の導入や ESCO 事業の実施を積極的に行っていた。これらの取り組みの成果として
2009 年度のエネルギー使用量は前年度より 0.9%減尐し、原卖位では、1.7%減尐した。
教育、研究などのアクティビティを下げずに、研究室や、事務室を中心にどこまでの削減が可能か、ま
た、今すぐ始めるべき短期策について調べ、計算する。その結果で、無駄な利用をなくしたり、機器の
適切な手入れをしたり機器選択の際に省エネの視点をくわえたりする。
ペットボトルなどの使用量を減らすために 500 人の学生にモニターとしてマイボトルの使用してもら
って今後の課題を抽出した。また、市と連携して携帯電話の部品に使われているレアメタルの回収を検
討した。
ペットボトルの使用量削減のため、「マイボトル・モニター実験」が行われた。これは、学生・教職員
約500名に約2ヶ月間、生協の店舗でペットボトルではなく、マイボトルを用いて飲料を購入しても
らう実験。この実験により浮かび上がった問題点は、マイボトルの衛生状態がペットボトルほど清潔で
ないこと。
京都大学の先駆的な取り組みであるエコ宣言ウェブサイトに興味を持ちました。これは何かエコに関す
ることの例を挙げています。そしてそれをすることによって行った人一人だけでも一年間でどのくらい
の電力と二酸化炭素の削減ができるかをウェブにのせているものです。
学内で引越しが行われる際に不要となる家具を希望者に提供する不要オフィス家具リユースの取り組
みに興味を持った。大量消費、大量廃棄の現代では本当に地球に優しい取り組みだと思った。熊本大学
でも実施されればいいなと思った。
私は京都大学のマイボトルモニター実験に興味を持った。夏はペットボトルでジュースを買う量が増え
るため、いいアイデアだと思った。また、エコだけでなく実施にあたっての健康面への配慮もしている
ため、感心した。
卒業生から引き取ったまだまだ使える下宿用品を、新たに必要とする新入生などに譲り渡す活動。ただ
譲り渡すだけではなく、身近な環境問題に関心を持ってくれることを願って、物品に新しい持ち主への
メッセージを書いたり、環境に関する読み物も作ったりしている。
廃棄物の適正管理技術や化学物質動態との関連を持たせながら、主に物質循環のシステム解析から循環
型社会形成モデルに関する研究を行っている。教育研究の環境安全と安全管理に関する検討も行ってい
るそうです。
京都大学では、ペットボトルなどの飲料容器の廃棄物を減らすためにマイボトル・モニター実験が行わ
れた。販売価格は 240cc につき 80 円で、主に食堂で実施された。モニターの行動を検証し、環境配慮
に向かわせる上で、一定の効果があったことがわかった。
私は、京都大学のリサイクル市に興味を持ちました。この活動は、京都大学の卒業生から引きとったま
だ使用で可能な下宿用品を新入生に譲り渡すもので、ただ環境に配慮しているだけでなく、下宿用品を
譲り受けた新入生から持ち主であった卒業生へメッセージを書くようにしており、物を通して学生間の
繋がりを感じることができます。
私が興味を持ったのは「不要オフィス家具リユース」の取り組みです。内容は、学内での引越しの際、
不要となったが、まだ使用できる机やいすなどを学内に引き取り手を募り、希望者に提供するというも
のです。廃棄物も減るし、品物も得ることができてとてもいいと思いました。
エネルギー使用量と温室効果ガスの削減が行われていました。ハード面での省エネとソフト面での環境
配慮行動の取り組みにより、エネルギー消費量・温室効果ガス排出量を建物卖位面積当たり毎年 2%削
減を目指していました。
<自然共生社会>
京都大学では、卒業生から引き取った使用可能な下宿用品を新入生に譲り渡すリサイクル市が行われ
ている。その際、身近な環境問題への関心を持ってくれることを願い、環境に関する読み物も作成して
いる。
風呂敶の活用・見直しを通した、ごみ減量を目指す試みを実施していた。風呂敶の歴史や文化を見直し
たうえで、人々に風呂敶の使い方を伝授し、レジ袋などの使用を軽減しようとした。また、携帯電話リ
サイクルキャンペーンなども行い、環境資源を守ろうとしている。
119
2011 年度「環境報告書を読んで行動する技術」レポート集計
排水に含まれる有害成分の基準超過が起こった場合は再発が防止されるよう努めている。加えて、基
準超過の多い食堂については除害施設の設置を進めている。
生活の中で小さなことでも気に留めるところ。たとえば、昼休み等秋時間にはパソコンの電源を切った
り、帰宅時には、電源を落としたりするところ、また、エアコンや保温ポットの温度を調整するところ
生物保全のために研究林を所有し、そこで天然林の再生機構と林分構造及び維持機構に関する研究、森
林の環境保全に関する研究、森林の生物的要因や気象要因による被害の解析と防除法の研究、人工林の
育成及び収穫技術に関する研究を行っている。
京都府北東部の山稜地帯に位置する芦生研究林は、たくさんの種類のユニークな植物や動物が生息して
いる。京都大学は、この芦生研究林で、生物多様性の保全に関する様々な学術研究や実地演習を行って
いる。
開かれた大学として、日本および地域の社会との連携を強めるとともに、自由と調和に基づく知を社会
に伝える。
環境賦課金制度という 、各部局が電力、ガス、水の消費量に一定の卖価を乗じた賦課金を拠出し、大
学本部からの全学的資金とあわせた資金を学内施設・設備の省エネルギー対策に充てる京都大学独自の
制度に興味を持ちました。それは、お金が絡んだほうが本当に節約する人間らしいとこをついており、
現実的だったからです。
京都大学ではグリーン購入法に基づき、毎年「環境物品等の調達の推進を図るための方針」を策定し、
公表している。そしてこの調達方針に沿って、紙類や文具類、事務機器類をはじめとする多数の物品、
その他公共工事などを特定調達対象品目として目標を設定し、環境への負荷の尐ない物品等の調達を進
めている。
京都大学は電力使用量が見えるシステム「エネルギーマネジメントシステム」を 2009 年 1 月に理学研
究科 2 号館に導入。削減効果が大きく見込める数箇所で 1 週間の省エネルギー活動を行った。その結果、
研究や業務を犠牲にすることなく、最大 20%の電力の削減を成功させた。
桂キャンパスの工学研究か化学実験室の局所排気装置の排風機にインバータを取り付けることにより、
電気使用量の削減を目指している。今回2つの研究室を対象に試験的に9台の排風機にインターバを取
り付け、月ごとの電気使用量を比較した。結果、電力使用量が半分となり年間80万円の削減効果が期
待できる。
京都大学では、実験系の廃棄物の総排出量は主に病院から排出されたもので感染性廃棄物が大きな割合
を占めていますが、2009年度に学内の無機廃液処理施設を改修し安全性、機能性、環境配慮を向上
させた。+
ペットボトルの廃棄量削減のために、食堂やカフェにおいて「マイボトル・モニター実験」を行い、ペ
ットボトルではなくボトルで飲料水を販売した。マイボトルを持つことでペットボトルなどの飲料容器
を減らすというインセンティブが高まったことで、また、モニターの環境配慮の意識や行動も向上させ
る一定の効果が見られた。環境負荷の面から見ても、マイボトルの再利用により二酸化炭素等の排出量
を減尐させることができるいった点が検証された。
北海道に二ヶ所、京都と和歌山にそれぞれ一ヶ所ずつの研究林を所有し、天然林の維持や再生に関する
研究や、森林の環境保全に関する研究等を行っている。また、植物の病気や、動物による害についての
研究も行っている。日本では珍しい天然林 90%以上の森林を保全しつつ、森林をよりよくしようと取
り組んでいる。
水資源については、排水を監視し、基準超過の場合は、定められた方法で対応して、再発を防止した。
汚染物質に関しては、ボイラーや、焼却設備に必要な修繕をしたうえで最適運転に努めた。そして、ア
スベスト含有実験機器については、その撤去を行った。
京都大学では動植物の生態に関する研究をしている先生が多い。そんなこともあってか、環境報告書に
はさまざまな先生が方の文章が示されている。動植物の環境や生態を普段から研究している先生方のお
っしゃることは、一般の人が状況を語るよりもより説得力があり、読むひとへの伝わり方が断然違って
くると考える。その点からして、大学教授の意見を入れることはいいことだと思う。
京都大学では省エネルギーについてこだわった考え方をもっている省エネルギーについての偏った考
え方があると計画が潤滑に進まないため各区画ごとにわけて計画を実行している
120
2011 年度「環境報告書を読んで行動する技術」レポート集計
京都大学では環境に関する研究を行っており、テーマは「人類の生存」である。比較的取り組みが遅れ
ている人文学や社会科学の知恵から、「共生」を実現するための研究を行っている。具体的には、地球
温暖化と生物多様性の関係について、京都付近の二種類のカメムシを使って調べるということなどを行
っています。
京都大学は水の使用量を様々な工夫を凝らして年々減尐させている。具体的には実験器具やトイレ機器
をを節水化することによって最近5年間で水の使用量を約20%;減らすことに成功した。今後も実験
器具やトイレの機器を節水化していくことで、さらに水の使用量を減らしていく予定だ。
大学全体で ECO 活動をしており、キャンパス全体に ECO 施設が設備されている。私が一番身近に感じ
たのはトイレ用微温装置の導入です。主に女子トイレに設置されていて、節水率は約40%もあるそう
です。熊本大学にも擬音設置されています。
排水水質基準超過回数が最近5年間の年平均が28回で尐なくなく、管理システムの構成を進めてい
る。基準超過が起こった場合の対応手順を定め、再発防止を該当者に注意喚起や指導が行われた。超過
ではないが要注意と見られる案件は管理担当より指導や助言を実施している。2009 年度は前年に比べ
4回減尐している。基準超過の多い食堂などには除外施設の設置を進めている。
実験系排水は、境保全センターや宇治キャンパス、桂キャンパスの各集中処理施設で常時モニターしな
がら処理されていて、生活排水は、除外設備のある施設では、週1回モニターがされている。これによ
って、京都大学生協等が運営する食堂からの排水に含まれている汚染物質の量を常に調べてすぐに対応
をとることができるようになっている。
特に興味を持った取り組みは「トイレ用擬音装置の導入」である。排泄音を聞かれないように水を流しな
がら排泄をする人もいる。装置の導入により、これを減らすことが出来て節水に繋がるのである。「身
近で、環境にも人間にも配慮された活動」は環境問題に取り組む良いきっかけになると思う。
京都大学エコ宣言ウェブサイトについて個々人が具体的な環境配慮について「エコ宣言」できるように
なっており、宣言どおり実践した際の効果が試算される。この宣言の項目は「京都大学環境配慮行動マ
ニュアル~研究室・脱温暖化編~」から取り組みやすく、その効果も比較的大きなものが選ばれている。
生物多様性の保全活動として芦生研究林がある。これまでは、天然林の再生機構と林分構造の発達およ
び維持機構に関する研究などが行われている。また、2003 年度より、全森林ステーションにおける「森
林生態系」「森林環境系」「森林資源共存系」の三部からなるプロジェクト研究が開始されている。
過去、京都大学は、水資源排出の状況は、必ずしもよいといえる状況ではなかった。そのため基準超過
となった場合のガイドラインの整備、施設の補填により状況の改善がなされた。それ以外にも紙資源や
水の有効利用にも力が入れられている。
食堂で出されたごみは、廃棄物処理業者を通じて、リサイクル業者に運ばれる。収集された生ごみは破
砕機にかけられて、不適物が取り除かれた後、発酵槽でバイオ発酵され、取り出されたメタンガスを燃
やし電気と熱エネルギーを得る。
京都大学ではトイレ用擬音装置の導入や水洗の数量調節を行うことによってトイレに使用する水量の
低減化につとめています。特に擬音装置は乾電池式なので設置も容易で低コストに済んだそうです。
生物多様性の保全のために日本全国4ヵ所に研究林を設置している。その中のひとつである芦生研究林
では、暖温帯林と冷温帯林の移行帯であり、植物の種類が極めて多い。また、研究林内の生息動物も大
型哺乳類から爬虫類までと多種多様の生物が生息している。この環境を生かして様々な研究を継続的に
行っている。主要な研究課題には、「天然林の再生機構と林分構造の発達及び機構維持に関する研究」
などがある。
芦生研究林での研究活動。暖温帯林と冷温帯林の移行帯のため、植物の種類が極めて多く、研究に適し
ている。また、研究林の 90%以上を天然林が占めていて、西日本では稀。主要な研究課題は、・天然
林の再生機構と林分構造の発達および維持機構に関する研究・森林の環境保全機能に関する研究・森林
の生物的要因や気象要因による被害の解析とその防除法に関する研究・人工林の育成および収穫技術に
関する研究等である。
京都大学では、2009 年から実験設備やトイレ機器の節水を始めました。その結果、2009 年度の水使用
量は前年より 7.3%減尐しました。また、水使用量の建物延べ床面積あたりの使用量は病院が設置され
たほかの大規模国立大学より 4.0%減尐させた。重油ボイラーの更新や焼却設備の修繕などを行った。
121
2011 年度「環境報告書を読んで行動する技術」レポート集計
局所排気装置の排風機にインベーターをつけて、扉開度を変えたときに前面での風速が一定になるよう
に排風機の出力に制御をかけることにより、電力使用量を抑えようとしています。
京都大学では、多くの研究林を持つことで生物多様性の保全に貢献している。この研究林は、それぞれ
北海道、京都府、和歌山県に4箇所存在している。主要な研究課題として、森林の環境保全機能に関す
る研究などが行われている。
京都大学では学生が中心となり環境負荷や環境活動についての報告書を作成している。またリサイクル
市を開催したり、環境ネットワーク 4R の会という勉強会を開くなど活発に活動しており、そのような
活動を通じて一人ひとりが知識を深めていっている。
私が興味を持った活動は、化学物質の安全・適正管理の推進に関する取り組みです。具体的な内容は、
2009 年に KUCRS(京都大学物質管理システム)に基づいて、化学物質や高圧ガスを取り扱う構成員を対
象に KUCRS の説明や、化学物質の安全・適正な管理に関する説明・講習会を実施しました。
COE「生存基盤持続型の発展を目指す地域拠点研究」先進国中心の経済発展とは異なる、アジア・アフ
リカ地域の多様な自然環境と共生しながら社会の発展を目指すもの。現地社会に適した持続的な開発の
あり方や、環境に関する在来知、生業と環境の動態的な関係性などがある。
<環境マネジメント活動>
①トイレの擬音装置の導入・水洗の数量調節をし、水の排出量を削減②人感センサーの設置によって、
必要最低限の電気の利用③太陽光発電の導入によって、有害廃棄物を出さずに発電
京都大学内の環境影響評価を行い、「温室効果ガス」、「廃棄物」、「科学物質」の環境影響が大きい
との判断に達し、この3項目に加えて「環境負荷に関する情報のでーた収集」と「環境安全教育」を5
つの柱とした「京都大学環境計画」を策定した。
学生、教員それぞれに『エコ宣言』という宣誓をさせ、それを掲載するホームページ『エコ宣言ウェブ
サイト』を構築する。さらにそのウェブサイトでは『エコ宣言』の内容を評価、ランク付けしてくれる
ため、意識向上につながる
生協の環境委員会 E-COOP の学生が中心となって環境レポートを作成している。生協由来の環境負荷や
生協が取り組んでいる環境活動などについてまとめてある。生協の学生と職員が話し合いながら環境活
動を行っている面で、熊本大学には無い新しい活動であると思う。
京都大学では、エコ宣言ウェブサイトというものを設立しており、全員参加型のエコキャンパス化を目
指している。その中でも、個人や部局ごとの削減ポテンシャルやランキングを発表していることに興味
を持った。こうすることにより、部局間の比較も可能になり、一目でエコ宣言の状況がわかるようにな
っている。
京都大学は、エコ宣言ウェブサイト~全員参加型のエコキャンパス化を目指して~と題して、WEB 上
でエコ宣言を行い CO2 削減の効果、個人のランキング、達成度などを確認することができる。また、
壁紙に表示されるシンボルキャラクター「くすちゃん」の成長具合で自分のエコアクション実施数を簡
卖に確認することができる。
京都大学では全構成員へ環境配慮活動の推進を拡大させるために、2009 年度に学生・教職員などすべ
ての光栄印に対し、温室効果ガス削減に関する啓発活動を実施している。また、シンポジウムや公開講
座を多数実施し、構成員の意識向上に努めている。
京都大学環境憲章を制定し学内の環境影響評価を行っている。排出される温室効果ガスがほとんど CO
2であることから、CO2 排出量の削減目標を設定し減尐に努めている。そして、新入生および新教職員
への啓発活動も進め、教育訓練も行っている。
京都大学では、環境マネジメントシステムの一環として、「京都大学環境計画」と「京都大学環境賦課
金方針」を制定し、環境負荷の低減活動に取り組むための明確な目標を示した。部局レベルでの目標設
定を行い、エネルギー管理主任や省エネルギー活動に積極的な構成員が中心となって、部局独自の取り
組みが始まっている。
『「風呂敶包みで京の街歩き&お買い物」プロジェクト』と称し、レジ袋に替わって風呂敶を利用する
ことを推奨する活動。卖にレジ袋の代替ではなく風呂敶の歴史や文化を見直す取り組みとなっている。
協力店舗では風呂敶持参の買い物客に対しサービスが行われた。
122
2011 年度「環境報告書を読んで行動する技術」レポート集計
京都大学の『環境マネジメントシステム推進体制』について。 京都大学は、Plan→Do→Check→Act
という軸で環境マネジメントシステム構築を行っている。 Plan について。学内の環境影響評価を行い
環境影響の大きい温室効果ガス、廃棄物、化学物質、これに加えて環境負荷に関する情報のデータ収集、
環境安全教育の5つを柱として京都大学環境計画を2008年に制定した。 Do について。新入生及
び新教職員への啓発活動を進めたほか、温室効果ガス、廃棄物、化学物質に関係した業務に従事する教
職員の教育訓練を中心に行っている。 Check について。監視、測定、記録において環境負荷データの
信頼性をあげることを目指し毎年改善を行っている。情報収集範囲を全キャンパスに広げ、収集頻度を
年2回に増やした。 Act について。人類や地球環境にとっての最重要課題であるエネルギー消費量の
削減に向けた取り組みを継続していく。また教育によって環境センスの高い人材の育成も継続してい
く。
私が興味を持った活動はアスベストの除去対策です。建築物における吹き付け材からアクチノライト、
アンソフィライト、トレモライト等が検出されたことを受けて、改めて京都大学学内の吹き付けアスベ
ストの調査を行った結果、14 の建物からアスベストが検出されたため、アスベストの除去作業が実施
されました。アスベストに対する適切な処理が行われており、素晴らしいと思いました。
京都大学内の学生と教員がウェブサイト内で「エコ宣言ウェブサイト」を構築したこと。これは、環境
に配慮した行動をとることで、省エネを進めるというものである。大学内でもエコ活動を行う人が増え
るものと思われる。
電力計測機による電力使用状況の把握・分析をおこなう。削減効果が大きく見込めるエリアを抽出。管
理者を定め、省エネルギー活動プランを作成。それを実行し、エレベーターや通路等の共用スペースの
電力使用状況の掲示を行っている。
京都大学の学生は、生協の活動として電気・ガス・水道の使用量を測定しグラフを作成したりする。ま
た外部の人たちにもアンケートをとるなどして環境報告書をより多くの人に読んでもらうようにここ
ろがけている。このように幅広く活躍をしている。
環境問題とはひとつひとつが独立して存在しているわけではないので、みんなで勉強会を開き、発表や
討論を通じて、自分の得意な分野を深めたり、また、自分の知らない分野についての知識を広げること
を可能とします。
京都大学では、大学の改修時にでた不要な物品などを希望者に引き渡す取り組みがなされています。シ
ョップでは、レジ袋を有料化するのではなく、いる人に無料で提供しています。こうすることで、学生
がより主体的に必要性を考えるようになったそうです。
私が興味を持ったのは、京都大学の「風呂敶包みで京の街歩き&お買い物」プロジェクトというものだ。
風呂敶を利用することにより、レジ袋の削減になる。さらに、風呂敶の歴史や文化を見直し、発展させ
ることもできるプロジェクトだ。風呂敶を利用してレジ袋を断った人に、ポイントをプレゼントする取
り組みも同時に行われた。
環境マネジメント活動において、京都大学は学生はもちろん地域や NGO などとも協力している。また、
大学独自に 2002 年に「京都大学環境憲章」を制定して環境評価を行い、さらに発展させた「京都大学
環境計画」を 2008 年 1 月に策定した。そして、学外との密接なコミュニケーションが取れた授業や活
動が興味深い。
2008 年度は省エネルギーに注目してた。そして、学内の監査室による「環境への負荷の低減に向けた
取り組み状況に関する監査」が初めて行われた。3590 名に教育・訓練を行った。部局では、研究内容
や建物によってエネルギーの使用方法や消費量が異なるのでそれぞれに見合った形で、温室効果ガス排
出量の削減を目指す必要がある。
京都大学は独自に、温室効果ガス、廃棄物、化学物質、環境負荷に関するデータ収集、環境安全教育、
水・大気環境管理、環境配慮契約といった七つの柱を設定し、また学内を細かく分割し環境マネジメン
トに努めている。実際に水洗の数量調節、空調方式の変更、太陽光発電の導入などを行いエネルギー消
費量、二酸化炭素排出量を大きく抑えることに成功している。
「温室効果ガス」、「廃棄物」、「化学物質」、「環境負荷に関する情報のデータ収集」、「環境安全
教育」を5つの柱とした「京都大学環境計画」を策定した。また、京都大学から排出される温室効果ガ
スはほとんどが CO2 であることから、CO2 排出量について数値目標を設定した。
123
2011 年度「環境報告書を読んで行動する技術」レポート集計
京都大学では、Do-Check-Act-Plan という環境マネジメントシステムがあります。このシステムを軸と
して、新入生や教員に対する講習会を行う、専門教育に取り入れる、啓発キャンペーンとしてウェブエ
コ宣言などを行うなど、積極的に活動の幅を広げています。
さまざまな環境負荷に関する情報の継続的な把握・検証と環境マネジメントシステムの推進、エネルギ
ー使用量と温室効果ガス排出量の削減、廃棄物の減量・再生による環境負荷の低減、化学物質の安全・
適正管理の推進、全構成員に対する環境安全教育の推進の5本柱を持つ「京都大学環境計画」を行って
いる。
京都大学のエコ活動で、ウェブサイトを利用した「エコ宣言」という取り組みがおもしろいと思った。
これは、京都大学の学生・先生の構成員に、京都大学の現状を伝え、環境配慮行動に取り組む意義を知
ってもらい、理解を得て実践に結び付けてもらうことを目的とした活動である。このサイトで、個々人
の実施状況やランキングなどが分かり、楽しくエコ活動をすることができる。
排出水・廃棄物管理については京都大学排出水・廃棄物管理等規程に基づいて、環境・安全・衛生委員
会が、基本的方策の審議及び部局間の調整を行い、発生源責任、発生源処理を原則にして部局長の行う
べき排出水・廃棄物管理事項を定めている。実験廃液の処理については環境保全センターを設置して集
中処理している他、一部を外部委託して実施している。
京都大学は、環境マネジメントシステム構築に取り組むことを、京都大学環境憲章で宣言している。計
画→実施・運用→点検→見直しというのが、京都大学の環境マネジメントシステムの状況である。環境
影響評価の設定、教育訓練の実施、内部監査、経営層による見直しなどが行われている。
京都大学では、CO₂排出量を毎年2%減らすことを目標とし、そのうち1%を構成員の環境配慮行動で
達成することにしている。その効果を知り、行動のきっかけとするために、「エコ宣言」ウェブサイト
を開設した。そこでは自分のエコ行動を振り返り、意欲を高めることができる。
環境報告書において環境配慮活動についてだけでなく、3月の大震災での原子力被災を経て、再生可能
エネルギーや新エネルギーの開発や大学の取り組み内容についても記載されているから。
京都大学大学院では、環境問題に取り組む人材「環境リーダー」の育成を実施している。 内容とし
ては、海外から留学生を募り彼らが国際的な環境改善に貢献できるように学んでもらうというものだ。
また、一部でインターンシップなども実施しており、海外にも3か所拠点を持つ。
管理された PDCA サイクルによる、年内に 30 を越える活動が実施されている。新入生及び新教職員へ
の啓発活動をふまえた教育訓練体系も確立されており、次世代を担う若者の環境配慮への意識の育成が
期待できる。活動実績としても、エネルギー使用量の減尐を達成している(2008~2009 年度)。
パソコンの web 上に「エコ宣言」というサイトを立ち上げている。そこでは、学生が登録をすることに
より個人個人の環境への関心を高めている。また、環境配慮へのアイデアも募集していて誰もが環境問
題へ取り組みやすくしているような印象を受けた。
桂キャンパスの工学研究科化学系実験室の排風機にインバーターを取り付けてドラフトの開扉時にド
ラフト前面での風力が一定になるようにし排風機の出力に制御をかけるようにして電力の削減を目指
している。
京都大学は、環境マネジメントシステム構築に取り組むことを京都大学環境憲章で宣言している。
「plan」では環境影響評価の実施、目標・目的・実施計画の設定、法規制の管理を行っている。「do」
では組織の構築、教育訓練をはじめとする計画実行に向けた運用管理の実施などを行っている。
「check」
では監視・測定・記録の実施や、記録管理、内部監査の実施などがなされている。「act」では最高責任
者による環境マネジメントシステムの見直しの実施が行われる。京都大学はPDCA サイクルを基本シ
ステムとしていることがわかる。
京都大学では環境保全にかかわる業務を行う施設として、環境安全保健機構、環境保全センター、保
健管理センター等の 6 つのセンター、そして施設・環境部環境安全課等があり、それぞれに様々な業務
に取り組んでいることがわかりました。
京都大学では、環境賦課金制度を導入している。これは現在議論されている環境に関する税制を取り入
れたものであり、この制度を有効活用して省エネルギー設備を充実させているところが良いと思った
環境配慮活動を支援する環境エネルギー管理情報サイトを立ち上げ、その中の京都大学エコ宣言ウェブ
サイト内で、取り組みやすく、効果も比較的大きい活動を「エコ宣言」として、全構成員が環境配慮行
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2011 年度「環境報告書を読んで行動する技術」レポート集計
動をしてもらうという活動。
京都大学では、京大生協で、環境委員会 E-COOP が中心となり、生協由来の環境負荷や生協が取り組ん
でいる環境活動などについてまとめた環境レポートを 2002 年から毎年発行している。電気、ガス、水
道使用量などのデータをとりまとめ、グラフを作成し、それぞれに考察を付すことになっている。
京都大学では、電力使用量の見える化システム『エネルギーマネジメントシステム」を導入している。
取り組みの結果、通常の研究や業務活動を犠牲にすることなく、オフィスエリアで約 20%、実験系エ
リアでは約 7%の電力使用量削減を達成している。省エネファンベルトや太陽光発電の導入をし、水洗
の数量調節を行っている。
京都大学では、「エコ宣言」という環境配慮活動を大学構成員全体で取り組んでいる。これは、個々人
の活動が全体の効果にあらわれるという理念に基づいたものである。これを達成するために、構成員に
対する啓発活動、講習などを行っているようだ。
京都大学では、環境マネジメントシステムの明確化を進めることを決めた。主な内容としては、①環境
管理標準を制定し、省エネルギーの推進と CO2 排出量及び廃棄物削減に関するシステムを明確にする。
②特定の建物で省エネルギーの推進とCO2 排出量削減活動を展開することにより、本学の状況にあっ
た環境管理標準制定の準備を継続する。③効果的なデータの収集を行う。
京都大学で 枯渇性資源由来の廃棄物の 2R 対策として、2009 年度はペットボトルを主たる削減ターゲ
ットとした「マイボトル・モニター実験」が行われた。これは、マイボトルの普及とディスペンサーに
よる飲料提供の導入の可能性を探ることを目的とした。しかし、実際は明確な利用増はうかがえず、環
境配慮行動と利便性のギャップが浮き彫りとなる結果に終わった。
京都大学エコ宣言ウェブサイトでは、個々人が具体的な環境配慮について「エコ宣言」できるようにな
っていて、宣言通り実践した場合の効果が計算される。個人のランキングもわかったりする。また達成
度によってダウンロードできる壁紙が変わったりする。とても楽しく活動できると思う。
京都大学では、環境マネジメントシステムの推進を目標に掲げている。その計画の詳細は、部局での環
境管理体制を規定する環境管理標準を作成したり、二酸化炭素の排出量について他の大学との原卖位比
較を行ったりすることなどである。
環境マネジメントシステムを導入し、その内容は利用していない部屋の消灯、昼休み時間帯の消灯、部
分点灯の実施、利用しない機器のコンセント外し、機器を利用するときのみ電源オンの徹底、機器を利
用し終わった後の電源オフの徹底、機器の省エネモード設定、必要な時だけエアコン使用、予備運転時
間の短縮、部分空調の実施。
工学研究科学系実験室のドラフトの排風機にインバーターを取り付け、ドラフトの扉開度を変えたとき
にドラフト前面の風速がほぼ一定になるように排風機の出力に制御をかける設定をして、電気使用量の
削減を目指している。
京都大学では、環境問題を県卖位ではなく国卖位や世界卖位で考えているように感じられた。他国の大
学と自大学を比較し、また国際的に自大学の環境への取り組みを発信していく姿勢は環境マネジメント
の本質的な部分から生まれているものだと考えさせられた。
帰宅時に PC のコンセントを抜く。エアコンは夏28℃、冬20℃に設定する。また、扇風機を併用し、
設定温度を2℃上げる。照明は昼休みに1時間消灯する。電気ポットは保温設定温度を下げる。
京都大学では、計画において環境影響評価の実施や法規制の管理を行い、組織の構築や内外コミュニケ
ーションや文書管理の実施を行い、点検として、監視・測定・記録を実施したり内部監査の実施をして
いる。さらには最高責任者による環境マネジメントシステムの見直しも行っている。
京都大学の理学部で行われている局所出力装置ドラフトにインターバーをつけて、風力を制限すること
で電力使用量の削減を図る政策は、実際に大幅な省エネにつなっがっていた。
京都大学の 2007 年度環境報告書から環境配慮マニュアルより個人の努力(電気機器の消し忘れをなく
すなど)これにより年間一人 178KWh の節電が可能これは大学全電力使用量の 1.8%にあたる研究室の
努力年間 1 研究室 6200KWh の節電が可能これは大学全電力使用量の 6.2%にあたる機器更新時の配慮
(省エネ製品を選択するなど)年間 1 研究室 10900KWh の節電が可能これは大学全電力使用量の 11%
にあたるこのようなマニュアルの普及啓発活動が行われていた
京都大学では、CO2 排出量及びエネルギー使用量の削減を目指しているが、活発化する研究活動を考え
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2011 年度「環境報告書を読んで行動する技術」レポート集計
ると、簡卖ではない。削減方策としては、ハード対策(省エネ建物改修・省エネ機器導入など)で削減
するとともに、ソフト対策(構成員の環境配慮行動)を講じることで達成することとしている。
多くの構成員に京都大学の現状を伝え、環境配慮行動に取り組む意義を知ってもらい、理解を得て実践
に結び付けてもらうために、それを支援するためのウェブサイト「環境エネルギー管理情報サイト」を
立ち上げた。
マイボトル・モニター実験京都大学での全額的なマイボトルの普及とディスペンサーによる飲料提供導
入の可能性を探ることが目的。モニターに約二ヶ月間生協の店舗でボトルを用いて飲料を購入してもら
う。販売数はあまり多くなく、環境配慮行動と利便性とのギャップが浮き彫りとなった。
レジ袋の削減は「リデュース」、すなわち発生を回避するということで、廃棄物対策の中で最優先され
るべき取り組みに相当します。PET ボトルの使用回避には各自がマイボトルを持ちこれを繰り返し使用
するという方法が考えらます。一定期間500人程度の人にモニターとして参加してもらい環境負荷削
減効果の検討を行っていきます。
京都大学では「温室効果ガスの削減」を最重要課題の一つにあげ、CO2 を対象に削減策を検討している。
その成果として、全構成員が取り組むことのできる CO2 削減行動とその効果を日めくり形式にまとめ
た「環境配慮行動マニュアル」を作成した。また京都大学では二酸化炭素の排出をおさえるためにBE
MSの設置、平均以上に削減できた利用者への還元方策、新たなエネルギー調達の方法を研究している
ことがわかった。
環境ネットワーク4R の会という会があり、環境問題の勉強会を開いている。自分ひとりでも環境問題
について学ぶことはできるが、環境問題というのは相互に関係があって存在している。また一人で勉強
する量にも限界がある。この会に参加することで自分の知らない分野について知ることができ、プレゼ
ン能力も身につけることができる。
部局での環境マネジメントの推進計画としては、部局での環境管理体制を規定する環境管理標準を作成
することと、CO2 排出量について、他の大学等との原卖位比較を行う
京都大学では基本理念において、環境に配慮した運営を行うことを宣言しています。そして 2002 年
には「京都大学環境憲章」を制定し、「すべての構成員の協力のもと、継続性のある環境マネジメント
システムを確立する」などの基本的な方向性を打ち出しました。 これを受けて改めて学内の環境影響
評価を行い、「温室効果ガス」、「廃棄物」、「化学物質」の環境影響が大きいとの判断に達しました。
この 3 項目に加えて「環境負荷に関する情報のデータ収集」と「環境安全教育」を 5 つの柱とした「京
都大学環境計画」を 2008 年 1 月に策定しました。
京都大学では、「すべての構成員の協力のもと、継続性のある環境マネジメントシステムを確立する」
という基本的な方向性を確立した。そして、温室効果ガス・廃棄物・化学物質の環境影響が大きいと判
断し、それらの環境への影響を抑えるために二酸化炭素の排出量について制限を設けるなどして、活動
に取り組んでいる。
京都大学は社会的に問題となった公害などに対し、すばやい対応をし公害の拡大を防いできました
進建物(建設/改装時から)の環境配慮設計が進められているとかいてあったので、建築学科のじぶん
としては、非常に興味がわいた。自分も、環境配慮設計の勉強をして環境にいい建築を創っていきたい
とおもう。
京都大学は、地域との協働事業として「風呂敶包みで京の街歩き&お買い物」プロジェクトによって、
ごみ減量を目指す試みを行いました。そのプロジェクトには、「つつみまいこ」さんという案内役を設
定し、地域に密着した親しみやすいプロジェクトとなっています。
web サイトを作成しているという点では一般的だが、個人として環境への配慮の具合がわかる形式にな
っている、身近なところから起こせる環境に配慮した活動などが簡潔に、かつわかりやすく述べられて
いる部分に好感が持てた。『いちにち いちエコ』など、小学生や園児にもとっつきやすい内容になっ
ており、ただ漠然と『環境に配慮しよう』といわれるよりも遥かに実践しやすい内容になっていた。
京都大学では、環境関連法令に関する部局の自己点検と本部による巡視が実施された。また、その法案
に改正があった場合は、その都度関係者に通知が行われた。そして環境関係法令に関わる基準を守るこ
とや必要届出を失念しないようチェックシートで確認出来るようになった。
環境マネジメントに関する監査報告にあった、排出水処理や廃棄物処理の徹底された活動に興味を持っ
126
2011 年度「環境報告書を読んで行動する技術」レポート集計
た。排出水処理において、食堂からの排出処理で除害施設の改善と残留油分の拭き取りの徹底によって
三年間で検出件数が約一割にまで大幅に減尐していて、実績もあり熱心な活動だと思った。
京都大学理学部研究科2号館で電力使用量の見える化システム「エネルギーマネジメント」を導入して
いる。これを利用したことによって、活動前に比べて最大約20%の電力使用量の削減に成功した。現
在もエネルギー消費は減尐傾向にある。
不要オフィス家具リユース活動として、「引き渡し会」を行っています。「引渡し会」とは、部署等の
移転に際し、不要になったオフィス家具を移転元の建物に残しておき、それを後日他の教職員が見に来
て、欲しい物があれば引き取るという効率的な活動です。
京都大学では 2007 年に「京都大学環境計画」「京都大学環境賦課金方針」をせいていし、環境負荷の
低減活動に取り組むための明確な目標を示している。また、2008 年には省エネルギーに注力し『環境・
エネルギー管理推進室」を設置している。
京都大学では環境賦課金方針に基づき、ハード面とソフト面で消費エネルギーの削減に取り組んでお
り、ウェブサイト内で学生および教職員が『エコ宣言』を行い、環境に配慮した行動をとることで省エ
ネを進める『エコ宣言ウェブサイト』を構築しました。
環境賦課金制度を活用し、省エネルギー設備の導入や ESCO 事業の実施を積極的に行いました。また
「エコ宣言」ウェブサイトの本格的な導入や、部局による削減目標の立案や自主点検の実施などにより、
構成員への環境配慮行動の啓発に努めました。 これら取り組みの成果として、2009 年度のエネルギ
ー使用量は前年度より 0.9%減尐し、原卖位では、1.7%減尐しました。
京都大学エコ宣言ウェブサイトに興味を持ちました。ウェブサイト上では携帯の充電器や卓上照明など
の電化製品のコンセントを抜いたり、エアコンの温度設定など具体的なものがあげられています。そし
て、すべての人がこれを達成すると CO2 の排出が一割減るそうです。ウェブ上なので、誰でも参加で
きるので広まってほしいです。
京都大学でリサイクル市を実施し卒業生から引き取ったまだ使える下宿品を譲り渡すなどしている。さ
らに電力計測システムを導入し省エネ活動に取り組んだり、環境教育を推進し環境を意識できる生徒を
育成している。
各部局が電力、ガス、水の消費量に一定の卖価を乗じた賦課金を拠出し、大学本部からの全学的資金と
あわせた資金を学内施設・設備の省エネルギー対策に充てる京都大学独自の制度で、2008 年度より導
入された環境賦課金制度。
京都大学では、全学的な省エネルギーのために、エネルギーマネージメント委員会が設置され、エネル
ギー管理者を部局等に配置して、パトロール、啓蒙活動が行われている。しかし、個人別で見ると、成
果はあまり出ていない。
Do(実施)、Check(点検)、Act(見直し)、Plan(計画)の4サイクルで環境マネジメントをしているところ。
計画の場所では環境影響評価の実施や法規制の管理が行われている。
京都大学エコ宣言ウェブサイトを作っていて、全員参加型のエコキャンパス化を目指している。個々人
が具体的な環境配慮についてエコ宣言できるようになっていて、実際に行動した場合の二酸化炭素の排
出量を計算することができる。
京都大学は環境委員会 E-COOP の学生が中心となり、生協由来の環境負荷や生協が取り組んでいる環境
活動などについて、まとめた環境レポートを 2002 年から毎年発行していることに興味をもった。学生
メンバーと職員が話し合いながら活動を行っていることもすごいと思った。
京都大学大学院地球環境学舎では、「京都大学次世代地球社会リーダー育成プログラム」の枞組みの中
で、外国人学生に教育・研究の機会を高めるため、国際環境マネジメントプログラムを開設し、地球レ
ベルと地域レベルの環境問題を解決しうる人材の育成を行っている。
京都大学では、多量の温室効果ガスが排出されています。これを削減するため、全ての構成員が参加し
て、省エネなどの環境配慮行動を実践することが重要です。そのために、「エコ宣言」を掲げ、ひと工
夫や、こまめな配慮で、相当量を削減することが可能と試算しています。宣言をすると、それによる削
減量の見込み(ある条件による試算値)もわかります。
127
2011 年度「環境報告書を読んで行動する技術」レポート集計
10.島根大学
低炭素社会,
環境マネジメ
14
ント活動, 24
循環型社会,
28
自然共生社
会, 2
<低炭素社会>
島根大学では、電力ナビ、クールビズ、ヲームビズなどを導入したことによって年間の電気消費量が大
幅に減った。また、それに伴って二酸化炭素の年間排出量も大幅に減っていた。熊大でも電力ナビを導
入してはどうかと思った。
島根大学の出雲キャンパスで、電力の見える化がおこなわれいる。そこでは大学の 6 箇所に電力ナビが
設置され、どれくらいの電気が使えわれているかわかるようになっている。
2009 年、島根大学では松江キャンパスで「CO2 排出量を 2003 年度比 5%削減」、出雲キャンパスで
「CO2 排出量を 2008 年度比1%削減」をエネルギーに関する目標として掲げていた。 松江キャンパ
スでは、ガスエアコンへの転換や大学としての省エネ対策、教職員・学生の努力により電力および重油
を大幅に削減し 2003 年度と比較して 10.4%の CO2 削減に成功した。また、出雲キャンパスは ESCO 事
業による省エネの達成・節約により CO2 の削減に成功した。しかし、一時的にガスの使用から重油の
使用に切り替えたことが原因となり、2008 年度比の 2.3%の増加となってしまった。 私たちもこうし
た取り組みをしっかり行なっていきたい。
節水を行うことによって二酸化炭素の削減に成功している。また、リサイクルの面に力を入れることや
ごみの収集の仕方の変更、冷暖房の効率向上のための様々な変更によっても二酸化炭素の削減が成され
ている。
松江キャンパスでは以前から省エネ対策として不要な電気機器の電源オフ、冷暖房の適切な運転管理、
階段使用やクールビズ、ウォームビズへの取り組み。出雲キャンパスでは電力の見える化をテーマに電
力ナビを設置して使用状況の把握および省エネに努めた。
生物資源科学部の、補助暖房をなるべく使わないように集中暖房稼働時間を延長するもの。集中暖房の
ほうが電力消費が多そうだけど節約になるらしいです。ポスター作成もしたそうです。
島根大学の看護部では紙の使用量を削減するため、連絡はメールを活用し、配布資料は両面印刷にする。
プレゼンテーションはパソコンを使う。資料は指定された場所以外に掲示しないなどの取り組みを行っ
ています。
不要な電気機器の電源OFF、冷暖房の適切な運転管理、クールビズやウォームビズに取り組み、電力
消費量を減尐させることで、二酸化炭素の排出量を抑えることができている。
私は低炭素社会について興味をもち、島根大学の環境報告書を拝見した。その中には、クールビズ、ウ
ォームビズに取り組み不要な電力消費を抑えることで、前年度比で 0.7 パーセント減尐に成功したとの
記述があった。
松江キャンパスでは、電力および重油の大幅な削減などにより、二酸化炭素排出量は 10.4 パーセント
削減している。ガスエアコンへの転換、大学での省エネ対策、教職員・学生の省エネ努力が大きく貢献
128
2011 年度「環境報告書を読んで行動する技術」レポート集計
している。
二酸化炭素排出量を抑えるために、島根大学では、重油ボイラーを使っていたのを廃止して、ガスエア
コンに変更した。その結果、二酸化炭素排出濃度を、50.5 パーセント削減することに成功している。
島根大学の松江キャンパスでは、電力および重油の大幅な削減の実施によって、二酸化炭素の排出量は
2003 年度と比べて10.4%削減している。また、ガスエアコンへの転換や、大学としての省エネ対
策、教職員や学生の省エネ努力をしている。
島根大学では、電力消費を抑えるために、電力ナビというものを設置している。これで、電力の使用状
況を把握するのだ。しかし、その結果、電力消費は増加したが、発電電力と買電をあわせた総合しよう
電力量は減尐した。
法令の認識が不十分なため基準値の超過が 1 件あった。ボイラー設備に地域企業と連携してエモルジョ
ン燃料を使用して暖房を行ってしたが NOx 値が超過してしまった。今後は再発防止策を実施するそう
だ。
<循環型社会>
島根大学では、松江キャンパスでは学内のゴミ箱非設置、出雲キャンパスでは生徒や教員、さらに患者
や来客が一体となって清掃活動をするなどの活動をしていました。また、情報システム化に乗じてペー
パーレス化・情報電子化による古紙削減にも成功しています。
島根大学の松江キャンパスでは、原則としてゴミ箱を設置していない。変わりに『資源リサイクルステ
ーション』を設置している。また同大学では、古紙回収への意識を高めるため、全学年に向けた月一回
のメール配信を行っている。その内容は、古紙の回収日や回収場所、古紙回収状況などである。
私は島根大学の学内環境の整備について興味を持った。それによると、学生はボランティアで落ち葉拾
いをしたり、地域住民の要望を聞いてそれに応える対策をするなどの活動をしているようだ。その学生
たちの意欲と地域との連携は、今後の環境問題の対応にもよい結果を生むだろう。
環境負荷の尐ない製品・サービスなどの調達に努めており、物品を納入する事業者などに対してもグリ
ーン購入法を推進するように働きかけている。また、物品を納入する際の低公害車の利用についても事
業者に働きかけている。こうして大学だけでなく、幅広い域で環境保全に配慮している。目標設定を行
った品目に関しては、99.1 パーセントもの製品・サービスにおいて環境負荷の尐ないものの調達が実現
した。
島根大学の松江キャンパスでは、生活系ごみの削減と紙資源の効率的利用に向けての取り組みが行われ
ている。キャンパス内には原則的にごみ箱が設置されておらず、古紙回収日や回収場所の通知メールな
ども送られている。
島根大学の松江キャンパス内では原則としてゴミ箱を設置していない。そして古紙回収量やゴミの排出
状況についての広報を月1回出している。これによりゴミ排出と古紙回収の現状の把握とゴミ排出に対
する意識向上を図っているようだ。また世界環境月間である6月に全学の構成員に呼びかけてキャンパ
ス一斉清掃を実施している。
島根大学の松江キャンパスでは、キャンパス内に原則としてゴミ箱を設置せず、学内に2箇所ある、
「資
源リサイクルステーション」に分別、持込を行っている。
島根大学では、古紙回収日や回収場所についてのメールを配信したり、込みの排出状況についての広報
をしている。それによりごみの排出抑制などの意識向上を図っている。また、6月にキャンパス一斉清
掃を行ったり、裏紙を使うなどして紙の使用量の削減。松江キャンパスにおいてはゴミ箱を設置せずに、
学内2ヶ所に設置してある「資源リサイクルステーション」に分別・持込をするようになっている。大
学と大学構成員が一体となってごみの低減に取り組んでいる。
島根大学では、環境物品などの判断基準を超えるものや、エコマークが表示されているものなどのよう
に環境に配慮されている物品を積極的に購入している。現在の調達率は99.1%であるが、100%
を目標に掲げている。また、物品の納入に際しては、できるだけ低公害車の利用に努めている。
島根大学では、古紙回収量の向上と再資源化の促進のために、キャンパス内にゴミ箱を設置せずに「資
源リサイクルステーション」でのごみの分別回収や、古紙回収日・回収場所の通知メールの中で、前月
の古紙回収量やごみの排出状況についての広報を行うことによる、構成員はごみの排出状況や古紙回収
129
2011 年度「環境報告書を読んで行動する技術」レポート集計
の状況について現状を意識し、ごみの排出抑制や古紙回収への意識向上を図っている。
島根大学は、PDCA運動を行っており全てのキャンパス、学部での活動を記載しておりすごく環境問
題に力を入れている。その中でも気になったのは、ゴミステーションのゴミがきちんと分別されている
かをチェックしていたということである。
島根大学の松江キャンパスでは、原則ゴミ箱を設置せずに「資源リサイクルステーション」にてゴミを
分別する。コストが割高であることには目を瞑ってでも、可燃ゴミの排出量低減に努めていく。
島根大学では、グリーン購入の促進をしている。グリーン購入とは環境負荷の尐ない製品・サービスの
利用のことである。たとえば、再生紙を使うことがあげられる。同大学では、目標設定を行う品目の目
標を 100%としていたが、平均 99.1%の調達実績となっている。
循環型社会を形成するための一環として、島根大学では原則としてキャンパス内にゴミ箱を設置せず、
「資源リサイクルステーション」でごみを回収している。費用として1000万近く増えるのに環境の
ことを配慮して行っているこの活動に僕は妙味を持ちました。
紙の削減方法としては、携帯やパソコンによるメールで送る。コピー用紙の削減方法としては、両面印
刷を心がける。不必要なコピーは行わない。プレゼンテーションなどはパソコンを利用する。掲示には
決められた掲示板だけに掲示をする。
島根大学看護学部の紙の使用量削減に興味を持った。大学の専門教科の授業では大量の配布資料が配ら
れる。島根大学ではこのような資料を必要最低限にしている。また、紙のサイズを小さくしたり、購入
枚数を調整し無駄遣いをなくしているのもよい取り組みだと思う。
生活系ごみによる環境負荷を低減するために、リリパック回収率を向上させ、生活系ごみが尐なくなる
食事スタイルへの転換を進め、ペットボトル、缶、ビン、古紙等の再資源化を進める。
環境月間を設置。キャンパスグリーンデイという日を設置し、各学部ごとにキャンパスのごみ拾いをす
るという活動。ペットボトルのキャップを回収し、NPO 法人へ送ることで、世界の子供たちへポリオ
ワクチンを届ける活動。
私は、島根大学の実験系廃棄物および資源の再利用に興味をもちました。環境協力ということで、蛍光
灯や乾電池のリサイクルの周知のために PDCA 活動をしているということです。実験系廃棄物の再利用
については周知が不十分であることに着目していて、これからの活動に期待できそうだと思いました。
島根大学の松江キャンパスでは原則としてゴミ箱を置いておらず、ごみの処理費用の低減へむけて、構
成員は学内に設置してある「資源リサイクルステーション」へ分別・持ち込みをしている。
資源価格が下落しつつあるが、古紙を売却して、紙の再利用を促進している。キャンパス内に基本的に
ゴミ箱をおかず、「資源リサイクルステーション」を二箇所設置して、そこでの持ち込み・分別を促し
ている。グリーン購入・調達を推進しており、目標は 100%;だったが、実質達成率は 99.1%;であった。
島根大学の出雲キャンパスでは、教職員や学生のほか、外来・入院患者さんと関係者が活動していて、
年間900万枚を超える使用済み印刷用紙がごみとして排出される。そこで、両面印刷、裏紙の活用や、
会議のペーパーレス化など各部署で工夫して紙の削減に取り組んでいる。
キャンパス内に原則としてゴミ箱を設置せず、学内に 2 箇所設置されている「資源リサイクルステーシ
ョン」へ持つ込むこととなっている。これにより、2008 年度は可燃ごみが 2007 年度と比べてマイナス
20 トンの大幅な減量を達成し、処理費用も約 80 万円の節約となった。
学内にゴミ箱を設置せず、学内に二箇所設置されている「資源リサイクルステーション」に分別・持込
をしていること。キャンパス一斉掃除を行っている。エコマークが表示されていて環境保全に配慮され
ている物品を調達している。
島根大学では、全学の構成員に呼びかけて、キャンパス一斉清掃を行っています。こと、環境問題にお
いては、一人一人の意識の高さが重要になると思うので、全員が環境のことを意識するような活動を行
うことは非常に大切だと思います。また、島根大学はグリーン購入にも力を入れており、環境に配慮し
ている大学だと思いました。
グリーン購入において、島根大学も「環境物品等の調達の推進を図る方針」を定めている。島根大学は
目標設定を行う品目についてはすべて100%を目標にしていた。しかし平均99.1%であり目標に
は届かなかった。99.1%でも素晴らしいことだが、島根大学はあくまで100%を目指して足りな
かった分の原因を分析をしていた。私はその妥協のない活動に興味を持った。
130
2011 年度「環境報告書を読んで行動する技術」レポート集計
島根大学では、電力量の削減を目標にし、電力の見える化をテーマに電力ナビを6ヶ所に設置し、使用
状況の把握および省エネに務めていた。その結果使用量は増加したものの、総電力使用量は大きく減尐
した。
島根大学では、木炭の敶設によってアトピー性皮膚炋を抑制する研究が行われている。チップ化した木
材を高熱で処理し、床下、天井に敶設することで、室内の湿度を調節し、アトピー性皮膚炋を改善しよ
うとするものである。
<自然共生社会>
グリーン購入を行っている。島根大学では、環境負荷の尐ない製品などを推進している。またその実績
を関係省に報告している。グリーン購入法適合品が存在しない場合でも、エコマークがついている環境
保全に配慮されている物を買っている。
アトピー性皮膚炋患者に対して、調湿木炭を家屋に敶設することで、角層機能を改善する効果が期待で
きる。という、環境に貢献する研究に興味をもてた。というのも、自分がアトピーであったときがあっ
たからだ。とても痒かった覚えがあり、つらかったために、はやく研究をすすめて欲しいし、自分も研
究に加わりたくなった。
<環境マネジメント活動>
環境マネジメントシステムの見直しを行った。ISO14001の認証を取得している。その後、毎年
定期審査の合格および新たに範囲を拡大し、全国初の全キャンパスでの認証取得を果たした。環境報告
書自体が大変見やすく、社会に開けていると感じた。
島根大学では環境マネジメントの見直しをするため、大学の活動が計画に沿って行われているかをチェ
ックするために教職員と学生で内部監査チームを作り、年1回内部監査を行っている。PDCA サイクル
の通りに監査を行い、不適合事項を改善している。
島根大学は結構環境マネジメントをがんばっているなと思いました。まず、iso14001 の取得が多いです。
キャンパスごとにとっています。環境教育も充実していると思いました。熊本大学よりもすごいです。
報告書も表がしっかりしていてとても見やすいです。なかなか目立たない大学ですが、こういう大学を
もっと見習っていくべきだなあと思いました。
自然と共生する持続可能な社会の発展を目指し、1999 年から環境マネジメントシステムへの取り組み
を始めている。その結果、2009 年には ISO 定期審査に合格している。特に、環境研究においては、大
学で定めた目標を上回る成果を挙げている。また、定められた手順を遵守しているかどうかを確認する
ための内部審査も行っており、より良い環境マネジメントシステムを目指している。
学生 EMS 委員会による、学生の支店から学内環境の改善をするという活動。4 月には新入生に向けて、
学内の環境に関わるルールなどを知ってもらうためのスライドやオリエンテーションを行う。5 月には
緑のカーテンを目的としたゴーヤの植え付け、6 月には島大環境サミットという学内環境についての意
見交換の場を設けている。その他にも、キャンパス内の落ち葉清掃や内部監査など様々な活動を行って
いる。学生だけでなく、教職員とともに環境改善活動を 1 年を通して行っている。
松江キャンパスでは、環境教育、環境研究、エネルギー、生活系、実験系、キャンパス・アメニティ
という6つのカテゴリーごとに8項目の環境目的を策定し、その下に12項目の環境目標を掲げ、実現
に向けた活動をしてきた。出雲キャンパスでも7つのカテゴリーを策定し、同様に活動を実施した。
PDCAサイクルをきちんと守っている点に驚いた。ほぼすべての活動で目標を達成し、次の課題も見
つけている。特に大学内にとどまらず環境寺子屋や付属の小中校との連携によるエコ活動という学外の
活動に精力的に企画、参加しているのは意外だった。熊本大学の一員として自分も、まずはできること
から、積極的にエコ活動をしていこうと思う。
未解答
島大の学生組織である学生 EMS 委員会では、学生が自らの視点で学内の環境の改善をすることができ
ないか考えて、学内環境の改善を目的とした活動を行っている。また、学生独自の活動だけでなく、教
職員と一緒に環境改善活動も行っている。
131
2011 年度「環境報告書を読んで行動する技術」レポート集計
島根大学では、環境に配慮した取り組みとして環境マネジメント活動の一環であるPDCAサイクルが
取り入れられていた。講義を設け(Plan)、その中でグループディスカッションを行い、学生が活発に活
動し(Do)、グループディスカッションや講義全体の活動を評価し(Check)、反省点などを見直す(Act)、
というものだった。
島根大学では、環境マネジメント活動の見直しを行った。教職員・学生による内部監査が、年一回、キ
ャンパスごとに行われている。監査内容は大学での EMS 活動が計画に沿って実施されているか、自ら
定めた手順を順守しているかなどが調査された。
島根大学では、環境マネジメントシステムの一環として、キャンパスごとに具体的かつ明確な環境目
的・目標達成度を示している。その中でも、すべての項目で評価の高かった出雲キャンパスの環境研究
について紹介する。この研究の多くは、最終的にWebや広報を使って一般公開し、より多くの人がそ
の研究を理解できるものとなっている。ここでわかることは、自分たちの取り組みを多くの人が知るこ
とで、周りの人たちも「環境に配慮した活動をやっていこう」という意思の形成ができるということで
ある。
島根大学は、全教職員、学生の協働のもと、自然と共生する持続可能な社会の発展を目指して、研究教
育の普及・医療サービス管理の実施により、市民とも協働して地域環境および地球環境の改善に努めて
いる・
大学での EMS 活動が計画に沿って実施されているか、自ら定めた手順を順守しているかなどのチェッ
クを行う内部監査員の養成を目的として、「内部監査員研修」を行っている。
島根大学は研究成果の普及、医療サービス管理の実施により、市民とも協議して地域環境および地球環
境の改善に努めている。また、環境と調和する施設整備を進めるとともに、学校全体で快適な学内環境
の構築に努めている。
島根大学では 2006 年に ISO14001 認定を取得し、2007 年から 2009 年にかけて毎年 ISO 定期審査を受審
をし、合格している。熊本大学以外にも ISO14001 認定を取得している大学を発見でき、うれしく思っ
た。
島根大学の、環境研究成果の普及を推進するという活動に一番興味を持った。この活動は市民などの環
境意識を高めることが目標の活動である。研究結果を大学内だけでなく、市民にも広げてより大きな環
境向上を進めている。
教員や学生によって EMS 活動が計画的に実施されているかチェックされておりよい面や悪い面の見直
しが行われている。また、ISO14991内部監査院研修を行い内部監査員の資格の取得や「内部監査
員スキルアップ研修」を行い内部監査を実施した。
島根大学環境マネジメントシステムには、学生組織だ存在しており、学生 EMS ニュースの定期発行を
している。また、キャンパスグリーンデーが開かれ、学内全体で環境 ISO を取得している。JQA による
定期審査が行われている。
グリーン購入・調達循環型社会の形成のためには、再生品などの供給面の取り組みに加え、需要面から
の取り組みが重要であるという観点から、制定された「国等による環境物品等の調達の推進等に関する
法律(グリーン購入法)」を順守し、環境負荷の尐ない製品・サービス等の調達を推進する。
私が興味を持ったものは、島根大学の環境マネジメントについてです。様々な分野に細かく分けて、そ
れぞれが取り組んでいました。しっかりとした目標を設定し、それに向けて努力する。環境改善に取り
組もうとするにあたって、重要なことだと思いました。
島根大学では、環境教育を行う人材育成において教育場面のすべてを包含する体系的取り組み「環境寺
子屋プログラム」を行っていて、教職員や、学生が大学での EMS 計画がきちんと実施されているか、
自ら定めた手順を順守しているかの調査を年1回行っている。
島根大学では「指定容器に貯留し、他区分の廃液と混合してはならない」と規定しているが、複数実験
室で容器に2区分の表示があった。その改善結果として、すでに使用されている併記された容器につい
ては、表示を消すよう、関係各位に対し周知し、併せて各場面で周知・徹底を実施した。
環境マネジメント活動を医学科と看護学科がしている。医学科では体内のホルモンバランスについても
もちろんあるが。環境ホルモンの授業などもとりおこなっている。医学科にちなんだもの以外にも活動
をしている。看護科でも同様に人間に関すること以外にも環境についてのテーマで授業をしている。島
132
2011 年度「環境報告書を読んで行動する技術」レポート集計
根大学は環境教育に力をいれて、充実を図っている。
133
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